※この作品はR-18です。

ようこそストーカーのいる教室へ   作:ずむし

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日常回ですが、長くなってしまいました。
あんまり話し方とか分からなくて苦戦しました。


遊びに行くの巻

 

 茶柱先生と別れた後、俺は教室に戻って授業を受けた。5限目に遅刻したことで少し注目を浴びてしまったが、特に深く尋ねられることはなかった。

 そのまま放課後となり、俺の元に平田くんがやってきた。そういえば昨日、カラオケいく約束してたな。

 

 

「神田くん、昨日言ってた話だけど、今日は大丈夫そう?」

 

「ああ、問題ないよ。誰が来るんだっけ?」

 

「男子は僕と神田くんだけかな。女子は軽井沢さん、佐藤さん、篠原さん、松下さんだね。」

 

 男2:女4か。みんな平田くん狙いだったら泣いちゃうけど。

 

 

「昨日もそのメンバーで遊んだんだっけ?今日もまたカラオケでいいの?」

 

「うん。それで今日はカラオケじゃなくて、レジャー複合施設に行こうって話になったんだ。」

 

「へー、そんなとこあるんだ。ちょっと興味あるね。」

 

 俺と平田くんが話していると、一緒に遊ぶであろう女子4人組がこちらにやってきた。

 

 

「神田くん!今日こそは遊びに行こうよ!」

 

「そうそう!絶対逃がさないからね!」

 

 確か、佐藤さんと篠原さんだったかな。2人も可愛いが、個人的には奥の2人の方がタイプだな。俺はギャル好きなんだろうか。

 

 

「分かってるよ。軽井沢さんと松下さんもよろしくね。」

 

「うん!よろしくねー!」

 

「神田くん、運動できそうだし楽しみだね!」

 

 うん、やっぱり可愛い。Dクラスでもカースト上位なのは間違い無いだろう。でもちょっとテンション高くて、ずっと一緒にいると疲れそうだ。

 

 

「じゃあ、早速向かおうか。」

 

 平田くんはやっぱりリーダーの資質がありそうだな。声の掛け方とか、タイミングがすごく上手い。そういう役割は彼に任せるとしよう。

 ワイワイと騒ぎながら、レジャー施設へと向かった。

 

 

_______________________

 

 

 レジャー施設に行くと、かなり大規模なもので驚いた。ボーリングやバッティングセンターを始め、室内プールやゲームセンターもある充実っぷりである。それが定額で1日遊び放題なので、学生強い味方である。

 

 俺と同様、平田くんもかなり運動能力は高いようだった。顔もいい上に運動もできるとか、チートじゃないか。多分それなりに勉強もできるだろうし、完璧とも言える。まぁ俺も人のことは言えないけど。

 

 

「もうやだぁー。全然当たんない!」

 

 ちなみに今はバッティングセンターのエリアにいる。球速80kmの初心者向けのものでも、松下さんは苦戦しているようだ。というか、さっきからかすりもしてない。

 

 

「神田くーん、どうしたら当たるのか教えてよー。」

 

 フェンスの外にいる俺に、松下さんは話しかけてきた。

 

 

「手だけで打つんじゃなくて、もっと腰を回して!あと、ボールをよく見て!」

 

「そんなこと言ったってー!・・・えい!」

 

 思い切り振ったバットは空をきる。どうやら、言葉だけでは伝わならいようだ。

 仕方がないのでバッターボックスに向かい、松下さんの後ろに立った。すごいいい匂いがする。

 

 

「ほら、ちゃんと構えて。」

 

「か、神田くん!?ちち、近いって!!」

 

「いいから早く。ボール来ちゃうよ!」

 

 松下さんの後ろから手を回し、一緒にバットを握る。いきなり手が触れ合ったことに、かなり動揺していた。

 

 

「そのまま腰を回して。」

 

 左手を彼女の腰に添え、ゆっくり押して回す。

 

 

「ひゃ!?・・・こ、こんな感じ?」

 

「そうそう、いい感じ。あとはしっかりボールを見て。」

 

 そう言い残し、彼女の体から手を離し、スッと後ろに下がる。その数秒後、マシンからボールが放たれた。

 ・・・が、あろうことか、松下さんはバットを振らなかった。

 

 

「・・・何で振らないの!?」

 

「う、うるさい!いきなりあんなことするから体が動かなかったの!次はちゃんと振るから!」

 

「・・・えい!」

 

 数秒後、次の球が放たれる。ぎこちないフォームだったが、何とかバットの先にボールが当たった。

 

 

「あ、当たった!神田くん、当たったよ!」

 

 ボールは左方向に力なく転がった。お世辞にもいい当たりではなかったが、松下さんとっては嬉しかったようだ。

 

 

「おめでとう!ほら、次が来るよ!」

 

「うん!・・・えい!」

 

 ボールは先程と同じようにバットの先に当たったが、比較的正面に飛んだ。成長したと思っていいのだろうか。

 

 

「見て!前に飛んだよ!」

 

「すごいね!松下さんセンスあるよ!」

 

「でしょ!ちょっと楽しいかも!」

 

 そのままバッティングに夢中になる松下さんを置いて、俺はフェンスの裏に戻った。

 しかし戻った先には軽井沢さんだけしかおらず、残りの3人はいなかった。

 

 

「あれ?平田くんたちは?」

 

「・・・神田くんのせいで連れていかれちゃったよ。」

 

 近くのボックスを探すと、先程の俺と同じように教える平田くんの姿があった。ごめんねほんと。

 

 

「・・・なるほど。軽井沢さんはしなくていいの?」

 

「神田くんがしっかり教えてくれるんでしょ?」

 

 そう言って、軽井沢さんは俺の腕に抱きついてくる。それなりにあるおっぱいが腕に当たり、柔らかな感触が伝わってくる。きっとわざと当てているのだろう。

 

 

「いいよ、ほら行こう。」

 

「下手くそだって笑ったら怒るからね!」

 

 松下さんが出てくるのを待ち、入れ替わるように同じボックスへと入った。

 

 

_______________________

 

 

 バッティングセンターを後にして、俺たちはボーリングができるエリアに来ていた。そこで3対3のチームに分かれ、レーン合計で競うことになった。

 

 

「さっきの3人チームでいいんじゃない?分かりやすいし!」

 

「賛成!平田くん、よろしくね!」

 

 松下さんの一声に、佐藤さんが反応する。他のみんなメンバーも異論は無いようだ。

 

 

「じゃあさ、負けたチームが今日の晩御飯奢りってことにしない?」

 

 篠原さんは意外とギャンブラーみたいだ。

 

 

「ど、どうしよう!あたしめっちゃ下手クソなんだけど!」

 

「今度は頼むよ、ブンブン丸。」

 

「ブンブン丸ってゆーな!!」

 

 先程のバッティングセンターで松下さんと同じように軽井沢さんに教えたが、最後までバットにボールが当たることはなかった。そんなセンスの無さに敬意を込めて、ブンブン丸とあだ名を付けた。

 

 

「佐藤さん、篠原さん、頑張ろうね!」

 

 平田くんがイケメンスマイルで呼びかけると、2人は頬を赤くして頷く。なんか完全に2人にロックオンされてない?今度は投げ方講座が始まらないといいけど。

 

 

「というわけで、今回もよろしくね!神田くん!」

 

「あたしの分もしっかりしてよ!」

 

「はいはい、頑張るよ。」

 

 この2人と一緒にいると、同じギャルでも品が大切なんだと思い知らされる。

 

 

 ボールを選んでいる最中、ふと違和感に気づいた。あれ?軽井沢さんのスカートこんなに短かったっけ?普段も短い方だと思っていたが、今日は特に短い。いや、このボーリングにきてより短くなっている。

 

 

「あ!見てみて!爪が割れにくいボールだってー!あたしこれにしよ!」

 

「ホントだ!私もこれにしよ!」

 

「すごーい!」

 

 女子は爪にも気をつかっているのだろう。軽井沢さんの声に、他の3人が集まる。こうして4人が並んでいても、軽井沢さんのスカートが圧倒的に短いと分かる。少し屈んだらパンツ見えるんじゃないか?

 

 

「よーし、じゃあ1番はあたしが行くね!」

 

 レーンに戻るとすぐに、軽井沢さんは飛び出していった。まぁ上手くないから最初に行きたい気持ちは分かる。

 

 

「えい!・・・あぁっ!そっち行ったらだめ!・・・あぁー。」

 

 あ、パンツ見えた。ボールは投げた瞬間、パンチラと共に右に逸れ、一直線にガーターへと向かった。

 そのまま勢いよくその場にしゃがみ込んだためか、スカートが一瞬捲れ上がり、ピンクのパンツに包まれた、小ぶりなお尻が露わになった。最高かよ。

 

 

「・・・ピンクか。」

 

 おっと、思わず声に出てしまっていた。誰かに聞かれたら大変だ。

 

 

「・・・ねぇ。今、パンツ見てたでしょ?」

 

 後ろで見ていた松下さんにはバレていたようだ。仕方がない。ここは観念しておこう。

 

 

「・・・松下さん。これは男の性なんだ。分かって欲しい、流石の俺でもこれには逆らえないんだ。」

 

「そ、そんな自信ありげに言われても・・・。じゃあさ、私のでも見ちゃうって言うこと?」

 

「当たり前でしょ。松下さんが投げるたびに期待しちゃうよ。」

 

「・・・ふーん。そっか、そうなんだ。」

 

 松下さんは意味ありげに返事をした。流石にパンツ見たいって言うのはまずかったか。

 

 

「・・・神田くんってさ、今彼女いるの?」

 

「彼女?いないけど。」

 

 俺が答えると、彼女がスッと近づいてきて、耳元で言った。

 

「・・・・・じゃあさ、私が立候補しとくね。」

 

 ・・・え?な、何言ってんだこの子!ドキドキしすぎて一瞬時が止まってしまった。

 そんなやりとりをしている間に、2投目を終えた軽井沢さんが帰ってきた。

 

 

「ちょっと!2人で何コソコソしてんの!?あたしが投げてるのちゃんと見てた!?」

 

 ちゃんと見てたよ、主にパンツを。そんなことは口が裂けても言えない。上のモニターを確認すると、2投目もガーターだったようだ。こいつやる気あるのかよ。何でこんな自信満々で帰って来れたの?

 

 

「いや、1本も倒してないじゃん!!」

 

「仕方ないじゃん!苦手なんだもん!てゆーか、やっぱり見てなかったじゃん!」

 

「こんなの見ても悲しくなるだけだろ!松下さん、頼んだ!」

 

「あたしの仇をとって!」

 

 さっきまでのラブコメの波動は一瞬で消え失せた。こいつは球技の神様に見放されているんだろう。

 

 

「私も別に得意じゃないんだけどなー。」

 

 俺たちの期待を一心に背負い、松下さんはボールを投げに行った。あれ?松下さんもさっきよりスカートが短い気がする。

 あ、やっぱりパンツ見えた。・・・白か。振り向いた松下さんと目が合ってしまった。ここからでも分かるぐらい顔が真っ赤だ。何の対抗心を燃やしてるんだよ。

 

 

「うわっ、パンツ見えてるじゃん!」

 

「・・・軽井沢さんのもバッチリ見えてたよ。」

 

「はぁ!?な、何見てんのよ、このスケベ!」

 

「いや、スカートいつもより短くしてるでしょ?そりゃ見えるよ。」

 

「み、見えてても言わないでよ!」

 

 自分から見せといて何赤くなってんだこの2人は。

 松下さんの2投目も、しっかりとこの目に焼き付ける。何度見ても最高だな。あ、スペア取ってる。

 

 

「松下さん、ナイス!」

 

「すごい、すごい!!さっすがー!」

 

 帰ってきた松下さんに声を掛け、ハイタッチをする。

 

 

「ちゃんと見ててくれた?」

 

 赤い顔の松下さん。可愛い。持って帰りたい。

 

 

「・・・ごちそうさまでした。」

 

「・・・エッチ。」

 

 松下さんにパワーを貰った俺は、ボールを持ち上げた。体が軽い。今なら何だってできる。ストライクなんて朝飯前だ。

 

 

「頑張れー!」

 

「ストライク取ってー!」

 

 後ろから2人の声援が聞こえる。助走を取り始めた俺は、あることに気がついた。

 勃起している。股間の舵が取れず、思っていた助走とはならなかった。しかし力一杯投げたボールは、見事にピンを全て倒した。

 

 

「きゃー!すごーい!!」

 

「神田くんかっこいい!!」

 

「うわー!やられた!」

 

「平田くんもスペア取って!」

 

 俺のストライクに、2人はもちろん、隣のレーンも反応している。ほぼ同じタイミングで投げていた平田は、ピンを1本だけ残していた。

 

 

「すごいじゃん!やればできるじゃん!」

 

「かっこよかったよ!」

 

「いやー、たまたまいいとこに行ってよかったよ!」

 

 ハイタッチを交わし、軽井沢さんと入れ替わる。スカートの長さは先程と変化はない。どうやら、俺たちのパンチラボーリングはまだ続きそうだ。

 

 

_______________________

 

 

 ボーリングを終えた俺たちはファミレスにやってきていた。

 

 

「いやー、人のお金で食べるオムライスは美味しいなー!」

 

 俺たちに向けて佐藤さんが言った。ボーリングの結果は俺たちの負けだった。そりゃ50本すら倒さないトロールがいるんだから当然か。

 

 

「次は負けないんだから!」

 

「よし、次回はチーム替えしよう。」

 

「な、何で!このままでいいじゃん!」

 

 誰が言ってるんだよ。

 

 

「あ、そうだ。みんなでグループチャット作ろうよ!」

 

 篠原さんの提案に、みんなで端末を取り出してグループを作った。きっとまたすぐ、今日のような回が計画されることだろう。

 

 

 ヒロイン:軽井沢 恵の好感度が上昇しました!

 (0 → 35)

 スキル:超イケメンの効果により好感度ボーナス!

 (35 → 52)

 スキル:ヒロインキラーの効果により好感度ボーナス!

 (52 → 87)

 

 

 松下 千秋の好感度が上昇しました!

 (0 → 50)

 スキル:超イケメンの効果により好感度ボーナス!

 (50 → 75)

 

 

 あ、やべ!ヒロインキラーOFFにするの忘れてた!

 

 

 スキル:ヒロインキラーをOFFにしました!

 

 

_______________________

 

 

 夕食を食べた後、6人で寮まで帰ってきた俺たち。入口で別れ、平田くんと2人で部屋まで戻る。

 

「神田くん、今日はありがとね。疲れるでしょ?」

 

「確かに疲れたけど、ちゃんと楽しかったよ。また誘ってよ。」

 

「そう言ってもらって嬉しいよ。そういえば、僕のことは洋介って呼んでくれていいよ。」

 

「分かった。じゃあ洋介で。俺のことは神田でも幸也でも好きに呼んでよ。」

 

「うーん。あんまり呼び捨てって慣れてなくて。しばらく神田くんのままでいいかな?」

 

「まぁ、いいけど。」

 

 しばらく歩くうちに、自室の前までついた。挨拶を交わし、洋介と別れた。

 

 

 部屋に帰ったのは、8時半を過ぎた頃だった。夕食も外で済ましていたため、そのまま風呂へと向かった。

 

 

「あ、その前に洗濯回さなきゃ。」

 

 そういえば、朝の精液ぐっしょりパンツがあるんだった。

 ・・・あれ?脱衣所のカゴに入れたはずなんだけど。・・・無い。洗濯機の中を探してもない。部屋のどこ探しても無い。

 

 

 ・・・一之瀬さん、手が早いね。

 

 




軽井沢一派のお互いの名前の呼び方が分からず、なんとなくぼかしました。
今後の参考までに、分かる方がいれば教えてください。
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