***
小屋の中で二人の男女が柔肌を晒し、くんずほぐれつ交わっている。
「んっ♡、んっ♡、んっ♡」
男が腰を振るたび女が声を漏らす。
「出しますっ!」
男、ヴェンデリンがそれだけ言うと腰を限界まで密着させ震わせる。
「ああんっ♡」
包皮に包まれた陰核が二人の間で押し潰され、アマーリエが甲高い声を上げる。
ドクンドクンドクン
ヴェンデリンの中に溜まっていたものが、アマーリエの膣内に吐き出されていく。
それは彼にとって今世で初めての経験であり、十数年間溜まりに溜まった男の本能がようやく解き放たれた。
雄の本能は目の前の女性を孕ませようと肉棒は限界まで大きくなり、精巣で作られた精子が管を通って先端から元気に飛び出していく。
すでに精巣は次の射精に備え急ピッチで精子を生産し始めている。生物として自分の遺伝子を残そうと、その役割を果たさんとしているのだ。
びくんっびくんっ!
一方、アマーリエは女性器の奥、子宮の入口までヴェンデリンの生殖器に貫かれ射精を受け止めている。新たな精液が送られるたびに体を震わせる事で、目の前の雄に悦びを伝えている。
びゅるるっ! びゅくっ! びゅるっ!
別の男の子供を育てた子宮、その入口は彼の亀頭とキスをして密着し、次々と流れてくる若い男の子種を浴びせられている。
彼女の子宮は久方ぶりの男の精に歓喜する様に貪欲に子宮内に取り込んでいく。
そして、アマーリエの子宮の内に入った精子たちは何かを探して我が物顔で泳ぎ回っている。
ヴェンデリンはこの世界に生まれて初めての膣内射精に酔いしれながら、アマーリエに倒れ込むように顔を近づける。
「はぁ、はぁ、はぁ」
恥ずかしさから片腕で目を覆い荒い息をしていたアマーリエは、すぐに口づけを受け入れると体を弛緩させ身を任せる。
*
やがて射精が終わり、ヴェンデリンは肉棒をアマーリエの中から引き抜きベッドの隣に仰向けに横になる。
ヴェンデリンの肉棒が抜かれると、ゴポッと膣口から入りきらない精液がこぼれお尻のワレメを伝っていく。
ヴェンデリンはベッドに体を沈ませ、アマーリエと隣り合って息を整える。
*
次第に二人の火照った身体が落ち着いていく。しかし、ヴェンデリンの相棒は再び硬くなっていた。
ヴェンデリンが遠慮がちに声をかける。
「……もう一回いいですか?」
アマーリエはすぐ再戦可能になったヴェンデリンの若さに驚いたが、すぐに返事をする。
「わかったわ」
アマーリエが身体を起こすと今度は四つん這いになり後背位の用意をした。慣れたその仕草に前の男の気配を感じ取ったヴェンデリンはカッとなり、彼女のお尻をやや乱暴に鷲掴みにした。
そして、後先考えずある魔法を発動する。
すると二人の股間の周りと周囲に飛び散った白濁液が微かに光った。
一見するとそれ以外に何の変化もないが、アマーリエは胎の内からじんわりと何かが侵食してくるような錯覚に陥る。
*
アマーリエがその理由に意識を向ける間も無く、彼女のお尻を後ろから見ていたヴェンデリンが、テカテカと粘液に塗れた淫靡なソコに興奮して襲いかかって来た。
彼女の足の間でもっちりとした桃尻を掴んでいた手に力を込めると、すっかりギンギンになっている剛直を勢いよく突き刺した。
「んあああっ♡ そんなっ! いきなりっ♡」
再びアマーリエの悲鳴が上がる。しかし、それに構わず本能のまま抜き差しをする。
「ああんっ♡ ヴェル君、激しいわっ♡!」
パンッ! パンッ! と小気味良い音が部屋に響く。その度に二人の体が揺れ動く。
ぱちゅ♡、ぱんっ、ぱんっ、ぐちゅ♡、ぶちゅ♡
「ふーっ♡、ん”ん♡、ふーっ♡、んっ♡、あ”あっ♡」
アマーリエは枕を抱きかかえながら必死に快感に耐えていた。
二人の結合部は白く泡立ち、お互いの体液が混じり合い太腿を伝って垂れ落ちている。
「アマーリエ義姉さんっ! もう、出ますっ!」
そう言うとヴェンデリンの腰の動きがさらに激しくなり、彼の絶頂が近いことを知らせている。
「いくっ♡、んんっ♡、だめっ♡、いぐうぅっ♡」
きゅっ、きゅっっ、きゅう、ぎゅうぅぅっ
膣内が細かく痙攣して男根に射精を促す。
そして遂にアマーリエの子宮に本日二度目のヴェンデリンの精が流し込まれる。
「んああぁっ♡」
どぴゅっ♡、びゅーっ♡、ビュルルルーッ♡、ビューっ♡、ビュッ♡
「うおおぉぉ! いけぇっ!」
ヴェンデリンも獣欲を示すような叫びを上げ、精の滾りをぶつける。
そして、アマーリエが全身を震わせ快楽に意識を沈めている最中、膣内に入った精液は内包する魔力で内部から侵食を開始する。彼女の赤ちゃんの部屋の大切な守りを。
*
行為が終わり疲労感から二人は生まれたままの姿で一緒に寝ている。
やがてアマーリエが先に目を覚ます。
「大きくなったわね……」
アマーリエはヴェンデリンと初めて会った頃のことを思い出す。自分の半分もなかった幼い子供が今は立派になり、さらに男女の関係になっている。
さっきまでの行為を思い出し、大人の男になったのだと自分の身体でこれでもかと実感させられた。
アマーリエがヴェンデリンの逞しい体を触っているとすぐ目を覚ます。
「あっ、ヴェル君、いえ……ヴェンデリン様」
「ヴェル君……懐かしいですね、その呼び方」
「ごめんなさい、ヴェル君じゃ失礼よね」
「いいですよヴェル君で、そう呼ばれると昔の事を思い出しますね」
「ヴェル君はまだ小さくて、私もまだまだ若かったわ」
「今でも充分若いですよ」
「お世辞も言えるようになったのね」
「お世辞じゃないですよ」
「ふふっ……本気にするわよ」
「本気にしていいですよ」
そうして二人は遅くまで昔話に花を咲かせそのまま就寝した。
***
その日からヴェンデリンとアマーリエの密会が始まった。
ヴェンデリンはその若い身体に見合った強い性欲でアマーリエを求めた。
アマーリエもそんな彼に求められるのに悪い気はせず、女としての悦びに身を委ねていた。
*
そんなアマーリエだが本人の気付かないうちにヴェンデリンの魔法の効果で、まるで防壁を切り崩す様に、少しずつ彼女の大切な部分を守る効果が失われていく。そうすると射精を受けるたび妊娠の可能性が上がっていくのだ。
さらに、子宮内に留まった魔力を含む精子が内側から溶かすようにゆっくりと効果を発揮している。事後に処理しきれなかったそれらが、気付かれずに日中もアマーリエを着実に蝕んでいく。
*
(やだ、体が火照ってる……)
アマーリエは知らず胎内の精子の影響で高まった性感を自らの手で慰める。
当然、指を動かしながら想像する相手はヴェンデリンだ。
妄想により幾分美化された彼とのセックスを思い浮かべながら指を動かす。
(だめっ、ヴェル君、私はあてがい女だからっ)
妄想の中で愛を囁かれ、心を溶かすように果てる。
ビクッ ビクッ ビクンッ
プシャアアアァァァーーー
「いっくぅぅぅ~~~っ♡♡♡!!!」
自室ではしたなく声を上げてしまうアマーリエ。
「はぁ、はぁ、私ったら恥ずかしいわ……」
肩で息をしながら先程の妄想を思い返し自己嫌悪に陥る。
やがて素早く汚れた手と股を布で拭うと、乱れた服を直す。
そして顔に赤みを残したまま仕事に戻っていく。
***
数回、逢瀬を重ねるうちにヴェンデリンは密会場所の小屋に不満があるのか次々と改装していった。
内装はかわいい壁紙が貼られ、床は綺麗なフローリングが敷かれている。
部屋にはベッドを始めとした家具も持ち込み、まるで高級宿のような様子になった。
浴室も豪華なタイルが敷き詰められ、魔道具を使ったバスが設置された。
*
またヴェンデリンはアマーリエの服にもこだわり始めた。
今のアマーリエの服装は最低限貴族としてみられるものでしかなかったのだ。
最近は生活が上向いたが、長年、田舎の貧乏貴族として生活していたせいかその服も大分草臥れたみえる。下着も田舎で手に入る簡素なもので、無地の地味なものを履いていた。
「アマーリエ義姉さん、王都に買い物に行きましょう!」
「でも、お顔が……」
アマーリエは王都で有名なヴェンデリンの風評を心配したが、彼は魔道具を使って変装し瞬間移動でアマーリエと王都に向かった。
「見て、ヴェル君! すごいわ!」
生まれて初めての王都に、中央広場の噴水の前で子供のようにはしゃぐアマーリエ。そんな彼女を優しげな目で見守るヴェンデリン。周囲から見ればその姿はどう見ても仲の良いカップルであった。
*
そして貴族向けの服飾店に入る二人。
ヴェンデリンはアマーリエの手を取ると、下心を隠さず真っ先に下着売り場へと連れ立って行く。アマーリエも少し顔を赤くしながらもまんざらでもない様子である。
「これ派手じゃないかしら」
「そんなことないですよ」
二人でじっくり下着を選ぶ。
*
購入した下着と服を着たまま店を出るとすぐに瞬間移動で小屋に戻る。
途端にヴェンデリンは我慢出来ずにアマーリエに抱きつく。
その体は期待に胸を膨らませてすでに股間を硬くしていた。それがアマーリエのお腹に当たり、局部の熱が服の上からでも分かってしまう。
「もう、ヴェル君興奮し過ぎよ」
ぽんぽんとアマーリエは子供をあやす様に、抱きつくヴェンデリンの頭を撫でて宥める。
「すみません、でも早くお風呂に行きましょう」
グイグイとヴェンデリンはアマーリエを浴室まで連れ込むとすぐ裸になり彼女の服も脱がせ始める。
「素敵です。似合ってます」
「ふふっ、えっちの前だからってそんなにご機嫌取らなくてもいいのに」
最後にアマーリエがヴェンデリンに見せつける様に下着を脱いでいく。
二人で生まれたままの姿で向き合う。
「じゃあ、今日はヴェル君に身体洗って貰おうかしら」
「よろこんで!」
ヴェンデリンは石鹸で泡を作ると、そのまま素手でアマーリエの体を洗い始めた。成熟した女体を両手で堪能する様に、むっちりした体を揉み込み全身に広げる。
さらに、局部に触れると既に彼のものになったソコを欲望のまま何度も指を這わせる。
「んんっ♡、もう、同じところばっかりじゃダメよ」
背中から抱き着き、胸と女性器を執拗に洗うヴェンデリンをアマーリエが軽く嗜める。
*
やがて泡を全て洗い流し二人で湯船に浸かる。大きく足を開いたヴェンデリンの間に座ったアマーリエがその背中を預けている。
「今日はありがとう、あんな素敵なデート初めてよ」
「アマーリエ義姉さんが喜んでくれたなら、俺も嬉しいです」
しばらくまったりとお湯につかる二人。
当然アマーリエの背中には、セックスを催促するようにヴェンデリンの硬い棒が当たっている。
互いに知らないふりをしていたが、やがて我慢出来なくなってきたのか、ヴェンデリンはアマーリエの背中から両腕を回し抱き締める。
すると必然的に剛直がさらにアマーリエの背中に押し付けられ、女体の柔らかい感触が返ってきて余計に硬くなってしまう。
「アマーリエ義姉さん、そろそろいいですか?」
「待って、今日は私が挿れてあげるわ」
そう言って湯船に浸かったまま腰を浮かせたアマーリエは、身体の向きを変えヴェンデリンと正対する。
紅潮したその顔は濡れた髪が張り付き、艶っぽい女性の色気が感じられる。
全身はお湯に濡れ、重力に従って裸体を流れる水滴が湯船へとポタポタと戻っていく。
お湯に温められ全身の肌の血色が良くなってる。加えて、股の間の茂みもお湯で濡れ毛が纏まって束を作り、その先端からも雫が湯船に落ちて妖艶な雰囲気を醸し出している。
*
アマーリエはそのままヴェンデリンの首に腕を回し、片手を肉棒に添えると、ゆっくりとヴェンデリンの上に腰を下ろしていく。
ずぷぷぷぶっ
お湯の中にあるヴェンデリンの男性器が次第にアマーリエの内側に飲み込まれていく。
「んっ、んあっ……♡。ヴェル君の全部入ったわ」
正面のヴェンデリンに微笑むとそのまま唇を奪われる。
「んちゅっ♡、れろ、ちゅるるる」
舌を絡めた濃厚な口づけを交わしながら、アマーリエはゆっくり腰を上下に振り始める。
ちゃぷ、ちゃぷ、ちゃぷ、ちゅぷんっ
アマーリエが腰を振るたび湯面が波立ち水音が浴室に響く。半身を湯船に浸かっている分、浮力で軽くなるため彼女の腰使いはより激しくなっていく。
「あっ、あっ、あっ、あんっ♡。ヴェル君、あっ、あっ♡、どう? あっ、気持ちいい?♡」
「すごくいいです。んっ、アマーリエ義姉さん、はやく出したいです」
アマーリエは身体を支える為にヴェンデリンに強く抱きついていて、その双胸がヴェンデリンの体に押し付けられ、その柔らかい感触を与えている。
すぐにヴェンデリンも我慢の限界になり両手でアマーリエのむっちりした安産型のお尻を鷲掴みにすると、アマーリエの動きをアシストする様にお尻を動かしながら腰を突き上げ始めた。
「きゃっ♡! ヴェル君、あぁんっ♡、そんな、強すぎる、あんっ♡」
二人共最高潮に向けてどんどん激しく裸体を動かす。
そして遂に、ばちゃん、と一際大きく水音を立てると一瞬動きが止まりビクビク身体を震わせながら達する。
「ぐぅぅっ! 出る」
びゅるるっ、びゅるっびゅるっびゅるるるっ!
「イクぅぅううぅぅーーー♡♡♡」
ヴェンデリンはアマーリエのお尻を掴んだ両手に力を込め、ぐぐぐっと限界まで肉棒を奥に押し込もうとする。二人の間に挟まれたアマーリエの陰核は、湯船の中で二人の陰毛に包まれたまま潰され、彼女に限界以上の快楽を与える。
「ああぁぁあぁぁお"お"ぁぁっっ〜〜〜♡♡♡!!!」
アマーリエの背筋は曲線を描き両腕には力が篭る。そして膣内が収縮する事で、射精を続ける陰茎を圧迫し追加の子種を奥へと導こうとする。
びゅるるっ、どくっどくっどくっ、どぷんっ!
アマーリエに植え付ける為に生成された精子がその本懐を果たそうと、ヴェンデリンの生殖器の先端から結合しているアマーリエの子宮へと直接流し込まれていく。
「いくぅっ♡! ィグぅっ♡! イ"グぅ"っーーー♡♡!!」
灼熱のマグマの様な精液がアマーリエの子宮の壁に直接叩き付けられる。同時に子宮から雌の悦びに歓喜する様に絶頂の波がアマーリエの全身を駆け巡る。
「ーーーッ♡! ーーーッ♡! ーーーッ♡!」
射精に連動し、アマーリエがピクンッピクンッと全身を震わせる。その度に完璧に繋がった二人の結合がズレそうになるが、ヴェンデリンは両手でお尻を無理矢理押さえ付けて、容赦なく彼の赤ちゃんの素を植え付けていく。
「ひゅーーっ♡! ひゅーーっ♡! ひゅーーっ♡!」
イキすぎて必死に酸素を求めて呼吸しているアマーリエを他所に、ヴェンデリンは眼前の乳房にむしゃぶりつく。
すると、出産経験のあるアマーリエの乳首からは僅かに薄い母乳が漏れ出し、それに気づいたヴェンデリンは母親に甘える赤ん坊のような姿で唇と舌を使って全力で吸い出そうとした。
「ーーーック!ーーーアッ!ーーーィクッ!」
ヴェンデリンの蹂躙に抗えないアマーリエは、思考が快楽で埋め尽くされても辛うじて意識を保っていた。しかし、ヴェンデリンがもう片方の乳房に口をつけ、生気まで吸い尽くすのではないかという勢いで母乳を搾り出した瞬間、プツンと糸の切れた人形の様に全身から力が抜けヴェンデリンに凭れ掛かった。
だが、アマーリエが意識を失っても関係ないと、ヴェンデリンは自らの遺伝子を残そうと特濃の精子を含んだ白濁液をアマーリエの生殖器に送り込んでいる。
*
びゅー、びゅー、ぴゅるる
やがて精巣内のストックが切れ、長かった射精が終わる。
それでもヴェンデリンは興奮状態を維持し、アマーリエが膣内で受け取った子種を一滴も漏らすまいと股間を押し付け下半身の結合を繋げ続けた。
*
ヴェンデリンは風呂から上がると濡れた体を魔法で乾かし、アマーリエを抱きかかえたままベッドに向かう。そしてベッドに上がるとゆっくりアマーリエを寝かせ正常位の体勢になる。
そうすればもうお尻からは手を離しても、代わりに自身の体重で押し潰す様に栓をすればせっかく注いだものを零さずに済むというわけだ。
そして、意識のないアマーリエの膣が侵入した肉棒を締め付け刺激し続ける事で、ヴェンデリンの肉棒は未だに硬度を保ったままでいる。
ヴェンデリンは押し倒しているアマーリエの下腹部に手を当ててみる。そこは先ほどかなりの量の精液を流し込んだので少し膨らんでいる様にも感じる。
そこに自分の精子が卵子目掛けて殺到している様子を想像してニヤつく。そして何かを期待するかのように、アマーリエの体に馴染ませる為に優しくさすり始める。
*
そうしているうちにヴェンデリンは目の前にまろび出ているアマーリエの乳房に再び貪りつく。生意気にもピンッと上向いている乳首を、今度は指も使ってコリコリと弄び母乳を催促する。
それで滲み出てきた液体を味わう様に口の中で転がす。
胸への愛撫に反応して膣内も蠢きヴェンデリンの精を新たに搾り出そうとしているようだ。
一方、精巣内ではようやく巡って来た交尾の機会に精力回復魔法の効果で常人以上の精子が再生産されている。
ヴェンデリンはそのまま寝ているアマーリエで好き放題楽しんで、明け方まで交尾を行った。
ずっと快楽を与えられ続けたアマーリエも夢と現の狭間で幸せそうな表情を浮かべていた。
*
翌朝、アマーリエが目を覚ますとすでに股間からはヴェンデリンの肉棒は抜け出ていた。ぽっかりとヴェンデリンのが刺さっていた自身の秘所の穴は小さく戻り、その小さな穴から白濁液が覗いている。
アマーリエはそれが溢れない様に股の間に片手を当て、慎重に起き上がると内股のまま浴室へと向かった。
浴室に入るとすかさずしゃがみ込み排尿するような姿勢になると、下腹部に手を当て強く押す。すると
ごぽり、ごぽっ、ぼと
どろりと白濁した液体がアマーリエの中から溢れ出てくる。膣口から粘り気の強い白濁液が排出される。
「……んっ、こんなに、たくさんっ」
あまりの量にヴェンデリンの本気のセックスの凄さを改めて見せつけられているようだ。
これだけのものが一晩アマーリエの子宮内に留まり続けたのだ。もし避妊薬を飲んでいなかったら確実に受精していただろうとアマーリエは戦慄した。
膣内のヒダに絡みついたものも含め一通り出し終わったが、まだ子宮内に残っている精子が元気に泳ぎ回っているのが本能的に分かる。
しかしこれ以上は無理と諦め、アマーリエはシャワーを浴びて体液を落とすとベッドに戻っていった。
*
アマーリエは気づいていなかった。すでに避妊薬の効果は度重なる魔法の篭った射精で形骸化してしまっていることに。
それはつまり、ずっといつ妊娠してもおかしくない状態で交尾させられていたのだ。
本人がその事に気づくのはもう少し先のことになる。ヴェンデリンの思惑通りに。
***
「あのねヴェル君、大事な話があるの」
ある日ヴェンデリンは携帯魔道通信機でアマーリエに呼び出された。
「私、妊娠しちゃったみたいなの……」
俯き気味に消え入りそうな声でそう告白するアマーリエ。
「分かりました。俺に任せてください!」
頼もしそうな態度でそのままアマーリエを抱き締める。
懐妊が分かってからずっと不安で消え入りそうになっていたアマーリエはその言葉に安心したのか、返事の代わりにぎゅううっと抱き返して全てを彼に任せた。
*
そこからヴェンデリンは父や兄たちに連絡し事情を説明し、秘密裏にアマーリエの出産の手伝い手配する。
「ありがとうヴェル君、わたし頑張ってヴェル君の赤ちゃん産むわ」
すでにアマーリエは身も心もヴェンデリンに一生捧げることを決意していたた。
*
こうしてヴェンデリンには隠し子ができた。
数年後、アマーリエが愛人としてヴェンデリンと共に暮らすことになる。その時には正妻たちには隠し子のことを話し、ひと悶着あったがどうにか許して貰ったようだ。
その後、バウマイスター伯爵家にはとても仲の良い義姉弟がいる、というのは貴族の間では有名な話であった。
***
評価感想感謝