※この作品はR-18です。

TS勇者は取り戻したい 〜 TSFのFはふたなりのF! 〜   作:亜星

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TS勇者と旅の仲間(3/3)が先に公開されてしまったのですが
本来の TS勇者と旅の仲間(1/3) に差し替えました。


2章:TS勇者は貪りたい
TS勇者と旅の仲間(1/3)


 オレの体に使命のための聖刻印を刻むからと言って好き放題した後、女神(フレイサイス)は相変わらずの軽い調子で消えていった。

 

「じゃあ大神殿で待ってるわね。頑張ってちょうだいね♪」

 

 呼び出された時の機嫌の悪さはどこに行ったという感じだが、機嫌は戻ったみたいだった。嫌がるオレを全裸に剥いたり、セクハラじみた言動を繰り返したり。これで機嫌戻してもらわなかったらウソだって感じだけど。女神(フレイサイス)がいなくなってくれたおかげでやっと落ち着ける。

 

(で、これからこいつに魔力を貯める旅が始まるわけだ)

 

 お腹に目を落とすと、さっき女神(フレイサイス)に刻まれた刻印が目に飛び込んでくる。農業神としての側面を持つ彼女を象徴するような意匠なんだろうか。ちょうど子宮の上あたりに満月が描かれていて、それを包み込んで受けるように盃が配されている。その両脇をたわわに実った麦の穂が首を垂れるように飾るという、よく考えられた意匠なんだけど……

 

(いやこれ、かなり恥ずかしいんだけど……

 遠くからだったら淫紋ににしか見えないだろ……)

 

 白い肌の上に薄いピンク色で刻まれた聖刻印は一見可愛らしい。だけど見た目の雰囲気は邪淫神の儀式で刻まれるという女の子を淫らに変えてしまうというアレ。秘丘からおへその下あたりまで大きく使って描かれているものだから、まるで女の子の大切な部分を刻印にまるごと支配されてる気分になる。まったく何でこんな意匠にしてくれたんだろう。

 

「そっちのほうが可愛いから」

 

 聞いたらきっと駄女神(あいつ)はそう答えるに違いない。本当にいつもコレくらいの気まぐれかつどうでもいい理由でわりと面倒なことをしてくれる。駄女神(あいつ)が関わるとほんとろくなことがない。

 

(こんなもん人に見られたらどーすんだよ……

 恥ずかしすぎるだろうが……)

 

 ぱっと見で淫紋じみた刻印を子宮の上(おなか)に刻まれた女の子の股間には大きめの男性器が揺れている。改めて自分の裸身(からだ)を見下ろしてみて、ため息をつく。ちょっとの間にだいぶ人に見せられない体になってしまった。しかもそれもこれも全部あの駄女神のせいだというのが頭が痛い。

 

(とにかく、王都を目指してゲームをクリア、女神(あいつ)とは縁を切ろう)

 

 魔王討伐を果たしたとはいえ、オレたちまだ魔軍の勢力範囲内にいるに違いない。正確なところはわからないけど、多分まだ街に戻るには時間がかかるんじゃないだろうか。とりあえずは街まで旅を続けなければいけないわけで、そうなると仲間の2人の前に肌を晒すことも何度もありそうだ。

 

(どうやってこの状況、あいつらに説明しようかなぁ

 どっちも目立ちすぎて隠すのは無理だろうし)

 

 そんな事を考えながらオレはノロノロと身支度を始める。女神(フレイサイス)に裸に剥かれたままでは外にも出られない。オレが目を覚ますのを仲間の2人は首を長くして待ってるだろうから早く顔出してあげないと。天幕の片隅に置かれていた自分の拡張収納(かばん)から清潔な一枚布(サラシ)を取り出して胸に巻きつけていく。

 

(お前とも、もうちょっと付き合い続くのか……)

 

 小ぶりとはいえ形の良い胸だけど、自分についてると胸だとなるとありがたみの欠片もない。大きくないとはいっても動けば揺れてきっちり痛くなるのできっちり固定しておかないと。

 

(先っぽが擦れると割と困るからな。ほんと女の身体って面倒だ)

 

 胸が終われば次は下の方。下着(パンツ)はどこだ。

 

(多分鎧と一緒にひとまとめに置いてくれてるだろうから……

 下着(パンツ)、下着(パンツ)っと)

 

 装備していた女神の鎧(ヴァージン・プライド)が脱がされて枕元に山積みされている中から、鎧の一部として用意されているいつもの下着(パンツ)をつまみ上げる。たまには他の下着(パンツ)履いてみたいもんだけど、いつもこの鎧を身につけるので下着(パンツ)も自然と専用のコレになってしまう。

 

(こいつ、そもそも下着(パンツ)の隠すっていう仕事を

 完全に放棄してるんだよな……)

 

 いわゆるマイクロビキニというタイプで秘裂(われめ)を辛うじて隠してくれるくらいの面積しかない。おまけにこれを下着(パンツ)と言っていいものかどうか。腰ベルト(ハーネス)に股当て(マイクロビキニ)をしっかり固定するようにして身につけるというのは下着(パンツ)の履き方としては珍しいと思う。黒革のベルトで割れ目を封印されるような見た目といい、実際そうなるとちょっとやそっとでは脱げないという機能面といい……

 

(下着(パンツ)というよりも貞操帯だよな、これ。

 もっと普通の下着(パンツ)履きたいよなぁ……

 でもコレ履かないと女神の鎧(ヴァージン・プライド)の簡易神殿(結界刻印)が働かないし、困ったもんだ)

 

 頭の中でボヤきながらも手はいつものように貞操帯(パンツ)の装着を始める。オレの鎧、女神の鎧(ヴァージン・プライド)は女性用の軽鎧(ビキニアーマー)というやつで、完全鎧(フルアーマー)ではなくて、部分鎧を組み合わせて構成するタイプ。鎧としての頼りなさを月齢石の首飾り(チョーカー)と下着(パンツ)を身につける事で発動する強力な防御結界で補っている。

 

(式典とかで正装(ドレスアップ)させられた時に襲撃されたことあったよなー

 結局この二つだけ付けてたら簡易神殿(結界刻印)発動してたし、

 だったら全体的にもっと大人しいデザインのやつに

 置き換えても大丈夫なんじゃないかな……)

 

 頭は鎧下(インナー)なしでは着るのに勇気のいる女神の鎧(ヴァージン・プライド)のデザインに思いを馳せながら、手は勝手に装着を進めていた。腰の細い部分(ウェスト)にぴっちり巻かれた腰ベルト(ハーネス)から2本の細いベルトで吊られた細長い三角形(股当て)を股の間からお尻の谷間を通して引っ張り上げる。最低限の面積だけど股の間の閉じた割れ目(たてすじ)とお尻の穴だけはしっかり隠すそいつを腰の後ろの金具にぱちりと固定すれば装着完了。

 

(んんっ、これ、ほんとキツイ。

 この最後にキュッとしまるのだけはホント勘弁してほしい)

 

 金具を止めた途端に腰ベルトと釣り帯(ハーネス)が勝手にサイズ調整されるのはいつものことだけど、これどういう仕組みなんだろう。肌に食い込むくらいぴっちりと締め上げられたら、もう指一本股当て(パンツ)の下には潜らせられない。外し方を知らなければもうその下には触れられなくなる。まさに貞操帯としか言いようがない。

 

(こうやって封じられたオレの子宮を祭壇に見立てて、

 月齢石(女神の象徴)が収まることでオレの体が簡易的な神殿になるんだっけか?)

 

女神(フレイサイス)から儀式的な意味合いを聞いてはいたけれど、正直ピンとこないけどそういうことらしかった。これが神殿ですと言われても、なんかこう神聖さに欠ける気がするんだよ。

 

(後ろから見たらお尻丸出しだし、

 前もギリギリ閉じた割れ目(たてすじ)隠してるだけだし。

 なんでこう際どいところ攻めてくるんだろう、あの女神様は……)

 

 とはいえ、一物(ちんこ)が生えたというのに今まで通り下着(パンツ)を履けたのでちょっと一安心。股当て(パンツ)に肉竿(ペニス)の根本が締め付けられて窮屈だったけど、最低限しか股間を隠してくれないデザインが逆によかったみたいだ。

 

(でも結局息子(ちんこ)は丸出しのままだな……

 ぶら下がってると鎧下(インナー)の裾から絶対出るだろ、これ

 ん、ぶら下がってるのが問題なら吊ればいいのか?)

 

 ぶらぶらするのがいけないんだから、吊ってしまえということですよ。髪を縛る紐が確かあったはず。拡張収納(かばん)から 髪結い紐(リボン)を探し出す。

 

(このあたりで縛って、腰ベルト(ハーネス)に通して……)

 

 カリ首を可愛くリボンで飾られて腰ベルト(ハーネス)に吊られた息子(ちんこ)というのはなんだろう、ちょっと正視に耐えない。街に着いたら本格的に着るものをなんとかしよう。自分で自分を正視できないっていうのはちょっと困る。

 

(あれこれ思い悩んでも仕方ない。

 できることやって、さっさと服を着てしまおう)

 

 いつもの装備を拡張収納(かばん)から取り出していく。鎧下(インナー)代わりの貫頭衣(ワンピース)はお尻がしっかり隠れる着丈で体にフィットしたタイトなデザイン。足に絡まないものを選んでいたら自然そうなっていた感じだ。

 

(もっと長いやつ着とけば一物(ちんこ)隠すのに苦労しなかったかな)

 

 そんな事を考えながら貫頭衣(ワンピース)を身につける。身体に遊びがなくなるように背中の締め紐(レーシング)をきゅうきゅうと引き締めて結ぶと、ピタッと身体にフィットする。

 

(体にフィットさせる時の感じは気持ちいいんだよね。

 体の線がしっかり出てくるのは見てて気分いいし)

 

 締め紐(レーシング)の締め具合に偏りがないか確かめるために体の線に沿って撫でていく。胸布(サラシ)で抑えられつつも存在を主張する双胸(ふくらみ)から薄い肋を通って細い腰に至り、小ぶりながらキュッと突き出たお尻の丸みに到達する身体の線(ライン)、よしいい感じだ。

 

(ホントはズボンがあればよかったんだけどな…)

 

 少女の身体(女の子)になった当初は男装にこだわってズボンばかり履いていたんだけど、今は一本も持ち歩いていない。ズボンでの野外生活は女性の身体(この身体)ではどうにもやりづらかったからだ。小用(おしっこ)するにも一旦全部脱がないといけないので、無防備になる時間は極力減らしたい野外生活では自然スカートばかりになっていた。ちなみに立ったまま出す事(立ちしょん)は早い段階で覚えさせられたけど、あれは本当に恥ずかしかった…

 

(あーでも他の二人のズボン、あとで借りたらいいのか。

 今は一物(ちんこ)あるから立ちションもズボンのまま出来るしな)

 

 そんな事を考えながら太ももの半ばまで覆う麻の長靴下(ショース)に足を通し、鎧下(インナー)から伸ばした吊り金具(ガーター)で履き口をしっかり固定する。その上から膝丈の革長靴(ロングブーツ)を履けばとりあえず外に出るには充分だった。残りの細々とした部分鎧(パーツ)はとりあえず拡張収納(かばん)に放り込んでおく。手入れもしないといけないだろうから、そのへんは仲間と話をしながらでいいだろう。

 

(うーん、やっぱり動くとちょっと……

 裏筋のあたりが裾に擦れる……)

 

 充分我慢できる刺激だったが、思わず腰を引いて擦れた筋裏を護ってしまう。股間に目を落とせば、釣り上げられた一物(ちんこ)の形は意外と服の上からでもわかってしまうみたいだった。気持ち踵を上げてお尻を持ち上げるように歩けば、あまり擦れないし目立たない事がわかったので、歩き方だけ気をつけて置くことにする。

 

(どのみち、一物(ちんこ)が生えたことは仲間には話すんだし、

 街につくまではこれくらいはいいってことにしとこう)

 

「とはいえ、こいつはどうしたものか。」

 

 歩き方をあれこれ考えているうちに、さわさわと微妙な加減でずっと貫頭衣(ワンピース)の裾で擦られた息子(ちんこ)は甘勃ちしていた。このままにしておくと何かの拍子ですっかり勃ってしまいそうで、そうなると貫頭衣(ワンピース)の裾を持ち上げてしまうのは身に見えている。

 

「外に出る前に、ちょっと抜いとくか……」

 

 オレは一物(ちんこ)の滾りを抑えるためと言い訳しながら、実に数年ぶりに一物(ちんこ)に手を伸ばした。

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