※この作品はR-18です。

【相田リコ】と【桃井さつき】を徹底的に犯したい   作:リデルJr.

8 / 9
キース・E・アムテジオ(1870〜1963)
イギリス貴族の末裔として生まれたキースは、有り余る実家の財を用いても特筆すべき成果を上げられずにその生涯を終えた。彼が新たに遺したものは物は何もなく、唯一彼の浪費癖だけが遺族に遺恨を残したそうだ。
——民明書房『貴族の歴史』より引用


第8Q キース! キース! キース!

「いややぁあああ! やああぁぁん! うわぁぁあん!」

 

 目の前でリコちゃんがギャン泣きしている。

 誰だっ! 俺のリコを泣かせたヤツはッッ!? 

 部屋中を見回しても俺とリコちゃん以外誰も居ない。

 ……もしかして、俺がやったのか? 

 ……あ、あぁ、あああぁぁぁぁあああぁぁああああぁあああああ!!! (発狂)

 あれ、またなんか俺やっちゃいました? (豹変)

 

 闇深系なろう主人公ごっこは一旦やめて、リコちゃんとどう接するかを考えよう。

 1. 大人としての精神でリコちゃんを抱きしめてあやす

 2. 前世を基準として泣いているリコちゃんを見守るだけ

 3. 時に残酷な子供の純真さで罰ゲームの履行を求める

 

 どうする? どーすんの? オレ? どーすんのよ!!! 「ライフカード」つづかないッ! 

 

 

 

 第8Q キースッ! (はいっ!) キースッ! (はいっ!) キースッ! (はいっ!)

 

 

 

 キース、はいっ、キース、はいっ、キー……。

 →さn……危ない危ない、これはリコちゃんからマジで嫌われるやつだ。

 たとえ嫌われてもチートで洗脳すれば解決するが、果たしてそれは本当にいちゃラブチュッチュしていると言えるのか、いや言えない。

 いちゃラブチュッチュは美少女同士の百合の次に尊いと言われている行為だ。

 それを洗脳催眠調教で実現するなど全く尊くない。

 例えるならペプシの中に紫蘇を入れるぐらいの最低な行為だ。

 また全日本いちゃラブ推進委員会名誉会長という立場からしても、やはり認められるものではない。

 因みに俺があくまで“名誉”会長なのは、委員会メンバーが他に居ないことや俺以外の奴らがいちゃラブしてるのを見ると「ウッザ、去ね」とつい口走ってしまうことに起因する。

 まあ色々言ったが、結論は一つ。

 俺は(チートを使った洗脳催眠調教は多分)やらないよ! (キメ顔)

 

 ならばどうするか。

 →n……危ない危ない、前世と同じ過ちを犯すハメになるところだったぜ。

 思えばあの時も、泣いている幼馴染みに対して何もしてやれずにただ突っ立ってるだけだったっけか。

 何もできない自分が悔しいやら情けないやら、齢5歳にして己の弱さを知る良いきっかけになったと今では思っている。

 がしかし、やはりあの時俺は抱きしめてやるべきだったんだとも思ってしまう。

 なぜなら好きだった幼馴染みのあの子は俺を置いて別のヤツと結ばれてしまったのだから。

 ああそうだ、生まれ変わったら後悔しないように行動できる人間になる、って誓ったじゃないか! 

 

 嘘デース。

 そんな記憶一切ないでーす。

 女の子との関わり? ないないないない! 誓い? してないしてない! 

 まあ2は安定して地雷だからね、話を盛っても仕方ないよね。

 

 ということで選択すべきは1だね。

 鼻水まで垂らして泣いているリコちゃんにそっと近寄り、彼女の顔を俺の胸に埋めるようにして抱きしめた。

 古今東西泣き喚く幼女を落ち着かせるのは母親の愛だ。

 さあチートさんお願いします。

 喰らえリコちゃん、「母の心音(マザーズ・ビート)」。

 この技は、服越しでも胸に顔を埋めればハッキリと心音が聴こえるように心臓の鼓動を強くするチート技だ。

 効果は泣く子をあやす、ただそれだけだ。

 知らんけど。

 

「ヒッグ…… ンッグ…… ッグ……」

 

 俺の心臓の鼓動を聴き徐々に落ち着きを取り戻し始めたリコちゃん。

 あー、リコちゃんは地毛からして茶髪なんだね、とどうでも良いことを考える俺。

 いや、リコちゃんって真面目な女の子だから、太陽の光で髪の色素が抜け落ちて茶髪になってるんだと思ってたんだ。

 新たな発見だ。

 この発見は人類にとっては小さな1歩なのかもしれない、それでも俺にとっては、リコちゃんの幼馴染みにして弟にして彼氏にして夫である俺にとっては大きな1歩である。

 夫婦は相互理解が大事って前世の掲示板にも書いてあった。

 

 そんなことを考えつつクンカクンカしてると、リコちゃんから石鹸の香りが、いや赤ちゃんの香りが漂ってくる。

 心から、「ああ、俺はリコベイビーのお父さんなんだ」と錯覚してしまう。

 つまり今だけは俺はリコちゃんの父親にして母親にして幼馴染みにして弟にして彼氏にして夫って……コトッ!? 

 属性多すぎぃ!? 

 でも良い。

 近親相姦も単為生殖も俺の性癖の一つだ、否定はすまい。

 

「…………」

 

 いつの間にかリコちゃんが泣き止み、俺を抱きしめようとしていた。

 だが残念、腕が足りなかったようだ。

 腕が背中の途中で途切れている。

 父親に抱っこされる幼児のような愛らしさはまさにリコちゃんに似合っているけど、せっかく直った機嫌が悪化するのも面白くない。

 てことで、ここは俺からチューしちゃうぞ〜! 

 

「ねえねえ、リコちゃん。こっち向いて」

 

 ここで敢えての名前呼び、かつ優しく呼びかける。

 気持ちは塩顔イケメン俳優だ。

 具体名は出さん。

 だがこの状況でこのセリフは流石にイケメンすぎてリコちゃんが惚れること確定なので、あえて逃すという手は存在しないのだ。

 

「…………ん」

 

 真っ赤に充血した目と未だ気持ちが昂っていると分かる赤い顔、呼び掛けの意図を疑問に思う表情と発言を待つ様子。

 見方によっては世界一大好きな初彼氏とのファーストキスを待つ彼女だ。

 前世の同人誌でいっぱい見た。

 つまりこれはキス待ちですね、間違いない。

 

 俺はリコちゃんに優しく微笑み掛けると、未だ疑問の表情を浮かべているリコちゃんの唇に優しくキスをした。

 

『じゅる……じゅぞぞぞぞぞぞっ……んちゅ……ぷはぁ』

 

 リコちゃんは呆けた表情をしている。

 微笑みを浮かべてもう一度リコちゃんの口にキスをした。

 

『ちゅぱ……ちゅぱ……れろれろ……んじゅ……んちゅ』

 

 さっきは俺も初めてのキスに緊張してしまい、リコちゃんのことを考える余裕がなかった。

 しかし今度は、お互いが気持ち良くなれるキスを心掛けて優しいキスをした。

 

「んんんんんん!? んーん! んーんー!!」

 

 さっき飲んだジュースのせいでリコちゃんの唾液は甘く、柑橘系の味がする。

 口内で居心地悪そう彷徨っていたリコちゃんの舌を引っ張り出し、お互いのベロを擦り付ける。

 リコちゃんの歯を一本一本舐め、もう一度リコちゃんの口内に溜まった唾液を吸い出す。

 

『ちゅっ……ぷはぁ』

 

 最後に彼女の唇にキスを落とし、お互いの顔を離す。

 リコちゃんの顔を覗き込むと、涙を流し生気の失われた目をしていた。




おめでとう、リコちゃん!
一生忘れられないファーストキスができたね!
書いてて私も嬉しかったよ!!
本当におめでとう!!
大好き。






以上、ヤンデレ風味の後書きでした。

2021/12/11 23:30 追記
全然エロが書けないです。隙あらばギャグ方面に向かおうとしてしまいます。これがマソップ(イップス)というやつか……(烏滸がましい)。
申し訳ありませんが、この追記を読まれた方は少しだけ待っていていただけませんでしょうか。

拙者、性描写書くの苦手侍で御座る。セックスシーン下手でもいいですか?

  • いいよ!
  • 知らんがな。
  • ここがR18ってこと分かってる?タヒねよ
  • オwチwンwチwンwポwロwーwンwww
  • 頑張れっ♡頑張れっ♡
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