〜リュイラの結界内〜
私との戦いに彼女が選んだのはカラっカラの砂漠。
当然氷を扱う私にとってかなり不利な戦いとなったが、極地的に涼しい場所を作り出し、そこで陣を構える事で対処していた。
「やるわねリュイラ」
「そちらこそ...」
お互いに息切れをする中、突如として彼女の結界が揺らぎ始めた。
「「なに!?」」
お互いに慌てていると、ついに結界が決壊した。
「姉さんにリュイラ! ここはお城よ! 喧嘩はやめなさい!!」
「エルカ!?」
いきなり妹が割混んで来た為戦いはおあづけとなってしまい、二人ともその場に正座させられてしまいました。
「姉さん...、姉さん達のせいでお城の一室が粉々よ? どうやって責任取るの?」
「...」
何にも言えません。
意外とリュイラの結界が脆く、私たちの魔法が外に飛び出していたのでしょう。
私が結界を貼って戦った後は外に影響が出ていなかったのに、彼女の結界内で戦うとこんなにも被害が出ている事に驚きを隠せませんでした。
(あんたの所為じゃない!!nほらっ早く何か言いなさいよ!)
私が目線でそう訴えても彼女は何も喋りません。
ただ...。
(ごめんなさい☆)
と馬鹿にしたような誤り声が聴こえてくる様に感じるのは気のせいでしょうか?
彼女の表情が腹たつな〜と思っていると、妹が凄い迫力でこう聞いて来ます。
「姉さん? どうやって
(流石賢聖! 迫力が段違い!!)
こんな事を思っている場合では無いのですが思わずにはいられません。
どうにか妙案がないか考えているとこんな事を思いつきました。
コホンと一度咳を込み、場を落ち着かせてからこう呟きます。
「あ〜えっと...、そうそう! 責任は全てリュイラがとってくれると合意の上で私達は決闘してたのよ!」
「はい?」
明らかに彼女の視線を感じるが、直ぐ様気がついてくれたのか私に合わせてくれた。
「そ...そ〜なんですよエルカ様! 私はプラムちゃ...、じゃなかったプラムさんと約束してたんですよ〜...」
「
こちらジロリと見つめる妹の表情はかなり怖いが負けじと言い返した。
「そ...そうよ!」
まだ少し疑ぐり深く私とリュイラを見てくる妹でしたが、ようやく納得したのか笑みを浮かべてくれました。
「そうなのね! じゃあリュイラに後始末は全部任せていいのよね?」
「ええ! 勿論です!」
(ごめんなさいリュイラ...、全責任はあなたにある事になっちゃうけど、実際問題あなたの結界が欠陥品だったのが悪いんだからね!)
少し悪いなと思いつつ、全責任を彼女に押し付ける私なのでした。