指揮官、私たちがいるでしょう? 作:導入に困ればペルシカを頼れ
拝啓、我らがグリフィンの社長。
私は人形に手を出し、そしてそれがまさかの基地内の不特定多数の人形たちに知られてしまいました。とりあえず、近いうちにお会いしたいと存じます。もちろん、今後の事を考えてしっかりと下半身をサイボーグにして起きたいと思います。
「…………な、何とかなんねぇかなぁ」
思い返すのはつい数日前の事件。
MDRによる脅迫を乗り越えた俺は、MDRの端末からデータをしっかりと消去させたわけなんだが、その翌日にまさか、基地内の人形たちに凸られるとは……思わなかった。いや、ほんとに。
その日は、何とかとりあえず、人形たちを説得し…………説得出来たのだろうか、いや出来てねぇわ。多分。
「はぁぁあ、職員たちには知られてないみたいだが……いや、カリーナはわかんねぇなぁ…………」
一応、この数日、45に詰められたがひとまずは他に人形たちからは特に何かなかったが……
「その辺り、どう思う?わーちゃんよ」
「……知らないわよ」
今日の副官である、WA2000に聞いてみれば珈琲を入れながら何とも不機嫌そうな雰囲気を漂わせながら、知らんと言われてしまった。うーむ、他の人形たちがどう思っているかはともかくとして、WA2000ことわーちゃんは、ライフルの戦術人形でやっぱり長い付き合いの人形だ。スラリとした手足にスーツに身を包む少女で、サイドテールの綺麗な娘なんだが…………もう、これはこれは、ドが付くほどテンプレなツンデレなんだよなぁ……
「はぁ……まあ、十中八九俺が悪いってのは自覚してるけどな」
だとしても、流石に自分の写真を流すとは思わねぇだろ…………。
そんな事を思いながら、俺は仕事の続きをしようと端末を手にして───ドン!そんな音を響かせながら俺のデスクに淹れたての珈琲が置かれた。
「はい……!」
「あ、ありがとうございます……」
ど、どうやら、わーちゃんが珈琲を俺の分も淹れてくれたらしい……いや、やっぱり不機嫌だよな。
45よりかは付き合いは長くはないが、ThunderやMDRよか長い付き合いだ。出会った当初はバチバチのツンだったが、それも段々とツンデレになってきたし、クリスマスとかプレゼントくれたし、バレンタインでチョコとかくれてたし、結構仲良くなってきたと思ったんだが、やっぱり今回の一件で完全に嫌われましたな、これは。
普通に考えて、自分の上司が同僚に手を出してた、なんて嫌われるよなぁ……うん。
仕事しよ。
─────:─────
指揮官の業務も一段落し、複数体の人形たちを相手に何とか切り抜けた指揮官は仕事終わりのカフェオレを執務室で楽しんでいた。
視界の端で、あがっていい時間帯であるにも関わらず、何故かずっと副官用のデスクで珈琲を片手に指揮官を睨み続けているWA2000の視線から目を逸らすように、しているのを楽しんでいると言えるのかどうかはともかくであるが。
「……」
「……」
沈黙が続く。気まずさすら感じる空気の中、ふと、WA2000の方へと視線を向けると、彼女は手にしていたカップを置いてこちらを見つめていた。
先程までと違って、威圧感と言えるのは無くなったとは言えるがしかし、何やら言いたげな雰囲気をまとい始めていたWA2000に指揮官はカフェオレを飲みおわしてからカップをデスクにおいて改めてWA2000を見る。すると、彼女もまた、ゆっくりと立ち上がって、そのまま何も言わずに指揮官の元へと向かう。
そして、指揮官の前で止まると、両手を広げてぎゅっと抱きついてきた。
「え、ちょっ、わ、わーちゃ」
突然の事に驚きながらも、何とか彼女を受け止めると、その表情はどこか嬉しげであった。
「……」
「……」
そして、しばらく二人は無言のまま抱きしめあったまま、お互いの体温を感じ合う。
「……あ、あの、わーちゃん?」
「……」
「……わーちゃんさん?」
「……なに」
「いや……その……」
「……」
また、無言になる二人であったが、指揮官はおずおずと言った感じに口を開いた。
「……怒ってないのかなって」
「……別に、怒ってない」
怒っている。指揮官は言うほど乙女心に対して理解しているつもりではないが、こういう時の女の怒ってないという言葉ほど安易に信じてはいけないのは分かっていた。
「そっか……ごめんな」
「……ふん」
そう言って、WA2000は顔を背けてしまうが、どう見ても、不機嫌な様子ではなく、むしろ機嫌良さそうに見えた。
そうしてしばらくすると、WA2000は一度指揮官から離れて、次第に頬を紅潮させながらも、何か決意でもしたのかしばし泳いでいた視線を止め指揮官を見つめ、口を開いた。
「あ、アンタが……人形に手を出したって聞いて、それで、私は、その、えっと…………わ、私は…………ぅ、うぅ」
何かを言おうとしているのは分かる。しかし、何度も言葉はつっかえて、しまいにはWA2000は泣き始めてしまった。そんな予想外に指揮官はワタワタとしながら何とかWA2000を泣き止ませようとする。
「な、泣くなよ……!ほら、大丈夫だから、な?落ち着いて、深呼吸しろ、な?」
「すー……!はぁ……んくっ、ひぐ、うぇ……」
「よし、落ち着いたか?じゃあ、ゆっくりで良いから、話したいことを話せよ?俺は逃げないし、お前の言葉なら聞くからさ」
指揮官がそう言うと、WA2000は少しだけ落ち着く。それでもまだ涙目ではあるが、指揮官の目を見て、小さくこくりと首を縦に振る。指揮官が促すと、彼女はぽつりぽつりと話し始め────やしなかった。むしろ、普段の様な勢いままに指揮官の胸元を引っ掴んだと思えば、目の端に涙を浮かべながら
「私は、アンタの事が!好きなのよ!だから、だから…………MDRに手を出したって知って、それで、それで……」
掴んでいた指揮官のネクタイとワイシャツから手を話しながら、WA2000は段々と俯き気味になり、声も小さくなっていく。
そんな彼女を余所に指揮官は指揮官で混乱していた。
今、告白された?
Thunder、UMP45、MDRと続いてきて、まさかの四体目の告白がWA2000である。流石に告白されるとは思っておらず、しばし指揮官は混乱したまま、WA2000の言葉に耳を傾ける。
「えっと、わ、わーちゃんさん?」
「なに」
「えっと、それはつまり、俺の事が好きっていう意味であってるか?」
「……そうよ。悪い?」
「い、いや、悪くはないけど……えっと、わ、わーちゃんは俺の事を好きになった理由とかあるのか?」
「……別にないわよ」
「無いのか……」
「……ただ」
「うん」
「……アンタと一緒に居るうちに、気付いたらその……こっちまで恥ずかしくなるような感情を持ってしまったというか……」
WA2000は頬を紅潮させ、指揮官から目を逸らしながら自分の口元を隠す様にそう言い、それを聞きながら指揮官はようやく混乱が治まってきた。
「……そっか」
「……そうよ」
「……ありがとう」
「……別に」
「……嬉しいよ」
「……ばか」
「…………でも、俺は、もう三体も人形に手を出しちゃってるような男だけども─────」
WA2000の好意を受け止めながらも、指揮官は自分は駄目な男だ、と言いたげな表情で話し始めたが、それは地雷だった。
「────は?」
瞬間、WA2000の顔は元通りに戻り、目は見開かれ、殺気すら生じ始めていた。指揮官はそれに一歩遅れで気がつき、やらかした、と心中で叫ぶのとWA2000に言い訳しようとしたのと、WA2000が再び指揮官のネクタイを引っ掴んだのはほぼ同時だった。
「三体ッ!?今、アンタ、三体って言った!?MDR以外にも手を出したの!?信じらんない!!」
「ち、違う!誤解なんだ!」
「何が違うのよ!この節操無し!バカ!アホ!死んじゃえ!!私の気持ちを知りながら他の女にも手を出すなんて最低よ!死んで詫びなさい!アンタなんか大ッキライよ!」
「いや、待て、お前に告白されたの今なんだけど!?」
「うるさい!黙れ!私以外の人形とヤったくせに!私は、私はずっと前から、その……アンタのことが好きで好きで仕方なかったのにぃ~!!!」
そう言ってWA2000は指揮官の首根っこを掴み、近くのソファーへと投げた。指揮官は何とか受け身を取ってWA2000の方へと向き直って
「犯すわ」
「は?」
「指揮官を犯して、一緒に死ぬ!」
WA2000は指揮官の肩を両手で掴み、顔を近づけてくる。目が据わり切っており、指揮官は思わず後ずさりそうになるが、それをWA2000は許さない。
そのままWA2000は指揮官の唇を奪うようにキスをする。舌を差し込み、指揮官のそれと絡めながらも彼女の片手は指揮官のズボンのベルトを外しにかかる。指揮官は抵抗しようと腕を動かすが、WA2000はまるで指揮官の動きを読んでいるかのように的確に指揮官の腕を押さえ込む。
そうして、指揮官の下半身をWA2000は露にさせて、彼女は固まった。
「な、なんで、こんなにおっきいのよ……」
剥き出しになった、、指揮官の怒張はどうやら先程のキスで反応したのかしっかりと大きくなっていた。指揮官のペニスを初めて見たWA2000は戸惑い、ついそう呟いてしまう。
「いや……そんな事言われても……」
「……ちょっと触るわよ」
「あぁ」
恐る恐ると言った様子でWA2000はゆっくりと手を伸ばした。
「……熱い」
そう小さく呟いたWA2000はそのまま手を動かし、優しく握る。指揮官はその刺激だけで少し声が出てしまい、WA2000はそれを見逃さなかったのか今度は指を這わせ始める。
最初はゆっくりだったが次第に早くなり、WA2000の手つきは慣れてきたのか大胆になってくる。亀頭を中心に円を描く様になぞったり、裏筋を擦るようにしたり、尿道口を爪先で引っ掻いたりする。
指揮官は初めての感覚に息を荒げながら耐えるが、徐々に限界が近づいてきた。
「わーちゃん、そろそろ」
「ん?もう出そうなの?」
「うん」
「いいわよ、出して」
「えっ?」
「ほら、良いから」
「うぉ、ちょ、わーちゃ────────」
WA2000は指揮官の陰茎を口に含み、そのまま吸い上げた。その刺激で指揮官の我慢の限界が来たらしく、指揮官の腰が大きく震えた瞬間、白濁液が勢い良く発射され、WA2000の口内へ吐き出される。
「……凄いわね、コレ。苦くて不味いし、変な匂いだけど、癖になりそうだわ」
「わ、わーちゃん、無理して飲まなくても良かったのに……」
「別に大丈夫よ、これくらい。そ、それより、し、指揮官……ま、まだ、流石に出来るわ、よ、ね…………え?本当になんでまだ大きいままなの?」
一度出したら小さくなるんじゃ……!とWA2000は未だ萎えんでいない指揮官の怒張に目を見開き、悲鳴をあげる。
「えっと……実はその、俺って絶倫みたいで……。今までも何度かあったんだよね」
「ぜつりん……って何?」
「えぇと……一日中、何回でも出来ますよって感じかな?」
「……そ、そうなの、ね」
しばし二人の間に沈黙が流れていったが、先にそれを破ったのはWA2000だった。
「じ、上等よ……こ、ここまで来たんだから!さ、最後までやるわ!」
「そのやるって殺るじゃないよな?」
指揮官の揶揄いに対して、WA2000はキレながらも自分のタイツを脱いでいき、最後の黒いショーツを脱いでいくが、指揮官に自分のショーツを見られた辺りから少しづつ彼女の動きは鈍くなり、頬どころか耳まで赤くなっている。
そうして、何とかショーツを脱ぎ終えたWA2000は何を思ったのか自分のショーツを指揮官の胸ポケットへと突っ込んで
「い、いく、わよ?」
指揮官をソファーに座り直させてから、WA2000は一切の躊躇なく腰を下ろして自分の中に指揮官の怒張を迎え入れた。
「くぅ……んッ♡ふぁぁぁぁぁぁ……っ♡」
苦しそうではあるが、嬉しさの方が勝っているようで表情は蕩けている。
「はぁ……んっ♡す、すご……ぃ……っ♡」
しばらく、震えていたと思えば、WA2000はゆっくりと拙いながらも頑張って腰を動かし始めた。最初はゆっくりと上下に動いていたが、段々と慣れてきたのか激しくなっていく。
しかし、やはりまだ初めてで、指揮官からすれば動きたいという気持ちが強くなっていた。
「わーちゃん、ちょっとごめん」
「え?ひゃあ!?」
指揮官が不意に腕を伸ばし、WA2000のお尻を掴んだかと思うと思いっきり下から突き上げ始めた。突然の強い快感にWA2000の身体は大きく跳ね上がり、甲高い声を上げる。
「やっ、あっ、んんっ!しょ、しょうきぃっ、んんっ!!」
「わーちゃん可愛い」
「ば、バカなこと言ってないで、止めなさいよぉっ!あんっ、んんっ!!お、奥に当たってるからっ、んんっ、んっ、んんっ!!!」
「いいじゃん、減るもんじゃないし」
「そういう問題じゃ……んんっ、んっ、んっ、んああぁっ!」
何度も突き上げられていくうちにWA2000の思考は白く染まり始めていき、やがて何も考えられなくなる。
だが、それでも
「しき、かぁん!すき、すき、しゅき、らいしゅきぃっ!」
「わーちゃん、俺も好きだよ」
「ほんとう?うれしいっ、あたしも、だいすき、よ」
「うん、ありがとう」
「ねぇ、キス、したい」
「いいよ」
「ん……ちゅ……れろ……んん」
腰の動きをゆっくりにしながら、指揮官はWA2000と唇を合わせてお互いの舌を触れさせ合う。そうする傍ら、指揮官はその手で今日にWA2000のネクタイと胸元のベルトを弛め、そのまま彼女のシャツのボタンを外していく。
キスをしているWA2000はそれに気がついていないのか、いつの間にかに彼女の淡いピンク色のブラに包まれていた胸が指揮官の目の前に姿を現した。そうして、キスを止めた指揮官はまた腰を突き上げながらさらけ出したWA2000の胸へと手を這わせていく。
「……ぷはぁ……はぁ……はぁ……し、きかん……」
「わーちゃん、綺麗だよ」
「……あ、ありがと……う……それより……手、止まってるわよ……んっ、んんっ♡」
「おっぱい触られて気持ちよくなってんだ……可愛いな」
ブラをズラして彼女の胸に咲いているピンク色のモノを口に含みながら、指揮官はWA2000を可愛がっていく。
既に彼女の擬似子宮は何度も亀頭に叩かれて、指揮官のモノを寄越せと締め付けてきており、何時射精してもおかしくないが、指揮官はそれを我慢してWA2000に快楽を与えていく。そうして、どれくらい経っただろうか。既にWA2000は自分で動く事すらままならない程に蕩けており、時折思い出したかのように身体を震わせる程度になっていた。
そんな彼女に指揮官は優しく口づけをしてから、彼女の胸から口を離して、ゆっくりと腰を掴んでいく。
「わーちゃん、そろそろ出すぞ」
「はぁ……はぁ……ぇ?」
ぼんやりとしていたWA2000は指揮官の言葉を理解する前に、彼の腰が深く打ち付けられ、同時に疑似子宮へと熱い奔流が流れ込んできた。
「んぁぁっ♡出て、きてりゅぅ♡しきかんの、あちゅいのぉっ!んんんっ♡」
その感覚だけでWA2000は再び絶頂を迎えてしまい、身体を大きく仰け反らせてしまう。
「んんっ♡あちゅい♡いっぱい、でてる♡んんんっ!!」
指揮官のモノを締め付けながら、絶頂するWA2000は指揮官を抱きしめ自分の胸に指揮官の顔を押し付ける為、仰け反って快感から反射的に逃げようとしていたWA2000は逃げることは出来ずに指揮官のモノをより奥で受け止めていった。
ゆっくりと息を整えながら、WA2000は指揮官に一度キスをしてから、
「大好きよ♡私の指揮官」
満面の笑みと共にそう告げたのだった。
─────:─────
わーちゃんをなし崩しで抱いて、はや二日。
もはや、目についてわーちゃんの機嫌がいい。どこからどう見ても機嫌がいい。相変わらずツンデレだけども、人形とか人がいないところでは時々俺との距離を詰めてくるし、なんならキスしようとしてくる。
いや、もう、これはアレだわ。
恋人に対するあれそれだわ。釈然としない表情の45に言われて気づいたわ。わーちゃんよ、浮かれ過ぎでは???
それとさ……機嫌良過ぎて間違いなく他の人形たちに気づかれてるからね?
「Thunder、蹴るな」
「…………」
だがまあ、しばらくはわーちゃんの可愛い姿を見させてもらうとしようか。
「だから、痛いからThunder」