神の奴隷
エルフの企業が此岸を、神の教団が彼岸を支配し、妖精と魔法が溢れる24世紀。
混沌とした世界の中心、通称゛堕天特区゛の住人ではあったけれど、私の人生は平穏で恵まれていた。
見た目は頼りないけど上澄みでしたたかに生き抜いてきた両親。
早熟で生意気、でもかわいくて大事な妹。
私に特別なところはあんまりない。しいてあげるなら二つ。
ちょっと、もしかしたらわりと、身持ちが固いこと。
とっくに廃れた文化、読み物に興味があったせいで、今が人類史上もっとも性に奔放な時代らしい、ということに気づいてしまった。
おかげさまで人並み以上の羞恥心と自制心を得てしまい、とっくにしててもおかしくない、いくつもの『初めて』をまだ経験していない。
そっちは妹の方が経験豊富かもしれない。……からかわれて悔しかったから、勢いでキスだけは妹としてしまったけど。
もう一つは、できるだけ善い人であろう、と考えていること。
人に生まれつきの善悪なんてあるとは思わない。ただ生きていく中でそうなっていくだけ。
なら、善き家庭と環境に恵まれた私は善い人でいないといけない。これはある種の矜持だ。勝ち組の傲慢だとしても、私は周りの人たちに恥じない人間でありたかった。
だから、なのだろうか。
巻き込まれたテロで肉塊になった両親。黒焦げの妹だったもの。
妹にまだ息があると気づいたとき、目の前の『神』に懇願した。私のすべてを捧げるから妹を助けてほしい、と。
混乱と恐怖を舐め取るかのように顕現した神が善いものではないことはわかっていた。それでも私は妹を諦めきれなくて。
雲のような肉塊とのたうつ触手。邪神の太母。シュブ=ニグラスと契約して私、ホヅミ・ナミの人としての生は終わった。
「う゛、あ、ああっ❤」
覚醒していく意識にくぐもった、けれど悦びが抑えられない喘ぎ声が聞こえる。
下腹部を貫く快感とそれが連動していることで、ようやく自分の上げた嬌声であることに気づく。
視界に映るのは私を犯すエルフの姿。控えめな照明が薄汚れたコンクリートをおぼろげに照らしている。
意識を取り戻した肉便器をいたぶるべく、注挿は下から突き上げる激しいものに変わる。
「お゛ほっ❤ お゛ぅ❤ ああっ❤ あぐっ、イぐ、イぎますぅ❤ お゛おぉ~~~っ❤❤」
邪神に弄られ、半年間虐め抜かれた肢体はそれだけで一気に登り詰め、終わらない絶頂を味わい続ける。
手を括り付けられ、脚を広げて固定された体勢ではできることは少ない。痙攣に任せてわずかに腰を動かし、絶頂の収縮で腸内の肉棒を刺激する。
予兆に膨らむ肉棒とエルフの呻き声。
仕込まれた性技と高位サキュバスに匹敵する淫孔に作り変えられたアナルに耐えきれず、ペニスから熱い精液が迸る。
「あ゛ぅ❤ ケツまんこにぃ❤ あついのぉ❤ イグのとまらにゃい❤」
脈打ち、腸内に注がれるたびに頭の中が弾け、昔は思いもつかなかった卑猥な言葉が自然と溢れ出す。
射精が終わり、満足した肉棒が引き抜かれる。
「あぁ~~~❤ ん、あぅ…変態処女のケツまんこ、ご利用ありがとうございました……」
わずかに菊門から精液が垂れるが、引き締め、漏れ出ないようにして感謝の口上を述べる。
「あ…きれいにさせていただきます……うぐ……ん……おご……」
腸液と精液に塗れた肉棒で頬を叩かれ、追加の奉仕を行う。
口と舌が肉棒に触れ、喉奥を突かれると下腹部がうずいて何かが込み上がってくる気配を感じる。この身体は口腔すら性感帯に作り変えられてしまった。
頭を掴まれ乱暴に抜き差しされ絶頂し、喉に排泄される精液でまた達す。
「ごぶ……ごく……❤ んっ、うん……❤ おいしいです……❤」
そして利用者のエルフは機嫌が良さそうに去っていく。
残されるのは肉便器にふさわしい淫蕩な笑顔を浮かべた私だけ。広げられた股間には秘裂に貼られた呪符と別の生き物のようにひくつく後穴。
これが今の私の日常。なんの戯れか、多産で知られる太母の邪神は純潔を散らすことを良しとしなかった。その代わりに身体は変異し、サキュバスと相違ない代物に成り果てた。
邪神の意図はわからない。神の中でもとりわけ理外の存在である外なる神の思考など狂信者であっても理解できない。
ただそれを解釈することはできる。教団幹部の司祭はこうプロデュースしたのだ。
邪神の母に認められた処女の聖女。その清らかさで衆生の穢れを受け止め清める、と。
楽園区にふさわしくない、この薄汚れた路地裏の公衆便所を思わせる神殿もわざわざ作ったのだろう。
半年の間、『施し』と『試練』で連れ出されるときを除いて私はここで性処理の肉便器として過ごした。途中、他の性奴隷が設置されることもあったが、心と身体のどちらか、ないし両方を壊して撤去された。
私がこうして残っているのは精神が強靭だったから、ではない。
邪神と契約して身体を作り変えられた私はたぶん、心の在り方も都合のいいようにいじられたのだろう。嫌悪を内に秘め、羞恥を忘れず。けれど快楽に流されて淫蕩に耽り、決して壊れない。
そうであってほしい。そうでなくてはならない。
ここまで辱められて壊れない。それどころか凌辱が終わるごとに疼く子宮。まるで物足りないと不満を訴えるかのような鈍痛。それが私本来の欲求だなんて、そんなことはありえない。
「聖女さま。司祭さまがお呼びです。急ぎお支度を」
ぼんやりとした思考に割って入る声。
声の主は慇懃無礼な狐面の作務衣。聖女の付き人、という扱いの男性。『施し』や『試練』に付き従う彼は私の痴態をあますことなく知る、ある意味で親しい人間だ。私を『使った』回数でも上位の一人だろう。
「……わかりました。あの、お願いします……」
近づいた彼が手枷と足枷を外す。何日ぶりかも判然としないけど、身体の自由を取り戻す。へたり込む姿勢になり、不自然に膨らむお腹にようやく気づく。
「あっ……ださないと……」
胎内に溜め込んだ精液を排泄するという惨めな行為。彼の前でさせられたことも何度かあるけれど、耐え難い羞恥を感じる心はまだある。たぶんダメだけど、一人にしてくれるようにお願いしようと顔を上げる。
「手伝いましょう」
ふいの言葉に聞き返す時間もなく、お腹に彼の足が突き刺さる。
「おがっ! おご、おえ…ごっ❤ ごふぅ❤ ふぐぅ❤」
くの字に曲がる身体。胃から逆流した精液を嘔吐し、腸の精液が尻から吐き出される。お腹の痛みとえずきの苦しみはすぐに排泄の快感に塗りつぶされる。このどうしようもない躰は、情けない音ともに射精のように繰り返す排泄と同時に絶頂を繰り返す。
「掃除は結構。沐浴と着替えを済ませてください」
「ぅ、あ、はい……」
軽蔑しきった声色になんとか返事をして、お腹を押さえて立ち上がる。
痛みと快感、そして羞恥。怒りなんてものが入る隙間はなくて、逃げるように浴室へと向かった。
汚れを洗い流し、髪と身体を乾かす。神殿の利用者も使用する浴室は楽園区の施設らしい清潔さと機能性を持っている。人間らしい行為と一人の時間は、錯覚だとしても以前の私を取り戻してくれるような気がした。
洗面台の鏡に映るのは見慣れた自分の顔。散々弄り倒された身体だけど、ここに手は加えなかったらしい。
絶世の美少女、とまではいかないけど天然物にしては悪くない、とうぬぼれてみる。昔の大人数アイドルグループなら、センターは無理でも前列には立てる、ぐらい? 黒い髪と鳶色の瞳は、いかにも日本人的で童顔っぽい印象を深めてるかもしれない。
身体も、感度や機能はともかく外見は昔と変わりない。現役女子高生として恥じるところのないくびれや肉付き、のはず。背丈はちょっと小柄で胸がほんの少し小さくて、お尻は気になるけど、大丈夫、普通の範疇だ。きっと。
下腹部に刻まれた淫紋だけは昔にはなかったものだ。高価な戦闘用マギウェアで見合っただけの機能は持っているけれど、それとは別に意識と身体に干渉している、と私は考えている。
長い黒髪をポニーテールに纏める。元からの髪型で司祭からの指示はなかった。むしろ、聖女としての正装からして合わせてきたのかもしれない。
衣類入れに下着の類いはない。サキュバスに近似の身体だからブラはいらない、下は前貼りのみで後ろは常に開けておけ、ということなのだろう。……受け入れたわけじゃないけど、ないものはない。問題を大きくしているのは、上に着る正装だ。
肩を出し脇の空いたノースリーブの白衣。二の腕から手首までを覆う和服の袖らしきもの。
腰をわずかに隠すだけの緋袴状のミニスカート。ふとももまでの黒いタイツと白い足袋。
私の純和風な見た目に合わせた巫女のディバインコスのつもりなんだろうけど、前貼りと組み合わせは後ろ限定のビッチコーデそのものだ。そして実際にそういう風に何度も使われた。
ため息をつきながら着衣を始める。そういえば彼はずいぶんと急いでいたけど、急の『施し』や『試練』なのだろうか。もしそうだとしたら私は……。
「ずいぶんと待たせますね。急ぎだと伝えたはずですが」
付き人の声に油断していた身体がすくみ緊張が走る、その直前。アナルに2本の指が無造作に突っ込まれる。常に腸液に濡れそぼる淫穴は快感だけを走らせる。
「あっ❤ あうっ❤ な、なんですか、いきなり、んぐぅ❤」
狭い密室にぐじゅぐじゅと尻穴をかき混ぜる音が響く。抜けそうになる腰をがんばって保とうとして洗面台にもたれ掛かって体重を支える。それがお尻を持ち上げ突き出した格好であることに気づくけれど、すでにいいように弄ばれ痙攣を繰り返すだけの下半身では何もできない。
「いえ、ケツ穴狂いの変態聖女さまが一人遊びをしているなら、それで司祭さまを待たせるのは心苦しいと思いましてね」
「や、あっ、くっ❤ そんな、言い方ぁ❤ それに、オナニー、なんてしてませんっ、あ、あ゛あっ❤」
口答えを黙らせるかのように深く突きこまれた指が腸奥を抉る。
「それでは自慰もせずにこの濡れ方に乱れようである、と。あるいは、これから起こることへの期待に発情していたのでは?」
「……ふ、ふーっ❤ ふーーっ❤」
指が動きを止めたので、喘ぎ声を抑え呼吸を整える。
「『施し』が待ち遠しいのでしょう。長年快楽を貪り尽くしてきたエルフの変態どもに、気絶と覚醒を繰り返し記憶が曖昧になるまで弄ばれる。口さがない連中は『記憶がないなんて嘘だ』と言いますが俺は信じますよ。あんな醜態を晒しておいて澄ました顔なんて無理ですから」
「っ、あ、んぁ…❤」
気の利いた返しが思いつかなくてただ声を抑える。
記憶がないのは本当だからその『醜態』には言及できない。ただ断片的に浮かぶ光景と、終わったあとに一日中続く軽い絶頂からたぶんそういうことなんだろう、とはわかってしまう。
「変態エルフのために聖女さまの身体を整えるのも一苦労だってわかってますか? こんなにイきやすい色狂いを焦らして焦らして、壊れる寸前まで持っていくのは面倒なんですよ」
「あっ❤ あ゛ぁ❤ あぁ~~~~❤」
指が軽く腸壁を叩く。その向こうの子宮をノックするように。
『施し』の前には彼と司祭が時間をかけて私の身体を仕上げる。媚薬入りの浣腸を腸に染み渡らせ、全身を拘束されたまま絶頂寸前で放置される。身体の自由は私のものでなくて、誰かに管理される教団の所有物だと思い知らされる。
「それとも『試練』の方ですか? この前は特にひどいよがりようでしたね」
「~~~~~っ❤❤ あぅ❤」
ゆっくりと、味合わせるかのように指が引き抜かれる。
いやらしく指に絡みく後穴が脳裏に浮かんで、尻に飛び散る腸液と排泄の快感が想像の正しさを伝える。
『試練』は邪神の使徒としての戦闘訓練、という名目になっている。
けどその実体は違う。武器として与えられた大鎌は素人の手には余るし、戦いと縁遠かった私はセオリーがわからず受け身も満足にとれない。
回数を重ねるごとにそれっぽくなってきているとは思うけど、結局は無様に負け、犯されることになる。最悪なのはそれを見世物として行われること。教団がネットに根付く集団である以上、あの有様も映像として流されているのだろう。
「ミノタウロスに似せられた改造オーク。腕よりも太いイチモツで尻穴を貫かれて持ち上げられて、あんなに気持ちよさそうに喘ぐなんて正直引きましたよ」
「ち、ちがいます! 壊されるんじゃないかって、本当に怖くて…」
さすがに反論する。それを封じるように。
「でも結局はよがり狂ってたでしょう? コレが気持ちよくてたまらないのは、よく知ってますよっ!」
「おほぉ❤ お゛ぅ、お゛おおおっ❤❤ ら、らめぇ❤ それっ❤ おがしく、なるぅ❤❤」
勢いよくアナルに突きこまれた肉棒は子宮を裏側からこねまわし、お腹に当てられた彼の手がその刺激を逃さないように押さえる。
『試練』のときの再現だ。でもあのときは、もっと太く大きいペニスで、それこそ潰しかねい暴力的なピストンで。
「物足りないでしょう? 目に見えてわかるほど腹が変形して、元に戻らないんじゃないかというぐらい激しく犯されて興奮する、子宮アクメが大好物の変態処女はこれぐらいじゃ足りませんよね?」
「お゛ほっ❤ お゛ぅ❤ ああっ❤ しきゅうアクメぇ❤ すきっ❤ くるぅ❤」
もう彼の言葉も、自分が何を口走ってるかもわからず、躾けられたままに絶頂の報告をする。
「お゛おおおっ~~~~~~❤❤❤」
肉棒が深く突きまれ、子宮を押し潰す。直腸にぶちまけられる熱い精液。手はお腹の上から脈動に合わせ子宮を刺激する。涙にぼやける視界に広がるのは、鏡に映された下品なアヘ顔。
快楽の度合いでいえば及ばないのかもしれないけど、こと私を貶める手法については言葉と技術を持つ彼の方が数段上手だった。
「さて、時間が押しているのでこのまま行きましょう。聖女さまがその緩いケツ穴をしっかり締めてれば司祭さまも気がつきませんよ」
言った本人が欠片も信じてなさそうな言葉を口にして、放心した私を抱えて浴室を出る。
「あへぇ…❤ あぁ~~~❤」
『施し』と『試練』への期待、子宮の疼きと後穴の快楽で翻弄される私にできることはなにもなかった。
「し、失礼します…」
あの後、気が付いたら司祭の執務室の前まで運ばれていた。有無を言わせない様子の付き人に意見はできず、上気した顔とひくつくお尻を引き締め平静を装って部屋へと入る。
「おお! これは聖女さま、ご足労いただいて申し訳ない」
実用性の低い古びた豪華な家具で誂えた内装。巨大な机の向こうには剥げ上がった頭と肥え太った巨体を持つ中年の司祭。袈裟をアレンジした和装も相まってどこにでもいそうな住職に見える。
だけど侮ってはいけない。楽園区に施設を持つ教団を運営しているのは彼だ。並外れた商才があるのは間違いなく、性奴隷を調教する手腕も嫌というほどこの身が知っている。
「いえ、その、急ぎの用件ということでしたけど……」
一礼して本題を切り出す。お尻の事情をさて置いてもあまり長居はしたくない。立ち上がった司祭はそんな私を焦らすように、歩き周りながら話を続ける。
「それが、ええ、実は太母さまがたいそう荒れておられまして。フトマニを行ったところ、どうやら聖女さまの処遇がお気に召さないようでして」
「……そう、ですか」
意外な展開だ。混沌の邪神に人並みの執着などあるはずもないけど、何かが引っかかったんだろう。あるいは単に飽きたのか。
「私どもとしては大変悩みましたが勘案の結果、聖女さまには布教活動の一環として下層でハンターをやっていただこう。そういうことになりまして、はい」
これは本当に意外で少し考える。下層でハンターを行う。私にとってはいいことだ。死の危険はあるけど、肉便器扱いから抜け出せるなら悪くない。
それになんといっても、妹の安否と所在を確かめる好機だ。
邪神との契約後、妹には一度も会っていないし連絡も取れていない。司祭に聞いても「まだ会える状況ではありません」と返されるだけ。助けたときの状態からするとおかしい話ではないけど、それでも確かめたい。
邪神との契約で願った『妹の命』は助かっただろう。
でもそのあと、私のような、あるいはこれ以下の扱いを受けていない保証はない。
もちろんこのことは司祭だって思いつくだろうし、なんらかの手は打っているはず。あるいはこれが私にハンターをさせる撒き餌なのかもしれない。
それを踏まえてもなお、行く価値はあるように思えた。使徒は常に神に見守られているけど、神にであって教団にではない。
だからこそ抜け道はどこかにある。
「わかりました。けど不安なのは私にハンターとして活動できるだけの実力があるかどうか……」
「ああ、いえ、それは問題ありません! あのミノタウロス相手に一歩も引かなかった聖女さまなら大丈夫ですよ!」
「あ、ぅ……」
『試練』の凌辱に連動して付き人との行為を思い出し、満たされない子宮が疼く。頭から振り払おうと、別の質問を投げかける。
「ハンターには活動時の名前があるそうですが、それはどうしましょう?」
「はい? それはもちろん、聖女としての名前を使っていただきます。その衣装も込みで」
「……ヴァージンペイン」
処女の疼き。それが今の私の名前、聖女としての名前。名付け親は司祭だ。
最初はただ悪趣味なだけかと思っていたけど、今の私の状態を差しているのなら、やはりこの人は侮れない。
「ええ、とても良い名前でしょう」
背後に立った司祭が子宮と思しき位置に手を回し優しげに撫でる。
「あっ、うぅ……❤」
身が竦む。後ろの『始めて』を奪ったのも、口と喉で咥え込んだ『始めて』もこの人の肉棒だ。
「ほらこれがヴァージンペイン、聖女さまそのものですよ。決して満たされぬ淫らな欲望。ふむ、しかしこれは尻軽が過ぎますな」
「やぁ❤ さっき、イったばっかり、でぇ❤ やだぁ❤」
アナルにねじ込まれる人差し指。ぐちゅりとかき混ぜる音には付き人の精液が混じっているのだろう。
「ああ、先程の続きで。ハンターとしての活動は自主性を重んじますが、必要があれば御勤めを果たしていただきますのでそのつもりで。まあ、そうはいってもしばらくはご無沙汰になるわけですから、今日はわたしの相手をしてもらいましょう」
脳裏によぎるのはこれまでの調教の数々。私が気絶したあと意識を取り戻すまでに必要な絶頂の回数。お腹に入る浣腸の量と媚薬を吸収するまでの時間。効果的な言葉責めの単語と機会。
この人は私以上に、私の身体と心を知り尽くしている。そんな人に一日中辱められる。
「……っ、んぅ…❤」
「想像しただけでこの反応とは。本当にいやらしい聖女さまだ。安心してください。起きたときにはもう自由の身ですよ」
首筋に軽い痛み。エルフ御用達のクリーンで強烈な媚薬を使われた、と気づいたときまでが、この日の記憶の全てだった。
「あぁ~~~~~っ❤❤」
身体が崩れ意識が薄れる。倒れかけた身体は司祭が抱きとめるけど意識は止まらず、闇の中へと堕ちていく。