1
「やっぱり!思っていたように色キチガイね。聖子さんは・・・」
痴漢行為を行った夜、妹は満足したのか、兄である卓也の布団で横になっている。
卓也が横に腰を降ろすと妹の亜美は服を脱ごうとした。
「亜美、今日は良いよ」
脱ごうとしている腕を押さえ言った。
「裸はいいからキスだけさせてくれ」
卓也は、優しく妹を抱きしめると唇を重ね、顎をクイッと持ち上げた。
舌を口に入れられ、さらにその舌に絡ませられた。
口づけなど受けた経験がない亜美は甘美な刺激に我を忘れそうになった。
舌先を自由に操り、口内をくまなく遊ぶ卓也の口づけに酔いしれた亜美は、身体から力が抜けていき膝から崩れそうになった。
卓也は口づけしたままの恰好で亜美を抱きかかえ、もう一度ベッドに横たえ、妹の口から静かに卓也は舌を引いた。
「お兄ちゃん、もっと続けて?」
妹は心地よい快感で、目を(とろ~ん)とさせ言った。
「亜美が、処女をくれる時にしてやるよ」
「・・・・・・」
亜美は、処女を失っている事を後悔した。
夜、七時を廻っても父は帰ってこない。
「お義母さん、親父は?」
「遅くなられるそうですよ」
父が、遅くなると言った時の夜は、ほとんど午前様で帰ってくる。
「親父は、今日も遅いの?」
近頃は信二の帰宅が遅いので、聖子の機嫌がすこぶる悪い。
「親父が遅くなりだすと、浮気の可能性があるから、注意した方がいいよ」
母が生きていた時に、親父の帰宅が遅かったのは、聖子と浮気をしていたからだと、卓也は思っている。
「信二さんに限って、そんな事はありませんよ」
義母の反論を聞きながら、卓也は最近、両親の間で交わされる夜の営みに発せられる声がなくなっているのに気づいていた。
卓也も性交渉から遠ざかっていることに関しては義母の聖子と同じだった。
母が亡くなってから欲求不満が溜まり、オナニーで処理しても一時凌ぎしかならずに、終わると逆に、虚しさがこみ上げていた。
それでも・・・相手がいない今は我慢するしかない。
「お兄ちゃんは、この頃聖子さんと仲が良いのね」
亜美が嫉妬心丸出しで言って来た。
「心配しなくてもいいよ」
卓也は優しく亜美をなだめるように抱きしめた。
「お兄ちゃん、処女ではないけど、奪ってくれない?」
卓也も、欲求不満だったので、妹を抱くことにした。
「亜美、経験はあるのか?」
「一度だけ、先輩に上げてからは、何もしていないよ」
卓也は、先日亜美を、虜にしたキスから始めた。
2
セックスが何かを知らない亜美はすべてを兄の卓也に委ね、キスによる心地よさから兄の背に腕を回している。
上着のボタンに手を掛けられた亜美は、卓也が脱がせ易いように協力しベッドから僅かに身体を浮かせた。
吸い付きたくなるような美しい双丘の乳房が出てきた。
淡いピンク色に上気した亜美の胸はきれいなお椀の形を作っている。
(だれが妹の処女を奪ったのだろう?・・・)
卓也にしても妹みたいに若い女性を抱いたことはなかった。どちらかといえば熟年層またはお姉さんと呼ばれる年代の女性ばかりだった。
円を描くように、また外から中に向かい優しく乳房を手のひら全体で包み込むように揉み始め、しばらくするとこころなしか乳首が尖ってきたように感じた。
亜美の身体に変化が見え幾分か肌に赤みが増してきた。
性体験が乏しい妹、亜美は言葉にして感情を表わすことを知らないのだろう。
口にこそ出さないが感じているはずだ。
時折指を立てすがる何かを探し求めているように見える。
「お兄ちゃんが気持ち良い時に入れてよ、痛いから・・・・・・」
(かわいそうに、処女を失ったときの痛さによる苦痛しか味わなかったのだろう)
卓也は一層の愛おしさを亜美に感じた。
「大丈夫だよ、お兄ちゃんに任せて」
妹の未熟な肉体の隅々まで卓也が心をこめて愛撫を始めた。
仰向けに寝ている亜美の上半身に唇をあて撫で上げるように舐めていった。
「イヤ~ン」
くすぐったさを訴える亜美の声にも甘さを感じる卓也だった。
指の一本一本に舌を這わせるころには、亜美も愛撫に慣れてきたのか少しずつ快感を味わえるようになったみたいだ。時折眉間にしわを寄せ悦びを耐えている。
舌先による愛撫を繰り返している間にも、卓也は手の動きを休ませることなく絶えず亜美の身体を触っていた。
冷静に妹の状態を図りながら愛撫を続けている卓也でも下半身の膨張は抑えられない。
(ようし。そろそろ)
卓也は妹の太ももに口を近づけ舌を丸めた。
すると、無知な亜美の淫部でも男が欲しくなり十二分に濡れている。
「入れるよ」
卓也は苦痛を与えないように表情に気をくばりながら、ゆっくり焦ることなく穴に挿入していった。
「亜美。全部入れたから、ゆっくり動かすよ」
ゆくっり動かしていると、亜美の穴から淫汁が溢れてきた。
(もう大丈夫だ)
卓也は妹の顔を覗くと腰が「ぞっく」と震えるくらい良い女の顔になっている。
「あ~、いいわ~、お兄ちゃん突いて頂戴」
亜美は聖子に負けないぐらいの、声を出して抱きついてきた。
「兄ちゃん、きもちいいよ~、い~、い~、い~、いっ」
妹は、果てた。
卓也にとって妹の膣は窮屈で十分に処女だった。
「お兄ちゃん、気持ち良かったよ~天国に行ったみたいだったよ」
亜美はよほど気持ちが良かったのだろう。
「このままお兄ちゃんと眠りたいな~」
亜美は疲れたのか、目を擦り出した。
卓也は亜美をベッドに寝かせたままで、ベッドから降り絨毯の上でひとり寝た。
つづく