新キャラは友人キャラ設定のくせに既刊に出てこなかった関係でてっきり死亡するもんだと思ってましたがこの分だと生き残るんですかね?
SAO帰還後に実はアメリカに留学してしまったとかだったりして。
何度も交代しながら散々アスナを弄んだ後、”カウンセリング”は終了した。
失神したアスナの横でサイハはまるでおいしいものを食べ終わったかのような満足感で満たされていた。
そんなサイハに”プロフ”は声をかける。
「こんな感じで続けていくから飽きても手伝えよ」
「せんせーわかりました、けどきっと飽きないと思うな」
何の躊躇も見せず命令に従うと言うサイハ。
数日が経過した。
その日もアスナの精神を変容させる作業を続ける傍ら、サイハからせんせーと呼ばれている”プロフ”はアスナの記憶データを精査していた。
プロフが作成したSAOのシステム干渉用ソフトは、AIにより勝手に記憶データを分類して自動で整理する優れもので情報がまとまっているため情報確認が容易となっていた。
アスナのSAO内での情報に限定し内容を精査していった。
(おっ、これは使えるな)
SAO内に侵入した”プロフ”の目的は”研究”という名目で”被験者”を集めることだった。
もちろん趣味に合わせてSAO内で少数派の女性キャラクターのさらに容姿の優れている者を対象としていた。
SAO内に侵入してから今回のアスナを含め何人もマーキングしていったが、ついでだからと目にかなったプレイヤーを全員を”被験者”にしてやろうと考えていた。
サイハは好き勝手に行動しているように見えるが、既に”被験者”になっており命令には逆らえないようになっていた。
実はSAO内のプレイヤーを任意に強制ログアウトさせることが出来る方法を持っていることも要因の一つだったが、そのことが無くてもサイハは嬉々として従っていたのだった。
それはさておき本題のアスナのことだが、どうやら現実世界でも友人であるプレイヤーとデスゲーム開始した時期に色々あって別行動を取るようになったらしい。
その友人が操っているキャラクターが”被験者対象”にするつもりであったため、これ幸いとアスナを使ってやろうとする計画を立てるのだった。
その相手とは攻略組であるミトであった。
今まで
アスナの記憶データにはミト以外にも
ミトは突然アスナから連絡が来たので驚いていた。
あれから和解することができ、絶縁されたわけではないので連絡があっても別におかしくなかったのだが、気まずいものは残っていた。
そのため彼女が会いたいというメールには是が非もなく応じるのだった。
「えっと、ここよね」
アスナとの待ち合わせ場所はアインクラッドの第一層の特に目立ったところのない建物だった。
中で待っているということだったので、その建物に入り目的の部屋に行く。
「奥の部屋、奥の部屋」
指定された突き当りの部屋のドアを開けた。
部屋の中では予想外の光景が広がっていた。
そして部屋に足を踏み入れた瞬間体が動かなくなっていた。
その光景を見続けるしかない。
目の前でアスナが見知らぬ男とセックスをしていた。
「いいっ、またイっちゃう♡」
その男は腰を動かし続けたまま、部屋の中に入ってきたミトに声をかけた。
「いらっしゃいミト君」
体はピクリとも動かせず声を上げることもできなかった。
「ああそうか」
何かに気付いたかのようにウインドウを操作した。
「もう声が出せるよ」
「やめなさい、アスナに何をしてるのよ」
「ああナニだよ」
馬鹿にした回答をしつつアスナへの攻めは止めなかった。
「やめたらアスナ君がかわいそうじゃないか」
「なにを・・・」
「それに君もすぐにこうなるんだから」
数分後ミトもアスナの時と同じようにベッドの上に横たわった状態にされ記憶データを抜かれていた。
正常な意識も保てずぼんやりとした状態のままで寝ているのだった。
「あっ成功したんだ、やったね仲間が増えたね」
サイハが部屋に入ってくると同時にそんなことを言う。
「サイハ、よく来たね、明日からアスナの時と同じように手伝いを頼むよ」