※この作品はR-18です。

社畜がある日アリスになった《猫と番になって帽子屋で飼われたアリス》   作:いば神円

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♡喘ぎです。
二穴責め、アナル、放尿要素があります。


前編

 

 

 カツンッ。カツンッ。がこんっ!

 

 出勤。行かなければいけない。行かなければ私がやらなければいけない。

「え……?」

 ずっと慣れないヒールが排水口の溝に、かかったと思い下を見ると白い床石で私の靴は青いパンプスだった。疲れているのだろうか。靴を履き間違えて出勤してしまったらしい。

「出勤……どこへ?」

 ぼうっとする頭を捻っていると横奥に大きな鏡が見えた。無言で近づく。鏡には年頃の娘がおり青いスカートの膨らんだワンピースに白いフリルのエプロン。腰には大きなリボンが付いている。

「え、私? 何、この恰好……」

 しゃがみ込み、ぴったりとした縞模様の靴下を何となく触る。

「……私て……こんな感じだったかな?」

 鏡を、もう一度見上げれば金髪碧眼の娘。

「こんな感じだったような気もするし違うような……」

「ぁあ! 遅刻してしまいます! 急げ急げっ」

「えっ」

 声がして後ろを振り向くと二頭身の可愛らしい白兎が小さな扉を通って外に出る所だった。

「う、うさぎ?」

 唖然と眺めていれば兎は外に飛び出て扉が閉まる。慌てて近づいて扉を開ければ外下には階段が見えた。

「あれ……? まって」

 ハッとして今いる部屋を見渡す。扉は、この小さな扉以外見当たらない。

「うそ……出られないんじゃ……」

 身が、ぞわっとした。小さな扉は兎なら容易に通れたが私には無理だ。太股や肩で突っかかるだろう。

「す、すみませーん! 誰かいませんか? すみません……! 誰か……!」

 何度も外に呼びかけるが木々のざわめきが聴こえるだけだ。返答は無い。

「そんなぁ……」

 気落ちして無暗やたらと部屋を歩く。歩けば机が一つあり机には『わたしをたべて♡』と書かれたチーズと『わたしをのんで♡』と書かれた赤ワインがあった。

「食料……」

 この皿に盛られたチーズとボトルに入った赤ワインを飲んで待っていれば誰か通りかかるまで待てるだろうか。

「……ちょっと変だけど乾いてないし用意してあるってことは人が定期的に来るって事だよね?」

 チーズを触り表面が柔らかく、そんなに時間が経っていないという事が予測される。

「叫んで喉は乾いてるけど……お酒で潤うかな……」

 空のひっくり返してあるグラスに赤ワインの捻るだけの蓋を開けて中身を入れた。

「コルク式じゃなくて良かった……」

 ちょっとした都合の良さに少し気分が上がりながらワインを舌で軽く舐めるだけして、もう一度部屋を見渡してみた。壁を叩いてみても同じ音がする。

「ふう……」

 鏡を少しの間見つめて唯一の扉前へ赤ワインとチーズを持って座り込み景観を眺め。もう一度、赤ワインを舐める。

「お腹は、まだ空いてないし……あれ?」

 ふと、扉が少し大きくなった気がした。首を傾げてワインを今度は一口飲む。チーズも一口食べる。

「あ、食べちゃった……無意識ね。ワインとチーズって合うから……」

 一口食べると、チーズの美味しさに舌鼓して、ついつい食べてしまう。

「あれ……? 扉小さくなった?」

 ワインを飲む。ちょっと飲んだだけだが、もう酔ってきたのだろうか。

「それにしても美味しい……こんなに、のんびり景色眺めてお酒飲んで過ごすって何時ぶりだろう……ん? 何時って……」

 何か自分の独り言に違和感を感じる。

「まあ……いっか、悩んだって碌な事にならない気がするし」

 飲んで食べて味わってを繰り返していれば日が暮れてきた。

「……今日は此処に泊る事になりそうね」

 そう呟いて酔いがきた私は瞼を閉じ、その場に横になったのだった。

 

 

 ***

 

「トイレ……」

 お酒を呑み過ぎたらしい。目が覚めて尿意を感じた。しかし部屋を見渡しても何もない。トイレは無く、しかも。

「全部、飲んで食べちゃった……私の馬鹿……」

 気が付けば皿いっぱいにあったチーズもボトルのワインも飲み切ってしまっていた。小さな扉を見て考える。

「そこからしたら見つけてくれた人に恥ずかしくて顔向けできないし……」

 空のボトルを見た。

「口元が小さくて……狙い定まるかな……」

 部屋の大きな鏡に、ふらふらと近づいてスカートの下から白いショーツを脱いだ。スカートをたくし上げ自分の割れ目を見る。少し茶色みを感じる金色の毛が割れ目に生えており片手で、そこを広げた。皮の被った桃色の小さな陰核、ぴったりと閉じた膣口。

「えーっと……おしっこの穴は……ここ?」

 陰核下の小さな穴を見つめ狙いを定める。しゃがみ込み尿が出てくるだろう穴に空ボトルの口を合わせて、お腹に力を入れた。

「う……上手く出ない……っ」

 ふうふうっと呼吸を繰り返し覚悟を決めて鏡を見ながら尿を出す。

 

 ちょろ……ちょろろ……じょろろろろろ……っ

 

 最初は滲み出た尿だったが一度出始めたら勢いが止まらなくなる。

「……んっ、っ」

 

 ちょろり……ぽた……ぽた……

 

「よ、よかった……こ、零れてない?」

 ボトルの半分を埋めた自分の尿を見ながら蓋をキッチリと閉める。

「これで、よし……」

「処女の放尿瓶は売れそうだにゃあ」

「へぁ!?」

 少年の声変わり中のような声が聴こえ身が跳ねる。

「え……ね、猫……?」

 見れば私の隣に大型犬ほどの赤紫の、ふわふわ毛の猫がいた。

「あ、あなたが喋ったの?」

「そうにゃ。にゃーは、チェーノ・ログリゲス・シャノアール。周りからはチェシャと呼ばれているにゃ」

「チェシャさん……」

「呼び捨てで良いにゃ。それより、それを売ってほしいにゃ」

「え……それって……こ、これ……?」

 私は自分の汚物とかしたボトルを持ち上げた。

「新鮮だし可愛い娘っ子の処女放尿ときたら帽子屋が喜ぶにゃ。何でも無い日のパーティーに持って行こうかにゃ」

「……にゃ」

「にゃん? アリスは雌猫だったにゃ?」

「え……あ、いえ。えっと、アリスって私の事?」

「にゃん。リボンに名前が付いていたにゃ。違うにゃ?」

「リボンに……」

 鏡に背中を向けてみると大きなリボンに『アリス』という大きな文字が縫い込んであった。確かに、これを見ればアリスと分かるだろう。

「ほんとだ……私、アリスっていうんだ……」

「アリスって変な雌猫にゃ」

「あ、えっと……ごめんなさい」

「ふにゃにゃ……謝るにゃ? 変にゃー」

 喉を、ごろごろ鳴らしてチェシャは楕円形の瞳を細める。金色の瞳の中に漂う緑の光が揺ら揺らゆれて綺麗だ。

「……あの」

「にゃーん?」

「こんな汚いのが欲しいんですか?」

「汚くないにゃー帽子屋は大喜びするにゃ。にゃーも嬉しいにゃん」

「……えーっと本当に、こんなので良ければ……その、ここから出るのを助けてくれたらと思います」

「にゃ? ここから出たいにゃ?」

「はい。私、大きすぎて出れなくて」

 チェシャは不思議そうに首を傾げて私の手元のボトルを見る。キョロキョロ動く瞳は動く度に部屋の天井の仄かな明かりや外から漏れる月明かりを集めて光り綺麗だ。

「それを飲んだのに出れないのにゃ?」

「えっ、これを……? ワインの事ですか」

「それは身体が小さくなる飲物にゃ」

「えっ! でも、私は変わらないですよ……」

「ふにゃ、ふにゃ……チーズと食べたにゃ?」

 チェシャは私に近づいて匂いを嗅ぐと、ぽつりと呟いた。

「た、食べました……」

「チーズで身体が大きくなってワインで小さくなるにゃ」

「それは……えっと……まさか私、相殺した……?」

「そうにゃる」

「……じゃあ出られない?」

「にゃあ……今から、それを持って帽子屋の所に行って交換してくるにゃ。帽子屋にゃら似たようなのを持ってると思うにゃー」

「えっ、でも、これが報酬なら……」

「もっと喜ぶ方法があるにゃ。まっててほしいにゃ」

 チェシャは両手を私の肩に乗せ頬を、ザラリと舐めると器用にボトルを持って小さな扉を、するりと潜り抜け走り去ってしまった。

「……」

 私は一抹の不安を抱きつつもチェシャを、うとうとしながら待ったのだった。

 

 

 ***

 

「これは、これは」

 目が覚めると夜が明けようとしている時間帯だった。薄暗い朝日を背に深い紺色のタキシードにシルクハットをかぶり顔には目元を隠す白い笑顔の仮面を着けた男が小さな出入口前の階段に座っており。瞼を開けた私は横になったままチェシャに頬を、ザリザリと舐められていた。

「お初にお目にかかります。美しいお嬢さん」

「あ……お、おはようございます。えっと、アリスといいます」

「うんうん。素敵な名前だね。アリス君」

「アリス、お尻を帽子屋に向けるにゃ」

「お、おしり?」

「お薬を帽子屋がアリスに入れるにゃ」

「お薬……?」

 チェシャに、ぷにぷに肉球とふわふわ頭で押されて開いた正座でお尻が扉前に鎮座する。

「大丈夫。座薬は小指程度だ。ただ、ちょっと解さないと入らないね」

「あ、あの……っ、自分で……ひゃんっ!」

「おや、これは良い」

 

 ぺろ、ぺちゅ。ぺちゅ、ぺちゅり。

 

 捲られたスカート下のお尻に温かく弾力のある滑りを感じた。それを感じて夜にショーツを脱いだままだった事を思い出す。ショーツは、ポケットに入れっぱなしだ。

「や、やだ……舐めちゃっ、ふぁ♡」

「落ち着くにゃ。薔薇の王の騎士が日が明けたら、ここに巡回に来るから勝手に飲食した事がバレる前にずらからにゃいと首が跳ねられてしまうかもしれにゃいにゃ」

「え……ぁんっ♡」

 首を跳ねられるとは、どういうことのなのだろうか。怖すぎる。食べて飲んでと書いてあり良いと思い込んでしまっていた。あれは無銭飲食という事か。私は斬首刑の犯罪をしたのか。

 

 ぺちゅ、ぺちゅ、ぬるり。

 

「ふぁ……♡ チェシャ……こ、こわいよ……」

 目の前で私に肉球を押し付けていた、チェシャに両腕を伸ばし抱きしめる。

「にゃふっ」

 チェシャの尻尾が一回上へ膨らみ、じっと綺麗な瞳で私を見返す。

「積極的にゃ……」

 ふわふわな尻尾が私の頬を撫でた。滲んだ涙がチェシャの尻尾に染み込んでいく。

「帽子屋、騎士が来る前に終わらせるにゃ」

「むむ……処女アナルを解す楽しみが短時間しかないとは……」

 

 ぬぷり……

 

「ひっ、な、なにか……入ってきたぁ……」

「はぁ……この乳臭い未通も桃色で、なんて美しい……」

「ひゃぅ♡ ゃあ……♡」

 

 ねろ、ねちゅ。ねろ、ねろ。

 

「今は急ぎにゃー楽しみたいなら屋敷に行ってからにすると良いにゃ」

「ぁ……あ……っ♡ おしり、の……大きいよぉ……♡」

「アリス小さくなれてきたにゃ」

 元の私では小指程度だった座薬が小さくなる事で大きさが増していくのを感じる。

 

 ずるり。

 

 帽子屋は小さくなった私を扉から抜き出して腕に抱いた。

「見ておくれよ、チェシャ君! 先程まで未通だった処女アナルが無機物で、ぱんぱんだ!」

 息を荒げる帽子屋は高そうなズボンの前を大きく膨らませ、そうチェシャに話しかける。チェシャは鼻を、ひくひくさせ三角耳を、ぴこぴこ動かしながら私の脚にふわふわの尻尾を巻き付けた。

「あと五分もしたら赤薔薇王の騎士がくるにゃ。抱えて逃げるにゃ」

「ああっ、この感動を噛みしめる時間が無いとは……あぁっ! もったいない!」

「帽子屋は変態にゃね~」

 二人は速足で建物を通り過ぎていく。まだ小さくなっていく私は、お尻を圧迫する感覚に冷汗を滲ませ帽子屋にしがみついて苦しさが終わるのを待つ事しか出来なかった。

 

 

 ***

 

 目が覚めると知らない場所にいた。どうやら高そうなベットに横になっているらしい。

「……お尻が変な感じ」

 違和感は感じるが触ってみた結果、お尻には、もうモノが入ってはいないようだ。しかし何というか風通しがよくなったかもしれない。閉まってはいるが自分の指が簡単に入ってしまった。

「あれ、私シミーズだ」

 フリルが着いた薄い水色のシミーズを着ている。否、それしか着ていない。

「あ~起きたにゃぁ」

「わ、だ、誰……」

 赤紫色の髪色と三角耳をした背の高い青年がアーモンド型の瞳を、ぱちっと開けて私を覗き込んでいる。

「もう忘れちゃったの? チェシャだよ覚えてほしいにゃ」

「えっ! チェシャは猫よ」

「チェシャは猫にゃ」

「……」

「アリスお腹減ってるにゃん? 帽子屋が何でも、ごちそうしてくれるにゃ」

「……にゃん」

「ふにゃふにゃっ」

 チェシャは、ごろごろ喉を鳴らして笑うと私の横に寝転がった。

「可愛い雌猫にゃ」

 横になって私の顔を舐めてくる。

「わ、わ……」

 猫の姿の時とは違って青年の姿になっているチェシャに恥ずかしくなり私は顔を朱く染めた。

「チェシャは皆の猫だったけど、アリスのになっても、いいにゃ」

「え?」

「でも、アリスは、お家にゃいかぁ」

「……うん、ない」

 私は自分が何故あそこに居たのか覚えていない。お酒を飲みすぎたのだろうか。思い出せない。

「じゃあ、アリスはチェシャと番になって帽子屋の家猫にでもにゃる?」

「へ……ぼ、帽子屋さんの……? 家猫?」

「帽子屋は処女の美少女が大好きだから猫用の家を用意してくれるにゃ」

「びっ? んんっ! えっ、ええっと……一生処女でいれば良いってこと?」

「にゃん? 違うにゃあ」

 両腕を伸ばしてチェシャは私の身を優しく抱いた。彼の胸の内側に抱きしめられると心臓の音が、とくとくと聴こえ心地良い。

「帽子屋は処女鑑賞も好きだけど処女摂取も大好物にゃ」

「……」

 

―—……それは、どうなんだろう……?

 

「処女じゃなくなって飽きて捨てるとかは……?」

「ああ見えて飼うってなったら最後まで責任もとる雄にゃ。安心するといいにゃ~」

「そうなのかな……?」

「にゃら~好きなだけゴロゴロして飽きたらチェシャと、お散歩に行けばいいにゃ。番で色んな処の猫になればいいにゃ」

「……チェシャと」

 じっと金色の瞳を見つめる。瞳の内側で揺らめく緑色が、やっぱり綺麗だ。チェシャは、よくわからない状況で助けてくれた優しい猫青年だ。猫は自由で気まぐれな認識があるが少しの期間で絆された面もある。あと猫は可愛い。可愛いは正義な所がある。私は猫が好きだ。

「うん。もし帽子屋さんが怖かったり飽きられたら一緒に行く」

「ふにゃふにゃっそうするにゃ~」

 チェシャは嬉しそうに喉を、ごろごろ鳴らして私の頬を舐める。ざらざらした舌が心地良かった。

 

 

 ***

 

 帽子屋の広いお風呂にチェシャと一緒に入る事になり、どきどきしながら彼の裸体を見上げた。細身の綺麗な筋肉質でしなやかさが美しい。猫の尻尾が生えているお尻側には赤紫色の毛が割れ目から背中に向けて生えていた。触り心地は良い。

「にゃーは熱い湯は苦手にゃ。ぬるめに浸かるにゃ~」

 広い湯船の隣に小さめの(チェシャ一人は余裕)湯船があり彼は、そちらの水面に丸くした手を、ちょいちょい当てて温度を確認している。私も隣にしゃがみ込み湯を触ってみる。温まるという感じでは無いなっと思った。

 

 ざらり。

 

 チェシャが私の首筋を舐めた。

「んっ♡」

「アリスは熱い湯に浸かるにゃ?」

「……チェシャと一緒に浸かろうかな」

「ふにゃふにゃ」

 チェシャは笑って桶で取ったぬるい湯を私に、ゆっくりとかけた。自分にもかけて、そのまま入ろうとするので止める。

「洗ってから入ろうよ」

「んにゃ? にゃら洗いっこするにゃー♡」

「あ、洗いっこ……」

 身を至近距離にして、こつんと額が当たり提案された。

「うん……」

 石鹼が泡立たれ手の平に大きな泡が、ぽんっと乗る。ふわふわと泡の粒を浮かしながら、チェシャは私の身に、ぺっとりとかぶせ。くすぐったいなと思った。

「ふふ……チェシャも」

「うにゃ」

 私も泡立たせ同じ様に彼の胸元に泡を乗せる。チェシャの手の平が私の乳房上で優しく泡を広げ、その泡は段々と下側に垂れて身に広がっていく。

「ふぁ……」

 チェシャの唇が私の鼻に軽く当たり見上げれば楕円形の目を細めた彼の唇が唇に触れる。直ぐに舌が私の口内へと入り込んだ。少し平たく長いザラリとした舌が私の舌を、くるりと巻いて擦る。人生で初めて味わう不思議な感触だった。

「ふ……ん……ぅ」

 その舌の絡まりを感じながら互いの手の平が滑りお互いの身を洗い合う。ふにゃりとチェシャの手が私の乳房を下から持ち上げて感触を確かめた。ふにふに、ふにふにと揺するような優しい動きは徐々に甘い感覚を広げていき私の中心部が、ぷっくりと立ち上がる。泡が立ち上がった部分から、たらりと垂れた。

「んぅ……ん……♡」

 チェシャの親指が、そこをスリスリ擦って磨いていく。綺麗にされていく度に固さを増していく乳房の中心部。気持ち良くて不思議な気分。互いに椅子桶に座っていたがチェシャの膝が前に進み出て私の脚の間へと入り込む。下半身に溜まる泡をかき分けて私の、ふっくらとした太股に挟まれた固い彼の膝は泡に隠れた股へと押し込まれる。

 

 くちゅり……

 

 何か粘ついた音がした。

「っは……♡」

 舌が抜かれ綺麗な瞳と視線が絡む。チェシャの口が大きく上向いて、にいっと音が聴こえそうな微笑みを見せる。楽し気な、その表情に胸の中で、そわそわとしたモノが産まれた。

「ぁ……♡」

「アリス、洗って欲しい場所はあるかにゃ」

 その質問は、質問ではなく決定事項だ。

「……ここ」

 私はチェシャの膝を太股で軽く挟んで腰を少し浮かせて彼の膝上を滑った。石鹸の泡で身が、つるりと滑る。

「そこが痒いのにゃ?」

「うん……」

 頷くとチェシャは私の尻を両手で掴み、しっかりと片膝の上に乗せて、ずにゅり、ずにゅりと滑らせた。

「は……ぁ……♡」

 私の身の内側から今ある水分とは違う液体が滲み出るのを感じた。こぽり、こぽりと湧き出して白く、ふわふわの泡立ちを薄めていく。私が自ら腰を動かし始めると、チェシャは尻から手を滑らせ私の背中を撫でて乳房に戻ってくる。むにゅりと乳房の形が変わった。先程とは違い今度は指先で私の乳首を転がし固い、そこをキュッと掴み指平二本で擦り上げた。

「ふぁ♡ ぁ……♡」

「可愛い声だにゃ……」

 チェシャは私の耳を甘噛みすると舌を内側に入れ込んだ。耳の穴がチェシャの舌で埋まる。くちくちと内側で音がして、それは脳髄に響くような刺激だった。

「ひぅ♡ ぁ、あ……♡」

 頭の中を犯されている気がする。股の間の滑り気が増え私の腰の動きが前後に早くなりチェシャの喉が、ごろごろと鳴った。

「ふぅ……♡ ひぅ♡ うぅ♡」

 汗が滲む。お風呂場で身を綺麗にしている筈なのに大粒の汗が身から滲み垂れる。私は腹の奥から感じる甘い甘い刺激にチェシャの膝を太股で強く締め下半身を震わせた。びくびくと震える度に股の間の気持ちい場所から液体が噴き出す。

「ぅう♡ んぁ……♡ ぁ……♡」

 口が開き涎が垂れる。チェシャは私の耳奥から舌を抜き取ると舌を頬に当てて涎を舐め取り、また口内へと入れ込んだ。平たい、ざらりとした舌が重なり吸い付く。にゅちと音がして舌が引き抜かれた。

「うにゃ~……このままだと帽子屋より先に入れちゃいそうにゃ……」

 力が抜けてチェシャの身に倒れた私を抱えながら、ぬるま湯を数回かけると彼は一緒に湯に入り込んだ。ざぷんっと音がして湯が外側へと零れ落ちる。頬をチェシャの胸板に置いて、ぼうっと排水口に流れていく泡立った湯を見つめ。無言でチェシャの舌に舐められるのを受け入れる。

 

 ぴちゃ、ぴちゃ。

 

 湯は、ぬるかったがチェシャの身は温かく心地良かった。

 

 

 

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