「ごめんくださ〜い。本日は宜しくお願いします。」
「はい。宜しくお願いします。」
人里、その奥深く。
幻想郷の新聞記者、射命丸文は、今日も新鮮なネタを探していた。その中で彼女は幻想郷の人里で、新しい魔法店があると聞き、わざわざやってきたのだった。
その魔法店では大柄の男性が切り盛りしていた。男は柔和な笑みを浮かべ、文に対して礼儀正しく頭を下げる。…それに対して文も頭を下げて会釈を返した。
「…さて、本日は新しい魔法具が出来たということで何やら魔術界に革新を起こすようなものだと聞いてきたんですが…。」
「いやいや…。そんな。ご大層なものではありませんよ。ただ、これなんですけどもね?」
…男は戸棚からとある品を持ってきた。木箱に入っているそれは…カメラだった。至って普通の、撮ってから現像されるタイプのカメラだった。
「…これは…カメラ…ですか?」
文は手に取り、品定めのように見る。…見れば見るほどただのカメラだ。文はそれと店主の顔を見直す。
…なにも、文は全て信じてやってきたわけではない。文の記事の本質は誰もが見て、楽しめるゴシップニュース。もしも、これが嘘なら脚色を加えて、この男の裏側を暴いてやる気でいた。
「ええ。しかし、ただのカメラではございません。これは撮った人間の時を止めるカメラでして…。」
「撮った人の時を?」
「ええ。まるで人形のように…。」
それを得意げに話す店主。俄には信じがたい話だ。とは言え、文の知り合いにはもっと規格外の相手がいる。
「ふふふっ。アハハハっ!!」
「ん?」
「そんなことで、魔術界の大革新ですか!?くっだらない!!そんなことで、人里はわたわたしてるんですか?私の知り合いの魔法使いの方がもっと凄いことできますよ?その程度で革新だなんて…!!アハハハッ!!」
「…ふふ。そうですか。」
文はお腹を押さえて大笑いしている。男は普通は自身の功績を馬鹿にされて、怒ってもいいところだろうが、冷静に笑っている。
「では、試されますか?此方のカメラ。」
「…はい?」
「私が文さんをこのカメラで写します。それで写真を撮る。その後、身体が動かなければ、認めてくださるかと。文さんほどの妖怪がもし、このカメラの能力を認めてくだされば、私ももっと精進できるかと。…やっぱり、効かなければ好き勝手書いてくれても構いませんので。」
…あえて下手に出る店主。少なくとも文はそう思っていた。
…しかし、これは文にとっても好機だった。自分自身がモニターになれば、新聞にも書きやすい。なにより文にはこれから店主がすることが全く意味を成さないであろうという自信があった。だから…。
「ええ。やれるものならやってみてください。それで出来るなら信じてあげましょう。」
自信たっぷりで店主からの挑戦状を受けた。…店主は文に影でバレないようにほくそ笑んでいた。
「では、写しますよ?」
「早くしてください。」
…どうせ、大したことない。文はそう考えていた。店主は目の前でそのなんの変哲もないカメラを構えた。
「はい。チーズ。」
カシャリ…。
シャッターを切る店主。
「…ん?なんとも…ないですが…。」
「…あれ。おっかしいなぁ。」
「ふふふ。あれだけ言って…何もないじゃないですか。やっぱり口だけ…ッ!!」
ビーッ…ビーッ…と写真がカメラから出てくる。その筐体の震えと同じように文の身体が震え始めた。
「あッ…!?ガッ…!?なにッ…!?これぇ…!!」
文が頭を抱えてそこにうずくまる。木の綺麗な床に文は涙を浮かべ、苦しそうな声をあげていた。
「ふふふ。始まりましたか。いやぁ、絶景ですねえ?」
「あ゛ッ…!!なにをぉ゛ッ…!!したのぉ゛お゛ッ!!」
「ふふ。このカメラは『魂を吸い取る』カメラでしてね?今、貴女の魂が徐々に現像されて、写真の中にどんどんと吸われていって…最終的には写真の中で一生を暮らすことになるんですよ。…これが私の研究の成果です。魂の魔術。…いやぁ、貴女に効いて良かった。」
店主はもはや隠す気のないほどドス黒い笑みで文へと近づく。文はブルブルと震えていた。彼女の豊満な胸部や臀部はそれに合わせて震えて、まるで誘っているかのように見えた。
「ぐぅ…ッ!!そんなぁ゛ッ…!!こんな、あ゛あ゛ッ…!!」
まるで文の頭に電撃が走るように、文は声をあげた。ビー…ビー…と音を立てて無常にも現像は進む。文の大体…腰までだろうか、それがカメラから写真として出てくる。
「どうです?馬鹿にしていた人間にここまでされるなんて…。屈辱でしょう?」
「ッ…!!くそッ…!!ころ゛して゛やるぅ゛ッ!!こ゛ろしてぇ゛…ッ!!」
…写真はすでに首元まで出ている。店主はニタニタとその様子を見ていた。涙目で睨む文。その目すら店主にとっては…心地よく思えていた。
「や゛めろ゛ッ…!!やだぁ…ッ!!消えたくない゛ッ…!!消えたく…なぃい゛ッ!!
や…だぁ…ッ!!」
…写真の現像が完了した。…と、同時に文の声がぷつり…と消えた。店主がその写真を見る。その写真にはなんと、全裸の文の姿があった。隠すべきところを隠さず、まるで閉じ込められているところから出たがっているように叩いているように見えた。
「ふふ。どうですか、文さん。これが私の最高傑作ですよ。」
店主は文の身体を持ち上げ、椅子に座らせた。文の身体…とは言っても、普通ではない。目はハイライトが消え、目元にはうっすらと涙の跡が見え、更には口元にだらしなく、ヨダレの後もあった。
「おや?」
店主は文が倒れていた場所を見る。…すると、そこはうっすらとしめっていた。
「なるほど。天性の淫乱ボディなんですねぇ…。はてさて、楽しみですよ。貴女の身体を手に入れるのが…。まぁ、ここまできたら手に入れたも同時ですがね。くふふ。」
そう、写真に言い聞かせる店主。もちろん、写真は返事を返さない。声はおろか動きすらもしない。完全に文の魂は写真の中に捕らえられてしまったのだ。
「さて…次は…。」
店主は次にカメラの置いてあった棚から、とあるものを取り出した。それは『飲食禁止』と書かれた青い錠剤の入った瓶だった。
「…あんまり、好きではありませんが。仕方ありませんね。」
店主はその薬を飲み込む。
すると店主は胸を押さえて苦しみの声をあげた。…喉が焼けつくように痛む。やがて、店主の喉が膨れ上がり、濃い紫色の人魂が飛び出した。ふよふよと人魂は文の身体へと向かっていく。そして、文の胸部…ちょうど真ん中を目掛けてテュポンっ…と入っていく。
「あっ…うぁっ…。」
魂のなくなった文の身体。だが、自身の魂ではないと身体は拒絶し、ガクガクと震え、嗚咽を漏らす。…人魂が完全に文の中に入り、室内にはまた、静寂が満ちた。
「…ん…。」
…全身に魂が満ちる。服に袖を通すように、文の身体を完全に着込む。脳も完全に染め、文の身体に自分のものだと言い聞かせた。そして、店主は誇り高き鴉天狗の体を完全に我が物とした。
「…んふふ。」
下を見る。…視界には天狗の服を大きく張り上げる二つの山があった。ガシッとそれを掴む。
「んっ…。」
触っただけでツンっと背筋あたりに電撃が走る。小さくなく大きい部類だが、大きすぎない。文の小さな手が逆に小さすぎるように見えるほどだった。
「あっ…あっ。…ふふふ。これが射命丸文の…いえ、僕の身体ですか。良いですね。とてもスケベで。」
文となった店主は店の裏手から姿見を引っ張ってきた。多少埃をかぶっている姿見だったが、新しい自身の身体がはっきりと見えた。店主はその身体をじっくりと…ねっとりと舐め回すように視姦する。…よく整った顔…なお、それは店主の魂によって歪められ、下劣に歪んだ笑みを浮かべていた。
そして、先程触った巨乳。少しきつめの白い服がきゅっと形作っている。その下のキュッと引き締まった腰。そして、臀部は黒いスカートを張り上げていた。店主は心の底から、これで最速は無理があるだろう…と思っていた。
「…さて、そろそろ始めますか。」
店主は脳の中にある文の記憶を頼りに服を脱いでいく。ポチッ…ポチッ…と上着のボタンを外し、開く。すると絹のように真っ白なお腹と、真っ白な下着が見えた。そこに溢れんばかりに乳が収納されていた。バサッとそれを脱ぎ捨て、両手をその乳へとあてがう。
「おぉ…。これはまた…。」
下着の上からもわかる柔らかな感覚。下着で抑えられ、形作られてはいるが、下着も小さいのか少し肉がはみ出している。…煩わしくなった店主は文の記憶を頼りに、下着すらも脱ぎ捨てる。
「…わーお。」
感嘆の声が出る。それもそのはずだ。文の胸は大きいが、垂れず形を保ったまま、いわゆる美乳であった。真っ白な乳と桃色の乳頭が綺麗で、本能により店主の顔がだらっとだらしなく変わる。そのまま、店主は文の胸を揉みしだく。綺麗だった釣鐘型の乳はだらしなく、湾曲していく。
「んふっ…♡すごいっ…♡これが…女の…♡」
自然と声が漏れる。
これは文が淫乱なのもあるだろうと店主は思い始めてきた。段々と身体が熱ってくる。鏡の中では先ほどまで自身を人間だというだけで見下していた誇り高き天狗が半裸で…更には、自身の胸を揉みながら、ニヤァといやらしく笑っていた。…その様子がどんな春画よりもいやらしく思えた。
…しかし、気持ちいいものの段々と身体はさらなる快感を求めるようになっていった。もっともっと…と身体は求める。そして、次に手を伸ばしたのは、ピンッと立った桃色の乳頭であった。店主はその乳頭を優しくつまみ、捏ねる。
「ん゛ッ…!?」
…びっくりした。
先程の乳の感覚も気持ちよく、店主の望んだものであったが、乳首のそれは桁が違った。
「おほッ…♡なん゛ッ…♡これッ…♡知らないッ…♡こんなのぉ゛ッ♡」
乗り移ってしばらく、冷静さを保っていた店主であったが、文の快感に溺れてしまった。コリコリと両方の乳首を捏ね回す。絶頂を欲しがり、更に更にと指の動きがエスカレートしていく。その口からはより甘く、淫らな声が漏れ出て、蕩けた口元からはたらぁ〜…と透明な涎が垂れ出てきていた。
「はぁッ…♡これはッ…♡イクッ…♡人を見下してた…♡文ボディで、イッちまうぅぅぅッ♡♡♡」
ガクッと文の身体は仰向けに倒れる。
はぁ…♡はぁ…♡と肩で息をして。外から見れば何事かと思われてしまう。呼吸と共に文の胸は、ぷるっぷるっと震える。…しかし、これで終わりではない。
「はぁ…♡ふひひっ…♡次は射命丸文の…大切なところを…♡」
…そう言い、丈の短いスカートを剥ぎ取る。現れたのは、白い花柄のパンツだった。おめかししようとしていたのか、とても可愛らしい。…が、それは文のおつゆでお漏らししているかのように濡れていた。店主はその上から指で弄る。
「ひゃんっ!!」
…また感じたことのない快感。先程の胸とはまた比べ物にならない感覚。文の身体がゲスからの侵攻を阻害しようと危険信号を出しているのか、それとも喜んでいるのかわからないが、店主を狂わせるのには十分だった。
「っあぁ♡すごいぃ゛ッ♡文の身体ぁッ♡びんかんでぇぇッ♡」
左手で文の大切なところを弄り、右手でまた文の胸を揉みしだく。身体もだんだんと店主の魂を受け入れ始め、お腹に何かが浮かび上がってくる。本人がいたらなんという顔をするであろうと考えながら、生涯感じられなかった女の自慰、しかも、妖怪の自慰に酔いしれていく。
「キタァッ♡これでぇ゛ッ♡文の身体がぁ゛ッ♡正真正銘、僕のものにぃ゛ッ♡♡あぁあッ♡♡ぁーーーーッ♡♡♡」
プシャァァァァ…チョロチョロ…。
濡れ切った文の秘部。絶頂の瞬間、愛液と共に溜まっていたのか、排尿をする文の身体。綺麗な木の床を湿らせていく。ガバッと足を開き、大の字で床に寝そべる文の身体。…もはや文のものではない。そう言うかのようにボォっと文のお腹の下あたりにハート形の桃色に光る淫紋が浮かび上がった。
「…はぁ…はぁっ…♡あははっ…これで…僕は射命丸文となった…♡んんっ…。店主様ぁ♡先程はぁ、すみませんでしたぁ〜♡お詫びにぃ、文の身体ぁ飽きるまで楽しんでくださいねっ?♡アハっ♡」
そう言いながら、店主は二度目の自慰を始めた。机の上に置かれた文の全裸写真は、何故か表情が変わり、目がハートになり、恍惚そうな顔に変わり、媚びるようなポーズをしていた。