※この作品はR-18です。

商人と冒険者と娼婦   作:にやまな

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第一話 月明かりの下で

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 篝火が放つ暖かな光と、空に浮かぶ月が放つ冷たい光がその場を照らす。

 

 

 

 一人の女を十人程の男たちが囲む光景が広がるのだが、彼らの雰囲気に悪性のモノはなくどこか朗らかで明るい交わりであった、それは囲まれている女であるシャルルも同様であり笑顔を浮かべながら艶めかしく腰を振っている。

 

 

 

「あッ、あッ、んんッ……うぁッ……あああぁ、ああッ……ほらッ! ほらどうした? まだ一周目だろ、もう疲れたのかよ?」

 

 

 

 男に囲まれているシャルルの引き締まった瑞々しい肢体は既に白濁で汚れ切っている、男と女の交わりが始まって既にそれなりの時間が過ぎており、白い肌を汚す精液の量が行為の激しさと濃さを物語っていた。

 

 

 

 それもそうだろう、十対一のセックスでありシャルルからしてみれば輪姦でしかないのだ、ドロドロに汚されることは当たり前のことであった。

 

 

 

「あッくッ……はぁ~……はぁ~……あん、はは、柔らかくなってきてんぞ……情けないなぁ」

 

 

 

「うッ……もう無理だっての、三発目だぞ」

 

 

 

「それが情けないって言ってるんだよ、もっと……んぁッ! 男なら、さ……あッ……何度も満足させてみろって」

 

 

 

 シャルルがぐりぐりと円を描くかのように腰を揺さぶると、男は堪らないとばかりにうめき声を上げた、しかし数度の射精を行った肉棒は硬度を取り戻すことなく萎んでいく。

 

 

 

「んんッ…はあ、こいつはもうダメだな、次は誰にする?」

 

 

 

 腰を上げて結合を解くと大量に吐き出されていた精液がどろりと零れ落ちて彼女の太ももを汚していく、それを拭き取ろうと近くにあった手拭いを取ろうとするのだが、それよりも前に次の男がシャルルの腰へと手を伸ばす。

 

 

 

 既に精液を吐き出して休憩していた男だ、シャルルを四つん這いにさせるとそのまま己の欲望をねじ込んでいく。

 

 

 

「うああぁぁんッ!? うぁ、そう…これ、これがいいんだ…んんッ…んッ…あんッ!」

 

 

 

 背後から犯す男を援護するかのように、休憩していた男の一人がシャルルの前に立つ、そして休んだことでまた硬さを取り戻していた肉棒を彼女の頬へと押し付ける。

 

 

 

「ちゅ、ちゅる…はぁ、ん…んむ」

 

 

 

 それを躊躇することなく口に含んだシャルルは挑発するかのように上目づかいになると舌で弄んでいく、亀頭を舐りまわして先端に舌先を押し込み唇で甘噛みすると、ただそれだけで男は腰が引けていく。

 

 

 

 四つん這いの状態で前後を挟まれていてもシャルルの優位は変わらないようだ、男たちに凌辱されるのではなくそんな状態であっても主導権を握り続けている。

 

 

 

「んん~~ッ! んッ、んッ、んんむッ! むぅ~~----ッッ!」

 

 

 

 腰を掴んで激しく突き込まれれば体がビクビクと反応を返す、そして頭を掴まれて強引に喉奥を疲れれば息苦しさによって更に反応が大きくなっていくようだ。

 

 

 

 パンパンと肉がぶつかり合う音と共にシャルルの臀部が艶めかしく波打つ、その振動は胸まで広がっていき二年の間に豊かに成長した乳房を揺れ動かした。

 

 

 

 それを見せつけられて周囲の男たちから歓声があがった、一周目を終えて疲れていても胸が大きく揺れれば反応してしまうあたり素直な男たちである。

 

 

 

 休憩している間は別の男との交わりを眺めながら酒盛りをしている彼らは、欲望が滾ってきたらシャルルと交わるを繰り返している。

 

 

 

 彼らは休むことができてもシャルルはそうもいかないのだが、彼女は特に疲れた様子もなく男たちとのセックスを楽しんでいるようだ。

 

 

 

 嬲られるような交わりをシャルルが好んでいることもそうだが、男たちの精液を受け入れる度に彼女は活力を得るので大きな問題もないのだろう。

 

 

 

 疲労感は多少なりとも感じるのだが引きずるようなものではない、この二年の間に成長したのは体だけでなく房中術の方も効率的に扱えるようになったらしい。

 

 

 

 体だけでなく魂まで繋がりあうセックスなのだ、耐性のない男たちに耐えられる訳もなく、犯しているようで犯されているような状況であった。

 

 

 

「うッ!」

 

 

 

「んんんんんんッ!?」

 

 

 

 背後から犯していた男が耐え切れず射精すると、口で奉仕させていた男も精液を吐き出していく。

 

 

 

 喉奥と膣奥に注ぎ込まれる熱にシャルルは体を震わせた、さっきから何度も絶頂を繰り返しているが、鼻から抜けていく精液の匂いと子宮で感じる熱に限界を超えた。

 

 

 

 爆発した快楽が全身に広がっていくことを感じながらシャルルは甘い沼に落ちていく。

 

 

 

「はぁぁ~…はぁ…はぁ…んッ…んん~~…」

 

 

 

 だが余韻にいつまでも震えていることはできない、彼女は一人だが男たちは複数人いるのだから。

 

 

 

 さて次は誰だとシートから体を起こすと男たちの多くが疲れながら酒を飲んでいた、中には大きないびきを響かせながら眠っている者までいる。

 

 

 

 そろそろこの乱交も終わりの雰囲気が見えてきた様子だが、どうやらシャルルはまだ満足していないらしい、十人近い男と何度も交わって大量の精液を飲まされ注がれても乾いているのだ、この二年の間に絶倫ぶりにも磨きがかかったのだろう。

 

 

 

 精液で汚され切った体を引きずるように彼女は最も近くにいた男に手を伸ばす、そして疲れで眠りかけていた下っ端の男を引っこ抜くのだった。

 

 

 

「てッ、ちょっとぉ! 俺はもう限界なんだけど!?」

 

 

 

「若い男が何言ってんだ、私はまだヤリ足りないから付き合えって…んッ、ちゅ」

 

 

 

「いや、ほんと無理……うぁ」

 

 

 

 問答無用とばかりにシャルルは男へと奪った活力を流していくと、限界まで絞られて萎えていた股間に熱が宿っていった。

 

 

 

「ふふ、ほら固くできるじゃんか」

 

 

 

 房中術によって強制に立たせているのだがそんなことは男にはわからない、ただどこか夢見心地でされるがままである。

 

 

 

 シャルルは固くなった肉棒を見下ろしてぺろりと唇を舐めると、豊かに成長した乳房で挟み込んだ。

 

 

 

 以前は大きさが足りなかったのでいまいち上手くできなかった奉仕だが、今ではしっかりと挟み込んでしごけるので成長が感じられる光景である。

 

 

 

 豊かに育った乳房に埋まった肉棒は柔らかな圧力に包まれながら震えており、限界まで絞られていた筈のそこから透明な液体が絞り出されていく。

 

 

 

「んッ…ふぅ、ほら、もっと固くするんだ…ふぁ」

 

 

 

「う、ぐッ…無理、もう無理だから」

 

 

 

 男は言葉で拒否するが股間は固くなっていくばかりであった、二年の間に育った性技は若い男に耐えられるものではないだろう。

 

 

 

「大丈夫、大丈夫…ちゅ、あむ」

 

 

 

 乳房から飛び出た亀頭を口に含む、そして奥にある精液を吸い出すかのように頬をへこましてむしゃぶると途端に欲望と興奮を増幅させられて甘い快楽が流れていく。

 

 

 

 男の睾丸は既に空だったが生命力を削ることによって強制的に精液を作らされてしまう、同じことを何度も続ければ枯れ死んでしまうのだがそこまで見境なしではないだろう。

 

 

 

 せいぜい、翌日に倦怠感が残るくらいである、それに相手は若い男なので回復も早いはずだ。

 

 

 

 つまり、多少なりとも無茶をしても死ぬような相手ではない。

 

 

 

「んんッ…んッ…むぐ…ちゅ、ちゅる…んぁ」

 

 

 

 胸で挟み込み、亀頭は唇で甘噛みし、舌は先走りの汁を舐めとるように先端を刺激する、巧みな性技と房中術でそんなことを繰り返されれば長く持たない。

 

 

 

「ふッ…んッ…んんんんッ…ん…ぐむッ!?」

 

 

 

 特に抵抗もなく……できるはずもなく、男は精液を吐き出した、作られたばかりのそれは濃くはないがあっさりとした風味であった。

 

 

 

 精液の味も人によって様々なんだと知ったのはこの二年の間である、彼女の好みとしてはもっと雄臭い粘っこいものが良いのだが、さっぱり味も悪くはない。

 

 

 

 これでグツグツと煮えわたるかのような生命力があれば文句無しなのだが、さすがに数回目の射精となればそこは薄まっているようだ。

 

 

 

 だがまぁ、この交わりは仕事でもあるのだが単純に気持ちよくなりたいという彼女の欲が強い、効率的な活力源であるのだが趣味でもあるのだろう。

 

 

 

 喉越しの良い精液を味わいながら胃に落としたシャルルは満足気にほほ笑むと、だらしなく寝そべる男を見下ろした。

 

 

 

「なに寝てんだ、まだ終わってないんだぞ」

 

 

 

「えッ……いや、もう…本当に、無理で……」

 

 

 

 そんな男の言葉を無視してシャルルは男を押し倒す、そしてまた強制的に股間を固くさせるのだった。

 

 

 

「んや…はぁ、はぁ……ほら、ふふん、固くなったろ」

 

 

 

「……な、なんで、もう、限界なのに」

 

 

 

「まぁ明日で街にたどり着くだろうから、ヤリまくれるのも今夜で最後なんだ、最後に精一杯楽しもう」

 

 

 

「俺は十分楽しみ終わって……」

 

 

 

「だから私はまだ満足してないっての、ほら行くぞ……おッ、おッ…うくんッ!」

 

 

 

 既に精液と愛液でドロドロに掻き混ぜられていた膣口をシャルルは自ら指で開くと、零れ落ちていく精液を男の股間に塗りたくりながら固くそそり立つ男の欲望を受け入れていく。

 

 

 

 相手を押し倒して跨った状態では男であっても抵抗は難しい、いや例え万全の状態であってもシャルルを押さえつけられる膂力は彼にはなかった。

 

 

 

「ああ~……いい感触だ、小さすぎず大きすぎず……はぁ、うん、やっぱりこれくらいが丁度いいな」

 

 

 

 ユラユラと腰を揺さぶって感触を確かめていくシャルルは、好感触だったのか屈託のないさわやかな笑顔で男の頬に手を伸ばす。

 

 

 

 肌と肌の触れ合いが増えればそれだけで男は脳が解けていくような感覚に落ちていく、頬に触れるシャルルの指先がやけに熱く感じられており、笑いかけられればそれだけで理性が溶けていく。

 

 

 

 匂いも熱も声も、全てが媚薬となって蕩けていくのだ、男はシャルルの背後にある満月を眺めながらされるがままである、股間が固ければそれでいいシャルルは男女の交わりにそこまで会話は求めない、獣のようなセックスを続けるのだった。

 

 

 

 腰を上げ、亀頭だけを残した状態から勢い良く落とす、加減を間違えれば痛みさえ感じてしまう様な交わりであっても大量の精液が潤滑剤となっているので引っ掛かりはないらしい。

 

 

 

 腰を上げる、落とす、また腰を上げる、そして落とす、その度にグッチャグッチャと粘度の高い音が夜の暗闇に響いて消えていく。

 

 

 

「あッ! あッ…はッ…おッ…おッ……あぁ~ッ! 外でやんちゃすんのも、んッ……最初はさ、うぁ…恥ずかしさがあったけど…おッ…慣れると悪くないもんだな」

 

 

 

 

 

 屋根の下ではない、月と星に見守られながらの乱交に慣れてしまっているようだ。

 

 

 

「開放感があって…あんッ……涼しくて、いい感じだ…やぁ!」

 

 

 

 男にシャルルの声は届いていない、ただ快楽の沼を微睡みながら漂うだけである。

 

 

 

「見せつけて……ッ……ヤリまくる道中だったけど、はぁ…お前らとの旅は楽しかったよ、縁があれば…あッ、また会おうな」

 

 

 

 これはお礼、と彼女は呟いてから男にキスをした。

 

 

 

「ああぁッ、良いッ、気持ちいい! イク、もうイクからな…お前もそうだろ? 一緒に、一緒にイクからなッ!」

 

 

 

 どちゅんッ! と粘液をかき分けて肉を叩く一際大きな音が響くと、シャルルの膣は男の欲望を根元まで完全に包み込む。

 

 

 

 亀頭が子宮口を突き上げて更に奥にまで入り込もうと密着する、その感触にシャルルはガクガクと震えながら今晩の交わりで何度も感じた快楽の爆発を受け入れるのだった。

 

 

 

「-----ッッッんくうんんんんんッ!?」

 

 

 

 何度経験しても飽きることのない絶頂に打ち震える、気持ちがいい、気持ちがいい、気持ちがいい、甘く蕩けて落ちていくこの感覚が堪らなく心地いい。

 

 

 

「あッ……あぁぁ~……あッ……うぁぁ~…あ~~…」

 

 

 

 余韻に震えながら彼女は男の胸に倒れこんだ、汗臭い匂いが鼻先を擽るがそれすらも心地よかった。

 

 

 

「はぁ~……はぁ~……んッ」

 

 

 

 毎夜に渡って繰り広げられた乱交も今日で終わりかと思うと、シャルルは少しだけ寂しさを感じたのか、引きずっていた余韻を振り払うかのように体に何度目かの興奮を呼び覚ます。

 

 

 

「今日で最後なんだから……もう少し楽しもうかな」

 

 

 

 今現在、彼女が跨っている男は泡を吹いて倒れているのでもう無理だが、篝火の近くでいびきをかいて眠りこけている男たちはまだ使えるはずだ…つまりまだ楽しめる。

 

 

 

 誰にしようかな、と指さしながら数えるシャルルを、月と篝火は変わらず照らしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

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