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朝、目が覚めて布団の中を見てると・・・誰もいなかった。
「おかしいな・・・確かにおったんやけど」
変な奴にナイフで刺されて死んだら神さんが現れて、手違いのお詫びで転生、そして前世ではあり得なかった二次元のキャラで童貞卒業・・・これだけ聞いたらTDN二次創作やと言われてもしゃあない出来事やし、俺が聞いたら絶対信じてなかった。
まさか、全部夢やったんか?と考えるが、どうもそういう訳やない様だ。
というのも、彼女が寝ていた場所は温もりが残っていた。どうやら、まだ布団から出て時間は経ってへんみたいやな・・・
とりあえず、服を着て台所へと向かってみる。すると・・・
「あっ、おはよ。ご飯作ってるから待っててね」
リサが台所で米を慣れた手付きで研いでいた。なんや、朝飯作ってたんやな・・・
そういや、リサはあの35人の中でもトップクラスの家庭的な娘。どんな飯を作ってくれるんやろ、楽しみやな。
そこからしばらく道具の調整をしていると、リサが俺を呼ぶ。ご飯出来たんかな?
「おおっ・・・」
部屋の真ん中にあるちゃぶ台にはご飯と味噌汁、焼鮭に納豆という、日本人がすぐに思い浮かべそうな献立が並んでいた。早速食べてみると素朴ではあるものの、それぞれの素材の味が見事に引き立てられていて、下手な高級料理よりもずっと美味かった。俺、食材は買ってたけど、それらは某1円セールのスーパーで買うたやつばっかりで、高い食材は何一つ買うてないんやけど、作る人によってここまで変わるんやな・・・
勉強なったわ。
「ごちそうさま」
「はーい、お粗末様」
あまりに美味かったためか、それとも朝食ということで量を少なくしていたのか、ものの数分で全部食べ切ってしまった。
「いやー、こんな食べっぷりを見せられたらドンドン作りたくなっちゃうよ☆」
「しゃあないやん、美味いんやから」
「ふふっ、ありがと。それで隆太、これからどうしていくの?」
「ふーん・・・えっとな、まずは部屋を用意せなあかん」
俺は自分の部屋の中からロール状に丸めた紙の様なものを出す。
「なにそれ?」
「これはな、壁紙式亜空間接続器・・・ひみつ道具風に言えば『壁紙ハウス』やな」
「壁紙ハウス・・・もしかして、壁に貼ったら部屋が出来るってやつ?」
「おっ、正解」
これを使えば、工事なしで部屋を作ることができる。壁に貼っつけるだけやもん、誰でも出来るやろ。
「どんな部屋か見てみるか?」
「おっ、見よう見よう」
俺は壁にその壁紙ハウスを貼り付けて、ドアを開けて中に入る。勿論、リサも一緒だ。
「おぉ、広いね」
中に入るとそこには広い共用スペースが。そこからいくつかの通路が伸びていて、左右にはいくつものドアが取り付けられている。それらは部屋になっていて、家具も一通り揃えられている。
「・・・最初は稼いだ金で土地を買うのも考えたんやけど、こっちの方が安上がりやし、いざと言う時に部屋を増やしやすいしな」
「確かに・・・何人も住むんだったらこの方がいいかもね」
「やろ?これで部屋の準備は完了や。家具も一通り揃えとるからな、カスタマイズしたいときは言うてくれ」
「オッケー☆」
「よーし。ほな、じゃんじゃか他のメンバー、呼んでくで」
俺はYOMEマシーンにBluetoothでキーボードを繋いで情報を打ち込んでいく。一人やったらこんなんする必要はないんやけど、 何人も召喚しないといけないのでこれを出す羽目に。
「・・・」カチカチカチカチカチ
俺はドンドンと他のキャラの情報を打ち込んでいく。
そして34人目の情報を打ち終えて、一言。
「よろしくお願いしまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁす!!!」
「!?」
その叫びと共にカチィィンとenterキーを叩いて入力完了!
「ふぅ・・・終わった」
作業が終わって腕で額の汗を拭う。そんな俺を見てリサは・・・
「えっと・・・今の何?」
自分の旦那がいきなり奇声を上げて叫び出した事に困惑していた。
「えっ、元ネタ知りませんか?」
「うん・・・」
「・・・」///
恥っず。どうやらバンドリ世界には某夏戦争はなかった模様。
そうしているとリサを召喚した時と同じ様にYOMEマシーンが強い光を放つ。ただ、一気に34人も召喚させるせいのかは知らんが、前の数倍光が強い。
そして、その光が収まるとそれまで静かだった部屋が一気に騒がしくなる。
「わっ、ここどこ?」
「わぁ、人でいっぱいね!」
「何なんですか!?」
「あぁ、儚い・・・」
そこにはピンク、紫紺、白、黒、エメラルドグリーンなどの色とりどりの髪色をした女の子達がいた。彼女達が先程YOMEマシーンで召喚した残りの娘である。
「みんな、来たんだね」
「あ、リサさんだ!あれ・・・その隣の人って」
「もしかして・・・」
『隆太(さん)(様)(桜川さん)!?』
「!?」
俺の姿を見つけた途端、34人が一斉に声をあげる。オイオイ、待ってくれや。何で皆俺の名前知ってんねや?それに一人、隆太『様』言うてる人おらんかった?
「それについては、私に説明させてくれませんか?」
俺が突然の事態に困惑していると、その中から茶色の制服を着たエメラルドグリーンの長髪の少女が手を挙げる。
「あっ、紗夜。丁度良かった、隆太に説明してあげて」
彼女の名前は氷川紗夜、リサと同じRoseliaに所属するギタリストである。
「桜川さん、こうやって直接お会いするのは初めてですね」///
「お、おう?」
紗夜は心なしか少し顔を赤らめて俺に話しかける。ん?『直接』?彼女達は二次元のキャラやろ?メールも電話もした覚えもないんやけど・・・
怪訝に思っていると紗夜はとんでもないことを言い始める。
「じ、実はですね・・・私達、あなたがプレイしていたゲームのキャラなんです」
「・・・は?」
「・・・意味がわからないって顔してますね。『Shiomibashi』と言えばどうですか?」
「!?何でそれ知ってんねん!」
Shiomibashi。それは俺がやっていたソシャゲで共通して使っていたニックネーム・・・まさか。
「まさか。俺が・・・俺が新人スタッフ『Shiomibashi』としてやってたガルパ世界のキャラがYOMEマシーンを通して出て来たいうことか?」
「はい。ゲームのキャラとして、スタッフとしてのあなたに何年も接しているうちに、私達に自我が芽生えてきた・・・所謂、付喪神の様なものです。ゲームをやって気づきませんでしたか?」
「そんなん気づく訳な・・・もしかして」
俺は否定しようとしたが、一つ思い当たる節があった。というのも、前世でガルパをやってた時、他のゲーム仲間と会話が違っていたのだ。それこそ、意思を持って会話している様に・・・特にゲーム進行に影響は無かったのでそのままにしといてたんやけど。
「そうか・・・その時から意思を持ってたんやな」
「はい。しかも、私達はスマホを通じてあなたの生活を見る事が出来たんです。それで色々知って・・・皆、あなたの事が頭から離れなくなった。考えれば考える程ドキドキしてきました。今考えると、それが恋だったんでしょう」
「・・・」
読者諸君、よう分からんやろ?正直、言ってる俺でも意味がわからない。もっと分かりやすかったらええんやけど、惜しむらくはあの駄作者の文章力が足らん事やろうな。
「つまり、そういう感情を抱いてたら、マシーンで呼び出された・・・そういう事か?」
「その通りです。だから・・・」///
『私(あたし)(アタシ)達、みんなあなたの事が大好きです!』
あかん、考えれば考えるほど頭こんがらがってきた・・・
「・・・分かった、もう何も考えへん!これからはずっと一緒にいてくれるか!?」
『・・・!、勿論!』
それを皮切りに一斉に俺目掛けて突っ込んできた。周囲を柔らかい肢体に包まれる俺。きっとこの話について、意味がわからんとかご都合主義で草とか言われるやろう。でも、一つだけ言わせて欲しい。
「幸せや・・・」
こんな可愛い女の子達に好かれてた何て幸せ以外の何者でもないやろ!しかも、スマホを通じて俺を見てくれてた・・・ん?見てくれてた?
「あのー、皆さん?まさかとは思いますけど、ずっと見てたって事は・・・」
「ええ、あなたの恥ずかしい過去も、オカズも、性癖もバッチリ見てたわよ♡」
俺の問いに、クリーム色の髪が特徴的なスレンダーな少女・・・千聖は恥ずかしげもなくウインク混じりで答える。
「ハ、ハハ、ハハハ・・・」
いやー、まさか全部見られてたとは・・・
「恥ずかしいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」
『あーん、待ってよぉ、隆太(さん)(桜川さん)!』
こうして、俺のハーレム生活が本格的に幕を開けることになるのだった・・・
いやぁ、自分で書いたんやけど、設定が恐ろしく複雑になってしまいました・・・
一応簡単に書くと、
元々は普通のキャラ→ずっとゲームをプレイし続ける→『何か』の因果でキャラに魂が宿る→そのキャラが恋に落ちる→YOMEマシーンで召喚
となっています。
恋に落ちた理由を作ろうとしたらこんなに複雑になってしまいました。分からなかったらスキップしてもらっても大丈夫です。
何はともあれ、これで35人が出揃いました。次は彼らの学園生活でも書くかな・・・
それでは次回、またお会いしましょう。
一番良いと思う鬼ごっこのミッションを選んでください(ちなみにどれ選んでもR18になるよ)
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6時間で海抜1000m以上の場所に行け
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6時間でキハ40形の写真を撮れ
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6時間で潮岬へ行け