DropOut of SnowDrop by Milk ejaculation 作:エクスリ
原作:FLOWER KNIGHT GIRL
タグ:R-18 花騎士 フラワーナイトガール スノードロップ(花騎士) ハブランサス(花騎士) 陵辱 薬物 キメセク サフラン(花騎士)
団長のためにとお料理を習いに来る健気さは、その「優雅な花」の意味をもつ名の通り見目麗しく美しい容姿と引き換えに、てへぺろにどじを踏む愛らしさを備えていた。
そんな彼女が大切な任務を放り出して行方をくらませてしまう。案じたスノードロップは、単身彼女の救出をするべくリリィウッドのスラム街に乗り込むのだが……
※本作はskeb投稿したものと同じ内容です。
※スノードロップ含め、タグに載せた名前の花騎士(ハブランサス、サフラン)がひどい目にあうお話なのでご注意ください。
最近、スノードロップがとても仲良くなった花騎士がいた。
花言葉や花名に沿った優雅な立ち振舞に反し、なにもないところで転んではてへぺろと起き上がり、唐突な話題にびっくりして声を上ずらせる、いわゆる"ぽんこつ"な人であった。
人一倍何かのためにがんばろうとする意欲があるのだが、ひたすら空回りする。この間もスノードロップにお料理を教えてもらうつもりで砂糖を塩で間違えてしまい、そのきつい塩味はなんとか薄く延ばすようにごまかして事なきを得た。
見た目だけであれば、多くの異性ばかりでなく同性も振り返るのではと思う。ふわりと風に舞う、長く波打つ髪と、穏やかな表情の似合う顔立ちと、気品のある佇まい。ただでさえ見目麗しいが故に、そのあまりにも残念すぎる落差に失望する人は多いはず。
だが、スノードロップにとっても、彼女が所属する団の主にとっても、また彼女と接する多くの花騎士たちにとっても、その残念さがかえって愛すべき要素として結びついていた。
そのあり方を見て、果たして花騎士としてどの程度やっていけるのかという疑問はふつうに湧くもの。だがそれは彼女と共に戦うこととなったのであれば、その考えを改めざるを得ないことを思い知らされる。
花騎士にとって大きな戦いとして三大神蟲とのそれがあった。厳しく苦しい戦いであった中、不利な状況を弾き返す原動力になったひとつとして、彼女の存在があった。彼女がもたらす水流の高圧は如何様にも姿を変えて敵を刻み、打ち据え、貫いた。その水流は傷つき倒れるものを包みその痛みを和らげて再び戦う活力を与えた。その水流は、害虫から伸びる多くの手を遮る力強き障壁となって花騎士を守った。
その助けは絶対とも言えるほどに花騎士たちの戦局打破へ貢献していた。彼女とともに戦う花騎士にとって、安全と勝利が約束されるといっても過言ではない存在だった。
そんな彼女が、ミズウォルムの手にかかって多くの尊厳を吸い上げられた。
スノードロップを含め彼女のいる団のすべての花騎士が耳を疑った。だが彼女の療養生活を見舞った皆が皆、その事実をありのまま目の当たりにして、信じないほうがおかしい状態だった。
油断があったのか、いつものドジが祟ったのか。いずれにせよ、新人たちに素のミズウォルムの発見から討伐・帰還を無事になしえることを信じていた、すべての所属する花騎士たちに多かれ少なかれ衝撃を与えていた。
今でこそ療養が明け、普段通りに花騎士として、また団を支える副団長の一人として活動を再開していた。やや近い場所で彼女を見てきて、今も手早く器用に芋を皮むきしている彼女を見て、スノードロップは普段通りが戻ってきたと、いったん安堵した。
少なくとも表面上だけであれば。
「最近ハブランサスの様子がおかしい」
そうつぶやいたのは、彼女の幼馴染で、おそらくプライベートであればスノードロップよりも仲の良い花騎士だ。澄んだ水たまりのような青みがかった透明感のあるロングヘアと、小柄で慎ましいながらも愛らしさに富む。レインリリーという名前だったはず。
「そうなの?」
「普段も上の空って感じなときはあるんだけれど、そういう時にうつろな瞳でぼーっとしているなんてかわいくない」
「それはかわいくないとは思うけれど……」
昔からハブランサスのことを見てきた彼女の目には、その違和感がとても大きなものに見えるらしい。
「きゃっ!? 指切ってしまいましたぁ……ぅぅ」
「あれはかわいいけどね」
いつものドジで指先にキッチンナイフの刃を走らせて、指を吸っているハブランサスを指してレインリリーが評価した。
かわいいか、かわいくないかで基準を取るところのある彼女であるが、料理をする場面に顔を出してきているあたり、どこか放っておけず気にかけているのだと、スノードロップは感心していた。
実際、表面上は本当に何事もないかのように見えた。
こうしてスノードロップに料理のお手伝いを乞い、想い人の胃袋に幸せを満たそうとする健気さは、ある意味うらやましくもあった。誰かのためのお料理、などという意図を考えることは、照れと恥ずかしさが先行してしまって二の足を踏んでしまう。そんな風に想い人に彼女が一番近づくことができているのは、きっとハブランサスにためらいのない大胆さによるところだと、スノードロップは見ていた。
そのハブランサスが、想い人に答えようとしていた幸せそうな様子が感じられない、うつろな瞳でぼんやりする時があるという本当の理由を思い知らされることになる。
それは、この料理を一緒にした日から数日の後。
討伐作戦が発令された際、部隊配分の指揮を執るはずだったハブランサスが行方をくらませていた。一応その場面は代役がなんとか見つかったので事なきを得ていたが、いくらハブランサスがぼんやりして抜けているところがあるといっても、無責任に仕事を放りだすようなことはなかった。
その彼女がとても重要な場面で行方をくらませているなど、信じられないことだった。作戦的にはスノードロップが出るまでもない相手であったため、彼女はある程度自由の利く行動をとれた。
何か胸騒ぎがしたので、できればひとりではなくふたり、三人と、ハブランサスにある程度近しい人に協力者を募りたかったが、レインリリー含め、誰も手が空いていなかった。
特に親友のサフランは、どうしても外すことのできない貴族のパーティーがあるとかで同行してもらえなかった。
やむなく、スノードロップは単身、ハブランサスの行方を捜すべく行動を起こした。
その足取りは割とあっさりたどれた。
すっきりと晴れた空の元で、日傘とも雨傘とも言えない傘を手にしているというだけで目立つのだから、街の人や歩哨などに軽く聞き込みをするだけで、その足取りがつかめた。
特に治安のよくない場所として、一般人はもちろん花騎士でもほとんど近づかない場所、もしそこに住むとしたら、なんらかの理由で社会からの落伍があった者と、その中から生まれ育ったもの。
「おねーさん、安くするよ。買ってくれない?」
「お恵みください……ままがびょーきなんです、お願いします」
わずか通りかかるものに、明らかに患っていそうな細身を差し出す少女に声をかけられたり、まだ片手で数えるくらいの年のこが募金のお願いなど当たり前のようにスノードロップにされた。
スノードロップは彼女らへの対応に困惑しかけたが、ハブランサスのことを確認する代わりに十分なお金を握らせた。体を傷めずに収入を得た少女も、思いがけない大金を得た女の子も歓喜し、ハブランサスについて知りうるかぎりを話し、スノードロップの武運を祈った。
目立つ容姿と装いのハブランサスは、簡単に向かった先を割り出すことができて、とある一軒のボロ小屋にたどり着くことに成功した。
「ここかな……」
小さく収納していた射突槍をいつでも具現化できるように備えて、スノードロップは小屋の戸にそっと耳を近づける。
「ぁ……」
防音など一切存在していない場所、すぐにその音は聞こえてきた。
甲高く突き上げられるような、女性の悦んでいるときの声か、それとも痛みや苦しみで叫んであげている声か。
規則的に、息をつく間を取りながら声を上げているように聞こえる。
「ハブランサスさん……まさか」
この治安の悪い場所、落伍者の多き場所は、何も加護のない一般人だけとは限らない。もともと花騎士だったが、肉体的・精神的な傷痍で続けられなくなった人がこの場所に落ち延びるといった話はよく聞いた。
もっとも、今の春庭で彼女を抑えられるであろう現役の花騎士は、スノードロップの知る限り両手に収まる程度の人数がいるかどうか。外評価ならスノードロップもそのひとりと目されるところだが、スノードロップ自身に自覚はない。そんな彼女を抑えるのに、落伍した花騎士ではいったい何人必要か。
戦力の分析含めて考える必要のある情報は多かったが、スノードロップはそれらすべての思考を脇に追いやってでも、踏み込まなければならない優しさの感情を抑えられなかった。
内側からかかっている鍵を射突槍の打ち抜きで吹き飛ばして開けた。
吹き抜けるような大部屋の中央付近に、数人の人だまりを確認する。それは何かを見物しているかのように一点に集中されているが、明らかに何があるかを理解させられる特徴的な状況を理解できる。
全員、扉を打ち抜いて入ったスノードロップに視線をやっているが、その着る装いは多くをはだけ、中には全裸の者もいる。下半身は全員さらしていて、液状が乾いていたり、あるいはまとわりついているようにうかがえる。スノードロップにとって思わずめを覆いたくなる光景だが、目的の人物を見つけるためにこらえる。
性別は男性が多いか、いや男性しかいないか。
「んんぅ? はぁ、っぁ、ぁぁ……っ」
その場にいる全員がスノードロップに注意を引かれて、おそらく声を上げていたであろう存在が行為を止められて呼吸をくぐもらせていた。
「誰だおまえは」
「私は……私は花騎士のスノードロップ! 友達がいなくなった場所がここだって聞いて来たの。友達を……ハブランサスっていうんだけれど、知ってる?」
「んー? ハブランサス?」
手が空いていて立ち尽くしていた男のひとりが、スノードロップに応対し、また視線を中央にやった。
スノードロップは視線の意味を知ろうと、その集団らしい中のその中心に目を凝らした。囲まれている中から漏れ出すように床に流れている桃色の髪のようなものを見てすぐにそれを察する。
「ハブランサスさんっ!?」
「ぁ……んぁあ!!」
「おっとぉ、まさかあのスノードロップまでここに来るとはなぁ」
「っく、おまえはおとなしくヤラれてな」
「ふぁぁ、ぁぁ! はげ、激しいぃ!!」
こんな落伍者の界隈にも名の知れる存在であることを、スノードロップは内心照れながらも、ただ友人に加えられているであろう過酷な仕打ちを見逃せない。
急に動きを強められて悲鳴のような声を上げているのがハブランサスであることを、スノードロップはすぐ理解した。その声の理由は、押し倒され、腰を絡め、下腹部に急な力強い杭打ちを受けてのこと。スノードロップから距離が遠く、詳細をつかむにはより踏み込まなければならないと、射突槍を構えて数歩、その集団に近づいた。
「おいおい、花騎士様が本気で武器構えて、一般人を殺そうとするつもりですかい?」
「花騎士様が一般人を殺すとか、どんな理由があっても死刑でしょう?」
挑発じみた、明らかにこのスラムに似つかわしいぎらついた目をしたガラの悪い男どもの言葉に、スノードロップの足が一度止まる。
「一般の方なら、命を取らずに無力化することくらいできます。ハブランサスさんを放して」
「放す? こいつを?」
「はぁーっ、はぁーっ、だ、だめぇ、きつすぎますぅ」
「っく、きついのこっちだっての……もうイキそ……」
ハブランサスを犯しているであろう、腰を密着させている男の余裕が尽きているのを見て、止めなければどんな悲劇が待つか。裸体同士の交合の様子にずっと自分が恥ずかしい感じが写ってきた気のするスノードロップだったが、無防備な友達にこの瞬間無責任な子種が注ぎ込まれるかもしれないことくらい理解できた。
「ハブランサスさん犯してるあなたは腰を止めて、今すぐ離れて!」
十分な警告はしている。加護を少し込めて、空間から解放するだけで大丈夫。
スノードロップは射突槍に意識を少し落とし、そのトリガーに指をかけた。
「そうはいっても、なぁっ、はぁ、いっ、イクっ……」
「んぁあああ!!」
スノードロップを顧みることなく、ハブランサスを犯している男が深々と腰を埋めて動きを弛緩させた。尻を震わせるように見せつけ、結合部を断続的に深みを増すように突き、思うままの射精感をハブランサスに叩きつけていた。
「じゃあやられる前にっ、捕まる前にっ、一発、出し切っておきてえしなぁ」
「っっっ!!」
スノードロップの警告があるために。ためらいなく、容赦なく、後腐れなくなるようにハブランサスを犯していた男は自らの欲望を解き放っていた。
まるで無視されたかのような錯覚に、愕然とする気持ちを踏みにじって、スノードロップは指をかけたトリガーを引こうとした。すぐにでも光線がこの場の全員を打ち抜き、致命的ではない程度の深手を与えて行動不能にできるつもりだった。
「ハブランサスさんに手を出すのを、やめてぇぇ!!」
果たしてトリガーは引かれ、屋内には似つかわしくないほどの衝撃力の源泉となる、集約された世界花の加護の力が数本、空間に浮かんだ。それらがスノードロップの花のような形状を具現化させると、一団の存在する場所へ数条の光線が瞬きする間も与えられないほど幾重にも撃ち込まれた。
その光線自体は普段害虫を撃ち抜くときに比べてか細いものではあるが、悪意ある人間を止めるには十分な出力、のはずだった。
「やった……?」
だが手ごたえがおかしい。当たって、無力化しているという感じがしない。まるでなにか強力な硬質のようなものに阻まれて、あるべき目的を果たせなかった。
「え……?」
その硬質は、その集団全体を覆いつくすような、何か水が作り出す流れのような何か。対流が折り重なり交わり、渦を巻いて包み込み、その屈折と加護の障壁がスノードロップの発した光線を打ち落としていた。
「なん、で……?」
それはスノードロップも、何度か見たことのある水球のドーム壁だった。
触れたらたとえ使用者自身であっても体を砕かれるかもしれないと言うほどの高圧水流の障壁である。たとえ三大害虫を眷属した存在の爪や牙や角や鎌腕やエトセトラであってもそれを貫くことは絶対に不可能な完全防御。
そんなことができるのは、スノードロップの心当たりでひとりしかいない。そもそもここにそのひとりだけしかいない花騎士以外に誰が候補か。
その、ひとりしかいない彼女に、仲良くなってきた友達に、足首をちぎるかと思うほどの猛烈な水流の波を一瞬打ち付けられ、彼女の作った水沼に勢い受け止められるように真正面から転び、叩きつけられた。
水沼から顔を上げて呼吸を確保したスノードロップは、頭以外の部位がその沼から抜き取れず、それどころか腕と脚をもがいてどうにかしようとしても、一切動かせなかった。
「ハブランサスさん、どういうこと……なの」
「はぁ……はぁ……スノードロップさん……すみません」
花騎士の何倍も力の強い巨大な害虫も身動きを封じる高圧の水沼。まるでその場所だけに水のみで精製したクッションがあるような状態のそれを、本来であれば害虫にのみ使われるはずのそれを、ハブランサスはためらいなくスノードロップに使っていた。
それくらいのことをしなければ、スノードロップほどの相手は止められないと知ってのことだったから。
「私、悪い花騎士です……スノードロップさんと友達になれると思っていたのが恥ずかしいです。いけない毒素……薬から離れられなくなってしまいました」
「薬って……」
息を安定させ、膣内射精を済ませた男から解放された状態で、内股にあふれて垂れる白濁に気にも留めず、捕縛するスノードロップの目の前に歩み寄ってから、状態を屈めて見せる。重みで、十分以上に豊かな乳房がぶら下がると、その下を向く乳首とその周りを指先でつまんで見せた。その腕には、静脈への注射跡が生々しく見せつけられていた。
「……っ!?」
「はぁっ、はぁっ、スノードロップ、さん、私、わた、しぃ」
乳首を、乳輪より深く根元に指先を沈めて、奥から先端へ、まるで何かその中を走っている部分を扱くように指先を前後させる。その動きにスノードロップはなんとなく見覚えがあったようななかったようなと記憶を辿るが、それ以上に彼女の注射跡が気になって仕方ない。
誰もこれに気づかなかったのだろうか……
「や、いや、そんなの、見せないで、ハブランサス、さんっ」
「スノードロップさんっ、イク、いっちゃいます……っ、ふぁぁぁ!!」
既視感の正体はすぐに理解できた。
ハブランサスは、乳首の先をスノードロップの顔にしっかりと向けて、感じるがままに乳首そのものに奥の奥から導き出していた。
脈打つまま、ハブランサスは乳首の先端から拡散する乳液を噴出させ、スノードロップの目元、頬、額、唇に打ち付けた。
「んぅっ!?」
「はぁ、いぃ、射乳(で)ちゃう、でちゃいますぅっ!!」
その乳液はふつうの母乳のようなさらさらとしたものではなく、やや粘り気を含んでいるかのようにスノードロップの顔にまとわりつく。
「ハブランサスさんっっ!?」
「ふぁぁ、はぁ……はぁ……スノードロップさんの、お顔に、かけてしまいましたぁ……気持ちいい、射乳気持ちいい……っ」
「そん、な……」
しゃにゅう。
ハブランサスは明確にその言葉で表していた。
それは、ハブランサスがミズウォルムにすべてを吸い上げられたあの日の後。
彼女を診た医師から、そういう現象であると告げられたもの。
特に乳首の形が変化しているというわけではないが、それは明らかに、男根が噴出する白濁を彷彿とさせる、脈動する液の出方だった。
「そういうわけで、だ」
「ハブランサスちゃんはもう俺らと気持ちいいことするのやめられないんだ」
多くを想定しようとしているスノードロップの両脇に、下半身にそそり立つものをむき出しにしたままの男二人が寄り添い、その肩に手をかける。クッション状の水沼に手を突っ込んでスノードロップの腕をつかむと、水沼は床に吸い込まれるように消えた。
動けるようになったと察し、拘束する男2人を引きはがすために身体強化の加護を込めようとするスノードロップだったが、その抵抗はまるで心臓を掴まれるかのような、ハブランサスの両胸への揉みしだきに阻まれた。
「ちょっ……だめ、ハブランサスさん、やめてぇ」
「どうして? スノードロップさんも気持ちいいこと好きですよね?」
「嫌いじゃないけど、この人たちにされるなんてっ、それにハブランサスさん、団長さんは……団長さんはいいの……? この人たち相手で」
「んっ」
「っ……!?」
ハブランサスがスノードロップの唇を奪った。
スノードロップも、ハブランサスも、団長と唇の交接は経験済みである。つまりスノードロップとも結ばれるのは半ば団長との間接キスである。そんな意識はスノードロップには毛頭ないが、ハブランサスにはその意識しかなかった。故にそれは口内の深くへ浸透しその口腔を舐め取ろうとしていく。
親しい人の責めに抵抗の出鼻をくじかれたスノードロップは、冷静を取り戻す間もなくハブランサスの手によって上半身の衣類を解かれ、その美しくも巨大な質量を包むブラを抜き取られ、団長以外の男性には見せたことのない乳首をさらし、柔らかな乳房をたゆませた。
「や、いやぁ……」
「団長さんでなければだめ、だったんですけどね……」
「おうおう、女同士で盛り上がるのもいいが、こっちも満足させてくれよな?」
「あ、はい、すみません……んあっ」
ハブランサスの口づけと脱がせに惚けるスノードロップを目の前に、ハブランサスは迫られた男に先ほど乳液を噴出させた両の乳房を後ろからわしづかみにされた。
「んぅっ!! まだ射乳(だ)したばかりだから優しく……」
「そんなこといっても指が貼りつくみたいだぜぇ?」
流れるように背中から垂れる髪が、胸の谷間や肩口から下がる。
男の両手のひらは、ハブランサスの肥大した乳房を捉えきれていないが、かえって大質量を思うままにする感触に浸り、その柔肉の形が握力に変幻した乱雑な動きでひしゃげる。
「ふぅぅ、んんぅ、揉み方強くて、んぁぁぁ」
「このまま出してもいいんだぜ?」
「はいぃ、また射乳(だ)しちゃいますぅ」
「ハブランサスさんっっ……」
ハブランサスの乳肉が、根元から先端へ集束されるように揉み込まれた。それはまるで根本から絞り出すような動き。過程で指に乳首が触れるごとに、ハブランサスの背筋がびくびく震えていた。
「おっとぉ、こっちはこっちで楽しまなきゃなぁ」
「ひっ!!」
「お胸がお留守で寂しかっただろう? いっぱいもみこんでやるからなぁ」
「いや、嫌! 触らないで、揉まないで!」
思わずハブランサスの痴態から目が離せず眺めてしまっていたスノードロップの乳房に、両脇の男がそれぞれの位置から手を伸ばした。ハブランサスと五分以上に大きく、広めの乳輪と、硬く膨れ上がった乳首が、それぞれの男の手のひらに極上の乳房のあり様を返していた。
「これはなかなか……」
「おお……すげぇ、ハブランサスもでかいけど、こっちもたまんねえ」
「やぁ、嫌ぁ……」
楽しみが高じるあまり、スノードロップの右の男が乳首を親指と人差し指で挟み込み、つまみ上げて内部を引きずり出すように手のひらをてこにした。
「んぅ!! 痛っ! 痛いっ! やぁ、せめて、せめて痛くしないでぇ」
スノードロップの右胸に疼痛が走り、強く目をつぶってひきつる声を上げた。
それを聞いても男はやめる気配もなく、むしろ助長するようにスノードロップの乳首の根本を扱き上げて中身を引きずりだそうとした。
「ひぁぁ、やぁ、痛い、痛いからぁ」
「なんだよ、まだ出ないのか……おい、あれ持ってこい」
「あれ……って」
「スノードロップさんも気持ちよくなりましょう……」
「だめっ! それ、絶対体に入れてはいけない薬だからっ……」
「どうして?」
「それは」
薄目を開けてハブランサスの腕を見やる。先程見かけた不自然に色がおかしな注射跡が嫌でも目につく。
バナナオーシャン人らしく夏のときのための装いが多く、よく見るのはストラップで支え、大きく肩を開いたワンピース上の衣装。だが、ハブランサスは普段、肘付近を覆うように裾をくくっていた。
それでわからなかった、といえば単純な話であるが、全裸で両の乳房を揉みしだかれながらいきり立つ男の下腹部を尻の隙間で圧迫しているハブランサスのそれを見て、スノードロップはすぐに「依存性の高い薬物」を察した。
それは、この小屋のあるリリィウッドはもちろん、全世界的に絶対禁止、違法でなければならないと断言できる危険薬物。
「……っ!」
「??」
「ハブランサスさん、どのくらいの期間つづけていたんです?」
「どのくらい、と言われたら……んっぁ、ミズウォルムの件から復帰したくらいからですね」
「どうして、戻ってしまったの? 良くないって、わかってたんですよね?」
スノードロップはその点を、強依存性の危険薬物であることを譲れなかった。可能なら、ハブランサスを説得して心変わりを起こさせることに一抹の希望を抱いていた。
だが。
「それは……んぁぁ……」
「すみません、ハブランサスさんの胸を揉むの少しだけ止めて、っ!!」
「おっとぉ、お話会はそこまでにしときな」
事情を伺う機会を得ようとするスノードロップは、逆に相手に薬物投与の隙を与えてしまう。ハブランサスを気遣うあまり、彼女の事情を共感しようとするがあまり、その心根の優しさが彼女自身への仇となって返る。
少しの痛みが走ったことで、スノードロップは最初の一本、特に駆血等で静脈をたどるでもなく乱雑に注射針を肘の裏側に打たれたことを知った。
だがスノードロップの血管を外すことなく捉えていて、無駄なく彼女の体に薬液が注がれた。
「まさか、まさかっ、っぃ、いや、いやぁ……っっ……!!」
不用意に体を揺すって注射針が途中折れしたら、命に関わる自体になる。
スノードロップはその行為への拒絶を否定され、もがくのをやめさせられた。
「すぐ効いてくるからな……とりあえずおっぱいもっと揉んでおくか」
「やぁぁ……揉まないでぇ、何もしないでぇ……っっ!」
心からの拒絶をまるであざ笑うかのように、スノードロップの脳へ薬剤は到達し、その効果を識別し受容すべく捕捉される。その結果、脳が薬物を麻薬として判断し、過大な快楽物質をスノードロップの全身に解き放った。
「っっっ!! っく……ぁ、ぁぁ、ふぁぁ……」
スノードロップの全身が猛烈な脱力感に襲われ、意識が明滅する。強く心を保たないと、何もかもをもっていかれそうな倦怠感に身を苛まされる。
だがその数百数千数万は強烈な感覚が、男ふたりに握られた両の胸周りから全身に伝播し波及していく。
不自然に、乳房の奥底が熱い。
何かを巻き起こそうとせんばかりに渦を巻いて、それが膨れ上がっている。
団長との交歓だけでなく、貴族の親友にも夜を迫られた結果所属したてよりも肥大したのでは、と疑った乳房に、その熱を持った変化が浸潤していく。
「んぁぁ……なに、これへぇぇ……なんで、体動かないのぉ」
「ぁぁ、スノードロップさんお薬気持ちよさそう。初めてのときだけだから、しっかり味わってくださいね、んっはぁああ!!」
「おっと友達が良さそうで感じ入ってるの悪いが、もう辛抱利かないから犯すぞ」
「ひぃ、その、そのおっぱい絞りながらは感じすぎ、んはぁぁ!!」
ハブランサスの乳首が、乳房の根本から先端へ導かれた乳の甘汁を漏れさせていた。すぐにでも溢れ出さんとするばかりに、だがそのままでは一気には出ないとばかりに勢いなくこぼれ落ちる。
「んぁぁ、ふぁぁ、んはぁぁ、でも、気持ちいいですっ、射乳させられそうになるの好きなんですぅっ!」
「っっ、そうかぁ、それならまず一発噴いとけっ、おら!」
「ぁぁぁ、はい、はいぃ……!」
ハブランサスを犯す男の腰が大きく振られ、強く尻肉へ打ち付けられる。先端が都度最奥を貫き、乳を搾りやすくとハブランサスが上体を起こせば、その鈴口は最奥の前に秘核の根を押しつぶす。尿道を通す管の周りに集まる、悦の重みが膨れ上がる。
「んぅぅ! 気持ちいい、この体勢好きですっ……」
「好きならもっと、もっと感じさせろよぉ、締め付けろよ……っ、お前がここに来た当初よりずっと、ガバってるぞ……締め付けたらやべえんだからしっかりやれよなぁ!」
「はぃ、すみませんっ、うまくやりますぅ、失敗しませんからぁ!!」
おろそかな乳搾りを再開して、ハブランサスの尻を促すように引きつけて、最奥を強く圧した。
「んぁぁ、スノードロップ、さんっ、見てて、見ててください、ハブランサス、搾られて、搾られながらイッちゃいます、母乳いっぱい射乳で噴いてイッちゃいますっ❤❤」
「んっ、ん……?」
まるで気をやってしまっていたかのように、混濁した意識の中でスノードロップはハブランサスの様子を見やった。
張り詰めた乳房は満たされる液を柔らかく男の指先に伝え、それはハブランサスの体の予兆を男に伝えた。それが示すがまま、ハブランサスの乳房を追い込まんばかりに男が根本から導き出した。
「んぅぅ!! はぁ、はぁぁ……っ、ひああああ!!」
唇を噛みしめるようにうめいて、ハブランサスは乳首から漏れ出させていただけの液を、その無作為に開いた乳腺の出口から脈打たせた。先程自らで搾ってからまもないにも関わらず、母乳は濃厚さを保って、真正面のスノードロップに降り注いだ。
「っ!? ハブランサスさんまた……ひっ!!」
「おまえもすぐ同じように噴くようになるんだぜ?」
「えっ、どういうこと、んぅっ」
薬物を投入され、気だるさとともにずっと感じている胸の熱さを両脇の男二人にほぐされるように揉まれつづけていたスノードロップである。
その変化に気づかないはずがない。
「い、嫌、胸、おかしい……」
手のひらの熱よりもっと大きな灼熱のような感覚が、乳房の中から大きく膨れ上がってくる。
それは勢いを押してスノードロップの両胸から飛び出そうとその時を伺っているよう。
「やぁ、胸、揉まないで、変、何かおかしいのぉ」
「何が変なんだ?」
「胸の中、抑えられない、どくどく脈打つ何か」
「いいじゃん、そのまま出しちまいな」
両脇の男に代わる代わる煽られて、スノードロップの乳房に膨らむ何かは、彼らが乳首の根を扱き、柔肉を搾り出そうとする手のすぼみに一気に導きだされていく。
「んぅぅぅ!! いやぁ、それ以上はだめぇ、んぅ、いっ、あああああ!!!」
それは、先程ハブランサスからさんざん浴びせられたものと同じ。
スノードロップの乳房の根本で膨れた母乳の白い液は、十分すぎる濃厚さを含んで乳首にもつ無作為な出口から噴き出した。
脳の裏を焼き切るかのような、まさに絶頂感そのものに等しい感覚が、スノードロップの乳首を震わせ脈打つ母乳の噴出に合わせて巻き起こる。
「そんなあああ!! なにこれ、イッってるのっっ!! んぅぅ!!」
しかもそれは、団長に抱かれて下腹部や背筋から突き上がってくるあの絶頂感とは違う、乳首の先から乳管につながる部位を母乳が通る感触そのものにつきまとい、抜けていく感じ。
「おかしい、おかしいのぉ!! 母乳出して、イッちゃうう!!」
「はぁ、んぁぁ、スノードロップさん、気持ちよさそうな、イキかた、んぅぅ! 私もイキますぅ!❤❤」
「うぉ……」
スノードロップの絶頂に引っ張られるように、揉みしだかれるハブランサスの張り詰めた乳房を母乳が遡る。
ハブランサスの絶頂の予兆に圧迫感を増した膣内は、それを占める男根の主を無意識に追い詰める。
「これやばっ……」
「ふぁぁぁ!! 出されながらイクのぉぉ!!」
「ハブランサスさんっっ、んぁああああ!!」
ハブランサスの胎内を犯そうと差し入れられた男根が脈打っているであろうことを、スノードロップは察して案じようと試みるが、彼女の両の乳房はより勢いを増して母乳を噴出させられ、さらなる強い絶頂に追いやられてその思考が追いつかない。
乳首からの脈打つ噴出が終えてもなお、その絶頂感が強い余韻となってスノードロップに残り、かつ彼女の抗う意思をあざ笑うような痙攣が背筋のうなじから尻へと走った。
「んぅぅ、っぁ、ぁぁ……んぁぁぁ!!」
胸から下が、まるでいやらしい思いを助長する媚薬に浸かっているかのように、甘く熱く溶かされているように感じる。
乳房の奥から乳首の先までが、拍動するように噴出する乳汁の通り抜ける感触に支配されて、そのことだけにすべての意思を傾けさせられてしまう。
「気持ちいい、なんでぇぇ、母乳出すの気持ちいいのぉぉ!?」
脈打つ感覚が次第に遠のいていく。
同時にまともな意思が消えていくような錯覚を覚える。
「やぁ、やぁぁ、おっぱい揉まないで、感じすぎて辛いのっ……」
両脇の男の手は最後の一滴までも出し切ろうとするようにスノードロップの乳房を揉み搾った。
ぽた、ぽたと最初の母乳を出し切ったスノードロップの乳首から白い液の雫が滴り落ちる。
それは、スノードロップの足元に未だにまとわりついている水の沼のようなものに落ちて拡散し見えなくなった。
「ふぁ、ぁ……っ、スノードロップ、さんっっ、はぁ、はぁ、気持ちいいです、かぁ」
「っっ!? そんな、そんなこと聞くのだめ、だめですっ……んんんっっっ!!」
膣内射精と射乳に浸って上気した頬と潤む瞳を浮かべる、ハブランサスに問われたスノードロップは思考を回そうと試みてすぐに、乳房を揉みしだかれ乳首をつまみ上げられて軽く達して喉にくぐもらせた声をこもらせた。
「いい感じに効いたな」
「これでお前も、このハブランサスと同じ射乳中毒者だ」
「しゃにゅう、ちゅうどく……っ」
スノードロップは、短絡的な扱いに反抗の意思を貯める隙をもらった。
彼らは先程の薬で自分の体におかしな変化をもたらしたことを容易に伺いしれた。
想定通りの強依存性の危険薬物であろう。ならばその離脱症状に耐えきってみせる。昔からずっと、自分を辛く追いやることがあれば、たとえ1ミリでも1マイクロでも1ナノでも可能性があるなら、それに賭けようとすることで乗り切ってこれた。今回だってきっと。
「負けない……っっ、薬になんか、負けるもんですかっ!!」
「ぁぁ……やっぱりそういうところスノードロップさんらしいです」
「!?」
その志を立てて、僅かな望みが見えたらそれを信じて、ハブランサスも助け出してみせる。
スノードロップの決心はより強く固まっていたのだが。
「っっっ~~~~!!!」
「ふうん、それで?」
「しばらく射乳させつづけるだけだが」
両脇の男が無情にも、スノードロップの乳房を揉む手を止めず、何かを膨らませほぐすようにその柔らかさの奥にすりこんでいた。
「やっぱ花騎士のおっぱいはたまらねえ」
「この揉み心地がいいよな、でけぇし」
しっかりとスノードロップの乳房の感触を脳内へ焼き付けようと、手のひらへの意識をより強くしていく。
胸の表面から奥底まで、それは単純に陵辱と言えるスノードロップへの仕打ち、性の尊厳を踏みにじる行為。
「いやぁ、やぁあっ、んぅぅ、揉まないでぇ、やめてぇ」
「いやいや言う割にやけにしおらしくねぇか?」
「本当に嫌なら花騎士様のパワーでやめさせてもいいんだぜ?」
「っっ!?」
想いに反する、心無いものの手のひらからの刺激に、スノードロップは乳房の中にふたたび大きな熱を貯め始めた。
「だめぇ、揉むのだめぇ、おっぱいの中、また何か上がってきてっ……」
手のひらから感じる熱より熱い感触が膨れ、先端に集まってくる。
揉みしだかれるまま、それがすぐにでも噴き出したいと乳管の中を突き抜けてくる。
「いやぁ、いやあああ! いやあああ、んあああああ!!」
時をおかずにふたたびの射乳がスノードロップの乳首から脈打った。
1度目にも負けない量と濃さと勢いで、拍動を刻むように噴出する。
背筋を、首を反って、張り裂けるような絶叫を上げて、乳管を打つ脈動に絶頂の渦中に呑まれる。
「はぁ、はぁ、ぁぁぁぁっっ!!」
スノードロップの意思に一切従わない、ただ揉みしだかれ、扱かれ、搾られて射乳した途端の絶頂。
いつもの、愛しい団長の竿に貫かれて胎の奥から吹き荒れようとする絶頂は、耐えようと思えばしばらくは耐えれて、団長と合わせられるくらいにはなるのに、その射乳による絶頂は一切スノードロップの制御を無視していた。
ただただ、射乳というその瞬間に合わせるように、体が強制的に絶頂させられてしまっているようだった。
「んふ……ぅ❤❤ スノードロップさん……」
達して、徐々に快楽に呑まれて表情が惚けてきているスノードロップを見つめて、ハブランサスは仕上がっていく彼女の様子に見惚れていた。
まだ彼女の膣内には、半ば力を失いかけた肉茎が入ったまま。余韻の中結合部にできた隙間から、精愛の液が滴っていた。
「ぅぅ、んっぅぅ~~~!!」
スノードロップには一切理解できなかった。なぜハブランサスがこの状況を楽しんでいるようだったのか。
ただ、今の彼女は射乳の絶頂に全身を支配され、薬物による気だるさと脱力感のような悦に、体が蝕まれている状態。しかもその射乳によって、薬剤の悦を助長されているかのようだった。
心までその快楽に溶かされてしまうかもしれない。
先程まで、絶対耐えると決意していたのに。
「やぁぁ、負けない、負けたくないぃぃ、んあああ!!」
「頑張るところ悪いが、ハブランサスだけだとやっぱマ●コ足りないんだ、一発やらせてもらおうか」
「っっ……!?」
品のない言い方で手持ち無沙汰だったらしい別の男がスノードロップの真後ろに立っていた。立って乳をぶらさげられている今の彼女はちょうど、真後ろの男に適度に尻を向けて誘える体制。
「おいおい、こいつの一発目は俺がヤリたかったんだが?」
「まあいいじゃねえか、さっきまでさんざんハブランサスとヤッてただろう」
「そういうことなら俺まだ今日一回しかしてねえんだが」
口々に順番争いしつつも、スノードロップの真後ろにいる男が下腹部の熱を尻の上に乗せるように腰を押しつけてきた。
スカート越しでもわかるほど明らかにがちがちにいきり立っていて、何もしなければすぐにでも布地の障りを失わせて入り込んでくるだろうことは容易に予想できた。
「ひっ……やめて、入れないでっ!」
「やめろと言われると余計にやりたくなるんだぜ。覚えときな」
「んひぃ!!」
スノードロップがなんとか身を捩って尻の向きを変え、男の狙いをはずさせようと試みるも、スカートをめくりあげられ、ショーツを膝くらいまで降ろされて、今すぐにでも挿入可能とばかりに濡れぼそった女陰をさらされてしまう。さんざんに射乳絶頂させられて、体が完全に性の情念を深く大きく膨らませてしまっていた。
その晒した陰唇を震わせるかのごとく、男はスノードロップの尻をやや軽く手のひらで打ち据えた。
「ん?」
スノードロップの反応がすぐにやや噴くように愛液を漏らす下の口に現れた。
尻を叩かれた瞬間に、身構えるように体を縮こませるように力んでいた。
確かめるように、今度はやや強めに、派手に音が鳴るくらいに手のひらで叩いた。
「ひぁあっ!!」
「なんだぁ? こいつ尻叩きで余計に濡らしてやがる」
「やっ、やだぁぁ、そんなこと、そんなことないぃ」
必死に否定し身を捩るスノードロップだが、繰り返し尻肉に男の手のひらが打ち付けられるたびに、溢れ出る愛液が反動以上に飛び散り、付近にこぼれ濡らしていた。
狙わせまいと体を捩ろうとするスノードロップのそれが、尻への衝撃を重ねるたびに弱まっていき、一定回数を超えたところで完全に脱力し膝をつきかけていた。
「はぁ、はぁ……んぁぁ」
スノードロップの体を支える結果になっていた両脇の男の手のひらから、漏れて母乳が噴き出していた。
頃合いを見計らってスノードロップの真後ろの男が、完全に熱しきった男根自身をスノードロップの準備万端の蜜口に沈めていった。
「っっ!! やっ、やあああ、入って、入ってるぅ」
「おぉ、これはっ……」
あっさりとスノードロップの最奥までをその男の茎が占める。過大ではないが十分すぎるほどの質量がスノードロップの子宮を押し込んでいた。
一人の愛する人以外には絶対に侵入させるまいと誓っていた部分が、望まぬままに破られて失った。
「っっ……そん、なぁ……」
「いいぜ、たまらねえ、ハブランサスがここに来たばかりの頃みてえにいい……っ」
「後でそっちもやらせろよぉ……っ」
「んぁああっ❤❤ また、してぇぇっ!」
スノードロップの陵辱に当てられて、ハブランサスにまだ埋めたままでいた男が、ハブランサスの尻肉を揺さぶるように強く腰を叩きつけた。
性の情欲に焦がされてスノードロップもハブランサスも上気し頬を染めているが、拒絶に顔をしかめているスノードロップと、恍惚にとろけてまるで瞳にハートマークが浮かんでいるかのようなハブランサスとで、良い対比になっていた。
「ハブランサスさんっ、なんで、なんでぇっ、いやあ、動かないで、犯さないでぇ! あああああっ!!」
「はぁ、ふぁぁ、気持ちいい、射乳(で)ちゃうう❤❤!!」
子宮口を圧しあげられながら互いに乳を搾られて、すぐ脈打つように母乳を噴いた。
犯される衝撃は体の熱を弾けさせ、ずっと気だるいような薬剤の快楽がすべて下腹部に集まったかのような錯覚を覚えさせた。敏感さではない、ずっとずっと貯め込まれた何かを、スノードロップは真後ろから突き上げられて何度も弾けさせられた。
「やべえっ、射乳イキマン●やべえっ……うぁぁ」
「そんなにいいのかよっ」
「だったらさっさとイッて変われよ」
スノードロップの真後ろの男の茎に、ひどく狭隘な膣肉がからみついて、圧搾するようにうねる。
花騎士を犯す行為そのもの以上の、花騎士がもたらす膣壁の質に、犯す男は気を抜くとすぐに気をやりそうなほど感じ入っていた。
「だめぇ、イカないで、中は、なかはだめぇ」
「んああ!! そのまま出してっ!! 孕ませてぇ!!」
月並みに中出しを拒絶するスノードロップと中出しを求めるハブランサス。
「ははは、なんだおまえ、仲間は出されて良くておまえはダメってか?」
「んぅぅ!! 違いますっ、ハブランサスにも出さないでほしいのっ!!」
「そんなぁ、スノードロップさぁん、ひどいこと言わないでくださいっ、んはぁぁ、ふあああ!!」
ハブランサスが完全に望んで種を宿すために子宮を捧げている地点で、スノードロップはそのこと自体を否定せずにいられなかった。
ハブランサスにもその身を大切にしてほしくていて、そも団長ではない男のもので孕むなどということが彼女のの幸せなはずがなくて。
あれほど、あれほど団長への想いを遂げようと、自分に教えを請うて料理を学んでいた彼女は、どこに行ったのか。
「どうして、どうしてぇ!」
「ふああ、来て、いっぱい出していいですよぉ!」
理不尽すぎる話に納得がいかないスノードロップの感情は、ここで彼女を責め苛ますものにとって、小気味よいほどに嗜虐心をそそられるものだった。
「はっ、っ、お仲間が完全に堕ちてて悲しみいっぱいだなぁ?」
「そんなぁ、そんなぁぁっ! やぁ、揉まないで、突かないでぇっ!!」
失意と悲嘆にくれる間も与えられずスノードロップは男どもの陵辱のまま、膣内を蹂躙され、幾度にも及ぶ射乳を脈打たせんとばかりに揉まれる乳房を膨らませていった。
絶頂寸前のスノードロップの膣壁の圧搾をかいくぐるように肉の茎を圧しこみ、子宮口へ深く先端を沈ませ、子宮を圧しあげる。繰り返し、繰り返し、尻肉に腰を叩きつけて、勢いを増してスノードロップの下腹部から骨盤の中枢へ、熱を積み上げる。
「いやいや言ってるおまえの中が良すぎてもうイッちまいそう……っ」
「っっ! だめ、本当にだめぇ!!」
団長以外の男に、団長以外に許したくない膣内射精を、許すべきでない状況で注がれてしまう。
突きつけられた事実への恐怖感が心の中のすべてを埋め尽くす。
「あぁぁ、スノードロップさん羨ましいですっ、ふぁ、ああっ、イクっ、イッちゃいますぅ!!」
「っく! そんな、羨ましがらなくても、こっちもたっぷり注いでやるぜっ!」
「っ! はい、はいぃ! 出してください、いっぱい中に!」
だが、単純に最奥を突き上げられて腹の奥から巻き起こる熱く滾る情欲の奔流が、スノードロップの理性を少しずつ溶かしていく。
責め立てられ、望まない膣射を強いられ、痛いくらい強く乳房と乳首を虐げられながら、射乳に快楽の頂を強いられかけて。
スノードロップ本人の口からは拒絶しか吐き出されず、ハブランサスは多くの惜しさを彼女から感じながらも、自分への祝福たる膣射を受けられそうなことに歓喜を隠せなかった。
「そんなっ、やめて、ハブランサスさんへも出すのはぁぁ、はぁ、はああ、だめぇ、我慢できな、できないい!!」
多くの無情な行為の中でスノードロップの膣内を占める質量が再帰するように繰り返し埋め尽くして、下腹部を膨れさせるように圧迫する。
返すように彼女を犯す男の茎を促すように、膣襞をうねらせ絡みつかせた。
「こっちも、もう我慢できねぇ、出すぜ、出す……イクっ!」
「んああああ! やああ! やめてぇえええええ!! ふあああああ!!!」
「おおっ、こっちも、こっちもイク、イクっ……!!」
「来てぇ、いっぱい、来てくださいぃ!! あああ! んああああ!!」
スノードロップとハブランサスのそれぞれの膣内の感触に限界を通り越し、より大きな音を叩きつけるように腰を打ち付け、先端を擦り付けるようにしながらそれぞれを犯す男の鈴口の先から、濃厚さに満ちた白濁を子宮へ注ぐ勢いで撃ちつけた。
同時に彼女らの乳首から漏れ出した母乳が、脈打つように噴出してあたりを白く染めていった。
どちらの花騎士も、下腹部へ注がれる精液の感触を甘受しつつ、上下の性感が極まった絶頂感の中におぼれていた。
尻肉が押し潰されるくらい強く、彼女らを犯す男の下腹部が押しつけられる。埋められた陰茎は大きく脈打つ感触をそれぞれの花騎士に伝え、拍動のまま撃ち出される射精を感じずにはいられなかった。
拒絶しつつも抗えぬ絶頂に表情のあり方を迷い、女子としてけして浮かべてはならない快楽へ溺れきった顔をしたスノードロップ。
熱い吐息を幾度も吐き出し、望むままの快楽を貪り、瞳に浮かべたハートマークがより強く大きくなったようなハブランサス。
「うっ、ぁ、ぁぁ……っ」
「はぁ、はぁぁ、んぁぁ、射乳、しながら、中出し、好きぃ……好きぃ……」
その恍惚なままに声を漏らす花騎士を、それぞれ思うがままに、膣内を蹂躙し射精感を楽しむ犯す男。
その勢いを保てるままぞれぞれの乳首からの噴出を促し、それぞれの花騎士が快楽の沼に浸かりきっていることを確かめながら、さらに追い込むように彼女らへの責めを目論んでいた。
余韻に浸りながらさらに犯され、乳を搾られて射乳を繰り返し、それを悦びとするハブランサスを見せつけられながら、望まぬ膣射と射乳を繰り返し、繰り返し、スノードロップは己が為さなければならないことの意味を見失いかけていた。彼女が望むならそれを良しとするべきなのか。いや、助け出すと、けして負けないと誓った以上、後に引くことはできない。
快楽それ自体がまるで拷問のようにスノードロップの体を蝕み、理性を失わせようとするのを止められない。
散々に陵辱されきって、膣口から大量の白濁をこぼれさせて、射乳の限りを尽くしてしなびた乳房ごと力なく床に伏したスノードロップは拘束される。だがハブランサスは拘束を許されるも、彼らが閉じこめのために使う部屋へ移されて、施錠された。
ふたりとも、その後定期的に薬剤を投与されながら、そのたびに射乳に次ぐ射乳を繰り返した。
拘留する男どもも精力絶倫とはいかない。散々に楽しんだ分の回復が十分でないうちは、薬物を継ぎ足した後はただ乳を搾られ、扱かれ、精液のように脈打つ母乳を噴き出させられた。
ハブランサスには、その場を切り抜けるという発想もなく、ただ射乳する、薬を打つ以外は食事と、入浴と、就寝しか考えていないようだった。何度かスノードロップは説得を試みようとしたのだが、彼女は完全にその生活を受け入れてしまっているようだった。たまに不在になっては戻ってくるが、その度に体から男の精液の匂いと、母乳の匂いを大量につけていた。
妙な考えを起こされてはと、スノードロップは常に、ハブランサスと同じタイミングで射乳させられ、犯された。
その場合スノードロップは常に、ハブランサスが染まる様を見せつけられながら、時には彼女の手によって乳房を搾られた。
「んんぅぅ!! だめぇ、ハブランサスさんやめてぇぇ!!」
「こんなにぱんぱんになったおっぱいをそのままにしていたら、辛いでしょう? 搾ってあげますね」
何もわからない。どうしてこんなことをするのかわからない。
スノードロップは一切ハブランサスから事情を聞けないまま、理不尽な射乳を強いられる。
下卑な笑いを浮かべて、周りの男どもがスノードロップの無駄な抵抗の様を楽しんでいた。
「んあああ! イッちゃう! 射乳(で)ちゃう!! ぅぅぅっっっ!!」
まるでびゅるっびゅるっという効果音がしそうなほど強く脈打って、背筋と頭を反らせて乳房を強調させる姿勢のまま、スノードロップは大量の母乳を噴出させ、ハブランサスに浴びせかけていた。
そんな射乳のさせ方は日々エスカレートしていく。その日、乳首だけをまるで抓られるような刺激しか与えられなかった。
「いっ、いた、痛い痛いっ、いやぁ、痛いぃ!!」
「その割にあそこからは大量に愛液噴いてるじゃねえか」
「それ、それはぁ、防衛本能だからぁ!!」
「そうかぁ?」
「んんんんん!!!!!」
乳首だけでなく、敏感のすべてを集中した陰核を抓られる。しかも先端を完全にむき出しにされた状態で、この上ないくらい強く。
激痛のあまりに声を失うスノードロップだったが、痛いはずのその感触を覚えたとたんに、乳首からの母乳噴出を始めて絶頂に身を震わせてしまっていた。
「まさか今ので……」
「乳首とクリトリスを強く抓っただけなのに射乳とか、どれだけなんだ」
「ちが、ちがっ、うぁ、ぁぁぁ……っ」
性の敏感は痛みと紙一重。
スノードロップはそれが性の快楽に舵を切っただけのことだった。
もちろん男どもの精力が十分であれば、彼らが満足するまで犯される。
「んっ、うっ、んぁぁ、ふぁあ」
「いい、ああん、気持ちいいぃ❤❤」
ハブランサスと仰向けに並べられて、ハブランサスは拘束を許されながらも両手を上げて何もかもを委ね、スノードロップは拘束された腕をかかげてくくられて、何もかもを否定されていた。
「そういえばハブランサス、乳首黒くねえか?」
「ああんっ、はい、できました、赤ちゃんできましたぁ」
「っっっ!!」
薬物の不調以外にはまだ妊娠の兆候らしい変化を感じない。その幸運を許されていたスノードロップだったが、ハブランサスの体の変化にうすうす気づきながらもそれを肯定したくなかった。
それ以外にハブランサスの体に変化はない。ただあまり体型を矯正する衣服のないままだった上、栄養が偏っているのか薬物のせいなのか、以前の張りと艶をたたえた体型が崩れているようだった。
「誰の子どもかわからねえけど、まあ生まれたら適当に売り払っとくぜ」
「はぁ、はああ、はいぃ、お願いしますっっ……」
「そ、そんなっ、なんてことっ、ああ、っぁっっ!!」
理不尽にもほどがある、母であることすら拒否してでも快楽を求めようとするハブランサスに、スノードロップの失意はより強く膨れ上がる。
それだけでなく、まるで自分の月経周期を知って示し合わせるかのような陵辱。
「誘発剤で強引に孕ませてもいいけどよぉ、やっぱ自然にできるほうがそそるよなぁ?」
「まったくだ」
それぞれを犯す男が好き勝手な理想を漏らしながら、射乳させるように乳首や乳房を好き勝手な強さで揉み搾り、膝を分け入る腰を強く強く突き上げる。
そのたびにどちらの花騎士も、抑えきれない下腹部の悦を吐き出すように熱のある吐息を漏らした。
「んで、スノードロップちゃんはぁ、今日危険日なんだろ?」
「っっ!!」
「そうです、よぉ? スノードロップさんのっ、月経後から2週間です、からぁ」
「ハブランサスさんっっ……ひどすぎ、ますぅっ」
ハブランサスに自分の想いを完全に踏みにじられうらぎられる告白をされて、スノードロップに多くの情けなさがこみ上げるが、それ以上に犯されて下腹部を突く激しさに冷静でいられない。
陰茎に占められる膣奥に、お互い強い悦を溜め込まされ続けていた。
「じゃあさ、これから言う通りにしてくれれば、種付けやめてやるぜ」
「な、何をっ……」
スノードロップを犯す男が耳元でささやいてそれを求めた。
内容はあまりにもひどい。
「っ……っ……」
「言わなきゃこのまま中出しして孕ませ確定な」
「やっ、やぁぁ……」
「さあ言って、はい5、4、3……」
「わっ、わかりましたっ……言いますからっ」
「あんまり時間ないぜ? お前の具合いいから言い切る前に出すかもなぁ」
突く男の茎の硬さと熱が増し始めるのをスノードロップは感じずにいられなかった。このまま何もしなければ間違いなく種付けされてしまう。
「私は、私は卑しい卑しいっっ……」
言葉を言い始めた途端に男に乳首を強く抓られてしまう。脳が条件反射に母乳を溜め始めてしまう。
「卑しい、しゃちち、奴隷ですっっっ、ぅあ、抓らないでぇ」
「余計な言葉入った、はい最初から」
「っっ!! ぅ……私は、卑しい、しゃちち、奴隷です、皆様の、皆様のぉぉ!!! ぁぁぁぁあ!!」
言葉を続けられず、乳首を抓られ拗じられて、スノードロップは脈打つように母乳を噴出させながら達してしまった。
「ふぁ、ふぁあああ!! イクのぉおお!!」
「っっ、そんな締め付け……もう無理、中出しするからな!」
「いやああ! ふぁぁあ!!」
言われた言葉を告げることも許されずに射乳絶頂に支配されるスノードロップの膣内に屈し、男はがっしり彼女の足を押して体を預け、杭打つように男根を子宮口に叩き込んでいった。
「やぁぁ!! だめぇぇ!! 出さないでぇえええ!!」
「出す、絶対種付けしてやるっ!!」
「うぁぁ、やああああ! だめぇぇぇ!!!」
爆発寸前に高まった亀頭の先を強く子宮口を奥へ押しやりながら、あるがままに欲望のかぎりをほとばしらせ、スノードロップの下腹部の深くへ熱く撃ちそめあげていく。
脈打ち叩きつけられるように精液がスノードロップの膣奥に満たされるのを、彼女は感じずにいられない。
「そんなぁ、中、出してっ、ぁあぁっ」
猶予すら与えられぬまま、危険な日に心無い男の望まぬ精子を、スノードロップは胎内へと受け止めていく。
彼女の備えきった卵子は管にあって、いずれ登り上がってくる精子を待ちわびてたたずんでいた。
「スノードロップさんも、私と同じに……ぁっ、そのまま、私もっ」
温かい見守りと注がれることへの羨望に満ちた瞳でハブランサスはスノードロップを見つめていたが、今のスノードロップはこころの中の何かを一部おられてしまっていた。
宿させられた危険性を覚え、その恐れに1日1日震える日を送るスノードロップ。その日は普段と違う何かがあった。
薬物の投与を延期されていた。
それはすぐにスノードロップの体に離脱症状という形で現れていた。
「いた、痛い、なに、これぇ」
危険薬物を察した通りに、スノードロップの体はそのありのままに苛まされていた。
ずっとずっと途切れることなく薬物にさらされ母乳を撃たされつづけ、体は快楽の熱を失うことを恐れて渇望しきっていた。
「ハブランサス、さん、いない……っ」
今日はハブランサスが不在な日だった。
拘束された手のまま身を捩るも、痛みは次第に体を薄い刃でかきむしっていくようで、皮膚がそれで削がれたためのもののようだった。
「やああ、こんな、こんなのっ……」
もっとも、薬が切れるときの苦しみを感じたことは何度かあった。
日の光が差すのを見て時間間隔を見失うことは避けられていたが、いついつにそうなったということをたどるくらいには、拘留されてからの時間経過は理解できた。
それは、20を数えるくらいには夜と昼が繰り返しただろうかというほど。
実際途切れなく薬物投与はされていたが、けして離脱症状を避けられるほどのタイミングで打たれたとはいいがたいものであった。
薬物を打たれた直後、数回射乳を行うことでやっと離脱症状を脱することを知らしめられた。故に、薬だけ投与ではだめなのが、これのきついところであり、途切れることはつまり離脱症状を抜けるまでに必要な手順の冗長さへの恐怖につながる。
スノードロップは、そうした経験をつまされて、現状限度を超える離脱症状へのもだえ苦しみに、発狂すら覚えそうなほど薬物へ渇望していた。
「あの薬ほしい……っ」
スノードロップはすでに、貞操を守れないことについて考えても仕方ないと割り切っていた。心無い種が胎内で芽吹いても、まず生存し友達を救わなければならなかった。守れなかったものをどうこうすることはできないのだから、まずこの場面を切り抜けなければならない。
そのためにはまず体の辛さを和らげる薬物を入れなければ。拘束された体をよじり抗うそぶりを見せる気力もわかないほど、離脱症状はスノードロップを苛ませている。それほどまともに体を動かせない現状をどうにかするために、薬は必須だった。
一回でも、一回でも打たせてもらえればどうにかなる。
「苦しい……っ、痛い、っ、気持ち悪いっ……」
循環器と消化器と呼吸器がすべて感じたことのない不快感に満たされていた。関節も筋肉もきしみ、肌を刻むような痛みに加えて、それらの部位が発する痛みも交えて、時間を追って増しているようだった。
「うあああああっ、いやぁぁぁぁ!!」
のたうち回りたくでもできない。スノードロップは喚いて離脱症状を遠ざけようとするが、かえってそれが多くを助長していた。
「うぇぇ、うあああっ、ぎぃぃ」
胃がひっくり返っていた。でもそれで何も出ず、それどころか何も満たされず、不快感は一切押し流されない。
「あぁぁっ、いやぁぁ、薬、欲しいぃぃ……」
「やかましいなおい、ああ……薬打つの忘れてたわ」
「くっ、くす、薬っ……」
「なんだおい、あの逆境の希望様も禁断症状を前にしたら方なしだなぁ」
「はぁ、はぁっ、うぁぁ、っ、うう」
さんざん喚き散らすスノードロップの様子を見に来たらしい拘束者の男に、すべての気力を振り絞るように体をのたうち、身を寄せた。
「まあ、今日は特別な日だからよ、まだ薬は待ちな」
「うっ、そんな、そんなぁ」
男は今にもしがみつきそうな勢いをぶつけようとするスノードロップを前に、ドアを開けて彼女を立たせ、歩かせて陵辱の間へ行かせた。
ハブランサスはまだ戻らないまま。スノードロップは唸るような声を上げ、時折薬、薬とつぶやいていた。その瞳に理性はかけらすらなく、薬物と射乳の快楽を貪る亡者の様相だった。
「っ、ぅぅぅ、どうして、ですかぁ、薬なしは、辛すぎますっ……」
「まあドMなスノードロップちゃん、聞いてくれ。これからある映像を見せるんだが、これは今起きていることだ」
陵辱を尽くすつもりか、待っていた数人はみな全裸でスノードロップを待機している。だが、迎えにきた男の言う通り、何かが違う。
棚に投与のための注射器は準備されているのを見て、飛びつきたくて体を向けたが、すぐ彼女の拘束を携える男に制されてかなわなかった。
「お館様、準備できましたぜ」
「そうか」
と、何もなさそうな空間に一人の男が呼びかけると、それに応じるような声が聞こえて、その場所の空間が歪んだように見えて、その後別の何かが映し出されるように、風景が変わった。
「な、に……?」
映像はこちらに似た暗がりのような場面で、うっすらと照らす明かりによって、その先にあるものを判別させている。
そこには、薄い桃色の長い髪を止めることなく垂れ流したような女性が、全裸で拘束されていた。両手を天井からぶらさげられ、それぞれをくくられて不自由にされているよう。程よく豊かな乳房と美しく流れるようなくびれ、それに全く何かに歪められたことのない秘部。
「あ……っ」
その姿は、その正体は、スノードロップが絶対見間違えるはずもない、かけがえのない人のひとり。
「サフランさんっ!?」
『あ……スノー、ドロップ……』
「サフランさんっ、聞こえてないの、サフランさんっ!!」
『そんなに言われてたら口の動きでわかるわよ。スノードロップ、良かった』
「サフランさん……」
向こうの声が聞こえたのなら、と、スノードロップはすぐ誰であるかを理解して、声を上げて彼女を呼んだ。
向こうもこちらに気づいて、自分のことを呼んでいるように見えたが、向こうの声が聞こえない。ただ口の動きだけで、スノードロップを呼んでいることを判別できただけだ。
「あちらも人が悪い、自分がご執心な貴族様のお気に入りを見せつけたいとさ」
「っっ!!」
「感づいているんだろうが、お前が今欲しいこれをあちらに卸し、あちらはお偉方の間に、こちらは底辺のやつらに売りさばいていたってことだ」
「そんなっ……」
「まあ、おまえは知ったところでどうこうってことじゃねえけどなぁ」
『あのこはまだ折れてなさそうよ。これで賭けは私の勝ちよね。さあ私とあのこを解放してあげて』
『サフラン、まだ判定するには早いんじゃないかね?』
『何言ってるのよ。今日で三週間目でしょう……?』
『三週間、そう、あのパーティーがあった日に君を捉え、ただ幽閉して、手を付けずにあいつらに親友を犯させ薬で射乳させてきたわけじゃない。今から……お前を犯すのをあの親友に見せつけて仕上げというわけだ』
『なっ……そういうこと、どうりで何もされなかったわけだわ……ずっとスノードロップにあんなひどいことしてきて……悪趣味すぎて気持ち悪い!』
『なんとでもいいたまえ。今からおまえを私のモノにするのだからな』
『ふん、いくら犯されたってあなたのいいようになんてされないわ!』
どんなやり取りがなされているのかはスノードロップからはっきりとはわからない。
だがサフランは、何らかの理由で捕まり、取引をしていたのだと推測できた。
では、いつ捕まったのか……
「サフラン……サフランまで、どうして」
「そりゃ、お前が頑張りすぎたからだろ」
「どういうこと……」
「三週間、お前が頑張り抜いたら犯すってさ」
「なっっ……!!」
「あちらはすこし違うようだが……今からあの大貴族様は、あの御方にたっぷり可愛がってもらうってことだ」
「嫌! やめさせて! サフランだって、そんなことっ」
ハブランサスも、サフランも、最初はこんなことを望んでいたはずがない。
にもかかわらず、拘束され、強いられ、そして……
『……っっ!!? あぁぁぁっっ……!!』
『っ、はぁ……この瞬間を、待ちわびたっ……ずっと、抜かずに、っ』
『はいっ、て……っ』
サフランは拘束されたまま、後ろから悪意の存在に貫かれ、膣内を遡る質量感に対しての声を漏らすしかない状態だった。
「そんな……っ」
「あちらがお楽しみし始めたが、どうする? まだやるか?」
「っっ……」
頑張ってはいけない。
耐えてはいけない。求めたいことを求めなければならない。
今スノードロップにとって欲しいのは、何にも耐え難い離脱症状を抜ける薬物。
「やめます……薬、欲しいですっ」
「やめる?」
「もう抵抗しません、皆様の言いなりになります……いっぱい種付されてもいいです……射乳したいですっ……薬、ください」
「ああ……だめだな」
「なんでっ」
『んああああ! 胸搾らないでぇ!!』
『いい感じで噴くなぁサフラン、気持ちいいんだろう? そんなに嫌がることは、なかろう』
『だって、だって、こんなのぉ!!』
「サフランっ!?」
「あーあー、もう薬も入れちまったかぁ」
「なんてことっ……」
映像のサフランは、ここに始めてスノードロップが連れてこられたときのように、半身体を起こして乳を搾られて脈打つように射乳している様子だった。
薬物を投与されたのかどうか、腕を見てもうまくわからなかったものの、母乳を脈打たせるサフランが、犯される感触ではないもので絶頂させられている様子から、実感としてずっと味あわされ続けてきた射乳絶頂であることを嫌でも理解させられた。
「もう何言ってもあの大貴族様は助からんなぁ。頑張りすぎて取り返しがつかないことをしちまったんだぜ?」
「サフ、ランっ、さんっ……」
助けられない、悔しさにスノードロップの目から涙が溢れて止まらない。
この男が。あのサフランを犯している、おそらくは彼女と同程度くらいの地位を持っているであろうお偉方に、薬を流していると言っていた。
つまり、今の自分と同じ苦しみをこれからサフランも味わうようになるのだと考えた地点で、ひとりの親友を自ら突き落としたことをはっきり理解した。
「さっきのは、屈したフリすれば助けてもらえると思ってそう言ったんだろう?」
「っっ!? ち、ちが」
「どうだか」
男に突き放されて、スノードロップはそれを否定しきれないことに、以後の言葉を失った。
本心、ただこの場をどうにか解決できないかという打算だけで、言ってしまっていることを気付かされた。
それほど離脱症状が理性を崩しているのに、まだ自分の中でこの状況をどうにかできるのではという希望にすがっていることに、恥ずかしく思っていた。
「違いますっ、そんなこと、そんなこと思っていませんっ」
「じゃあ、どうすればいいかわかるよなぁ?」
「っっ……」
屈したと、本心で示さなければならない。
そうしなければ、サフランは助からない。
だが理性でそれを言葉にしようとしているのでは、許されない。
『あんっ、ぁんっ、犯さないでぇ、あぁんっ!!』
『いい声で鳴いて、まだ否定するかっ?』
『そんな、そんなことっ、嫌っ、いやぁっ!!』
『まあいい、まず溜めてた分、一回注いでやるぞっ』
『だめっ、中は、中はやめてぇ!』
『お前に拒否権はないんだよ、サフランっ!!』
「あちらも盛り上がってるなぁ。さあどうする?」
「……薬ください」
「ん?」
「あなたたちの奴隷になります、卑しいマゾ豚になりますっ!! だから、薬ください! 射乳させてください! サフランを助けてくださいっ!!」
「なんだ、そんなご身分になりたいなんてなぁ」
「なります! もう私はっ、私は汚いので、あなた様たちに、ひどいこと何も、何も言えませんからっ!!」
「それじゃあ、誓いのリングをハメてもらわないとなぁ」
「っっ!? 薬はまだなんですかっ!?」
「まあそう焦るなって……」
屈した言葉を告げたスノードロップの両脇の男が、尖った鉄芯の先を何か熱のような魔力で焼いていた。
それはちょうど、スノードロップの乳首に穴を開けられる針のよう。
乳首だけではなく、もう少し細い針にまで火を。
「!?」
「敏感な部分に約束の証を取り付けたら、たっぷり薬をくれてやるぜ」
「あぁっ、はい、お願い、しますっ」
もはやスノードロップには一切を拒む余裕がなかった。それを行う正当性もなかった。
友達を処断するきっかけを作ってしまったスノードロップには、それを贖罪として受け入れる以外になかった。
『んぁあ! いやぁ、いやあああ!!』
『っく、イク、っ……!』
『だめ、中、出てっ……!!』
『気持ちいいっ……中出し、サフランにっ……っぅぅ』
映像は尻を押しつぶして射精感を甘受する、サフランにご執心の男の様が映し出されていた。
「ぁ……サフラン、さん……ごめんなさい、私の、私のせいでっ……」
「やれっ」
「んっぅぅぅぅ!!!!」
灼熱の針がスノードロップの右乳首の根本を貫ききり、瞬間の激痛にスノードロップが苦悶の声をあげ、体が大きく揺れた。
だがずっと、痛みがトリガーで絶頂してきたスノードロップだったが、足りない快楽物質を出せない体の不自由さに、それは普段の何倍にも膨れた痛みになっていた。
「いたぃっ、痛い、痛いぃ……」
「まだ片方だけだぜ……ああ、薬ないせいか」
「お願いしますっ、早く、早くぅ……」
「なに焦ってんだスノードロップさんよ」
「だってっ、だってっ」
「こりゃ完全にイカレてんな……」
針を抜かれ、空けた穴に輪をかたどった金属が通される。
引き続き、左乳首に。
「ひぎ、ぃ、ぁぁ……痛い、痛いぃ!!」
そして……すべての快楽を集約するクリトリスに。
「んあぁああ!! ひぃ、いた、いぃ、いっ……!!」
泣きわめくような声で痛みを逃がそうとするスノードロップの顔はもう、何もかもの希望を持っていない。
あるのはただ、その後にある……
「いい感じだなぁ。乳首もクリトリスも」
「そろそろこっちもやらねえか……あの映像の見てたらたまらねえ」
「そうだな。おまちどうさまの薬を打ってやれ」
「はいっ、く、ください、お薬、欲しいっ……!」
薬物により導かれる。
「んぁああ!! 搾って、搾ってぇ!!」
「おいおい、入った瞬間にこれかよ……」
「こっちはもう完全に堕ちたなぁ」
射乳によって断たれる離脱症状への渇望のみ。
「んあああ! しゃにゅう、きもちいいのぉぉ!!」
薬が入ってからすぐに自ら乳房を搾ろうとするのを抑えられ、スノードロップはまんぐり返しに犯されながら乳首を貫いて作られたリングを引かれ、激痛の中に吹き上がる白い快楽を何度も脈打たせて噴出した。
「イキながら、イキながら出されたいですっ、いっぱい、いっぱい犯してくださいっっ!!」
「それじゃあお望み通りのことをしてやるぜ、おらっ」
「んあああ! おち●ぽいいですぅ!! 射乳しちゃいそう、出ますぅ!!」
一度噴出が収まってもなお乳首をつなぐリングを引かれると、スノードロップは引き金を引かれるかのように痛みの中から脈打つ絶頂を噴出させつづける。
そのまま、溺れきった快楽の証たる母乳に上半身を染めながら、下腹部に注がれるであろう精を待ちわび、望むままに膣射された精を、子宮口を吸い付かせてごくごくと飲みほした。
「逆境の中の希望」
花言葉にはただそれが美しく残るのみ。
多くの友人とともに、スノードロップはただその中に堕ちるほかなく。
やや早めに孕ませられた分より大きな腹部をしたハブランサスと。
スノードロップが堕ちた際の一回で、執着する貴族の子を宿したサフランと。
危険日を予感させられた日についた種で宿していたスノードロップが。
まるで品評するかのように腹の様子を並べられて比べられ、その具合を確かめられるように犯されている日。
皆射乳の快楽に呑まれて、幾度も黒ずんだ乳首から母乳を噴出している。
そのたびに享楽に染まった声を上げて、絶頂する。
そのたびにきつく膣壁をうねらせて、犯す男の茎を愉しませる。
誰もその腕の投薬後を隠せず、特に早くから薬物に染まったハブランサスは、逆の腕に注射跡を得る必要があるほどに血管を病んでいた。
一度ならず何度も輝かしき花騎士の栄光の中にあった彼女らだったが。
ひとりは多くの逆境の中から掴み取った勝ちによって仲間を導き。
ひとりはその強き加護によって護りと力強きを与えて支えきり。
ひとりは政財のパイプをもって組織の立場をつなぎ続けて。
もはやその瞳には、ありし日の意思はなかった。
「はぁっ、はぁっ、はぁぁ……っ」
「んく、んぅぅっ、んはぁぁ……❤❤」
「気持ちいい、気持ちいいわぁ……ふぁぁ……」
溢れんばかりに注がれた液を下腹部から漏らしながら、贖罪に押しつぶされた心を快楽で埋める以外にないスノードロップと、悦楽に溺れきってそれを求める事以外に頭になかったハブランサスと、より貪欲に求めるがままに今を愉しむサフランとの対比が見て取れて、それを観察しより自らをいきり立たせる男どもの集団がそこにあった。
果たしてその饗宴はいかなる場であったか……三人の花騎士であった牝は、それを判断する意味を失っていた……
スノドロちゃん主人公属性かわいい