商人と冒険者と娼婦 作:にやまな
まず最初に欲望を受け入れたのは慣れているシャルルであった、舌での奉仕を止めた彼女は寝床の大きな枕に背中を預けるルールーに跨ると、強直を掴んで自らの秘所に擦りつけていく。
既に興奮で濡れていたそこは亀頭が擦れる度にねっとりとした愛液を塗りたくる、そうして滑りを良くすると、彼女は大きく深呼吸をしてから徐々に亀頭を飲み込んでいく。
「うぁぁッ……うッ、ぐッ……やっぱ、大きいな」
ルールーとは何度か交わっているので慣れ親しんだ圧迫感ではあるのだが、それでもしっかりと覚悟を決めなければならないくらいに暴力的な存在感をへその下辺りに感じてしまう、自分が上になっているので主導権は握れるのだが、相手に好き勝手動かれるとこの圧迫感に翻弄されてしまうのだろう。
特にルールーは激しい交わりを好む傾向にある、そうさせない為にもシャルルの方から腰を振る必要があった。
「うッんんんッ……はぁ、やはりシャルルの具合は良いな、ギュッと締め付けてきよる……カカカッ、手前のこれが欲しくてたまらなかったのではないか?」
「んんんんんッ、こらッ、腰を揺らすな……ワタシから動くからさぁッ、んぁ!!」
大きな肉棒を受け入れて身もだえるシャルルの姿を見て、他の三人は期待と不安を合わせたような視線を向けてしまう。
「シャルル殿、大丈夫か?」
「ああッ、大丈夫だって……こいつのは大きいから慣れるまでは大変なんだ」
「カカッ、シャルルは手前を受け入れるのは慣れておるので問題なかろうて……それより其方もこっちへ来い、愛でさせてくれ」
シャルルを心配そうに見つめていたミューへ手招きをして彼女の体を両脇へと滑り込ませていく、既にエミリーとキャロルがそこにはいたのだが、エミリーが譲るように移動した。
自分の脇にすっぽりと収まったミューの肩へと手を置いて引き寄せると、そのまま貪るように唇へと吸い付いていく。
「んむッ!? んんんんッ……は、ちゅ……んんッ!?」
「ぷはぁ……カカッ、エルフとの接吻も悪くないな」
「ふぅ……全く、遠慮の無い御仁だな」
「何を言う、これから交わろうというのだから相性は重要であろう……シャルルなど手前の肉棒に夢中になっておるでの」
「あッ、あッ、うぁんッ、しょうがないだろ、ルールーのは大きすぎるんだから……ふぁぁあッ!?」
「シャルル、とても気持ちよさそうですね……ふふ、私も手伝いますよ」
ルールーに跨って腰を振るシャルルは既に快楽にふやけきっている様子であった、甘い声を響かせながら体を上気させる様子はとても妖艶であり、そんな彼女の姿を見ていたエミリーはミュート位置を入れ替えてからすぐに手を伸ばす。
騎乗位の体勢で交わるシャルルの背後に回ると脇腹から両腕を伸ばして胸を揉み解し、その先端を摘みながらうなじへと唇を近づけて耳たぶを甘噛みするのだった。
「やぁッ、こらエミリーッ!! やめ、くすぐったい……あぁッ、あッ、あんッ、それやめろッ!! やぁああッ!!」
「おおッ、!! 良いぞ良いぞ!! なかなかにそそる光景だ!!」
二人の絡みを見て興奮の声を上げたルールーはそれを手伝うように腰を打ち上げている。
「ん……こっちも手伝う」
「うむうむ、こっちはこっちで交わろうぞ」
姉とエミリーの痴態に触発されたのかどうかはわからないが、右脇にすっぽり収まっていたキャロルがルールーの乳房へと顔を近づけていき、そこにある桜色の突起へと吸い付く。
ちゅ、ちゅ、と音を立ててそこに吸い付く姿は乳児のようにも見える、そんなキャロルの様子を気に入ったのか奉仕される側はニヤリと笑って後頭部へと手をやり力強く胸へと押し付けていた。
そんな状態でありながら左脇にいるミューの肩を引き寄せて再び唇を貪り、ついでとばかりに酒やつまみなどにも手を伸ばすので何とも淫乱な酒池肉林の交わりである。
ルールーは気まぐれにキャロルやミューをつまみ食いしながら自分の上で腰を振るシャルルとその後ろで彼女の体を愛撫するエミリーを上機嫌で眺めるのだ。
まさにハーレムの主である、帝国騎士になる前、部族を率いていた頃は各地から攫ってきた戦利品を囲んで毎晩似たようなことをしており、その頃を思い出しているのだろう。
「あんッ、ああ、あああ、うぁぁあッ!! おっきい、これ、やっぱり無理ッ……イク、イクイクッ」
「お、なんじゃ、もう限界か?」
エミリーが背後からちょっかいかけていることもあるのだろう、シャルルは早くも限界を迎えて絶頂へと昂ってしまっている。
そんな彼女の姿を下から楽しそうに眺めるルールーは、絶頂寸前の相手にトドメを刺すかのように腰を教えげてシャルルを追い込むのだった。
「うぁッ、あッ、あああああぁぁッ!!?」
堪らずシャルルは快楽を爆発させて体を震わせることになる、彼女の絶頂に合わせるかのようにエミリーが秘所へと手を伸ばして最も敏感な肉豆を摘みあげたのでより衝撃が大きかったのかもしれない。
何度も何度も体を震わせ痙攣する様子に見上げるルールーも背後からちょっかいを出すエミリーも満足そうな表情を見せている。
シャルルが追い込まれている姿に言いしれない快楽を感じているのだろう、そういった所はこの二人はよく似ているようにも思えた。
「うッ……あッ……あッ」
大きな波がようやく引いたのだろう、痙攣を繰り返していたシャルルはそのまま脱力すると頭をルールーの胸元へと預ける。
「カカッ、愛い奴じゃ……だが手前はまだ出しておらんのだがなぁ」
「ん……なら今度は私がする」
次の相手はキャロルのようだ、絶頂の余韻に震える姉の体を強引に引っぺがして脇にいた自分と位置を入れ替えると今度は華奢な体が跨ることになった。
「エミリー……手伝って」
「はい、わかりました……ふふふ、私にお任せください」
ルールーの肉棒を受け入れるにはキャロルの体はやや細い、姉の痴態を眺めて自らも奉仕した為に興奮でしっかりと濡れているのだが、それでも受け入れるにはまだ足りない。
そこでエミリーが手伝うことになった、複雑なことをする訳ではなくシャルルの時と同じように愛撫を行うだけである。
「じゃあキスしましょうね……あ~ん」
まずは愛撫である、華奢な体に纏わりつくように背後から魔女の手が伸びると、股間や小ぶりな胸へと伸びていく、それだけでは飽き足らず強引に顔を曲げさせて唇も奪う。
「あむ……んッ……んん~~ッ」
そんな状態で指先や舌の感触を感じ取るキャロルの体は更なる熱を持ち始める、まだセックスには至っていないというのに絶頂の寸前にまで追い込まれるほどであった。
そこまで蕩けさせればルールーを受け入れることも問題は無い、キャロルの秘所は糸を引くほどに愛液が溢れており、ルールーの肉棒は先ほどまでのシャルルとの交わりでドロドロの状態である、小さな体でも受け入れられるくらいに滑りが良くなっているだろう。
エミリーも上手く絶頂寸前でキャロルから唇を離し、股間を弄っていた指先は挿入を促すかのように膣口を開いて亀頭へと宛がった。
互いに性器は愛液でドロドロの状態である、それでもゆっくり馴染ませるように挿入していくのはキャロルの華奢な体を気遣ってのことなのだろう。
「はッ、はッ、はッ」
短く、荒い呼吸を繰り返しながらキャロルの体が沈んでいく、凄まじい圧迫感を与えて来る肉棒は膣口を押し広げながら最奥へと導いていくのだ。
「あッ、うッ……ふッ……あは」
じれったいほどの時間をかけて全てを受け入れたキャロルはその存在感に感嘆の混ざった喘ぎ声を聞かせてしまう。
やはり最奥で感じ取る熱と圧迫感が大きいのだろう、子宮を押し上げるかのような感覚は様々な相手と楽しんだ経験があってもそうあるものではない。
ただ苦痛よりも甘い痺れの方が大きいのだろう、キャロルは最奥で感じ取る圧迫感に笑顔を見せていた。
「うむ、良いぞ、良い具合だ」
ルールーもキャロルの感触を気に入ったのか笑顔である。
「さぁ昂らせてくれ、手前ももうすぐイケそうなのだ」
「ん……あッ……わかった……気持ちよくなろ」
キャロルがゆっくりとだが腰を振り始めると、互いの股間からぐちゃぐちゃといった音が鳴り、そこにある愛液は糸を引いて泡立って卑猥な光景を作り出す。
痛みは無い、大きな圧迫感はあるのだが大量の愛液が熱だけを生み出してくれるのだ、キャロルとシャルル、二人分の愛液を掻き混ぜ続けた肉棒は白濁に塗れて更に熱くなっていた。
これを子宮で受け止めれば、ただ喘ぐことしかできないだろう、ルールーの男性器はそういう興奮を宿しているのだ。
「うッ……よい締め付けだッ……んんッ、はぁッ……ほれこっちも奉仕してくれ」
両脇にすっぽりと収まっているミューとシャルルへとそう促せば、彼女たちも交わりへと加わって来る。
肩を抱いて引き寄せたミューへと何度目かのキスを繰り返し、未だに絶頂の余韻に震えているシャルルは先ほどのキャロルと同じように乳房の先端を甘噛みしていく、エミリーは変わらずキャロルの背後からちょっかいを出しており、そうやってそれぞれが官能を高めていくのだ。
限界が見えて来た段階で先にシャルルが達してしまったので中途半端な熱を保持したままだった肉棒は、しかしバトンタッチをしたキャロルによって高められていく。
「あぁ~……あぁ~……良いぞ、こりゃたまらん……うあぁあ」
「んんんッ、あッ、あッ! あぁッ……これ良いッ……おっきくて……んッ……固くてぇ……あんッ!!」
「カカッ、聞いたかシャルルよ!! キャロルは手前のものに夢中のようだぞ!!」
「はぁ、はぁ、そうかよ……そりゃ良かったな……ん、ちゅ」
どうやらどちらも限界が近いらしい、体の奥から何かが競り上がって来る感覚が来ることを思いながら両者の腰は激しさを増していき、そんなことを十回も繰り返せばそれがやって来る。
「きゃふんんッ!?」
キャロルが亀頭だけを残すように腰を上げる、愛液でドロドロに塗りたくられた竿が露わになると、そこで彼女は大きく深呼吸をしてから意を決したように腰を下ろす。
ぐちゃん、という粘液を掻き混ぜる音が部屋に響いたかと思えば、それをかき消すように二人の甘い声が広がっていった。
淫行に酔いしれる、まさにそんな声だ。
「おッ、うッ……おッ、おッ……イクぞ、全て受け止めてくれ」
ベッドに寝そべるルールーがまず己の欲望を吐き出す、熱く煮えたぎったそれは跨るキャロルの子宮を瞬く間に満たして興奮を注ぎ込む。
「んんんんんんんッッ!!?」
華奢な体では受け止めきれない程の熱を受け止めて、絶頂の衝撃にキャロルは痙攣を繰り返すと、姉と同じようにルールーの胸元へと上半身を傾けた。
心地いい痺れが全身に広がるのはルールー側も同様である、吐き出す側の彼女もまた己の欲望で相手を満たす瞬間に言いしれない興奮を覚えているのだろう、何度も痙攣しながら腰を押し付けている。
互いの震えが鎮まるのに一分ほどの時間がかかっただろうか、ようやく大きな快楽の波が引いていくと二人は呼吸を思い出したかのように酸素を求めていく。
「はぁ~……んッ……んッ……はぁ~……すっごい」
「カカッ……小さな体でよう頑張ったな、良い具合であったぞ」
「んんんッ」
胸元に顔を沈めたキャロルの後頭部に手をやってわしゃわしゃとやや乱暴に髪を撫でると、そんな雑な感触であっても悪い気はしなかったのか心地よさそうな表情を見せている。
「……うぁ」
ぐちゃっと、音を立てながら膣内から肉棒を引き抜かれていく、膣口からは精液と愛液が混ざり合ったドロリとして白濁液が零れ落ちて亀頭へと落ちていった。
そんな淫靡な光景に舌を伸ばす者がいる、ずっと背後でちょっかいを出していたエミリーだ。
「はぁ……綺麗にいたしますね」
うっとりとした表情で愛液と精液を塗りたくった肉棒を舐め始めたエミリーは、そこにある三人分の粘液を丁寧に掃除していく。
「ちゅ、じゅる……はぁ、れろ」
まずは竿を舐め上げ、次に亀頭だ、最後に鈴口にある僅かな精液すら舐めとってからこくりと喉を鳴らす。
「……んッ……はぁ~~」
全てを舐めとったエミリーは極上の美酒を楽しんだかのように顔を赤らめてそれは深い溜息をするのだった。
「んッ、ふふッ……私も、昂ってしまって、そろそろ限界です」
熱っぽい視線がルールーへと伸びれば、掌はへその下辺りに感じる熱に触れるかのように下腹部へと伸びる、どうやら次の相手はエミリーとなるようだ。
興奮は既に最高潮にまで達しているのだろう、彼女の瞳は欲情が強く宿っており愛液は太ももにまで流れているのがわかる。
まだ絶頂の余韻に浸っているキャロルの華奢な体をルールーの上から横へと退けると、前の二人がそうであったようにエミリーもまた跨って見せ、やはりドロドロに潤った自らの秘所で大きな興奮を受け入れていく。
「あ、あぁ、んああああああッ!!」
「おぉ、其方もよい具合だな」
「アンタは突っ込めたら誰だって良いんだろ」
「何を言うかシャルルよ、そんなことは無い……うむ、無いッ」
言葉が詰まった時点であまり説得力はない、脇に収まるシャルルから呆れたような視線を向けられるのも仕方がないだろう。
「あんッ……あッ、あッ……うッ、おッ、おッ!!」
「ん……エミリー凄く気持ちよさそう……手伝う」
余韻が引いたキャロルが今度は跨って腰を振るエミリーの背後に回り、先ほどの仕返しとばかりに胸や秘所へと指先を伸ばして弄り回していく。
「んんんッ!? キャ、キャロル!? いやぁ……そんなに、あッ、あッ……ひんッ!?」
「ん……ダメぇ、仕返し」
大きく成長した胸を揉み、ルールーの肉棒を受け入れる股間に伸びた指先は肉豆を摘まむ、そして舌はうなじや耳たぶを舐めるのだ。
大きな肉棒を咥えこみながらそんなことをされれば堪らず悶えるしかない、ただでさえ焦らされて強い快楽を得ているのだ、すぐに限界まで押し上げられてしまう。
舌で掃除したばかりの肉棒は既に攪拌された愛液が纏わりついてドロドロになっているようだ、エミリーが腰を動かす度に淫靡な音を響かせており糸も引いていた。
「んッ、くぅッ……はッ、あッ……ダメです、いやんッ……これ、ほんとに、おっきくて……あん、あんッ……うぅんッ!!」
グリっと、少しばかり強めにキャロルの指が肉豆を弄ると、エミリーがとても情けない声を聞かせてきた、それに気分を良くしたのはルールーである。
ぺろりと唇の端を舐めたかとおもえば、そこから跨るエミリーの腰へと手を伸ばすと、ガッチリと拘束して力強く腰を振り始めたのだ。
「んひィッ!!?」
「カカッ、ほれ、イケ、イクのだ!!」
「激しッ……やめ、あッ、ああああぁぁッ……そんなに乱暴にしちゃ……んんんんんんッ!?」
「……イッちゃえ」
最後にキャロルが耳元でそう呟いてから甘く耳たぶを舐めると、それが最後の一撃となったのかエミリーは押し込めていた快楽の制御を手放すことになってしまうのだ。
「~~~~~~ッッ!!?」
声にならない声を漏らしながらエミリーの体は雷に撃たれたかのように不規則に痙攣して、視界の中で幾つもの火花が飛び散っているのか視点が定まらず涎すら垂らしている様子である。
「はぁ、はぁ、カカッ……んんッ……良い交わりであったな」
他の者にそうであったようにルールーの掌はエミリーの後頭部へと伸びて髪を撫でまわす、雑な動きだと言うのに不思議と安心感を与えるものなのだろう、掌の温もりを感じた側も悪い気分でもないらしい。
「さてさて、残るは其方だけだな」
シャルル、キャロル、エミリーと続いて最後に残ったのはミューである、ルールーの脇に収まって奉仕したりつまみ食いされたりと控えめに乱交に参加していたのだが、ここに来てようやく出番が回って来たようだ。
ただ他の三人とは少し体制が違う、彼女が下でルールーが上である。
「え? あ、いや、これだけしたのだからもう十分なのでは? 貴女も疲れているだろう」
「ん? いや、そんなことはないぞ、手前らの種族はこんな体だからなのかどいつもこいつも性豪でな、どれだけでもできるのだ」
「い、いや、しかしルールー卿……なぜ私だけ押し倒されているのだ? 今までは……あ、ちょ」
「何を言うとるんじゃ、交わりは様々な形があるのだから色々と楽しむもんであろうて」
「ん……楽しむ」
「そうだな、せっかくだからもっと楽しもう」
「はい、楽しみましょう」
「な、何故、他の方々も私を押し倒しているんだッ!?」
別に決まっていた訳ではないがこの乱交はルールーに跨って奉仕するような形が続いていたのだが、ミューの番になって四人が見下ろしてくる姿勢となっていた。
「ま、待てッ、これは不公平だ、戦力の偏りが――ひやんッ!?」
誰かの舌がミューの肌を撫でると途端に甘い声が漏れ出た、それを皮切りに指や腕が白い肌に伸びて弄りだす。
舌が、指先が、肉棒が、ミューへと襲い掛かっていくのだった。
「や、やめッ、あッ、あッ……やぁああああッ!!?」
こうして彼女たちの乱交は続いていくことになる、何故かミューだけが無茶苦茶に求められながらだ。
帝都の夜はこうして過ぎ去っていくのだった。