※この作品はR-18です。

商人と冒険者と娼婦   作:にやまな

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今回から新章となります。


海底より来たる塩の海賊
プロローグ 薄暗い船底にて


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そこは薄暗く、明かりは僅かにしか存在しない、固く分厚い鉄格子を見るに地下牢のような雰囲気があるが、壁の向こうから聞こえてくる波と海の音からその空間が船の中だということがわかる。

 

 

 

 船の中だとしたその部屋は巨大だ、本来なら無駄を排した狭い空間になるのだが、異様なほどに広く深い牢獄だった。

 

 

 

 そこだけではない、鉄格子の向こうには通路があり、対面の部屋もまた広い牢獄なのだ、二つだけかと思えばその通路に連なる部屋はその殆どが鉄格子に閉ざされた部屋であり、その牢獄の中には無数の女たちが捕らわれているのが確認できる。

 

 

 

 数が多い、百名は軽く超えるだろう人数がそれぞれの牢屋に入れられて、それ以上の数の男たちに嬲られていた。

 

 

 

 ある者は四つん這いで背後から犯され、またある者は複数の男に取り囲まれて輪姦されている、年齢も様々であり、中にはまだ少女とさえ呼べるような者たちもいるようだ。

 

 

 

 誰もかれもが男に組み伏せられ凌辱されており、苦痛と快楽が交じり合ったような声が絶え間なく続いている、ここはまさに淫獄といえるだろう。

 

 

 

 捕らえられた女たちは愛液と精液が混ざった粘度の高い粘液を股から垂らし、体は凌辱の激しさと量を表すかのように白濁に塗れ、それでもなお続く男たちの欲望に体を震わせるしかない。

 

 

 

 既に絶望したのか、こんな状況であるにも関わらず自ら男を迎え入れる女もいるようだ、そうやって気に入られることでしか生きられないと判断したのか、あるいは理性が溶け切ったのか。

 

 

 

 もちろん抵抗している者もいる、しかしそういった女は鎖で両手を縛られて天井から吊り下げられると、無数の男たちに囲まれて一際激しく凌辱を受けるのだった。

 

 

 

 様々な出自の女がここにはいる、神に仕える聖職者や町娘、人妻にその子供、商人や娼婦、そして戦士や魔術師もいるようだ。

 

 

 

 それぞれの生き方やあり方は違えど、この船底の牢獄に放り込まれてしまえば、全員が同じ立場で男たちに犯されるだけの奴隷でしかない。

 

 

 

 暴力的な快楽に追い詰められ無数の喘ぎ声と肉がぶつかり合う音、そして濁った粘液をかき回す音が響いている、その状況を楽しむような凌辱者たちの高笑いが聞こえる船底の一角で……エミリーとシャルル、そしてキャロルもまた、大勢いる女の一部として激しい凌辱を受けていた。

 

 

 

 シャルルは抵抗が激しかったか、鎖で縛られて吊り下げられると、前後から男に抱きかかえられて膣と肛門へ男の逞しい肉棒をねじ込まれて体を震わしている。

 

 

 

 既に犯されて長い時間が経っているのだろう、珠の汗が浮かんだしなやかな体は白濁に汚れているのがわかった。

 

 

 

「おらイクぞ! しっかり受け止めやがれ!」

 

 

 

「こっちもだ! また出してやるからな!」

 

 

 

 シャルルを挟み込んでいた二人の男たちは一際激しく腰を振り、彼女の最奥へと自らの欲望を流し込もうと体をがっちりと固定する。

 

 

 

「んぁああッ!? あッ、アッ、ああ! やめッ! うッぐん!! 激し、激しすぎるって!? ダメ、ダメダメ! おッ……おッ……お、んおおお!? だから、同時にッ! やぁぁ動くなあぁぁぁ!?」

 

 

 

 体を揺さぶって逃げ出そうにも、鎖で吊り下げられて男に挟まれていればどうしようもないのだ、ただただ屈辱的な快楽を受け入れるしかない。

 

 

 

「へッ! ダメだという割にしっかり締め付けやがって本当は喜んでんだろうが!」

 

 

 

「ちが、うッ! あぁぁ! あぁ! お願い、もう許して……アッ、アッ、アッ! 謝る! あやまるからぁ!? やああああぁぁ!?」

 

 

 

 最後とばかりに力強く子宮を突き上げられる、そして本日何度目かの射精をシャルルは両方の穴で受け止めた。

 

 

 

 一方的であり、暴力的な行為でありながら、彼女の体は絶頂へと押し上げられてしまった、噛みしめながら体中を駆け巡る快楽に耐えようと体を揺さぶらせるが、鎖の音が鳴るだけで逃げ場がない。

 

 

 

「---ッッんんんんんん!!」

 

 

 

 既に射精されたのは一度や二度ではない、この船に囚われてから休むことなく犯され続けており、一向に終わりが見えないでいた。

 

 

 

 シャルルの膣と肛門に好き勝手に射精した男たちは未だ固さを維持した肉棒を引き抜くと、栓が抜けたために彼女の体からはこれまで何度も吐き出された精液があふれ出して太ももと床を汚していく。

 

 

 

「あ……あぁ……も、う……休ませて……お願い……ちょっとで、いいからさ」

 

 

 

「へへへ、最初はクソ生意気だったが、随分としおらしくなったじゃねえか」

 

 

 

「あの時、剣を振って暴れまわっていた戦士様とは思えねえなぁ。やっぱり女なんだからそうでなくちゃな」

 

 

 

 シャルルに射精した二人の男は下卑た笑みのまま彼女の体を更に汚そうとするが、同じ牢獄にいた別の男がそれを阻止する、別に彼女を助けようとしたのではない、ただ単純に自分の番であることを主張しているのだろう。

 

 

 

「おい! 次は俺の順番だろうが、コイツはもう反応を返さなくてつまんねんだよ」

 

 

 

 そう言って男は、シャルルの隣で鎖によって縛られ吊り下げられていた別の女から自分の一物を引き抜く。

 

 

 

 彼女もまた抵抗が激しかった為に激しい凌辱を受けていたのだが、一時間ほど前から小さなうわ言を繰り返すだけになっており、男たちからは面白みのない存在になっていたのだ。

 

 

 

 戦士であるシャルルはこの船底の牢獄に囚われた女の中で最も体力がある、感度も悪くなく壊れにくい、だからこそ凌辱者にとってのお気に入りとなっているらしい。

 

 

 

「じゃあ俺は別の女の具合を確かめてくるかね」

 

 

 

「まだ反応の良い奴はいたっけな」

 

 

 

 シャルルを犯していた二人の男が外に出て、通路を超えて向かい側にある牢獄へと姿を消した、そこにも多くの女が捕らえられており、それ以上の数の凌辱者がいるはずだ。

 

 

 

「おらいくぞクソガキ、俺らに歯向かったお前らに休んでる暇なんてないんだからな!」

 

 

 

「んぁッ!?おおぉぉっっ!?」

 

 

 

 大量の精液と愛液を垂れ流すシャルルの淫唇をこじ開けて男の肉竿が突きこまれる、それだけでは終わらず、別の男が背後からその体を抱きしめて犯してくるのだ。

 

 

 

 先程と同じように二人の男に挟まれて犯されながら身を捩るが、何度試そうとも鎖の音が空しく響くだけだった。

 

 

 

「アッ……アッ……もう、ダメ、おかしくなる、あぁ、あぁ……うッ、ぐぁぁ!」

 

 

 

 終わりの見えない凌辱に翻弄されるが今の彼女にはどうすることもできない、同じ牢獄にいる女たちもどうようだ、彼女たちに許されているのは男に犯されて喘ぎ声を上げて、彼らを楽しませることだけである。

 

 

 

 逃げ場など存在しない、シャルルだけでなく同じように捕らえられているエミリーとキャロルもそれは同様であるようだ。

 

 

 

「うぁぁ……エミ、リー? キャロル? うッ! アッ!アッ!」

 

 

 

 いつまでも続く激しい凌辱の中で、男たちの息遣いや周囲の女の喘ぎ声が絶えることなく生まれるのだが、その中に聞き覚えのある声が混じっていることにシャルルは気が付いてしまう。

 

 

 

「なんだよ、お友達の声でも聞こえたか? 安心しな、どうせそいつらもお前とお前と同じように便器になってるだろうさ」

 

 

 

「嘘だろ……クソッ! 離せ! んぁぁぁぁぁ!? やめッ、アッ! ダメ、またイク! あぁ、あぁ、おッおッおッ、出すなぁ、中に出すなぁ-----ッッ!!」

 

 

 

 友人と妹の声は自分の絶頂でかき消されてしまった、それなりに近いような距離感だったと思うが、今となってはわからない。

 

 

 

 だが実際に距離は近い、シャルルが鎖で吊り下げられている牢獄の正面にある似たような牢獄、そこにもまた無数の女と凌辱者がいるのだが、エミリーとキャロルはその無数の女の一人であった。

 

 

 

 そこにいる女たちは鎖で吊り下げられてはいない、拘束される際に激しく抵抗しなかった、あるいはできなかった者が多い……あとは抵抗されたとしても大した脅威とは思われていないということだ。

 

 

 

 魔術師であるエミリーには封印の首輪が付けられているが、それ以外に拘束具らしき物は見当たらない。

 

 

 

 全員に共通しているのは全裸に剥かれて男に組み伏せられている点であり、その場にいる誰もが平等に一方的な凌辱に耐え忍んでいる。

 

 

 

「ーーッ!ーーーッッ!?」

 

 

 

 キャロルは男の上に跨って声を押し殺しながら体を震わせているようだ、跨ってはいるもののそれは自ら望んだ体制ではなく強制されてのものだった。

 

 

 

 彼女もまた既に犯され続けて長いのだろう、シャルル程の体力はないのでぐったりとしており、仰向けに寝転がっている男の分厚い胸板に体を預けるほかなかった、そして凌辱者は一人ではなく二人おり、背後からキャロルを汚す者がいるようだ。

 

 

 

 二人の男に拘束されている肉付きの薄い体は白濁と汗に塗れ、こちらもまた終わることのない暴力的な絶頂に翻弄されているのだ。

 

 

 

 娼婦として働いた経験からか苦痛は感じない、あるのは屈辱的な快楽だけであり、やり場のないやるせなさだけが胸に去来していた。

 

 

 

 自分たちがもっと強ければこんなことにはならなかった、三人に共通している思いはそれだろう。

 

 

 

「ぅぐッ! んむ!? んんんんッ! うぶッ、ちゅ、ちゅる、んん!?」

 

 

 

 キャロルのすぐ隣で四つん這いになっているのはエミリーだった、彼女はその体制で口と膣の両方を犯されている。

 

 

 

 何度も何度も男の欲望を受け入れたのだろう、例にもれず顔も体も白濁に汚れてしまっていた。

 

 

 

 魔術師であるがゆえに他の二人と違って体力の無い彼女は、既にこれまでの凌辱で何度か意識を失っており、息も絶え絶えな様子を見せているのだが、そんなことは関係ないとばかりに男たちは容赦がない。

 

 

 

 犯され、屈辱的な絶頂を繰り返し、意識を失って、犯される衝撃で覚醒して、また意識を失う。

 

 

 

 そんなことを何度も続けられれば抵抗する意思すら挫かれてしまう、最早彼女は男に抱かれるだけの人形と化してしまっているようだ。

 

 

 

 股を開けと言われれば自ら開く、腰を振れと命じられたらあさましく振るだろう、そうやって少しでも暴力的な凌辱から逃れようと媚を売るしかない。

 

 

 

「んん!? んむうぅぅぅぅぅッ!?」

 

 

 

 いきなり口内に吐き出された精液に驚きながらも飲み干そうと喉を鳴らす、少しでも零そうものなら下卑た笑顔と共に凌辱者たちが容赦のない暴行を加えてくるので必死にならざるおえないのだ。

 

 

 

 少し間を開けて膣内にも精液が吐き出される、その熱を感じてエミリーはまた絶頂を迎え入れた。

 

 

 

 欲望を吐き出して男たちは満足したのか、エミリーを雑に放置してゲラゲラと笑いながら牢獄の奥へと次の獲物を探しに行く、エミリーはそんな男たちを見送りながら肩を大きく揺らして呼吸を繰り返す。

 

 

 

 これで少しは休める、そう思っていたのだが、突然足首を掴まれて引き寄せられることで僅かな休憩は終わりを告げた。

 

 

 

 そして別の凌辱者がエミリーを犯し始める、ハッキリとはわからないが、先程までキャロルを組み伏せていた男と思われた。

 

 

 

 エミリーの視界の中には大勢の女と男が入り乱れており、その隅では輪姦からようやく解放されたキャロルがぐったりと床に倒れこんでいるのがわかる。

 

 

 

 しかしそれも僅かな時間だった、別の男が僅かに体を揺らすキャロルを再び組み伏せてしまう。

 

 

 

「あ、あぁ……キャロ、ル……うッ! アッ、アッ」

 

 

 

 キャロルのことを心配している場合ではない、エミリー自身も組み伏せられているのだ、犬のように四つん這いになりながら唸るほかない。

 

 

 

「お、お許しを……もう、ダメ……ああ、神よ、お助けください うッ、あぁ!?」

 

 

 

 数えるのも馬鹿らしくなるほどに子宮は汚し尽くされている、それでもなお新しい欲望が彼女に中へと注がれるのだった。

 

 

 

 どこかに逃げようと、誰かに助けを求めようと手も伸ばすが無情にも空ぶってしまう、救いはないのだろうかと嘆いてみるが、帰ってくるのは女の悲鳴と喘ぎ声だけなのだ。

 

 

 

 どこにも救いはない、どこにも活路が見いだせない。

 

 

 

 このままでは完全に心が折れてしまう、激しい凌辱をその身に受けようともどこかに希望を抱いていたのだがそれも限界に近いのだろう、エミリーのとキャロルの……そして別の牢獄にいるシャルルの瞳からも光が消えようとしてた。

 

 

 

 どこかから聞こえる、歌うような美しい声は彼女たちの耳に届いていない。

 

 

 

 そもそも、彼女たち三人がこの巨大な船の底に囚われているのには理由がある。

 

 

 

 単純明快に、一言で表すのなら、彼女たちは敗北したのだ。

 

 

 

 時間は一カ月ほど前にまで遡る、冬がようやく姿を消して、春がすぐそこにまで近づいて来た頃の話である。

 

 

 

 

 

 

 

 




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