虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会に憑依してエッチなことする 作:吉玉
どうして。
歩夢ちゃんに憑依してすぐに脳裏に浮かんだのはそんな言葉だった。
侑ちゃんが部屋でオナニーしてた時、せつ菜ちゃんの名前を呼んでたのはどうしてなの?
そのすぐ後に二人が付き合いだしたのはどうしてなの?
侑ちゃんと付き合っているのが私じゃないのは、どうしてなの?
「侑ちゃん……」
部屋の姿見に映るのは、涙を浮かべて、物欲しそうにしている上原歩夢の姿。
侑ちゃんが欲しい。侑ちゃんに求めて欲しい。侑ちゃんに触れたい。侑ちゃんに触れられたい。
「私は、侑ちゃんじゃなきゃ、ダメなのに……」
自分の部屋のベッドの上、下着姿のまま呆然と呟いた。
私が自分を慰める時、考えるのは侑ちゃんのこと。
侑ちゃんにしてもらったり、私が侑ちゃんにしてあげたり。
今までも、そしてこれからも。私はきっと、侑ちゃんじゃなければイけない。
だから私は、世界で一番好きな人のことを考えながら自慰行為に励む。
いつも通り、下着をずらして秘部を露出させる。
私の指は自然とそこに伸びていた。
「んっ……!」
割れ目をなぞるとぴくっと反応してしまう。
もうこんなになってるなんて……。
そのまま指先で弄っているだけで愛液が溢れてくる。
「あっ……ゆうちゃぁん……」
無意識のうちに口から漏れ出た愛する人の名前。
せつ菜ちゃんに悪いことをしている、という罪悪感も私の快感を高めるスパイス。
そう、kakushiaji.
同じユニットなんだから、いいよね?
徐々に溢れてきた蜜が、指に絡んでくちゅくちゅと淫らな音を奏でる。
それを合図にしたように、ゆっくりと中へ挿入していく。
「ん、んん-っ……!」
私の身体の中が火が付いたように熱い。
もちろん、侑ちゃんのことを考えてるからだよ?
そう考えただけで背筋にぞくりとしたものが走る。
気持ち良い。もっと、奥まで挿れたい。
欲望に任せてぐいっと押し込むと、膣内がきゅうっと締まる。
「はーっ、はーっ……ゆう、ちゃ」
初めてオナニーしたのは、中学生の時。
親同士が一緒にお酒を飲みに行ってたから侑ちゃんが私の部屋に泊まってくれたの。
一緒にご飯を作って、一緒にお風呂に入って、一緒のベッドで眠った。
侑ちゃんが帰ってから、いつもの様に眠ろうとした時。
「侑ちゃんの、匂い……」
どうしようもなく体が熱くなった私は拙い知識と動きで、自分を慰め始めた。
服の上から胸に触れてみる。ふにゅっと柔らかい感触。最近ちょっとずつ大きくなってきているけど、侑ちゃんは大きい方が好きかな?小さい方がいいのかな?
ブラジャー越しでも分かるくらい乳首が固くなってる。
揉みしだく度に甘い声が出てしまう。
「あん……っ」
自分の口からそんな声が出ていることに驚きながらもその手が、いつの間にかスカートの中に潜り込んでいた。
ショーツのクロッチ部分に触れるとそこはもうびしょ濡れになっていて、そういうものだという知識はあったけれど、実際にそうなっていることに頭が追い付かない。
侑ちゃんのことを考えていけないことをしている。その事実が、私をさらに興奮させた。
侑ちゃんに、して欲しい。侑ちゃんに求められたい。侑ちゃんと繋がりたい。
そんな欲求がどんどん湧いてきて、私は指先をショーツの中へと滑り込ませた。
うっすらと生えてきた陰毛の手触り、その下が目当ての場所。
そして、侑ちゃんのことを思い浮かべながら指で割れ目をゆっくりと擦り始める。
「んっ……なに、これぇ」
身体を洗う時以外でそこに触れたことはなかったから、その感覚が『気持ちいい』ものだと気づくのに時間がかかった。割れ目に沿って上下に指を動かす。
ぬるぬるとした液体が指に絡みつき、くちゅっという音が聞こえてくる。
これが、愛液。
私は、今、侑ちゃんのこと考えながら、自分で、こんなこと、しちゃってるんだ。
そう思うだけで、頭の奥が痺れて、何も考えられなくなる。
割れ目をなぞっていた指先は、やがて小さな突起にたどり着いた。
クリトリス。
女の子が一番感じる場所。
私は、そこに触れないように周りだけを優しく撫でるように刺激していく。
時折、指が触れるか触れないかの距離まで近づき、また離れていく。
焦らされているような感覚に、身体が震える。
「はぁ、はぁ……」
早く触ってほしい。もっと強くしてほしい。
そう思っているのに、身体が言う事を聞いてくれない。
やっぱり初めてだから、怖いよ……
「……侑ちゃんは、オナニーしたことあるのかな」
そう呟いた瞬間、私の中の何かが弾けた。
クリトリス……はまだちょっと怖いからまず中指を割れ目に添え、ゆっくりと挿入していく。
くちゅっと音を立てて、中指が飲み込まれていった。
初めて味わう異物感。
「ぅん……っ!?」
だけどそれは、すぐに快感へと変わっていった。
膣内は暖かく、きゅうきゅうと締め付けてくる。
指先で膣内を探るように動かしていると、ざらついた部分に指が当たる。
ここが、多分Gスポット。もっと気持ちよくなれる場所。
私、おかしいのかな。初めてオナニーして、こんなところまで触って。
それも全部、侑ちゃんのことを想ってしてるの。
侑ちゃんに、こんなことしてもらいたい。
想像するとそれだけでも子宮がきゅうんとなって、中に挿れたままの指をぎゅうと締め付ける。
「侑ちゃんなら……いいよ。触って?」
左手の指が恐る恐るクリトリスに触れた。
瞬間、これまでの人生で感じたことのない衝撃が私の中を貫いた。
「あぁぁっ!!!」
腰がガクガクと痙攣する。
触っただけなのに。
初めての感覚に、頭がついていかない。
私はその未知の感覚に怯え、反射的に手を離してしまった。
触られた所がじんじんと熱い。
少し落ち着いてきたところで、もう一度触ってみる。今度はさっきよりも強く押し潰すように。
びくんっ!!と大きく身体が跳ねる。
気持ちいい……。もっと欲しい……私は何度も何度もそこを刺激し続けた。
いつの間にか膣中に入る指は二本に増えていて、私は夢中で自慰を続ける。
指先に力が入る度、頭の中で火花が散るような感覚が襲ってくる。
この感覚をもっと味わいたくて、必死になって指を動かした。
ぐちゅっ……くちゅっ…… いやらしい水音が部屋に響き渡る。
あっ、何?腰が勝手に浮き上がって、身体がどこかへ飛んで行ってしまいそうな感覚。
もしかして、これが絶頂?イクってことなの?
「ぁぁああああぁぁぁ!!!!」
頭の中が真っ白になって身体がビクビクと痙攣する。
今まで経験したことの無い快楽に、思考がまとまらない。
「はぁ、はぁ……」
息が苦しい。呼吸が荒くなる。
「侑ちゃんで……オナニーしちゃった……」
あの日から、今日までずっと。
私は侑ちゃんの事だけを考えてオナニーしてきた。
もっと強く、もっと激しく。
今だってそう。
いつものように、妄想の中の侑ちゃんが責め立てる。
侑ちゃんの細い指先が私のアソコに触れる。
優しく、ゆっくりとなぞるように。
割れ目を指先で往復させながら、時々クリトリスに掠めるようにしてくる。
触れて欲しいのに、なかなか触ってくれない。
焦らされてるみたい。
もっと触って。そう思うと、自然と脚を開いていた。
その隙を逃さず、侑ちゃんの指が膣内に入ってきた。
ゆっくりゆっくりと、指先を侵入させる。
くちゅっと音を立てて中指が飲み込まれる。
膣内は暖かく、きゅうきゅうと締め付けてきた。
侑ちゃんは、そのまま指先で膣内を探るように動かし始めた。
思わず声が出てしまう。
「侑ちゃん、もっと、激しくしてっ」
私の言葉通り、指の動きが激しくしてくれる。
乱暴に、掻き回すように。更に反対の手でクリトリスを摘み上げる。
侑ちゃんの指は私の一番気持ちいい所を的確に攻めてくる。
自分で触るより、何倍も気持ちいい。
頭が痺れるような快感が走り抜ける。
もう何も考えられない。
私はただひたすらに侑ちゃんから与えられる刺激に身を任せていた。
不意にクリトリスを弄っていた手を止められる。
どうして?と、侑ちゃんの顔を見つめると意地悪な笑みを浮かべている。
その顔は、今まで見たことが無いほど妖艶だった。
私はこれからされるであろうことを想像し、期待と不安が入り混じった感情に胸を高鳴らせていた。
侑ちゃんが、私の股間に顔を近づけその可愛い舌で舐め始める。
初めは陰唇を、次は割れ目に沿って。
時折口を付け、吸うように刺激してくる。
その度に私は甘い声をあげ、身体を震わせた。
侑ちゃんの唾液でアソコが濡れていく。
恥ずかしいけど、嫌じゃない。
「歩夢……綺麗だよ……」
そう言って、またアソコに吸い付いてくる。
ぴちゃ……ぺろっ……わざとらしく音を立てながら、侑ちゃんは舌を這わせ続ける。
「んっ……ぅっ……ふっ……ぁっ」
恥ずかしくて、声が漏れそうになるのを必死に抑える。
でも、身体は正直で、どんどんと熱くなっていく。
秘部に吹き付けられる生暖かい吐息。
それに反応するように、中に入った舌をキュンッときつく締め付けていた。
侑ちゃんの舌が、アソコを撫でるように動き回る。
「んんっ……!」
声を抑えようと、自分の指を噛む。
それでも、抑えられないくらいの快楽が襲ってくる。
侑ちゃんは、私のアソコを執拗に攻めてくる。割れ目をなぞり、クリトリスを指先で転がす。
それだけじゃなくて、膣内に指を入れかき回したり、出し入れさせたり。
指先で膣奥を擦られた時は思わず腰を引いてしまい、その反応を待っていたのか、指先が膣内の一点を掠める。
その瞬間、雷に打たれたような衝撃が走った。
「あっ……!?」
思わず大きな声を出してしまった。
その隙に、指先がそこを攻め立ててくる。
「ここがいいんだ?歩夢のGスポット、見つけたよ」
そう言いながら、何度も何度もそこばかりを攻めてくる。
指先でコリコリと刺激され、頭の中で何かが弾ける。
視界がチカチカする。
全身が震え、力が抜けていく。気持ち良すぎて、おかしくなる。
「あ……ああ……ゆ、ゆうちゃん、だめぇ……そこは、らめなのぉ……」
呂律もうまくまわらない。
気持ち良くて、頭が真っ白になる。
侑ちゃんは、一度顔を上げ私の表情を覗き込んできた。
私は、もう我慢出来なくなっていた。早く、続きをして欲しかった。
侑ちゃんは私の顔を見ながら指の動きを再開した。
ゆっくりと、丁寧に、Gスポットを刺激してくる。
「あっ、そこ、ダメ、ダメぇぇ!」
私の声はもう止まらなかった。
侑ちゃんは優しく、だけど容赦なく私を責め立てる。
「ダメって言う割には、すごい声出てるけど?」
意地悪な笑みを浮かべながら、指を動かす速度を上げる。
「あっ、それ、本当に、ダメ、ダメだからぁ……!」
「何がダメなの?ほら、ちゃんと言ってみて」
「だ、だって、あたま、まっしろになって、変になっちゃうから……」
「ふーん、じゃあやめちゃおうかな」
侑ちゃんの指が止まる。
私は、どうして止めちゃうの?と言わんばかりの目で侑ちゃんを見つめていた。
「もっとして欲しいなら、ちゃんとおねだりしなくちゃ」
そう言って、侑ちゃんは私の耳元に口を近づけ、そっと囁いた。
「せつ菜ちゃんはして欲しいこと、はっきり言ってくれるよ?」
「いやぁっ!」
意識が現実に引き戻される。
私の膣中に入っていたのは、私の指。侑ちゃんの指じゃない。
本当の侑ちゃんの指が触れるのは、せつ菜ちゃんの……
今まで想像の侑ちゃんはこんなこと言わなかったのに。
多分、侑ちゃんとせつ菜ちゃんに憑依していた俺の影響だと思う。
二人がセックスしている所が鮮明に想像できた。
「……どうして、私じゃないの?」
侑ちゃんの裸が分かる。
侑ちゃんの綺麗な胸も、あそこも。
まるで見たかのように想像できるのに。
見たのはせつ菜ちゃん――俺で、私じゃない。
どうして。
どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして!
私の想いが強すぎて引っ張られてしまう。
私はもう、まともじゃないのかもしれない。
愛液を滴らせたまま、部屋を飛び出した。
歩夢だけBADになったりはしない……はず