※この作品はR-18です。

2人きりの結婚式~Tears’ Night~   作:星谷詩羽

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引き続き睦言交わしております。


告白と微熱

――脳裏には的確な言葉は思いつかなかった。

 

ただ、ひたすらに綺麗だと思った。

 

 

年齢にしてはやや小柄で華奢な体格は決して子ども体型ということはなく、女性らしい丸みを帯びたラインやしなやかな手足、透けるように白く柔らかい肌。

 

どこをとっても綺麗という表現で片付いてしまうくらい魅力に溢れた彼女の身体から目を離すことはできなかった。

 

数年でこんなにも繊細で儚い女性になってしまうのか。

 

 

繋いだ彼女の手は力を入れれば折れてしまいそうなくらい小さくか弱い。

 

こんなただの女の子が家のためとはいえ自分より一回りも上の男に良いように蹂躙されかけたのだと思うと腹の底から怒りと憎悪が溢れかえっていた。

 

 

しかし今自分がするべきことはただの1つだ。

 

 

彼女の身体に残るあの男の感触を全て塗り替えること。

 

例え自分のことを1人の男として好いていなくても今彼女に頼られているのは俺だけだ。

 

かつて自分が救われたように次は彼女を救う。

そのために自分はきっとここにいる。

 

 


 

 

 

「ん……はあ」

 

 

長い長いゆっくりと包み込むようなキスにセリアの身体は益々熱を帯びていた。先程までの激しい愛撫とは違う温もりを分かち合うような行為はぞくぞくするような気持ちよさがあった。

 

「セリア先生、そんな蕩けた顔をして気持ちいいんですか?」

 

「……うん」

 

さっきの宣言からリオは少し悪戯っぽい表情で囁いてくる。

 

止めないと言われたからどんな激しい愛撫が待っているのかと身構えていたら優しく長いキスだった。

 

キスの間はリオはセリアの身体には触れずただ唇の感触を楽しんでいるようだった。

 

急にリオからの体温が得られなくなった身体はさっきまでの感覚に焦がれるようにもどかしい。

 

 

……もっと触ってほしいなんて、はしたないことを考えてしまう

 

 

「先生、してほしいこと言ってください」

 

「……っ!」

 

考えていることは恐らく分かっていて敢えて言っているのだろう。

自分の口から強請られることを求められている。

 

「リオ……いじわるよ」

 

少しだけ頭上のリオを睨む。

 

「そんな可愛い顔をしてもだめです。ちゃんと言ってください」

 

「うう……。リオ」

 

「はい」

 

「もっと、……さわって?」

 

「具体的には?」

 

「……ぬううう」

 

セリアは顔を真っ赤にしながらおずおずとリオの手を取り自身の下腹部の下、まだ熱を帯びている秘部に持っていく。

 

「ここ、もっとさわってください……っ」

 

恥ずかしさで溶けてしまいそうだがリオは少しの驚きと喜びに満ちた笑顔を向けた

 

「仰せのままに」

 

 

リオはセリアの秘部に指をゆっくりと這わせた。既にちゅくちゅくといやらしい音を立てていて中指がすんなりと入っていった。

 

「ひあっあっ……ああっ」

 

待ち望んでいた快楽にセリアは指の動きに合わせて高く声を響かせる。

 

中のヒダを少し擦りあげると悲鳴のような甘い声になる。

 

 

「セリア先生、かわいいですよ」

 

 

指を2本に増やしかき混ぜるようにゆっくりと動かすと彼女の腰が浮き痙攣するようにビクッと跳ねる。

 

「やっ……それだ、めっ」

 

繰り返し指を浅い所深いところと交互に入れその動きも早くなっていく

 

「だっ、め、なのっ、はげし…っ」

 

自分の指だけで気持ち良さそうによがるセリアの反応を見てリオの熱杭は痛いほどに腫れ上がる。

 

溢れ出た蜜で濡らされた秘部はひくひくと震えている

 

そのあまりの色香に自分を抑えることが出来ない

 

「……セリア先生、入れていいですか」

 

 

見上げたリオの表情はまるで子どもがお菓子をねだるような幼さを感じた。

 

「はい……。優しくね……?」

 

リオはその言葉を聞くとほぼ同時にセリアの秘部に自分の熱杭を這わせていた。

蜜で濡れた突起に擦るだけでも果ててしまいそうになるくらい自分のものが敏感になっているとわかる。

 

「いれますよ」

 

みちっと音を立ててゆっくりとセリアの中に侵入していく。

入口は指で解したとはいえ狭く中々奥に進むことができない。

 

「い……っ。ああっ」

 

セリアは今まで感じたことのない身体が引き裂かれるような鋭い痛みに瞳を潤ませた。

 

「先生、やっぱやめ、」

 

リオはセリアの反応を見て自分のものを引き抜こうとするが

 

「大丈夫……。」

 

リオの手を握り、涙を潤ませたままの瞳で微笑む。

 

「嬉しいのよ。リオと1つになれることが凄く嬉しいの」

 

リオの頬に手をやり引き寄せる。

 

そしてちゅっと小さく口付ける

 

 

 

「大好きよ、リオ。貴方と出会えてほんとによかった」

 

 

 

そう告げながら幸せそうな笑顔を向ける彼女を見てリオは泣きそうになる。

 

 

「……俺も、ずっと貴女が、セリア先生が大好きです」

 

 

 

ぎゅっと手を繋いで口付けをしながらゆっくりとセリアの中に入っていく。

 

先程の力が抜けたのかようやくリオを受け入れてくれた。

 

きつく締め付けるような痛みもセリアと繋がれたという多幸感で快楽に変わる。

 

「…ひゃっ……んっ」

 

リオを全て受け入れた彼女の中もだんだんとリオの形に合ってくる。

 

「……っ。動かします」

 

ぱちゅっぱちゅっと水を打つような音を響かせながらリオはセリアの溶けるような熱の中でゆっくりと動く。

 

「ひっあっあっあっ」

 

「…んっ……くっ」

 

セリアの甘い声と一緒にリオも声を漏らす。

今まで体験したことのない快感がダイレクトに己の熱杭に伝わりもっと優しくしたいのに腰の動きを止めることが出来ない。

 

セリアも同様に初めて男を受け入れた痛みが徐々に和らぎ身体の奥から快感が押し寄せてくる。

 

「はっあっ……んんっ。リオ、きもちぃ」

 

激しくなるリオの身体に必死で抱きつく。

 

「せんせいっそれ、やばい」

 

敬語を使う余裕もないほど限界だった。セリアの中は動く度に自分のものを熱く優しく包み込み、突き上げる度に締めつけも増していく。

 

「リオっ……リオっ」

 

 

初めてにも関わらずセリアの身体は順応に反応していた。奥の子宮に熱杭が当たる程快感が増して甘い声が抑えられない。

 

「ふあっ…んんっんっ…ああっ……なかっきちゃう」

「俺も、もうっ」

 

お互いにきつく身体を抱きしめ合い絶頂を迎えた。

 

声にならない悲鳴を上げながら2人はほとんど同時に達しお互いに身体を震わせた。

リオの熱杭からどんどん精液が流れ出し抱きしめているセリアの身体を離すことができない。

 

「あ、中に……すみません……っっ。」

 

 

セリアから離れ急いで近くにあった布で彼女から流れ出す己のものを拭き取った。

 

 

余裕が無さすぎて浅はかなことをしてしまったと土下座をする勢いで謝罪をするリオを見て

 

「ふふふっ」

 

そのあまりのしおらしさにセリアは顔を綻ばせずにはいられなかった。

 

「ねえ、リオ。さっきの……好きって言葉は本当……?」

 

「え、はい勿論」

 

「なら問題ないわ」

 

 

セリアはリオに近づき手を回してぎゅっと抱きしめた。

 

 

「今日が結婚式だったの」

 

「……え?」

 

「だからこれは初夜、でしょう?」

 

子どもの様に無邪気に笑うセリアにつられて苦笑するリオ。

 

「そうですね」

 

「2人きりの結婚式ね」

 

抱きしめているセリアの髪を撫でながらリオは照れながら呟く。

 

 

「これからセリアのために偉くならないとですね」

 

「ふふっそうね。私これでも伯爵令嬢だもの」

 

 

……プレッシャーが、凄い。

 

 

しかしそんなリオの不安は杞憂に終わり、彼が名誉騎士、ハルト・アマカワ卿と呼ばれるまでそう時間はかからないのであった。

 




次がピロートーク&カーテンコールです。
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