今作は全年齢で連載中のアズールレーン二次創作『鉄血の旗の元に』の裏側を描いたエピソードであり、いつもの作品と比べると少し毛色も違い、赤ちゃんプレイ要素もかなり控えめとなっています。より詳しい彼女達と指揮官とのお話が知りたい方は是非本編(100話完結、100万文字以上)をご覧くださいませ。
私はセックスが苦手だ。
戦争が終わりヴァイスと結婚した私は何十回もベッドを共にしたがあの感覚は怖い。
何をされているのか、どうなるのか予想がつかず不安になるし自分の体の思いがけない反応がどんどん引き出される。戦場でセイレーン達相手に戦ってる時はそれが仕事だからと割り切れることができたが、ベッドでの自分はどう反応してしまうか全くわからない。
グラーフやガスコーニュより薄い乳房を揉まされ、ピンと立った乳首や指が触れない陰核を捩じられる。同時にシュペーよりも小さな尻を撫で回されば時にヤダヤダと子供のような駄々をこねてしまう。
そんな私の反応を見てヴァイスがさらに調子に乗る。何度イカされ、何度気を失ったかも思い出せない。時に尿でシーツを汚してしまうこともある。
だが、ヴァイスはそんな私の反応を見て、可愛いと、愛おしいと言ってくれる。それが嬉しくてまた私は何度も達してしまい、またヴァイスが調子に乗る。この悪循環に私はもうどうしていいかわからず、ただベッドの上で喘ぐだけだ。
夜に勝てた経験なんて一度もない。獣のように蹂躙される時も、赤子が母に甘えるときのように乳房を吸われる時もあるがいつも最後はみっともなくイカされてしまう。既にシュペーとガスコーニュは3Pを経験した事もあるようだが他の妻仲間にこんな醜態を見られた日には私も耐えきれずに泣き出す自信がある。
だから私はセックスが苦手だ。嫌いではなく、苦手。上達する為に艶本を読んで学んだ事もあるが、その日の夜は結局いつも通りヴァイスにいいようにされてしまった。
私はこの苦手意識を克服するべきかどうか悩んでいる。いつも酷い醜態をさらしてしまっているのに次もダメなんじゃないかという不安感が拭えない。
私が苦手な事、それはセックスではなく、ヴァイスとの行為で自分がどうなってしまうかが怖いのだ。
だから、私は。
グラーフが妊娠した。
あのグラーフがだ。あの無愛想で世界を憎むなんて言っていたグラーフがだ。
これで私達の家は三人妊娠した事になる。恐らくマルタ基地が本格稼働する頃には先に妊娠したビスマルクとヴェネトは赤ちゃんを産んでいるだろうし、グラーフのお腹も相当膨らんでいるに違いない。
なんなら最近は三人妊娠した事にシュペーやガスコーニュも張り切っているらしくヴァイスの寝室に2人仲良く入っていく姿もよく見かける。きっと近い内におめでたの報告を夕食前に聞く羽目になるだろう。
それに比べ、私はと言えば最近ヴァイスとのセックスを拒む様になってしまっていた。それとなく彼に今夜はどうか?と誘われる事は何度もある。でも、私はまた醜態を見せてしまう事が怖くてついつい誘いを断ってしまう。
それも「嫌よ」と素っ気なく断ったり、「そんな事より」と事務の仕事を優先しろと言ってしまうのだ。これが妻の言動か?と毎回自己嫌悪に陥り「悪かったわね」と言えばあいつは「気にしないで。また今度な」と笑みを浮かべ、軽く頬にキスをする。
私はその笑顔に罪悪感を覚えながら頷く事しかできなかった。もう完全に彼に甘えているのだ。妹のオイゲンは私を揶揄う度にツンデレ金髪まな板テンプレートなんてニヤニヤしながら口にするがデレのないツンはただ不快なだけ。
ましてや他にも妻仲間がいるとは言え彼と私は結婚したばかりの夫婦だ。そんな妻がセックスを拒絶し続ければ普通の男は不安になるか愛想が尽きるだろう。
私の性格を理解し、私が不快にならない様にと注意しつつ。私の幼児体型な身体に手を出してくれつつも「嫌だ」と私が口にすれば即座に手を引っ込める。
あぁ、なんて理解のあって都合の良い夫なのだろうか?なんて皮肉を頭に浮かべつつ彼のお人好しぶりに甘えるだけの自分に反吐がでる。
kansenとはいえ女として産まれたからには旦那の子供を産まなければならない。彼は自分の家は平民だから名なんてどうでも良いと言ってはいるが結婚した以上、家長の旦那の子を孕むのが妻としての仕事だというのに。
このままではリハビリを終えるであろうイラストリアスや、ヴェネトが出産するまで避妊すると公言しているリットリオの方が先に妊娠するに違いない。
「何やってんだろ私は……」
目の前の下着を手に取り自嘲する様に呟く。黒のレースにシースルーのTバック。彼を誘惑する為の勝負下着だ。以前妹のオイゲンにお義兄様との夜が捗る様にと冗談半分に手渡されたものだがまさか本当に役に立つとは思っていなかった。
鏡の前でそれに着替えて姿見で確認する。我ながら子供の様な幼児体型だ。最近の小学生の中には発育の良い子も少なくないと聞くがそんな子達と比べても全く張り合える気がしない。
試しに艶本で見たポーズをしてみようとしたが、やめた。馬鹿馬鹿しくて虚しさだけが募る。
本当にこんな下着一つウチの旦那は興奮するのだろうか?……恐らくするはずだ。ヴァイスはさも自身は真面目でごく普通の男だと自負しているような奴だが性欲に関してはどんどんと拗らせている。
だからこの下着も、私は大人で自分はその妻であると主張する為の私の武装であり、私を誘惑し貪りたいという彼の欲を満たす為のものでもある筈だ。
……馬鹿馬鹿しい。態々そんな事をして彼に気を遣わせなくても私がセックスをせがめば彼はいつだって応えてくれるだろうに。
そう頭の中で理解しながらももう遅い時間だ。時刻は夜の十一時。夕食も終え、彼には「後で部屋に行くから」と一言口にしていたが気がつけばこんな時間だ。流石に彼も寝ているに違いない。
「……はぁ……そんな訳ない、か」
誘ったのは自分だが今になって怖くなってきた。彼は確実に待っている。なんなら徹夜をして趣味の甘味を口にしながら深夜の二時だろうが、三時だろうが待っているだろう。そういう男だ。自己評価は相変わらず最悪だが、彼は絶対に妻
を蔑ろにしない。
もしかしたら眠くて布団を掛けて寝てしまっているかもしれない。でも、部屋の電気がついているのは確認した。きっと起きて私の事を考えているのだ。私に会いたいと。私としたいと、私の身体に触れたいとそう思っていてくれているんだ。
そう思うと子宮が熱くなり身体の芯が蕩けそうになるのを感じた。私も女なのだなと思うと、少し情けなくなるが仕方がないかと思いながら下着姿のまま彼の部屋の扉を叩く。
「ヴァイス?」
扉は即座に開いた。あぁ、やはり起きていたらしい。待ち侘びていたと喜んだ目が一瞬で驚きに染まっていく。あぁ、私が下着姿だからか。こんな格好で部屋の前にいる以上、言い訳もできない。
「どう、かしら?」
「……」
返事はない。もしかして似合っていないのだろうか?と不安になりつつもう一度聞くと彼は小さく口を開けて何か言おうとしては噤んでしまうを繰り返している。どうやらかなり混乱しているらしい。
とはいえ、目はいやらしく私の胸元に注がれている。彼が喜んでくれるかどうかという不安はぬぐい切れなかった為にその反応に安堵する。あぁ、大丈夫そうだと。
「部屋、入るわね」
世間では英雄扱いされる彼の部屋は着任以来ほとんど変わっていない。高級ホテルを思わせるような内装は私好みのシックな色で纏められ、彼の性格が反映されている。
その部屋に不釣り合いな私の下着姿と、その格好に似合わない不安そうな態度。ヴァイスはそんな私にどう反応すべきか迷っているらしい。
でも、それはきっと彼が優しいから。だから私はそんな彼の優しさに漬け込む様にして彼に近づくとそのままベッドへと彼を押し倒して跨った。そしてそのまま彼に抱きつきながらキスをする。
「んっ…ちゅ……」
捕食者の様に彼の頭を掴んで強引に舌を入れる。いつもなら彼から差し出される舌は困惑している様子で私からの攻めを待っている。
そして、いつも私を可愛がる時とは逆に、私が彼の口の中を蹂躙していく。歯茎を舐め上げ、頬肉を突き、舌を絡め取り吸い上げる。どうせ身体を弄られれば私は発情した猫の様に悶える事になる。それならせめてキスくらい優位に立ってもバチは当たらないだろう。
無抵抗なヴァイスの口内を貪り、その味に酔いしれる。彼の唾液は甘い。まるで砂糖菓子でも食べているかの様に甘美で、私は夢中になってそれを吸い上げた。
「んっ……はぁ……」
そのまま口を離すと銀色の糸が私と彼を結ぶように伸びていく。それはすぐに切れて私の口の中へと消えていく。ヴァイスはそんな私を見て何を思っているのだろうか?きっと困惑だろう。だが、それでも彼は私に何かする訳でもなくただされるがままになっている。
恐らく、私がバカみたいな格好で自分からキスをしたのは何か理由があるに違いないだとかそんな事を考えているのだろう。ヴァイスはそういう男だ。だから私は彼の優しさにつけ込む様にしてその首筋にキスマークをつける。強く吸い付き、自分のものだと主張するように何度も、何度も。
「はぁ……んっ……ちゅ……」
彼はよく私の乳に甘えてくるが、同時に乳房にキス痕を付けてくる。その理由が少しだけ理解できた。マーキングだ。コイツは自分だけの女なんだという独占欲と執着心の証。私はまるで自分の持ち物に名前を書く様に彼の首筋から鎖骨、胸にかけて赤い印を刻んでいく。
「ひゃっ…んっ…!」
私に何度もキスをされて我慢できなかったんだろう。
下からヴァイスは持ち上げる様に私の小振りな胸に触れるとそのまま揉んでいく。乱暴にではなく、優しく私の身体を案じながら労る様に胸を愛撫し続けていく。
だがそれは逆効果だ。私はヴァイスに触れられた瞬間、頭に稲妻が走ったかのような衝撃を受けた。お腹の子宮がキュンっとなった気がしたし、あまりの快楽に身体を仰け反らせそうになってしまいなんとか踏みとどまった。
案の定これでもう私はヴァイスにのしかかれない。彼が私を抱き締めていなければ私は彼を押し倒す様に倒れ込んでしまうだろう。それほどまでに彼の手で胸を揉まれるというのは衝撃的な事であった。
「あっ……んっ……はぁ……」
最近Dカップになったと頬を染めていたシュペーと比べ私の胸は何度彼と夜を共にしてもAカップから成長する予兆はない。幼児の様に薄っぺらい胸だ。でも、その薄っぺらな胸の頂点は硬くなり、ヴァイスに触れられると身体を熱くしてしまう。
気がつけば私はヴァイスに馬乗りになったまま彼の胸に顔を埋めて快感を耐えていた。やがてちゅぱ…ちゅぱ…と卑猥な水音と共に乳房を愛撫され、その先端が硬くなるのを感じる。
「あっ……んっ……はぁ……」
赤子の様に胸をしゃぶられ、吸われると言いようもない快楽に身体が蕩けそうになる。私の身体から力が抜けるのに合わせてヴァイスは私を優しく押し倒すとそのまま唇を重ねる。
「はぁ……んっ……ちゅ……」
またヴァイスにリードされてしまった。彼の舌は麻薬だ。体の芯を蕩かし私の中を滅茶苦茶にする悪魔のような魔法を持っている。今だってほら、彼に胸を愛撫されただけで私はもう彼を拒めないほど発情してしまったんだ。
「気にしになくていいっての…ばーか…」
彼の目が大丈夫か?と私に問いかけてくる。ずっとSEXを拒んできた自分が調子の狂う行動ばかりとっているのは自覚している。
「他の子みたいに胸に甘えたいんでしょ?アンタが毎回私に遠慮して我慢してる事くらいわかってるわよ」
事実。彼はあまり私の胸を愛撫しない。一度サディアで妻仲間達と話し合ったが彼は一晩中でも乳房に夢中で吸いついている様な無類の乳好きであるとあのガスコーニュですら知っていたと言うのに私は知らなかった。
貧乳だから、ではない。シュペーもうんうんと頷いて胸を軽く触っていたのを覚えている。結局彼は私にだけは遠慮していただけだ。一晩中ハメ倒された事はあってもそんな時ですら敏感な私を気遣っていたと知った時は流石に情けなくなった。
「だ、だからっ!好きなだけやれば良いって言ってるでしょ!」
あぁくそ。結局またこれだ。素直に言えずに可愛げのない言葉で彼を突き放す様にして私は彼に身を委ねる。でも彼は私の意図を汲み取ったのか、そのまま私を抱き寄せるとそのまま私の胸に顔を埋めて愛撫を再開した。
彼の舌が私の胸を這い回り、その先端を甘噛みし、吸い上げていくのを感じる。それだけでももう頭が真っ白になるような快楽に襲われるが悲鳴を堪えて彼の頭を抱き寄せる。
「んっ……あっ……やっ、あぁん♡はぁ……んっ!」
彼の愛撫は的確だ。一度胸に触れればそこから私の弱い部分を的確に見つけ出しそこを責めていく。それも決して激しくはない。優しく繊細に強すぎず弱すぎない力で乳房を揉まれると、頭が蕩けてしまうのではないかと錯覚してしまう程に甘い快楽が身体の内側から込み上げてくるのを感じた。
それと同時に今度は反対の胸をしゃぶられる様にして吸い付かれるともうたまらない。何度も何度も吸い付くが最早それは愛撫ではなく乳房に甘えているようにしか見えなかった。
乱暴に欲望のままに乳房を引っ張る様に口で吸い付きながら舌で先端を転がす様に舐める。そのなんとも言えないもどかしい感覚に腰が勝手に動いてしまいそうになる。
こんな赤子がいるわけがない。だと言うのに快楽に身体を蝕まれていく反面必死になって授乳する親の様に私の胸に吸い付く彼の姿はどこか可愛らしく思えた。
「……よしよし」
甘やかす言葉なんて思いつく訳もなく無難な言葉を口にすると彼は少し恥ずかしそうにしながら私の胸に顔を埋めた。あぁ、可愛いなぁなんて思うと同時にどうしようもない程の愛おしさが溢れてきて私は思わず彼の頭を抱きしめてしまう。
「んっ……あっん……」
そんな私に答える様にして彼がまた乳房を甘噛みする。その痛みすら心地良いものに感じてしまう自分がいる事に驚きながらも私は彼の頭を撫で続けた。
乳を吸う音が部屋に響く。ただそれだけだ。なのにそれが私の身体を熱くする要因となってしまっているのは事実で、彼と体を重ねる度に私は自分が女である事を自覚させられる。
「はぁ……んっ……」
彼の愛撫に身を委ねながらふと考える。もし、自分は彼と出会わなければ結婚できてたのだろうか?と。答えは言うまでもなくNOだ。
幼児体型で口も悪く可愛げの欠片もない私は誰がどう見ても事故物件だ。というか私自体ヴァイスに好意を抱く様になるまで色恋沙汰に興味も無かったし、それに関しても悩んだ事なんて無かった。
恋という感覚すら分からなかったんだ。そんな自分が誰かと結ばれて子供を成せていたとは到底思えない。
でもそれはあくまで仮定の話だ。今は違う。私は彼に愛されていると自信を持って言えるし、私も彼の事を心から信頼している。
「はぁ……んっ……」
ヴァイスの舌が私の胸から腹部へと下がっていく。その行き先は分かっているが止める気はなかったし、むしろ期待に胸を膨らませていた。
臍に彼の舌が入り込み、それから腹筋を伝って下腹部へと降りていく。まるで焦らす様にゆっくりとした動きは卑猥で、私の理性を溶かすのには十分すぎた。
そして遂に到達したのは陰核だった。そこはもうすでに湿っており下着の上からでもわかるくらいになっているであろうことは理解していたが彼にそこを見つめられるのはやはり恥ずかしく、なによりも興奮してしまう自分がいた。
「あっ……んっ……やぁっ……」
彼が指先で私の割れ目をなぞるとそれだけで腰が浮いてしまいそうになる程甘い声が漏れてしまう。
何度も抱かれたせいだろうか?その部分はまるで性器の様に敏感になっており彼の指の動き一つ一つが鮮明に感じ取れてしまうほどになっていた。
そして、ヴァイスの指先が私の陰核に触れると私は思わず仰け反りそうになってしまうほどの快感に襲われて身体を痙攣させた。だが、彼はそこで手を止める事はなく今度はゆっくりとした動きで私を攻め立て始めた。
「んっ……はぁ……あっ……やぁっ……」
優しく円を描くように撫で回されるとそれだけでもう私は限界だった。だが、彼はそこで手を止めるどころか更に激しく動かしてきた。
「やっ……あっ!だめっ……それっ……あぁっ!!」
今までに感じたことの無い程の強烈な快楽が私を襲う。まるで電流でも流されたかの様に全身が痺れて目の前がチカチカする。
「はぁ……はぁ……」
もう何度目になるだろうか?彼の愛撫によって絶頂を迎えた私の身体は汗まみれになっており、息もかなり乱れていた。それでもヴァイスは休む事なく今度は直接陰核を弄ってきた。
「あっ♡やぁっ!待って♡いまっ……いったばかりだからぁ♡♡」
敏感になっているそこを摘まれるとそれだけで軽く達してしまいそうになる程の快感が押し寄せてくる。ヴァイスは私の言葉など聞こえていないのか、それとも無視をしているのか、そのまま私の秘裂へと顔を埋めてきた。
今度は舌を使って愛撫を始めたのだ。最初は優しく触れるだけだったそれは徐々に激しさを増して行きやがて膣口へと挿入された。
「んっ……はぁ……あっ♡」
ゆっくりと膣内に侵入してくる異物感と圧迫感に思わず声が出てしまう。だが、彼はそんな私の反応など気にする事もなくそのままピストン運動を始めた。
「んっ……はぁ……あっ♡やぁ……♡」
ヴァイスの舌が縦横無尽に動き回る度にビクビクっと腰が跳ね上がってしまう。それでも彼は決して止めようとはせず寧ろより一層強く吸い付いてきた。そして同時に親指で陰核を押しつぶされると頭が真っ白になりそうになる程の快感に襲われた。
ヴァイスの頭が激しく上下する度にじゅぷっという水っぽい音が部屋中に響き渡る。それが私の耳に入り込み羞恥心を煽ってくるがそれすら快楽に変換されてしまうほど今の私は出来上がってしまっているらしい。
やがてヴァイスは私の陰核を口に含むとそのまま甘噛みしてきた。その瞬間私は再び絶頂を迎えてしまった。
「あっ♡あぁぁぁぁぁ♡♡♡」
ビクンっと大きく身体を仰け反らせながら潮を吹いてしまう。それでも彼は止まることなく更に激しく責め立てようとして……流石にそれは私が止めた。
「はぁ……ばか……しつこすぎだっての……」
もう何時間もこの行為を続けている気がする。実際にはまだ30分も経ってないと言うのに。正直体力的にもキツイがそれ以上に快楽の波が強すぎていつ絶頂しているのかすら分からないほどだった。でも、それでもまだ足りないと私の身体は彼を求め続けている。
「ねぇ……そろそろさ……」
私は彼のモノをズボンの上から優しく撫で回しながら言う。彼はそんな私の意図を察したのかゆっくりとズボンを脱いでいった。そしてパンツ一枚になったところで私は彼のズボンに手をかけるとそのまま一気に引きずり下ろした。
するとそこには巨大な肉棒が姿を表した。それは既にガチガチになっており、血管を浮き上がらせて天に向かってそそり立っている姿はまるで凶器の様ですらあった。
(すごっ……)
思わず生唾を飲み込んでしまうほどの存在感に私は興奮してしまう自分に戸惑っていた。そして同時にヴァイスもまた興奮しているんだと言う事を理解させられた瞬間だった。
あの屈指の爆乳であるイラストリアスの胸で挟んでもなお先端が顔を出すレベルの亀頭はまさに規格外の巨根と言わざるを得ないサイズで、これを受け入れると考えるだけでも子宮が疼いて愛液が溢れ出してくる。
身体は、だ。自分は否応なしに彼の女に染まっている事を自覚しつつも心の底ではこの巨根により自身が乱れ、喘ぎ、快楽に溺れる姿を夢想し、恐怖してしまう。
ヴァイスは底なし沼の様なスタミナの持ち主だ。普段は格闘戦も、ランニングも。運動に関わる事は全て私達の中でも屈指の最下位。娘のグレンツェンにすら体力で負けているほどだ。
しかし、こと夜の営みに関してのみ言えば話は別だ。ヴァイスは底なし沼のようなスタミナに無尽蔵の精力を合わせ持っていた。それは女殺しであると同時に私が狂う要因でもあった。
正直もう私は疲れ果てている。陰核を弄られ、口内を蹂躙され、乳房にむしゃぶりつかれて体力は底を尽きたと言って良い。だが、そんな状態でも尚私の秘部からは洪水の様な愛液が流れ出しているし彼の男根を受け入れる準備が出来ていると本能が叫んでいる。
理性と本能がせめぎ合い、何よりみっともない姿をこれ以上晒すわけにはいかないという羞恥心と、早く彼のモノが欲しくて仕方がないという欲望が入り混じり私の頭はショート寸前だ。
だが、そんな私を嘲笑うかの様にヴァイスは私を押し倒すとその剛直を私の秘裂へとあてがってきた。
「あっ……んっ……」
それだけでも声が出てしまうほど敏感になっているというのにヴァイスはそのまま一気に奥まで突き入れてきた。その瞬間私は軽く絶頂を迎えてしまったらしく身体が痙攣してしまうのを感じたがそれでも彼は止まらなかった。
パンッ!という乾いた音と共に私の子宮口をノックされてそれだけでも意識が飛びそうになるほどの快感に襲われてしまう。そのままヴァイスは激しいピストン運動を始めた。
「あっ♡あぁっ!激しすぎっ……んっ♡あぁっ♡」
腰を掴まれ、引き寄せられるようにして突かれる度に結合部からはグチュッグポッという卑猥な音が鳴り響く。それに加えてパンパンッと肌同士がぶつかり合う音も重なり合い部屋の中に反響するそれはまるで私と彼の生セックスを客観的に見せられている様で羞恥心が込み上げてくると同時に更なる興奮を覚えてしまった私はもう完全に彼に屈服していた。
「あぁんっ♡あっ♡ああぁっ♡」
何度も何度も子宮口をノックされる度に視界に火花が飛び散り、意識が飛んでしまいそうになる程の衝撃が走るがそれでもヴァイスは決して私を解放する事はせず寧ろ更にペースを上げてきた事で私は完全に理性を失ってしまった。
「やぁぁっ!だめっ!そこ弱いからぁ!」
もう何度目になるだろうか?絶頂を繰り返し過ぎて既に満身創痍な私の身体に追い打ちを掛けるかの様に彼は執拗にGスポットを責めてきた。
「んっ……あっ♡ああっ!イくっ♡またイッちゃう♡」
もう何度目かもわからない程の絶頂。しかしそれでも彼の動きは止まる事は無くむしろ激しさを増したように思えた。ヴァイスは獣の様に私の腰を鷲掴みにするとラストスパートを掛ける様にして更に激しく腰を打ち付け始めた。
「あっ!だめっ♡またイクッ♡イッックぅううぅうっ!!」
再び訪れる絶頂感。しかしそれでも彼は止まる事は無くむしろより一層激しく私を求めてきた。そして遂に限界を迎えたらしいヴァイスは私の一番奥深くに肉棒を突き入れるとそこで熱い欲望を解き放ったのだった。
「あぁああぁああぁぁあ♡♡♡♡♡♡」
どぴゅるるるるっ!と凄まじい勢いで吐き出された精液はあっという間に私の膣内を満たしていき逆流してきたそれがゴポッと音を立てて溢れ出してくるのを感じた。
「あっ♡あぁっ♡」
私はその感覚ですら軽く達してしまう程に敏感になっておりビクビクと身体を震わせていた。そんな私に対してヴァイスはと言うと満足そうな笑みを浮かべるだけでまだまだ余裕がありそうだ。
怖い。
嫌だ。
これ以上されたら本当におかしくなる。
そんな思いとは裏腹に身体は正直で子宮は子種を求めて降りてきてしまっているのがわかるし、秘裂からは絶えず愛液が流れ出ているせいでシーツに大きな染みを作ってしまっている。
「手…握ってて……」
私はそう言うとヴァイスに右手を差し出す。彼はその意図を察してくれたのか優しく握り返してくれる。それだけでも安心感を覚えてしまい思わず笑みが溢れてしまう。
「あっ……んっ……くぅ♡」
再び始まる抽挿運動に私の口からは自然と甘い声が漏れ出してしまうが、それでも何とか耐えようと歯を食いしばって耐えるもののやはり無駄だったようで結局また直ぐに絶頂を迎えてしまった。
しかしそれでも彼は止まらない。むしろ更に激しさが増した気さえした程だ。
「あぁ♡だめっ♡もう無理ぃ♡」
もう何度目になるだろうか?数える事も出来ないくらいイかされ続けたせいか私の思考回路は完全に停止しており、ただただ快楽を求めるだけの獣と化していた。
そして、とうとう限界を迎えた私はまたしても絶頂を迎えてしまいそうになるが、その前にヴァイスは私の耳元に顔を寄せてきたかと思うとこう囁いた。
『愛してる』
その一言を聞いた瞬間、私は頭が真っ白になりそれと同時に今までで一番大きな絶頂を迎えてしまったのだった。
「ああぁぁあっ♡♡♡♡♡」
ぷしゃああぁっ!と勢いよく潮を吹き出しながら盛大に達してしまった私だったが、ヴァイスはまだ満足していなかったらしく今度は対面座位の体勢になるとそのまま下から突き上げてくるような動きを始めた。
「あぁっ♡待って♡いまっ♡敏感になってるからぁ♡♡」
ただでさえ敏感になっているところにこの刺激は強烈すぎて耐えられるはずもなかった私は呆気なく絶頂を迎えてしまいそうになる。
なんとかそれを耐えようとしたのだがそんな私の努力など無駄と言わんばかりに彼は容赦なく攻め立ててきた。
パンッパチュパチュンっと肌同士がぶつかり合う音が響き渡る中、私はただひたすらに、叫ぶ様に想いを口にする。
「好きぃ♡ヴァイスの赤ちゃん…♡欲しいぃぃ♡♡」
するとヴァイスはラストスパートをかける様にさらに激しく動き始め、そして遂にその時が訪れた。
どぴゅるるるるっ!!と再び大量の精液が流れ込んでくる感覚にまたしても絶頂を迎えてしまうがそれでもなお止まる事は無く全て出し切るまで続けられたのだった。
「はぁ……ふぅ……」
もう何時間経っただろうか?あれからずっと交わり続けたせいで体力的にも精神的にも限界は常に通り越している。指一本動かすのも億劫な私にヴァイスは相変わらず腰を動かし続けているがその目は色だけでなく、どこか狂気を孕んでいる様にも見えた。
「んっ……あっ♡あぁっ♡」
何度もイかされ続けたせいでもう何も考えられなくなっていたが、それでもなお彼は止まらない。まるで獣のように私を求め続ける彼の姿に恐怖すら覚えるが同時に愛おしさも感じていた。
(めちゃくちゃ…恥ずかしい事口走ってた気がする…)
好きも、愛してるも、赤ちゃんが欲しいも。それ以外にも色々と言ってしまった気がするがもう何も思い出せないほどに蕩けきってしまった私の頭にはただ一つの事しか浮かんで来なかった。
(もっと……求められたい)
彼に滅茶苦茶にされたいという欲求だけが溢れ出てくる。それは最早狂気的な領域にまで達していたのかもしれない。だが、今の私にはその事を認識する余裕すら無い程に彼との交尾に夢中になっていたのだった。
(多分…妊娠してる……わね?)
あれだけ中に出されたのだから確実だろう。そう思うと不思議と幸福感に包まれていき自然と笑みが溢れてしまう。そんな私に対してヴァイスはと言うとようやく満足したのかゆっくりと肉棒を引き抜くとそのまま私に覆い被さってきた。
「はぁ……♡はぁ……♡」
ちゅぱ♡ちゅぱ♡と甘える様に乳房に吸い付いてくる彼を優しく抱きしめてあげると嬉しそうに喉を鳴らし始めた。もう胸も隙あらば彼に吸い付かれたせいで今は赤く腫れ上がっており、まるでキスマークの様になっている。
暫くの間そうやって甘やかしていたがやがて満足したのかヴァイスは私の隣に寝転がるとそのまま抱き寄せてきた。
「んっ♡ふふ……今日は随分甘えたさんね?」
そう言うとヴァイスは何も言わずにスリスリと頭を擦り付けてくるだけだったがその仕草にすら愛おしさを覚えてしまい思わず笑みが溢れてしまったのだった。
(可愛いなぁ……もう)
そんな思いを抱きながら彼の頭を撫でてあげると気持ち良さそうに目を細めている姿が、一瞬だけ。我が子と重なった様な気がしたのだった。
……とはいえ限度があるっての!!!
「このバカ!!寝ながら乳にずっっっと吸い付いてんのよ!?バカ!!アホ!!」
「ごめんて…でもさぁ!ひっさびさにヒッパーが夜誘ってくれたと思ったらあんな下着姿で誘惑してきたらさぁ!そりゃちょっとくらい夢中になっても…」
「5時間も!!寝ながら!!人の乳に吸い付くバカがどこにいるってのよ!!」
「ここにいます……」
もう、本当に。
この男ときたら……。いや、まあ確かに私もちょっとその気になってたのは事実だけど……でもだからって5時間ぶっ通しで寝ながら乳に吸い付かれてたら流石に怒るっての!もう乳首は噛み跡やらキスマークやらで酷い有様だし、胸も痛いし。何より私が寝落ちした後にも更にヤッたらしく秘裂からは収まりきらなかった精液が溢れ出てきている始末だ。
「はぁ……全く……ちょっとは加減ってもんを……」
言いながら立ち上がろうとするとやはり足に力が入らずそのまま倒れ込んでしまいそうになったところをヴァイスが抱き止めてくれる。
「あ、ありがと……」
素直にお礼を言うと何故か彼は驚いた様な表情をしていたが、すぐに笑顔になるとそのまま私を抱き上げてベッドまで運んでくれたのだった。そしてそのまま二人で横になるのだが……やはりと言うべきか当然の様にヴァイスは私を求めてきた。
「……ちょ…ちょっと待ちなさい!?まだヤル気!?」
「ダメ?」
「ダメじゃないけど……流石にちょっと休まないと死ぬっての」
そんな私の抗議も虚しく結局流されてしまう事になるのだがそれはまた別の話である。
「はぁ……もう、本当に……」
(この性欲お化けが)
心の中で悪態をつくものの、結局私はそんな彼を受け入れてしまっているのだからどうしようもないのかもしれない。まあ、それでも良いかなと思うあたり私も大概なのだろうけど。
あけましておめでとうございます
今年も少しずつ投稿していきますので気長にお待ちくださいな
・家長の旦那の子を孕むのが妻としての仕事だというのに。
今作は1940年代を時代背景にしてるが為令和の現在と比べてると概ねこの考えがメジャー。家長は家を守り長男を望み、妻は家長候補である長男を産む事が人としての役目。それ故に子作りを望まない、子作りを拒否する妻という存在は風当たりも強くビスマルクを筆頭に女性のkansenの社会進出が豊富という歴史を辿るとはいえヒッパーがナーバスになっても仕方ないでしょうね。
・エッチな小説の方式
今回は終盤を除き指揮官は一切話さずヒッパー視点のお話をメインに書かせて頂きましたが基本的にエッチなお話ってどんな形式が望まれるのでしょうね。三人称、男視点、女性視点、口語オンリー……悩ましいものです。
コメント、感想、評価をお待ちしております!
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