※この作品はR-18です。

TS勇者は取り戻したい 〜 TSFのFはふたなりのF! 〜   作:亜星

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TS勇者と補習の時間(1/2)(☆)

(あれっ、おれっ、いきてる? なんでっ?)

 

 両断されて地面に転がった 紐触肉腫(ローパー)の上半分から、ずるりと滑り落ちた。火照った身体にひんやりとした岩肌が心地よい。オレはゆっくりと歩み寄ってくるエルリックをかすむ目で追っていた。状況の変化に頭が追いつかない。

 

「クリス、いったいこんな時間まで何をやっているのですか?」

「なにって、ろーぱー、たくさんきて、それでっ」

 

 今まで起きたことを伝えようとするけれど、 紐触肉腫(ローパー)に快楽漬けにされた余韻が邪魔をしてうまく言葉がまとまらない。それでもなんとか言葉を紡ごうとしたオレの唇をエルリックは指を添えて黙らせる。脇と膝の下に腕を差し入れて、エルリックはオレをひょいと抱え上げた。

 

「まずは落ち着いた方が良さそうですね」

「えりく、おれ、きたないよ、よごれちゃう」

「たしかにひどい格好だ。ブライが心配しないように整えてしまいましょう」

 

 早速こびりついた粘液がエルリックの長衣(ローブ)を汚した。それを気にした様子もなく、彼はむしろしっかりと抱え直す。ぴったりとその胸に寄せられたオレの頬には、ローブを挟んで感じられる胸板の温もりとその下でゆっくりと脈打つ心臓の鼓動。信頼のおける仲間が側にいるという安堵感が心地よくて、抱え上げる腕の中でその胸に顔を埋める。

 

 日差しはすっかり森の木の陰に隠れてしまい、あたりは残照に照らされて赤暗く染まっている。仄暗い水辺からまた奴らが這い出してくるかもしれない、そういった恐怖感はしかしなかった。いつもの安心感というのはやはり大きいのかもしれない。

 

「えりく、もっと、はやく、きてくれよ、おそいよ」

「災厄を倒した勇者がまさかこんなところで不覚を取るなんて予想しろという方が無理ですよ」

「おれだって、こんなこと、なるなんて、おもってなかった」

「だったら無理を言わないでください。ほら、腕を上げて」

 

 水辺までオレを運んだエルリックは、すっかり汚れてしまったオレの着衣を脱がせにかかった。疲労で腰が座らずにぐらぐらするオレの体を支えながらでも、その手つきは戸惑う様子はなかった。オレもされるがままに身を任せている。【継承(サクセッション)】で能力を借りるために何度も体を重ねた仲では今更だった。粘液まみれの衣服が地面に放り出される重く湿った音が途切れた頃、オレはすっかり丸裸にされていた。

 

「いつもこんなふうに、女の子たち、脱がせてるんだ?」

「さあどうでしょう?

 ただ、クリスの服を脱がせるのには、もうずいぶん慣れましたね」

「このばか、すぐそういうこと言う」

「とはいえ、ちょっと見ない間に見慣れないものがついてますね。

 どうしたんですかこれは?」

 

 好奇の視線が下腹部(おなか)に注がれていた。粘液で汚れた肌に刻まれた艶やかな薄紅色の女神の印(聖刻印)と、その下に今は力なく萎れている男性器(ペニス)。それらが放つ強烈な違和感。気が付かないはずもなかった。エルリックは刻印の意匠と女神(フレイサイス)の関連性に気がつき興味を引かれた様子だった。なんの遠慮もなく艶やかな刻印(聖刻印)に手を伸ばしてくるので、なんとか手を動かして押し留める。

 

「エリク、いま触られたらっ、つらいからっ」

「おっとこれは失礼

 その意匠は女神(フレイサイス)様のものですね。

 とすると、その面白い格好も……」

「面白いとかゆうな。

 そうだよ、それもこれも全部あの疫病神のせいだ」

 

 オレは魔王を倒した後に女神の部屋に呼ばれたこと。そこで男の体に戻してもらおうと願ったこと。手違いで一物(ちんこ)だけしか元に戻してもらえなかったこと。そんなことをつかえながらゆっくりと話した。エルリックはすっかり汚れてしまった衣服を洗ってくれながら、オレの話に耳を傾けている。せめて粘液の滑りくらいはと、こびりつく汚れを水で流しながら、オレの話にときおり相槌をうつ。

 

「つまり、クリスが完全に男に戻るために、

 そのお腹の刻印に魔力を貯めて回ることが今度の使命というわけですね」

「そういうことになる。

 で、魔力を貯める手段は女の子とえっちすることという。」

「なるほど、あの場では言い出せないですね。

 ブライを説得するのに骨が折れそうだ」

「そこは何とか考えてあるから、エリクは話を合わせてよ」

「はいはい、じゃあそこはクリスに任せましょう。

 身体、きれいに拭きますから痛かったら言ってくださいね」

 

 エリクは拡張収納(ローブの袂)から清潔なの布(タオル)を取り出して湖水に浸す。水気を十分にとったそれで背中の方から優しく拭っていく。媚薬粘液のせいでまだ肌の感覚は鋭敏なまま。冷たい布が肌に触れてくるたびに小さく身を竦めてしまう。気遣うエルリックに気にせずに続けて欲しいと伝えて、背筋を這い上がってくる甘い痺れに身を強張らせて耐える。両腕、首筋、背中、お尻とエルリックは事務的に拭っていく。

 

「ふっ♡ くぅっ♡ ごめんっ♡ もうちょっと♡ ゆっくり♡」

「わかりましたから、そう可愛らしい声を出さないでください。

 男でしょう? 堪えてください」

「おまえっ…… おとこって、こんなときだけぇ♡」

「ほら、脚までやったら一休みしますから頑張ってください。

 膝ちゃんと開いてくれないとしっかりふけませんよ」

「このぉ♡ おにぃ、あくまぁ♡」

 

 感覚が鋭敏になったままのオレの身体はひんやりとした布で汚れをこすり落とされる程に肌を熱くしてしまう。唇を噛んで必死に耐えるけど、身体の疼きは隠しようがない。すっかり息が上がって上下する胸、切なげにすり合わされる太もも、落ち着かなげに左右に揺れる腰。刺激しないように気をつけながらもオレをからかうエルリックの顔はひどく楽しげだった。

 

「あの程度の魔物に遅れをとるようなクリスでもないでしょうに今日は一体どうしたのですか? 新しい性癖にでも目覚めたとか?」

「ばか、ちがうからっ いま魔力がほんと底をついてて……

 それなのに魔物に襲われて……」

「確かにクリスは魔力切らすとただの可愛い女の子ですからねぇ」

「はぅ♡ やめろって、胸揉むなぁ♡」

「ほら、気分出してないでじっとしててください。

 あとは身体の前だけですから。」

「ふくっ♡ ふぅぅっ♡」

 

 立てた膝を大きく開い仰向けに寝そべるオレの薄い肌をエルリックを冷たく絞った布で拭っていく。首元、胸、腰回りとぬぐい下るにつれて、堪えきれずに背筋が弓形に反り返ってしまう。あともうすこしで全身ぬぐい終わる。もうちょっと耐えたらこの恥ずかしい時間も終わる。そう言い聞かせて終わりを待つオレ。だけど、エルリックの手がぴたりと思ってしまった。潤んだ瞳でエルリックの整った顔を見上げてみれば、怪訝そうに何か考え込んでいる様子が見えた。

 

「ところでクリス。宿営地(キャンプ)出る時にそんなに消耗してましたっけ?」

「うぅ、それは、してないです…」

「ですよね、それなのに 紐触肉腫(ローパー)一匹倒せなくなるまで消耗するなんて…」

「一匹じゃないもん、百匹はたおしたもん…」

「百匹でも同じことでしょう。そんなになるまで何に魔力を使ったんですか?」

「うぅ、それは…… 言いたくない……」

 

 エルリックの黒曜石のような瞳が問い詰めるようにオレを見つめる。さすがにあんな情けない理由を言いたくなくて、オレは目を逸らす。しかし、再び強く名前を呼ばれて顎を掴まれて強引に目を合わされてしまう。エルリックの顔は刻印術(エンブレム)の師匠のそれに切り替わっていた。厳しい顔で問い詰めてくる。

 

「あなたの刻印術(エンブレム)の師匠として言いますが、

 魔力の管理は魔導士の基本です。

 それなのにどうして、魔物に出くわす前から消耗していたのかと、

 師は問うているのです。」

「し、師匠、わかってます!

 魔力の切れ目が縁の切れ目、魔力の一滴は血の一滴!」

「だったら言いなさい。

 こんな魔物がいつ出てくるかもわからない場所で、

 何にそんなに浪費したのですか?!」

「んに゛ゃあ゛っ?!♡♡♡

 ししょうっ♡ ちくびとれちゃうっ♡♡♡」

 

 胸の先端の|乳蕾が放った電撃のような痺れが脳に到達して視界に星が飛ぶ。痛みの混じったその鋭く甘い痺れに身体が跳ね上がるが、エルリックの指はオレの硬く尖った乳蕾を許してはくれなかった。不肖の弟子に罰を与えるようにその指先でぐにぐにと摘みねぶる。

 

「ごめ゛んなざい゛っ♡ うに゛ぃっ♡

 むだづかい゛っ♡ そこだめっ♡ ごめ゛んなざいっ♡」

「さあ言うのです。何にそんなに使ったのかを」

「でちゃっ♡ でちゃったのっ♡

 まりょくっ♡ おもらしっ♡ おも゛らししたの゛ぅ♡」

「おもらしとは?」

「はなすっ♡ はな゛しますからっ♡ くにくに、とめてぇっ♡」

 

 逃れられないようにオレを背後から抱き竦めて、師匠(エルリック)は容赦無くオレの胸を弄んだ。湖畔の水浴びで水面に映る自分の姿に欲情したこと。取り戻した肉竿(ペニス)をしごいて何度も精を放ったこと。 紐触肉腫(ローパー)に体をどのように弄ばれたかに至るまで。言い淀むたびに師匠(エルリック)の指が硬くシコり切った乳蕾を押しつぶして先を促してくる。その度に軽い絶頂に襲われ、咽び泣きながらオレは全てを告白させられた。

 

「これでぜんぶ♡ ぜんぶはなしたから♡ だからもう、くにくにやめてぇ♡」

「クリス、 魔力の交歓(サーキュレイション)についての私の講義をすっかり忘れてませんか?」

「ふぇ?さーきゅれーしょん?」

「肉体接触を介して互いに魔力を融通し合うことですよ。

 魔力経路を外に向けて解放したり閉じたりと言うのを教えたはずですが。

 覚えていませんか?」

「そんなのきいて…… に゛ゃあ゛っぁぁぁっ?!♡♡♡」

「物覚えの悪い弟子にはおしおきです。続けますよ?

 性交はは特に効率の良い交歓を行える行為であるだけに……」

 

 師匠(エルリック)は以前教えたと言う講義の内容を掻い摘んでおさらいしていく。オレが覚えていなかったり間違えたりすると、胸の先端の痼りが容赦無く責め立てられる。突発的に始まった補習授業が一通り語り終わった頃には、散々弄り回されたオレの乳首はすっかり腫れ上がっていた。敏感な乳首を容赦無く攻め続けられる間に、秘裂の奥(おなか)は何度も軽い絶頂に達していた。けれどもそれでは満足できないときゅうきゅうと切なげに訴えかけてくる。すっかり出来上がっているオレをよそに、師匠(エルリック)は憂鬱げに嘆いていた。

 

「クリスがここまでバカだったとは……

 魔力経路を閉じ忘れて自分で精を搾り尽くすなんて。」

「ししょっ♡ そんなっちくびっ♡ はじかないでっ♡

 ぴしぴしって♡ やめてぇっ♡」

「しかも魔力経路に関する座学も大体忘れているし、

 本当にあなたは身体で覚えるタイプですね。」

「こんどはちゃんとっ♡ ちゃんと、おぼえるからっ♡

 もうゆるしてぇっ♡」

 

  弟子(オレ)の出来の悪さに苛立つ師匠(エルリック)に精一杯媚を売る。蕩けた目で縋り付くようにその顔を見上げる。これ以上焦らされるような責めを続けられたらおかしくなってしまう。エルリックはそんないっぱいいっぱいなオレの様子に呆れたように首を振った。

 

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