※この作品はR-18です。

The House of the Dick   作:りおんぬ

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Alice in Underground

「ふぎっ♡ あっ♡ おぉっ♡ ケツ穴燃えりゅっ♡ お腹っ、ごりゅごりゅされて……っ♡♡♡」

 

地下水道、"塔"とかち合った場所からほど近い地点。

快楽に呑まれて盛大にクラッシュした私は、全身を触手に絡みつかれた状態で通路の岩壁にへばりつき、腹とアナルと蹂躙する快楽に押しつぶされて喘いでいた。手綱から放たれた触手は好き勝手に蠢き、私の体を慰み物として扱う。

RQプリンツの衣装は薄着なうえにあちこちがパツパツなだけあってはだけたりずり落ちたりはしないが、服の内側にもぐりこんで蠢く触手の姿がくっきりと浮かび上がるせいでより見た目の扇情さが増していた。

ハーフトップの裾から入り込んだ触手が乳輪に顔をうずめ、陥没した状態で勃起した乳首に吸い付いてメスミルクを啜る。股間も似たような状態だが、ケツ穴から生えた触手が大陰唇に覆いかぶさる形で尿道に頭を突っ込んでいるおかげで一見すると前貼りのような状態になっている。よく見れば隙間から愛液よだれを垂らしながらパクつくマンコも大量の触手を吐き出すガバケツマンコも丸見えで、防御力はゼロを超えてマイナスの域だが。

腹はせわしなくボコボコと蠢き、今にもへそから何かが飛び出してきそうな危うさを露わにしている。腸内で暴れる触手に引っ張られる形で子宮も振り回され、着床した受精卵が蛇ザーメンによる大波の洗礼を受けていた。そんな中でも着々と細胞分裂を繰り返して成長の準備を進めているあたり、父親に似て遠慮がない。

抱きかかえた状態であれだけ派手に──具体的に言うとゾンビを4,5体轢き潰しても多少減速こそすれど全く止まる気配はなかった──クラッシュしたにもかかわらず、一体どんな珍妙な着地をとったのか多少スーツがすすけた程度で済んでいる。

 

「ホド、無事か?」

「ふーっ♡ふーっ♡ふーっ……ほぼイキかけました……おっ゛♡」

「言ってる場合か!」

「ちょっと待ってください、すぐ復帰します……ふんっ!♡」

 

体を動かし、べりべりと触手の奔流に巻き込まれる形で壁にへばりついていた四肢を引きはがしていく。無様なボテ腹と爆乳を晒しながら自由な胴体を動かす様はさながらガーディアンといったところか……それもネクロモーフの。あれはずっと断末魔みたいな叫びをあげていたが、あいにくと私が口から出せるのは喘ぎ声か腸から上ってくる触手くらいだ。

もともと速度に物を言わせてべちゃりと張り付いていただけなので、3分ほどで自由の身に戻ることができた。変に横着をしようとするとロクな目に合わないと今回の一件で学んだので、好き勝手に蠢く触手のコントロールを奪取しなおして手足などに巻き付かせて外骨格のように触手を纏う。

CM901は……あぁ、よかった無事だ。あれだけ乱暴に扱っても傷がつくだけで済んでいるのはさすがの信頼性、やっぱり時代はM16系統。個人の意見です。

 

「えーっと、弾は……」

 

カチャカチャと中身を確認していると、ケツ穴から一本の触手が顔を出す。するりと目の前に伸びてきたかと思うと、ぐぱりと花のような口を開けて粘液でドロドロになった数本の予備弾倉を見せつけてきた。……気遣いはありがたいけど、それにしたってもうちょっといい保管場所なかった?

まあいいか、と触手の頭をなでる。口を閉じた触手はそのまま私の腹の中に戻っていった。……なるほど、弾切れが近くなったら適宜呼べと。そういうあれか。

肩をぐるぐると回す。

 

「……よっし、行けます!」

「急ぐぞ! 君のおかげで相当時間短縮は出来たと思うが、それも事はおそらく緊急性が極めて高い!」

 

ヒョロガリゾンビが団体で押し寄せてくる。いい加減銃の扱いにはそこそこ慣れてきたとはいえ、体を揺らしながら動く独特の動き方をされるせいでどうしても狙いが定まらなかったが、ならばいっそと開き直って情け容赦なく横薙ぎフルオートで黙らせた。ここがそこそこ広い場所だからよかったけど、狭いところだと跳弾が怖くて到底取れる手段ではないな。次はもうちょっとやり方を考えよう。

道を進む。整備用の通路がある割には整備自体はあまり頻繫にされていないのか、あちこちで壁や柱が崩壊したりひび割れたりしている。先導するジェームズさんについて行く形で、突き進んでいくと、今までどこに潜んでいたのか、あちこちからわらわらとゾンビの大群が矢継ぎ早に姿を現してきた。

 

「くそっ、これだけの数がどうやって潜んでいた!」

「ハイド・アンド・シークみたいですね! 隠れるのも探されるのも私たちですけど! 上から斧持ち、撃ち落とします!」

「頼んだ!」

 

CM901を構え、照準を上に向ける。いまいち用途のつかめないごん太の配管の上からは両手斧のゾンビがこちらを見下ろしていて、その手の斧をこちらに投げつけようとしていた。

その両手を撃ち抜いて斧をもぎ取ると、そのままバランスを崩して背中から地面に転落する。うわっ、あれ絶対痛い。そして落ちたゾンビはジェームズさんに射殺され、そのまま地面のシミになった。

さらに通路の奥の方から大量のコウモリが飛来してくる。こいつらも例によってミュータント化しており、こちらの姿を視認するや否や一直線に飛んできた。主に私に。

 

「ぎゃーっ!」

 

あっという間に群がられ、悲鳴を上げながら両手を振り回す。宿主の危機を察知してか触手もケツ穴から飛び出し、群がる蝙蝠どもをバシバシと叩き落としていく。

しかしまあ多勢に無勢もいいところで、私は大慌てですぐ脇の水路に飛び込んだ。着水時足元にぐちゃりとした感触を覚え、下を見るとそこには腰のあたりを踏み抜かれてAパーツとBパーツに寸断された腐乱ゾンビの姿。そいつは上半身だけの状態で器用に水中を動き回り、私の胸に飛び込もうとしてくる。すかさず触手による追加膂力をフル活用したグーパンを顔面に叩き込み、下手人をAパーツとBパーツとゾンビヘッドに分割した。

頭上からパンパンと断続的に銃声が響き、撃ち落とされたコウモリがボトボトと落水してくる。1発につき最低1匹落ちてくるんだけどエイム力が人外すぎる……。何をどうしたら貫通力に劣る拳銃弾でマルチキル取れるんだ?

"教皇"にレイプされて以来どういう訳か水中でも問題なく呼吸ができるようになり、泳力もうなぎ登り。今なら某フィットネスクラブで紺帽子まで余裕でぶっちぎれるかもしれない。

銃声が止んだのを見計らって水面から顔を出す。ジェームズさんの助けを借りて陸に上がり、再び進行を始めた。やむを得ずとはいえすっかり濡れ鼠になってしまったため、時折吹き込む風がとても冷たく感じる……。

 

「へくしゅっ!」

「大丈夫か!?」

「あ、大丈夫です。大丈夫ですけどその、さっむい……」

「……確かにベネスが年中比較的温暖とはいえ、日も当たらないこの場所でこの格好、しかも全身ずぶぬれとくればな……」

「タオルか何か欲しい……」

「……あー、私の口からは言い出しにくいことではあるが、その……触手で暖をとってみる、とかはどうだ?」

「本当に言い出しにくいことですね。ですがグッドアイデアです」

 

一度手足に巻き付かせた触手を腹に格納し、しゅるしゅると細めの触手を体に巻き付かせる。ぐっぐっと手足を曲げ伸ばしして都度調節して行けば、あっという間に生体防寒具が出来上がった。出所が私の尻であることを除けば防寒性能は良好だ。

防御力は多少下がるが、どの道触手の防御を当てにするような事態が起きる頃には待ってるのはレイプだけだろうからそこまで気にしない、気にしているとやってられない。

 

「これでよし、と」

「……まぁ、大丈夫そうなら良かった」

 

ぐるぐると肩を回す。特に動きを阻害するような感じもないし、これなら問題なく動けるだろう。どくどくという生命力溢れる触手の鼓動を全身で体感しながら、歩き始めたジェームズさんについて行く。

石段を下りていくと、横から悲鳴が響いてきた。そちらに視線と銃口を向けると、何の意図で設けられたのか分からない牢屋でヒョロガリに襲われている青年。さらにその牢の中には鉄仮面を被って両手にかぎ爪を装着したゾンビがスタンバイしていて、こちらを視認するや否や扉をぶち破ってこちらに躍りかかってきた。

 

「私は彼を救助する、仮面を頼んだ!」

「了解!」

 

言うが早いか、ジェームズさんは目にもとまらぬ速さでヘッドショットを叩き込み、倒れる青年の体を支えに回った。私も襲い掛かってきたゾンビの腹に逆に蹴りを叩き込んで突き飛ばし、地面に落下したところを冷静に射殺する。

……むっ、牢屋の中に怪しげな箱が。

開けてみると、綺麗なコインと赤いキノコが入っていた。これスコアアイテムだ、要らない。

 

「おおっと、コロシアムから逃げてきたんだが助かったぜ。助けってのは呼んでみるもんだな」

「コロシアム! 私たちはコロシアムに用があるんだ、何か異変などは起きていなかったか?」

「異変だぁ? こんなイカれた状況で異変も何も──ってそういやあれだ。実際に見たわけじゃねぇから何が起こったのかは知らねぇが、でかいエンジン音みたいなのと銃声が中の方から聞こえてきた。エンジン音の方はあれだ、音の感じからしてチェーンソーかなんかじゃねぇか? 実家にいるオヤジの家業が林業なんだが、親父が使ってたチェーンソーの音によく似てた」

「なるほど。情報感謝する。ホド、先を急ぐぞ!」

「えっ、あっはい!」

 

立ち上がって牢を後にする。すれ違いざまに青年の茶化すような口笛が聞こえてきた気がするが、まあ気のせいという事にしておこう。一人で勝手に人のことをオナネタにする分には検知しない。

先へ進む。今度は天井から尻尾を生やしたトカゲまがいのゾンビが2匹降ってきた。べしゃりと地面に落下したのをいいことに二人がかりで銃撃するが、しかし何事もなかったかのようにこちらに猛スピードではいずり始め、次の瞬間には全身穴だらけになって赤いシミへと溶けていった。……起き上がりモーションが無敵なのって2の時代からずっとだっけ? まともにやったことあるって言える実機は4しかないからなぁ……。

さらに進んでいった先の通路ではこれまた設置意図の分からないダクトのようなものに先ほどとはまた別の青年が引きずり込まれそうになっていた。ジェームズさんが青年の足にしがみついていたゾンビを撃ち抜き、その隙に私が彼を引っ張り出す。

 

「ああ、助けてくれてありが──わぶっ!?」

「おっとすいません」

「ホド……」

 

勢い余って青年が胸の中に顔をうずめてしまう。慌てて引きはがすと、青年は顔を真っ赤にして走り去ってしまった。うーん、やっぱり青少年には刺激が強すぎたようだ。

とりあえず道中のゾンビは軒並みしばいてきたので安全だろうというジェームズさんの判断の元、私たちはコロシアムを目指して歩みを進める。しかし、ここで別の問題が浮上してきた。

 

「──ホド、止まれ」

「はい? はい、どうしましたかジェームズさん──げっ」

 

ジェームズさんの制止に合わせてその場で停止する。彼の視線の先に顔を向けると、そこには全身を黒光りするラバーで拘束されたボテ腹のゾンビが立ち尽くしていた。その下腹部に浮かび上がった淫紋の上には、36という数字が刻まれている。

……どうやらエイミーさん達がおびき寄せた大量のラバーゾンビの一体が、はぐれたか何かしてここに落ち着いてしまったらしい。

ゆらゆらと体を揺らし、時折ビクッ! と痙攣しながら潮を吹く。……とりあえず生きているのは間違いないようだ。ゾンビなんだから元から死んでいるだろうという疑問は無視。っていうか正確に言えばゾンビじゃなくてミュータントだし。

 

(……ジェームズさん。あれどうします?)

(一筋縄でいかない相手であるのは間違いないが……)

(実を言うと、私たちが二人だからこそできる案が一応あります。失敗した時のリスクが高いですけど……)

(……とりあえず内容を聞こう)

 

こしょこしょと小声で言葉を交わす。チラチラと二人でラバーゾンビの方を観察するが、特に動きなどは見られない。とりあえずバレてはいないようだ。

そして、私が考えていたプランの概略を伝える。

ジェームズさんは難しい顔をしながら、

 

(……内容は理解した。だがこれでは君が一方的に危険ではないか?)

(大丈夫ですって、これでもさんざんアイツの同僚と……まぁ、その、ついでにそのペット的なのと乱交してたんです、対処法くらいは心得てあります。イキまくりながら考えたんで信頼性はお察しですけど)

(著しく説得力に欠けるな……しかし、それしか思い浮かばないのも事実と言えば事実だ。……君を信じるとしよう)

 

顔を合わせてうなずく。

目的地への急行のため重篤な時間制限アリなぶっつけ本番の襲撃ミッションが幕を開けた。

──だっ! と足に力を込めて走り出す。触手服のサポートもあって私の体はすぐさまトップスピードに到達した。そして、一目散に目的地──すなわち、ラバーゾンビの懐へと駆けていく。

当然そんな派手なアクションをとれば当たり前のように相手も気付き、ぐるんっ! と勢い良くこちらへ顔を向けた。そして、ボテ腹を波打たせて二穴から大量の触手を吐き出す。

私も対抗して尻から触手を吐き出し、あっさり快楽負けした体から無様にイキ潮と母乳を噴きながら無理やり組み付く。さらに触手同士を絡み合わせ、無理やりに拘束した。

これであとは純粋なフィジカル勝負。触手を使い触手に仕えているマゾメス豚同士、どちらが先に音を上げるかの根比べだ。……少なくとも、向こうにとっては。

 

『ガ?』

 

口に手をやり、超ロングペニスディルドを引っこ抜く。後に残された開口マスクによって無防備になったラバーゾンビの口腔に、ごりっと拳銃の銃口が押し込まれた。

 

「私に気を取られながら味わう拳銃の味は美味しい? ──ジェームズさん」

「ああ」

 

ラバーゾンビが最期に聞いたのは、自分が廃棄される遠因ともなった憎き適合者の声ではなく、全くもって聞き覚えのない男の声だった。

パンパンパン、と3度の銃声。血と頭蓋骨の破片と脳漿を床にぶちまけ、ビクビクと体を震わせながらラバーゾンビ36番は機能を停止した。宿主を失った触手はキィキィと甲高い奇声をあげながらしばらく暴れていたが、限界を迎えるとそのままドロドロと溶け落ちて赤いシミになっていく。分かってはいたが、こうして死亡シーンを改めて見せられると触手もミュータント技術の産物であると痛感させられる。

 

「よし、これで現状最大の障害は片付いた。彼女の同僚があとどれだけこの辺りをうろついているのかは分からないが、それでも一体だけなら比較的安全に対処ができると分かったのは大きな収穫だ」

「そうですね」

「……大きな収穫はいいんだが、大丈夫か? 足がガックガクだぞ」

「こ、この程度なんてことありません。ただ思いっきり触手出しすぎたせいでケツイキしすぎて下半身が死にかけなだけですから。大丈夫です、ええ」

「普通その有様を大丈夫とは呼ばないと思うが」

 

実際その通りでぐうの音も出なかった。

ともあれ触手を足に這わせて無理やり動かす事で立ち往生を防ぐことは出来たため、不安そうにこちらを見ながらも走りだしたジェームズさんについて行くことは何とか出来そうだ。

 

『やっほー、聞こえてるぅ? さっきから惨めに無様イキしまくってて楽しそうだねぇ♡』

 

どうしよう、聞いちゃいけないタイプの幻聴聞こえてきた。

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