1
「お義母さん、肩を揉んであげようか?」
入浴を済ませ、ソファーに座りくつろいでいる聖子の姿を見た卓也は彼女に近づいた。
後ろから聖子の肩を揉んでいると、髪から甘い匂いが漂ってくる。
柑橘系の匂いに似てはいるが、柑橘系とは少し違う匂いだ。
鼻腔をくすぐられた卓也は、花に誘われたムシみたいに聖子の傍を離れ難くなった。
「お義母さん、いい匂いだね」
「そう言ってもらえるとうれしいわ。近頃はシャンプーでもリンスでも、フレグランスのいいのがたくさんありますからね」
聖子が腰を下ろしているソファーに卓也も腰をおろした。
「お義母さん、しばらくいいかなぁ?」
聖子が義母として家に来てからというもの、初めて彼女に親しみを覚えた卓也は甘えた。
「この匂い、僕すきだなぁ。毎日でも飽きないなぁ」
この一言が義母である聖子の女心をくすぐり、以来欠かすことなくリンスは続けられている。
入浴を済ませた卓也が、毎日のように聖子が腰を下ろしている長ソファに腰を降ろすようになれば、自然と聖子の身体に触れるチャンスが多くなってきた。
服の上からだが、太ももの上にそっと手を乗せるしぐさを見せながら、甘えるように聖子の肩に頭を預けている。
それでも彼女は卓也に何も言わない。
「お義母さんごめんね。つい甘えて・・・・・・」
「いいのよ卓也さん。わたしもやっとあなたのお母さんになれた気がするわ」
卓也の一言、ひとことが聖子の母性本能をくすぐり心を捉えていく。
女性に甘えるしぐさで迫るのは卓也の特技だった。
徐々にだが、聖子も卓也に心を開くようになり、今では、他人からだと危険を含んだ際どいボディータッチをも許している。
聖子が、少しでも短い夜着でもつけようものなら、白い太ももの上を卓也の手が這っている。
「爺ちゃん、ご飯食べた?」
卓也は食事が終わっていない達也を車椅子に乗せダイニングまで連れて行った。
「お義母さん、お酒は有る?」
卓也はお酒が好きな祖父の達也にお酌をした。
久しぶりの日本酒に達也は少し顔を赤くしている。
「お義母さん、カマボコあるよね」
達也が好のむかまぼこを冷蔵庫から出し、刺身みたいに包丁をいれ少量のわさびと醤油を付け食べさせた。
「旨い、旨い」
目じりを細くし達也は愛想を崩し食べている。
足が不自由になってからというもの、笑みを浮かべて食事をしている祖父の姿を、卓也はほとんど見たことが無い。
「爺ちゃんは、よくお母さんと飲んでいたよね~」
「沙織さんも、天国でお酒を飲んでいるのかなぁ~」
達也の小さな瞳は遠くを眺め、目じりにはきらっと光る涙があるようだ。
そんな祖父と聖子の関係に変化が見えてきている。
聖子も介護に慣れ、達也の勃起を治めるためならと、手による性処理に近頃は抵抗感がは無くなりつつある。
大きく広げられた達也の下肢の間に聖子は身体を入れ処理をしている。
卓也から見えるその恰好は、まるで乳房を達也に触らせているように見える。
達也を一時でも早く逝かせ、自分が開放されたい思いから、聖子は嫌悪感に耐え服の上から偶然を装い、胸を触らせていた。
達也は、嫁が何も言わないことに乗じ胸元に手を入れ直接乳房を触ろうとした。
「お爺ちゃん、それだけは許してください」
「すまん。つい興奮してしまって悪かった」
達也は一旦触るのを止めたが、何回か繰り返していると、聖子が許してくれる自信があった。
2
「お義母さん、耳掻いて?」
耳掻きを持って、卓也は聖子が座っている居間に行った。
「卓也さんは、本当に耳掻きが好きねぇ?」
「お義母さんの、膝枕は最高だよ。柔らかくて羽枕みたいで癒されるよ」
聖子は浴衣を着て座っている。
無理な態勢から少しでも彼女が動けば、乱れた裾から白くて柔らかな太ももが覗ける。
相変わらず、膝の上に置いていた手を卓也は徐々に滑らせ、太ももの内側に手を入れた。
浴衣の裾は割れ、手による侵入を許していることに聖子は気づかないでいた。
「お義母さんから匂う、髪の匂いと、膝枕の柔らかさが癖になったよ」
聖子は卓也の饒舌な甘言に乗せられ、いつもより丁寧に掻いてくれている。
「今日から、お父さんが出張で時間があるので、ゆっくり耳掻きをしてあげるね」
親父の信二が、出張とは思いもしなかったことである。
「えっ!ほんとう?」
食卓には、いつものようにご飯の用意がしてあったので、急に出張が決まったのだろう。
今夜、信二が留守なら聖子の肉体を大胆に触り、反応を見ることにした。
「卓也さん、反対向いて」
頭を深めに沈めたせいで義母の薄くて白いショーツが見えている。
風呂上りの汗なのか、それとも淫汁で生地を濡らしたのか、陰毛が妖しく透けて見えている。
繁みは、それほど濃くは無いみたいだ。
聖子が口を開けば、彼女の下腹部の筋肉が上下に動き、ショーツが波打っているように見える。
(あっ。やっぱり濡らしているんだ)
ショーツの表面にくっきりとしたマン筋が入ってきた。
「・・・・・・」
卓也は、繁みに向かって話し始めた。
呼吸の波紋がワレメに向かい、ささやかれたように感じれば必ず反応が出るはずである。
「お義母さん、親父はモテルの?」
「女性には、人気がある方でしたよ」
声の抑揚に変化が現れ、切なげに聞こえ深いため息が伴えば、ワレメから牝の匂いが強くなった。
つづく