※この作品はR-18です。

商人と冒険者と娼婦   作:にやまな

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第十九話 触手の海にて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それは粘度の高い沼に引きずり込まれるかのような感覚であった、ヌルヌルとした粘液に満ちた触手の海は簡単に彼女たちの体を薄暗い肉の牢獄へと引きずり込んでしまう。

 

 

 

「手を伸ばして!!」

 

 

 

 視界に広がる触手の壁、その僅かな亀裂の向こうにいた誰かにエミリーは手を伸ばした、相手も声をかけられて気が付いたのか必死に手を伸ばす。

 

 

 

 指先と指先が触れ合う、そして互いに力強く手首を握りあうと引き寄せて抱き合う形になった。

 

 

 

「うッ、ごほ!! あ……エミリー様」

 

 

 

「マリー様……はぁ、よかった」

 

 

 

 引き寄せた相手はマリーであった、肉の壁に囲まれた薄暗い中ではお互いの顔もハッキリとわからないが、その体に秘められた魔力の質から無事を確信したようだ。

 

 

 

「あッ……うぁ、く……なにか蠢いて、いやぁ」

 

 

 

 知り合いの顔を見つめる間もなく異変が起こる、触手の海に落ちた彼女たちの体に無数の触手が這いずり始めたからだ、元々狭い空間であったのだが僅かな身動きをできるだけの隙間はあった、しかしその隙間を埋めるかのように肉の壁が狭まり、触手が二人の手や足に絡みついて服の隙間に入り込んできた。

 

 

 

 袖口や足元から侵入してきた触手は粘液を少女の体に擦り付けながら体の中心へと進んでいき、腹部や脇を巻き込みながらそれぞれの敏感な場所へと辿り着く。

 

 

 

 薄暗い上に服の下を這うのでハッキリとしたことはわからないが、細い触手が無数に体に絡みつき、その先端はどうやら二人の少女の秘所や胸の頂へと到達したらしい。

 

 

 

 少女らしい慎ましい胸を弄びながら先端を舐りまわす、下半身では下着の隙間に入り込んだ触手がやはり先端や割れ目を這いながら粘液を塗りつけていく。

 

 

 

「うッく……や、やぁ、いやぁ……うあぁ」

 

 

 

 ぐちゃぐちゃと粘液が混ぜ合わされる音と共に悪寒がエミリーの体に走り抜けていく、なんとか身を捩って抵抗しようとするが体中を絡め取られていれば無意味な抵抗でしかない。

 

 

 

 そしてただ体を這いずるだけではない、エミリーが着ている法衣の襟元からずるりと飛び出たのは男性器にも似た形をした一本の触手である。

 

 

 

 粘液を舌らせながら首を傾げるかのような動作をすると、何の前触れもなくその触手はエミリーの口内へと飛び込んできた。

 

 

 

「うむぅぅッ!? んん~!! ん~~!?」

 

 

 

 突然の事態に彼女は大きく狼狽えた、目の前に現れた触手に呆けている間に唇をこじ開けて舌にぶつかって来たのだ、まともに抵抗することもできないまま身じろぐがやはり意味がない。

 

 

 

 手も足も首も触手が絡みついている、蜘蛛の巣に囚われた虫のように弄ばれるだけだ。

 

 

 

「エミリー様!! 大丈夫ですか!?」

 

 

 

 マリーからしてみれば目の前で友人が蛇を飲み込もうとしているかのような光景なのだ、焦りと驚きも当然であり、阻止しようと手を伸ばそうとするのだが彼女の体も触手に絡めとられているのでどうしようもない。

 

 

 

「ひゃッ!? アッ、やぁあ!?」

 

 

 

 マリーを絡めとる触手も彼女を辱める為に蠢いた、敏感な部分を弄びながら一際大きな男性器を模した触手の先端が彼女の淫唇へと到達した、まだ経験の薄いその場所は異物の侵入を拒むかのように閉じているが、細い触手が迎え入れる補助をするかのように彼女の膣口を開いて準備を整えていく。

 

 

 

 服の下で何が起こっているのかなんとなく理解したのだろう、マリーはいやいやと首を振って抵抗するのだが、やはり意味は無い。

 

 

 

「いやッ!? 入って来る!? いやぁッ、いやあああ!! おッ、ぐうううう!!?」

 

 

 

 押し込まれた触手は太く固かった、膣を押し広げて子宮口へと到達すると、そのまま彼女の膣壁を擦りながら長く激しいピストンを繰り返す。

 

 

 

 触手そのものが粘液に塗れているので痛みはない、しかし子宮を押し上げるかのような圧迫感があるので体が震えていく、突き上げられる度に少女の体は上下に動かされて狭い空間の奥へと追いやられていくようだ。

 

 

 

「おッ!? おッ! おッ……んんッ!? あぁ、やぁ、そこは駄目、やん!!」

 

 

 

 腹部の圧迫感のほかにマリーは新たな感覚に打ち震えた、膣口を蹂躙する触手と似たような大きさの触手がマリーの肛門をくすぐっているのだ、二度、三度とノックするかのようにそこを突くと、四度目で勢いをつけて侵入してくる。

 

 

 

「アッ、あぁ、ぁぁぁ……やッ、はッ、かはッ!?」

 

 

 

 前後の穴に突っ込まれた太い触手が同時に彼女の腹部を押し上げた、内臓をかき混ぜられるような衝撃にマリーは瞼を大きく開いて白目がちになりながら涙を零す。

 

 

 

「んむッ!? んんんんんッ!? んぐ、んんんッ!? ん~ッ!? ん~ッ!?」

 

 

 

 そしてそれはマリーの目の前にいるエミリーも同様であった、既に口内を犯され舌を吸い込むかのようなキスしている彼女の下半身にも太い触手が突き刺さる。

 

 

 

 最初は肛門に、そして間を置かずに膣へ入り込んでくると粘液で強制的に滑りをよくさせられて、激しい行為を強制されるのだった。

 

 

 

 男性器を模した触手は少しでも奥へ進もうとのた打ち回るように動き回り、少しだけ引いては勢いよく奥へ進むを繰り返して二人の少女を蹂躙していく。

 

 

 

 快楽を与える為ではない、触手の目的は二人の体を巡る良質な魔力だ、だから体の最も深い場所へ進もうと乱暴な交わりになってしまうのだろう。

 

 

 

「ふぐぅ!? んん、んん……む~ッ!!……む~ッ!!」

 

 

 

「アッ、アッ、いやぁ、そんな、なんで、やぁ……あ、あぁ、お許しを、もうそれ以上は、入りませんから、あああああッ!?」

 

 

 

 二人は膣と肛門を同時に突き上げられて悲鳴を上げて、擽るように蠢かれると体を震わせる、交互に貫かれれば悶え苦しんでしまっていた。

 

 

 

 粘液によって痛みが少ないことが原因だ、そして激しくありながら決して致命傷にまで至らない触手の力加減によって、二人の体は身を裂くような苦痛よりも蕩けるような快楽の比重が大きい。

 

 

 

 それもそうだろう、触手群にとってエミリーとマリーは極めて良質な魔力の供給源、傷つけることも殺すことも衰弱させることも本意ではないのだから。

 

 

 

 このまま体内でいつまでも舐りまわす、触手の魔獣にとって二人は甘味であり燃料でもあった。

 

 

 

「いやぁ、誰か、助けて……アッ、アッ、やぁぁあぁッ!?」

 

 

 

「んんッ、んッ、んんッ!! うむ、むぐ、んんんんんんッ!!」

 

 

 

 抱き合うような体勢でエミリーとマリーの視線が絡み合い互いに触手に弄ばれている姿に涙を流す、しかし気遣っている余裕もないのか体中に広がる熱に悶えた。

 

 

 

 屈辱的だが快楽を感じてしまっている、その事実を受け入れたくないのか、或いは互いに悟られたくないのか、二人は視線を下げて顔を背けるのだった。

 

 

 

 だがどれだけ遠ざけようとしても二人に距離はほぼ存在しない、触手に貫かれると体はぶつかり合って胸が互いを刺激する、吐息は耳元で感じられるほどに近く熱も伝わってしまう。

 

 

 

「いや、ですッ! 見ないで、見ないでくださいエミリー様!!やんッ、あッ、ああ、アッ!? もう、だめ……ああああああああッ!!?」

 

 

 

 溢れ出る快楽に最初に屈したのはマリーであった、エミリーはそんな彼女を見ないように視線を遠ざけるが、そんな彼女も限界が近い。

 

 

 

「ふむぅッ!! んッ、んんんッ……んむッ!? んんんんんんんんッ!!」

 

 

 

 薄暗い空間、肉の牢獄の中、二人の少女は飴玉のように舐りまわされるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 視界に広がった肉の壁、触手の津波に呑まれてキャロルの視界は暗転した。

 

 

 

 薄暗くなった世界の中で最初に彼女が感じたのは生暖かい沼に沈むかのような感覚であり、それが触手の海であると理解した瞬間に全身に悪寒が走り抜けていく。

 

 

 

「……ッ!!」

 

 

 

 生理的な嫌悪感からそれを振り払おうと藻掻くのだが、触手の一本一本が人の腕のように器用に動いて彼女の手足に絡みついて拘束されてしまった。

 

 

 

 両手を束ねられて吊るされるかのような体制になると、引っこ抜かれるようにキャロルの華奢な体が触手の海を移動する。

 

 

 

 背中に触手と粘液が擦りあう嫌な感触に震えながらそのまま十メートル程引きずられただろうか、ようやく触手の蠢きが落ち着いて彼女は呼吸を落ち着けることができた。

 

 

 

「あらぁ、いらっしゃぁい」

 

 

 

 甘ったるい声が聞こえてくる、男なら思わずだらしのない笑顔を浮かべてしまうような雰囲気があるが、女が聞くと理由もなく苛立ってしまうような猫なで声である。

 

 

 

 薄暗い肉の牢獄にてキャロルを迎え入れたのは片翼の悪魔であるエキドナであった。

 

 

 

「ふ~ん、やっぱり半神程ではないけど神格を宿しているわね」

 

 

 

 エキドナの真っ赤な瞳が眼前に迫った、注意深く観察していたはずなのに気が付けばキスできるような距離にいたのだ、瞬きしたら肉薄されてしまったようだ。

 

 

 

「……その弓が原因かしら?」

 

 

 

 悪魔の瞳がキャロルを吊り下げている触手へと動くと、その肉の手錠の中に埋もれている彼女の両手……正確には握られている黄金の弓へと興味が移る、それを隙だと考えたキャロルは自由だった右足を振り抜くとエキドナの脇腹を蹴り飛ばそうとするのだが簡単に躱されてしまう。

 

 

 

「あらあら、行儀の悪いこと……これはお仕置きが必要かしら」

 

 

 

 エキドナがニヤリと笑った、すると彼女は吊り下げられているキャロルの背後に回ると肌を這わせるように指先を動かす、愛撫するかのように。

 

 

 

「んッ!? な、なに……やッ!」

 

 

 

「胸が小さいのねぇ、肉付きも薄いし……でも処女の匂いはしないと。そして精液の匂いが肌に染みついてるわね、その年齢でそれなりに遊んでるみたいじゃない」

 

 

 

「ふッ……貴女には、関係ない……んぁ」

 

 

 

「関係あるわよ、女と乙女じゃ内包する魔力の質に変化があるし、男と女でも異なるんだから……その点ではしっかり男を知った体の方が良質な魔力を生み出せる、陰と陽、二つの力を宿せるもの……ん、はむ」

 

 

 

 エキドナの唇がキャロルの耳を挟む、ぞわぞわと駆け抜ける痺れは悪寒だけでなく甘い痺れも交じっていた。

 

 

 

「んん、ふぅ……あ、や……ん、なに、するつもり?」

 

 

 

「ふふふ、半神以外で神格を宿した体があるのよ、それも女……楽しまなきゃ損じゃない」

 

 

 

 今度は舌がキャロルのうなじを撫でる、するとやはり甘い痺れが広がった。

 

 

 

「んむ、ちゅ、れる……やっぱり神格を持っていると舌がピリピリするわね。でも悪くわないわぁ、偶には苦みも良しってことね」

 

 

 

 片翼の悪魔は笑っていた、紅茶に舌包みをうち甘味の感想を述べるかの様に。

 

 

 

 それだけなら育ちの良い淑女のように聞こえるかもしれないが、悪魔の顔は淫欲に汚れており最高の女を抱くことのできる男のようにだらしない笑顔を見せつけてくるのだ、キャロルからしてみれば背筋を震わせることしかできないだろう。

 

 

 

「魔力の質も良し、これなら良い産卵母体になりそうね」

 

 

 

「……ぼ、母体?」

 

 

 

「そうよ、貴女を孕ませて魔獣を産ませるの……ふふふ、神格を宿した体からはどんな魔獣が産まれてくるのかしら、今から楽しみだわ」

 

 

 

 ゾッと、これまでの人生で感じたことのない不安と吐き気をもよおすかのような悪寒がキャロルの体を走り抜けた。

 

 

 

 母体、母体、そんな言葉を何度も呟いて、ようやくその言葉の意味を実感することができたのか、恐怖を振り払うかのように華奢な体を暴れさせるのだが、そんな抵抗すらエキドナにとって凌辱に華を添えるスパイスのようなものなのかもしれない。

 

 

 

 にちゃりと、唾液を伸ばしながら笑った悪魔は、触手に吊り下げられながらも必死に抵抗するキャロルを楽しそうに見守るのだった。

 

 

 

 そこには愉悦がある、蜘蛛の巣にかかった獲物を観察するかのような虐待性と、その獲物をこれから徹底的に犯し尽くすのだという期待によってエキドナの体も熱を持つ。

 

 

 

「やッ、やぁ、離して……やだッ、こんなの!」

 

 

 

「だ~め、貴女はこれから種付けされるの、何度も何度も何度もね……ふふ、でも大丈夫、沢山気持ちよくしてあげるからさ」

 

 

 

 エキドナの手が服の下まで潜り込んでそのまま下半身に伸びると、期待を込めるかのようにキャロルのへその下辺りをグリグリと指先で弄ぶ。

 

 

 

 その時、視界に広がる触手の壁が蠢いた、何かを排出するかのように脈動すると肉の壁の向こうから見覚えのある姿が……正確には下半身が現れた。

 

 

 

 それも二つ、片方はおそらくシャルルのものだ、もう片方は大広間で合流した女性の聖騎士だとキャロルは考える。

 

 

 

 二人の上半身は肉の壁に埋まったままであり下半身だけがこちらに飛び出ている状態だ、双方ともなんとか拘束から逃れようとしているのか体を動かして抵抗しているのだが、肉の壁に埋まった上半身は一向に動かない。

 

 

 

 男を誘うかのように突き出された臀部が揺れ動くだけだ、そんな二つの尻を眺めてエキドナがまた笑った。

 

 

 

「ああ、そう言えば聖騎士もいたわね……こっちはこっちで良い母体になりそうだし、あの魔術師はいい燃料になりそう、思っていたより粒ぞろいね」

 

 

 

 エキドナの視線が揺れ動く二人の臀部を撫でる、何を考えているのかキャロルには伺いようもないが、欲情に濡れる瞳は確かな熱が宿っている。

 

 

 

「聖騎士も悪くないかしら、祝福に邪魔をされそうだけど……もしかしたら魔獣を孕むかも」

 

 

 

 顎に手を当て深く考え込むかのような仕草をしてからエキドナはキャロルから離れていく、一先ず開放されたと安心したキャロルだが、そんな彼女を取り囲むかのように触手が広がった。

 

 

 

「先にあのお尻を虐めてくるから、貴女はこの子たちと遊んでいなさい」

 

 

 

「ひ、や、やだ……やああぁ……だめ、んやぁッ!?」

 

 

 

 触手が吊り下げられているキャロルへと殺到した、手だけでなく腰や両足まで様々な形をした触手が巻き付いてきて粘液を擦り付けてくる、大小さまざまなそれは器用に服の下まで潜り込んでくるとそのまま彼女の膣口や肛門、そして乳首などへ吸い付く。

 

 

 

 痛みはない、擽るように、舐るように、吸い付くように愛撫してくる、まるでキャロルを慈しむかのような動きであった。

 

 

 

「ひゃッ……や、だめ……入っちゃダメ、やぁ」

 

 

 

 ぬるりと触手がキャロルを貫いた、どれだけ抵抗しようとも滑りの良い触手は簡単に最奥へと到達してしまう。

 

 

 

「おッ……んッ……あ、あぁ、アッ、ああああッ!!」

 

 

 

 膣を満たせば次は肛門だ、そして蕾が開くかのように触手の先端が割れると、キャロルの小振りな胸全体を包むかのように吸い付いてくるのだった。

 

 

 

「やぁ、やぁぁッ!! それダメ、うッ、あッ……あッ……んんんんッ」

 

 

 

 触手に絡めとられているキャロルを背中に、エキドナは下半身だけが肉の壁から露出したシャルルとアンジェリーナへと近づいていく。

 

 

 

「ふふ、良い眺めね」

 

 

 

 病的に白い指先が振り抜かれる、勢いを付けた掌はまずシャルルの尻を引っ叩いた。

 

 

 

 パンッ! と良い音が響く、そんな痛みに反応してかシャルルの下半身は激しく反応しているようだ、上半身が肉の壁に挟まっているので視界が悪く、後ろで何をされているのかわからないので不安が大きいだろう。

 

 

 

 次にエキドナはアンジェリーナの臀部を撫でまわす、こちらもしっかりとゾクゾクとした反応が返ってくるので、彼女は愉悦を深めていく。

 

 

 

「祝福が邪魔ね……ちゃんと孕むかしら?」

 

 

 

 エキドナにとって気になるのはそこなのだろう、彼女は首を傾けながら自らの股間に手をやると、何かしらの魔術を行使したのかへその下あたりが淡く輝いた、するとそこには奇妙な模様が刻まれており、エキドナの淫核が盛り上がると数秒後には立派な肉竿が形成されていた。

 

 

 

「まぁ、ものは試しよね、何事も挑戦ってやつかしら」

 

 

 

 股間から伸びる肉棒の感触を確かめるかのようにシゴキながら、触手へ指示を出してシャルルの下半身を包むズボンを脱がしていく、ベルトの金具を外して下着ごと一気に降ろすと白い肌と震える膣口が露わになってしまう。

 

 

 

 準備が終わるとエキドナは腰を掴んで一気に自らの肉棒を挿入した、配慮も遠慮も存在しない乱暴なセックスにシャルルの下半身はビクッと反応している。

 

 

 

 逃れようとしても逃げられない、あまりにも一方的なセックスであった。

 

 

 

「んッ!! ふぁあ……悪くない感触よ、母体として使えなかったらペットとして飼ってあげてもいいかもね」

 

 

 

 パンパンパンと肌をぶつけ合う音が肉の牢獄に響く、一方的な凌辱はシャルルを傷つけるかのように激しい。

 

 

 

 犯す為に、孕ませる為に、種を出す為の腰使いであり、相手がどう思っているかなど欠片も考えていないようだ。

 

 

 

 痛がろうと苦しがろうと、エキドナにとっては心地いいので関係ないのだ。

 

 

 

「あッ、ほらぁ、出すわよ……おッ、おッ……ん……あ、孕みなさぁい」

 

 

 

 ギュッとシャルルの腰を引き寄せるとエキドナは最も深い場所に魔性の精液を吐き出した、涎を垂らしながら男の快楽に震えている悪魔は、絶頂の余韻が過ぎ去るとぺろりと唇の端を舐めてだらしない笑顔を浮かべる。

 

 

 

「ん、それなりに楽しかったわよ、後は結果待ちかしら……さて、次はこっちの尻ね」

 

 

 

 またエキドナの掌が振り抜かれると、今度はアンジェリーナの尻を引っ叩く。

 

 

 

「こっちは匂い的に処女みたいね」

 

 

 

 触手がアンジェリーナの下半身に集まるとエキドナの指示に従ってズボンと下着を降ろしていく、鎧が邪魔をしたがそれも器用に脱がしてしまったようだ。

 

 

 

 露わになった白い臀部を撫でながら片翼の悪魔は配慮無くたくましい肉棒を膣口へと押し付けていく。

 

 

 

 そして愛撫もなくまったく濡れてもいない膣口をこじ開けて、一気に子宮へと亀頭を押し付けるのだった。

 

 

 

 当然ながら大きな苦痛をアンジェリーナは感じたことだろう、陸に上げられた魚のように暴れまわるのが、触手に嬲られているキャロルからも確認できてしまう。

 

 

 

 アンジェリーナの痛みすらエキドナにとってはスパイスの一つでしかないのだろう、彼女は笑顔のまま腰を手繰り寄せてそのまま股間へと手を伸ばすと、指先は破瓜の血を掬い取る。

 

 

 

「ん、ちゅる……破瓜の血は美容に良し、でもやっぱり祝福のせいで苦くなってるのが残念」

 

 

 

 貫かれた秘所から流れる血を舌で転がすエキドナの姿は、まるでワインの品評をするかのような雰囲気があった。

 

 

 

 実際にそうなのだろう、エキドナにとってこの凌辱は趣味と実益を兼ねたものであり、相手と意思を交わしたい訳でもなければ、会話が必要な訳でもない。

 

 

 

 重要なのは母体としてどれだけ良質であるのか、ただそれだけだ……エキドナはこの凌辱で家畜に点数をつけているのと変わらないのだ。

 

 

 

 だから相手の思いも考えも痛みも苦しさも関係がない、ただ一方的に犯すだけである。

 

 

 

「ほら! ほら! しっかりと孕みなさい!!」

 

 

 

 パンッ、パンッ、と腰を打ち付けながら何度もアンジェリーナの尻は叩かれ、白い肌が赤くなってもそのビンタは繰り返されて彼女の美しい肌には幾つもの手形が残されてしまう。

 

 

 

 最後に大きな力を込めてエキドナは尻を引っ叩く、そしてそれと同時にアンジェリーナの子宮を汚すかのように射精するのだった。

 

 

 

「ん……あ、こっちも悪くないわね……はぁ、お姉さま程ではないけどね」

 

 

 

 肉棒を引き抜くと放たれた精液の量を物語るかのように大量の白濁液が膣から溢れて太ももへと流れていく、肉の壁から露出した二人の臀部はピクピクと痙攣を繰り返しておりまともに反応を返していない……もしかしたら肉壁の向こうで意識を失っているのかもしれない。

 

 

 

 そして空いた穴を埋めるかのように、二人の臀部に触手が接近して肛門と白濁が垂れる膣を塞いで犯し始める。

 

 

 

 そんな二人を見下ろして悪魔は一仕事終えたかのように額を拭う、そして彼女の瞳は触手に弄ばれているキャロルへと向かった。

 

 

 

「お、ま、た、せ……今度は貴女の番よぉ……て、あら、聞こえちゃいないわね」

 

 

 

「あぁ~……あぁ~……あ……ひッ……あッ」

 

 

 

 エキドナの瞳に映るキャロルは既に触手に犯し尽くされ蕩け切っていた、粘液と愛液を零す秘所からは白濁液が糸を引いて流れており、痙攣を繰り返す細い体は何度も絶頂へと導かれているようだ。

 

 

 

 既に精神的にも屈しているのか、触手とキスをするかのように舌を伸ばしており、グロテスクな触手との交わりを受け入れていた。

 

 

 

「あらあら、そんなに気持ちよかったの? まぁ、わからなくもないけどさ……でも、本番はこれからなんだからまだ蕩けちゃだめ」

 

 

 

 キャロルを絡めとる触手を払いのけながら、エキドナは固く聳え立つ肉棒をキャロルの膣へと擦り付ける。

 

 

 

「さぁ、私の物になりなさぁい」

 

 

 

 ゆっくり膣口を押し広げていく肉棒の感触に、キャロルは僅かに残った理性で体を揺り動かすのだが、エキドナは笑顔でそれを拒否した。

 

 

 

 このままでは孕まされてしまう、そんな未来を予想して涙があふれてくる……だが、それは最早避けられない現実であった。

 

 

 

「は~い……い、く、わ、よ」

 

 

 

 自らの中に入って来る熱に、キャロルはギュッと瞼を閉じてせめてもの抵抗とした。

 

 

 

 だが返って来た反応は肉棒の甘い痺れでもなく、挿入の苦痛でも無かった、四方に広がる肉壁が大きく揺れ動く振動が周囲に広がっていく。

 

 

 

 次の瞬間、肉の牢獄は一気に崩壊を始める。

 

 

 

「チッ、良い所で邪魔を!!」

 

 

 

 そんなエキドナの声がキャロルの耳に届くのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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