1
亜美とふたりでテレビを観ながら卓也は会話をしていた。
「お兄ちゃん、もう寝るよ」
眠くなった亜美は瞼をこすりながら自分の部屋に行った。
卓也が独りになりテレビを観ていると、先に風呂をすませ寝ているものと思っていた義母の聖子が、バスローブ姿で浴室から出てきた。
「あっ、卓也さん」
誰もいないと思った聖子。
薄い肌色に火照った風呂上がりの身体に、タオル地のバス・ローブだけをまとい、リビングに足を踏み入れた。
それでも身なりを整えようとしない聖子は、その姿でソファーに腰を降ろした。
「卓也さん、ごめんね。・・・こんな格好で」
「お義母さん、ビールを持ってこようか?」
尋ねるのと同時にソファーを立った卓也は、冷蔵庫からビールを取り出し聖子に渡した。
思案の様子を見せながらも、何も言わずに受けとった聖子。
少しずつ口に含んでいるが、ビールとは言えアルコール飲料。程度の差こそあれ飲めば酔う。
そんな聖子の姿を横目で見ながら卓也は、コーラを飲んでいる。
少し口が滑らかになり、酔いの兆候が表れ始めた聖子の話に、耳を傾けるだけの聞き手に廻った卓也。
話しの途中でうなずき相槌をうつ。
また、頃合いを図り尋ねたりすれば、聖子も徐々に饒舌になっていく。
危うい足取りながら、自ら冷蔵庫までビールを取りにいく聖子。
「・・・・・・。・・・・・・」
卓也の隣に腰を下ろし、再びビールを口にする。
義理の息子である卓也には、惑わされまいと決めていた事を、聖子の頭からアルコールが遠ざけたみたいだ。
段々、アルコールが入ってくると、帰ってこない夫の信二に対する愚痴が、聖子の口をついて出るようになった。
「・・・・・・信二さんがねぇ・・・・・・」
愚痴っていた聖子が、思わず卓也の膝に手を置き同意をもとめた。
「ねぇ~、卓也さん、そう思わない?」
卓也は、相槌を打ちながらそろそろ潮時かな? と思った。
2
「お義母さんも、大変だよね」
言いながら、聖子の肩に腕を回した。
「分かってくれます、卓也さん・・・」
「お義母さんが、一番苦労するよねぇ」
卓也が同情を同情を全面に出せば、オンナの弱さを見せる義母の聖子は、彼に甘えるしぐさを見せる。
卓也に身体を持たせかけた。
「分かってくれるのは、卓也さんだけですよ」
そんな聖子の顎を下から持ち上げ、卓也は唇を合わせ彼女の口をふさいだ。
舌先で聖子の唇を舐めていると、閉じていた聖子の唇に隙間ができてきた。
チュ、チュッ
舌は聖子の口内に入れることなく、口づけの卑猥な音だけが出るように唇を吸った。
「チュッ、チュッ」
聖子は卓也の口づけに身悶え、お尻を動かした。
卓也が待ち焦がれていた、聖子の危険なサインだった。
舌を聖子の口内に侵入させた卓也は、絡めるより先に歯茎とか口の中を舐め回した。
絡ませたくなった聖子が、自ら積極的に舌先を絡ませてくるはずだから、卓也から絡ませる必要は無い。
聖子の舌先が、餌を求めるように妖しく動き始めた。
ずるがしこく、口の入り口で彼女の舌を待っている卓也の、思い通りに聖子がねちっこく舌を絡ませてきた。
口づけに気を取られている聖子のすきを突き、卓也はバスローブのベルトを解き彼女を抱きしめた。
抱きしめれば卓也の身体と聖子の身体が密着し、2人に挟まれているバスローブが乱れることはない。
口づけにとらわれている彼女は、ベルトを解かれていることに気づかないでいる。
ゆるくなった襟元から手を入れ、聖子の豊かな胸に触れば乳房の張りが、卓也の掌に伝わってくる。
肉体をくねらす彼女。
性的な興奮を覚えている聖子の女体は、オトコを受け入れる準備が充分に整っているみたいだ。
肩からバスローブを外せば左右に振れた聖子の首が、見かけだけの拒絶反応を見せ、熱いまなざしは卓也を見つめている。
下半身に手を伸ばす卓也。
何も着けていない肌から、熟れた女のしっとりとした感触が五本の指につたわってくる。
手の感触が柔肌にあるはずの聖子が、何も言わずに卓也の手を受け入れている。
抱きしめた姿勢のままに聖子をソファーに倒す卓也。
バスローブから白い肌があらわになり、生まれたままの離れ裸体を義理の息子にさらした義母がそこにいる。
「いや、・・・・・・見ないで・・・・・・」
小声で言った聖子は、上半身をわずかにソファーから浮かし、卓也の首にしなやかな腕を絡めた。
聖子の行動を予知していた卓也は、勃起をみている性器を巧みに操り、彼女の淫部へと挿入のチャンスをうかがっていた。
「お義母さん。・・・・・・」
強く身体を抱きしめた一瞬、腰が浮いた瞬間を卓也は見逃さなかった。
ニュル、ニュル
卑猥な音を立て、肉棒と化していた卓也の男性器は聖子のヴァギナに刺さっていた。
聖子は一瞬なぜ? という顔を見せたがそれは一時的なものだった。
「あぁ~いいわ~。・・・・・・。ふ~・・・。あぁ~、はう~ん」
淫らな喘ぎを見せながら、聖子は自ら腰を突き上げるようにし、動かしてきた。
「いいわ~、そこそこ、あ~」
腰の動きを聖子に任せた卓也は、愛撫に全神経を集中させ、乳首を舐めながらクリトリスを弄っている。
すべては実母の沙織から教授された性技のたまものであった。
手は無論のこと、口・足と五体を限りなく使用し、絶えず女性の身体に這わせ、愛撫に没頭するのだった。
「もう駄目、卓也さん、・・・・・・イクわー」
聖子が逝く寸前に、ヴァギナから肉棒を引っこ抜き、妖しくヌメヌメと光っているラビアに舌先を当て激しく吸った。
「ずう~、ずう~」
聖子のいやらしい淫汁が、卓也の口に吸い込まれていく。
「あっ・・・・・・はっ、あ~ん・・・・・・はあっ・・・・・・」
舌先だけの責めで、聖子は逝かされた。
聖子の両足を肩に乗せた卓也。
膣の奥はおろか子宮の入り口まで、肉棒が届くよう再び腰を突き出していった。
「わぁ~、い~、い~、あ~、ふ~、ふ~」
細い肩で、荒い息つぎをしながら聖子は、二度目のクライマックスを迎えようとしていた。
「卓也さん、逝かして、オネガイ、逝きそう、ア~アッ」
腰をソファーから浮かせて逝った聖子は、力なく瞼を閉じセックスの余韻を愉しんでいた。
何も言えないほどに聖子は逝かされ、疲れ果てている。
少し呼吸が整ってきた聖子は余裕を見せた。
卓也を仰向けに寝かせ、彼の股間に顔をうずめた彼女は、悦びを与えてくれた彼の逸物を舐め、綺麗にしようと思った。
「卓也さん、上向いて頂戴」
上を向いた卓也の逸物は萎えていないどころか、まだ天狗の鼻みたいにそびえている。
頂点に上り詰めたのは義母の聖子だけで、卓也は逝ってはいない。まだ一度も逝っていない。
そんな卓也の性器を眺めていると、また激しい性欲に駆られた聖子は、寝ている卓也に跨り自らの腰を沈めた。
セックスを味わう余裕ができた聖子は、卓也の腰を二本のしなやかな脚で跨ぎ、自由自在にゆっくりと腰を動いている。
ニョキ、ニョキ
音がしたように感じたら、卓也の性器が咥えている聖子のヴァギナの中で、さらに大きくなり硬くまた太くなっている。
「やめて~。卓也さん・・・・・・また、また・・・・・・あ~」
三度目のアクメを見た聖子も、さすがに疲れて動けない。
卓也は、上着を羽織ると、聖子にバスローブをまとわせ抱きかかえた。
つづく