リリの口調はあえて少し変えています。
「本当に僕達が誰かってわかってなかったのかな?」
「わかってないと思いますよ?今更明様の道具の真価を疑っていません」
ベルとリリルカは玉藻の前の指示で姿を隠しながらヘスティアとは別々の場所で寝泊りをすることにしていた。アポロン・ソーマ両ファミリアからこの三人が特に狙われているだろうからと、夜の襲撃を避けるために姿や声を偽る呪符を貰って寝泊りに来ていた。
一応旅行に来た夫婦として振る舞い、宿に泊まることに成功する。
なんてなしに異性と一緒の部屋で眠るのはベルのとってこれが初めてだ。ヘスティアとは一緒の本拠で寝泊りしているが、相手は神様なので不敬な想いは抱いていない。
「『戦争遊戯』……。神様が一騎討ちを勝ち取ってくるとは言っていたけど」
「総力戦、攻城戦人数指定の団体戦なども可能性は考えられるでしょう。一騎打ち以外は、ベル様とリリでどうにかするしかありませんね」
「……え?」
ベルはリリルカのいきなりの言葉に首を傾げる。
ヘスティア・ファミリアは現状一人だけ。『戦争遊戯』となればファミリアの眷属だけで応対しなければならない。
だが、リリルカが言った言葉とは。
「リリ、ファミリアに入ってくれるの?」
「そうじゃなかったらソーマ様に願い出ていません。明日にはヘスティア様に恩恵を頂きます。今日はバタバタしていて無理だったので」
「タマモノマエ・ファミリアじゃなくて良いの?五年もお世話になったんだし」
「あの人達はリリもカサンドラ様もファミリアに入れてくれませんよ。あの人達だけで完結しているんです。家族とも呼ばれるファミリアに入れてくれませんよ」
リリルカもカサンドラも、それは感じ取っていた。だからこその居候。それ以上の関係になることはないのだとわかっていた。
だからこそ、ベルのような純真さに惹かれたのだろう。
「というわけで団長様?一緒に寝ましょうか」
「な、何で同じベッドに腰掛けてるの?ベッド、二つあるよ?」
「これからリリ達は家族でしょう?同じベッドで寝ることに何かおかしなことはありますか?」
「おかしなことしかないよ!?お、女の子と一緒のベッドに寝るなんてダメだよ!」
「おかしいですね……。誰かさんはハーレムやダンジョンで女の子との出会いを求めてオラリオに来たと聞いた気がするのですが」
「ハーレムの意味がわかってからそんなこと言わないようにしてたよね!?」
祖父の教えでたくさんの女の子と仲良くなれることがハーレムだとしか思っていなかった。今では愛人をたくさん囲むことだとわかって、純真な少年はそんなことを言わなくなった。
こんな純朴な少年が、複数の女の子とねんごろな関係になれるのか疑問だ。天然でその才能はありそうだが、少年の方がその精神的苦痛に耐えられるかどうか。
リリルカは溜息をつきながらも、ベルとの距離を縮めることをやめようとしない。
「リリ……?」
「ベル。わたしは、リリルカ・アーデはあなたが好きです。あなたを愛している」
「……へ?」
「ベルは、わたしのことどう思っていますか?」
いつもの様付けもなく。真剣な瞳でベルを覗き込む小人族の少女。
その瞳に嘘がなく、ただ吸い込まれるようにベルは辿々しく、言葉を重ねる。
「リリは、とっても可愛い女の子で……」
「はい」
「いつでも僕達を助けてくれて……」
「はい」
「……僕が一番大事に想ってる、女の子だよ」
そう答えた瞬間、ベルの唇は塞がれていた。ぷるんとした感触がベルの唇を通して感じられ、その初めての柔らかさに目を開きながらもリリルカの快進撃はそこでは終わらなかった。
ただキスをしただけではなく、ベルの後頭部を抱き寄せながらリリルカはベルの唇を強引に舌で開けて侵入させる。そのまま唇を舐めとるだけではなく、歯や歯茎まで蹂躙していく。
ファーストキスの衝撃と甘い香りだけでもベルの脳はやられてしまったのに、それ以上の求愛行動に脳も身体も追い付かない。
ベルはされるがままに、リリルカの舌が、唇が離れた時には銀色の橋が二人の唇の間にできていた。
「……もう、我慢できません」
「うわっ!?」
リリルカに押し倒されて、ベルはベッドに寝そべる。リリルカはそのまま服に手をかけて脱ぎ、下着姿になった。そのいきなりの行動にベルは顔を真っ赤にしながら目線を顔ごと逸らす。
リリルカはベルのそんな姿を見てクスッと笑ってから、ベルの頬に手を当てる。
「ベル。恥ずかしがらずに見てください。好きにして良いんですよ?」
「り、リリ?何だかいつもと雰囲気が違くない?」
「好きな人にだけ見せる姿は、もちろん違いますよ。それが女というものです」
リリルカは少女ではなく、女の表情を浮かべながら、ベルのズボンに手をかけていく。どうしてそんなことをするのかベルはわかってしまい、あわあわしながらもリリルカのことを止められなかった。
ズボンが下ろされて、パンツが見えた。そのパンツは一部分が盛り上がっていて、テントが出来上がっている。
身体が正直な反応を見せていて、ベルは恥ずかしさから顔の至る所が真っ赤に染まっていた。
「フフ、可愛い」
「あっ、リリっ!」
リリルカはそのパンツも下ろして、ベルの半身と対峙する。膨張したベルの年齢に見合わず大きな愚息を、リリルカの小さな両手が包み込む。
暖かい、スベスベした感触に包まれて、ベルは情けなくも小さな悲鳴を上げてしまう。
「ベル、どこが気持ちいいですか?リリに教えてください」
「あっ、そ、そんなの……わからないよぉ……!」
「なら、探っていきます。さあ、どこですか……?」
リリルカは片手でベルのペニスを弄りながら。もう片手で器用にベルの上着を脱がしていく。ベルは迫る快感に何をされていても抗えず、あっという間に裸にされていた。
裸にされた後は、ペニスを重点的に弄りだすリリルカ。白魚のような指がベルの全てを蹂躙して、どんどんその硬さが増していく。
「この先端ですか?それとも、竿の方……?」
「ど、どっちも気持ちいい……!リリ、出ちゃう……!」
「出して、いいんですよ?わたしは、ベルにだったら何をされてもいいんです」
その言葉が決定打になったのか。リリルカの奉仕の手の速度が速くなったからか。
手とペニスが擦れてペニスから漏れた我慢汁がぬちゃぬちゃと卑猥な音を立てていたが、リリルカの恍惚の表情を浮かべながらのその言葉に、ベルは昇ってくるものを我慢できなかった。
「あ、ああっ!?」
「キャッ!」
リリルカの片手が竿を掴んだ衝撃で、亀頭から白濁液がビュルルル!と勢いよく発射される。亀頭が上を向いていたために放たれた精液はリリルカの手と胸、お腹に飛び散り、まだ全部を脱いでいなかったリリルカの服と肌を白く染めていた。
リリルカも自分の物ではない体温を浴びて、更に興奮が募ったのか残っていた服を脱ぎだす。服に精液がかかっていようが御構い無しだ。
そうして現れた好きな少女の産まれたままの姿に、ベルはゴクリと喉を震わせて、下半身に再び熱が篭った。
「綺麗だ……」
「ベル、もう構いませんよね?わたしに、全てをください」
リリルカがベルの股にまたがる。ベルのペニスに割れ目を擦り当てて、そこから漏れる液体をベルに浴びせていく。
二人の間にあるものは、液体と熱だけ。
この一線を越えたら、二人の境界はなくなってしまう。
リリルカがベルの竿を掴みながら、自分の割れ目へと誘っていく。割れ目の先にベルの亀頭が吸い付いて、そのままリリルカは腰を落とした。
プツン、という何かを破ったような感覚と、リリルカから溢れる液体がベルのペニスを濡らしていき。
ベルがリリルカの中に、入り込んでいた。
「あぅ……。ベルの、大っきい……!」
「リリ、血が……」
「そういうものなんです。動きますよ……?」
「え?あっ!」
リリルカは初めての痛みなんて気にせず、ベルの上で腰を振る。上下に動かされてベルの竿はリリルカの膣の中で動き出し、キツく迫ってくる圧迫感がなんとも言えない刺激となってベルを襲った。
動くたびにリリルカの股から溢れる液体。それは血もそうだが、透明な液体も多かった。
リリルカの膣は小人族だから小さいようで、ベルの先端は容易にリリルカの子宮の入り口に届いていた。コツコツと、ひたすらノックする。
ベルはリリルカにされるがままだった。全てそこに神経が集中したかのようにやってくる熱が、暖かさが、液体による滑りが、押し寄せてくる締め付けが。全て未知のことで何も行動に移せない。
それでも目線は繋がっている下半身のことや、ベルの上で揺れ踊る身体の割に大きく整った乳房。そして快楽に声を上げるリリルカの顔へ向けていた。目が離せなかった。
ぬちゃぬちゃと響く水音。パンパンと小気味よくぶつかり合う肉と肉の音。
それだけでもベルは催したくなったかのように竿に力が入るが、それに合わせてリリルカの普段では絶対に聞かない艶声も合わさって興奮は増していく。
「あ、ああん!ベルの大きいのが、わたしの奥を突いてくる!んっ!これ、好きぃ……!はぁ、ぅんんっ!やっ、音が、凄くえっちで……ゴリゴリって擦られるの、気持ちいいっ!」
「リリ、リリィ!」
「またおっきくなってきたぁ!もう、わたしの中いっぱい……!出そう?ベルぅ、出そうなの……?」
「出ちゃう……!一旦止まってぇ……!」
「だーめ。出して。わたしの中、ベルでいっぱいにしてぇ!んっ」
「んむぅ!?」
「んちゅ、レロぉ。我慢しないで、リリの中、ベルに満たして欲しいの!だから、んっ!」
リリルカはベルの懇願をいい笑顔で断った後、身体を密着させるようにしてベルへ唇を重ねる。
上と下、両方の快楽に襲われて、ベルの睾丸がキュウっと締まった感覚があった。
それと同時に迫り上がる脈動。
剛直なベルの愚息を通して、二度目の射精がそのままリリルカの膣を襲う。
ビュルルルル!と勢いよく放たれた精液はリリルカの小さな膣の奥で何度もバウンドして子宮の中に入り込み、入りきらなかったものはそのまま垂れてくる。
それでも続けてベルの先端からはビュッ!ビュッ!とまだまだ多くの子種が途切れながらも出続けた。
「んああっ!熱い……!わたしの中に熱いのが、いっぱいぃ……!だめ。止まらないの……!?イクイクイクイク〜〜〜〜〜〜ッ!?」
ドクンドクンと、ベルのペニスは脈動を続けたまま、精子を出し続けていた。ベルのそれが脈打つ度にリリルカの膣も反応してビクッと跳ねて、その刺激からベルは何度も白濁液を放っていた。
一分ぐらいだろうか。お互いが脈打つことで刺激が中々治らず、ベルが全てを吐き出したと思った頃には二人が繋がった場所は真っ白になっていた。
それをリリルカは指で掬って、口に含んでみる。そのままごくんと、飲み込んだ。
「変な味です……。ふふ、わたしの中、ベルの子種でいっぱい……。気持ち良かった?」
「う、うん……。頭が、ボーッとする……」
下が繋がったまま、リリルカは寝そべりながらベルの鎖骨に唇を合わせて強く吸う。ベルはちょっと痛かったが、そこにリリルカの唇の跡ができていてまるでマーキングをされたようで頭が覚醒していく。
リリルカのやることなすことが妖艶すぎて、しかも今は身体が密着しているために胸に当たっている二つの柔らかな膨らみも感じて、またベルのペニスは大きさと硬さを取り戻していた。
「あんっ。ベル、もう一回したいの……?シタイなら、いくらでもシテ?わたしが寂しくならないように、満たして?」
その誘いに。
ベルは抗えず押し倒す。繋がったまま先ほどとは違う体勢で腰を動かして最奥を目指した。
突き入れる度に先ほど出した白濁液が溢れる。先程までは体勢的に下から突き上げるだけだったが、今度は主導権をベルが握ったためにただ突き入れるだけではなく、リリルカの膣を拡張するように奥だけではなく脇も突いていった。
時にはゆっくりと奥を目指して。時には浅く素早く。とにかくリリルカに自分を刻み付けようとベルはひたすら腰を動かした。動かす度に吸い付いていく感触、漏れる吐息。揺れるおっぱいにベルは興奮が抑えられなかった。
さっきまでは終始リリルカのペースだったが、今はベルが流れを作り、それによってリリルカが反応を変える。
それが堪らなく嬉しくて、汗がベッドのシーツに落ちながらも一心不乱に抽送を繰り返す。
ベルが腰を動かす度に、リリルカは膣がベル用に作り変えられていく快感を覚えて、喘ぎ声が部屋に響いた。
「もっとぉ!ベル、身体くっつけよ?んぅ、手も口も、全部、ああっ、くっつけて?」
「リリ、好き!好きぃ!」
「リリも、ベルのこと、好き。ンチュ、ちゅば、んんっ!ベル、もっと!唾液、ちょうだい?」
「んー!」
恋人つなぎをして、唾液を吸われて。頭を撫でられて、豊満な胸に顔を押し付けられて、耳を甘噛みされて。
お姉さんでありながら小柄な彼女の魅力に、ベルは溺れていた。
その自覚からか、腰を動かす速度はだんだん速くなり、限界も近かった。
無意識の内に腰を支えたり、豊満な胸に手を伸ばしたりして感触を楽しんでいる内にリリルカが先に限界を迎えてしまう。
「あああああああああァァァ〜〜〜〜ッ!」
「〜〜〜〜〜〜〜っ!」
全身を激しく痙攣させるのと同時に、ベルのペニスも強く締め付けられた。
それが射精を促されているようで、その通りにベルは精を放った。
今日最後の吐精も、半分以上はリリルカの膣に出して、途中でペニスが抜けてしまってタパパとリリルカのおへそと胸に残りが降り注ぐ。
二人とも息荒く、汗が大量に出ていた。
ベルは横たわる前にリリルカを見て、自分の子種で汚したことで征服感のような、達成感のような、そういう幸福感を得ていた。
並んで横になっていると、どちらからともなく唇を合わせていた。
「リリ、なんだか普段と全然違った……」
「いつもの丁寧な感じがいいですか?ベル様?」
「うーん、どっちもリリだから、ビックリしただけ。どっちも好きだよ」
「……ベル。ありがとう」
二人は抱きしめ合いながら、微睡みに落ちていく。
窓の外から、月が明るく二人を照らしていた。