ユルルとの蜜月 作:ユルル推しの神
「わ、私と結婚を前提に付き合ってくれませんか?」
ユルルの口から突然そう告げられた。
ことは正式に騎士としての活動が認められての初めての休日、フェイはユルルに誘われて夜の食事に来ていた。最初は世間話を向こうから一方的にしていてフェイはそれに「そうか」とかしか返していなかった。雰囲気が変わったのはそれからだった。ユルルがお酒を飲み始めてからはフェイに喋りかける内容が変わっていた。好きな人はいるのかや気になっている人はいるのかなど、いわゆる恋バナだ。先生もそういうの好きなんだなと思いながらも今のところそういった相手はいないと返していると、ユルルは目を瞑り、覚悟を決めた様子になって最初の発言をしたのだった。
フェイは最初は戸惑った。師匠ポジと思っていた先生がまさかのヒロイン枠だったなんてと、そしていつのまに告白までされるほど好感度を高めていたなんてと。正直、まだ見ぬヒロイン達が気になるのもある。だが、この告白は自分の気持ちに正直になって答えなければならないと思った。ユルルの目が明らかに本気なのだ、決してふざけて言っている様子ではない。この先生は自分のことを本気で愛しているのだと目で分からされた。そして自分もそんなユルルを見て愛しさが溢れていた。他にヒロイン候補がいたら返事はどうしていたか分からない。だが、今はユルルしかいないのだ。これで後のヒロインのことを考えるのは失礼であろう。そして自分もユルルのことは気に入っている。だから告白に対しての答えは一つだ。
「俺は別に構わない」
「え」
ユルルの目が驚きに染まる。まさかこんなにすぐに返答を貰えるとは思っていなかったといった表情である。
「だから、構わないと言っている」
「ほ、ホントですか? 夢じゃないですよね?」
「現実だ。ただ一つだけ言っておく」
フェイはこれからもよろしくと素直な気持ちを言いたかったが、勝手に言葉が変換されてしまう。
「お前から俺を見限るのは構わない。だが、俺からはお前を絶対に手放したりはしない。絶対にだ、それだけは覚悟しておけ」
ユルルはそれを聞いたあと、ふるふると震え始める。ポンポン痛くなったのかなと思ったがどうやら違ったようだ。
突然立ち上がり、周りの目を気にすることなく嬉しさのあまりぴょんぴょんとその場で飛び跳ね始めた。目にはうっすらと涙を浮かべている。周りの客も最初はびっくりしていたが、すぐに微笑ましいものを見る目に変わっていく。
フェイはユルルが嬉し泣きしながら飛び跳ねている様子を見て思った。
『なんだこの超絶可愛い生き物は、天使か?』
と。そして同時に誓った。
『この天使みたいな可愛い人は絶対に幸せにしなければ』
と。
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店を出てからはフェイはまず孤児院に向かった。外泊することを伝えるために。ユルルには孤児院から少し離れた場所で待ってもらっている。見つかると何か面倒な事が起きそうな気がしたからだ。
マリアに外泊のことを話すと少し驚いた顔をした後、少し複雑そうな表情を浮かべながらも微笑みながら許可をくれた。なんか感づかれているような気がするがOK貰えたのでよかった。孤児院を出ると駆け足でユルルの待っている場所へと向かう。ユルルはたとえ騎士であるといえども超絶美少女だ。こんなところで1人でいるところをみたら男どもは黙っていないだろう。ナンパされているかもしれない、そう思うだけでいてもたってもいられなくなる。
ユルルが1人で待っているのを見てほっと一安心する。どうやら悪い虫は近づいていないようだ。
「あれ? フェイ君、早かったですね?」
キョトンとした顔でユルルはそう言葉を放つ。そんな先生を自分は何か口から放つ前に抱きしめた。
突然の行動にユルルは慌ているが少し経って落ち着くと顔を赤くしながら抱きしめ返してくれた。
「お前が、いや、ユルルが他の男に言い寄られてないかと心配でいてもたってもいられなかった」
「心配症ですね。でも好きな人にそんなに心配してもらえて私は幸せ者です」
しばらく互いに体温を交換しあったあと、フェイから離れる。ユルルはもう少し抱きしめて欲しそうな顔をしていたが我慢してもらった。
手を繋ぎ、指を絡ませ合う。所謂恋人繋ぎだ。ぎこちない様子でフェイとユルルは街中を進んでいく。フェイは前世では恋人などいなかったから何を話していいか分からず、ユルルも生まれて今まで恋などしたことなかったのだ。今も頭の中ではなにを話したものかとパンク寸前であった。
フェイが優しく強く握った手を握りしめるとユルルはこちらを見つめ恥ずかしそうにしながら嬉しそうに笑みを浮かべて握り返してくれる。その度にフェイは抱きしめたくなるが我慢した。そんなことをしていては目的地に着く前に日が明けてしまいそうだったからだ。目的は今のところただ一つ、ユルルの泊まっている宿へ向かうこと。
何度もユルルを抱きしめたくなる誘惑に打ち勝ちながらもユルルの泊まる宿へ到着し部屋へと案内された。宿屋の店主からは微笑ましいものを見るかのような視線を送られたが無視した。
部屋に入ってユルルの顔を見ると真っ赤であった。愛し合う男女で同じ部屋で夜を過ごす。そういうことだ、ユルルも理解はしているが頭が追いついていないようであった。フェイもそれを見てリードしてあげたいとも思ったが、前世も今世も生まれてこの方そういった経験は皆無である。リードなどできるはずもなかった。
お互いベッドに座ったまま沈黙が続く。一体どうしたらいいんだとフェイは内心焦っているとユルルが決心したかのように声を上げる
「あ、あの! キス…してくれませんか?」
終わりは消え入りそうな声だったが、最後まで言い切った。
どちらからというでもなくお互いにゆっくりと顔を近づけていく。そして軽く触れるようなファーストキスを終えた。当然、それだけで満足できるはずもない。啄むようなバードキスを続ける、フェイはそれだけでは物足りないと舌をユルルの口の中へと侵入させる。
「ん!? ふっ……ふう……」
ユルルも舌が侵入してきた時は少し驚いたような声を漏らしたが、すぐに黙って受け入れて自らの舌をフェイの舌へと絡ませて、唾液の交換をする。息をするだけで互いの臭いが肺を満たし、カチカチと音をたてて歯がぶつかり合う。体格的にも舌の長さ的にもフェイの方が勝っている。フェイの舌はユルルの口の中を好き放題蹂躙していた。
「んっ! んん! ふっ、ん……っ」
最初は負けじと抵抗していたユルルであったが途中からは、フェイに全てを任せて幸福感に浸りながら感じていた。これがキスというものか。そう思いながらユルルは快楽に溺れていく。フェイもキスだけでは物足りなくなり、一度唇を離す。その時のユルルの顔は切なげでとてもそそるものであった。
「ど、どうしたんですか、フェイ君。キスは飽きちゃいましたか?」
「いや、ユルルの胸を触りながらキスしたい。いいか?」
その言葉を聞いたユルルは優しげな表情を浮かべる。
「いいですよ。私の胸であれば好きなだけ触って下さい」
そう言ってユルルは服をはだけさせ、胸をあらわにする。服の上からでも大きいのは分かっていたが、服からはみ出した胸はより一層大きかった。メロンくらいはありそうな大きさである。ロリ体型でこの胸の大きさは反則だろとフェイは思ったが口には出さなかった。そしてユルルをベッドへ押し倒しながら口に貪りつく、今度はたわわに実った胸を揉みしだきながら。
「きゃっ! ちょっ、まっ……んっ、んむっ……」
ユルルはフェイにされるがままに身体を弄られる。だがそれも悪くないと思い始めていた。安堵感が凄まじいのだ。これが愛する人とするということなんだなと徐々にではあるが実感し始めていた。
フェイはユルルの片胸の乳首を優しく摘んだり軽く引っ掻いたりするとユルルの身体がピクピクと跳ね、快楽を逃そうと必死になっているのを楽しんでいた。初めての愛撫で愛しの相手が感じてくれている。これほど嬉しいことはないといった様子で更にユルルを責め立てる。ディープキスをしていた口で弄っていなかった片胸に吸い付き、余っている手をユルルの大事な秘部へと持っていく。ユルルは今、与えられている快感でその事に気づくのに遅れた。フェイが秘部を撫で上げる。先程まで与えられていた快楽で既に濡れており準備は万端であるといった様子であった。
「ひゃん! フ、フェイ君! そこは……触っても良いけど優しくお願いね…あっ、やっ……ダメッ……」
「無論だ。だがしっかりほぐしておかないとユルル、お前に負担がかかるだろ。それは駄目だ。お前にはしっかりと快楽を感じられるように下拵えをしておかなければ俺は自分を許せない」
「フェイ君! あっ、フェ、フェイ君!! 分かったから! もっとゆっくり、そんなに激しくしたら…やっ……はっ……あっあっ……」
フェイは指2本を優しく秘裂に優しく突き進めると処女膜を破らないように弱いところを探す為に膣肉を指を軽く曲げて引っ掻いていく。それだけでもユルルは嬌声を止めることができないでいる。そしてフェイは見つけた。そこだけ明らかに今までと反応が違う所を。その部分を2本の指で刺激していく。それだけでユルルは身体を激しく痙攣させ始める。
「や……フェイ、くんっ! 待って、なにか、なにかきちゃう!!」
ユルルは涙目で嫌々と頭を左右に振りながら、肩をビクンビクンと震わせる。だが、フェイは決して手を緩めない。トドメを刺さんとばかりにより強く続けた。
「イくッ……ホントに……イっちゃうからッ……あっ、ダメッ──!?」
ユルルは未知の感覚にパニックを起こしていたが、それも限界を迎え、下腹部に溜まった快楽が一気にユルルへと襲いかかった。
「ひぐ! あっ! あああああああああああああああ!!」
絶叫と共に秘部から潮が噴き出し、フェイの手に吹きかかる。ユルルの目はトロンと蕩けており肩で呼吸をしており、視線もおぼつかなくなっていた。絶頂の余韻に浸っているのは間違いない。フェイは愛する女性を初めてイかせた事に達成感でいっぱいになっていた。
ユルルは少し落ち着いたのか、息を少し荒くしながらフェイへとジト目を向ける。
「フェイ君ってホントに女性と関係を持つの、初めてなんですか? なんかで慣れてるような感じがします」
そんなことを言われるのは心外である。正真正銘の初めてだ。それをやんわりと伝えようとしたが、やはり意図しない変換が行われた。
「安心しろ、関係を持つ女はユルル、お前ただ一人だ。これから先もずっとな」
「……ズルいです……そんなことばかり言うから私みたいな面倒事を抱えた女に惚れられるんですよ……」
ユルルはボソボソと恥ずかしそうに言葉を口にしたが当然フェイには届いていない。当のフェイはユルルへの愛撫と嬌声を聞いて我慢の限界を迎えていた。
フェイは服を全部脱ぎ捨てユルルへと向かい直る。その顔は真剣そのものであった。
「ユルル、今すぐお前を抱きたい。いいか?」
フェイの熱い眼差しにユルルは頷く事しか出来なかった。そして視線をフェイの股間へと向ける。そこには自分が知っているよりも大きい気がする男の象徴が反り立っていた。
(これが私の中に…入るのかな?)
ユルルは少し不安気な表情を浮かべていたが、フェイの顔を再び見て覚悟を決めた。恐らく自分が拒否すればフェイは途中であろうとも本番はやめてくれるだろう。だがそれでは、自分もそして何より大好きなフェイを傷つけてしまうだろう。それはユルルには耐えられなかった。
ユルルも服を全部脱ぎ、閉じていた脚もゆっくりと開く。その様子をフェイはまじまじと見ていた。
23歳とは思えない幼い身体つき、しかしそれに似合わない程のたわわに実った2つの果実にとても肉付きの良いおしり、そして綺麗にくびれた腰と産毛すら生えてないまっさらな秘部。これから及ぶであろう行為を忘れて見惚れていた。この極上の女性が自分の彼女だと思うとこの世界に転生させた神には感謝の言葉しか浮かばなかった。
「フェイ君? 私はいつでも大丈夫だから……お願い、来て……」
フェイはユルルをゆっくり優しくベッドへと寝かせると。亀頭をユルルの秘裂へとあてがい、僅かに秘裂へと埋める。
「んっ……!」
くちゅりという音と共にユルルの声が漏れ出す。お互いに視線を合わせる。そこには言葉はないが頷き合う。2人にしか分からないやりとりがあった。
そしてフェイは腰を前へと突き出し、進める。
先走り汁と愛液が混ざり合い、潤滑油としてフェイの男根を奥へと進めやすくしていく。逸物が突き進むにつれユルルの下腹部が逸物の形に僅かに膨らむ。
「んっ! やぁ、ふぅ……っっ! んぁあ!」
ユルルの蕩けた嬌声で己の劣情が更に引き立てられる。そして亀頭を子宮へ向けて進めていくと何かにぶつかった。まだ子宮ではない、ということはそれはユルルの処女膜なのだろう。ユルルへ視線を送ると彼女も頷き返してくれた。聞く必要もないだろう。ユルルは既に覚悟を決めているのだ。心配するのは逆にユルルの覚悟に傷をつけるというもの。フェイは一呼吸置き、一気に処女膜を貫いた。
「ッッ〜〜〜〜〜〜〜!!!」
声にならない悲鳴が小さく響き渡る。ユルルがフェイを心配させまいと必死に声を抑えていたのであろうが、フェイの耳には届いてしまった。慌てそうになるフェイを見て、ユルルは少し辛そうな様子ながらも笑顔を向ける。
「わ、私は大丈夫……だからフェイ君の好きに動いていいよ……」
フェイは逸物を入れたまま優しく、そして力強くユルルを抱きしめた。自身の痛みを顧みず、自分の心配をしてくれるユルルのしたたかさに心動かされたからである。ユルルの痛みが引くまで温かく抱きしめる。それが自分に出来る最善の手段であると。
ユルルもフェイの心遣いにすぐに気付き、涙を流しながら嬉しそうにフェイの背中へ手を回して抱きしめ返す。フェイの胸板でユルルの胸は美しく潰れていた。
少しの時間が経ったあと、ユルルは優しくフェイの背中を叩き、耳元で囁く。
「フェイ君ありがとう。お陰で痛みはもう引いたみたい。今度こそ好きに動いていいよ」
フェイは頷くとユルルの腰を掴み、ゆっくりゆっくりと子宮へと逸物を突き進めていく。そして最奥へと到達した。亀頭が子宮口へと優しく触れる。それだけでユルルは喘ぎ、身体を小刻みに震わせた。腰を少し引き亀頭を少し子宮から離して見ると子宮口は離すまいと亀頭にキスするかのように吸い付いてくる。ユルルはその間ずっと身体を小さく痙攣させていた。
「お゛っ……おっん……」
快楽に浸っているユルルの腰を掴み、腰をゆっくりだが本格的に振り始める。膣内全体を刺激する様にゆっくりとだが一突き一突き確実に穿ってゆく。
「あっ! ひゃんっ! いっ! んあっ!」
互いの腰がぶつかり合う音が部屋に響き渡る。それと同時にユルルの気持ち良さげな嬌声もフェイの耳に伝わり、背筋をゾクゾクと震わせる。これが性行為か、これほど気持ち良いとはフェイも思わなかった。
不意にユルルの声がフェイの耳へと届く。
「フェイ君! こっ、怖いのっ! 私の、身体がっ、ふわふわしてぇっ! わたし、とんでいっちゃいそうでっ、怖いのぉっ!」
ユルルの頭を優しく撫でてやる。それだけで先程まで不安な顔を浮かべていた彼女がにへらと笑う。
「俺にしっかり掴まっておけ。そうすればどこにも飛んでいかないさ」
ユルルは幸せそうな表情のまま何度も頷くとフェイの首へと腕を回した。
それと同時に膣内の締め付けも強くなる。フェイに身体を密着させたことでより感じているようだ。フェイも一回りも二回りも小さなユルルの身体を大切なもののように抱きしめる。それと同時に腰の動きを強くした。するとどんどんユルルの表情が蕩けていく。
「ひゃあ! あっ! これ、いいっ……! わたしのなかっ、あたたかくてっ! すごい、きもちいいのぉ……!」
「ユルルッ……もう少し耐えろっ……」
フェイも結構限界が近づいていたが、ユルルはもう意識が飛ぶのではないかといった様子である。フェイとしては初めてはお互い一緒にイきたいと思っている。ユルルも同じだ。だから一緒にイけるようペースを早めていく。
いきなり膣内に与えられる刺激が強くなり、ユルルは「ひゃん!」と声をあげるが、フェイの腰に脚を回し、より強く抱きしめることで必死に耐え忍ぶ。
「ふっ! ふっ! あっ……あっ……あん!」
力強く突けば突くほど、ユルルは可愛らしい顔で嬌声をあげ、フェイを抱きしめる力を強くする。
「ぎっ! ああん! ひゃ! ひぅ! やっ、あんっ! なにか、くる! わかんないのが、なにかきちゃうぅっ!」
「我慢しなくていい、俺ももうすぐ限界だっ!」
絶頂が近いのか膣内がうねり、痙攣しはじめる。フェイも限界が近く、逸物の中を熱い何かが昇っており、それを力を込めることで必死に抑えていた。ユルルが達するのも後少しだ、それまで耐えなければ。
「ひぅ! くるっ! くるっ! なにかが、もうおさえるのむりぃぃぃ!」
ユルルがそう発すると同時に膣内が激しく痙攣し、フェイの逸物を根本から絞ってくる。まるで中のものを全部欲しているかのように。フェイももうこれ以上は無理だと判断し、ユルルにトドメをさす為に腰を引き、最後の一撃を彼女の子宮口に叩き込んだ。
それと同時にフェイの逸物は限界を迎え、溜めに溜め込んだものを解放した。
「──っっ! ふぁぁぁああああああ!!!」
粘っこい熱い精液がユルルの胎内に注ぎ込まれる。背筋をのけぞらせ、背中に回していた腕と脚は更に強く巻きつけられ2人の身体は密着する。そのせいで逃げ場を失った精液は全てユルルの子宮に流れ込み、下腹部を少しだけだが膨らませた。フェイはユルルの腰を押さえて、一滴残らず彼女の中に注ぎ込んだのであった。
「っん……はっ……ふぅ……」
全身を震わせて絶頂の余韻に浸るユルルは手足の力が自然と抜け、フェイに巻きつけていた腕と脚が解けていく。密着した身体が離れると胎に溜まっていた液体が出口を見つけたと言わんばかりの勢いで精液と愛液が混ざり合った白濁液がユルルの安産型のおしりを彩る。
ようやく落ち着いたのかユルルが幸せそうな笑みを浮かべながらフェイの瞳を覗く。
「ふっ……ふぅ、フェイ君、ありがとうございます。私は幸せものですね、初恋の相手に初めてを捧げられるなんて……それに、こんなにいっぱい注いでもらえるなんて」
そういってユルルはお腹を摩る。まるでその中に愛する存在がいるかのように。
「幸せならいつでも与えてやる。だから、俺とずっと一緒にいろ、ユルル」
フェイはそう言葉を発するとユルルの頭を優しく撫でた。ユルルはそれを目を細めて幸せそうに享受していた。しばらく幸せを噛み締めていたが、ユルルははっとしたように気を改めた。
「そういえば明日は仕事があるんでしたね。余韻を味わうのも名残り惜しいですけど片付けをして、明日に備えないとですね」
そう言ってベッドから立ち上がろうとしたが横からの力でベッドに押し倒される。
「へ?」
視線の先にはニヤリと笑みを浮かべた恋人、フェイの姿しかない。彼がなぜこんなことをするのか見当も付かなかった。
「フェイ君? なんで私を押し倒したのですか?」
「簡単なことだ。初めての夜をこれで終わらせるのは惜しいからな」
「なにを言って……」
ユルルは視線を動かすと自然と目に入ってしまった。完全復活を遂げたフェイの逸物を。
「お、男の人って一回で満足するものじゃないんですか?」
「俺をそこら辺の奴らと一緒にするな」
ユルルはフェイの腕を押し退けようとしたがびくともしない。それもそうであろう。ユルルは既に体力を使い果たしており、更には絶頂の余韻で力が入らない状態である。それに対してフェイは元気いっぱいで続きに執心している。ユルルの運命はこの時点で決まっていた。
「俺が満足いくか、お前が気を失うまで付き合ってもらうぞ。なに、心配するな、絶対に後悔はさせない」
「あわわわわわわわわ……」
三度目の中出しをされた頃にユルルは体力を使い果たして気を失い、初めての夜を終えたのであった。
つづく(願望)