※この作品はR-18です。

バンド少女は咲き乱れる   作:敷き布団

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ジーク・フリューゲル様からのリクエストです。
今回は「ふたなり」の要素が含まれます。苦手な方はご注意ください。
リクエストしていただきありがとうございました。



お姉ちゃんは恋人に【リサ×沙綾】

「あ、雨だ」

 

折角のデートだったのに、なんて溜息を吐く私の隣でリサさんは小さな声でそう呟いた。

 

「どこかで雨宿りします?」

 

「んー、そうだねー」

 

傘を持たない私たち。困惑する私の手を引いたのはリサさんだった。

 

「行きたいところあるんだけど、行こっか?」

 

「え、はい!」

 

雨を避けるように駆け足で、私たちは近くの屋内へと駆け込む。雨の夕霧に包まれた建物へと私は連れて行かれ、リサさんの瞳を覗き込んだ。その瞳は雨中の灯りのように揺れていた。

 

「ここって」

 

「良いから……。おいで?」

 

暗く、それでいて妖しい雰囲気を醸す建物は、私の考えている施設で間違いなかった。所謂ラブホテル。情欲に疼く者の集う場所。

 

「……ふふ、沙綾甘えん坊だね」

 

それはつまり、私が堂々と人目を気にせずにお姉ちゃんに抱きつける場所。けど。

 

「え?」

 

私の頭を撫で回しながらも引き離そうとされて、私は思わず頭を上げた。

 

「濡れてるでしょ、お風呂入ろっか?」

 

「わっ」

 

濃いピンクの灯に彩られたお風呂場。私を連れるリサさんの手は柔らかい。濡れた衣服を私が弟たちを躾けるように脱がしていくその手つきも優しかった。

 

「風邪引いちゃうから、ね?」

 

リサさんは浴槽にお湯を貯め出すのと同時に私の体に温かなシャワーをかけてくれる。濡れてしまって冷えた体にそれは熱すぎるほどだった。

 

「沙綾は身体も綺麗だね〜、こんなにスリムなのによくドラムとか叩けるよね」

 

「そ、そうですかね?」

 

「うんうん☆ じゃあ洗っていくからね」

 

「……はい」

 

照れて熱った体の上から温い泡が塗りたくられる。ボディソープの柔らかな手触りの奥にはリサさんの温かい手が隠れていた。

 

「んっ……」

 

「あはは、くすぐったいの?」

 

「はい、ちょっと」

 

そんな時だった。それまで何の素振りも見せなかったリサさんが私の後ろに回り込んで。

 

「あっ」

 

「ふふ、こうやって洗うの、良いでしょ?」

 

「はいっ……んっ」

 

洗うなんてただの口実だ。リサさんは絶対に楽しんでやってる。泡だらけの掌は私の胸の上を滑り、体中を舐め回すように這いずり回っている。

 

「こういうの嫌い?」

 

「好きっ、です、んはぁ……」

 

そして耳の奥までそんな蕩けそうな声で犯してくるのだ。

 

「んっ?! そこぉ」

 

「触って欲しそうだったのに、違ったのかな?」

 

「そんなことぉ、んっ! はぁっ」

 

抗議しようと目線を送れば、その不意を突いて耳の奥までリサさんの吐息がかかる。そしてそれに狼狽えれば、またも私の秘所は弄ばれ、それの繰り返しだった。

 

「もぉっ、リサさんっ、悪戯しすぎぃ」

 

「あはは、沙綾が可愛すぎてつい、ごめんね?」

 

「……良いですけど、今度は私が洗いますからね?」

 

私は形勢逆転をかけ、泡を手に取る。そして体の線をなぞっていくのだが、それにしても美しい体のライン。絞っているのかと思うほどに細く、それでいて扇情的な質感。

 

「んっ」

 

「あっ、ご、ごめんなさい!」

 

体を撫で回すのに夢中になっていた私は思わず、リサさんの乳房に触れていた。私のよりも柔らかく顔を埋めたいほどに母性に溢れている。

 

「良いんだよ、ほら、洗わないと……」

 

「わっ、あっ……」

 

私が慌てて手を退けたのに、リサさんは却って私の腕を掴んで胸の方へと持っていく。私はその誘導に乗せられ、誘惑には勝てずに揉みしだく。あぁ、柔らかい……。

 

「……じゃなくて! もう! 流しますからねっ!」

 

「あはは、怒らせちゃった? 早くお風呂入りたいもんねー?」

 

悪びれる様子のないリサさんは的確に私の心も見抜いていた。普段見ない大きな浴槽に早く私はリサさんと2人で浸かりたかったのだ。2人で泡を流して、リサさんに支えられながら、白い大理石のように輝く浴槽に入る。腰ほどの高さのお湯はシャワーよりも温かいけれど、上半身はやはり少しだけ寒かった。

 

「あっ」

 

「こうしたらあったかいでしょ?」

 

「えへへ、はい」

 

最初並んで入っていたのに、気がつけば後ろからリサさんが私に抱きつきながら浸かっていた。けどきっとリサさんのことだから。

 

「ふー……」

 

「んっ、やっぱりですか?」

 

「嫌?」

 

「じゃないですけどっ、んっ、あっ……そこっ」

 

やっぱり私はリサさんの掌の上だった。

 

 

 

「ふぅ。良いお湯だったね〜」

 

リサさんはベッドに腰掛けドライヤーで軽く乾かした髪を備え付けのタオルで拭いている。リサさんの髪は相当長い。きっと乾かすのは私よりも大変だろう。現に私の髪はリサさんに乾かしてもらったこともあってかかなり乾いていた。

 

「その、もうちょっと私が乾かしましょうか?」

 

「んーん、良いんだよ? それよりも沙綾、ここ、空いてるよ?」

 

「……ずるいですね」

 

私は吸い込まれるように、その太腿に頭を乗せる。

 

「冷たくないですか?」

 

「あったかいよ?」

 

目を瞑り、リサさんの鼻歌を聴く。この膝枕に飛びつかない方がおかしい。だって柔らかくて、それから頭も撫でてもらえて。

 

「……可愛いなぁ」

 

「リサさんだって」

 

ここにいるだけで生きていることの喜びを感じるのだ。

 

「……拭くのこれぐらいかな、おいで?」

 

私は呼びかけに答えてムクリと起き上がり。

 

「……ふふ。甘えん坊」

 

両手を広げて待つリサさんの胸に飛び込む。仕方がないだろう。私はこのお姉ちゃんに甘えることに依存しているのだから。この抱擁は何物にも変え難い。掌が後ろ頭を包んで、私はこの柔らかな胸に埋もれて、お姉ちゃんの匂いすら堪能できるのだ。まさに桃源郷であった。

 

「……お姉ちゃん」

 

「いい子いい子……」

 

頭を撫でる手を一旦休め、リサお姉ちゃんは私の顔をそっとあげて、小さく麗しいキスをした。その姿は小悪魔で。

 

「……しよっか?」

 

私はそんな艶美な誘いに頷く他なかった。

 

「じゃあうつ伏せになろっか?」

 

「……こう?」

 

「そうそう」

 

いつもとは違う体勢で私はお姉ちゃんに包まれる。柔らかく私の体は揉み解されて、たまに素肌を撫でられる。顔が見えないことで余計にドキドキと胸が煩かった。

 

「気持ち、いいです」

 

「でしょ? これしたら友希那も喜んでくれるもん」

 

私は友希那先輩の名前を耳にして、ちょっとだけモヤモヤとした。

 

「……でも沙綾だから、特別ね?」

 

「え」

 

ちょっとだけ冷たくてトロリとした液体が私の背中に馴染んでくる。不思議な浮遊感を感じつつも、揉み解される体から気力が抜けそうなほど気持ち良い。何より、さっきのモヤモヤはもういない。こういうところが上手くて、ズルいのだ。私だけのお姉ちゃんのズルいところ。

 

「んっ……」

 

「あれぇ? 感じてきちゃったの?」

 

「ちがっ、んっ」

 

けれどおかしい。なんだか体が熱くなって、風呂の後を加味しても熱い。ドキドキする。

 

「これ、気持ちよくなれるお薬入ってるから、仕方ないんだけどね?」

 

「えっ? んんっ?! んーーー」

 

私は急に立ち上った快感に思わず顔を枕に押し当てる。なんとか声は漏れずに済んだけど、お姉ちゃんの攻めの手は止まらない。体のあちこちにお薬を塗り込んで、フェザータッチと指圧を使い分けて身体中に電気が流れて。

 

「んひぃっあっ!」

 

遂に、アソコを触られて私の体は我慢できなくなった。思わず腰が浮く。けれどお姉ちゃんの手は止まることを知らない。

 

「あっ、んああっ!」

 

「ふふっ、可愛いね。それじゃそろそろ……」

 

ビクビクと震えながらも四つん這いになった私の乳首にいつもの玩具が取り付けられて、振動音が響く。それも胸からだけではない。私の後ろからも。

 

「いくよ?」

 

「はっ、いいっ、んんっ?!」

 

アソコにも振動が襲ってきた。マッサージ器を押し当てられ、私は無様にも痴態を晒しているのだ。いつもの情けない私をお姉ちゃんに見てもらっているのだ。

 

「今日はこっちもかな?」

 

「んへっ、あっ、そこぉっ?!」

 

冷たい感覚がして、私は思わず腰を震わせた。今まで決して攻めてこられなかったお尻の穴。決して何かを挿れる場所じゃないのに。けど、何故か私の体はその玩具を受け入れられたのだ。

 

「あっひぃっ?! んはぁん!」

 

「ふふ、変でしょ?」

 

言葉の意味が分からないほどにムズムズして、同時にあちこちを攻められて、私はすぐに限界を迎えた。

 

「イ、クぅぅっ!!」

 

大きく腰を反らせたけど快感には耐えられず、私の体は崩れ落ちる。

 

「あ、あ……」

 

「本番これからだよ?」

 

「へ……」

 

仰向けに倒れた私はその腰につけられたソレに目を奪われる。

 

「ここ、欲しいでしょ?」

 

以前もこれに狂わされたのだ。私のアソコの全てを埋め尽くすような。

 

「んああっっ?!」

 

お姉ちゃんのペニスバンドが深くまで挿入される。けれど優しいから痛く感じないように私の胸を吸ったりして、気を紛らわせてくれた。そんなことされなくても受け入れる準備は出来ていたというのに。

 

「んっ、はぁっ!」

 

「ほらほら、もっといくよ?」

 

「んひぃっ、んああっ、あぁん!」

 

乳首も弾かれ、それどころか新しく加わった後ろの穴の快感。そしてお姉ちゃんの慈愛に満ちた口づけ。すぐに快感は這い上がってくる。

 

「んんっ、んっ! んんっ?!」

 

またも腰が跳ねて、快楽に溺れそうになった。けれど、なんだか私は欲張りになってしまったみたいだ。

 

「んっ……沙綾はイッたところも可愛いなぁ」

 

「お姉ちゃん……」

 

「ん? どしたの?」

 

「もっと……足りないよ」

 

「……へぇ?」

 

「お姉ちゃんの愛で、私を満たして……?」

 

おねだりしないと、ダメな体になってしまったのだから。そんな私を見ても、お姉ちゃんの余裕は変わらない。それどころかより一層艶な笑みで私に寄り添って。

 

「そっかぁ。じゃあ沙綾が狂っちゃうぐらいに愛してあげようかな?」

 

「……うん」

 

これだ、この高揚感が欲しかったのだ。お姉ちゃんが私に注ぐ無償の愛と次に何が起きるか分からない高揚感。作り物じゃない、本物の愛。

 

「じゃ、これを」

 

「……何?」

 

お姉ちゃんが取り出した小さな錠剤。それを飲み込むと、何故かお姉ちゃんは私の愛液まみれのバンドを取り外す。

 

「……何して」

 

「これ、すごいんだよ?」

 

「へ、……わっ」

 

どういう仕組みか、なんと。

 

「おっきい……」

 

「これで、一杯愛してあげるからね?」

 

生えてきたソレは純のよりももっとおっきい。なんだか愛おしくなって、目の前で揺れるソレを咥えてみた。

 

「んっ、いきなりフェラなんて、大胆だね……」

 

「んっ、れろっ、ん」

 

何故か匂いを嗅ぐだけでムラムラとする。不思議な感じ。

 

「ん、んぷっ、んっ! んはぁっ、はぁっ」

 

「沙綾の口の中、気持ちいいね? じゃあ次は胸でご奉仕してもらおうかな?」

 

「……する!」

 

お姉ちゃんが何故かとっても愛おしく見えて言われた通りに胸で挟んでみる。そこまで胸が大きくないからしっかり挟まないけど、お姉ちゃんの教えに沿って、ゆっくりと舐めながら動かしてみた。

 

「んっ、上手っ、あっ……」

 

「お姉ちゃん……気持ちよくなって?」

 

「あっ沙綾ぁ、好きっ、あっ」

 

「私もっ、んっんっ、好きだよっ」

 

「あっ、そんなこと、言われたらぁっ、イクっ!」

 

数度脈動して白いドロっとした液が吐き出される。あまり感覚は分からないけど、これが気持ちいいということなのだろうか。まるで私がさっきお尻の穴を責められた時のように。なんだかそう考えるとこの肉棒が愛そのもののように感じて、嬉しくなって色々と弄ぶ。お姉ちゃんの反応も、あちこち触れてみると面白いほどに可愛い声を上げてくれる。私の頭に浮かんできたのは、早く愛されたいという想いだった。

 

「……お姉ちゃん、私を愛して?」

 

ベッドに寝転んだ私は脚を上げ、指で割れ目を開く。お姉ちゃんは少しだけ呼吸を荒げて倒れ込んでくる。

 

「いいよ、アタシの可愛い沙綾……」

 

沈み込んだ肉棒はペニスバンドなんかと違って温かくて、心まで満たされる。

 

「あっ、すごい……」

 

愛が、分かる。お姉ちゃんが私に注いでくれる無限の愛がここにあるのだ。

 

「んっ、はぁっんっ、はぁっ!」

 

「沙綾の膣内、すごいよっ」

 

「あっ、んはぁっ、熱いぃっ?!」

 

燃えるように熱いペニスの抽送の新しい感覚に私は悶えていた。そしてお姉ちゃんの温かな体。

 

「んはぁっ、あっ、やばいっ、よぉっ、お姉ちゃん!」

 

「あっはぁっ、アタシもっ、うっ、はぁっ!」

 

私は咄嗟に脚をお姉ちゃんの腰へと回してホールドする。それに応えるようにお姉ちゃんの抱擁が私を包んだ。

 

「あっ、またっイクっ! んっ、んんっ!」

 

「沙綾っ、出すよっ、中でぇっ、んっんん、んあっイクっ♡」

 

膣内に熱い精液が吐き出されて、私の意識も途切れた。

 

 

 

私が次に目を覚ますと、隣でお姉ちゃんが私を見て微笑みかけていた。

 

「よかった、おはよ」

 

「……お姉ちゃん、ありがと」

 

「へ? ふふっ」

 

お姉ちゃんの存在はかけがえのないもので、その癒しに何度救われただろうか。

 

「……もうアタシがお姉ちゃんじゃなくても、沙綾は大丈夫かな?」

 

「……え」

 

だから、私はそんなお姉ちゃんの言葉が信じられなくて。私は縋るように顔をその胸に埋める。やっぱりココから離れるなんて考えられない。

 

「いやっ、いやぁ……」

 

「え、ちょ。も、もう冗談! 冗談だってば!」

 

「本当?」

 

「ほんとほんと!」

 

「……意地悪」

 

私の拗ねた声にもお姉ちゃんは動じなかった。

 

「こんなお姉ちゃんは嫌い?」

 

「……大好き」

 

そして私たちは蕩けるような口づけを交わす。こういうところが、ズルいのだ。

 

「もう、ただのリサお姉ちゃんじゃないもんね?」

 

「……うん」

 

ズルいなぁ。

 

 

 

「それでね……、あっ友希那先輩たちだ!」

 

後日、私がCiRCLEのラウンジで香澄たちと談笑していると、姿を表したのはRoselia、引いてはリサさん。

 

「リサさん!」

 

「ふふっ、もーどーしたの、そんなに抱きついたりして?」

 

「……仲が良いのね」

 

「あっずるい私も抱きつく!」

 

「だーめ、ここ私の特等席だから」

 

「そういえば沙綾ちゃん最近リサさんと仲良いよね? 何かあったの?」

 

「うーん、内緒かなー♪」

 

「うんうん、2人だけの秘密だよ?」

 

だって私にとってリサさんは大好きなお姉ちゃんであって、そして恋人なのだから。誰にも負けないもん、もちろん友希那先輩にも。だから可愛がられる妹であり続けるために頑張るのだ。

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