突如現れた無敵の盗賊団にリーシャやルクスをはじめ王国全土が敗北する
盗賊団の頭目に気に入られたリーシャはルクスの目の前で強姦され、子を身籠ることとなる

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skebで書かせていただきました


リーシャ凌辱妊娠盗賊団頭目と結婚end

 

 

 そいつらは、どこからともなく突如現れた。

 強力な機竜を駆り、瞬く間にアティスマータ新王国を制圧。

 20人にも満たない軍隊としては極少数の盗賊団でありながら、それぞれが一騎当千以上の実力を持っていた。

 

 ルクスや私も王国を守る士官候補生として果敢に応戦したが、あっという間に敗北。

 殺されこそしなかったが我々の機竜は徹底的に破壊され、抵抗する手段を失った。

 私のティアマトも完全に破壊されてしまった。

 

 彼ら侵略者は王立士官学園を接収し、毎日好き放題に乱暴狼藉を我々に働きはじめた。

 

 

 ……

 

 ……

 

 

 アティスマータ新王国が事実上崩壊し、数日後。

 

 私の目の前で、フィルフィが侵略者である盗賊団の一人に強姦されていた。

 

「や、やぁぁ……ルーちゃん……助けて……」

 

 既に我々に戦力は無く、武器も取り上げられて何もできない。

 侵略者達は粗野で乱暴で、下品だった。

 まるでそこらの盗賊やチンピラのよう。

 だが、最強の実力を持っていた。

 

 我々はフィルフィが野蛮な男に組み伏せられ、純潔を散らしている最中何もできなかった。

 

「くううう! いいマンコしてんなお前。ええ? この学園はこんなメスガキばっかいんのかよ! おおおおお出る出る出るっ! まんこにぶっ放すから精子受け取れや!」

 

 賊の一人である若い男はフィルフィを昼間から犯す。

 がっちりと床に抑え込むと、そのまま彼女の腰に荒々しく腰を打ち付け、静止した。

 

「やぁぁぁ……何か出てる……」

 

 泣きじゃくるフィルフィ。

 だが、賊達はにやにやとそれを眺めながらフィルフィが犯されているのを眺めているだけだった。

 

「へへへ、戦いで負けたんだ。大人しく俺らに孕まされろや」

 

 そう、私達は負けた。

 この謎の強力な機竜を駆る盗賊団によって。

 

 

 ゴポッ

 

 と、音を立ててフィルフィの膣から大量の精液があふれ出てくる。

 酷い、あんなに中に出されたら妊娠してしまうかもしれない。

 

 

 ……もう、我慢の限界だ。

 

「くっ、貴様ら許さんぞ。このリーズシャルテが貴様らを成敗してくれる」

 

「ああん? そっこーで俺らにボコられて機竜全部失ったお前らに何が出来んだよ」

 

「馬鹿め! この剣を見逃していたな!」

 

 機竜は破壊されたが、士官候補生の持ち物に対する検査は甘かった。

 私は一振りの剣を手にし、フィルフィを犯していた賊に切りかかった。 

 が、私の剣はあっさりと防がれた。

 

「なっ!? ば、馬鹿な……指先一つで」

 

「ほんとアホみてえなメスガキしかいねえなここの学園てのはよ」

 

 信じられない光景を見た。

 人差し指を中指だけで私の渾身の斬撃を止め、涼しい顔をしている。

 見た目はただの粗野で雑魚な盗賊風情にしか見えないのに。

 化け物なのかこいつらは。

 

 「「「ギャハハハハ!」」」

 

 下品な笑い声が室内を満たす。

 屈辱以外の何物でもない。

 

「お姫様よぉ、お前はお頭が直々に味わってやるから輪姦(まわす)のは許してやる。ついてこいや」

 

 

 ……

 

 ……

 

 

 

---賊の頭目の寝室

 

 

「へっへっへ。おめえがこの国の王女様か」

 

「無礼者! 貴様に呼ばれる筋合いはないぞ」

 

 盗賊団の中でも一番偉そうな"親分"と呼ばれている盗賊団の頭目はベッドに腰掛け、にやにやを私を舐めまわすように見てきた。

 しかし、強いだけあって身体は大きく、全身が筋肉で覆われてる。まるで熊のようだ。

 

 こいつの駆る大型機竜はまるで化け物のようで、私のティアマトもルクスのバハムートも一瞬で敗れてしまった。

 

 今はこいつがこの士官学校で一番大きな部屋を使っている。

 この士官学校の、そしてこの崩壊した王国の事実上の支配者だ。

 

「気がつええ女は好きだぜ。それもこんなメスガキともなればな。お前、このアス……アティなんちゃらって弱っちい国のお姫様なんだってなあ。ぐひひ! お姫様を犯すのは大好きだぜぇ!」

 

 賊の親玉もやはり下衆な人間。

 だが、こいつの機竜がこの国の最強戦力をことごとく粉砕したのは事実だ。

 

「品性の無い奴だ、お前らのような下衆に……」

 

「へへへ、品性ってなんだ? 強けりゃ何でもいいんだよ。おりゃあ昔から喧嘩にも殺し合いにも負けたことが無くてよ。こんな立派な学校どころか文字を学んだこともないぜ。強けりゃ奪えばいいだけだからな。あの機竜ってのも喧嘩でぶっ殺した相手のを奪ったのをつかってんだよ」

 

 馬鹿だが少しは理解できた気がする。

 力が強ければ、誰かから奪えばいいだけ。

 この世は弱肉強食。

 こいつらが品性を持っていない理由は、持つ必要が無いほどの強さで世の中を渡り歩いていけるから。

 

 帝国は滅んだ、それは弱かったから。

 そして新王国も滅んだ、こいつらに負けたから。

 世界は暴力で回っている。そして今回は我々が暴力で虐げられる側となったのだ。 

 

「お前に汚されるぐらいなら死を選ぶのだ、私は負けたとしても誇りある死を選ぶ。もう、あんな後悔はしたくない」

 

 私は隠し持っていた短刀を首に突き付けた。

 これにはこいつも驚いたようで、焦った声を出した。

 しかし……

 

「お、おいおいちょっと待てよ! 高貴な連中ってのは仕方ねえなあ、死んだら何にもならねえのによ。だけどよ姫さん、こいつがどうなってもいいのか?」

 

 頭目が片手で誰かを引きずり出して、目の前に投げ出した。

 その人物は、私の最愛の人だった。

 

「る、ルクス!」

 

「へへへ、こいつを生かしといてよかったぜ。どうやら噂通りお前ら女共はこいつにお熱みてぇだなあ。頭の良いお姫様なら俺の言う通りにしねえとこいつがどうなるか想像くれぇできるだろうよ」

 

 一部の人間を覗いて大人達はこいつらに殺された。

 残されたのは女性やこいつらの役に立つ人間のみ。

 

 ルクスもとっくに殺されていると思っていた。

 だけど、生きていたんだ!

 私は嬉しくて泣きそうになった、しかし……再開を喜んでもいられなかった。

 こいつの言うことを聞かなければ、私の愛するルクスはこいつに殺されるのだ。

 

「う……リーシャ様……」

 

 ルクスは酷い目に遭わされたのだろう。

 顔に沢山殴られた跡があった、可哀そうに……。

 だけど、とにかく生きている。ルクスには生き延びて欲しい。

 

「くっ。私はどうなっても良い。だから、ルクスだけは……生かしてくれ、頼むのだ」

 

「話がはええな。へへへ、心配すんなよ。お前が俺の言う通りになってる間は生かしといてやるよ。ガキ同士のチチくせえ乳繰り合いより俺と大人の遊びをしようぜ♥」

 

 こいつは恐らく部下たちがフィルフィにしたようなことを私としたいのだろう。

 部屋に入った時から裸なのも、私とエッチするためだったのだ。

 

「どうすればいいのだ、その……エッチのやり方なんて分からないのだ」

 

「まずパンツ脱げや、俺様に姫様の可愛いまんこ見せてくれや」

 

「そ、そんなこと出来るわけが――」

 

「ぐあああああああああああ!」

 

 賊の頭目はルクスの脚を思い切り斧の柄で殴った。

 ルクスが凄い声を上げる。

 

「や、やめてぇ! ……お願い、ルクスに酷いことしないで……」

 

「っったらてめぇがいう事聞けばいいんだろが! つまんねえやりとりさせんじゃねえよ! こいつマジで殺すぞコラ! おいリーシャ、分かってんのか。クソガキが死ぬも生きるもてめえの態度次第だってんだよ!」

 

「くっ、うぅぅ。脱ぐのだ、ちゃんと下着を脱ぐから……」

 

 私は頭目の前でスカートの裾に手を入れ、下着をゆっくりとおろしていく。

 

「うひひ! 姫さんの生ストリップだぜ。おい見ろよ髪の白いクソガキ、お前の女、俺の前でパンツ脱いでるぜ。俺とセックスするためになあ。グハハハハハ!」

 

「ぬ、脱いだぞ。私を辱めたのだからもういいだろう!」

 

「何言ってんだ、これからが本番じゃねえか」

 

「い、いや!」

 

「ん? 嫌?」

 

 また頭目が斧に手を伸ばしかけた。

 

「……せめて、優しくしてくれ。私はまだしたことがないんだ……」

 

「ふんっ!」

 

 頭目は私の上着をビリビリに引き裂いた。

 服なんて腕力だけでそう簡単に破ける物じゃないのに、こいつ、腕力も半端じゃない。

 

「ぐひひひ、ほそっこい身体してるからしょぼい身体かと思えば。小柄な癖になかなか出てるとこは出てるじゃねえか。こりゃ犯しがいがあるってもんだぜ♪」

 

 頭目はねっとりとした視線で私の身体を品定めする。

 そして、すぐにその太くてごつごつした腕で私を抱き寄せた。

 ……ごめんルクス……私、こいつに汚されてしまう。

 

 

「やぁぁ……嫌ぁ……」

 

 裸でベッドに組み敷かれた私は両脚を閉じてせめても抵抗をする。

 だが、頭目は凄い力で私の脚を強引に開く。

 

 ごつごつした太い腕で、強引に股を開かされた。

 私はカエルのように情けない恰好を晒す。

 

「たまんねえぜ、この国の姫様のまんこを強引に奪い取るのはよ。毎度毎度高貴気取ってる女の処女膜ぶちまくってきたが、この遊びだけはやめられねえ」

 

 ベッドに両膝を突いて私にのしかかろうとする頭目。

 こいつとエッチしなければいけないなんて……私、本当はルクスとしたかったのだ。

 

「ひっ、なんなのだその大きさは。そんなの絶対入らないのだ」

 

「入らねえじゃねえんだよ、挿入(いれ)るんだよ」

 

 頭目はガチガチに大きくなった鉄のような黒い棒を股間にぶら下げ、私に当ててきた。

 やだ、こんなの入んないよ。私、壊されちゃうのだ。

 怖い、嫌だ、もうやめたい……。

 

「……姫様……」

 

 ルクスがか細い声で私を呼ぶ。

 そうだ、私が頑張らなきゃルクスが殺されてしまう。

 

「くっ、来い。私はお前には決して負けない」

 

「ちんぽ入れる入れないで勝ちも負けもあるか馬鹿女」

 

 黒光りする太い……頭目のペニスが私のあそこに沈み込んでくる。

 

「ふぁぁぁっ! い、痛い……」

 

「もうちっと我慢しろや、まだ先っぽしか入ってねえぞ」

 

「やぁっ、優しくしてぇ」

「これでもゆっくりやってんだよ! ほら、俺に掴まれ」

 

 少しでも痛みを和らげようと頭目の方に両手を回し、痛くない角度を探す。

 が、焼け石に水だ。

 私のあそこに対してあまりにも大きい頭目の男性器。

 そのガチガチのおちんちんが私のお腹に入ってくると、吐きそうなほど圧迫感で一杯になる。

 

「へへへ、どんどん入ってくぜ。おい白い髪のガキ、お前の女の処女膜頂いてるからようく見てろよ」

「くああ……入ってくるぅ、ルクス以外の男なのに……」

 

「うほほ! もうほとんど入っちまったぜ。リーシャ、お前の初めての男はこの俺様だ」

 

 私と頭目のあそこ同士が完全に合体してしまった。

 結合部からは血が流れている。

 私の処女が破れた証を見て、頭目は満足そうな顔をする。

 

 ごめんルクス……本当はお前に純潔を上げたかった……。

 

「もうやめてくれ、これ以上は無理なのだ。あそこが壊れてしまう」

 

 ペニスはなんとか全部入ったけど、凄く痛くてつらかった。

 動いてない状態でもジンジンする。

 

「出すまでやめらんねえよ」

 

 頭目は激しく腰を動かした。

 ベチンベチンと私のお尻を頭目の腰が叩く音がする。

 私はカエルみたいにひっくり返されて、何もできずにこいつの欲望を満たすためだけの女になってしまった。

 痛いし……恥ずかしい……これが負けるということなのか。

 

「ひいぃっ! ふぅっ、ぐうううっ……」

 

 激痛に身をよじらせ、逃げようとしてもしっかりとつかまれた腰では逃げようがない。

 頭目が私の身体を使って快楽を得ている間、私はただ耐えるしかなかった。

 

 パンパンッ

 

 ぐちょっぐちょっ

 

「ぐほほーー! マジで良いまんこしてんなあ。こりゃ当たりだぜ、あっという間に射精しちまいそうだ」

 

 血と体液の入り混じった物が飛び散る。

 私には経験が無いが、この粗野な頭目が遠慮なしに、女の子に対する気づかいなど一切なくセックスしているのは分かった。

 

 早く終わってくれぇ……。

 

 ……

 

 ……

 

「ぐっ! リーシャ! そろそろ中で出すぞ、賊のガキ孕みやがれ!」

 

 いつ終わるかもしれない地獄の時間と思えたが、とうとう頭目に限界が来た。

 目の前の分厚いまな板激しく揺れる。

 

「ひぃっ、やめろ。やめてくれ、それだけは嫌だぁ! お前の子供なんて欲しくない! 私が欲しいのはルクスのだけだ!」

 

 おっきな胸板の上を見上げると、悦楽の表情の賊が満足げに口元を緩ませていた。

 頭目は額にうっすらと汗をかき、はぁはぁと荒い息遣いをしながら私を見つめる。

 

 口数は少なくなり、小刻みに腰を振り始めた。

 この動き……やだ、こいつ、本当に私に射精する気だ。この王国の姫である私を妊娠させるつもりなんだ。

 

 助けてルクス、こんな奴に孕まされたくないっ!

 

「腰上げろ、奥の子宮までみっちり注いでやるからなぁ♥ ぐひひひ!」

 

 逃げようとする私を頭目はしっかりとつかみ、無理やり腰を押し付けられる。

 

 しっかりと子宮に狙いを定め、私の一番大切な赤ちゃんの部屋の入り口に亀頭を当ててくる。

 やだやだやだ、絶対にいやだぁ!

 こいつの赤ちゃんの素なんか欲しくないっ。

 

 助けてルクスっ!

 私をこいつから取り戻してくれぇ!

 

 だがもちろんそんな願いは敵わなかった。

 

「うっ!」

 

 ぶるぶると震える頭目、その瞬間。ぷくっと膨らんだちんちんから何かが流れ込んでくるのが分かった。

 

 どくっっ! どくっっ! どくっっ!

 

 どっくんどっくんどっくん

 

 私を犯す男の男性器が、私の膣内ではっきりと脈動しているのがお腹に伝わってきた。

 熱くて、汚らわしい液体が私のお腹の中に入り込んでくる。

 

 やだこれ……絶対精子だ、こいつの精液がこいつのちんちんの先っぽから私の中に入ってきてるんだっ。

 ルクスのじゃなくて、野蛮な賊の遺伝子が私のお腹を蹂躙しようとしてる!

 

「やだぁ! やめろぉ、やめてくれぇっ。出されてる、この私が賊なんかに射精されてるのだ」

 

「ぐははは! 負けた相手に犯されて膣内射精(なかだし)される気分だどうだ? 俺は最高の気分だぜ」

 

「やだぁ、やだよぉ……ひぃぃっ……」

 

 私は泣きじゃくりながら、バンバンと両手で目の前の男の胸を殴る。

 だけど、天井が見えない程広くて大きな筋肉質な胸板はビクともしない。

 それどころか、よりいっそう私に密着してくる。

 

 自分が女であること、男に身体を捧げる存在であることを嫌でも認識させられる。

 こんな大きな男に抱かれて逃げられるわけないんだ。

 私は機竜が無ければ弱いただの女の子でしかなかったのだ。

 

 こんな強い雄に、雌である私が勝てるわけない……。

 

「もうすぐ全部出るから待ってろ……おおおぉぉ……お前のまんこ最高だぜリーシャ……」

 

 段々頭目の腰がゆっくりとしたものに変わっていく。

 

 お腹の中、あっつい……。

 全部出しきろうとしてるんだ、私、こいつにしっかり種付けされてるのだ……。

 

 私は観念し、全身の力を抜いて無抵抗となった。

 お腹の中でビクビクと震える男性器の鼓動を感じながら、ただ時が過ぎ去るのを待つ。

 

 とくん、とくん、とくん

 

 お腹の中ので暴れていた男性器の脈動が、ゆっくりとしたものになっていく。

 

「お、終わったのか?」

 

「おう、全部出しきってやったぜ……ぐへへ。どうだ、大人の女になった気分はよ♪」

 

 頭目は満足げな表情をしながら、私の頭を撫でてきた。

 

「た、大したことなかったのだ。お前なんて、お前なんて……」

 

 言いながら、涙がぽろぽろと溢れてくるのが分かった。

 ごめんルクス、私、こいつに初めてを捧げてしまったのだ。

 女の子の一番大切な物を。

 

 

 

 

---翌朝

 

 

 

「よっしゃあ! いくぜ野郎共! まだまだこの国には財宝がある。根こそぎかっさらおうぜ!」

 

「「「応!!!」」」

 

 頭目と賊達は今日も略奪に出かけて行った。

 女子寮にはいいだけ蹂躙された私達と、戦闘不能にされた男達、そして我々を見張る賊達の中でも格下の連中が残った。

 

 私はまだあそこが居たくて歩く時もひょこひょことしか歩けなかった。

 きっと皆に、私が頭目に犯されたことがバレてしまっただろう。

 それが恥ずかしくて仕方なかった。

 

「あーあ、つまんねえなあ。せっかく弱い国に略奪にこれたのに。親分においてけぼりくらって留守番かよ」

「いいじゃねえかのんびりできて。ここには女もいるしよ」

 

 女子寮の広間には沢山の士官候補生達が集められていた。

 女の子は皆裸にされていた。

 皆、手ひどく汚されているのが一目で分かる。

 

 私以外にもレイプされた同級生が沢山いた。

 

「クルルシファー、フィルフィ……」

 

 彼女たちも私と同じく犯されたのだろう。

 股を閉じるように座り込んでいた。

 

 

 

 

「キャァーーー!」

 

「へへへ、暴れんなよ」

 

 他の生徒達が犯されていた。

 

 教師達を初め男性陣はルクス以外はほとんどが殺されてしまったか、どこかへ連れ去られ行方が分からない。

 そして、私達に出来る事は何もなかった。

 私も昨晩レイプされた、私達に出来る事は、ただ黙って耐え嵐が過ぎ去るのを待つことだけ……。

 士官学校は地獄の輪姦所と化していた。

 

「やぁっ、やめてよぉ……ダメダメ、中はイヤーー!」

「あああああ!! 出すぞ出すぞ、中にぶっ放してやる、俺のガキ孕みやがれ!」

 

 女生徒の一人が、がっしりとした賊の一人に正常位で覆いかぶさられている。

 しっかりと腰を押し付けて膣内射精されているみたいだ。

 

 それを見ても誰も何もできなかった。

 皆、同じような目にあって放心しているのだ。

 無力感と絶望が場を支配していた。

 

 ……私が何とかするしかない。

 

 例え純潔を失おうとも、私はこの国の王族なのだ。

 悪に立ち向かう心を萎えさせてはいけない。

 

 

 

「死ね!」

 

 隠し持っていた剣を振り、賊の首に突き立て……られなかった。

 

「おいおい、こいつどこにこんなもん隠し持ってやがった」

 

 寸前で気が付いた他の賊に腕を握られ、止められてしまう。

 

 

 騒ぎを聞きつけた留守番の賊達が駆けつけてくる。

 だめだ……私はこんなにも無力なのか。

 

「こりゃあお仕置きしねえとなあ。俺の股間にあるでっけえ剣をお前の股にぶっ挿してやるぜ♥ ひひひ」

「いいや待て。このリーシャってのは親分のお手付きだろ。俺達が勝手に手を出しちゃまずいぜ」

「親分は暫く帰ってこねえよ。ちょっとつまみ食いするぐらいいいじゃねえか」

「どうなっても知らねえぞ」

 

 

「ひっ! やめろ、よるな!」

 

「ひ、姫様!」

 

 生徒達が叫ぶが、誰も助けてはくれなかった。

 なんて馬鹿なんだろう。

 他人を助けようとしておきながら、今は他人に助けを求めている。

 

 私は床に押さえつけられてしまった。

 やだ、こんな皆の見てる前で辱められるなんて。

 

「やめろぉ!」

「うるせぇ! 抵抗すんじゃねえよ」

 

 パン!

 

 盗賊に頬を叩かれた。

 

「ひぃっ! 痛い……やめてぇ……許してくれぇ……」

 

 頬を叩かれると、途端に闘志が萎えてくるのが分かった。

 だめだ、私はやっぱりこいつらには勝てないんだ。

 

 自然とルクスの姿を探すが、もちろんどこにもいない。

 今はどこかで盗賊団の雑用をやらされている時間だ。

 でも、もしかしたら助けてくれるかもと、淡い期待をしている自分がいた。

 

 私は馬鹿だな……男を頼ろうとするなら、初めから抵抗するんじゃなかった。

 

「へへっ、親分のちんぽ咥えこんだなら俺のも入るだろ。ほら、股開けよ」

 

「……」

 

「おい! また殴られてぇか!」

「おい顔はやめろ顔は! 親分にバレたらマジでやばいって」

「こいつが逆らわなきゃいいんだよ、素直に股開いてりゃこんなことしねえぜ」

 

「くっ……、わ、分かった……もう逆らわない。だから殴んないで……」

 

 私は自分から股を開こうとした。

 

 

 ドガンッ!

 

 その時、ドアを蹴破る音がした。

 

 一瞬だけ、ルクスが助けに来てくれたのかと思った、が……。

 

 

 

 

「おい、何俺の女に手を出してるんだよ」

 

「お、親分」

 

「何してんだ? ん?」

 

「へ、へへへ……ちょっと手癖の悪い姫さんに仕置きをぶべらっ!」

 

 私に手を出そうとしてきた奴が頭目に蹴り飛ばされた。

 あいつだって、相当な使い手のはずなのに。

 この頭目はなんて強い男なんだ。

 

「おめぇら! 忘れるなよ。リーシャはこの俺の女だ。手を出した奴はぶっ殺す!!」

 

 

 ……

 

 ……

 

 

「やぁ! はぅっ……あっ!」

 

 私は昼間から頭目に犯された。

 頭目は忘れ物があって取りに戻ってきたらしい。

 だが、今日はもう略奪に行くのをやめて私とセックスすると言い放った。

 

「全く油断も隙もありゃしねえぜ。この国の連中が弱くて緩いからって部下共の気もゆるんでやがる」

 

 結局私が男に犯されることになるのは変わらない。

 

「お前は俺専用の女だからよ、そこんとこ自覚しとけ」

 

 最低の男、最悪の相手。

 だけどどうしてだろう、助けられたとき一瞬だけほっとしたのは。

 

 

 悔しいが、こいつがここで最強の男なのは事実だ。

 そいつに庇護されているとは悪いことではないのかもしれない。

 

 打開策が無い以上、こいつの歓心を買う事が得策なのか……絶対に嫌だけど、皆のためにも私が頑張らなければ。

 

「だ、出すならさっさと出すのだ。私はこんなことはやく終わらせたいんだ……んっ!」

 

 私はあそこをギュッと締めて雄の射精を誘う。

 

「うおっ! 急に締め付けやがって。おおおおおっ! 出すぞリーシャ!」

 

 頭目は腰をガンガンぶつけて射精しようとしてくる。

 嫌だけど、私は頑張ってそれをあそこで受け止めようとする。

 

「うぅ……」

 

 ルクス、ごめん……私は王女、皆のために耐えねばならないのだ。

 

「ぐぅぅっ! どうだリーシャ。俺の精液は」

 

「あ、熱くてねばねばしてるのだ。お腹の中に出されてもはっきり分かるぐらい……」

 

 子宮にべっとりを張り付くのを感じるほどの濃い精液。

 それが私の中を満たしていくのが分かる。

 

「ぐへへ、そう遠くないうちに俺のガキを孕むはずだぜ。もしかしたらもう孕んでるかもな」

 

 

 

--- 一週間後

 

 

「リーシャ様、親分様、お食事をお持ちしました」

 

 傷の治ったルクスが料理を運んでくる。

 テーブルの上には温かい料理、そして私の座る向かいには頭目がにやにやしながら座っていた。

 

「飯だ飯だ、さぁ食うぞ。おいガキ、水をそそげ。俺の女にもな。言われる前にやれってんだ」

 

「はい親分様……」

 

 ルクスは黙々と仕事を行う。

 それが私には痛々しく、たまらなかった。

 

 本当は立ち上がってルクスに抱き着き、そのまま逃げ出したかった。

 でも、この男がいる限りそんなことは出来ない。

 機竜が全て破壊され使い物にならない現在、逃げる手段は無い。

 

 ルクスは雑用係、私は賊の頭目の女としての立場でいるしかなかった。

 

 

 

 

「リーシャ。食ったらセックスするぞ。おい」

 

「……お願いだ……ルクスの前でだけはやめて……」

 

 言った瞬間、頭目がルクスを蹴り飛ばした。

 

「ガハッ!」

 

 ルクスは吹っ飛んで部屋の壁にたたきつけられた。

 

「まだ立場がわからねえのか? 二度は言わねえ」

 

「っつ! うううぅ……ごめん、ルクス……」

 

 私に選択の余地は無かった。

 意識のはっきりしているルクスの前で、頭目とセックスする。

 

 

 ……

 

 ……

 

 

「あっあっあっ。あんっ」

 

「なかなかいい声で鳴くようになったじゃねえか」

 

 裸になった私と頭目が絡み合い、肉を打ち付けあう。

 何度も抱かれたせいか、それともルクスが見ているからか、私の身体は熱くなっていた。

 

「やぁぁ……みないでルクス……」

 

「ガキ、しっかり見てるんだぞ。俺と姫さんが交尾してるとこをよ♥ ありがとよ、おめえが手を出さなかったおかげで俺様がリーシャの処女膜貰っちまったわ、ぐはは!」

 

「……」

 

 ルクスは沈黙して俯いている。

 可哀そうなルクス、でも同時に、彼に何かを期待していた私の気持ちが徐々に萎んでいくのを感じた。

 

 誰も頭目には敵わない、ルクスさえも。

 だから私が何もできずに犯され続けるのもしょうがないのかもしれない。

 

 そう……これは、しようのないこと。

 何度も抱かれていくうちに、頭目のペニスで私の膣が感じていってしまっていってるのも。

 

 私も女の子、男みたいにエッチなことに興味が無かったわけではなかった。

 本当はルクスにして欲しかった。

 でも、実際に私に女の子の気持ちいいことを教えてきたのは……。

 

「あっ♥」

 

 頭目の大きな亀頭が、私の気持ち良いところにあたった。

 今までもかすかに当たることがあったが、今回ははっきりと気持ちよくなってるのを自覚する。

 私の中の女の部分が開拓されていく瞬間だった。

 

「お? ここがよええのか? ぐふふ、やっと見つけたぜお前の雌ポイント」

 

「だめぇ……やめてくれぇ。お前となんかと気持ちよくなりたくない」

 

「口ではそういってもまんこはそういってねえぞw おらっ! 俺のちんぽで感じちまえ!」

 

「やだやだぁ♥ お前のちんぽなんかで感じたくない、絶対いやぁ♥」

 

「んなこといってもてめえが俺の腰に脚絡みつかせてくるからこのままいくとがっつり膣内射精しちまうぜ♥」

 

「違う、違うのだぁ。ルクス、これは違うのぉ」

 

「舌だせ」

 

「んっ! ちゅっ、くちゅっ」

 

 とうとう唇まで許してしまった。

 身体は蹂躙されてもキスだけは拒否してきたのに。

 

 でも、こいつの大きくて臭くて頼もしい身体に抱かれながらキスされると、悪い気分じゃない。

 

「高貴気取ってる女程男を教えてやると乱れやがる。お前もその女の一人ってこった。騎士でも姫でも機竜乗りでもねえ。ただの一匹に雌になっちまえよリーシャ」

 

 そうなのだろうか、私も結局は強い雄に惹かれる雌でしかないのか。

 でもそういわれて、なんだか心が解き放たれたような気がする。

 国、学校、交友関係。全てのしがらみから解放されて、こいつの前ではただの一人のリーシャという女の子にされ続けていることに気が付いた。

 

 この状況も悪くないって……王族としてなんのプレッシャーも無い、雄に身体を捧げる一人の女でいる間は、何もかも忘れていられる。

 気持ち良い事だけしてればいい。

 そしてそういう立場にしてくれたのは、自分の力でもルクスでもない。この私を力づくで組み敷いて腰を打ち付けてくる粗暴な男なのだ。

 

 やっとわかってしまった。

 負けるという事は、全ての責任から解放されるということなのを。

 

 お腹の紋章ももうどうでもいい。

 この国はもう終わりなのだ。

 

 こいつらによって終わりを迎えさせられてしまった。

 

 なら、私が取るべき立場は……。

 

「……して、もっとして」

 

「言われなくてもしてやるぜリーシャ、俺はお前の男だからな」

 

「うん、きてっ♥」

 

 この時私は初めてベッドの上で頭目に心と股を開いた。

 両脚を大きく広げ、彼の激しい腰使いを受け入れる態度を示す。

 

「うおおおっ! 出すぞ! ガキ仕込んでやるから子宮ひらいとけ!」

 

「うん、開くのだ。元王女まんこにお前の赤ちゃんをちょうだいっ♥」

 

 私の男、私を解放してくれた強い雄。

 彼のがっちりとした腰に両脚を回し、その太い首に両手を回す。

 

 射精してもらうため一番キモチヨクナレル方法を取る。

 

「り、リーシャぁ!」

 

 頭目が思い切り私に腰を打ち付けた瞬間、私も腰を浮き上がらせた。

 彼のおちんちんを一番奥深くで受け入れたいから。

 

「お前の、お前の精子来てるっ、ビュクビュクって私のあそこで射精してるの分かるよぉ♥」

 

 媚びた声を出し、男の射精を受け入れる。

 何も考えなくていい、ただ、精子を気持ちよく受け止めればいいだけ。

  

 

 機竜を操縦する練習も、王族としての心構えも、過去を克服する必要も何もない。

 

 ただ股を開いて、雄から自分に注がれる快楽と精液を受け入れればいいだけだったのだ。

 強い男に媚びればよかっただけなのだ。

 こんな簡単なことが分からなかったなんて私はなんて馬鹿だったんだろう。

 

「リーシャのまんこ、すげえ吸い付いてくるぜ、俺のガキ産めよ」

 

「じゃあもっと気持ちよくしてくれ♥ 私の男なのだろう♥」

 

 私達は腰をグリグリと押し付け合い、愛を紡ぎ合う。

 既にルクスのことは頭から消えかかっていた。

 隣で私達のことを見ているようだけど、私も頭目もすでに彼のことは何となくしか認識していない。

 

 私達がお互いに夢中だったからだ。

 

 

「んっ♥ たっぷり出たな」

「へへへ、しっかり仕込んでやったぜ」

「仕込まれてやったぞ♥」

 

 互いの熱を感じながら、何となく見つめ合う。

 どうやら頭目も私と同じ気持ちだったようだ。

 

「なぁ、俺達相性ばっちりじゃねえか。俺の本当の女になれよ」

 

「どういうことだ」

 

「まーあれだ。お前らの間で言う正妻って奴だ。他にも女はいるが、お前だけは愛人じゃなくて正妻にしてやる。悪い話じゃねえと思うがな」

 

「ん……考えておいてやる」

 

「うひひ! こんだけ乱れておいてそういう返事だとはな。気に入ったぜ、リーシャ、良い返事するまで今夜は寝かせねえぜ」

 

「うん、寝かせないで……♥」

 

 私は自らの意思で『私の男』に口づけした。

 

 

 

 

---数年後

 

 

 朝の奉仕は旦那様の"正妻"である私の日課であり権利だ。

 今日も愛の巣にあるベッドの上で、私はこの世界で私が一番媚びるべき存在にへつらった。

 

「おめえその格好は……」

 

「学生時代の制服を着てみたんだ、どうだ?」

 

 朝から旦那様に跨り、昔の制服を着た私は微笑む。

 

「……良いじゃねえか。昔のクソ生意気だった頃のお前を思い出すぜ」

 

 今では最愛の夫が、朝立ちでビンビンになったおちんちんを私に挿入してくる。

 もう幾度ともなく受け入れたけど、何度セックスしても全然快感に慣れない。

 この大きくて男らしい肉棒が入ると、私のあそこはぐしょぐしょに濡れてしまうのだ。

 

「この知れ者の賊め、このリーズシャルテ王女のおまんこがお前のちんぽを退治してやるぞ♥」

 

「かかってこいやお姫様♪ おらおらおら!」

 

「あっ♥ 初めからおちんちん元気ぃ」

 

 制服の効果は絶大だったらしい。

 旦那様が喜んでくれて嬉しい。

 

「おらっ! 俺のちんぽに屈服しやがれお姫様」

 

「だめだめぇ♥ やっつけられちゃうのだ、王女まんこやっつけられちゃう♥ 賊のおちんぽで子宮におもいっきり膣内射精されて孕まされてしまうのだ♥」

 

 騎乗位でのセックスだから勝てると思ってた。

 でも、いつも主導権は旦那様にある。

 私は毎回めちゃくちゃにやられてしまうのだ。

 

「すぐにトドメ刺してやるからな。覚悟しろよ」

 

「えへへ、トドメ刺して♥ リーズシャルテのおまんこは旦那様にやっつけられたいのだ♥ もう私はイキそうなのだ、旦那様はどうだ? お願いだ、私と一緒にイコ?」

 

 開ききった子宮が旦那様の精子を求める。

 もう一度既にこの人の子供を産んでいるのに、恥知らずな子宮はまた子を孕みたいと言いたげに入り口を広げて男性器を受け入れた。

 

 

 私達は大興奮して唇を貪りあい、抱き合いながら絶頂へと向かう。

 

「ちゅっ、ちゅっ……んちゅっ♥ 愛してる、旦那様のことが世界で一番好き♥」

 

 キスしながら思う。

 この強い男性の妻になれて本当によかったと。

 圧倒的な強者に庇護され、抱かれ、孕まされる誘惑に負けて本当によかった。

 

 そうじゃなきゃ、こんな子宮きゅんきゅんさせられる女の幸せを味わう事はなかっただろう。

 

「うう! 出すぞ、二人目作ってやるからな」

 

 愛しの旦那様のおちんちんがプクーって膨らんできた。

 ああ……また出してもらえる。

 私の卵子を捧げることが出来る。

 

 既に私の赤ちゃんが出来る部屋で準備してある卵子は、この大男の遺伝子をよだれをだして待ち構えていた。

 

 きてっ、また孕ませて♥

 旦那様が恋しくて仕方ない。

 

「うん孕ませて、また私のお腹で旦那様の赤ちゃん育てたいんだ。リーズシャルテに二人目を下さいませ♥ 孕みたいの、今日の朝セックスで王女まんこまた孕ませてっ! また元気な赤ちゃん産みますからぁっ♥」

 

「くおおおぉっ! また俺のガキ仕込んでやるからなあ、いくぞぉっ!」

「きてきてぇーーーーーっ!」

 

 テンションが最高に高まった私達。

 部屋の外に激しい交尾の音が漏れ聞こえてるかもしれないのにも関わらず大声で抱き合い、そして最後の時を迎えた。

 

 その瞬間、私の膣内の一番奥で旦那様のおちんちんが跳ねた。

 

 ドピュッ!

 

 ドピュッ!

 

 ドピュッ!

 

 朝一番の濃い精液が体内に入ってくる。

 旦那様の睾丸で夜に作られた新鮮な精液。

 

 一番搾りが濁流のように射精された。

 

「ああーーー♥ 来てるぅ、朝一番の健康的な精子が来てるよぉ♥」

「孕め、孕めぇ……また俺のガキ孕みやがれ」

 

 旦那様は呪文のように私の受精を祈願する。

 私もまたグリグリと子宮をちんぽの先っぽに押し付け、少しでも精子が子宮に入るようチュウチュウと亀頭を子宮で嬲るのであった。

 

「ふぅ……今日もよかったぜリーシャ」

「えへへ♥ やっぱり私が一番だろう?」

「ああ、セイガク時代の服見た瞬間昔を思い出して滅茶苦茶興奮したぜ」

 

「ねぇキスしていいか?」

「おう」

 

 私は無精髭を生やした旦那様に口づけした。

 昔は嫌いだったけど、今では世界で一番大好きな私の旦那様に。

 

 

 ……

 

 ……

 

 

 朝のご奉仕が終わった後、旦那様は機竜を駆ってすぐに出かけて行った。

 最近はこの国のみならず他国へ長期遠征することも少なくない。

 新帝国を建設しそうな破竹の勢いであった。

 

 今では私も盗賊団の1員となり、旦那様と部下達の機竜を整備する責任者となっていた。

 

「ふふっ、今日も旦那様は凄い絶倫だったのだ。この分なら二人目はすぐに出来てしまいそうだな♥」

 

 私は身だしなみを整える。

 ふと、お腹を見ると、かすれた紋章が目に入った。

 そういえば、いつの間にかこのお腹の紋章のことを考える時間が少なくなったな。

 

 忙しい日々の中で、いつのまにかコンプレックスのことを考える余裕がなくなったせいかもしれない。

 

 

 

 その時、ルクスが部屋に入ってきた。

 

「おはようございます奥様。今日はご機嫌いかがでしょうか」

 

「おはようルクス」

 

 ルクスは私と旦那様が結婚した後、正式に雑用係として旦那様に雇われることとなった。

 私がルクスの身の安全を懇願した甲斐があった。

 今ではルクスを虐げる者はいない。

 

 その理由の一つとしては

 

「るくしゅー遊んでー」

 

「こら、ルクスにあまり迷惑をかけるんじゃないぞ」

 

「いいんですよ奥様。坊ちゃまと遊ぶのは楽しいです」

 

 私と旦那様との間に出来た息子にすこぶる懐かれているからだ。

 今ではほとんど息子の養育係のようなもの。

 私の息子だけではなく、クルルシファーやフィルフィ、他の生徒や旦那様の部下達との間に出来た子供達にも好かれている。

 今では皆大なり小なりルクスに世話になっている。

 もう彼を馬鹿にしようという者はいない。

 

 

「いつも息子の面倒を見てくれてありがとうなルクス」

 

「いいえ、それでは私は仕事がありますので」

 

 ルクスは会釈し、歩いて行こうとした。

 息子もルクスによちよち歩きでついていった。

 

 いつも通りのほほえましい光景。

 だが、今日は私の胸に何か詰まるものが込み上がってきた。

 

「……なあルクス」

 

「何でしょう奥様」

 

「あ、いや何でもない。悪かったな」

 

 ルクスは頭を垂れると、仕事へ向かって行った。

 

 ……なぁルクス、私達があの時もっと強ければ、今とは別の現実があったのかな。

 もう私達はもとには戻れない、でも……

 

「好きだったよ、お前のことが一番大好きだったんだ。ルクス……」誰に聞こえるはずもない呟き。

 

 ルクスの姿は見えなくなってからも私の視線は彼の背中を追い続けていた。

 

 

 

 




1話で即落ちするくらい惚れっぽいなら見ず知らずのおっさんにちんぽで落とされても変じゃないと思うの(´・ω・`)

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