※この作品はR-18です。

商人と冒険者と娼婦   作:にやまな

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第十話 祝祭に向けて シャルル編 上

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「うぁ……あ、やぁ……はぁ、はぁ……うッ、くッ……はぁ~~」

 

 

 

 下腹部から駆け上った快楽の絶頂は背筋を走り抜けてそのまま頭へと到達すると、そのまま思考を溶かすかのように深く突き刺さった。

 

 

 

 熱が体に広がって最も深い子宮から指先まで痙攣を繰り返して、絶え間なく襲い掛かる波になんとか耐え抜いて呼吸を取り戻す。

 

 

 

 肩を大きく上下に動かしながらシャルルは力無く体を寝床へ放り出す、余韻に震える体はただ酸素を欲していた。

 

 

 

 体中に広がる熱と痺れによって上手く力が入らないのか、彼女は寝床で臀部を突き出すかのような姿勢のまま顔を毛布に沈めて痙攣している。

 

 

 

「はぁ~……はぁ~……う、あッ……あッ、あぁ……」

 

 

 

 日も落ちて夜は娼婦の仕事が待っている、働き盛りで稼ぎ時でもある彼女は積極的に店に出て男と交わっているのだが、ここ最近はその頻度が増えたことを本人も自覚していた。

 

 

 

 それはやはり房中術の影響だろう、より深くより濃く交わることができるようになっただけでなく、体調や疲れなども気にする必要がなくなったことも大きい。

 

 

 

 女の身であれば切っても切れない生理なども房中術を扱えるようになってからは調整できるようになった、以前までなら体調が悪いと神に祈ることで改善していたのだがそれでも完璧ではないので、体調が一際悪い時は娼館に出ることはなかった。

 

 

 

 それはシャルルだけでなくキャロルやエミリーも同様であった、新陳代謝があるのだから体調の良し悪しは必ず存在する。

 

 

 

 だが房中術を扱うようになってからは体調の変化というものが希薄になったと彼女は考えていた、毎月来る生理を意図的に無くしたりできてしまうので、便利なものだと思っていたのだがローレライが言うにはそれに慣れてしまうことも問題らしい。

 

 

 

 なんでも自分たちはまだまだ成長期なので新陳代謝を薄くすると様々な弊害がでるそうだ、身長も凹凸もそこで止まってしまう恐れがあるらしいので使用には注意するようにと言われた。

 

 

 

 まだ彼女たちは少女の領域だ、房中術を使って身体を完璧に制御するには早いということだろう、シャルル自身ももう少し身長が欲しいと思っていたので特に不満もない。

 

 

 

 こうして夜の仕事で行使するくらいに留めており、そこからまだまだ未成熟な魂や体を変質させるようなことはしないしできない、なのでシャルルには現状で十分であった。

 

 

 

 ただセックスが気持ちいい、生命力に満ち溢れた精液が体を強く成長させてくれる、弊害や危険性を説明されても彼女にはよくわからなかったが、その二つだけがシャルルには重要なのだろう。

 

 

 

「……うッ、あぁ……また、こんなに出したのか……おっちゃん元気すぎるだろ……んッ」

 

 

 

 ゴボッという表現が相応しい勢いで、シャルルの膣口からねっとりとした精液があふれ出て太ももを伝う、中からあふれ出る程に注がれた欲望はこれで三度目になる。

 

 

 

 だがそれで終わりではない、今夜の相手はシャルルを含むエミリーやキャロルを同時に相手にしても平然としているような相手だ、中年の年齢であっても性欲は衰えることなく維持しており、生命力の塊とも言えるような相手でもあるのだから。

 

 

 

「ガハハ、お嬢さんたち相手だといつも以上に萎えないな、こんなにも可憐で具合の良いお嬢さんを愛せるんだから休んでる時間がもったいないというものだ」

 

 

 

 娼館にやってきてシャルルを買ったのは、ここ最近になってよく顔を出すようになったアントニウスであった、前はエミリーを買ってその前はキャロルだったので今回はシャルルにしたらしい。

 

 

 

 あの晩、三人を同時に相手をしてからというものの、彼は三人娘を気に入ったのか頻繁に顔を出しては誰かを指名して夜伽相手にしていた。

 

 

 

 しかも同僚の聖騎士たちにも良い店を見つけたと宣伝しているのか部下と共に足を運んでいる、現に今夜も部下と一緒に来店しており、彼らはエミリーとキャロルが相手をしているようだ。

 

 

 

「あッ! あッ! あぁッ! 激し、やぁ! 激しすぎます!! はぁ、はぁ、あぁッ!? やッ、やぁッ、う、くぅッ……や、イク、またイッちゃいます、んやあぁあああ!?」

 

 

 

 天幕の内部、カーテンで仕切られた右隣の寝床からはエミリーの喘ぎ声が聞こえてくる。

 

 

 

「ん~ッ! ん~ッ! お、きい……奥、押し上げてくる……うぁ、う、あぁぁ……あぁッ!! おッ、おッ、おッ……んん~~ッ! ふぅ、ふぅ……あッ! やッ! やッ!! やあぁ!?」

 

 

 

 そして左隣からは先日に黄金の角を背負って帰って来たキャロルの喘ぎ声が届く、二人が相手をしているのはどちらもアントニウスの部下だという聖騎士であり、日ごろの訓練と仕事で鍛えられた漲る体力と性欲は底無しらしい。

 

 

 

 それ故にシャルルと同様に激しい交わりを続けている、二度や三度では満足できないような熱を持っている者ばかりなのでその生命力は濃厚そのものだ、きっと今夜も深夜まで交わることになるだろう。

 

 

 

 それはこちらも同じであった、三度目の交わりが終わったばかりだというのに、アントニウスは固さを維持したままの一物をシャルルの膣口に宛がってそのまま勢いよく押し込んでくる。

 

 

 

「あッぐぅ!? やっぱ、デカすぎるだろ……うぁ、圧迫感が、凄い」

 

 

 

 既に大量の精液を吐き出された後なのでそれが潤滑油の代わりとなって挿入自体に苦痛はないのだが、膣を押し広げて最奥を叩いて来る肉竿の存在感はやはり圧倒的だ。

 

 

 

 あまりに長く太いそれは全てを飲み込むことができない、三分の一程を残した状態が限界であった、根元まで押し込もうとすれば僅かにシャルルの腹部が盛り上がってしまうようなサイズなのでアントニウスは加減しているのだろう。

 

 

 

 思うように動けない不満感はあるのだが、それを補って余りある快楽を与えてくれるので満足していた。

 

 

 

 相手を気遣うあまり激しい行為はできないが、それでも得られる快楽と絶頂感はここ数年で一番と言ってもいい、それだけでなく三人娘と交わった翌日は行為の疲れも残らず寧ろ調子が良かったりもしている。

 

 

 

 これもまた房中術の影響だ、アントニウスの持つ底無しの生命力を分けて貰う代わりなのか、彼の体を活性化させて体調を良くしているらしい。

 

 

 

 魂と肉体を繋げ合わせて干渉する房中術は癒しにも転用できるので、シャルルたちは交わった男の体に活力を与えているようだ、おかげで萎えることが少なくなったので奉仕の時間は伸びてしまったのだが。

 

 

 

 相手の体調を変化させるだけでなく、得られた魔力は三人娘にも大きな影響を与えていた、娼婦として働いた翌日は疲れも吹き飛んで肌がつやつやしていたりもする。

 

 

 

 彼女たちをよく指名するようになったアントニウスもそれは同様だ、最近は体が軽く感じるようになったのは三人の影響だろう。

 

 

 

 だからなのか、ただでさえ有り余る体力は更に増幅してしまい、それをまた三人娘へ分け与えることになり、また彼の体が活力に溢れることになる繰り返しであった。

 

 

 

「うッ、アッ、アッ、アッ……うぅ、あはぁ……う、く……おッ、おッ、おッ……んッ、んんッ、んんん~~ッ!?」

 

 

 

 その増幅された生命力は今、シャルル一人に向けられている、三人を相手にしても平然としていた熱量が彼女にのみ注がれているのだ。

 

 

 

 シャルルの両隣で他の聖騎士を相手にしているエミリーとキャロルも激しい交わりを続けているのだが、まだアントニウスに比べれば一般的な交わりだろう。

 

 

 

 あと一回か二回ほど射精すれば彼女たちの今夜の仕事は終わる、だがシャルルだけはおそらく明け方近くまでセックスが続くことだろう、アントニウスの体力はまさに無尽蔵であった。

 

 

 

 エミリーとキャロルを指名した時もそうだった、自分や残りの一人は深夜になる前に仕事を終えたというのに、アントニウスの相手をしていた一人だけは深夜を超えてもまだ交わり続けていたのだから。

 

 

 

 今回も同じ筈だ、シャルルも体力には自信があるがさすがに付いていくことは難しいだろう。

 

 

 

 実際にそれから四度目と五度目の射精を受けて同じ数の絶頂を経験して、更に六度目七度目の射精を注がれた辺りで意識が朧げになっていく。

 

 

 

「あぁ~~……あ~~……あッ……あッ……あッ……あ~……あ~」

 

 

 

 注がれた精子はシャルルの未成熟な体では受け入れきれない、それでもなお滾る熱を押し付けられるのだから大変だろう、既に快楽で蕩けきった魂と肉体は脱力するだけでまともに奉仕することができていなかった。

 

 

 

 既に魔力はシャルルの器を満たすだけでなく周囲へ零れているようだ、カーテンの向こうから仕事を終えたエミリーとキャロルがこちらを心配そうに覗き込んでくるが手伝うつもりはないらしい。

 

 

 

 彼女たちもアントニウスを一人で相手する苦労は知っている、だからこそ余計な声をかけずにひっそりと天幕から姿を消すのだった。

 

 

 

「ちょ、ちょっと……休憩……休もう、休ませてくれよ……うぁあぁ」

 

 

 

「むッ……確かに少々ながら疲れたな」

 

 

 

 そう言いながらも未だに些かの衰えも確認できない肉竿をシャルルの中から抜いた、既に大量の精液を注がれたシャルルの下腹部は流れ落ちる白濁に汚れ切っているようだ。

 

 

 

 栓が無くなってしまったので膣を満たしていた精液も溢れ出る、すると少しだけ張っていた腹部が引っ込んだようにも思えた。

 

 

 

「はぁ~……はぁ~……はぁ~……ん、く……ふぁぁ~……バカ……激しすぎだっての」

 

 

 

「ガハハ、すまんすまん!! シャルル君の具合があまりにも良かったのでな、つい張り切ってしまったのだ」

 

 

 

「こっちは……はぁ……クタクタだっての……三人がかりでもそうだったのに、今は一人なんだからな」

 

 

 

 二人は脱力して寝床に体を沈めると、余韻に震えながら蕩ける体を預け合う。

 

 

 

 シャルルはアントニウスの肩に頭を預けたまま文句を言っているが、言葉とはうらはらに体中に広がる脱力感と満足感は彼女の心を満たしているのだろう。

 

 

 

 元々、体をぶつけ合って意識が朦朧とするくらいに激しい交わりを好んでいた彼女だ、限度はあってもアントニウスとの交わりは嫌いではなかった。

 

 

 

 ただ単純に体力が持たないのが問題だ、房中術で回復していても追い付かないほどに激しいのだから、これは相手が悪いと表現すべきなのだろう。

 

 

 

「ワインを頂いても構わないかな?」

 

 

 

「その辺は入場料の中に入ってるから好きに飲んで大丈夫だよ……あ、ワタシの分も取ってくんないかな」

 

 

 

 アントニウスは二人分のコップを取り出してそこにワインを注ぐと、片方をシャルルへと渡してくれた。

 

 

 

 それを飲み干すと喘ぎつかれた喉が急激に潤されていく、風味と酸味が強く甘さが控えめなので彼女の舌には合わない大人向けの味ではあるが、今はそれでも美味しいと感じられる。

 

 

 

「良い飲みっぷりだ、もう一杯どうかな?」

 

 

 

「貰うよ、ありがと」

 

 

 

 二杯目を飲み干してなんとか体の渇きは遠のく、ようやく落ち着くことができたシャルルは寝床に倒れ込んだまま両手を広げて疲れを癒していった。

 

 

 

 客引きの際に身に着けている薄着は行為の最中にどこかへ脱ぎ捨ててしまっている、視線を寝床の周辺へ彷徨わせると下着と一緒に床へ落ちていることを確認して、そこで自分が全裸なのだと気が付いてしまうのだが、今更隠しても意味がないので手を伸ばすようなこともしない。

 

 

 

「おっちゃんは本当に元気だよな、昼は聖騎士として働いて忙しそうにしてたのに、夜はウチの娼館に来て遊びまくってるじゃん、いつ寝てるんだよ?」

 

 

 

「最近は不思議と活力が満ちていてな、この後に二時間か三時間ほど寝ればそれでスッキリするんだ、若い頃に比べれば体力も落ちたと思っていたが……どうやら私もまだまだ現役らしい」

 

 

 

「今でもとんでもない女鳴かせだけどな、おっちゃんの若い頃はもっと凄かったってことか」

 

 

 

「お? 気になるかい? そりゃあ私も若い頃はブイブイ言わせてたものさ、娼婦の神の神殿によく顔を出しては女の子相手に給料のほとんどをバラまいてね、まだ下っ端だったから責任も何も無かったし気楽に遊びまわったものだ……まぁ娼婦へ貢ぎすぎて借金なども作ってしまったが」

 

 

 

「……いやいや、何やってんだよ」

 

 

 

「ガハハ、今の君のように友人や上官にも呆れられてしまったよ、まぁ聖騎士の給料はかなりよかったから借金自体は直ぐに返済できたんだ、ただ女遊びはどうにも止められなくてね、いつも給料日前は財布と相談さ」

 

 

 

「いい年してるんだからもうちょっと計画的に遊べばいいじゃんか」

 

 

 

「そうもいかないんだなこれが、娼婦の神殿で働いている女性の多くは身寄りのない孤児であったり夫を失った未亡人であったりすることが多くてね、そういった人たちにお金を落としたいんだ……幸いにも私は一人身だしそれなりに稼げているから財布の紐も緩いしね」

 

 

 

 へぇ、と感心しそうになったシャルルだが、アントニウスがただの同情心だけで娼婦と付き合っているだけとは思わなかった、自分たちを指名する時の鼻の下を伸ばした表情は完全に欲情している男の顔だからだ。

 

 

 

「なんか良い話っぽく語ってるけど、単純におっちゃんが楽しみたいだけなんじゃないか?」

 

 

 

「まぁそうだな! だがそれで良いじゃないか、私は楽しい、相手も楽しい、そして金も稼げる、なかなかいい関係だと思っているよ」

 

 

 

「確かになぁ、ケチな男よりもずっと良い客だと思うぞ、おっちゃんはチップも弾んでくれるしさ」

 

 

 

 娼婦として働くことでなんとか生きていけるような立場の女には間違いなく上客だろう、娼婦を浅ましい女だと罵る清廉潔白な男もいるが、そういった相手は彼女たちが生きる為に必要な糧を与えてはくれない。

 

 

 

 シャルルとしてもアントニウスのような男の方が好感が持てる、彼が語った弱者への救済も決して嘘ではないのだから。

 

 

 

「そうだろう? だから、とりあえずの目標としては聖都に暮らす娼婦全員と仲良くなりたいと思っているんだ」

 

 

 

「……本当に底無しなんだな、まぁアンタならできそうだけどさ」

 

 

 

 ガハハと笑うアントニウスを見て彼女は呆れたような溜息を零す、この男の場合は冗談だと断言できない程に体力があるので夢物語ではないだろう。

 

 

 

 もしかしたら本当に、聖都中の娼婦を抱きつくすかもしれない、稼ぎも体力もあるのだから否定はできなかった。

 

 

 

 実際に、今彼の相手をしているシャルルはその生命力をクタクタになるまで注ぎ込まれているのだ、そして彼の股間に目をやると小休止を挟んだ結果、更に硬さを増した肉竿が待ち構えている。

 

 

 

 どうやらまだ相手はやる気のようだ、相場より多めのチップを貰った身としては付き合うしかないだろう。

 

 

 

 二人は寝床に横になりながらワインを飲んで、偶に燻製肉やチーズ、果物や菓子などを食べながらも行為そのものは続いていくのだ。

 

 

 

 シャルルは瓶の底に残ったワインを飲み干すと、そのままアントニウスへキスをして相手の口内へと流し込む、そして酒と唾液をお互いの舌で混ぜ合わせながら彼を引き寄せる。

 

 

 

 後頭部は枕に沈めて、その状態で相手を見上げながら両手は耳の横に投げ出している、完全に主導権を明け渡すかのような姿勢で大きな欲望を受け入れた。

 

 

 

「う、あぁッ……あッ……あ……やっぱ、おっきい……何度やってもそう感じるぞ」

 

 

 

「シャルル君の中は何度味わっても素晴らしいぞ、抜群の名器だ」

 

 

 

「ありが、と、うぁッ!?」

 

 

 

 ズン、と最奥が突き上げられる、すると甘い熱が全身へと広がった。

 

 

 

 何度も味わって病みつきになっている快楽の波を感じてしまえばそれだけで思考が痺れてしまう、全身がふにゃりと脱力して男に抱かれる準備が簡単に整ってしまった。

 

 

 

 アントニウスは力を抜いて快楽に震えるシャルルへ体を傾け、まるで力づくで拘束して相手を凌辱するかのように体重をかけた行為を始める。

 

 

 

 優しく溶かすように抱かれるよりも、戦士の訓練のように激しく体と体をぶつけ合う交わりを好むシャルルは、こうして押さえつけられるかのような行為は嫌いではない。

 

 

 

 目の前に広がる分厚い胸板や、そこに生える濃い胸毛、自分の手首を押さえつける逞しい腕、そして跳ねのけることのできな重さ。

 

 

 

 自分を押さえつける男の大きさに、どうすることも出来ないまま喘がされる状況が、シャルルの興奮を大きくさせていく。

 

 

 

「やッ! あッ! あぅッ! あぁッ! あぁッ! やぁああッ!!」

 

 

 

 以前からその傾向が彼女にはあったのだが、こういった行為を好むことがより顕著になったのは、やはり海賊たちの捕虜となっていた時に受けた凌辱が大きい。

 

 

 

 本人にその自覚は無いのかもしれないが、強引で激しい交わりが体に馴染んで癖になっているのだろう。

 

 

 

「ーーッッ!? 奥ッ! 奥ダメッ!? やッ、激し……うぁぁッ!?」

 

 

 

 亀頭が最奥を突くだけでなくそのまま押し上げられてグリグリと押し付けられる、簡単に鳴かされてしまう。

 

 

 

「お、ぐぅッ!? おッ! おッ! おッ! ふッ、ふぅ……あんッ! あんッ! うッーーーんんんッ!!」

 

 

 

 膣口付近まで引き抜かれてから、勢いよく体重を乗せた突き込みに翻弄されて。

 

 

 

「ーーーーッッ!!----ッッんんん!?」

 

 

 

 最後には技術もなにもないただ激しいだけの腰使いに喘がされ。

 

 

 

「やぁああ!? イク、イクッ!! もう、やぁ、イク、イクイクイクからぁ!? やッ! やッ! やッ! やッーーーーーんんんんんんんんッ!!」

 

 

 

 そしてトドメに最奥を突き込まれたことで、快楽を爆発させられるのだった。

 

 

 

「はぁぁ~~……はぁぁ~~……あ、あぁ……はぁ~~……んッ! ふぁ」

 

 

 

 一方的で少々乱暴な交わりであったが、シャルルはそんな絶頂を受け入れて魂を震わせる、心の底からの満足感があるのだろう。

 

 

 

 既に今晩だけで何度も射精されてそれ以上の数の絶頂を経験している体は活力と魔力に満ちている、それでも尽きることのない興奮と欲望が溢れ出てくるのだから重症であった。

 

 

 

 もう房中術無しでのセックスは考えられない、シャルルは完全に虜になってしまっていた。

 

 

 

「まだ、ん……固いぞ……本当に、どうしようもないな……チュ、れろ……ん、はぁ」

 

 

 

「ガハハ、君たちが魅力的だからこそだ」

 

 

 

 深夜になってもまだ萎えることのなく竿をシャルルは舌で奉仕する、精液と愛液でドロドロになったそれを丁寧に舐め上げながら綺麗にしていくのだ。

 

 

 

 嫌悪感はない、慣れていることもそうだがこういった奉仕をしていると、どこか被虐的な興奮を感じられるので彼女は口や舌での奉仕を内心では気に入っているのだろう。

 

 

 

 欲を出せば、頭を掴まれて強引に奉仕させられる方が彼女の好みではあるのだが、アントニウスはゴツゴツした手を伸ばして髪を撫でるだけなので少しだけ不満がある。

 

 

 

 しかし優しい温もりも嫌いではない、お礼に舌の動きを艶めかしくすると相手は少しだけ腰を引いて喜んだ。

 

 

 

「あぁ、そうだ、明日は大神殿の方に来て欲しいんだが構わないかな?」

 

 

 

「んん? ぷはッ! 大神殿って聖都の真ん中にある城みたいな奴だろ? 下水道の方はもう良いのか?」

 

 

 

「そちらは成果がなかったからな、やはりそう易々と尻尾は掴ませてはくれんようだ」

 

 

 

 シャルルは現在、傭兵としてアントニウスに……正確には聖騎士団に雇われていた、彼女だけでなく他にも聖都にやってきたキャラバンの護衛たちにも声がかけられており、聖都の警邏に尽力している形になる。

 

 

 

 祝祭が近くなると大陸中から商人や巡礼者が訪れるので、毎年この時期になると聖騎士団だけでは手が足らなくなるので、こうして傭兵を雇うことになっているらしい。

 

 

 

 正式に団長であるキララに依頼されて、彼女が応援に向かっている、最初は酔っ払いや観光客の道案内程度に考えていたのだが、どうやらシャルルの認識とは少し現状が違うようだ

 

 

 

「……しっかし幽鬼とかゾンビとか、聖都は想像より危険な場所なのな。なんかワタシの妹も呪いの鹿と戦ったらしいぞ」

 

 

 

「呪いの鹿? そう言えば報告にあったな、祝福の力を込めた矢をアンジェリーナ君が作ったとか……う~む、どこも物騒で困る、普段はそうでもないんだがどうも面倒な連中の手引きらしい」

 

 

 

 シャルルに奉仕されながらもアントニウスの表情は引き締まる、聖騎士としての責任感が無いと同僚から注意される彼なのだが、その立場に見合うだけの力と慧眼はしっかりと持っている、そうでなければそもそも団長になどなれはしないのだから。

 

 

 

「一応、下水道の調査も続行するが、大神殿の守りも重要だ……こちらも恥ずかしながら我々だけでは手が足りなくてね」

 

 

 

「聖騎士をもっと増やせば良いじゃん」

 

 

 

「そんな簡単なものではないさ、そもそも聖騎士とは天剣が……うん、まぁ、色々な条件があるのさ、足りないから増やせば良いとはいかないんだ」

 

 

 

「そういうもんなのか? まぁ、ワタシはそっちに雇われてる訳だから方針には従うけどさ」

 

 

 

「うむ、そういう訳だから明日は大神殿に来てくれ」

 

 

 

 シャルルはアントニウスの股間に顔を埋めながら明日の仕事を思い描き、これまで行った下水道の探索よりはずっとマシだろうと考える。 

 

 

 

「まあ明日は明日だ、今は楽しもうじゃないか!」

 

 

 

「あぁ、もうわかったよ、休ませる気はないんだな」

 

 

 

 雇い主が寝かせてくれない、そんな不満を抱きながらも彼女はまた体を明け渡す。

 

 

 

 結局、アントニウスとの交わりは朝方まで続いてしまうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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