あたしはすっかりできあがっちゃって、落ち着くために深呼吸して、水差しの水も飲んでってしなきゃいけなかったけど、でもそれはしかたないじゃない。
そういうことしてたんだもの。
でもそう言うことしてないはずのウルウがすっかり出来上がってるのはほんとウルウだなって思うわ。
ウルウがたまに言う「エッッッッ」ってやつね。そういうのをえっち、って言うんだって。
あたしが理解するところでは、つまりウルウは全身えっちなわけね。
水を呷ったあたしが寝台に戻ってくると、ウルウは相変わらずセイザして、真っ赤な顔で待ってた。
落ち着かない感じで何度も髪を梳いて、あたしの方をチラチラ見ながら。それ誘ってるのかしら。自覚ないんでしょうけど。
あたしがちょこんと隣に座ってみると、ウルウはやっぱり少しの間チラチラあたしを見てきて、それで、あたしが黙って見上げていると、ついにこらえきれなくなったみたいだった。
「し、しない、の?」
「したいの?」
「うぇあっ!? や、ベ、別に、私は、」
「嫌だったらリリオとするわ。無理強いはしたくないもの」
「えっ、いや、その」
「ねえ、したいの? あたし、したいわ。ウルウと」
「う、ふぐ、にゅ……」
すっかりとろけちゃったウルウにこういうこと言わせるのはとても楽しいし、素面の時に言わせるのもとてもえっちだ。火照ってしまった体を抱きしめるようにして、ウルウはあたしを睨む。かわいい。それで、結局素直には口に出せなくて、「ばか」ってお決まりの文句を言うのもかわいい。
あたしはそう言うかわいいウルウが見たくて、いつもつい意地悪してしまう。
ウルウは寝間着の首元をちょっと緩めてみたり、あたしに寄り添って体重をかけてみたりする。子供か。それであたしがちょっとおかしくなってくすくす笑うと、いよいよ困り果てたみたいだった。
辺境の人間は、まあ、結構、夜のことについて大っぴらっていうかあけすけなところがあるけど、ウルウはまるで中央の貴族みたいに恥じらいが強いのだ。
あんまりいじめるのもかわいそうだからそろそろいいかなと思っていたら、ウルウは意を決したようにあたしの手を取った。あたしがおもちゃを使ってあげる番だけど、でも、ウルウがしてくれるって滅多にないから嬉しいかも、なんて思ったけど。違った。
「ん……トルンペート……」
「え、ちょ……」
「ん、ふ……ちゅ……ちゅっ……」
ウルウはあたしの手に口付けたのだった。
手の甲に、手のひらに。指先に、指の根元に。切り揃えた爪にも、次々と唇を落とす。
湿った体温と、熱い吐息があたしの手をふやかしていくみたいだった。
潤んだ目があたしを見てる。熾火のようにちろちろと煌めく目があたしを映してる。
あたしはあたしを見ている。情欲にとろけたウルウの目に映る、情欲にとろけたあたしの姿を。
「エッッッッッ」
「えっ」
「いまこころで分かったわ。これがえっちなのね」
「えっ」
ウルウはえっちだった。
えっちなウルウの肩を押して、あたしは大きな体を押し倒す。抵抗なんて何もない。火照った体は呆気なく寝台に倒れ込んで、黒絹みたいな髪がさらさらと広がった。
ウルウは大きい。あたしと並んで立つと、頭一つ違うどころか、あたしはウルウの肩くらいしかない。やせ型だから、幅はそんなでもないけれど、近くで見ると本当に大きい。手足も長くて、あたしの視界はウルウでいっぱいになっちゃう。
横たわったウルウの頬に軽く口づけして、そっと寝間着を寛げていく。
胸元まで開いてやると、二つのやわやわがまろび出た。着やせするのか、普段は気にならないけれど、ウルウのおっぱいは大きい。実際のところ、肩幅があるので横に広がりがあって、身長が高いので縦にも広くて、それで大きく見えている分もある。でもそれがなくても、あたしたちの中では一番のお山だった。
横たわった状態で、下着の支えもないと、ウルウの双丘は左右にやんわりと広がる。でも垂れ拡がる訳じゃあない。こんなに重たそうなのに、こんなに柔らかいのに、ウルウのお胸はきちんと張りがあって、型崩れもしない。羨ましい。
しっとりと汗ばんだ胸の間に挟まれると、このまま窒息死してしまいたい気分になる。少し持ち上げて、おっぱいの下に潜り込むと、濃いウルウのにおいがして、全部舐めとりたくなる。実際にすると、ウルウはとても怒って恥ずかしがってもうしないでって顔を真っ赤にする。三度やってもまだ許してくれるのであたしはそれに甘えてしまう。
あたしはウルウのおっぱいが大好きだけど、ウルウは胸はあんまり感じないみたいだった。
まあ、胸ってちゃんと感じるまでたくさん慣らさないといけないらしいから、仕方ないかもしれない。
ウルウは自分の胸があんまり好きじゃなかったみたい。邪魔だし、男子にいろいろからかわれて嫌だったみたい。バカな連中だ。
じゃあ自分でするときはどうしてたのって、猥談会でふってみたら、そもそもあんまりしないし、どうしてもしたくなったら、入口のところをこすって達して、それで済ませてたみたい。なんだかんだ一人遊びにも一家言あるあたしたちからすれば信じられない淡泊さだ。
あ、でも、一心不乱に股座をこすって達しようとするウルウはかわいいかもしれない。
いまは、あたしたちがたくさんかわいがっているから、少しずつ気持ち良くなってきているみたい。
乳首はまだあんまり感じないみたいだけど、色の濃い目の乳首を、少し大きめの乳輪ごとぱっくり咥えて吸い付くのはとても楽しい。舌先で丁寧に転がしてやると、ぷっくりと膨らんできて、小指の先くらいになる。これはとても吸い付き甲斐のある素敵乳首だった。あたしこの乳首の子供になる。
でもやっぱり気持ちよくはないみたいで、くすぐったそうにはするけれど、よがりはしない。卵ちゃんを反対側の乳首に当ててみたけど、反応はいまいちだ。
おっぱいそのものの方が、ウルウはまだ感じるみたいだった。
ただ揉みしだいてみても、柔らかいというだけなんだけど、下乳に手をもぐらせて、おっぱいの根元から絞り上げるようにしてやると、芯の方に響いて気持ちがいいみたいだった。あくまでやわやわじっくりと、奥の芯を意識するように揉んでやると、ウルウの肌はしっとりと汗に濡れ、暖まってくる。
「んっ……は、あ……」
「どう、気持ちよくなってきた?」
「う、ん…っ……いい…………すっごく楽になる……」
「按摩じゃないのよ?」
でも重たいっていうのはたまにぼやいてるから、そう言う意味でも気持ちいんでしょうね。
おっぱいの上側、鎖骨の下の方を少し強めに撫でさすってやると、ううううんんんっ、て体の奥から声を漏らして喜んでくれる。いや、按摩よねそれ。
でも、按摩でも何でも、体をほぐしてやることは気持ちをほぐすことでもあって、いつも緊張しちゃうウルウが素直に気持ちよくなるためには必要なことだ。
ウルウは人に触ること自体が得意じゃないから、時間をかけて肌を重ねて、体温を共有して、心を解きほぐしてあげなきゃいけない。そうすると、お互いとても気持ちいい。
おっぱい按摩ですっかりゆるんだところで、あたしは下の方へと移る。ウルウが少し強張るけど、でもこれは恥ずかしがっているだけだ。本気で嫌なわけじゃない……最初の頃は、しばしばそう言うことがあったけど。
あたしが太ももをそっと撫でてあげると、ウルウはおずおずと足を開いてくれた。
ウルウのそこは、なんていうか、拝みたくなる。
まず、つるつるなのよね。
あたしも整えてはいるけど、すっかり剃っちゃうってことはない。あくまで整えてるだけ。
でもウルウは、全部剃っちゃうのよね。脇もだし。ムダ毛というムダ毛を憎悪してる勢いで、全部剃っちゃうの。隠れてやってて、剃ってるとこ見せてくれないから詳しくはわかんないけど。
なんか毛が生えてるの嫌らしいのよね。なんかぞわぞわするとか、汚い感じがするとか、まあいつもの潔癖症よ。
あたしはあってもいいと思うんだけどね。一般論として。
ともあれ、ウルウのつるつるのそこは、つるつるだけど、もちろんそれは子供みたいってことじゃなかった。
ウルウは土手高気味で、柔らかく盛り上がっている。本人はこれもあんまり好きじゃないみたいだけど、あたしは好きだ。見た目に満足感が大きいし、触っていても楽しいし。
花びらも魅力的だ。普段はおしとやかなのに、夜に花開くと肉厚な花びらを広げてくれる。たっぷりしたこの花弁は触っても楽しいし、見た目も綺麗。誘われるようなにおいが、なんて言うとウルウは本気で嫌がるけど。
「ねえ。触ってもいい?」
「……う、ん。いいよ」
「ねえ。触ってほしい?」
「…………ばか」
かわいい。
あたしはウルウの片足を持ち上げて、肩に担ぐようにしてしっかり抱きしめる。こうするとウルウの花は少しねじれて、口を少し開いてくれる。それだけじゃなくて、ウルウは抱きしめてあげたり、強く触れたりしてあげると嬉しいみたいで、こうして足を抱きしめてあげると、感じ方が結構違うのだ。
ほんとは体全部を抱きしめてあげたいけど、ちょっと身長差がつらい。普段はリリオと二人でぎゅうぎゅう抱きしめながらしてあげるんだけど、仕方ない。
ウルウの膝に口づけしてやり、あたしは
「んっ……ふっ、んん……ふぅ、うっん……」
ウルウの声が鼻にかかってきた。少しずつ気持ちいのを捕まえ始めてる。
ウルウは気持ちいのに慣れていないから、捕まえた気持ちいのを逃がしてしまわないように、丁寧に下ごしらえしてあげるのが大事だ。
手のひらを押し当てて滑らせるように、ウルウの花びらを撫でていく。じっとりとした湿り気が、あたしの指を濡らして、少しずつ滑りがよくなってくる。
「んんん……くぅ、ふっ……んっ、く、ふぅ……っ」
声を殺し始めた。でも、息が早くなってきてる。ここで急いじゃうと、逃がしちゃう。
あたしは前後に滑らせていただけの動きを少しずつ変えていく。前後、左右、斜め、回すような円。速く、遅く、また速く。強く押し込んで、浅く滑らせて、また強く。ウルウの呼吸に合わせながら、刺激が単調にならないように捏ね上げてあげる。
あれ、ウルウの声がくぐもったなって顔をあげてみれば、リリオがウルウに口付けていた。
いえ、もう口付けるなんてのじゃないわ。口吸いよ、はっきり。見えなくても、お互いの舌が出入りしてるのがわかる激しさ。唾液がとろとろと漏れ出て、ウルウの顎に流れ落ちてた。
ずるい。あたしの番なのに。でもウルウの上半身が寂しそうだったのは確かだから、仕方ない。
仕方ないけど、ちょっともにょるから、あたしは攻めを少し強くする。
ウルウのお豆さんは、ぽってりした厚めの皮をかぶってる。剥いてしまうと刺激が強すぎるみたいだけど、上から少し強めに押しつぶしてあげると、腰が浮くほど喜んでくれる。
「んぐぅっ!?」
「んぶぶっ!?」
あ、喜び過ぎてリリオが舌噛まれたみたいね。さすがに、ごめん。
でも抜け駆けは抜け駆けだから、あたしは続ける。
お豆ちゃんをいじりながら、ウルウの肉壺に指を差し込んでいく。ウルウの中はもうすっかりとろけていて、とろとろだった。あたしたち三人の中で、ウルウは一番濡れる方だった。
お汁が次から次にあふれ出てきて、それをかき出すだけで寝台がびしょぬれになるほどだ。すっかりとろけて濃いお汁を出すようになると、とろとろを通り越してどろどろになる。あんまりどろっとしたのがこぼれるので、すぐには沁み込まずだまになるくらいだ。
今日はまだそんなにではないけど、でももうすっかり潤って、女の子のにおいを漂わせてる。
正直なところを言えば、あたしは舐めたい。お口でしてあげたい。舌を奥まで差し込んで、味わいながら気持ちよくなって欲しい。
でも正気が残っているウルウはそれをとても嫌がる。恥ずかしがるだけじゃなく、本気で嫌がる。性器に口で触れるっていうのが理解できないらしい。完全にとろけちゃったらすっかり気持ちよくなって、もっともっとってなるんだけど、正気の内は無理だ。蹴られるもの。
あたしはウルウが大好きだから、なんならおしっこだって大丈夫って宣言したこともあるけど、これはウルウのみならずリリオにもドン引きされた。あと、それは覚悟じゃなくてトルンペートがしたいだけじゃないのって言われちゃった。悔しい。したいけど。艶本で結構あるのよ、そういうの。
「ほら、リリオ、そろそろ使うから離れなさいよ」
「んちゅ、むちゅ、ぢゅ、くぷ、んっ……ぷはっ、ええー」
「ええー、じゃないの。あたしの番なのよ」
「はいはい、ほらウルウ、おっきしましょうね」
「ぅん、ぇあ……はっ……ふ……」
ウルウは呼吸がうまくできないままたくさん気持ちよくなったせいで、息が整っていないみたいだった。
まあ、その方がいいのかしら。道具使うのあんまり好きじゃないみたいだから、ちゃんと意識すると緊張しちゃうかもしれないし。
あたしは三種類の卵ちゃんの内、木製のものを選んだ。一番優しそうだから。良く磨かれて、油を塗りこんだものだ。
あたしはそれを口に含んで、たっぷり唾液を絡ませながら、あたしの体温を馴染ませる。すでにどろどろのウルウの口は、簡単に飲み込んでしまうかもしれないけど、だからといって手を抜いていいわけじゃない。
卵ちゃんをそっと中に沈めていくと、ウルウが息が詰まったような声をあげた。中に何かが入ってきたんだって、きゅうきゅうと締め付け始める。それでようやく目が覚めたみたいに、ウルウは自分の足の間で起こっていることに注視したみたいだった。
「あ、わかる? いま入ってるわよ」
「ん、んん、ん……指、より太いのが……」
「痛くない?」
「痛く、はない……なんか変な感じ……」
少しぽやんとしたウルウは、ちょっと子供っぽい。
いつも眠たげな目付きだけど、いまはそれがさらにとろんとしている。泣きぼくろが少しきらめいてるのは、多分、そこに涙が流れたんだろう。悲しみや痛みじゃなく、気持ちよさで、ウルウは涙を流す。気持ちよくなって、高ぶってくると、ウルウは涙を流しちゃう。ぽろぽろと大粒の涙を流す。最初はびっくりして二人で慰めたけど、泣きながら「やめないで、もっと」っていうから、それからそういうことになった。
あたしはウルウの中に沈めた卵ちゃんを慎重に動かして、ウルウの気持ちいいところを探る。ウルウの深い肉壺の、奥の方。すこしふっくらしてる。多分内蔵の裏側なんでしょうね。位置的に、膀胱の裏側。ウルウが言うには、Gスポットって言うらしい。
あたしは胸が好きで、リリオはお豆ちゃんが好きで、そしてウルウは中身が好きみたいだった。お腹の中をいじられるのが好きなんだ。
入ってすぐの浅いところ、お豆の裏側を押し上げられるのも好きだし、Gスポットも好き。それと、いまは練習中だけど、子袋も好き。指じゃ届かないけど、そこをこつこつ小突くと、ちょっと痛くて、でも気持ちいいみたい。お腹の上から押してあげても、気持ちよくなるから、たまに遊び過ぎて怒られる。
「じゃあ、ほら、ね、つまみを回すわよ」
「ん、ぅ、うん……ゆっくり、ね?」
「大丈夫よ。ゆっくり深呼吸して。合図で回すから」
「すぅ……ふぅ……すぅ……ふぅ……っ」
「ほら、さーん……」
「ん、ふ……」
「にーい……」
「はっ、はっ、ふっ……」
「いーちっ」
「ひぐうううっ!?」
あ、しまった。
ウルウって
つまみを全開に回した卵ちゃんは、あたしの指先で軽快に震え始めていた。そしてそれは、ウルウのお腹の中、その全体に響いているみたいだった。肉壺は驚きのせいか振動のせいか、びくびくと震えて、あたしの指を食いちぎろうとするみたいにぎゅうぎゅうと締め付けてくる。
あたしはウルウの足を抱きしめ直して、暴れる腰を押さえ込む。がくがくと前後に激しく揺れる腰は、なかなかの暴れ馬。どろどろに泡立って白くなったお汁が、あたしの指の間をすり抜けてこぼれてく。ぷんと匂い立つような女のにおいが、あたしの鼻先で立ち上った。
よじった上半身を、リリオが抱きしめる。そして口付ける。口吸いする。ずるい、いいなあ。でも、いまはウルウが暴れて怪我をすると困るから、仕方ない。
あたしはウルウの腰を持ち上げて、しっかりと抱え込む。腰の揺れと、お腹の奥からの振動が、あたしにも伝わる。それに、幅広でもっちりしたお尻の感触も。
おっぱいに目が行きがちだけど、ウルウのお尻も、すごい。骨盤は広いけど、お肉は太いわけじゃない。幅はあるけど、
お尻の穴もいじりたいなあって思うけど、それはまた今度だ。絶対殴られるし。
あたしは中にねじ込んだ指で卵ちゃんを押し付けながら、お腹の上からも指で押してやって、体の内側と外側から挟み込んでやる。指先の振動が逃げ場をなくして、ウルウの中に響くのがわかった。
「ううんんっんぐふふううっ!」
リリオに塞がれた唇の向こうから、くぐもった声がして、背筋がぐわりと反り返った。しっかり抱きかかえているのに、振り落とされそう。でもその体格差が、あたしは楽しい。びくびくと大きく震えるのがはっきり見て取れて、あ、いったんだ、あたしの手で達したんだってわかるのがすごくうれしい。
「あ……あったかい……」
「んぐぅうううんぐっんぐぅうううっ!?」
あたしは下腹部にしょろしょろと拡がる暖かさに、思わずほっこりと微笑んでしまった。
その後殴ってもらえた上にドン引きしてもらえた。