※この作品はR-18です。

鉄のハーレム堪能記   作:柳芽帆奈

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なんかいろんなところに喧嘩売りそうなタイトルになってますけど、そこはご愛嬌で……


第三十二話「ウマノムスメ ファーストシーズン」

「こいつを繋げて……後は接合やな」

 

 鉄道部が新たに結成するバンドのメインボーカルを決めた後、俺は徹夜であるものの製作に取り掛かっていた。

 

 そのあるものも後は蓋を瞬間接着剤でくっつけていけば……

 

「よし」

 

 これで完成、後は実際に使うだけやな。

 

「ふわぁぁぁ、ちょっと寝よ」

 

 作業がひと段落ついた途端、急に眠気が襲ってくる。耐えられそうにないんでちょっとだけ寝る事にした……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「」zzz

 

「ダーリン、起きて!もう朝だよ!」

 

「……ん?えっ、今何時」

 

「7時半だよ!朝ご飯食べないと!」

 

「えっ!もう7時半なん!?」

 

 起こしに来てくれたリサの声で一気に眠気が覚める。寝た時は確か3時前やったから……4時間ぐらい寝てたんか!やべぇやべぇ。

 

 急いで朝飯を食って、リサと紗夜と友希那と一緒に家を出る。

 

「そういえば、今日起きるの遅かったけど、何してたの?」

 

「ちょっとな、作らなあかんものがあったから」

 

「そうなんですね」

 

「あんまり無理しちゃダメよ」

 

「わぁってる」

 

 そして学校に着いて授業を受ける。まさに蘭達がよう言っている『いつも通り』の日常を送っていた。しかし、今日の7限はいつもとは少し違っていた。なぜなら……

 

「おーい、おめえらお待ちかねの文化祭の出し物を決めるぞー」

 

『しゃあああああああああっ!』

 

 今日は文化祭のクラスの出し物を決める日。待ちに待った全校規模のイベントにクラスの皆が沸き立つ。

 

「す、すごい盛り上がりだね(汗)」

 

「そらそうや、ここの文化祭はあまりにも規模デカ過ぎて最早一種の地域の祭りと化してるらしいからな、めっちゃ気合入ってんねん。それに、今回で俺らは最後やしな」

 

「え?何で……あっ、ふーん(察し)」

 

「俺らは三年やからな……」

 

「おーい!」

 

 早速クラスの学級委員が声を上げる。丸メガネと刈り上げ頭という某ズバリが口癖の清水の小学生を彷彿とさせる見た目ではあるが、それとは裏腹に紡がれる陽気な声はクラスの皆を引きつける。ちなみにこいつの名前は藤木涼という。丸尾ちゃうんかい。

 

「企画思いついた人──!」

 

『はーい!』

 

 そこから口々に企画が飛び出していく。ある者はメイド喫茶、またある者は謎解き、果てにはSASUKE……とまあ、色々出てきましたよ。

 

「和樹よ、なんかええ案ある?」

 

「ん?せやな……競馬とかどう?」

 

「競馬?」

 

「おう、今あれが人気やん、某馬のゲームがさぁ」

 

 某馬のゲーム……あぁ、バンドリのライバルですね。あれと計画世界出てきてどれだけのバンドリーマーや有名実況者が新天地を求めて去っていったか……ちなみに俺は一生バンドリーマーしましたよ?

 

「あぁ……それを文化祭風にアレンジすると?」

 

「せや。クラスのみんなでレース動画を何本か撮って、それを流して他の奴らが予想し合う……ってのはどうやろか?」

 

「ええやんそれ」

 

「今競馬って言ったわね?」ヌッ

 

「「わっ!?」」

 

 なんや友希那か……いきなり出てきてくれんでくれ。デデドンより心臓に悪いわ。ていうか、表情こそクールさを保ってるけど、目の奥がキラキラしてるのは気のせいですかね?

 

「競馬はいいわよ。言葉の通じない馬とジョッキーが心で通じ合い、共に競技に取り組む……まさに『人馬一体』の極致ね。それに競馬場の観客の熱狂ぶり、馬券を買うときの緻密な熟考、当たったときの高揚感、レースが終わった瞬間に舞い散る紙吹雪、あと」

 

「友希那、友希那、ストップストップ!」

 

「お、落ち着け!」

 

 競馬の魅力を語り続ける友希那を俺とリサがが止めに入る。しかし、普段口数が少ない彼女の突然の饒舌にクラスの視線がこちらに集まる。めっちゃ恥ずかしい……

 

「隆太、なんかええ案でも出たん?」

 

「え!?えーっと……和樹」

 

「おいおい、俺を巻き込むんやないよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あの後、俺と和樹が競馬ゲーム(仮)を提案。色んな案の中から、実現可能な3つの案に絞って決選投票を行った。その結果……

 

「……という訳で、5対14対11で競馬ゲーム(仮)に決定です!」

 

「まさかこれになるとは……」

 

「若干数字の並びが気になりますね」

 

「まあ、ええんやないすか」

 

 はい、とりあえずクラスの出し物は競馬ゲームに決定しました。約一名ガッツポーズしてる奴がいますね。俺の嫁さんです、ハイ。

 

「時代はやっと私に追いついたのね……!」

 

「はいはい友希那〜、ちょっと落ち着こっか」

 

「何を言ってるの!これが落ち着いていられる訳」

 

「落ち着こっか(圧)」

 

「」((((;゚Д゚)))))))

 

 リサの言葉で友希那が一瞬で硬直する。なんであんなに笑顔なのに怖いんすかね?顔の上半分に影入ってるからか?「ん?」アッ、こっち向かないで。

 

 キーンコーンカーンコーン……

 

「あ、チャイム鳴ってもうたな」

 

「ほな、細かいルールはまた決めようか」

 

「何やるか大まかに決まったことやし、HR始めるぞー」

 

 間延びした担任の声で帰りのHRが始まる。言うても特に大事なことを話すわけではなく、連絡事項を二、三話すだけで済んでしまう。

 

『ありがとうございましたー』

 

 ふぅ〜、終わった終わった……次は部活やな。

 

「よっす」

 

「おっ、来たか」

 

「「「こんにちは」」」

 

 部室の中をぐるっと見渡す。今来てんのは……男衆は全員、それと日菜と瑠唯と巴、そして他の面子で都合がついたちゆか。確か六花は練習で休むって言ってたからこれで一応全員揃ってるか。

 

「おし、ほな始めるか」

 

「先輩、バンドの話はどうなったんですか?」

 

「そうそう、今しようと思っててん。楽器を持ってきたからな」

 

「楽器?」

 

「うん」

 

 俺は隅に置いてある伝票のついた大きな箱の中からそれぞれ楽器を出していく。ギターにベース、キーボードにドラム、DJ卓……

 

「ほい、これで全部」

 

「よく揃えたわね。お金大丈夫なの?」

 

「分割払い、36回」

 

「あっ(察し)……私も払うの手伝うわよ?」

 

 俺の顔を見た友希那が心配そうに気遣いだす。えっ、俺の顔そんなにやつれてんの?

 

「おう、もしかして気付いてへんかったんすか?」

 

「あぁ……」

 

「俺らも払うで」

 

「ええん?助かるわ」

 

 よかった……これで金の工面がついたし、そろそろ本題に戻るか。

 

「早速練習始めよか」

 

『おう』

 

 




友希那のキャラ崩壊が進み始めてますね……
個人的にはこういう中の人ネタが大好きなんで、これからもどんどん入れていくと思うのでご理解の程を……次回はいよいよ鉄道部のバンドが本格始動します。お楽しみに。
感想などあったら是非聞かせて欲しいです。

一番良いと思う鬼ごっこのミッションを選んでください(ちなみにどれ選んでもR18になるよ)

  • 6時間で海抜1000m以上の場所に行け
  • 6時間でキハ40形の写真を撮れ
  • 6時間で潮岬へ行け
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