※この作品はR-18です。

鉄のハーレム堪能記   作:柳芽帆奈

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すいません・・・今回もバンドリ要素はほとんどありません。
ただ、第三話から入れていくのでそこまで待っていただければありがたいです。
fcbdaさん、ポンポン 丸さん、ryohさん、魚介類愛好家さん、お気に入り登録ありがとうございます!


第二話「まだだ・・・まだその時ではない」

 麻音さんと別れてから一体どれだけ経ったやろうか、気が付けば先程とはまた違う場所にいた・・・また知らへん場所に飛ばされたんかと考えるが、その和室には妙な既視感があった。というか毎朝見ている光景だった。

 

「あれ?ここ俺の部屋ちゃうんか?」

 

 そう、今目覚めた部屋は俺の部屋やったんや。

 

 ちなみに、前世は俺は西成区は萩ノ茶屋の『羽花荘』というアパートに住んでいた。羽花荘は俺が大阪に帰って来た時に、両親に頼んで借りてもらって、高校卒業後も住んでいた思い出深い部屋である。別に貧乏だというわけではなく、俺の好みなのだ。小さい頃から俺はこういう年季のある部屋やったり、駄菓子やったり、レトロな物が好きやったからな・・・それもあって鉄になったっていうのもあるし。まあ、そのせいで孤立してたのも事実やけど。

 

 そんな感傷に浸っていると、ふと机の上に二つの何か置かれているのを見つける。

 

 一個は二つのアンテナと右側に取り付けられたマイクが特徴的な機械、もう一個は一個目とは異なり、一見すると何の変哲も無いように見える材料箱。

 

「これは・・・そうか、特典か」

 

 そう、これは俺が転生する際に麻音さんからもらった特典のうちの二つ。

 

 皆が知っている『ドラえもん』に登場する、『ハツメイカー』と『材料箱』である。ハツメイカーは自分が望む道具の設計図を発行するひみつ道具である。しかし、あくまでもこれは設計図を作る機械なので、材料とか工具は各自で調達しなければならない。その場合、未知の部品や物質が使われている未来の道具など作れない。なので『単体』ではあまり役に立たない。俺は束さんやないからね!

 

 そこでもう一つの材料箱がキーになる。

 

 この道具はどんな材料・工具・部品でも揃えることが出来る。これと抱き合わせることで、初めてハツメイカーはその真価を発揮し、最強クラスのひみつ道具に入るのだ。

 

 さらに、その横には手紙が添えられていた。

 

 元の文が結構長かったので要約すると、この世界は俺が前世で暮らしていた現代日本の世界とほとんど変わらないという。ただし、転生システム上、必ず創作物の世界に組み込まないといけないので、俺はどこかの原作世界に転生しているらしい。また、家族構成に関しては、俺は高校三年生で、両親がいるものの、海外赴任していることになっていて、それを含めて生じる諸問題はご都合主義で何とかしているという。

 

「麻音さん、根を回してくれたのはありがたいけど・・・えぐないか?」

 

 しかも、さらっと流したけどどっかの原作に組み込んだってどういう事!?

 

 現代日本とはいうけれど、ISとかゆゆゆの原作開始前とかやったら嫌やなぁ・・・

 

 どっかに書いてへんかと血眼になって探すが、どこにも書かれていない。

 

 しかも、親はご都合主義で実質おらん扱いになってんのかい。さては作者、その辺を不精しよったな?

 

 ただ、情報を調べようにもこの部屋にはテレビ以外の情報機器がないのだ。それに、お金の工面も何とかしておかねばならない。

 

「物は試し。早速なんか作ってみるか。えーっと、テレビはあるけど、他が無いねんな・・・スマホでも作るか。『超ハイスペックスマホの作り方』っと。これでええんかな」

 

 するとハツメイカーが起動し始め、ゴトゴトと音を立てて数秒動き、その後に紙の束が吐き出される。恐らく設計図やろう。

 

 早速、設計図を基にスマホを作ってみる。確かに時間がかかりそうな雰囲気はするが、文系の俺でも理解可能なほど設計図はモジュール化されていて、材料についても、材料箱からいくらでも出せたので、制作時間はぶっ通しで作って約四時間。ぶっ通しとはいえ、ものの四時間でスマホを作れるとは・・・ひみつ道具すげぇな。

 

 早速作ったスマホで『白騎士』『通天閣署』『キラ』『花咲川女子学園』などのそれぞれの原作の重要ワードを片っ端から調べてみるが、特にめぼしいものはヒットしなかった。ていうか最後ぐらいは当たってくれよ。この小説の原作やろ?

 

 ・・・まあ、ええか。そのうち分かるやろ。

 

 次は金や。金がないとどないにもならへん。

 

 とりあえず、ハツメイカーに注文して次に作ったのは、ひみつ道具の一種である『フエール銀行』に酷似したもの。ただし、オリジナルにはあった借入機能は簡略化の為にカットしている。完成したそれに財布から出した一万円札を預金する。

 

 まあ、今の俺は高校生なので普通の銀行では口座が作れないというのもあるが、フエール銀行は何と利率が10%ある。ちなみに、日本の利率は普通預金は0.001%、満期まで預金を引き出せない定期預金(一ヶ月物)でも0.003%、日本が一番元気やったあのバブル期でさえ、5%である。

 

 さらに恐ろしいのはフエール銀行の利率は時利。一時間あたり預金額の10%が利子としてついてくるのだ。勿論、さっき列挙した日本の利率は全部年利、一年あたりの利率である。

 

「自分で作って何やけど、これ大丈夫なん?未来の世界の日本円はジンバブエドルみたいになっとんのか?」

 

 こんな道具が存在していたドラえもんの世界の経済はどうなってんねんと心配にはなるが、お金を増やすにはこれ以上なくうってつけの道具である。未来のテクノロジーに感謝して、ありがたく利用さしてもらおう。

 

 ひとまず、これで経済面での心配は無くなった。

 

 他にも色々な道具を三日三晩作り続け、いよいよ本命の道具、版権ハーレムを実現するための道具の製作に入る。

 

 ハツメイカーに注文すると、要求をこれまで以上に事細かに伝えたためか、今までと比べ物にならないほどの紙の束が吐き出される。

 

「うわぁ、予想はしとったけど・・・まさかここまでとは」

 

 だが、これぐらい苦労しないと夢は掴めない。

 

 俺は事前に買っておいた眠気覚まし用のドリンクと、あらかじめ作っておいた『時間速度変換器』を発動する。

 

 この道具は任意の空間の範囲の時間と老化速度を止める機能を入れた道具と考えてくれればいい。多分、これ作るんは徹夜を覚悟しなあかんからな・・・

 

 そして徹夜で制作に取りかかり始めて数日、ついにそれが完成したのだった・・・

 

 




いかがでしたでしょうか?
最初はいきなりハーレム作るのもありかと考えましたが、やっぱり準備は必要やと思って第二話は準備編とさせていただきました。まだ、時間がかかるかもしれません。もう一つの作品の執筆もあるので・・・
ただ、UAがもう一つの作品では見たことのないような伸びだったので、結構励みになっています。
これからリアルが忙しくなりますが何とか頑張って行きますので応援よろしくお願いします。
感想等あれば是非お願いします。感想は私の電池なので。
それでは次回、またお会いしましょう。
(注)言い忘れてたんですけど、R18の要素はどこで出るかわかりません。出てくる時はなんかマークでも付けようかと思いますので宜しくお願いします。

一番良いと思う鬼ごっこのミッションを選んでください(ちなみにどれ選んでもR18になるよ)

  • 6時間で海抜1000m以上の場所に行け
  • 6時間でキハ40形の写真を撮れ
  • 6時間で潮岬へ行け
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