登場ころねすきー紹介(たぶん非実在だと思う)
アルファ 一般リスナーのころねすきー。圧を掛けてくるころさんが好き。ころさん以外の他の女のところに行くときに罪悪感を感じるようになった。
ブラボー おっぱい大好きころねすきー。弱気になったころねちゃんが好き。配信中はたぷたぷと揺れるおっぱいばかり見ている。新衣装の部屋着で魅せる谷間と通常衣装のパツパツなおっぱいが好き。公式おっぱいマウスパッドを揉みすぎて右手が腱鞘炎になった。
チャーリー 性欲旺盛で生ハメ大好きなデカチンころねすきー。女子力が高くて可愛いころさんが好き。ころさんのエロ同人を買って、食事を忘れて読みふけったものの、ころねをオカズにすることに強い罪悪感を覚えて射精できなかった。その日の夜にキンタマがパンパンになって大量夢精した。
デルタ フェラチオ大好きころねすきー。甘えてくるころねちゃんが好き。よく『あむあむ』している口が好きすぎて、それだけで抜けるらしい。表情の変化で気分や思考を察することができるようになった気がしているが、実は気のせい。杞憂民一歩手前まで陥っていることに本人は気づいていない。
エコー アナルスキーな短小ペニスのころねすきー。毎日ころさんで抜くぐらい、なんかこうエロい雰囲気のころさんが好き。大好きなころさんをつい性的な目で見てしまって、配信を素直に楽しめないのが最近の悩み。
『コロニーじゃなくて、ころねをオとそう』。
ある日のころねすきーは、そう考えた。それぐらいヒマ……だったのではなくて、推しているアイドルを好きな気持ちが、つい爆発してしまった。
その危険すぎる思い付きに同調した、同族たちがモリモリ!ベキベキ!ゴリョゴリョ!と身体を生やして立ち上がる。
「「「「「――行くぞ!」」」」」
その異変のシンクロニシティはまるで、エジプトに向けて旅立った……あの、不思議な冒険の始まりのようだった。
奇妙なアレとか死刑囚とか、いろいろ混ざっているというのに……ころねのことしか考えないように調教されているころねすきーたちは、誰もそのことに触れなかった……。
――――――
ところで……ころねすきーは、戌神ころねに勝てない。立場的にも、心情的にも。そういう関係性なのだ。
ちょっとでも反発や浮気をすれば、あのキョロっとした四白眼で圧をかけられるし、調子に乗った態度を取ればしばきあげパンチングでボコボコにされる。赤色のピキピキピーマンを生やしても、可愛い泣き声でその刺激的な感情の炎は鎮火させられる。
日頃のことを考えれば、〝そんなこと〟は明白だった。ころねのおかげでマゾヒズムな性癖に目覚めたころねすきーも少なくないわけで……ころねの圧が気持ちよくて、お尻に敷かれること自体が心地よくなってしまうのだから、どうやっても勝ちようがないのだ。
――しかし。この筋骨隆々で精気滾る身体を手にしたのなら話は別だった。
「……ホントにやれるのか? そんなことをしたら……後でしばきあげパンチングを喰らって、歯をボコボコに折られるんじゃないのか……?」
一般代表『アルファ』は懸念した。
「そんなの、ご褒美にしかならないさ。パンチをすれば、おっぱいが揺れるからな……その視覚的な幸福で、ダメージは帳消しになるハズだ」
おっぱい大好き『ブラボー』は懸念を笑い飛ばした。
「そうだ。たしかにリスクは背負う……が、それに見合うリターンが俺たちを待っているんだ!」
デカチン『チャーリー』は腰を振り、妄想の中にいるエッチなころねとのエアセックスを楽しんでいた。
「そのリターンを考えれば、命だって惜しくない……それに……こうでもしないと、ころねちゃんには一生勝てないからな」
フェラさせ魔『デルタ』は、閉じたまま開かない目をギラリと輝かせた(ような気がした)。
「理屈とか理由なんてどうでもいい……俺たちは……ころさんとエッチがしたいだけなんだから……!」
エロガッパ『エコー』の渾身のガッツポーズがギュピリと音を鳴らし、戦士たち全員が同調した。
こうして5人の頼れる仲間が集った今……ころねすきーたちに勝てない道理はなかった。
『いきり立つペニスはここに五本もある……これは、指の数と同じだ……なんだ、勝てる気配しかない……』。
その場に居た誰もが勝利を確信していた。愛しのころねと、ムフフなエッチをすることしか考えられていなかったのだ。
勝気に満ちたころねすきーたちは、いつものニコニコ顔で、配信を終えたばかりのころねの部屋に足を踏み入れた。
「ころさん! 例のゲーム機を持ってきたから……一緒にゲームしようよ! ただやるだけだとつまらないし、罰ゲームアリで!」
「ゲームぅ? まあ、そん――あぐぅっ、そのハードはまさか……!?」
「あの時話題になってたから、俺たち全員買ってみたんだ! ころさんと一緒に遊びたくって、わざわざ買ったんだ! だからヤろう!! ね!!!!」
「あ、う…………い、イーヨ……」
アルファのまくし立てるような交渉で、決死の作戦は始まった。
プレイするのは、ころねすきーなら全員が知っているであろう、あの因縁のゲームだった……『一緒にやる』との言質があり、逃げられなかったころねは応じることしかできなかった。
最大12人対戦が可能なゲームだが、参加人数に合わせて3対3のチームに分かれてプレイ。勝敗が決まってからチームをシャッフルし、一番負けた回数が多い人が敗者となるようにルールを設定した。
「あぎゃーっ! ころさん助けてー!」
「おいおいおい、どこ行っとんねん!? スタンプしか見えないし、こぉねが一人ぼっちになって……あーっ!!」
「あ、あの農民一人だぞ! やっちゃえ、やっちゃえ! 囲め囲め~っ!」
「あらよー!? 画面が手裏剣ばっかり!? ずりーだろそれぇ!?」
「うわ~! ころさんどこ~? あ~、やられちゃった~!」
「あぁん!? ふざけんな、生き返ったばっか…………ちょっとー!? こぉねも死んでんじゃねーか!?」
ころねの敵は普通に敵だが、味方すらも敵だった。3対3なのは表面上の取り決めのみで……その裏では、お互いに示し合わせた勝利の方程式がガッチリと噛み合っていた。
『ころさん(ころねちゃん)とエッチがしたい』。その欲望だけが共鳴し、一糸乱れぬ連携力を生んでいた。