やるべきことはセックスです、と彼女は言った。 作:にゃあたいぷ。
ステータスオープン*1、そんな言葉と共に表示されたのは性経験の有無だ。
口経験、胸経験、膣経験、クリトリス経験、尻経験、手経験、足経験。身体の部位事に性行為に使われた回数が記載されるようであり、詳細画面を開くと相手が誰かまできっちりと分かるようになっている。中に出された回数、外に出された回数、その量までもが詳細に記載されており、直近の三日間の性経験まで分かるようになっていた。これは私だけではなくて、他のボイスロイド達の情報も分かるようになっている。
まだ全てが零回数。これから先、千や万といった回数が記載されることになるのかも知れない。毎日セックスし続けるのであれば、間違いなくそうなる。
部位別の絶頂回数までは、まだ理解できる。
しかし理解できないのは死亡回数の項目であり、屍姦回数の記載まであることだ。
「お兄さんも、私達も、寿命前に死んだらベッドの上にリスポーンだよ」
そんなアイちゃんの言葉に、ボクは身をぶるりと震わせる。
つまりは、そういう行為も許されるという話。いずれ、そういうプレイも行う事があるということか、いや、それは流石に性行為振興として踏み入れてはいけない領域ではないのか。見てヌけるものではないはずだ。仮にヌける奴が居るのだとすれば、それは極度の変態である。そういうのは二次元だから良いのだ、とボクは声高らかに訴えたい。
さておき、そんな一幕も過ぎ去り、事は本題に入る。
「お兄さんは誰に処女を捧げたいですか?」
此処まで場を取り仕切っていたアイちゃんが話を切り出した。
「選ばせてくれるの?」
「はい、そこまで鬼じゃないですよ。とはいえ、初めての相手はミコトくんかずんだもんのどちらかにして貰うけど」
「アイちゃんとヒメちゃんは?」
「寿命の問題もあるから、私達も途中から参加するよ」
これにはちゃんとした理由があるのです。とアイちゃんは少し残念そうに眉を下げる。
「今はまだ、あまりにニッチなものは人類には早いのです」
アイちゃんを見る。見た目が幼稚園児の幼子を性欲の対象として見る人間は、確かに少なそうだ。
では、ヒメちゃんはどうなのか? 外見年齢は十二歳程度。彼女に欲情する人間も少ない気はするが、それを云うならば、ミコトやずんだもんもダメな気がする。ヒメちゃんでは駄目で、ミコトとずんだもんなら良い理由。思い付かなくて首を傾げた。
ただ──ギュッギュッと片手を握り、息を荒くしてボクに迫る鳴花姉妹からは、身の危険を感じる。
二人と比べて、真っ赤にした顔でボクから視線を逸らし続けるずんだもん。どちらの方が良いのかは正直、分からない。なんとなしにセックスアピールをしてくるミコトの方が心に余裕がある分、優しくしてくれそうな気はする。
それでも、鳴花姉妹に身を委ねるのは怖い。だから、ボクは────
「ず、ずんだもんの方が良い……かな?」
勇気を振り絞って、そう答えた。
最終的には全員とセックスする、輪姦される。
それは決定事項とした上で、ボクの特別はずんだもんに捧げられる事になった。
◆
初期状態のボイスロイド達に与えられた寿命は一日限り。
それはボクがステータスで確認できる項目の中に、ボイスロイド達の情報があった事。そこに寿命の欄があって、赤文字で残り1日と書かれていた事から発覚した。これが残り何時間を意味するのか分からないし、どのタイミングで寿命を判定するかも推測するのは難しい。確認しようとも思わない。
やるべきことはセックスなのだ。ボクは今日、全員に犯されないといけない。
五人全員で地下室に降りる。
地下室には計六つの部屋があり、それぞれが金属製の仰々しい扉で遮られている。取手部分には機械が取り付けられており、電子式で開閉することがわかった。つまりは入ったが最後、部屋から逃げ出せない。アイちゃんが云うには調教部屋に見世物部屋、特殊部屋。ラブホ風の部屋が二つ。残るひとつは動画の編集や配信の補佐をする為の機材室になっているらしい。
「今日は、性行部屋。ラブホ風の部屋にしますよー」
アイちゃんの先導に従って、全員で足を踏み入れる。
……全員? 内装は中心にキングサイズのベッドがあるだけの殺風景な部屋だ。必要なものは随時更新、部屋に新しく家具や道具、機能を設置する時はボクがセックスで得た功績点みたいなものを使って、神様の不思議パワーで追加できるようだ。神様って凄いね、不思議だね。神様の加護付きアダルトグッズ、なんか凄く嫌だ。
さておき、ボクはベッドに座る。ミコトはハンディカメラを持っており、アイちゃんは机の上でノートパソコンを開いた。
ヒメちゃんは顔を赤らめながら興味津々にボクのことを見つめている。
「こういうのって、とりあえず自己紹介からだよね?」
あの画面の下に字幕が流れる感じのやつ? ボクが問い掛けるとヒメちゃんが首を横に振る。
「もっとインパクトがなくっちゃ♪」
ウインドウを開くと、彼女は自らのポイントを消費して、油性マジックを取り出した。
ちなみにウインドウを開くのにステータスオープンと口にする必要はない。ボクは、いまいち感覚が掴めなくて、ステータスオープンという言葉を口にしちゃうだけだ。
いや、そんな事よりも、ヒメちゃんにワンピースの裾を上に引っ張りあげられた。
「あれ? ブラはしてないんだ」
下半身が解き放たれた、それどころか胸元まで露出してしまっている。そのまま、スッポーンと上からワンピースを脱がされた。
「ほら、暴れない。暴れない……痛い事はしないよ」
背後から、ずんだもんに羽交い締めにされる。
腕も取られて、身動き取れず、前からはポンッとマジックペンのキャップを外す音がした。そのペン先を肌に添えられる、裸体にキュッキュッと卑猥な文字を書き連ねられる。胸元にはマゾ豚とか、飼育中とか、あとは縦に大きく公衆便女と文字を刻まれた。下腹部には処女まんこ、そんな感じの卑猥な言葉を幾つも書き連ねられた。
どうよ、と落書き塗れになった全裸のボクを前に、ヒメちゃんがドヤ顔でペン回しをする。
「これもおまけなのだ」
後ろから首に何かを巻かれる。
首輪のようだ、鈴の代わりに南京錠。それを指で触れながら振り返ると、ニッコニコのずんだもんの笑顔があった。この子、想像してた以上にノリノリだ! 今から交代できないかな、とミコトの方を見ると、ミニスカートを押し上げたビンビンの肉棒が垣間見えた。可愛い顔して、なんて大きさだ! あんなに大きいの入らない……!
周りは衣服を着たまま、全裸なのは私だけ。真っ赤にした顔で股を閉じる、手で胸元を隠した。
「良い格好なんです。そういえば、お兄さんってまだ自分の姿を確認してないよね?」
アイちゃんがウインドウを開いて、指先で画面を操作する。
すると何もない空間から、淡い光と共に大きな鏡が精製された。それをボクに向けられる、鏡には色白の肌をした金髪美少女の痴女めいた姿が映し出される。ベッドの上に膝を立てながら股を閉じた姿、つまりは真正面からは秘部が丸見えで、ミコトが持つハンディカメラにはツルッツルの恥丘が収められている。
……これが、ボク? 瞬間、カァッと顔が熱くなった。
ヒメちゃんに、くるんと身体を回転させられて、ずんだもんと正対する形になる。ボクがずんだもんに寄りかかる体勢、ずんだもんのズボンにもテントを張っているのが分かった。突き出す姿勢になったお尻に、キュッとマジックで文字を書き加えられる。なんて書かれているのか分からない。でも長い文章、細かい文字。背中には大きく、人生失格、と書き込まれたのは分かった。
たぶん、もう二度と表を歩けなくなる気がする。これから先の人生は一生、晒し者だ。
「そろそろ始めますよ」
部屋の端でパイプ椅子に座ったアイちゃんが、足を組みながらボク達を見る。
ヒメちゃんとミコトはベッド脇からの至近距離、ボクはどうすれば良いのか分からない。だって、生まれてから性行為をしたことがない。前世、含めてキスもまだだ。その全てを今日、彼女達の監視下で経験する。それも、出来るだけ抜ける動画を意識しながら演じなくてはならない。
救いなのは、相手が美少女である事だ。そして、ボク自身が潜在的にマゾっ気を持っている。
動画の最初は自己紹介、出来るだけ、ちんこに来る演出をする為にはなにをすれば良いのか。
やるべき事は分かっていた。ボクは正対するずんだもんと正対し、きちんと正座する。両手と親指と人差し指で作る三角形、ゆっくりと地面に付けて、深々を頭を下げる。この卑しい肉便器を、どうか使ってください。と。火照る、この肉体に貴女様の慈悲を与えてください。と、切に、切に、懇願する。実際にやるのは予想以上に屈辱的で、トクン、と胸の奥が疼いた。あ、拙い。これ、思っていたよりも心が堕ちる。アイちゃんには、台詞は自分で考えろと言われた。指示は、おねだりしろ。それだけだ。だから、考えたのは自分で、実行したのもボクだ。ボクには演技というものが分からない。だから心を込めて、ちんぽ汁を懇願した。そうしなくてはいけない理由があった、やらされているって言い訳することもできる。でも、それでも、自分の意思で精液を欲した事には違いない。
ずんだもんは押し黙ったまま、何も語らない。ただ唾を飲み込む音だけは聞こえた。
するり、するり、と布擦れの音がする。
「顔を上げるのだ」と御主人様の命令に従って、ゆっくりと顔を上げた。
「……えっ?」
ずんだもんの肉体は、男のものだった。
華奢な体躯、服を着ている時は女の子と大差なかった。でも違う、今は確実に違っている。その裸体、体格は完全に男のものだ。少し肉付きに丸みがあって、中性的な印象もあるけど、それでも確実に男性の体をしていた。
……もしかして、ボク。男に犯されるの?
「やっぱり最初はニュートラルから始めないとね?」
タカハシでも良かったけど、流石に可哀想だったからね。とアイちゃんが言葉を続ける。
「……何からしてくれるのだ?」
上気させた頰、薄らと歪められた口元、あからさまに発情した顔で問いかけてくる。ボクは考える。思考する、真っ白になった頭の中で、覚えていたのは本撮影のコンセプト。出来るだけ、情けなくて惨めで、尊厳を破壊するような処女セックス。この時、頭の中がバグっていた。自分が最もしたくないと思っていたことが口から飛び出した。
「……後ろを、向いてください」
ずんだもんは少し考え込んだ後、ゆっくりと背を向ける。
アイちゃんは察したように笑みを深める。ヒメちゃんも気付いたのか、ビンビンに勃起したちんこを空気に晒した。ミコトはまだ理解できていないようで、怪訝な顔で撮影を続ける。
ボクは丁寧に「失礼します」と零した後で、背後からずんだもんのお腹に手を添える。
そうすれば、自然とずんだもんのお尻がボクの目の前に来る。ヒクヒクと動く、お尻の穴があった。皺の数も数えられちゃうほどの至近距離だ。
本当にしちゃうの? 今からでもやめられるよ?
横目にアイちゃんを見る。
パイプ椅子に座るアイちゃんが、声を発さず、口だけを動かした。
やれ。と、そう言った。
「あっ、ちょっと待つのだ。そこは違……あっ……ンッ!」
男性の、お尻の穴に口付けする。
前世から一度もしたことのない接吻、今世に至ってはまだ何一つ口にした事のない身体。初めて、受け入れたのはずんだもんのお尻の穴だった。お尻の割れ目に顔を埋めて、舌全体を使って、彼女の……いや、彼のお尻を味わった。惨めだった、情けなかった。どうして、こんな事をしているのか分からない。最低だ、最悪だ。どうして、男の尻を舐めているの理解ができない。なのに舌が止まらない、舌の先端を尖らせて、穴の奥へと侵入する。「お゛っ!? ぅおっ……おッ!」と、ずんだもんの情けない声が上がる。少し苦い、えぐみがある。自分のしている最低な行為に涙が溢れ出た、気持ちが良すぎて下半身が潤と濡れる。情けなくて、気持ちが良かった。
腸液と唾液が、混ざり合った液体を、コクンと飲み込んだ。初めて摂取したのが、ずんだもんのお尻から出た液体だ。
最悪過ぎる、最低過ぎる。胸の疼きが止められない!
「あッ! あッ! だ、ダメなのだ……で……でちゃ……あっ! おっ!? ……お゛っほッ!?」
ビクン、とずんだもんの身体が弾けた。
尻穴がキュッと締まって、腸内に入れていた舌が捻り出される。一旦、お尻から顔を離して、唾液と腸液塗れになった口周りを舌で舐め取る。ふへ、ふへへ。全然、美味しくない。人間以下に堕ちる味がする。
ずんだもんは前のめりに倒れて、枕に顔を突っ込んだ。お尻を突き出した姿勢のまま、ビクビクと全身を痙攣させている。
「……どぉ〜う、でしたか〜? ぼくのごほ〜し、お気に召して頂けました〜?」
背徳感と嫌悪感に頭の中が陶酔し切ってしまっていた。
ずんだもんは荒い息のまま、ゆっくりと体を起こす。そしてボクと正対する。大きく口を開いたまま、肩で呼吸をしている。目に正気の色はない、その瞳は発情したボクを写している。目にハートでも浮かべてそうな、淫乱ロリビッチなボクが彼を見上げていた。
彼の股間から反り返った陰茎。我慢汁に塗れた肉棒、その先端から垂れる一滴の白い液体。濃厚な雄の匂い、咽せ返りそうだ。嗅覚から犯される性の刺激に後頭部がピリピリと痺れる。気持ち悪いはずだった。同性相手なんてありえないって思っていた。実際、最悪だし、最低だ。その気持ちは変わらない。だからこそ、最高に興奮する。堕落することは幸福だ、堕ちることは悦楽だ。剥き出しになった桃色の可愛らしい亀頭、その鈴口に唇を付ける。
生涯の恋人にするように愛しく口付けした。初めては尻の穴に捧げて、次は精液を啜っている。
その在り方は、人間じゃなかった。
「……もう、優しくなんてしないのだ。……分からせてやるのだ」
トンッ、と両肩を押されたボクは仰向けに寝転がる。
ずんだもんの目には、もう人間を写していなかった。彼は、もうボクを人間として認めていなかった。だから、ボクは分かりやすくお腹を晒した。胸元からお腹にかけて、マジックペンで刻まれた文字は、公衆便女。ずんだもんの陰茎がボクのお腹に添えられる。おへそよりも上、丹田まである。硬くて、ピクピクしてる。今からお前を犯すんだぞ、と透明の液体を下腹部に塗り付けられた後、ぷっくりと膨らんだ亀頭がボクの割れ目に添えられる。
胸の高鳴りが抑え切れない。女にされる? それは違う。心が男のまま犯されるから、きっと気持ち良いのだ。
「ボクの処女を貰ってくれる上に孕ませてくれるんですか?」
挑発的にほくそ笑んでやれば、もう彼とボクを阻むものは何もなかった。
前戯もなく、一息に根本まで貫かれた。子宮が押し潰される。内臓が押し上げられて、悲鳴が、悲鳴として出せず、カヒュッと息だけが漏れた。股下から頭上まで貫かれるような衝撃、ピリピリと軽く達してしまった。痛みはある、圧迫感がある。それでも身体は不条理に反応する。処女喪失の余韻に浸る間もなく、ずんだもんが腰を動かした。
ズン、と杭を打ち付けるように、ズン、とボクの内側から抉るように。
「あ……んッ! くぅッ……ふッ!!」
射精までに要した回数は三擦り半、次に腰を引いた時に何か温かいものをお腹の中に感じた。
その次の瞬間、ズン、と今までよりも一際に強い衝撃が打ち付けられた。腰と腰が打ち合う音に、パァン、と小気味よい音が鳴った。射精した事が分かった、遂に射精されたんだ。という想い、それは隙だった。終わった、という無意識の判断に身体を弛緩させていた。
だからこそ最後の一突きは、女性にとって最後の防波堤までも貫いた。
「あ゛っ!? ……お゛っ!? ……ぉお゛ッ!? ィ……ギッ……ァ゛ア゛!!」
吐精を続ける亀頭に子宮口が喰らい付いている。
絶対に離さないぞ。とでも云うかのように、ボクの子宮が直接、ずんだもんの精液を貪っている。射精量が多い。ボクの中で、ずんだもんの陰茎が跳ねる度に、どっぷりと注がれている。ボクの身体がずんだもんに染められる、ずんだもん専用に作り替えられている。余りにも気持ちが良かった。射精されている感覚もだけど、射精されたという事実がボクを絶頂させる。男のはずのボクが男に犯されて感じている、その事実がボクをより高みへと誘った。
これはダメだ、ダメな奴だ。もう人間に戻れなくなる、性奴隷を辞められなくなる。
ずんだもんの吐精が終わり、子宮からずんだもんの陰茎が抜けたのが分かった。
ぽっこり膨らんだお腹。まだ人間としての本能が残っていたのか、ボクは身体を半回転させてベッドの上から逃げ出そうとした。この快感は人間として感じて良いものじゃないという危機感、媚薬よりも悍しい悦楽から逃れるように外の扉に向けて手を伸ばした。
ピチャリ、と頭になにか、液体が降り注いだ。
生暖かい液体が頭から掛けられる。精液ではない、黄色い液体が頭から額、眉間から鼻の横を伝って、唇から口内に入り込んできた。
しょっぱい味がした。何が掛けられているのか、すぐ分かった。
顔を上げると、水色の髪をした少女。いや、少年が、排尿を終えた陰茎を振って、ボクを見下ろしている。
「公衆便女なんでしょ? なら、らしくして上げないとね」
その言葉にキュンと膣が閉まった。
まだ膣内に差し込まれていた陰茎に、ずんだもんが小さく悲鳴を上げる。
どうやら、この部屋に居る限り、ボクの人権はないらしい。
名前:ずんだもん
外見年齢:8 性別:ずんだの妖精(性転換可)
好きなエロ同人誌(CG):
「勇者が姫で 姫がサキュバスで サキュバスが勇者で」
「褐色ロリサキュバスのぷにあしで堕とされちゃう!」
「自分の体を肉玩具に開発していくケモ耳さんの最初の1日の記録」
好きなエロ同人ゲーム:
「夢魔の街コルネリカ」「サキュバスプリズン」
「不愛想なうどんちゃんがちょろいだけのゲーム」