※この作品はR-18です。

転生狩人箱庭世界へ   作:髑髏丸

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今年最後の投稿になります


第二十九話 妖精のご褒美☆

「うっ……」

 

篝火を使った事により意識を失った俺が気が付いたのは牢屋のような重苦しい場所では無く、爽やかな風が吹く森の中だった。

その光景に俺は無事に聖森に戻ってこれた事に安堵すると、篝火の近くにいた黒兎が話しかけてくる。

 

「やぁ、戻って来たんだね。そっちの君も一緒に」

 

黒兎はまるで俺と一緒に誰かがいるような感じでそう言ってきたので俺が隣を見てみるとそこにはアイリスが立っており、どうやら彼女も篝火を使って此処に戻ってこれたようだ。

正直、篝火が使えなかったらどうしようかと思っていたが、その心配は無くなったので安心した。

 

「まぁ、いい所まで行けたから一度休憩にな」

 

「そうなんだね」

 

「あっ!おかえり~」

 

俺が黒兎に戻って来た事を報告しているとあまり聞きたくない妖精の声が聞こえ、その方向を見てみるとリィフがこっちに向かってやってきていた。

正直な所あんまり関わりたくはないんだが、変に避けている訳にもいかないので一先ず相手はしておこう。

 

「二人ともロストエンパイアまでたどり着けたんだね。いやぁすごいすごい!」

 

リィフは俺たちの傍まで来るとそう言いながら拍手をして褒めてくるが、その言葉に気持ちはこもっておらずとりあえず褒めておけば良いと言った感じだ。

これが妖精と言う種族としての在り方の一つとして捉えられるならそこまで気にする必要はないのだが、俺が弱体化しているとは言え上位者であるからか時折リィフから似たような雰囲気が見え隠れしているのでこいつを信用することができない。

今の所はお互いにその事を探っていないため、様子見に徹しているが警戒する事に越したことはないだろう。

 

「ん~?そんなに見つめられると照れちゃうんだけど~」

 

「あっご主人様とアイリスさん」

 

俺がそんなことを考えていると、背後から此処にはいない筈の人物の声が聞こえてきたので後ろを振り向くとそこには淫婦街の領主だった裸の王様に囚われていた筈のヴィクトリアがいた。

 

「貴方はヴィクトリアさん?」

 

「はい、お久しぶりというのも変ですが。またお会いできましたね」

 

「なぜお前が此処にいる?」

 

こう言っちゃなんだがヴィクトリアには戦闘能力があるとは思えないし、あの街から聖森までの道中には魔獣が蔓延っているので無事にたどり着ける保証もない。

それなのにヴィクトリアは特に傷ついた様子もなく、まるでそのままこの森にたどり着いたかのような感じだ。

 

「その……実を言いますと、気づいたらこの場所にいまして……」

 

(気づいたら?)

 

彼女の話を聞く限りあの屋敷から俺達のように篝火を使って移動したわけではなく突然此処に連れてこられたような反応をしており、嘘をついているようにも見えない。

そうなると誰かが意図的に移動させたことになるが、それだと何故ヴィクトリアが選ばれたのかと言う疑問があるが。

まぁ、ヤーナムでも避難所を教えたら何故か無事にそこへたどり着ける住人もいたからあまり深く考えないほうがいいかもだが……

 

「ともかく無事なようだな」

 

「はい!これからよろしくお願いしますね!ご主人様?」

 

「……」

 

ヴィクトリアが俺のことをご主人様と呼んだ瞬間、周りからなんとも言えない視線を向けられる。

恐らく彼女なりの感謝の気持ちなんだろうが、この場で言っては欲しくはなかったな……

 

「へぇ~、君そう言う趣味があったんだ~?」

 

「そんな訳ないだろ……」

 

正直、ブラッドボーンの世界に転生する前の自分だったらあったかもしれないが……

まぁ、あの世界で性行為をするなんて発想はなかったし、そもそも女をそう言う目で見てすらいなかった。

 

「ま、まぁ人の趣味はそれぞれだし……」

 

「そう、なんですか?」

 

「……」

 

黒兎はフォローのつもりで言ったんだろうが、その発言が余計に誤解を生むと言う事に気づいていないようだ……

おかげでアイリスは俺に対してやや引いたような反応を示しており、彼女からの視線がさらに痛く刺さるし、リィフも更にからかってくる。

このままじゃいつまで経っても休めそうにないな……

 

「そこまでにしないか?俺とアイリスは休みに戻って来たんだが……」

 

「え~?僕はもっと話を聞きたいけどな~」

 

「まぁまぁ彼らも疲れているんだし、此処までにしておこうよ」

 

「ちぇ~」

 

黒兎に止められたことにより、リィフはつまらなさそうに俺の元から離れると思ったが、逆に耳元まで近づいてくる。

 

(後で地下に来てね)

 

そう俺だけに聞こえるように囁くとリィフはそのまま鼻歌を歌いながら離れていく。

正直、あまりいい予感はしないが放置しておくのも良くないだろうし、とりあえず後で付き合ってやるか……

 

「えっと、どうします?」

 

「とりあえず、この森の中にいるなら自由に行動していい。十分に休めたと思ったらまたあの場所に戻るとしよう」

 

「わかりました」

 

「それでしたら、お茶にしませんか?私、お茶を入れるのは得意ですので」

 

これから休憩をしようとした所にヴィクトリアがそう提案してきたので二人で彼女のお茶をいただくことにする。

ヴィクトリアの用意してくれた紅茶は香りが良く、疲れた体にホッとした安らぎを与えてくれる味で熱すぎず、かといってぬるすぎない温度で飲みやすく流石はメイドと言った所だ。

そうして彼女を加えた三人での軽い雑談の後、二人と別れた俺はリィフの言われた通り地下へとやって来ていた。

 

「はぁ……」

 

リィフの元へ向かう俺の足取りは重く、まるで今から親や教師に怒られに行くかのような気分になっており、適当に理由をつけて会わないようにしても良いが、それはそれでリスクがある。

なので今は奴の言う通りにするしかないのだが……

 

「あっ!来てくれたんだね」

 

「……」

 

恐らくリィフがいるであろう地下牢へと入ると、奴はその牢の一つに備えられたベッドの上で待っており、妖精の小柄な体とベッドの大きさのアンマッチがすごい。

と言うより虫かごに入れられた虫みたいだな……

 

「むっ、なんか失礼なこと考えてない?」

 

「いや別に」

 

さっきの考えが分かりやすかったのか、リィフはむっとした表情を向けてくる。

これはさっさと要件を聞いてごまかしたほうがいいな……

 

「それで、俺だけ此処に呼んだのは一体なんの為だ?」

 

まぁ、大体の予想はつくが……

 

「え~?それを僕に言わせる気~?」

 

(こいつ……)

 

俺を呼んだ理由を尋ねたとたん、リィフはいやんいやん、と言いたげにベッドの上で体をくねらせる。

その行動は妖精故なのかそれとも元からそうなのかは分からないが、はっきり言って不快だ。

と言うか、自分で呼び出しておいて要件を言わないのはどうかと思う。

 

「なんてね♪頑張った君にご褒美としてえっちなことしてあげようかなって思ってさ」

 

(その体で?)

 

リィフが俺に対して体を使ってご褒美と言う名のエロ行為をすると言う事は此処に俺だけを内緒で呼んだ時点で何となくわかってはいたが、よくこんな小さな体でヤろうと思うな……

それに妖精の小さな体だとできることも限られてくるし、下手なことはできないだろう。

最初の時はそもそも俺自身がそう言う事で他人にソウルを与えられる事をその時に初めて知ったし、半分放心していたのもあり流される形でリィフに奉仕された感じになったのだが……

まぁ、今はあれこれ考えても仕方ないし、こいつの要件を早く済ませたほうがいいだろう。

 

「それで俺だけに教えたってことか」

 

「そう言うこと♪」

 

「なら、早速相手をしてもらおうか」

 

リィフのご褒美を受ける為に俺は牢の中に入り、鎧を脱いでインナー姿になってベッドに腰掛ける。

するとリィフは待っていましたと言わんばかりに俺の股間に向かって飛んできた。

 

「ふふ、君も期待していたんだね。僕にこう言うことされるの」

 

そう言うとリィフは服を脱ぎだしその小さな体を股間にこすりつけてくる。

体は小さくとも俺の一物に触れているのは裸体の女。

その事実が刺激となり、俺の一物が段々と膨らんでいくのを感じたので下半身のインナーを脱ぐと、そこにはリィフの奉仕によって大きくなった肉棒がそそり立っていた。

それを見たリィフは嬉しそうに肉棒に抱き着くと、自分の体をさっきよりも密着させて全身で肉棒を刺激してきた。

 

「どう、僕の体気持ちいいでしょ?」

 

妖精の小さな体とは言え、リィフは体を動かしながら時折自分の乳首などの突起物を使ったり、舌で舐めたりなどをして自分の体よりも大きなものに対して奉仕を続けている。

その行為が気持ちいいか気持ち良くないかで言われると前者であり、リィフの動きに対して俺の肉棒はビクビクと脈を打っていた。

 

「あは♪きみのおちんちんビクビクしてる。気持ちいいんだね」

 

俺の肉棒が自分の行為で感じていると分かったリィフは自分の動きを早くしだし、更に刺激を与えてくる。

相手が妖精である以上俺はほとんど動かずリィフにされるがままになっているが、俺とリィフとの体格差が大きく異なるせいで何もできないと言ったほうが正しい。

 

「んむ?はむ?」

 

それを良いことにリィフは俺の肉棒への刺激を激しくしてきて、その動きによって俺の肉棒は限界を迎え始めているのを感じた。

 

「れそうなんだね?いいよ?ぼくにいっふぁいかけて?」

 

その言葉を聞いた途端、俺の肉棒は限界を迎えソウルが勢いよく射出された。

リィフは自分の体が汚れることを気にせず恍惚とした表情で浴び、リィフを白く染めていく。

やがて射精が終わるとリィフは自分の体についた白い液体を美味しそうに舐めとりながら俺に見せつけるようにいやらしい動きをしている。

 

「ふふ、たくさん出したね。満足した?」

 

(満足したのはお前だけだろ……)

 

「それじゃあ、僕は行くね」

 

自分の体についたソウルを舐めとったリィフは満足したのか服を着て、そのまま牢から出て行ってしまった。

 

「……」

 

その様子を見ていた俺は休む為に戻って来たはずなのにさっきの行為のせいで余計に疲れたような疲労感を感じ、しばらく動きたくない……

やっぱりあいつにかかわると碌な思いをしないな……。

 

「あの、ゼロさん……」

 

俺がそんなことを考えながらぼーっとしていると、いつの間にかアイリスが来ていた。




今年も読んでいただきありがとうございました

来年もまたよろしくお願いします
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