※この作品はR-18です。

ベッドヤクザな遍歴騎士と誘い受けマゾメス騎士姫のハーレム構築ちんチン珍道中   作:HK416

44 / 50

短い上に遅くなって申し訳ない。

サンブレイクが面白いのが悪いんじゃよ!
4Gの極限化でソロプレイが辛くなってモンハンから離れてましたが、やっぱモンハン面白れーわ。
弓が操作性全く変わっててビックリしたけど、結局ライトボウガンと弓で駆け抜けてしまった。

そろそろエロの方に入れそうだけど、もうちょっとかかりそうだなぁ~。



サムライガールの恩返しと妻二人の思惑

 

 

 

 一向の宿泊している宿屋は、食堂と酒場も兼業している。

 料理を売りにしているだけあって、陽が暮れてからの客入りは上々。

 客層も様々で、旅をする商人や傭兵は勿論のこと、町に住む大工や職人、採れた農作物を売りに来たであろう農夫もいた。

 料理の質も良く、値段も手頃。気取った者も威張り散らす者もおらず肩肘を張る必要がなく、騒がしくはあるが不快にもならなければ退屈もしない。

 また看板娘である女給も愛想がよく、笑顔が似合う少女であった。盛況の理由はおおよそそんなところか。

 

 心地良い喧噪の中、食堂の片隅でセレスティナとカルラは酒を片手に、テーブルに山と積まれた空の皿を眺めていた。

 皿を空にしたのはトモエが大半。しかも、今もなお上品ながらも凄まじいスピードで食べ続ている最中だ。

 

 

「もぐもぐもぐっ♪ おいひぃ、おいひぃ♪」

「ほんっと、よく食うなぁ……」

「よく食べ、よく学び、よく鍛える。剣の腕ならば王国騎士にも劣らないわけだ」

 

 

 半年以上に渡るヴァンハイムでの放浪の経験故か、アズマで使われる箸とは異なるナイフとフォークの使い方も様になっていた。

 流石に貴族の食卓には出れないであろうが、まともに指導など受けてこなかったカルラが食事の度、子供のようにあちこち汚してしまうことを考えれば、見様見真似の独学で大した上達振りである。

 

 育った文化が異なれば、ものによって好き嫌いや忌避感というものが生まれそうなものだが、少なくとも食に関して彼女に否定や厭悪(えんお)はないらしい。

 そういった部分も含め、慣れぬことの多いカルラは呆れとも尊敬ともつかない視線を向け、セレスティナは感心と好意の視線を向けていた。

 

 一向における黒一点、唯一の男であるタキトゥスの姿はない。

 彼は食事を既に終えており、今日受け取ったばかりのアッシュの腹帯の具合を確認しに行っていた。

 アッシュはもう10歳を超えており、通常の馬ならば身体はもう完成しており、あとは維持か劣化が始まっていく頃合いであるが、彼の愛馬は話が全くの別。

 食べれば食べた分だけで肉体がより強靭に、より頑強になる。更にはタキトゥスという一際重い乗り手が重石となって負荷が掛かり、筋肉と骨格が負けじと育つ。

 走れば走るほどに強化され、筋肉は隆起していくため、頻繁に腹帯を新調せねばならず、鞍などアッシュに合わせた専用のものを使っているほどだ。

 

 タキトゥスは武具に拘らずに安物で済ませるが、馬具は慎重に選び、金に糸目もつけない。

 いずれ壊れて捨てなければならないという前提は同様だが、少しでも馬への負担や不快感を減らしてやりたいからだった。

 アッシュが言葉もないままに絶対の信頼を向けるのも、馬に対するそうした気質のお陰だろう。

 

 他にも臆病なファウスト、自己主張のはっきりとしたライデン、気難しいルドウィークのいずれもがタキトゥスの指示には従順に従う。

 馬の不調や期待を的確に読み取り、甘やかすのではなく、あくまでも優しく接する。

 以前の愛馬――インサニアに散々な目に合わされつつも最後まで共にあった経験が生きているのかもしれない。

 

 

「んぐぐっ……! そ、そうでした。お二人に大事なお話があったのでした……!」

「……?」

「大事な話ぃ? 何だよ、急に?」

 

 

 看板娘も霞んでしまうほどの美女三人。

 少し動きを見せるだけで美しい髪が流れ、下品と表現してもいいほどの胸が揺れる。

 酒が入って気の大きくなった軟派男が居れば、声を掛けずにはいられまい。

 しかし、男達は遠巻きにチラチラと視線を送るばかりで、行動を起こせるものは一人としていなかった。

 

 セレスティナが王国騎士の印章を身に着けているのもあったが、それ以上にタキトゥスの存在が大きい。

 大柄ではあるが、茫洋としていて穏やかな雰囲気は肉体の威圧感を掻き消すには十分で、警護(セキリティ)としては一見不十分に思える。

 気弱とも取れる態度は相手を増長させるには十分であったが、同時に何があっても怯まず、常にフラットな態度で一切引かない。

 

 罵られようと怒らずに。

 頭から酒をかけられようと勿体ないと呟き。

 顔面を殴られようと腹を蹴られようと身動ぎもせず顔色一つ変えない。

 セレスティナ達と軟派男の間に入って動かず、そして粛々と諭すのみ。

 

 その時点で相手は酔いが覚め始めているし、周囲も王国騎士相手にすべきではないと止め、丸く収まった。

 乱暴狼藉を処断こそないものの、断固とした姿勢を示すことで相手側を怯ませる。軟派男にはそれで十分と言わんばかりであった。

 

 大事に発展させないためにか、部屋の掃除で多大な迷惑をかけている店主や従業員には感謝され、実力のある傭兵にも一目置かれている。

 穏やかに見えて、相手に舐められていると感じれば刀の柄に手を伸ばすほど血気盛んなトモエは、静かでありながらも頑として譲らぬ山の如き姿勢に感嘆を示していた。

 セレスティナとカルラなど、本当に強い男の姿勢と認めた上で、きゅんきゅん♥ と子宮を戦慄かせるほど。

 お陰で、セレスティナ達に声を掛けようとする者は、最早いなかった。

 

 肩肘を張らない自然体のまま、穏やかな食事と一時の休息。

 その時、微笑みながら料理に舌鼓を打っていたトモエは何を思い出したのか、慌てて口の中のものを咀嚼して飲み込み、身を正した。

 

 大事な話とは何なのか。

 セレスティナとトモエは改まった態度に首を傾げ、目を丸くする。

 

 思い当たる節といえば、追っている咎人に関してか。

 

 出会いからそろそろ一月に至ろうかとしている。

 咎人に関する情報はセレスティナからラインハルトへと伝えられ、治安維持を目的とする各地の衛兵騎士が既に調査に当たっている。

 しかし、口頭による情報と人相描きだけでそうそう見つかるものでもなく、今のところ成果は上がっていない。

 ただでさえヴァンハイムは広大な土地と多くの人々がいる上、大きな街から離れた農村や人と関わらぬように山や森に潜伏していたとするのなら、別の手法も考えねばならない状況だ。

 

 トモエは感情を面に出すタイプでこそないが、状況的に焦(じ)れてきてもおかしくはない。

 何せ、一族の恥を雪ぐためだけに咎人を追って海を渡ってきたほどだ。本来の性格すら手放して、目的のみを追い求めたとして誰が責められよう。

 

 

「一つ提案があるのです」

「提案……?」

「御三方には助けられてばかり。受けた御恩を返さねば、此方(こなた)の立つ瀬がありません」

「そう言ったってよぉ。返して貰おうなんざ思っちゃいねーぞ? オレも、セレスティナも、タキトゥスも。もう仲間だろ、オレら?」

「……っ。そ、そう言ってくれるのは嬉しいですが、此方には此方の思いがあるのを理解して貰いたいのです」

 

 

 カルラが当たり前のように口にした“仲間”という言葉。

 出会い方は兎も角として、ここ最近のトモエはすっかりと一向の雰囲気に馴染んでいた。

 カルラのストレートな物言いは飾り気がない故に嘘偽りのない本心であり、また同時にセレスティナとタキトゥスの代弁でもある。

 

 故郷から遠く離れた異国の地。全てを失い、彷徨いながら旅を続ける最中での、予期せぬ出会いと望外の幸運。

 一族の全てを滅茶苦茶にした仇に対する嚇怒と憎悪、何故あんな真似をしたのかという疑問。

 それだけを原動力に、仇も討てずに野垂れ死ぬかもしれないという不安を抱えたまま前に進み続けたトモエにとって、どれほど心強く、安堵を齎すものなのか、言うまでもない。

 

 喜びから今にも泣き出しそうな表情になりながらも、トモエは今日ばかりは譲らなかった。

 心強く、寄り添いたい仲間だからこそ、恩を受けたままでは居た堪れない。

 

 セレスティナは顎に触りながら、静かにトモエの様子を観察していた。

 これまで国の姫として騎士団の長として多くの人間と接してきており、相手が自らの意見を曲げぬか、意見を翻るかくらいは一目で分かる。少なくとも、彼女の目には前者に映っていた。

 

 これは、そう易々と引き下がるまい。

 よってセレスティナは意見を退けるのではなく、互いに納得できる妥協点を探ることにした。

 単なる否定では余計な反発を生む。相手の顔色は窺う必要はないが、気持ちを汲んでやるのは重要だ。

 

 

「ふむ。しかしだ、トモエ。我々に金銭的な助けは必要はないし、加護持ちの貴様がいるだけで旅はより安全なものとなる。それで十分ではないか?」

「旅の安全と言うのなら、カルラやタキトゥス殿で元より十分。無論、私も手を抜くつもりはありませんが、旅の戦力としては過剰でさえあります」

「それも事実だな。その様子では何か他に考えがあるようだが」

「そ、それは……」

 

 

 セレスティナが切り込んでいくと、トモエは気拙そうに顔を顰め、徐々に頬を赤らめていく。

 何か言いにくい事柄であるらしい。しかし、恩を返すのにも関わらず言いにくい方法とは一体何なのか。

 セレスティナは意図せずカルラを見たが、視線を向けられた当人にも思い当たる節はなく、肩を竦めるばかり。 

 

 暫くの間、視線を彷徨わせながら、両手の人差し指を合わせてもじもじとしていたトモエだが、やがて意を決したらしく口を開いた。

 

 

「その……セレスティナ殿も、カルラも、タキトゥス殿の夜の相手には精魂尽き果てるほどであるとか」

「夜の相手ってよぉ。別にオレ等は好きでやっていることだし、お前が気にすることじゃねーぞ」

「その通りだ。夫婦として当然の…………いや、トモエ、まさかとは思うが……」

 

 

 ずいとトモエが身体を乗り出すと、巨大な山脈もかくやという爆乳が、のしっとした重量感と共にテーブルの上へ加えられる。

 無関係な人間には聞こえぬように、口元に手を添えて小声で話す顔は夕焼けを連想される色で染まっていた。

 

 口に出すもはしたない話題とでも思っているトモエに対して、セレスティナもカルラも平然とした様子を崩さない。

 二人にしてみれば、当たり前の営み。互いに求め、求められた結果だ。開け広げに語る気はないが、仲間だけであれば隠すつもりもない。

 

 だが、トモエの語り口調に会話の着地点を予想した二人は再び顔を見合わせた。

 

 

「ですので、私がお手伝いしようかと。勿論、タキトゥス殿の妻であるお二人に許しを頂ければ、ですが……」

「お手伝いってお前、いくら恩を返すためだからって娼婦みたいな真似するってのかぁ?」

「それ以外に私には返せるものがありませんから」

「……トモエ、貴様はそれで良いのか」

「良いも悪いもありません。単なる性処理に使われるだけ。犬に嚙まれたようなものです」

 

 

 トモエの提案はセレスティナやカルラは元より、タキトゥスに対する侮辱にも等しかった。

 妻であるのなら他の女が夫に抱かれるなど許容できるはずもなく、怒りを露わにするのは当然。

 夫であるのなら他の女に現を抜かすなどと思われているなど心外でしかない。

 それでもなお、セレスティナとカルラが怒りすらなく心配を抱いたのはトモエの態度が余りにも捨て鉢過ぎたからだ。

 

 二人は互いに妻として相手の存在を認めていた。

 セレスティナは国を担う者として、後に続く子供を多く産む重要性をよくよく理解しており、今後貴族の一員となるタキトゥスは多く妻を娶る必要があるとさえ考えている。

 カルラはタキトゥスを絶対の主と認めており、その行いに是非など問いはしない。

 それ故に、新たな女が現れたとしても許容の覚悟など済ませており、怒りを抱きなどしなかった。

 

 あるのはトモエの心持ちと身の心配だけ。  

 見るからに生娘のトモエが提案すべきでも、選択すべきでもない事柄。

 あらゆる意味で特別な初(・)め(・)て(・)を、恩を返すためだけに捧げるなど二人の価値観でもどうしようもなく忌避を生む。

 

 

「どう、でしょう……?」

「まあ、思うところはあるけどよぉ。ぶっちゃけ、ありがたいっちゃありがたいのは否定できねーんだよなぁ」

「そうだな。タキトゥスと夜を共にする前は、常に死を覚悟しなければならん」

「で、では……!」

 

 

 それでも口を挟めなかった。

 トモエの覚悟と決意は、あらゆる言葉を飲み込んでしまうほどに悲壮であり、同時に明確な拒絶をすれば壊れてしまいそうなほどに儚かったからだ。

 

 トモエを止めるに止められず、出てきたのは己自身の明確な本音。

 セレスティナとカルラの性欲は極めて強い。そこいらの男であれば、一晩で干乾びてしまう。

 そんな二人を相手にして、足腰立たなくなるどころか腹上死を覚悟せねばならないのがタキトゥスだ。

 

 正直なところ、申し出はありがたいところはある。

 このまま良好な夫婦関係を築き、苦境も幸福も共有して生活を送り、愛によって子を授かれるかも危惧していたところ。

 多少なりともタキトゥスの獰猛な牡の欲望を解消できるのであれば、二人としても吝かではなかった。

 生娘相手ならば流石のタキトゥスも無理はしない。優しさと快楽で絡め取り、二度と己から離れられなくする――生娘の価値観を壊してしまうには十分だが――程度で済むだろう。

 

 そんなことを知らないトモエは、安堵の吐息をついた。

 これでようやく御恩返しができる。

 セレスティナとカルラに許可を貰い、不興も嫌悪も買わなかった。後は腹を括り、身を捧げるだけ。

 

 既に家もなく、帰る場所もないトモエは自己を低く見積もってしまっていた。

 況してや、旅の最中に何らかの手違いで失われるかもしれない初(・)め(・)て(・)になど、毛ほどの価値も見いだせない。

 ならばいっそのこと、恋慕とは無関係に感謝と尊敬を抱くタキトゥスに捧げた方がマシ、程度の認識でしかなかった。

 

 ただ一つ、懸念があるとするのなら――――

 

 

「でもよー、ある――タキトゥスがトモエに手ぇ出すかなぁ……?」

「えっ? その、殿方は一度催すとなかなか納まりがつかないと聞いたことが……」

「そりゃあながち間違いでもないんだろうけど、タキトゥスだしなぁー……」

「うぅむ……」

 

 

 タキトゥスがトモエを抱くのかどうかだ。

 セレスティナに女の味を教えられるまで、彼は付き合うどころか、娼婦を買ったことさえなかった。

 元々控えめで奥手。騎士となってからは魔物退治や戦続きで、女性と接する機会も極端に少なく、口説くという発想すらまともに出てこない始末。

 

 そんな男が、出会ったばかりのトモエが誘ったところで、ほいほいと乗ってくるだろうか。

 

 

「何だ。タキトゥスは一度でも手を出したら、絶対に責任を取らねばならないと思っているところがある」

「まー、そういうとこあるよな」

「ふむ。しかし、あまり進めはしないが、手がないわけではないぞ?」

「セ、セレスティナ殿、ど、どうすればよいのでしょう……?!」

「なに、私に任せておけ」

 

 

 呆れがちにも誇らしげにも見える表情で、セレスティナはタキトゥスは乗ってこないと断じた。

 一度でも一線を越えれば一生を添い遂げる覚悟を決めるが、其処に至るまでが長いのがタキトゥスなのだ。

 セレスティナは殆ど無理やり思惑通りに事を運び、カルラは境遇さえも利用して懇願してようやく。

 

 性欲の強さに反して、身持ちが固いとでも言えばよいのか。

 荒ぶる獣になるのはベッドの上でだけ。それもとびきり下品な誘い方をしなければならない。

 そこがまたいい、とばかりにセレスティナとカルラは顔をニヤけさせ、惚気かけたが言葉を飲み込んだ。

 

 トモエの落胆ぶりが余りにも痛々しかったからだ。

 どんよりとした雰囲気を纏い、がっくりと肩を落としたその姿は、初めて出会った時よりも明らかに落ち込んでいる。

 ようやく恩を返せると思った矢先、その可能性を奪われては仕方がない。

 

 其処で助け船を出したのは、他ならぬセレスティナであった。

 

 

(でもよー、いいのかセレスティナ? 主様は兎も角、トモエに娼婦みたいな真似させてよぉ?)

(何を言う、カルラ。タキトゥス相手に娼婦の真似事で済むはずがないだろう。お前なら分かるだろう?)

(にっしっしー♪ あ~ぁ、トモエの奴、もう主様の妻になるしかねーな♪)

(ただ娼婦のように扱い、協力が終わればさようならなど、タキトゥスとトモエの名誉を損なうだけだ。だが、夫婦になってしまえば何の問題もあるまい。ああ、何の問題もないな)

 

 

 

 

 

地の分のエロ表現はどっちがいい?

  • 官能小説的に頼むぞ!(肉棒、淫裂等)
  • 下品な方がええやん!(チンポ、まんこ等)
  • 全てはバランス。そう、肉と野菜のように
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。