カーマは光己が脱力したのに気づくと、彼がよろめいたりしないよう両手でささえながらゆっくりと顔を離した。2人の唇の間にエロチックな細い唾液の橋がかかる。
「ふぅっ……マスター、満足してもらえました?」
「うん、何も考えられなくなるくらい気持ち良かった」
光己の正直な感想だった。さすが愛欲の神にして魔王だけのことはある。
カーマの背中を抱いた手に力をこめると、豊かなバストがむにゅっと胸板に押し付けられてたわむ感触がまたたまらない。
「だからその……カーマが欲しい」
「え」
鼻と鼻がくっつきそうな至近距離でまっすぐ目を見つめながらカラダを求められて、カーマはどきっと心臓を高鳴らせた。
「はっ、はいっ、喜ん……い、いえ、今は待って下さい!
きょ、今日はご奉仕だけの約束でしたし、やっぱりその、初めては2人きりがいいですし」
反射的に了承しかけてしまったが、最初の取り決めを思い出して慌てて首を横に振る。
すると彼も、ちょっと残念そうにしつつも手を離してくれた。この状況ですぐそうできるのは大した自制力だと思う。
女性側が多いから逆に自制しやすいのかも知れないが、それでも大切に思ってくれているのは伝わってくる。
「あー、そういえばそうだったな」
「はい、でも私男の子の生態は承知してますから安心して下さい! きっちり発散させてあげますから」
「おお、さすがは俺の魔王様!」
「えへへー」
愛されているのを実感して、幸せに頬を緩ませながら光己の首すじに顔をうずめるカーマ。ただそれは長くは続かなかった。
「あの、カーマさん。石鹸まぶし終わりましたので、そろそろ始めませんか」
カーマが光己とキスしていたのはその間彼を退屈させないためという名目だったので、それが済んだら彼を独り占めできる時間は終わりなのだ。
「んー、仕方ありませんね」
なおカーマ自身は術スキルですぐできる。呪文を唱える必要すらなく、石鹸が一瞬で全部泡になってカーマの全身に広がった。
見方によってはハダカより挑発的な艶姿に、思春期少年の視線はクギ付けである。
「やべぇ、エロい、鼻血出る……凄すぎて語彙力消える……」
「フフッ、そうですかぁ? じゃあこんなことしちゃったらどうでしょう」
するとカーマは調子に乗っておっぱいをこね回したり、その頂上の桜色の蕾を指でつまんだりし始めた。光己の両手がすでに清姫と景虎に握られていて、何もできなくなっていることを承知の上で見せつけているのである。
思春期男子にとっては素晴らしすぎる絶景だが、ニンジンを目の前に吊り下げられた馬のごとき苦しみでもあった。
「おのれ、男心を弄ぶ悪女め! 何が望みだ!」
「うふふー。私が欲しいものといったら、マスターの愛に決まってるじゃないですか。
でもお預けは可哀そうなので、そろそろサービス開始してあげますね」
カーマは満足げに愉悦の笑みを浮かべたが、清姫たちはもうご奉仕を始めているのであまり遊んではいられない。ついっと1歩前に出て、また愛する彼と密着する。
そのまま上半身ごと上下に往復し始めた。
7人の中で1番大きなド迫力バストが重たげにゆさゆさ揺れながら胸板の前で滑り踊る官能極まる感触に、思春期少年はまたも腰が砕けそうである。
「ふふーん。その腑抜けた顔、どうやら完全に私の胸のトリコになってしまったようですねぇ?」
「んんぅぅ、くやしい、でも気持ちいい……これが魔王様ッパイの実力か……」
しかしだからといってカーマばかり相手しているのは他の3人に失礼だ。
まず背中をおっぱいで洗ってくれているヒロインXXに注意を向けてみると、初めてなのか動きはぎこちないが、逆にその不器用さといじらしさがハートにキュンとくる。
「マスターくんのお背中、固くて熱くて男の子って感じがしてドキドキしますね……。
と、ところで私まで何だか変な気持ちになってきちゃったんですけど、マスターくんは気持ちいいですか? はぁぁっ……」
XXは目が半開きで頬に赤みがさして、目つきもとろーんとして吐息も荒くなっている。理性がだいぶ蕩けてしまっているようだ。
大きな柔らかいふくらみの真ん中で、ちょっと固くなった突起がくにくに転がされているのが特に気持ちいいらしい。
「うん、もちろん。ありがとXX、手の方に来てくれた時にお返しするから」
「そ、それされたら頭真っ白になって何もできなくなっちゃうような気がするんですけどぉ……」
マスターくんへのお礼は想像していたよりずっと気持ちいいしやりがいのようなものも感じるが、その分大変だった!
参考のために清姫の方を見てみると、本当に胸を揉まれて悶えていた。
「あッ、ふ、あぁぁ……だ、旦那さまぁ、こ、こんなの」
左手は自分の左胸を揉んでいる光己の左手の上にそえて、右手は彼の肘の辺りをさすっているように見えるのは、腕を洗うお仕事はちゃんとやろうとしているのだろう。
もう顔が真っ赤で眼もうつろで、膝立ちしているのが精一杯のようだ。
「清姫大丈夫? もう少し手加減する?」
「い、いえ、大丈夫です! がんばります!」
清姫は揉まれている胸が融けそうなほど気持ち良くて、時々その先端をつまんだりこねたりされるたびにそこから胸全体と背筋まで電流が走って体がびくびく震えてしまっていたが、この程度で泣きごとは言えない。だって初夜になったらこの何倍もすごいことをするのだから!
いや最初の取り決めでは彼は何もしないことになっていたのだが、頭に桃色の
「そっか、じゃあ心持ち控えめくらいで……。
でもハダカで泡まみれの清姫にご奉仕してもらいながらおっぱい揉むって、背徳感がヤバいな」
だからといってやめるつもりはないのが思春期男子の本能なのだけれど。むしろスパイスになってますます興奮するし!
彼女の右腕の動きに沿って、右おっぱいが見え隠れしている。水着の時点でも分かっていたが実年齢のわりには大きめで、でも歳相応の発育途上ぶりも感じられて大変昂る。
しかし興奮しすぎて乱暴にしてしまってはいけない。あくまで優しくしなければ。
「はぁ、はぁ、旦那さま……熱い、です……」
「うん、清姫はあったかいよ」
「旦那さま……」
光己の言葉と手の熱さから愛を感じる。清姫は今確かに幸せだった。
ただ1つ、彼は清姫だけを見ていることはできない身なのが残念だが。右手担当の景虎にちょいちょい引っ張られて、そちらに顔を向けてしまった。
「マスター! 私もかまって下さい!」
こちらは戦国最強格の武将だけあって、胸を軽く揉まれるくらいではへたれないようだ。
清姫と同じく片手は光己の手の甲にそえて片手で腕を洗っているが、その動作はしっかりしている。
「うん、景虎もありがと。ハダカきれいだなあ」
「ほんとですか? 嬉しいです……けど、あんまり見つめられると恥ずかしいです」
「ああ、ごめんごめん」
と光己は一応謝りはしたものの、やっぱり目は離せない。
生前は武術で鍛えていたからか体格はしっかりしているが、女性らしい丸みもほどよく残っている。普段は鎧で隠されているおっぱいも意外と大きいし形も綺麗だ。
あと泡まみれだと単なる裸よりHに感じるのは何故なのか、いつかじっくりと研究したいところである。
「さすがは俺の景虎だな! でも反応が薄いのは悔しいから攻勢を強めよう」
「あっ、あン! が、我慢してただけなのに」
もともと景虎は光己との同調率がとても高いので、こういう状況だと彼の興奮した感情や魔力が流れ込んでくるから手の動きは同じでも受けるダメージは段違いなのだ。
やさしくも力強く乳房を揉みしだかれながら熱い魔力を送り込まれて、景虎はこらえ切れずに切なげな喘ぎ声をもらした。
「んぅっ、マ、マスター……はぁ、あ、んん。そ、そんなにされたら。
んっ、はっ、あッ、あぁ」
「おおぉ……いつも凛としてる景虎が、おっぱい揉まれてるだけでこんなHな表情してHな声出してるなんて」
男としてすごく達成感を感じる。いやまだ真の達成にはほど遠い段階なのは知っているが。
光己がしばらく「恋人」の表情と声とおっぱいの感触に感動しながら愛撫を続けていると、ついに限界が来たのか景虎はぺたんと床にへたり込んでしまった。
「あ、ごめん、やり過ぎたか?」
「い、いえ、大丈夫です……。これくらいでへこたれていては肝心な時に困りますから。
でもどれくらいがんばっていればいいのですか?」
はあはあと濡れた吐息をつきながら健気なことを訊ねられて思春期少年のボルテージは上がる一方だったが、そこに空気を読んだのか読んでないのか、勝ち誇ったような声が割り込んできた。
「そんなもの、私に任せて下されば一瞬ですよ。えいっ!」
カーマは光己の胸をゆっくり押して45度くらい後ろに傾けさせると、うつ伏せになって彼の股間に胸の真ん中あたりを押しつけた。
「おおっ、こ、これはまさか!?」
「はい、そうでーす。うっわー、マスターさんすっごい元気で立派ですねぇ。
安心して下さい、さっき言った通りすぐ満足させてあげますから♡」
悪戯っぽく笑いながらそう言って、光己の股間の竜頭的なものを自慢のバストで挟み込む魔王様。泡で滑りも良くなった至高のおっぱいに包まれて、経験不足な思春期少年は早くも暴発寸前であった。
「ちょ、何これ、やーらかい!? と、溶けそう」
「ふふーん、では始めちゃいますね♡」
そしてカーマが乳房を両手で上下に揺すり始めると、おそらくは技術面でも至高の責めで光己はあっという間に最高潮まで押し上げられてしまった。
何かこう、質的にも量的にも初めて感じる気持ち良さというか!?
「あ、ちょ、待……!」
「うふふふふ、待ちませーん。私の愛をたっぷり味わって下さいね♡
…………っきゃあ!? も、もうマスターさんってばこんなに」
こうして光己は魔王様にあっさり魔力エキス的なものを絞り取られてしまったのだった。
うーむ、カーマちゃんつよつよだ……。
次回はまた本編に戻ります。