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なんやかんやあって35人の夫となって、念願の版権ハーレムを手に入れた俺氏。
しかし、やるべき事は山積みである。
みんなの戸籍も作らないといけないし、これから通う学校も決めなあかん。それに、部屋のカスタマイズも・・・ハーレムって大変やったんやなぁ。
しかし、ここでしょげてはただの屑。
「よう分からん理由とはいえ、彼女達は俺に惚れてくれたんや・・・頑張らなな」
とりあえず、もうすぐ4月やから戸籍とかを最優先に作っておかな・・・ここ数日寝られてへんけど、今日もまた徹夜かなぁ。
俺はブルーライト用の眼鏡をかけ直し、パソコンに向き直って再び作業を始めようとする。すると・・・
「頑張ってるみたいですね」
「にょわぁ!?・・・麻音さん!?」
突然、声をかけられたので驚いて振り返ると、そこには俺をこの世界に転生させた張本人(?)、麻音さんがいた。
「ふふふ、どうですか?新しい生活は」
「いやぁ、大変ですよ。戸籍を書いたり、色々したり」
「そうですか・・・別に戸籍って書かなくても大丈夫なんですよ?」
「えっ、でもそれやったら・・・」
「ふっふっふ、何の為にご都合主義があるとお思いで?」
麻音さんは待ってましたと言わんばかりに口を開く。
「大丈夫なんですか?そんなんをホイホイと使って」
「大丈夫です!それじゃあちょっと待ってくださいね・・・」
言って麻音さんが以前、転生した時とは違う呪文を唱え始める。
すると、一瞬にしてパソコンの画面上にあった戸籍データに情報が書き加えられる。彼女曰く、元から戸籍が作られている様に書き換えておいたらしい。
「はい、おまちどう」
「ありがとうございます・・・こんな何から何まで」
「いやいや、私はあの作者の尻拭いをしてるだけなんで。はぁ、聞いてくださいよぉ・・・あの人は、後付けで変な設定つけますし・・・おかげで記憶だ何だのの調整、大変だったんですからぁ!」(/_\)シクシク
麻音さんはバンバンと机を叩いて愚痴を零す。その振る舞いに神の威厳など1ミクロンも感じることは出来ない。それどころか親近感まで湧いて来る始末・・・なぁ、この人、ほんまに神なん?
「あぁ、飲んでないとやってられませんよ・・・」
吐き捨てるように言って、懐から出したのは青いラベルが巻かれた瓶・・・ちょっと待って下さい。俺の目が腐ってなかったら、それは某180mlのカップ酒にしか見えないんですけど?飲むんすか?
「んっ、んっ、んっ・・・ぷはぁ、これよこれ」
あ、飲んだわ。しかもこの人、イッキしよったで。
「さあ、一緒に飲みましょう!」
一体どこから出したんやろうか、麻音さんの手には追加のカップ酒とあたりめが握られていた。
「いや、俺、未成年」
「大学三回生ですよね?」
「それ前世の話っすよ」
「むぅ・・・残念です」
いや、残念やないんよ・・・ワンカップの美味さは知ってるけど、流石に高二の身体で飲むのは・・・でも、ここでご都合主義を使わへんあたり、まだ良識は残っている様やけど・・・
「あっ、その手が!」
「やめろよ!?」
くそっ、気付いてへんかっただけか!
そこからは、麻音さんは上級神などへの愚痴を少しづつこぼし始め、それに伴ってワンカップの空の瓶の数も増えていく。あなた、ちゃんと持って帰るんですよね?
「麻音さん、さっきからアレですけど、完璧にキャラ崩壊してますよ?どこぞの駄女神みたいやないですか」
「いや、Cぶ「それ以上はいけない!」」
麻音さんがまたとんでもない事を口走りそうだったので慌てて止めに入る。実名出すのはまずい!BANされる!
「ふふふ、面白いツッコミです」
「いやいや・・・あなたがボケすぎなんです」
「でも、なんだか肩の荷が降りちゃいました。不思議ですね・・・」
「さいですか」
「今日はもう遅いですし帰ります。もし良かったら、また遊びに行っていいですか?」
なんやと?この女神はまた俺の所に駄弁りに来るのか?
「別にいいですけど、TPOぐらいは考えてくださいね」
まあ、ここで無碍に断って関係悪くしてもええ事はないしな・・・それに、このやり取りを楽しいと思っている自分がいるのも事実。
「勿論ですよ(笑)」
・・・どないしよ、(笑)のせいで全然信用でけへん。
「冗談です冗談。来る時はちゃんとMINEで連絡しますね。ではまた」
と言って麻音さんは天界へと帰っていった。てか、いつの間にMINE登録したん?
あっ、ほんまに登録しとるわ。こういうとこは早いな。
「そういや、今何時やったっけ・・・」
部屋の時計を見ると既に時刻は1時を回っていた。
「とりあえず、風呂でも入るか」
俺は壁紙ハウスに入って、中にある大浴場に向かう。すると・・・
「あっ、隆太さん!」
「ん?」
道中で、星の鼓動なるよう分からん物を見つけて猫耳(本人曰く星らしいが、どーみても猫耳)が生えた少女、戸山香澄にエンカウント。
「香澄か。どないしたんや?」
「隆太さんこそどうしたんですか!?目にすごい隈が出来てますよ!」
「ふぇっ、隈?」
鏡で見ようと思ったが、無かったのでスマホのカメラで見てみると俺の顔には割としっかりした隈が出来ていた。
「いやぁ、実は皆の戸籍とかを作っててん。何せ35人もあるから頑張ってもうたわ。てか、香澄こそどないしたん?もう1時過ぎとるけど」
「最近、部屋に篭りっきりだったんで、心配でポピパの皆と様子を見に来たんです」
ん、皆?と思って香澄の後ろを見ると、彼女がリーダーを務めるバンド『Poppin'Party』のメンバーである市ヶ谷有咲、花園たえ、牛込りみ、山吹沙綾の姿が。
まさか、メンバー総出で出てくるとは・・・
「俺は作業も終わったし、風呂に行こうと思ってたんやけど・・・」
「そうですか・・・」
すると何やら五人はヒソヒソ話をし始める。その後、俺の方を向いてこう言い放つ。
『それなら、一緒にお風呂に入りましょう!』
「えっ?」
今回は前後編になります。本当は次の第六話(エッチパート)も一緒に繋げて出そうと思ったんですけど、総文字数が5000字ぐらいになりそうだったんで、キリの良いところで分割しました。
そんな訳で、今日中には第六話を出す予定です。まあ、楽しみに待っといて。
R18名乗ってるくせにR18要素が全然ない今作ですが、お気に入り登録がぐんぐん伸びて嬉しいです。
感想とかもくれたら、晩ご飯が豪華になるのでぜひお願いします。
それでは次回、またお会いしましょう。
一番良いと思う鬼ごっこのミッションを選んでください(ちなみにどれ選んでもR18になるよ)
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6時間で海抜1000m以上の場所に行け
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6時間でキハ40形の写真を撮れ
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6時間で潮岬へ行け