空から舞い降りる雪の数ほどのハグとキスを経て、ししろんはすっかり元気を取り戻してくれました。
不信やトラウマへの特効薬は、独りよがりではない愛情なのでしょう……少なくとも、ラミィは今回のことでそう信じることに決めたのです。
ししろんの良い匂いがたっぷり詰まったベッドの上で、いつものイチャイチャを楽しみました。頬をすりすりさせ合って、お互いの首筋の匂いを嗅ぎ合って……一度壊れてしまった幸せを、ふたりで一緒に直していったのです。
「……ししろん」
「ん……?」
「……愛してるっ♪」
「うぉっ……!? お、おぉ……そっか……! いや、不意打ちはちょっとズルいな、うん……」
頬にキスをして、心から浮かべた微笑みを見せます。
ししろんはくすぐったそうに口元を緩めて、ラミィの頭をよしよしと撫でてくれました。うりうりと髪の毛を擦りつけると、漂う愛の香りでししろんの身体がさらにフニャフニャになっていきました。
衣服が邪魔になるほど、ラミィとししろんが近くに居ます。それは、きっと物理的な障害だけの問題だけではないのでしょう。
……衣服のことで、ちょっと思い出したことがありました。
「……ねえ、ししろん……? PCの壁紙、あれはなに?」
「うげっ……!? あ、いや……あのですね……。ししろん、好きなものを壁紙にするのが趣味でして……」
「いや、ラミィを壁紙にしてくれるのは嬉しいのよ……? でも、なんであんなエロい感じなの……?」
「ら、ラミちゃんのハダカ……好きなんすよ、普通に……。綺麗だし、エロいし……なんつーか、〝映える〟から……いつでも見ていたいんだよね……」
……そういや、手でエッチをしているときも、そんなことを言っていたような……。
「……それだけの理由なの……? わざわざ事後を盗み撮りしたみたいだけど……?」
「ほ、ホントにそれだけっす……! あと、強いて言うなら……おっぱいでかいし、ママみがあって……見てると落ち着くから、壁紙にしたかっただけなのよ……!」
ししろんは珍しく慌てふためいて、聞いてもいないのに弁明を始めました。
「ほら、PCで作業を終えてウィンドウ閉じたら、壁紙が出てくるっしょ? だから、OSをシャットダウンする前に、歯を磨きながらラミちゃんのハダカに癒やされて……そしたら、寝つきが良くなるんで……それで、つい……」
「み、見てると落ち着く……? 寝つきが良くなる……?」
……もしかして、エッチ中によく欠伸をしていたのは、そういう理由なんか……!?
ラミィのじぃーっと細まった目に、ししろんが申し訳なさそうに目線を落としました。
「……わ、悪気も、悪用するつもりもなかったんだ……! 恥ずかしい思いをさせて、ごめんよ……」
「いや、まあ……嬉しくもあり、それ以上の恥ずかしさもあり……みたいな感じで……。ちょっとコメントに迷うところ、だけれども……!」
……うーん、まあ、何とも言えんな!! とりあえず、こいつがド変態なのは間違いないわ!!
……とりあえず! ししろんは申し訳なさを感じているらしいので! ここは――思いきってヤッちゃいましょう!!
「……そういうワケで! ラミィが恥ずかしい思いをしたんだ、ししろんも脱げーッ!! どっこいどっこいアターック!!」
「どんなワケだっ――って、ちょっ、待って、マジか!? きゃっ――ひゃああああああっ!!」
先ほどまでの甘い空気は、残り香だけになりました。疾風の如きラミィの腕が、ししろんが恐怖を感じない速度で乙女の身体をひん剥きます。
ししろんが過去の幻惑を想起する前に。ラミィのことを、素直に愛してくれているうちに。
じくじくと痛む傷痕を埋め尽くすほど、大きな相思相愛で――ししろんの心を満たしてあげればいいのです。
――判断に迷ったときこそ、パワーだ!! パズルより、こっちの方が得意だもん!!
「ひええ……! ら、ラミちゃん……これ、恥ずかしいんだけど……」
すっぽんぽんになったししろんが、恥ずかしそうに胸とお股を隠しています。ラミィがお洋服を着ているものですから、余計に恥ずかしいかもしれません。
……いやぁー、その気持ちはわかるよ、ししろん。なんてったって――。
「何言ってんのよ……ししろんがラミィにさんざんやってきたことでしょ?」
――ラミィの日常茶飯事ですからね! いつまで経っても慣れないのよ、その羞恥心って……肩がぷるぷるしちゃうよね、わかるわかる。
「それは、そうかもしれんけどさぁ……。あたしはホラ、こういうキャラじゃないし……」
「ラミィだってハダカにされて、エッチな声でひんひん喘がされるキャラじゃねえが!? 勝手なことばっかり言ってんじゃないわよ!」
「きゃっ!? あっ、や……ひゃあんっ! ちょっと、待って……ラミちゃぁんっ……!」
ラミィがそのガードを無理矢理剥ぎ取ると、ししろんは女の子らしく恥じらいながら……全部を見せてしまうことになりました。温泉とかでもなかなかならない格好ですよ、すっぽんぽん。
しかし、まあ……引き締まった腹筋のなだらかな隆起とか、張り出たおっぱいと色素の薄い乳首とか……なんかもー、いろいろとすごい裸体です。ダイナミックです。
無駄なお肉はまったく無いのに、女の子らしい丸みのある肉付きはしっかりあって。美術室の彫刻みたいな美しさと、エッチな漫画みたいな艶やかさを兼ね備えているみたいでした。
「あう~……そんな、じろじろ見んといてよ……!」
ししろんは手をギュっと握って、拳をふるふる、おっぱいをぷるぷると揺らしていました。
……こうしてじっくり見てみると、やっぱりデカいですね……。ラミィも人のこと言えないけれども……。
「え、エッチするんなら……早く始めようや……! こんなん罰ゲームよりもひどいよ~……!」
「うふふっ♪ ラミィはまだ何も言っていないのに、そんなにエッチしたがるなんて……ししろん、意外と欲しがりさんだったんだね♪」
「えっ……!? あ、今のちがっ……~~っ……!!」
ししろんはさらに顔を真っ赤にして、これまでに見たことがないほどの鮮やかな牡丹を咲かせてくれました。
視線を落として頭から湯気を出すししろんの手を引いて、ラミィはベッドに乗りました。
「……よし……!」
……ここが勝負時です。ポケットに忍ばせていたおクスリを飲んでから……正座をして、ぽんぽんと膝枕に誘います。
「ししろん、ラミィのお膝へどうぞ♪」
「あれ、ラミちゃんは脱がんの……? っていうか、こ、これからどうすんの……?」
「んー……ししろんを〝いろんな意味〟で気持ちよくさせてあげるつもりだよ?」
「こ、こえーなぁ…………でも、まぁ……ラミちゃんなら、大丈夫か…………」
ししろんはブツブツと呟きながら、四つん這いでベッドを軽く軋ませて、メス猫のように尻尾を揺らしながらラミィの懐に入ってきました。
ううん、どうにもネコ科らしい……しなやかさとエッチさでした。そう考えると、ベッド上のおかゆ先輩とかもたいそうエッチそうですね……いや、あの人はいつでも〝えちち〟な雰囲気かな……。
「……ラミちゃん、今……他の女のこと考えてなかった?」
「ドキィっ!? や、やぁねぇ……そ、そんなことないわよ、うふふふふ……!」
ラミィは丁寧にごまかして、ししろんの背中を膝上に乗っけてから……衣装の胸元だけをはだけてブラジャーを脱ぎ、たっぷん、とおっぱいをししろんのお顔に乗っけます。
もう片方は、ししろんのデコルテにもっちりと乗っかりまして……太ももとおっぱいで、ししろんをサンドイッチしてしまいました。
「わっぷ……!? お、溺れる……おっぱいで溺れちゃうよラミちゃ~ん……! まるで鉄砲水みたいに……むふっ……顔に肉の波が雪崩れてきた……!!」
「そこら辺は……まあ、自分でなんとかして! ラミィもこう見えて、わりといっぱいいっぱいなんだから……!」
そうなのです。ラミィもいろいろと慣れていなくて――というか、こうして立場が逆転したことすら初めてなのですから――自分のおっぱいの重さなんて気にしてられませんでした。
ししろんは肉の迷宮から抜けるようにおっぱいを持ち上げ、息継ぎをしていました。その、下からおっぱいを持ち上げる感触が気に入ったのでしょうか……たっぷりと、ラミィのおっぱいの肉感を手の平で、指で味わうように乳房をたわませました。
「でっか……!! 本物のメロンよりやわっこくて重たい……なんか、甘い香りもするし……」
ししろんはお布団をふみふみする猫のようにおっぱいを揉んだかと思えば、顔の上まで持ち上げたおっぱいを離して、ぺちょんっ、と顔面パイ受けをして遊んでいました。
自慢ではありませんが、ラミィのおっぱいはけっこう重たいので『それなりに痛いのでは……?』と心配になりますが、アイマスクみたいに下乳で顔を覆って「おぉ……ダイナマイト……」とか言ってるので、たぶん大丈夫でしょう。心配して損しました。
フンフンとししろんの鼻息にそよがれる部分がくすぐったいけれども、ちょっと肩が楽です……肉のハンマーを背負ってるようなものなので、まあ当然といえば当然かもなのですが。
「……ふへぁ……。おっぱいテントの下……ラミちゃんのめっちゃ濃いニオイがする……ちゅろっ♪」
「ひゃっ……!?」
ししろんに、普段はお肉で隠れてしまうおっぱいの下側の付け根を舐められて、ラミィはビクリと身体を震わせました。び、びっくりした……!
「む、蒸れちゃうのよ、どうしても……! ししろんもおっぱい大きいからわかるでしょ! 汗かいたらタオルでふきふきするでしょ!?」
「まあ、なあ……いやでも、デッカ……! こんなんもう肉の天井やで……! デビュー当時よりデカいじゃん……!」
……まあ、たしかにカップ的には1サイズ分ぐらい育ちましたけどね。
でもね……ししろんに撫でられて、揉まれているうちに……なんか大きくなってしまっただけなので……ある意味で自作自演なのよ、それ……。
「はぁ~……ラミちゃんのおっぱい、触り心地が良すぎる……一生揉んでたいわ、これ……」
ししろんは両手で、もにゅもにゅとおっぱいを揉み始めました。指の間からはみ出るお肉をむりゅむりゅと刺激して、おっぱいの内側まで、何とも言えない心地良さを伝えてきます。
さすがに乳揉みは慣れているらしく、見えていないのに、指先が乳首をこりこりと愛撫してきます。
「ひっ……! や、ぁっ……あ、く、ぅっ……んんっ……! なんで、そんな的確に……ぁあんっ……!」
「へへ……♪ ラミちゃんのおっぱいのことなら、ラミちゃんよりもわかってる自信あるで……! 乳首も、おっぱい強めに揉まれるのも好きだもんな……!」
リズミカルに手指が窄まり、じんわりとした快感がおっぱい全体に広がります。伸びた指先が乳房の縁を撫でて……スペンス乳腺?とかいうらしい、ゾワゾワする部位もマッサージされてしまいます。
もう一方では、クリクリと……乳輪との境目を指先で弄り……指先でタップするように、乳首の先端を震わせてきました。
「はぁっ……はぁっー……っ……! んっ……ぅう……はあぅっ……!」
おっぱい快感のフルコースを味わわされているうちに、ししろんを脱がせる前に飲んだおクスリが効いてきたのでしょう……硬いくらいにしこった先っぽが、ピンピンに膨らんでしまっていました。
「……えっ、すっご……! ラミちゃんの乳首、めっちゃ勃起しとるやん! 触るだけでもわかるんだけど!!」
「そ、そんなこと言わんでいいのよ……! ほら、ししろん……先っぽ咥えて……!」
「んぐむっ……!? もちゅ……む……んみゅ……」
ししろんが余計なことを言わないうちに、おしゃまなお口をおっぱいで塞ぎました。そうすると、人間というか……獣的な本能で、ししろんが咥えた乳首をちゅうちゅうと吸い始めます。
乳輪を強く吸って、膨らんだ先っぽを引き伸ばすように……わりかし強めな吸引力で、ラミィのおっぱいを味わいます。
「は、ぅっ……んっ、んぅっ……! し、ししろん……もうちょっと、優しく……あんっ……! お、おっぱい、取れちゃう……!」
「んぐみゅ……? ちゅろ、ちゅぽっ……ほんぐらい……? ちゅる、にゅりゅ……んちゅっ……!」
「ひぅっ……あ、ああっ……!? やぁっ……んっ……そ、そんぐらい……!」
クリトリスを舐められると、とんでもないことになる……例のぷにざらな舌で、敏感になった先っぽが転がされます。
ちゅりちゅりと舌で愛撫されて、時たまに当たる歯でくにくにと刺激されて……乳首が、じんじんと疼き始めて……。
「あっ、あっ……あ~っ……! で、ちゃうっ……ひゃううっ……!」
ついばまれた乳輪との境目に甘い快感が走ったと思えば……張り出た先っぽから、ぴゅっ、と熱いミルクが飛び出ました。
「う、んっ……!? くぷ…………ぷぁっ……! ら、ラミちゃん……おっぱい出てるよ……!?」
「はぁ……はぁっ……さ、さっき……ミルクが出る薬、飲んだの……。ししろんに、エッチなことに慣れてもらうために……ふぅ……」
「……あたしのために……? なんで、おっぱいなんだ……?」
「……うん……今はまだ、わかんないと思うから……。とにかく、ミルクを飲み続けてもらってもいい……?」
……正直、ラミィもわりと半信半疑ではあるのですが……ミオ先輩が、ああいう場面で嘘をつくとは思えませんし、ここは全幅の信頼を置くべきでしょう。
ししろんも少し不思議そうな顔はしていましたが、ラミィのことを信じてくれたみたいです。ミルクがポタポタと垂れてきたお肉のフルーツを掴んで、先端全部を覆うように、かぷり、と乳輪を食みました。
「んじゅ……るるっ……! ちゅっ、じゅるっ……んぶ……!」
「あっ……んん~っ……! し、しろん……っ……はぁっ……さ、先っぽ……ぺろぺろ、されたら……ああっ……! もっと、出ちゃうよぉっ……ひゃううんっ……!」
「うぶぷっ……! み、ミルクが……ふぉまらんっ……! ごく……くぷっ……こくんっ……!」
ししろんに吸われている方のおっぱいからは、ぴゅうぴゅうと。空いてしまっている方のおっぱいからも、ポタポタと溢れるミルクが部屋中を甘く香らせました。
そこまで変な味もしないのでしょう……ししろんは時折息苦しそうにしながらも、ラミィの母乳を飲み下していきました。
……赤ちゃんにおっぱいをあげるお母さんというのは、こんな気持ちなのでしょうか……。
……目を閉じて、必死におっぱいを飲もうと、口と喉を動かすししろんが……愛しくてたまらないのです。心がムズムズしているのに、そのもどかしい感覚が温かく溶けていくような……。
「……ししろん……おっぱい飲むの、上手だね……♪ いいこ、いいこだよ……♪」
先っぽを舌でころころと、ちゅうちゅうと口で愛撫される快感に耐えながら……手が自然と、ししろんの頭を撫で始めてしまいました。
「っ……!? ん、ん……ラミ、ちゃん……んきゅっ……! んじゅ、ちゅ、るる……こくんっ……!」
慈愛を込めた手つきで髪を梳き、ピコピコと喜ぶ丸いケモ耳をマッサージしていきます。汚れたばんそうこうが触れないように、ちゃんと気を付けて。
ししろんは身体をピクつかせて、授乳と頭なでなでを愉しんでくれているようでした。嬉々として揺れ動く尻尾が脚に当たって、ちょっとくすぐったいからすぐにわかりました。
そうして愛情を交わしているだけで、勝手に口元が緩んで……慈しみが溢れる、優しさで満ちた微笑みが漏れてしまうのです。
なんというか……身体から伝播した優しい温もりで、心までママになっていくような気分でした。この子のために、なんでもしてあげたい……そう思わせてくれる繋がりを感じるのです。
「……らみ……ちゃん……んっ……んっ……! んぅ…………おかぁ、さん……」
……ししろんも、同じ繋がりを感じてくれているみたいでした。
ふたりの距離が、どんどん近づいていって……ミオ先輩が教えてくれた、言語化できない本当の〝癒やし〟の正体を心で学んだ気がしました。
「……ちゅっ、ぷく……んっ……♪ くぷ、くぷ……ん、ちゅー……♪」
「……よしよし……♪ 」
ししろんは、おっぱいを飲むことにも慣れてきたみたいです。勢いが少しずつ収まっていく母乳を、惜しむように、上手に飲み下していきます。
母性に溢れたラミィも、包んだ肩をタッピングして、鼻歌をうたいます。身体を少しだけ揺らして、ししろんがより安らげるように……ママとしての務めを果たしたのです。
そんな、文字通りに甘ったるい時間をしばらく過ごしていると……ししろんの身体から、緊張がすっかり抜けていました。
……この瞬間を待っていたのです。油断したししろんの足をクッとM字に開かせて、ぷっくりと膨らんだ恥丘を……さわり、と優しく撫で回します。
「にゃぷっ……!? んゃ……ひゃあっ……! おかぁっ……ら、らみひゃん……わぶ……っ……!」
わしゃわしゃと薄めのおけけを逆立てると、ししろんがくすぐったそうに身をよじりました。
それでも、ししろんの身体は既におっぱいとなでなででホールドしているのです……体力差があろうと、骨抜きになった四肢で逃げられるはずもありませんでした。
ししろんに湧き出る甘い温もりを飲ませながら、ピクピクと震える花びらに指を触れます。かすかに温まった秘裂を優しく撫でて、まだ濡れてもいない乾き凍った性器を……雪面に咲く花を愛でるような手つきで、ゆっくりとほぐしていくのです。
……自分が、してもらったことをお返しするように。ししろんは、ラミィの大切なトコロを絶対に傷つけようとしませんでしたから。
「はぁ……ぐ、ううっ……! ラミちゃん……こわいよ、ラミちゃん……!」
「大丈夫だよ……絶対に、痛くしないから……♪ ラミィのこと、信じて……!」
かつて心を襲った大寒波のせいで、凍りついてしまった心身を……熱すぎない想いで温めます。酷いトラウマが刻まれた、敏感すぎて臆病な秘部を……快感を知らず、なかなか濡れてくれない蜜花を……じっくり、とっぷりとほぐしていきました。
尊敬する先輩たちのように、春の息吹をそよがせるように……雪の花を開かせて。
凍りついた純白を柔らかく包んで、少しずつ、焦らずに……共有する熱で、融かしていきました。
「はぁっ……あっ……あっ……ら、ラミちゃんっ……や、ぁっ……!」
「……ん……ししろん、ちょっとずつ濡れてきたね……♪ ゆっくり……ゆっくりで、いいからね……♪」
指が疲れた頃に、ようやくししろんの声が熱く湿り始めました。少しだけ赤らんだ秘部から、とろぉっ、と粘ついた愛液も出てくれました。
小陰唇の表面や周りばかりを弄っていた愛撫を、少しだけ深めて……緊張に震えた内側まで触れていきます。
トラウマが刻まれた場所……最初は挿入されるだけでとても怖がっていたけれど、与えられた安心感が拮抗してくれているようでした。
ハンカチを噛んで激情を殺すように……乳首をかぷかぷと甘噛みして、愛と温もりを補充し続け、なんとか慣れようとしてくれました。
「はぁっ……あ、んんっ……! ししろん……く、ふぁんっ……! もうちょっと、頑張ろうね……ふぅ、ふぅっ……んんっ……!」
さすがに、おっぱいを甘噛みされると刺激が強くて……漏れるように、とぷとぷと母乳が溢れてしまいました。
空いていた乳房から溢れたミルクで、ししろんの胸元がべちゃべちゃになった頃……ししろんの身体から緊張が抜けて、ピクピクと腰が浮き始めました。
「ふぐ、むっ……んっ、んっ……! んぁ、ふぅ、ふぅーっ……ラミ、ひゃん……あ、んっ……!」
「……ふふっ……♪ ラミィのおてて、きもちいねー……そのまま、素直に感じちゃっていいからねー……♪」
ししろんの下のお口が、ラミィの手をちゅうちゅうと食んで……その快感と安心感を伝えてくれました。どうやら、トラウマの峠を無事に越えられたみたいです。
指がもうヘトヘトのふにゃふにゃですが、もうちょっとだけ頑張ります。トロトロの雪どけ蜜が溢れ始めたお花を、内側までくちゅくちゅと愛していきました。
ちっちゃなおまめさんを包皮越しにツンツンして、裏側からこりこりと引っ掻きます。まだ未成熟な内側の性感帯を目覚めさせるように、焦らないように愛撫を続けていくと……ししろんの身体が、キューッと丸まろうとしました。
「んっ、んっ……あっ、ああっ……! らみ、ちゃん……らみちゃんっ……く、ぅうううっ……!!」
ししろんのナカが、不器用にきゅーっと締まって……その震えは、全身まで広がっていきました。軽くですが、ちゃんと絶頂できたみたいでママも安心できました。
そっと指を引き抜くと、ねっとりと絡んだ花蜜が糸を引きます。ローションみたいに粘っこい愛液は……まだ未成熟なししろんのことを守ってくれた功労者なのでしょう。
「上手にイけたね……♪ 頑張ったね、ししろん……よしよし……♪」
「んっ……ぁ、ああ……♡ ぷぁ……はぁっ……ラミちゃん……へへ、ひ……あんっ……♡」
「……ししろん……?」
……ししろんをあやそうとしたのですが……なんか、怪しい声が聞こえました。これもう、刺激に慣れるとか、安心とか……そういうレベルじゃなくない……?
ラミィは不思議に思っておっぱいホールドを解除して、ベッドに寝転がせて表情を確認します。とろんとした目、赤らんだ頬、乱れた呼吸はいいとして……ししろんの舌がてろりと垂れ出たお口から、嗅ぎ覚えのある香りがしました。
メロンのような……質の良い日本酒の吟醸香みたいに、甘くて奥深いフルーティーな香り……。
「ほえぇ……ラミちゃん……ししろん、ん、う……にゃんか、ふゃふゃしゅるぅ……」
「し、ししろん……!? もしかしなくても酔っぱらってんの……!? ラミィのおっぱいで……!?」
「んぇ……? んゃー、にゃー、酔ってなぁい……♡ んへ、えへへぇ……♡」
「いや絶対酔っとるヤツなのよ、それは!! 古来から酔っぱらいの常套句だから!」
ラミィは自分のおっぱいをピュッと搾って、恐るおそる口に含んでみましたが……かなり上等な大吟醸に近い、熟したメロンっぽい風味を感じます。それでいて、アルコールの苦味や眉間がクッとなる感じはありませんでした。
むしろ、意外と口当たりがよくて……さらりとしたメロン牛乳みたいな、すっきりした甘さと奥深さ……そして、カクテルのようにクセになる後味がして…………。
ううん……まあ、その……とても美味しいミルクなのかな……って……。ししろんみたいにたくさん吸いたくなる気持ちも、わからんでもない……。
……まー、アレですよ……自分のおっぱいからぽたぽた垂れている点を無視すれば……だけども……。
「はぁ……はぁーっ……ふぅー……♡ ら、ラミひゃ……はぁ……♡」
「っ……ししろん……そんな、エッチな顔してっ……! う、うう……!」
快感と酔いでトロトロに融けた、ししろんの真っ赤なゆるみ顔が……ラミィの頭を芯まで熱してきました。あごに汗が伝って、呼吸が乱れて……唾液がじわりと溢れました。
ラミィのおっぱいでフニャフニャに酔っぱらっている、今なら……ししろんのトラウマを刺激せずに、セックスの愛を伝えられるかもしれません……。
……焦りすぎかもしれません。また、失敗してしまうかもしれません……それでも、いずれは通る道だと思うのです。
……ししろんには、エッチの素敵なところを……ラミィが教えてあげたいのです。ラミィも、ししろんに……エッチでしか伝わらない愛を、教えてもらっていましたから……。
……それに……ラミィが、こんなにも……ししろんと愛し合いたいという気持ちを……身体と心で知ってほしいのです。
……それが、相思相愛におけるひとつの区切りだと思うのです。
自分の先走っている興奮が、手指を情けなく震えさせます。ママ役だけじゃ物足りなくて、ししろんの〝唯一無二〟の全部になりたい……我儘な女の生々しい動揺がそこに詰まっていました。
ラミィはもどかしい手つきで衣服も、下着も全部脱いで……ししろんとおそろいになりました。
「……ししろん……もうちょっと、先に進んでみよ……?」
ラミィのあそこも、ししろんに乳首を弄ばれ続けたせいで、もうびちゃびちゃに濡れていました。こんなにはしたない姿を晒すのは、恥ずかしいハズなのですけれども……ししろんのせいで、ラミィはもう慣れっこなのです。
ししろんの引き締まった脚を、片方だけ天井に伸ばして……ギュッと抱いて、おっぱいが潰れちゃうほどに強くホールドします。ししろんのポーッとした視線の先にあるおっぱいから、ピュッとミルクが飛んでしまったのがやけにドキドキしました。
おっぴろげになったししろんのお股に、ラミィの秘花を近づけて……くちゅぅっ、と膣口同士で濃厚なキスを交わしました。
「ひゃ、ぅうっ……!? や、ぁっ……そこ、もうダメっ……あ、あぁっ……!」
「んっ……あぅ……! だ、だいじょーぶだよ……ラミィとのエッチなら……怖く、ないよ……!」
「ラミちゃん……んっ、はぁああっ……!? や、ぁああっ……こすれ、てっ……ぁあんっ……!」
手で弄っているときよりも、ししろんは緊張しているようでした。脚にも、腰にも余計な力が入っておりまして……このままだと、下半身を傷めてしまいそうでした。
ラミィは喘ぎ声交じりに、ししろんに言葉をかけ続けました。強張ってしまう身体を、そっと揉みほぐすように……焦りすぎないように、蜜まみれのお花同士を触れ合わせました。
「ししろん……好きだよ、大好きっ……ん、ああっ……! はぁ、ふぅ……んんっ……!」
「っ……ら、ラミちゃん……はぁっ……あ、ぅうんっ……! ラミ、ちゃん……ラミちゃんっ……!」
ししろんも、必死に……ラミィのことを、見失わないように頑張ってくれているようでした。シーツをギュっと掴んで、ラミィの顔を見続けてくれていました。
じっくりと、時間をかけて……ねっとりと、花蜜を混ぜ合わせて。ラミィとししろんは、ずっとズレていた好意を少しずつ寄り添わせて……求め合う愛を一つに重ねていきました。
お互いに汗だくになって、ラミィのエッチなあそこがキュンキュンと甘く痛んできた頃には……ししろんの下半身から力が抜け、二つの嬌声が心地良いハーモニーを奏でていたように思えました。
「あ、あっ……く、ぅううっ……! し、ししろんっ……も、もう、我慢できないよぉっ……!」
「ラミちゃんっ……あっ、あ、あっ……!? ひ、くっ……ぅうっ……! そ、それ、やば、いっ……ヤバいよぉっ……! はっ、はぁっ……はぁあああんっ……!!」
ぷっくりと勃起したクリトリス同士で、飛んだ愛液を掻き混ぜ、糸を引かせるように。敏感な粘膜をぷりゅぷりゅ、くにくにと擦り合わせていくと……ラミィとししろんの喘ぎ声が短く切れて、どんどん熱いものに変わっていきます。
じんわりと温めすぎて、熱くなったおま×こから……ぷしゅぷしゅとお潮が溢れているのを感じます。軽い絶頂が、どんどん、煮詰まっていくように……ししろんの秘部を、ラミィのお水とおつゆで汚していきました。
「ら、ラミちゃんっ……ラミちゃんっ……! もう、だめっ……なんかクる、キちゃうっ……あああっ……!!」
「ラミィもっ……ラミィも、すごいのっ……! これ、いいっ……くちゅくちゅ、やばいよぉっ……!!」
ししろんのおま×こが、ヒクヒクと……物欲しそうに、震えているのがわかります……。
トロトロの蜜を、漏らして……ラミィの、あそこに、激しく擦り合わさって……い、いま、クリトリスを、ぷちゅっ……って……っ…………っ……!!
「し、ししろんっ……あ、あっ……ラミィも、もうっ……イ、くっ……イく、イくっ……ぅうううううっ!!」
「あ、あっ、ああっ……!! ひあっ、あっ、あっ――ひゃぁあああああんっ!!」
…………甲高い嬌声が、荒れ狂うエクスタシーの中で、くぐもって聞こえていました。
激しすぎる絶頂の波の中で、身体と心が融け合います。じーんと甘く響く疼痛に似た多幸感が、ししろんの痙攣と重なっていました。
その温かい夜空のゆりかごの温もりに包まれて……ししろんと、やっと……やっと、ひとつになれた気がしました。
ずっと欲していた、愛にあふれた絶頂の余韻をたっぷりと堪能してから……ラミィは、まだ呼吸を整えていたししろんの横に倒れ込みました。
「はぁーっ……はぁーっ……! も、もう、ダメ……つ、疲れたぁ……!」
ししろんを気遣って、ゆっくりと……自制しながら、おま×こに向かって腰を振り続けたワケですから、もう体力がハチャメチャなことになっていました。指は攣りそうにピクピクで、腰はムチャな登山の後のようにガクガクです。
ラミィはもう、何をする気力も残っていませんでした。シーツに顔を突っ伏して、そのまま寝ようとさえ思っていたのですが――。
「……はぁ……はぁ……ふぅ……。ラミちゃん……えっちって……こんなに、気持ちよかったんだね……♪」
「んぐぅ……わかってくれたのね、ししろん…………んっ……♪」
ししろんが力の入っていない手で抱き締めてきて、熱い抱擁を交わしながらキスをしてきました。
ラミィから口づけを求める体力はなかったのですが、ししろんはまだ余裕があったみたいで……そのまま、唇を下をちゅぱちゅぱと激しくドレインされてしまいます。
「ちゅっ……るるっ……ぢゅうううっ……! んぶじゅ……もっと、ラミちゃん……もっと……じゅるるるるっ……!」
ししろんのディープキスは、これまで感じたほどがないほどの吸引力で粘膜をすすり、ラミィの舌肉をべろべろと絡めとっていました。
酔いが醒めていないのか、ししろんのキスはぜんぜん……ホントに、ぜんぜん終わりません。マジで終わりません。一生、舌をじゅるじゅるされています。死ぬ、死にます、これ死にます……!
「ほぇ……んぇ、れぅ……! ひひろん……も、むり……むぃ……ぃいんっ……!」
フレンチキスで感じちゃうラミィは、心身の奥底までむしゃぶり尽くされて……何度も、何度もキスでイかされました。記憶の最後では、ジョロジョロと大量のお潮を漏らしながら……かっくりと、気を失ってしまったのでした。
乙女心的には、その過去一の汚点エピソードはけっこうキツイものでしたが……そのみじめなばかりの失神は、我儘な性欲の代償としては安いものだったことでしょう。