結論から言えば奴の情報は正しかった。サスケくんへの接触こそかなわなかったものの生活の痕跡がある大蛇丸のアジトを発見することができた。
「っ!」
もう一度情報を買いに行けばあの男は喜んで売るだろう。私の体と引き換えに。
舐めまわす舌の感触がサクラの体を震わせる。
あんなクズに頼りたくなんてない…でも…
現状、里の情報網でさえ手がかり一つ捉えることができない大蛇丸の情報を入手できるのはあの男のみ。
複数人で取り押さえてイビキさんに引き渡す手も考えたが、あの男、カゲロウの感知能力は相当のものだった。
おそらく感づかれれば逃げられてそのまま二度と取引ができないことも考えられる。
「…」
しばらく悩んだ後、サクラは再びあの忌まわしき場所へと向かった。
「おや?サクラちゃんじゃないか」
一晩に渡る凌辱劇を行ったにもかかわらず男は影すらみせずに気さくな態度を見せる。
外見は単なる優男にしか見えないが…
「前の情報、すでにもぬけの殻だったわ」
「そうかい、それは悪いことをしたね。でも君たちが突入する2日前まではいたんだよ?」
(!?)
なぜこの男はがそれを…?
「ずっと見させて貰ってたからね」
「随分な目をお持ちなのね」
「…その話はおいておこうか、情報を買いに来たんだろう?」
「…」
「その沈黙は肯定と受け取っていいのかな?サクラちゃん」
射殺すほどの視線がサクラから発せられるが男は意にも解さない。
「あんたに名前で呼ばれる筋合いはないわ」
汚らわしい。
「じゃあ…はじめようか」
「!?」
男はサクラの手を取り押さえると唇を押し付ける。
それは唇を合わせるだけのフレンチキスなどではなく、サクラの口内を蹂躙しようとする男の下衆い接吻だった。
「くっ」
否応なく男の舌が口内に入り込み歯茎を、サクラの舌を舐めまわしていく。
「ぷはぁ」
離れあった2人の間からは白い唾液のアーチがかかっていた。
「屑」
サクラがせめてもの強がりに蔑みの視線を送っても男はそれをむしろ歓喜ととらえている。
「屑で結構。素晴らしい褒め言葉だ。知っているかいサクラ。自分を屑と呼び、蔑み、この世の何よりも汚らわしいと考えている男に抱かれて否応なく感じてしまう女の膣内はそれはそれは気持ちいいんだ」
そう語る男の笑みは本当に楽しそうで、サクラは背筋が凍るのを感じた。
「ふん!でも前回と同じ手は通じないわよ」
男は初めて笑みを崩す。
送り込んだはずの即効性の媚薬の効果が出ていない。
「私は綱手様の弟子よ!あんたの薬の解毒剤なんか訳ないわ。一度くらって成分は解析できたもの」
「なるほど5代目火影の…そのことは|彼女≪・・≫からベッドの中で愚痴としていやというほど聞かされているよ」
なんとも苦そうな笑みを浮かべる男。
「彼女」とは一体誰なのか。この口ぶりでは里の中枢にコイツに通じているスパイが!?
「薬が通じないならどうしようかな~」
男は鼻歌を歌いながらもサクラの服を少しずつ脱がしていく。
サクラもここにいたってはすでに抵抗はしない。
(一晩我慢すればいいだけ…一晩だけ…)
「へぇ」
水あめのような音が男の指から漏れ出してくる。
「うれしいなぁ、もしかして想像してるだけで濡れちゃったかな」
憤怒か羞恥か、図星だろうか、サクラの表情が一気に朱に染まる。
「そんなはずないでしょ。さっさと済ませてよ」
思い浮かべるのはサスケくんのこと。この情報が手に入れば次は必ず連れ戻して―――
「っ!?」
突如、サクラの体が崩れる。腰に力が入らない。そのまま背中から壁にもたれかかる形になる。
「どうした?もうイっちゃったか?」
そういいつつもサクラの秘所を攻める男の指の動きは鈍りを見せない。
「誰が…あんたの…んっ!!」
湧き上がる快感の中に、黒い蛇のようなチャクラがよじ登ってくるのを感じた。
(これは…呪印!?)
「さすがに医療忍者のお前でもコイツは専門外だろう?なぁに心配することはない少々私好みになってもらうだけだよ」
男の指から体の内部に食い込むように呪印がサクラの体を侵食していく。
(子宮に…)
「このっ!」
チャクラによる剛力で殴りかかろうとするがその拳は男の顔面数㎝手前で止まってしまう。
「無駄無駄」
サクラの肌を舐めまわしながら男の放つ声に精神が振りきれそうになる。
今すぐこの男の頭を握りつぶしてやりたいのに体が自分のものではないように動かない
動けぬまま体をなぶられ続けるサクラ
口内、胸、腹部……
否応なしに与えられ続ける快感にサクラの脳と心は衰弱していく
(この呪印…体を縛るだけじゃない!)
呪印とは本来対象者を縛るために使われるものだ。
その利便性から多方面で用いられている。
しかしここまで醜悪な呪印をサクラは見たことがなかった。
(動作の抑制、感覚の鋭敏化…そして感情操作…ね)
認めたくないしこんな感情があることなで許しがたい
しかし…
この男に触られるのが嬉しい
この男に愛されるのがたまなく幸せである
そんな感情が渦巻き始めていた。
未だサクラの心は堕ちていない。だがいやおうなく体は動いていた。
成されるがままだった体は次第に男の求めに応じるように動いていく。
手が、足が互いを求めるかのように絡まりあう。まるで恋人同士のような濃厚なキスを躱しながらサクラは自らの下腹部を見る。
そこには呪印が植え付けられた印が浮かび上がっていた。
女性の象徴たる部分にそれを表し、まるでサクラがその男の所有物であるかと象徴するかのような悪趣味さが際立つ。
「はぁ…はぁ…」
「だいぶ仕上がってきたな…ここはどうかな」
サクラのとろけきった肉壺に容赦なく指をつきいれる
「ッ-------あっ」
背筋を伸ばし四肢を痙攣させるサクラ
「ほぉ、いい塩梅だ」
男はサクラを寝かせるとその上に覆いかぶさる
体格の差もあいまってサクラにはどうしうよもない
ただ息を荒くし、四肢をだらんとなげだしている。
男がサクラに重なり合おうとしたそのとき瞳に光が戻り弛緩していた四肢が力を取り戻す
「本当に驚いたな」
男の首筋にはクナイがあと数cmのところまで突き詰められていた。
「くっ!」
「そう、もう君は僕に危害を加えることはできないんだよ…しかしやはりその顔はいい」
犯されまいと抵抗する顔。その顔をした女は実に犯し甲斐があるんだよ」
男はしばらく考え込むと何かを思いついたと笑みを浮かべながらサクラを見下ろす。
「興が削がれてしまったなぁ、情報は渡そう。今日はもう帰っていいぞ」
「えっ?」
「もう帰っていいといったんだ」
それはつまりこの体の状態のまま帰れということで
「そんな…」
「おやぁ?どうしたのかな?もしかして物足りなかったかい?」
「ッ!」
サクラは唇をかみしめる。
頼めるわけがない。
犯してほしいなどと。
何時間愛撫されつづけたサクラの体は発情しきっている。
乳首は自己主張し、股からは愛液を垂れ流している。
「犯してほしいならそうだな、そこで股を開いて妊娠させてくださいと頼めば抱いてやらないこともないぞ」
「誰が!」
サクラは激昂すると、裸のまま外へ飛び出していった。
その様子をみながらカゲロウは予想する。
彼女が音をあげるのは1日後だろうか1週間後だろうか?
あの呪印の力によってサクラの体の火照りは収まることはない。