私は人間(倫理観)を捨てるぞ、旅人!! 作:札幌ポテト
今年は体調悪めでしたが原神コンサート行けたので良かった。
難産でしたがナヴィア回(♡)です。過去3回を合わせて約75,000字ですので、暇な時に読んでください。
私がポワソン町の厄介事を吹っ飛ばし、久方ぶりにナヴィアさん達や旅人に会った後の事だ。時間としてはちょうど、空が茜色に染まる前の時間か。これからの後処理とか考えたら今日は帰れないと思っていた時だ。
ナヴィアさんが凄い声と顔しながら自宅に誘ってくれた。あれかな、手紙で送った手料理のお願い以外にあの後私が何をしてたのか気になったのかもと思った。長話になるし、それで自宅にしたのかと。
そうでも思わないと流石に自宅まで簡単に行き過ぎなんだよね。ナヴィアさんじゃなきゃハニートラップを疑う、そしてトラップを食べてから情報を抜き取る。
リネットちゃんは本当に美味しゅうございました、また後で行くね♪
とりあえず、ナヴィアさんは自宅に誘ってくれたのだ。もしかしたら、私が英雄とか水神とか呼ばれるぐらいには頑張ったから気が緩んでくれてるのかもしれない。
それを裏切ってしまうことに抵抗はないというか捨て去りたいし、やる気は満々だった。そう、出所後に厄介事を片付けるまでは。
「ど、どうだったかな?」
「フォンテーヌの家庭料理ってスメールや璃月と面してるけど、モンドの方が似てる感じがして懐かしさも感じたね。美味しかった、ありがとうナヴィアさん」
「そ、そっか……それなら良かった!」
今日を待っていた。ナヴィアさんに『色々助けたから、今度は私も色々助けて♪』って感じで思いっきり押し倒すつもりだった。
しかし、私はまるで体に力が入らない。それどころか息子もピクリともしない。ナヴィアさんの美貌を見ても、部屋着になった途端に明らかに薄着になっても、私との距離感があからさまに近くなっても、ドキッとはしても……すぐに、頭が冷静になってしまう。
それもこれも、ナヴィアさんの事を旅人が手籠にしてしまったからだ。
あいつは私に会った途端投獄された事を揶揄しただけでなく『ナヴィアを狙ってたみたいだけどwwもう僕が味わっておいたからwwあ、パイモンと手料理の方も食べといたからねwww』とか遠回しに煽って来たのだ。そのせいで私は言いようの無い敗北感を感じている。
そうだよな、ナヴィアさんと短期間で相棒とか言われる間柄になれるイケメンな主人公が旅人なのだ。しっぽりと1発、いやそれどころじゃ無い数をまぐわっていておかしくない。私ならそうしてる。
私は負けても良いこととか、負けても巻き返せる負けは許容出来るが真なる意味の敗北を痛感している。
なんだろう、もう旅人のモノにされてる彼女を無理矢理するなんて私には出来ないんだなって。その心をモノに出来ないから、後味には虚しさだけが残るのが分かるんだ。快楽堕ちは大好きだけど、誰かのモノになってる子をNTRのは解釈違いなんだ。
だからナヴィアさんに対して、驚くほど欲情出来ない。純粋に手料理を楽しむ事しか出来ない。
「その、食後にお酒とかはどうかな? フォンテーヌので、口に合えば……」
「いただこうかな」
だから、もう普通にご飯で少し安らいだ心を労わって今日は普通に帰ろうと思う。家の方は地下も含めて水没しちゃったが、恐らくヌヴィレットとかが直してくれてると思うし、普通に帰れる。
というかキツイ、もう旅人に好き放題味わられた彼女を見てたらメンタルがボロボロになる。具体的には雷電将軍にボコボコに殴られてる時ぐらい辛い。
……よし、お酒を楽しんでから帰ろう。そしてナヴィアさんの事は忘れよう。
後旅人には申鶴を如何にぶつけ子供を作らせるか、真面目に考えないとな! 申鶴に色々教えて、絶対に絞り○してやるからな!!
☆
ナヴィア・カスパール。成人してからそこまで日も経っていない彼女に、青春と呼ばれる時代に乙女らしい事よりも別のことに精を出し、女の子の事をあまり知らずに育ったのが彼女だ。
そして、この歳にして本当の恋を患ってしまった乙女でもある。
「(い、いれちゃった。男の子を、自分の家に誘っちゃった……!)」
ナヴィアは今、サーンドルの河にある自宅へバンパーを招いている。棘薔薇の会のボスである彼女の自宅には、旅人ですら入室をした事はない。それだけ気を許した相手にしか、プライベートを見られても良い者しか招かれる事はない。
そしてそれが異性ともなれば、余程の馬鹿でもなければその意図を察するだろう。そして入ったならば、もはや同意と言って良い。
加えてナヴィアは『お! お礼がしたいから! 今夜、私の家で……その、楽しんで欲しいかなって、想ってるから! 来てくれませんか!?』などという誘い方を顔を真っ赤にしながら言っていたのだ、馬鹿でも察する。
なお、来賓は旅人に寝取られたと勘違いし脳破壊をされて視界も思考もボヤけている馬鹿以下であった。
「その、食後だし寛いでてね?」
しかし、そんな馬鹿だからこそ攻撃力が高い。
「ど、どうしてこっちに?」
「くつろいでって言ってくれたし、ナヴィアさんと話すのが1番楽しいかなって」
「ミッ……!!」
ナヴィアは漸く治ってきた、ぎこちなさを隠しながら後片付けを始めていたが、途端に声が詰まる。
隣で片付けを手伝う彼に、家庭を持ったらこんな感じかとここ最近フワフワとしていた妄想が明瞭になっていく。
この家に入った時点で同意のようなものだ、女性が男性を誘って受け入れたと思うのが普通だ。今すぐにでもその無防備なうなじに噛み付いてしまいたい、そんな衝動が湧き出して来る。
「(っ、ダメよ! そんな一方的な相手を顧みない行為なんて、絶対にダメ! したら、見損なわれちゃう! 彼はそんな下卑た目をしてないのよ? それを蔑んだ目にされたくない!)」
しかし、ナヴィアは出来ない。いやしてはいけない、彼と築いてきた信頼と友好が一夜で消えてしまうだろう。それはナヴィアとしては禁断の果実であり、今すぐにでも齧り付きたいが耐えなければならない。
「(危ない、危ないわよナヴィア。私は棘薔薇の会のボスでポワソン町の代表、ナヴィア・カスパールなのよ?
無防備になるぐらい信頼してくれてる彼を押し倒したいとか思っちゃダメに決まってるわよ?
それも恩人に! 不義の名前が私につくわよ!?)」
ナヴィアがただの少女なら、何も背負ってなければ今すぐに押し倒していたかもしれない。
しかし、彼女は彼を裏切るわけには行かないと踏みとどまっている。ポワソン町の代表として、踏みとどまっているのだ。
しかし、あくまでもそれは彼を一方的に無理矢理押し倒した場合だ。彼から押し倒される分には問題無いし、むしろそうさせるように酒の度数高めにしたし、食事も性のつくものばかりを選んでいたりする。
そしてこの家に誘う可能性を考えてここ1ヶ月は普段よりも家を綺麗に保ち、招いた時に恥ずかしくない普通の格好とは別に、薄手で煽情的な部屋着も準備しておいた。本当は着るつもりは無かったが、今日の彼を見ていつの間にか着てしまい途中で気付いてからは落ち着くまで時間も掛かった。ただ仕掛けるなら今日しかないと恥じらいは残りつつも、仕掛けに行ったのだ。
「(何よ、何よ何よ何よ! 女の子の家に男を誘ってお酒を飲むなんて据え膳どころじゃないじゃない! 下心なしで接するなんて本当に男なんでしょうね!? 私が襲っても許されるわよね!? 無罪勝ち取れるわよね!? でも嫌われたくない!!)」
しかし、そんな時間ももう終わってしまう。楽しく談笑し、食事を楽しみ、2人の昔話や旅人の英雄譚など盛り上がりもしたが、終わってしまう。
最後の晩酌を終えたら、本当に今日が終わる。
「(……何もなかったけど、それで良いのよね。バンパーさんみたいな凄い人に、私は不釣り合いだし)」
ナヴィアとて、恩人への恩返しをする為にしている事だ。自分の為ではない、しかしそう言っても欲してしまうのが人であり、欲望だ。
「(でも、もう少しだけ……彼が……)」
ナヴィアの前に見えるのはヌヴィレットから仕立てられたという服の上着を脱ぎ、薄地で衣装に凝ったものでもない肌着が見える、ただそれでも何処か浮世離れした印象を与えている。服装一つで印象はかなり変わるが、彼のしてきた事を思えば冒険者の格好の方が似合わないかもしれない。
そんな彼との時間が、少しでも長引いて欲しいから。彼女はこの日を忘れたく無いから、いつもより大胆なのだ。
「その……改めて、棘薔薇の会とポワソン町を……」
「それはヌヴィレットとフリーナ、本当の水神に想っておくと良いよ。私1人じゃ予言は止められなかったから」
「で、でも……」
ただ、彼は彼女に対して踏み入ってこない。彼女が多少なりとも気のある行為をしていても、それは弱っている所につけ込むといった事を気遣った紳士さから来てるのか、はたまたナヴィアそのものに魅力を感じてないからなのかは分からない。
少なくとも、今この瞬間に彼女へ気を向けて良い存在だと見ていないのだ。
「君の相棒でもある旅人、あそこまで底が見えず強い奴は見た事無い。私が居なくても鯨を倒せてる、まぁワガママ言って私が相手させてもらっただけだし。本当に戦ってきた人達ほど、私は戦ってないから」
「でも、ポワソン町を……私を助けてくれたのはバンパーさんだよ?」
「……なら、私が辛い時には助けてもらうよ」
流されている、想いを今ぶつけても大したことにはならないだろう。残念ながら、彼にその気がないならナヴィアには何も出来ない。
「そっか……でもフォンテーヌに居る間は力になるわよ? 永住したくなるぐらいね♪」
作り笑いで『ずっと居て欲しい』という言葉を飲み込み、柔らかい表現で伝える。せめて、この時間をこれからも過ごしたいという乙女な気持ちが溢れて止まらないのだ。
しかし、それに対しても苦笑いを浮かべる。
「それは嬉しいけど、またどこかのタイミングで旅に出るよ。今度は……ナタにでも行こうかな」
元より、彼は流浪の旅人と言っていた。なら、様々な国をこれからも渡り歩くつまりなのだ。ただ、その国の名前が出た時に少しだけ気持ちが揺らいでしまう。
「ナタって、今は……」
「私なら大丈夫だよ、旅人も行くって言ってたしね」
ナタは『戦争』の国だ。と言ってもその戦争の意味は少し他と異なるようだが、1番危ない国とも言える理由がある。それが現在進行形でのアビスとの戦争、ナタはアビスから頻繁に攻撃を受けている危険な地域なのだ。そしてそこに行くという事は簡単に戻る事も、追える事もないだろう。
彼ならば確かに生きて帰れるだろう、むしろアビスを何とかしてしまうかもしれない。そんな力はあるし、そんな力に救われてきた。また誰かを助けてしまい、また自分のような誰かを惚れさせてしまう。そして、ナヴィアの前には彼が残らなくなる。
「……もう、お別れなの?」
ただ、ナヴィアの惹かれた魅力は力じゃない。
「ナヴィアさん?」
ナヴィアは彼に近寄ると、そのまま顔を近づける。彼はその意図をわかっていないようだが、両手に顔を添え目の前にまで来ても抵抗は無かった。
「んっ、んん……嫌だ」
互いの温度を感じる程度の柔らかい口付け、ナヴィアはそんな短くも儚げな最初のそれを彼に捧げた。勝手に押し付けるようなつもりは無かったが、彼女の中でもう抑えられないものが出ている。
「私、もっと貴方の事……知りたいし、知って欲しい」
拒まれたらという恐れは、もう無い。何故ならここで踏み出さなければ、彼はいなくなるのは変わらないのだから。だから彼女は、彼に最後にと思い顔を近づけたのだ。
「……こんなソフトなので、何満足してるの?」
しかし、彼女のソレは良くも悪くも彼のスイッチを切り替えた。本来なら知ることのない、仕掛けるのが好きな男が仕掛けられたという事実に反発するスイッチを入れた。
「これ、今からどうなるか分かっててしてるね。もう逃がさないから」
「バンパーさ……んむっ!? ん……んん♡」
バンパーは乱暴にナヴィアをソファーに押し倒すと、そのまま貪り始める。息すら邪魔に感じてしまいそうな行為を、容赦なく彼は彼女にぶつけた。永い夜の始まりであり、ナヴィアを女へ変える夜になる。
☆
ナヴィアが会って日も浅い男に手を出されても良いと思っちゃうとは、このエロソムリエの私の目を持ってしても見破れなかった。まさかまさか、抱きついて猫撫で声を出してくるとは思わないじゃんか。しかも薄着だし、もうこれ手を出しますよ、旅人に抱かれてるかもしれない疑惑とかどうでも良いですね。
寝取られたら根取り返す、私の色に染めれば良いだけの話だよなぁ!?
と、キスをする前は思っていたのだが。
「んんん、ん……ぷはっ♡はぁ、はぁ、はぁ……♡」
「ほら、顔見せて。舌も出して」
「あ、あい♡」
キス、あまり慣れてない感じで割と一方的に貪れる。
唾液を飲ませたら呼吸しづらそうだし、舌の裏を舐めたら目の奥チカチカさせてるし、頬とか撫でるだけで肩をびくつかせてる。まるで初心な少女、とても経験があるとは思えない。
経験あると思って最初からフルスロットルで舌を吸ったら『んんんんんんんん!!??』とか凄い悲鳴あげながら離れたからね、顔真っ赤で何が起こってたか分かってない感じの涙目で。そんな顔されたら我慢とか出来ないんで吸い付かせてもらってる、口と口を繋いでる銀の糸なんか見て呆然としてるの可愛いね♪
「あうう……♡」
今はソファーで彼女を押し倒しながらキスをしてるが、中々に良い。彼女の家で、それも普段から使うリビングのソファーでキス出来るのだから。ここで寛ぐ時や普通に過ごす瞬間に、何をしてされてしまったのか思い出しちゃうからね。もっと思い出作ろうね♪
「ん? ナヴィア、どうし……」
と、思っていたらナヴィアが起き上がる。そろそろ上だけでも脱がそうかなと思っていたのだが、酸欠や最初の頃の衝撃で目を回していた顔をしていない。どうしたのかと思っていると。
「バン、バン……もっと……はむっ♡」
「んむっ!?」
押し倒された、そしてそのまま覆い被されてキスをされる。しかも舌をしっかりと入れた深いやつ、両手を恋人繋ぎみたいにしながら掴まれており、逃げ出そうとも逃げ出せない体勢。
「んちゅ、ちゅ♡私だって……はむっ♡」
「んんん!?」
急に彼女の舌が自分の口の中をこじ開け、暴れ始める。歯茎や舌の裏を舐めとっていたが、私の舌がぶつかるとそこから先は絡め取ろうと這わせてくる。
「ぷはっ、ま、ナヴィア!? なんかやる気過ぎっ……んん!?」
一度口を離させたがそのまま覆い被されてしまい、また舌が入ってくる。今度は両手も指を絡まされて抑えられ、呼吸もままならなくなり始める。
しかし、このままやられる私ではない。手や体は抑えられたが、舌先の戦いならばこちらの方が経験がある。そして、向こうは口を離しても顔を離す気は無い。
「だって、ずっと……んむっ、んんん!? んん──っっ♡♡♡」
上下を入れ替え、入れてきた舌を押し出して逆に彼女の中に入る。かなり興奮して動いているようだが、舌を絡めて唾液を飲ませる事で主導権は戻りつつある。元々の力もこちらが上、彼女の熱や呼吸まで掌握してしまえば先程のような反撃で主導権が奪われる事はない。
現に彼女は顔を逸らせず、ただただ舌先に振り回されて体を何度も震わせ、涙目でくぐもった悲鳴をあげることしか出来ていない。
そして、そんな事を彼女へ徹底的に教え込む程度の時間をかけてしまえば良いのだ。そんな感じで、とりあえず10分ほどそこから唾液を飲ませてみると。
「はぁ、はぁ、はぁ……♡」
キスという、女の子によっては子作りよりも大切なモノを貪り尽くされた彼女は目の奥に淡い桃色の景色を作り、顔も体も赤く染めて息を吸いながら時折余韻で「んあっ♡」と人には見せられない顔をしながら鳴いてくれている。
ここまでしたら勝ち確だ。同意を取ったようなもの、なので彼女をお姫様抱っこの要領で持ち上げる。
「ナヴィアさん、これからどうなるかわかる?」
頭が虚なうちに聞くのが良い『ふぇ……んぁ?』みたいな声にならない返事してくれるから。分かっていても『ひゃら、ダメっ……えっちやぁ……』みたいな口先だけの否定をするのも好ましい。
ちなみに前者がバーバラとか香菱で、後者がレイラとかシャルロットだね。どっちも純潔を食べちゃうのは変わらないけど、気持ち良くして有耶無耶にしてるぞ♪
なので個性が出て可愛いし興奮する、私の情事中の楽しみのひとつなのだが。
「ベッド……続き、したいから。早く……早く……♡」
なんか、凄い胸元に手をやりながら縋るように鳴いている。なんだか、ご飯を前に待てをされた犬みたいな感じに見える。
これ何回かした後で何か目覚めちゃった子の反応に近いんだけど……んん?
「そんなに私とエッチしたいのかな?」
「うん♡」
「あ、え、そ、そうなんだ……」
ナヴィアさんが即答して私の胸に顔を埋めて深呼吸を始めた、凄い吸ってるし時折「スゥ──ハァ──スゥ──アハッ♡」とか笑ってる。
なんだろう、この頷き方誰で良いって奴じゃないわ。私が良いって奴だ、この子本当に旅人と相棒なんて呼び合う仲なの? 私とエッチしちゃうの大丈夫なの? タイプの男に抱かれて喜ぶ変態チックな女の子にしか見えないんだけど?
……う────ん。
分からないが、とりあえず抱いてから考えたら良いか。そう思い彼女をそのままソファーから運び出す事にした。
☆
「ひゃんっ!」
ベッドへ、少し跳ねながらもナヴィアは下ろされる。彼女を見下ろし、既に上半身の服を脱ぎ万全の状態の彼がいる。想像の中では何度かお世話になった彼の半裸の姿には言いようのない酩酊感が頭を襲っている。
「(わ、わたし今から本当に……バンに、全部……♡)」
そして、彼女は抵抗無く彼に後ろから抱き締められる。彼の心音が聞こえてきそうな距離であるが、残念ながら自分の心音が大き過ぎるせいで聞こえて来ない。
心音が聞こえるほど強く抱きしめて欲しい、そんな思いが出てきそう時に、
「あんっ♡」
彼はその腕を緩めて彼女の豊満な二つの膨らみを持ち上げた。この日の為に準備した赤い下着が持ち上げられ、今にも弾けてしまいそうな果実が彼の指に圧迫される。
「んあ、あう♡」
「可愛い下着だね、ならその下も見せて貰おうかな」
「ふわぁっ♡(ブラ、外れちゃ……あっ♡)」
ただ、彼もそんな軽い行為で終わらせる気は無いのだ。片手で彼女の下着を緩めると、緩ませた勢いで落ちていく下着を外していく。そして隠させないように両手を下着を外しながら手を滑らせ、捕まえて首の後ろからそれを確認する。
「あ、あまり……見たら……♡」
誰にも見せた事のない色白の果実が実っている。その事実をナヴィアも認識しているのか、体は至る所が紅潮している。ただ、彼が見ているのはその頂の部分。彼女は恥じらっているが、尚顔を逸らして恥じらう理由を見つめている。
「ふーん、恥ずかしがり屋さんなんだ♪」
「ひゃう……あ♡」
引っ込み思案な蕾を彼は見つけたのだ、彼は肩を掴み彼女の胸を張らせると胸を主張させ体を密着させる。これでもう、彼女は逃げられない。元々何をされようとも「求められてる♡私の体に、興奮してくれてる♡」などと全部を委ね逃げる気などない彼女であるが、彼の逃がさないという行動に息を飲む。
「ひぅっ……んん……!」
そして、彼は彼女の胸を掴んだ手の指先で優しく輪をなぞりはじめた。
無論、揉みしだきながら。彼女の1番大きい衝撃を与える部分を態と焦らし、それでいて今まで味合ったことのない感覚を与え続ける。
「んんんっ……!?」
「カリカリっと。ふふ、くすぐったいね?」
それに、彼が時折爪先で中心を撫でられると肩を震わせて鳴いてしまう。少し反応させるとまたなぞる動きに変わるが、絶妙に彼女の中に何かが蓄積していく。
「あん、んん……ん♡」
もはや彼女の興奮は収まらず、揉みしだかれる彼女の胸も汗と熱気でしっとりと指に掴まりやすく、髪も肌に張り付き始める。それでも収まらないのは彼の方もであり、揉みしだく動きは徐々に激しくなる。彼女も彼女で揉まれる度に『あっ♡』『やっ♡』『ひぅ♡』と彼にしか聞かせられない鳴き声を響かせ始めていた。
「あうう……んあっ!!??」
ただ、そんな揉まれる事に慣れ始めた瞬間。彼女は体を勢いよく逸らし震え始めた、その顔も何が起きていたのか分かっていないようで反射的な反応なのは確かだ。
「ふふ、それじゃ……始めよっか」
「ひゃぁ!? あ、あ、あ、あ、あ!?」
よく見てみれば彼の指先が、彼女の恥じらっている引っ込み思案な蕾の中へ食い込んでいた。そして、そのまま今迄とは比にならないほどに獣のような劣情を込めて胸を揉みしだき始めたのである。
「(なにこれ!? なにこれ、なにこれ、なにこれ!?♡♡)」
彼女も行き場の無い昂りにシーツを掴んで耐えようとしているが、耐えれていないのはその顔と声で分かってしまう。そしてそんな『知らない事に振り回されてしまう彼女』を見ながら、彼は片方の胸を両手で掴んだ。
「強くほじるよ……ぐりぐりっと♪」
「あううううううう!?♡♡♡」
そして、片手で胸を抑えながら指先を彼女のソレの先端へ入れ勢い良くほじり始める。たっぷりと時間をかけて蕾が膨らんできていたのもあり、ぷっくりと腫れた桃色のそれは飛び出した。彼女ですら自分を慰める時は敏感であるが故に攻めないそれだが、彼に見つかったのが運の尽きである。
「ふふっ、こんにちは♪」
「ひやあああああああああ!!♡♡♡」
彼に指先で摘み上げられ、収穫されたそれはそのまま指先で遊ばれる。今迄出したことのない声を喉から叫んでしまうほどの感覚、目の奥は点滅し、腰も肩もガタガタと震わせてしまう。
「あ、あうあ……ぅ♡」
「あら、大丈夫?」
「(これ、やば……♡こんな事、初めてなのに……♡)」
何も知らない乙女にするには度が過ぎた行為、しかし彼は躊躇いなく行い彼女も全てを受け入れてほぼ無抵抗に体を震わせた。だらしなく涙目で涎が溢れてしまうほどに頭の中を撹拌された彼女は、胸の先を硬くしながら彼に体を預けていると。
「胸だけでイッちゃったか、えっちな子だね……まだ片方残ってるのに」
「ふぇ……? ひゃん!!」
彼女の肩をずらして、彼は彼女のまだ恥ずかしがり屋なままの胸の先を咥えた。そして、ただでさえいっぱいいっぱいな彼女へ再度衝撃を与える
「あああああっ!? ああ!? んんんっっ♡♡♡」
彼女の蕾が無理矢理吸い出され、飛び出してきた瞬間には体を震わせるものの舌先で包まれ逃げられそうにない。逆の胸も寂しい思いはさせないと指先で舌で弄んでいる場所と同じように弄っている。
「(溶けちゃう♡こんなの、こんなのダメになっちゃう!♡♡)」
そしてある程度舌で漫画したらそのまま吸いながら引っ張られた胸から熟れた蕾が外気に晒され、隠れていたそれはどちらも露わにされた。
「ひゃあ……あ、あうあう……♡」
ナヴィアもシーツを掴んだり、抑えられない悲鳴を出していたが、今は体から力が抜けてしまいパクパクと叫び疲れた口から情け無い喘ぎが響かせる姿を晒している。
「初心な女の子みたいだね、もっと見せてくれて良いよ」
そして、そんなもので彼は収まらない。胸だけで何度も彼女の頭を瞬かせた彼はお腹を撫でながら手を滑らせ、下腹部の下へと向わせ、そのまま下着を通り抜けて彼女の秘部へ辿り着く。
「あっ♡」
一撫でするだけで肩を跳ねさせ、直に見なくても濡れたそこを撫であげていく。ただ彼も限界なのか、胸を散々虐めたからか撫でて攻める動きは腕が奥に入り込み変わる。
「あんっ! 指、かたぁ♡」
ナヴィアはお腹を逸らして反応する。人に触られた事のない場所にまで指が伸ばされたからだろう。内側からの感覚は外側からのものよりも敏感であり、体をくねらせて感じているようだ。
しかし、バンパーは少しだけ首を傾げた。彼女に快楽を与えているので性技に対してのものではない、彼は違和感の正体は分かりはするものの何故そうなのか分かっていない。
「あれ? かなり狭い……?」
指が一本しかまだ入っていないのだ。少しずつ解し柔らかくして広がってはいるが、慣らされたことのないように感じる。そして、そう思い至ると指の動きを緩める。
「てっきりしてるのかと思ったけど、そっかぁ……」
「んあっ……抜け……ふぇ?」
そして、器用に彼女の下着を滑らして片足だけに引っかかるように外す。これで正真正銘、彼女を隠すものはなくなったのだが。
「ふふっ、処女かぁ♪」
彼は足を開き、そんな彼女の絶景を一望しながら微笑む。ただ、いくら受け入れているナヴィアでもその体制は流石に恥じらうようで口元以外を隠しこそしないものの、マジマジと秘部を見つめている姿に目を逸らしてしまう。
ただ、それが少しだけ失敗だったかもしれない。
「バ、バン? そんな、開いたら恥ずかし……いぃっ!?」
突然現れた感覚へ反射的に背を丸くしてしまう、何が起きたかは指で弄られ寂しくなっていたところを舌先で解され始めた事で理解するが、それはそれで全部されるまでされるがままでになるのも仕方ないだろう。
☆
ナヴィアの体の開発は進んでいく、知らない事を延々と教え続ける。しかし何度も気持ちの良い事をされたおかげで、彼女も体と頭が慣れてきた。元々その行為に対しての体質的な素養があったのだろう、ただそれでも相手が相手なので振り回されていた。
「んむぅ、んちゅ、ちゅっ……んん♡」
散々股に舌を這わされ唾液なのか自分の気持ちよくなって溢れてしまったものの残り香なのか分からないものの味を、彼の欲望を口で受け入れている。
散々胸を揉まれ、ほじくられ、摘まれ、吸われたおかげで体は昂らされ。股を撫でられ、解され、舐められたおかげで体に力が入らなくなった。
「(やばい……も、もう、これ以上は……止まんなくなるぅ♡)」
彼女はもう、何も拒む事ができない準備が整ってしまっていた。
「そろそろ、良いよね」
そして、彼が足の間に体を入れて腰を捕まえる。それを彼女は、ボヤけた頭で体から力を抜いている。
「あ、あの、バン……私、初めてだから……」
彼女が恥じらいながら片手で口元を隠す、顔の全てを見られたくないのと恐らく起きるであろうダラシない声を抑えたいからだろう。ただ、その目は彼の物から逸らしていない。
「あっ……あ、あ、あっ!!」
そして、ゆっくりと彼女の中に入っていく。しかしシーツを片手で握りしめて、口元にあった手は優しくバンパーに剥がされた事で声は抑えられない。
「んんっ!!♡♡」
そして、彼女の体が彼のものを全て飲み込んだ時だ。両手の手首を捕まえ、ナヴィアの体を引きながら腰を動かし始めた。途端に、彼女の腰が浮かび上がりそうなほどに反り上がる。
「(やっ♡いきなり、激しぃ♡)」
腕を引っ張られると彼女の豊満な胸が挟み上げらて形が変わり、更には揺さぶられてるせいで変な気持ちにもなってくる。そして当然、声も表情も抑えられるわけもない。
「あ、ああ、ああん♡ひぐぅ、うう!!ひゃああああああ♡♡」
そして情けなく、今日何度目か分からない瞬きを頭の中に弾けさせられた。途端に強張っていた体から力が抜け、逸らしていた腰や背中も完全にベッドに落ちる。
「この体勢、気に入ったみたいだね」
「ひ、やぁ……♡」
しかし、彼は果てて目の奥を点滅させている彼女の腰を掴む。
「でも、まだだよ?」
「ふぇっ……!? んんんっ!!♡♡」
そして、そのまま果てたばかりの彼女の体へ欲望をぶつける為に腰を動かした。女の子の腰など男の手で簡単に捕まってしまうのだ、どれだけ体を丸めようと、反らして意識を紛らわせようと、頭に響くそれは治ってくれない。
「あっ! あ、あ、あ! あっ、あっ、ああっ!?♡♡」
「ほら、頑張って。私は終わってないよ♪」
「あああああああああ!?♡♡♡」
そして、彼女は彼が果てる前にまた体を震わせた。言葉にならない声を叫ぶことしか出来ず、涙目で彼の顔を見るも高揚させてむしろ強くされてしまっている。
そのまま続く動きには懇願するように腰を掴んでくる彼の手を握り首を振る、本当に限界なのだろう。しかし辞めてと言わず、止めてとも待ってとも言わずに、耐えているのは彼に欲望をぶつけられて喜んでいるからなのだ。
ここで耐え切れずに満足させられない、それで捨てられたくないのだろう。ナヴィアはようやく得られた関係を、失いたくない気力で耐えているのだ。
「んんんんんんんんっっ!!♡♡」
もはや、何度目かわからない震え。完全に彼に染められてしまったナヴィアは手足の力が抜け、彼の胸に手をやるのが限界といったところで。
「そろそろ、いくよ」
その言葉が麻痺した頭に入ってきた。途端に、残っていたのかも自覚出来ないほどのものだった気力で、腕と足の両方を使い彼に抱き付いた。
「その、そ、そのまま、して良いから! 中で大丈夫だからぁ!!」
余計に密着し、彼の鼓動も自分に響いてくる。そして繋がりが強くなり、揺さぶられてお腹の奥をより感じていた時だ。もはや自分の体の震えとは思えない力強い抱擁と、お腹の奥に現れた熱に今迄で1番の感覚が脳内に届けられた。
「んぁ、イッ……ふわああああああああ♡♡♡」
今日1番の声を響かせて、2人の体から力が抜ける。ナヴィアへ全体重はかからないようにしつつも彼女の体に体を預けるバンパー、それを愛おしそうに受け止める彼女は本当に彼を望んでいたのだろう。
「大丈夫、ナヴィア?」
「バン、私……もう……♡」
いつの間にか気安く呼び合う2人、横に並び彼に寄り添う様に彼女が顔を寄せる。そして、彼もそんな彼女の腰を引き寄せる。
「まだ、夜は長いよ」
そう言うと、起き上がった彼は彼女を抱き寄せて起き上がらせる。後ろから抱く形になるが、足を広げられ何をされてしまったのかを分からせるように顔を向けさせる。
「んあっ、はぅぅ……♡」
恥じらう彼女は自分のそれと、彼から背中に当てられるまだまだ元気なソレを感じつつ、永い夜が始まる。彼女もまた、彼の欲を向けられる事に言いようのない幸福感を得るのであった。
☆
ふぅー、やっちゃったぜ⭐︎
うん、正気に戻ったの事後だったけどノリノリでした。
中出しした後は足を広げた後に大事な所を指で広げてナヴィアさんに見せて恥じらわせて楽しんだり、処女を失ったばかりの未開発な彼女をしっかりと朝になっても逃さず楽しんだ。とても楽しかったし気持ちよかった、最高の時間だった。
いつも忘れるけど体質として赤ちゃんが出来辛い事も話せたし、その後に『もし私と子供が出来たら、ナヴィアは私の運命の女の子になるね♪』ってお腹撫でた後に抱いた時の反応も良かった。
イッた後で敏感なのに頑張って耐えて何度も果てちゃうの可愛すぎたね♪
でもその、しっかり手を出しちゃったね。
いやフォンテーヌ入る前は控えめにしようと思っていたけど、そんなの耐えれるわけないじゃん。あんな美人で可愛い子が誘惑してきたら抱くだろ、私は悪くない。
いや、逆に考えるべきか。もう2人も3人も5人も10人も変わらないだろう、リネットもシャルロットもナヴィアも手を出しちゃったんだからもう仕方ないだろう。ダメな時はまた逃げよう、ナタとスネージナヤがまだ残ってる。やばい時はもう別の世界でほとぼり冷めるまで休んでよう。
持ち家はあるけど、なんか色々と思うところはあるけど、取り敢えず明日の事は明日の自分が悩んでくれるだろう。
そう思い、久方ぶりに家に帰る為『チャイム』を鳴らす。
「あれ、いるはずだけど」
ここに入る為の鍵を、私は持っていない。合鍵も無い、なので中の住人に開けてもらうしかない。いや私の瞬間移動とかで壁は関係ないし不法侵入し放題だけど、それは中で漸くチャイムに反応してくれた子に悪いだろう。
「ふわぁい……今出る……」
中から気怠そうな女の子の声が聞こえる。のそのそとした足音が扉の前で止まると扉がゆっくりと開く。そこには昼を過ぎた後だというのにパジャマ姿で目を半開きにして眠たそうな子がいた、こんな姿を平気で見せれる程度には呪縛から解放された予言の被害者がいる。
「なんだ……夢かぁ。もう少しだけ……」
彼女はそう言って私の方にもたれかかるように倒れてくる、それを受け止めると寝息を立て始められても仕方ないので、私は彼女の髪を掻き上げ耳元で囁く。
「おはよう、フリーナ」
「ひゃあっ!?」
「よく眠れたかな」
「ふぇっ!? えぇっ!?」
するとこそばゆかったのか肩を大きく震わせて目を開く、そして私の事を認識した元水神のフリーナは顔を赤くしながら私に抱きしめられている。
「……バ、バン!?」
「久しぶり、元気そうでよかった」
「本当の本当に!?」
ちなみにここは私の家だ、別にフリーナの家ではない。正真正銘私の家だ。
「昨日出所したからね、本物だよ?」
「昨日……そうだぞ! 昨日に帰ってくるってヌヴィレットに聞いたのに! 待ってたんだぞ!? そのせいで僕は寝不足なんだぞ!!」
なのに何故、フリーナが居るのか。それも住んでいるとなれば、普通ではないだろう。
ただ、私は彼女に何かあった時に責任を取ると言ってしまったのでここに居るのだ。それを言うことになった事は色々とあったし、その後に牢屋へぶち込まれたのも色々とあったのである。
水の権能を手にして鯨をしばき回し、スカークと会う事になるそんな事件の話だ。
ゼンゼロのニコ、可愛いよね。
なお、このカスを新エリー都へ召喚するにも設定が欲しいので投稿は来年再来年になります。
原神はまた月一投稿頑張りたいです。