※読み直していて、誤字があったので修正しました。
結月ゆかり~1~
目が覚めた時、自分が誰なのか思い出せなかった。だから、目が覚めた時情けない声を出したのはしょうがない。
寝起きで椅子に縛られていれば誰だってそうなる筈だ。
問題は、女が目の前にいて狂愛に満ちた目でこちらを見ている事。
「あぁ…、やっと貴方を手に入れた。これから沢山可愛がって上げますからね?」
「あ、あんたは誰なんだ!これを外せ!」
「やっと手に入れたのに外す訳ないじゃないですか。」
言って女は服を脱ぎ始める。紫のウサ耳付きのパーカーを脱ぎ捨て、続いてショーツを脱ぐ。器用にブラを外し、キャミソールを脱ぎ捨てる。そして見せつける様にワンピースを脱ぎ去り、裸ソックスの姿になった。
「ふふっ、見ちゃダメなのは分かっていても見てしまうんですよね?ここをおっきくして…。期待してるんですか?恥ずかしい人ですねぇ?」
「ち、違う!これは…!」
「これは?」
「こ、これは…。」
こちらを小馬鹿にする様にクスクスと嗤う。今、この場の主導権は彼女に有った。
「良いんですよ。男の子ですもんね?知っていましたよ?貴方が私をそういう目で見ていたのは。だから直接目の前で、こうして興奮してくれてる証を見せてもらえて、とっても嬉しいです。」
「お前は…、お前は誰なんだ?何でこんな事を…。」
「私の声を聞いても思い出せませんか?」
思い出そうとする。しかし、思い出せない。今の状態が焦りに拍車を駆ける。
「お、お前は…、お前は…。俺は…。」
「あぁ、とても可愛いですよ。あ・な・た?」
そう言って、こちらの顔を撫でる。とても愛おしげに。恐怖と混乱で、その手から逃れようとするが抱き抱えられ、控えめな胸に抱き締められる。
「忘れたのならいくらでも思い出させてあげます。
私は結月ゆかり。貴方をずっと見ていました。」
口から衝撃の一言が紡がれる。
「そ、そんな、有り得ない!が、画面の向こうの存在だ。お前はなんなんだ!」
「そんなに否定しなくても良いじゃないですか。貴方が恋い焦がれた存在が目の前に居る。それ以上もそれ以下も無いでしょう?」
「違う、有り得ない!だって、そうだろう?現実じゃあ…
。」
「強情な人ですねぇ…。貴方が私を見ていた様に、私も貴方を見ていた。ただそれだけの事で、貴方が私を愛してくれたように、私も貴方を愛したいだけなんですよ?」
「違う…、違う…。」
情けなさから涙が溢れてくる。それをすくい、ペロリと舐めとる結月ゆかりを名乗る女。最早限界だった。
「頼む…。何でもする。だから、放してくれ…。」
情けなく懇願する。こんなのは頭の中で妄想するから良いのだ。現実にされれば恐怖しか感じられない。
「ふふっ、なら今から私に可愛がられて下さい。大丈夫、痛いことなんてしませんよ。ただ、気持ち良い事をするだけです。そうしたら考えてあげます。」
「分かった…。分かりました。」
「それじゃあ…。」
白魚の様に白く細い指がズボンのジッパーを下ろして行く。怖いやら情けないやらでイチモツは萎えてしまっていた。
「元気が無くなってしまいましたねえ…。はあむ。」
小さな口がイチモツを咥え込んだ。舌先を器用に使い包皮を剥いていく。そして亀頭をチロチロと舐め回し始めた。
「んっ…むふっ…ふぅっ…。」
舐めながらの呼吸がくすぐったく、気持ち良い。今まで、妄想の中でしかこの様な経験はしたことが無い。
「んんむぁ。んむ。」
舌全体を使って竿やカリを舐め回される。口の中の温かさと舐められる快感で腰が引ける。それを追うように更に奥まで咥え込まれ逃げる事が出来ない。
「ふっ…、ううっ。ゆ、ゆかりさん。ちょっと…。」
余りの快楽に待ったをかけようと声をかける。しかし、彼女は舌先を亀頭の更に敏感な所、尿道口に突っ込んだ。
「んぐっ…。」
更に強まった快楽に言葉が出なくなる。そのまま刺激され、更にバキュームが加わる。
「っ…、っ…。」
声の出ない状態が続き、限界が近くなってくる。
「まっ、待って、待って。」
「まひまふぇん。」
止めを差す様により一層深く咥え込まれ、バキュームを掛けられる。
「んぢゅるるる。んふぁ。んぢゅるるる。」
「ひっ、はぁ、ふぅぅ。」
遂に限界を迎え、亀頭から精液が迸り始める。
ビュッ、ビュルルルル。
今までに無い程の長い射精。その間もゆかりは口を離さず、放出される精を飲み続けた。
「んっ、んぐ。ゴクッゴクッ。ぷはっ。んちゅっ。」
尿道に残った残り汁も吸い付くし顔を股間から離し、見上げる。
「ご馳走さまでした。とても美味しかったですよ。」
男に媚びた、猫なで声で囁かれる。
「ふふっ、まだ大きいままですね?」
細い指が肉棒を弄り続けている。
敏感なカリ首や亀頭を中心に、竿全体を焦らす様に扱き続けられる。
「どうしましょうか?これを私の中に入れちゃいましょうか?それとももっと気持ち良い事をしましょうか?」
頭の中で小さな爆発が連続して起き続けている。快楽の衝撃から戻って来ることが出来ない。
「ふっ、ふっ、ふっ…。」
「声も出ないですか…。仕方有りません。今日は1日目ですし、私の腟内で終わりにしてあげましょう。」
ゆかりが男を跨ぎ、ゆっくり腰を下ろす。
「んっ…、ふぅ。はっ。あぁぁ。」
既に濡れそぼったゆかりの蜜壺は肉棒を簡単に受け入れた。
「ふふっ、貴方の初めては私のモノですよ。そして私の初めては貴方の…。ふふっ。」
肉棒が蜜壺に収まりきった後、ゆかりは動かず愛しい男の体温を感じていた。
「ふっ。あっ。え?」
「やっと戻ってきてくれましたね?ふふっ、貴方が気絶している間にお互いの初めてを交換しちゃいました。」
「こ、れは…。」
「どうですか?私のな・か。」
口の中とは違う快楽が竿全体を覆っている。
柔らかく、適度な締め付けで言葉に出来ない心地好さがある。そして何よりもあの結月ゆかりの初めてを自分が貫いているという事実が更なる興奮を煽った。
「あんっ。また、大きくなった。ねぇ?動きたくないですか?私のアソコをガンガン突いて哭かせてみたくないですか?」
ゆかりの言葉にコクコクと首を縦に振る。
「駄目です。それは又の機会に。んっ。」
言って、ゆっくりと腰を振り始める。
ヌチュッ、ヌチュッ
先ほどよりも穏やかな快感が伝わってくる。
「んっ。ふっ。あんっ。気持ち良いですか?」
「はいっ。うっ。」
「ふふっ。あんまり強い刺激に慣れすぎると、イケなくなっちゃいますからね?」
そうは言われてももどかしさは拭えない。
何とか刺激を得ようとして腰を突き出す。
ヌチュリッ
「やんっ。積極的なのは嬉しいですけど、駄目ですよ?」
急に腟内が締まった。
「ふあっ…。」
「今日はゆっくりしましょう?」
また、腰の動きが始まる。
前後左右にまるで踊るように。
ヌチュッ、ヌチュッ
「気持ち良いですね。そろそろ私はイキそうです。」
「ぼ、僕もイキそうです…。」
「じゃあ、一緒に…。んっ…。」
前後左右の動きから縦の動きに変わった。
パチュ、パチュ、パチュ
「はっ、あんっ。うふふ。はぁぁ。んっ。」
「んっ、はあっ。はあっ、うぅっ。」
やがて、腰のおくから絶頂がゆっくりとせり上がってくる。呼応するかのようにゆかりの蜜壺が肉棒を強く締め上げてきた。
「そろそろイキましょう。あっ、うんっ。」
最早、されるがまま蹂躙されるだけ。だらしなく顔を呆けさせたままその時が来るのを待つ。
グチュ、グチュ、ヌチュッ
ビュル、ビュル、ビュルル
先程よりも穏やかに、搾り取られる様に精を吐き出す。
「んっ。あっ、ふふっ。熱いのが来てます。ああんっ。」
時を同じくしてゆかりの蜜壺が本日最大級の締まりで肉棒を抱き締めてきた。
ビュル、ビュルルルル
最初よりも長く、沢山の精をゆかりの子宮へ放った。
「はあっ。ふふっ、熱いです。んっ。」
全てを吐き出し終わった頃、ゆかりが耳元で囁く。
「そう言えば、キスがまだでしたね?」
薄い唇が男の唇に当てられる。
「ふっ。んちゅっ。んうっ、ちゅっ。」
たっぷり10秒程だろうか。こちらの口内を吸い付くし、唇を離す。そこから銀の糸が架かる。
「今日はこれでおしまいです。また、明日楽しみましょう。」
「は、はい…。」
「ふふっ。また、"明日"ね?」
妖しい微笑を向けられ、意識が落ちて行った。
そうして暗闇へ落ちながら、ずっと此処に居ても良いかと思い始めている自分に一抹の恐怖を感じながらも、ゆかりの胸に温かさを感じながら目を閉じた。
「もう離しません。愛しています。貴方?」
こちらは表以上に亀更新です。
許して。