色欲の日常 作:タイネイ
この国を出る前に、王都ぐらいには行っておきたい。今後どうするかを考えた時、私はふとそう思った。
こんなのでも一応貴族の端くれではあるが、兄二人の血が完全に途絶えなければ舞踏会にも招待されない立場。私はあの家の中で唯一王都へ行ったことが無かった。
ついでと言わんばかりに、見たことのない景色と冒険(と女)を求めて歩いていこうと考え、ギルドには「訓練」という名目で行くことにした。
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砕け、朽ち果てた馬車。洞窟へと延びる血の匂い。洞窟で響く下賤な鳴き声。山の洞窟の1つ、そこはゴブリンたちの楽園であった。
男は喰らう。女は犯す。野盗でももう少し理性的な考え方をするであろうその思考は、邪悪な妖精が祖先にあるからか。
私が着いた時、すでに宴は終わっていた。糞尿と血で濡れた絹の切れ端が、かつての持ち主の位を思わせる。いまや、見るも無残な肉の塊であった。自身のチートをもってしても治すのに数時間はかかるであろう肉体改造。リョナ好みでも手を出さないだろう。それでも、この世界の住人の生命力はすさまじく、最も若く位の高かったのであろう少女を中心にいくらかの孕み袋が生をつないでいた。
ゴブリンを全て切り捨て、さてどうしたものかと考えていると、中心の孕み袋がぶるりと震える。戦闘していたため気付かなかったが、破水していたようで、そのまま出産を始める。産まれたのは、元の少女を思わせる可憐なメスゴブリンであった。
ゴブリンは産まれるころにはある程度完成されている。数多の証言・研究のとおり、ゴブリンは歩けるようになってから出てくる。その上、膣内射精から出産まで1日しか必要ないというのだから頭が痛い。
緑色というゴブリンらしい体色と尖った耳をしているが、その姿はゴブリンとは思えないほど可憐であり、メスゴブリンが
へその緒を切り、魔法でぬるい湯を出し、メスゴブリンを洗う。ある程度綺麗にすると、私はぷにぷにしているイカ腹に紋を描く。負けることは無いだろうが、一応の措置である。
紋を描く際の痛み故か、身をよじる。肉壺は濡れていたため、肉棒を出し、少し大きめのオナホを持つように挿れる。ボコり、とイカ腹が見慣れた形に歪む。キツさと征服感からか、はたまた母体が優秀だったのか、思わず感嘆の溜息と共に射精す。すぐにあふれ、結合部からは子宮が破裂するほどの白濁液が漏れだした。
ふと見ると、メスゴブリンは何回かイっていたようで、瞳を蕩かしている。流石は淫乱な種族である。
一度肉壺から棒を抜き、紋を起動させる。まだ子を産ませるわけにはいかない。しかし、その来る日までの準備と楽しみとして、今日一日はメスゴブリンの肉壺を耕すのだった。
ゴブリン
人系種の天敵。高い繁殖力を持つ彼らの最低でも九割九分九厘は醜いオスである。
ある程度の人系種族であれば一日で繁殖が可能である特性と集団で狩りをする性質から、モンスターの中で非力かつ寿命が短いながらもギルドへの即通達が求められている。
その祖先は妖精であると言われ、緑色の体色と尖った耳に名残を残している。また、稀に先天的な魔法持ちが生まれることがあり、大抵は先祖返りである。
この世界では醜い男を「ゴブリンのよう」と形容することがあるが、世間一般では酷いスラングとされており、実際に聞くことはまず無い。
メスゴブリン
極稀に生まれるメスのゴブリン。緑色の体色・尖った耳はゴブリン同様そのままだが、容姿や能力、寿命は母体に似る。魔法適性が高くなりやすいため、古くはグリーン・エルフという名でも通っていた。
「メスゴブリン」と形容される期間は以外にも短く、巣のオスゴブリンとの交尾で巣を
研究ではメスゴブリンの子は父に依存することが分かっており、種付けから一日で出産するという母体としては優秀である点から軍事国家等で秘密裏に研究がされてもいるという。