私は人間(倫理観)を捨てるぞ、旅人!! 作:札幌ポテト
フォンテーヌ編
バンパーによる華麗なる犯罪者(♀)撃退劇(日常)
強いて言えばモブの女子回
フォンテーヌ、正義の国。
魔神フォカロルス────またの名を水神フリーナが治める水の国。
旅人は砂漠を越え5つ目の国、その入り口に立っていた。水の無い砂漠を越えた先にあったのは水に囲まれた国なのだから、何かしら統治者の影響でも受けているのかもしれない。
妹を探すための旅はもう半分を越え、4人の神とも顔を合わせている。そしてまた新しい神にどう出会うか頭を悩ませる
「やあ、君が金髪の旅人だね」
──こともなく、水神フリーナは護衛を連れて旅人の前に現れていた。見た目は少女と言って差し支え無いが、その態度や周りの反応からも神である事は確かである。
ただ、旅人はふと違和感を感じる。それは普段から呼ばれている旅人という名称についた飾りの部分に、聞き慣れていない単語がある。
「金髪?」
「おや、黒髪の旅人は一緒じゃないのかい? 噂通りなら意図して合わせると思ったのだけど」
金髪、そして黒髪。2種類の旅人と耳にすれば、大凡もう1人も誰かは分かる。スメールで別れてからは神殿に閉じ込められていた砂漠の民の父親を助けていたり、その娘を利用しようとしていた砂漠の民の拠点を気付いたら丸ごと潰していたりと彼の足跡そのものは辿れてはいるので、向かう先は恐らく同じだ。
「黒髪って、バンの事か?」
「あぁ、そうだよ。バンパー・ローレンスだよ」
パイモンの答えに、神は肯定する。どうやら目立ちたがらない彼ではあるが、その名前はフォンテーヌにまで届いているらしい。
しかし何故ローレンスなのだろうか、一度モンドに戻ったとは聞くがその間に何かあったのかもしれない。
ただ、その名が神に知られているのは必ずしも良い形とは限らない。
「有名ってほどじゃないけどね。噂じゃかなりの……不調法者なんだって?」
ピクリと、旅人は頭が反応してしまう。相手は神でありそう言った煽りを入れて来てもおかしくはない相手だから抑えられたのだろう、しかしそんな事を知ってか知らずがフリーナは言葉を続ける。
「渦の魔神との戦いにおける君の手柄を奪ったり、あまつさえ雷神の戦いに割り込んで足を引っ張ったり、良い武勇伝を耳にするよ。大冒険者と言われてる割には僕の国に来なかった辺り、裁かれるような事ばかりしてるんじゃないかな?」
バンは確かに、好色家だ。色んな女性に手を出しているし、惚れさせて放っておいてる事例も知っている。
ただ、その分相手を助けている。珊瑚宮心海など手を出した相手が心に傷は負うような、トラウマを残すようなことまではしていないのだ。やってる事はやってる事だが、彼は擁護できる。
何故なら、彼が成した事を考えれば釣り合いは取れていない。誰もが諦めてる事や出来ない事を口では嫌々言いながらこなしてしまう、だから彼に惹かれてしまうところもある。
それを共に死線を乗り越えて来た旅人が言うならまだしも、何も見た事のない者が────神であっても、苛立ちを覚えてしまう。
「バンはそんな奴じゃない、取り消しなよ」
「うぇ!? ぼ、僕はあくまで噂を言っただけで僕が言い出した事じゃ無いからな!?」
少しだけ、神に対して威圧しながら口に出す。その途端に何故かフリーナが顔を悪くしたが、この程度の圧で口が止まるなら神などやれていないので気のせいだろう。
ただ周りの観衆の目を見てからから、仕切り直したようにまた胸を張り始める。
「こ、こほん、まぁあくまでも噂さ。君程の知名度はないけどね」
早くも相対する事になった神、最初の印象はあまり良くはない。ただやる気ならこちらも手を抜かない、そんな気持ちで彼女を見る。
「安心してよ、僕は君と戯れようと思っただけ。彼の事は興味が無いからね」
「どうだろうね。嫌でもバンの事を忘れられない男にされるかもよ」
「ははっ、そうなるとは思わないけどね」
なお後に色々な意味でフリーナは理解せられるが、それを彼女が知る由は無いだろう。
☆
今までを思うに、私ことバンパーは色々とやらかして来た。それもこれも女の子に手を出して来たからだ。スメールでもドニアザードの前で少し体の関係持った事のある空気をディシアさんが出しちゃったせいで近くに居たニィロウとファルザンも巻き込んだちょっとした修羅場起きかけたし。
砂漠の方もめんどくさかった、よく分からん神殿に観光目的で行ったら閉じ込められて『意識を一つにしてやろう』みたいな取り込み方されたけど逆に取り込んで消し飛ばしたから何とか脱出した。1人だけマシなのが居たからその人は普通に助けた、男だったのが残念だったかな。
いや、そこでも手を出したら恐らくまた修羅場の種を蒔く。娘に会えるとか言ってたけど、娘に手を出したら恐らく修羅となって襲いかかってくるタイプのやつだ。
後なんか砂漠を拠点にした盗賊みたいな奴らが襲いかかって来たらしばいておいた。オアシスを独占するとかなんか言ってたけど、⚪︎しに来るならそうされる覚悟あるよね? って確認してから殲滅しといた。こう言う善行の積み重ねが、私の寿命を伸ばしてくれると信じたいところだ。
そしてそんな何やかんやを乗り越えて、フォンテーヌまで来たのである。
スメールもモンドも璃月もやばい、恐らく監禁されて⚪︎される。スメール行く前に寄った稲妻もちょっと意味わからん空間で喧嘩してた2人の仲裁にいったら『力が無ければ永遠は守れない。故にコレを強くした方が正しい』とかいう謎の展開を見せて雷電将軍と雷神の2人から強制修行されたからな。これ以上剣の腕は上がらないとかの理由で解放されたけど理不尽が過ぎる、なので疲労困憊の雷神を押し倒しお腹に『永遠』を注いだのは悪く無いだろう。
おかけで元素龍しばいた時に目に見えて強さを実感してたけどさ! やって良い事と悪い事あるよね!?
だから稲妻は行きたく無い、怖い。幕府軍全軍から指名手配されて雷電将軍の前に連れて来い的な指令が出てるの聞いちゃって行くの絶対無理、断り続けてた淵下宮の問題を片す事を条件に逃がしてくれた珊瑚宮さんには頭が上がらない。
ただそこで私は思ったのだ、女性に手を出すのは少し控えようと。
思うに、手を出して来たらヤバくなって来たのだ。少しぐらい自重しようと、手を出すてしても今迄手を出して来た子なら問題が広がる事はないと。
フォンテーヌを安息の地にするのだ、そうすればコロコロと逃げ続けなくて良い。凝光さんに懸賞金をかけられても何とかなるかもしれないし、ジンに牢獄へぶち込まれる事は無いかもしれない。
そして私は、己が欲求をしっかりとコントロールし穏やかな日々を過ごしてやると心に誓い、フォンテーヌへと入国したのであった。
☆
簡単な仕事だと思っていた。モンド人でもあり観光目的で来ていたリリアは、著名なマジシャンのショーを耳にして街に向かっていた。しかし、彼女にはショーのチケットは無い。でも見る気であった。
これは手に入る方法や買い方を知っているなどというアテがあるわけでは無い。そもそも毎回売り切れるので買えるはずもない。なのに彼女はショーを見る気でいる。
単純明快に、持ってる奴から奪えば良いのだ。リリアは容易く観光客らしき黒髪の標的の腰ポケットにあったチケットをぶつかったフリをして抜き取る。簡単な仕事だ、手際も良い。今までコレで捕まった事は無いのだ。それ程の自信がある。
「ちょっと待とうか」
ただ、それは肩に手を置かれた時点で無くなりかける。
「なによ。謝ったじゃない」
「これを盗った事は謝ってないよ?」
「……は? 気のせい、じゃない?」
そう言う彼の右手には抜き取ったはずのチケットがある。ポケットに無理矢理入れたから少し歪んだはずのもので、いつの間にか自分のポケットから抜き取られたのだろう。2枚目を見せたブラフかと思いきや、自分のポケットにはそれがない、焦って落としてしまったのかもしれない。
ミスったか、こんな所で捕まるのかと。もし抜き取ったのがバレたなら同業者でも襲ってしまったかと思ったのだが。
「……ま、冗談だよ。あそこの茂みで休んでたからさ、拾ってくれたんだろ?」
相手は馬鹿だったらしい。
「そうよ。失礼しちゃうわね」
「ちなみにどこで拾ったか聞いて良い? 君が盗人の可能性は消しておきたいし」
リリアは内心ほくそ笑む。茂みで休んでたなら人の痕跡なんてすぐに分かる、そこで見つけたと言えばそれで終わりだ。ただマジックのショーは見たいので不意をうち昏倒させても良い、むしろ人気が無くなる場所に態々自分から行くのだからより一層警戒心も低くなるだろう。
「こっちよ、確か……」
「ああ、確かここら辺で……」
適当な事を言いながら、さりげなく道を先導する側から先導させる側にする。人の痕跡は見当たらないので周りには人も居ない、頃合いだった。
「あれ、どっちに……」
「(油断してるし背中も見せてる……今だ)」
道に迷い始めたのを機に、全力の回し蹴りを放った。意識程度刈り取れる、そうやって数々の苦難も乗り越えて来た。痴漢や変態なんかもスリをして来たら現れてくるが、そんな奴らと同様に片付けられる。
「ふーん……反省の色なしね」
ただ、自信のあった回し蹴りを後ろ向きであったのに容易く片手で受け止められる。彼女が後悔したのは、その彼の目を見た時だろう。
「あ、今から私食べられる」と。
☆
リリアは腕に覚えがある、というよりは警戒をされて来なかったスリだ。普通の女性に近い見た目と雰囲気があればそれだけでスリの成功率は上がり、いかにそのスリとしての雰囲気を消せるかが成功率に直結する。
だから、いつも通りだった。なのに受け止められ、そのまま軸足を払われて倒された。
向こうからはそんな雰囲気を感じなかったのに。ただそんな事を思った所でその雰囲気が隠されていたものだと察すれば、最初から泳がされていたと嫌でも分からされる。向こうのほうがプロだったのだ。
そして、そこから始まったのは────
「へ、変態!! アンタなんか……んあっ!?」
「盗人なのに、随分と初心過ぎない? まさか揉まれた事が無いとはね……ほら、今日会ったばかりの男に触られて感じてる」
「ひゃあっ! あ、あううう!!」
彼女がスリを働いた事を差し引いても完全にアウトの淫猥な行為だった。テイワットの住民は皆身持ちが固いのだが、彼女も例に漏れず。抵抗はしていたが容易くブラのホックを外され、下着ごと服を捲られて胸を楽しまれていた。
自分で弄るのとはまるで違う感覚の波は容易く彼女の体から制御権を奪い取り、力の入らない声と体は火照って遊ばれてしまっている。
「だめえ……そんな、いじっちゃ……あっ!!」
そしてある程度じっくり、時には乱暴に揉みほぐされてしまった彼女の胸は主張するように一部が強調されている。それを彼は意識が蕩けかけている彼女には見えないように笑うと、それを親指と人差し指で摘み上げる。
「硬くなっちゃって、可愛いね。ほら、強めにするよ」
そして優しくこねてから摘み上げ引っ張っていき、そのままコリコリと指で弄び始める。当然そんな事をされてしまえば初心でここまで自分では怖くて出来なかった彼女も「ひゃあ!? あ、あ、ああ!? ふわああああああああ!!??」と情けない声を内股になりながら仰け反り喘ぎ続けてしまう。
「来ちゃう! だ、だめだめだめ!! や、やああああああああ!!??」
そして、彼女の懇願も虚しく今日一番の声が響き渡る。ビクビクと体を痙攣させ、こんな事をして来た男に対して背を預けてしまっている。抵抗する意思が擦り切れてしまったのだろう、胸を隠す余裕もなくそれを彼に満足そうに眺められながら写真も撮られているが、そこにも頭が回っていないようだ。
「次は突きながらしてあげるけど、とりあえず……靴は脱がしてっと」
そして彼は今の状況の事には満足したのか、彼女靴やタイツを手慣れた手つきで外していく。彼女は抵抗らしい抵抗も出来ず、下を守るのは最後の一枚を残して剥ぎ取られてしまう。
「ふーん、可愛い下着履いてるね」
「ひゃあっ!?」
スカートを捲り上げ、今度はその下着は脱がさずに手を入れる。興奮させられ蒸れていたので途端に清涼感が股に現れて来たが、そんな気持ちはすぐに入り込んでくる2本の指でごちゃごちゃにされる。
「やだ、指やだ! あ、んあっ!? ひうう……♡」
体の内側を撫でられている、それもゴツゴツとした男の手で。荒々しくしたかと思えば優しく撫で上げて反応を楽しんでおり、口を噤もうとも大事な所を摘み上げられて声が出てしまう。
向こうは手慣れている、自分のような犯罪者の弱みを握って好き放題しているのがよくわかる。ただそんな事は気にする余裕はもう無いのだが。
「あ、あ、あ!! だめ激しくしちゃ! ああ、あああああああ!!??」
そして、頭が白く瞬いてしまう。途端に体に力が入らなくなり、ぼんやりとした目で虚空を見つめてしまう。ただその顔の前に糸の引いた指先を見せつけてくれる彼は、まだまだ終わらせてくれる気配がない。
「もう2回もいっちゃうとか、随分えっちな体だよ? 下着もびしょ濡れ、コレからしたらどうなることやら」
「コレ、から……?」
覚束無い状態の彼女には彼が言っている意味を断片的にしか拾えない、ただその間に下着に手をかけスルスルと剥いていかれており、気づいた時には足先から抜き取られる瞬間であった。
「あ……脱がしちゃ……あっ!」
そんな時に気付いても抵抗しても遅い。彼は抜き取った下着を片手に彼女のスカートを捲り、許可もなく乙女と大切な場所を眺めている。
胸も股も果てた顔も見られてしまっている、そう分かっているのだが彼女の体は動かない。まだ頭が回復してきても、体に巡る快楽の余韻が抵抗をさせてくれないからだろう。
そして、そんな事は分かっている彼は彼女に顔を寄せる。
「足も綺麗だけど、これはしながら楽しもうかな。ただ人が来てもおかしくないし、少しは静かになってもらいたいから……こうするね♪」
「ふぇ……? んぷっ、んん!?」
そして、彼女から剥ぎ取った下着を丸めた物を口の中に入れた。彼女が興奮してた影響で汗と混ざった何かで湿っており、その匂いで彼女も何をされたか察したようだ。直ぐに吐き出そうと手を口にやるが。
「出しちゃ駄目だよ、それに……そんな余裕出来るかな?」
そのまま座り込んでいた彼女は地面に押し倒され、両手を押さえられる。腹には乗らず、股の間に体置かれているので足での抵抗も効果は薄い。力も向こうが上、完全に彼女は追い込まれている。
「さて、そろそろ食べるね♪」
「ん、んん!?」
そして、彼の雄々しい部分が姿を見せていた。途端に彼女の顔が紅潮し抵抗を強めるが、声も出ず力も入らないのでされるがままにされている。
あんなのが入ったらどうなってしまうのか、彼女はそれに怯えてしまっていたのだ。ただ彼の『痛い目に合わなければ人は学ばない』という考えにより、彼女のソレが奪われてしまうのは既定路線であったのだろう。
「狭いけど、直ぐに馴染むから大丈夫だよ」
「ん……んん!!」
そして、彼のそれが入り口に当たる。彼女が仰け反り喉を詰まらせるような喘ぎをあげるが、口が下着で詰まっているので響きはしない。逃げ場なんてないのだ、そしてそのまま入り口を押し広げていきながらソレは侵入していく。
「どう? 君のお腹、ここら辺に来てるんじゃない?」
「んん──!! ん、ん、ん……んん!?」
自分のお腹の中に、自分とは違う熱を持った硬く狭い中を広げる程の彼のモノが涙目で懇願の視線を送ろうとも、止まらず進んできている。お腹に指を当てられ、外側からもどこら辺に来ているのか想像してしまいなお体が熱を持ってしまう。
ゆっくりと、少しの痛みを感じながらも違和感が頭の中を侵食しているのだ。この違和感が無くなった後に何が来てしまうのか、想像もしたくは無かったのだが。
「ほら、奥に着くよ」
「んんんんん────!!」
コツン、と。彼女の一番奥を叩かれて下着を咥えてなければ森に響いていそうな声をあげていた。
何故か無くなった痛みの後に途轍もない感覚が頭の中が走り回っている。一番奥に当たり触れているだけなのに、彼女はここが一番弱い場所だと自覚させられてしまう。
初めてだった、誰にも渡してこなかった。でも奪われるとは思っていなかった。こんな喪失が起きてしまうとは、彼女な情けなく涙を流そうとした時だ。
「んんん……ん──……んんんんん!!??」
一番奥が、押し込まれた。快楽の最大値を感じたと考えていた時に、それ以上の感覚が頭を殴りつけている。今の瞬間に彼女はイカされたのだろう、少しだけボヤッとした目が辛うじて彼を捉えているものの、何が起きたのかは分かっていない。
「ああごめん、私のは入り切ってなかったからさ」
それに、彼の言っている事も分かっていない。ただお腹の中がドロドロに溶かされたように熱く、その中を更に熱いものが無茶苦茶にしている事だけだ。手は離され腰を押さえられているが、口から下着を抜き出す余裕も無くなってしまったようだ。
「ルールを守らない子はルールに守られない。それを今日、忘れられない日にしてあげる」
彼は優しく彼女の頬を撫でる、目を合わせ心も体も白旗をあげている事をしっかりと確認する。これで漸く彼女も反省したと、少なくとも泥棒する度に今日の事を思い出してしまうだろうとも。
「だから、いっぱい気持ち良くなろうね」
「んん!? ん、んんんんん────!!??」
ただ、彼はそんな態度で満足はしない。
蕩け切った彼女の顔が途端に壊れ始めるが、お構いなしに腰を打ちつけ始める。
彼が満足したのは、彼女が12回連続で果て続けて中に3回連続で子種を注いだ時であった。
☆
フォンテーヌ入国、初日。
「ふあっ、あ……お腹、なか……もう、むりい……♡」
マジックショーのチケットを盗んで来た女の子がいたので茂みに連れ込んで食べてしまいました。
いや確かに自制するつもりだったけど悪い子にはお仕置きが必要だし、犯罪者だから口を割ったら裁かれちゃうから都合良く食べれるし、私は被害者だったので普通に押し倒してしまった。
まぁ、モンド人だし更に言えば常習犯でかなり手慣れた子だったので、しっかりと痛い思いをしてもらいました。
今は木を背にして座り込み、はだけた胸を隠す余裕も無く股から白いモノを溢しているが、最初は随分と抵抗していた。武闘派という程では無いが痴漢を撃退する程度の腕はあったしね、まぁ世の中手を出しちゃいけない人がいるって事を今回の事だ理解してくれただろう。
「随分と良かったよ、気持ち良かったね」
とりあえず、お腹を撫でながら痙攣して満身創痍の彼女に食べられた事を再確認してもらう。撫でられただけで内股になっちゃって、お腹にされた事思い出してるだけで体が震えちゃってるね♪
「ひゃ、んあっ……わたしの、はじめてがぁ……♡はじめて、だったのにぃ……♡」
「はいはい。人のチケットを取ろうとするから、初めてがこんな形で無くなっちゃうんだよ?」
悪い子は痛い思いをしないと反省しないもんね。それに今回みたいなバレないタイプの奴なら手を出しちゃうのは仕方ない、食うなというのが無理な話だ。
ただ珊瑚宮さんやマールとかの抱き方をしたら絶対不味い、体の関係までいったらダメだろう。なので抑えるのだ、少なくとも私の欲望ゲージは一度ここでリセット出来たのだ。前向きに捉えよう。
「ごちそうさまリリア。もし出来ちゃったら泥棒にならない良い子に育ててね」
「そ、そんなぁ……♡こんなに、されたら……出来ちゃってるのにぃ……♡」
私は『盗られたチケット』と『情けない姿』の写真を手の上に置き、その上にモラの入った皮袋を置いて軽く握らせてあげる。
チケットが風邪で飛ばないようにするのと、ごちそうを食べさせて貰った代としてだ。これで黙っておいてねって意味は伝わってくれるかな?
ちょろそうな観光客が居たと思ったら処女食べられた上で種付けされたとか思ってるから凄い顔してて可愛い。よく知りもしない男の子供産まされると思ってて反応が良いよ。
勿論こんな悪い事をする子には出来ないなんて話はしないけどね♪ 月のものが来るまで不安になって貰わないと、反省しないもんね♪
腰が砕けて動けない彼女を置き、私はそのままフォンテーヌの街に向かう船に乗ろうと思っていたが、普通に街まで歩いても良かったので歩いて行く事にする。
本当はこの子から離れたフリして落ち着いた彼女が情けなく股のモノを掻き出したり恥ずかしがりながら着崩れした服を直す瞬間とか見てたかったけど、万が一にも人に見つかったらやばいので逃げる事にする。場合によっちゃ2回戦とか盛り上がっちゃうし、一応自制しよう。
まあ万が一出来ててその子供抱えて現れたら……流石に責任は取るけど、それも態々言うわけないよね♪
「ま、待って♡せめて、認知は……♡」とか蕩けた声が後ろから聞こえて来たけど、無視してそのまま離れる。たっぷり奥に注いだから、普通はほぼ確実に出来てるもんね……改めて、ごちそうさまでした♪
よし、切り替えて行こう。
☆
バンパーがスリを食べ終えている頃、旅人フリーナの戯れを片付けて、フォンテーヌへと入国していた。パイモンを浮遊物として扱い、それが違法だとして戯れて来たが何とか言いくるめて事なきを得ていた。
その時に助けて貰ったフォンテーヌ人でマジシャンをしているリネとリネットと共に、今は街まで向かっている。
神には会ったが、これから妹の足跡を辿らなければならない。そもそもフォンテーヌに彼女が居た軌跡があるのかも分からないが、旅人は道すがらに2人の話に耳を傾けていると。
「終末の予言?」
「そう、滅びの噂さ」
毛色の違う、怪しさ満点の話が出て来ていた。いつからか噂された話であり、何故流れたのかも分からない噂。予言と言うが誰が言い出したかまでハッキリしておらず、ただその中身だけが伝わっている。
一応他にも連続少女失踪事件というのもあるらしいが、こちらは神隠しにあったような話で中身はそこまでなかった。
「生まれながら罪を持つフォンテーヌの民はどれだけ罪を裁こうとも許される事は無い。海に飲み込まれ水に溶け、漸く罪が洗い流される」
「ネガティブな予言だな……」
「人が水に溺れるならまだしも、水に溶けるって言うは……」
ただ、それを聞いて2人とも反応としては眉唾物ではないかという印象が強い。それにフォンテーヌ人の反応を見る限りでは、そんな焦りは感じられていない。
「あくまでも噂だよ。でも、これが真実味を帯び始めている。海面の上昇、これが起きてるからね。徐々に上がっていく原因は自然現象なんて言われてるけど、間違いない事実だよ」
「(……パイモン、バンってもうフォンテーヌいるかな?)」
「(居る……よな)」
「(ああ、うん……これ以上の事起きるかもね)」
恐らく、ここに居ない黒髪の冒険者がこんな話を聞いても普段通りなら鼻で笑うだろう。荒唐無稽な話が広がり過ぎてて不気味過ぎると。
「ただ、この国ではどんな事にも証拠が必要だ。水に溶けるなんて本気で言う人は殆どいないし、予言を信じるに足る根拠無しに興味を持ってない」
ただ、それを後々聞いた彼は『あ、ふーん……きついじゃん??』と思わず呟いてしまう程度には、大きな災いとなってしまうかもしれない。
そして旅人とパイモンの2人は、バンパー=危険探知機として考えているので嫌な予感しかしてない。
バンパーのいる所では大体何か起きているのだから。むしろ居ない方が何も起きないかもしれないが本人にそれを言うと膝から崩れ落ちたので禁句であったりする。
「(なあ旅人、バンパーなら何とかしてくれるんじゃねえか?)」
「(なんかマッチポンプみたいな感じにならないかな……)」
それでも、中々に旅人達の評価は酷い。
「ふざけんな、ならねえよ、なってたまるか!!」と言う彼の幻聴が聞こえて来たが、幻聴なのでそれは無視しておいた。ただ彼等の予想通り彼が居るからこそ面倒な事も起きるのは事実であり、ほぼ確実に起こる未来だろう。
何せ彼も、降臨者の1人なのだから。
バンパーの裏設定では前世でそれなりに仲の良い幼馴染がいるが、その世界の彼の友人と結婚している。
周りからくっ付くと思われていたが『(私から想いを寄せても叶わないから)付き合う予定は無い』と言い、それを友人から『女性として興味がないらしい』と曲解して伝えられた事で幼馴染が踏み込む事はなくなり、踏み込んできた友人と付き合い結婚した。
その友人が狙った理由は割と何でも出来てた癖に年不相応に達観していたのが鼻についていた彼への嫉妬からであり、唯一勝っている自覚があった手癖の悪さで奪い取った。更にはその手伝いを断われない性格の彼にさせた。
適当なタイミングで別れる予定であったが子供が出来てしまったので結婚しているが、その事は誰にも知られていない。彼の死後に離婚したりする。
なので彼は割と重めの失恋をしており、恋愛という物には億劫な部分がある。矢印が向いてる自覚があっても出来婚でしか結婚が出来ない自覚もある。
それはそれとしてテイワットではグーで殴られても仕方ない所業をしている。何の因果か前世の友人に劣っていた部分も上回ったが、悪知恵も上回った。