時系列がバラバラですが1話の後で秋頃になります。
感想がありましたら連絡ください。
それはあまりにも唐突だった。
「そうそう明日から詩乃ちゃん家に泊まりにくるから」
風呂上りの僕にテレビを見ていた母さんが思い出したように言う。
「なんでさ?」
「なんでって詩乃ちゃんのお父さんとお母さんが海外に出張に行くから1週間詩乃ちゃんだけになるから面倒を見てくれないかって頼まれたの」
詩乃と幼馴染という事で親と交流もある・・・あるにはあるが・・そういう事は僕にも一言事前に言って欲しかった。てか詩乃今日も一緒に下校したのに全然そんな事言って無いし。
「だからってそんな・・・・詩乃と二人でって」
そんなの詩乃が何を僕にしだすか分からない。間違いなくえっちい事をしてくるに決まっている。そんなのを一週間過ごせなんて・・・
「あのさ。なんか勘違いしてるから一応言うけど私達もいるからね?」
「あ・・・」
確かに二人っきりになるとは一言も言って無い。
「もう・・・・一体何を妄想してたのかしらね~」
早とちりをした僕を母さんがニヤニヤしながら見ている。
「詩乃ちゃんに変な事しちゃだめよ」
「何もしないよ!お、おやすみ」
僕は慌てながらその場を逃げるように立ち去った。
部屋に戻りベッドに倒れこむ。しかし当然寝るにはまだ早い。もう一度先ほどの事が頭に浮かぶ。
(詩乃が泊りにか・・・・)
そういえば夏休み以降詩乃が家に遊びに来ていない。それにお泊りとか幼馴染の関係だが初めてである。最初泊まりに来ると言われ困惑しながらも今はワクワクしている自分がいる。
(部屋の片づけしよ)
そう思いベッドから起き寝るまでの間僕は徹底的に部屋の掃除をしたり見られてはいけないものを隠したりするのであった。
次の日
「おはよう。今日からよろしくね」
朝早くから詩乃が大きな荷物を抱えて家に来た。
「おはよう。今日学校あるのにどうしてもう荷物を?」
「だからだよ。学校あるから先に荷物だけ置いて終わったらそのまま一緒に帰ろうかなって思って。それに雨降るって天気予報言ってたし。よいしょっと」
キャリーケースを僕に渡す。
「それだけ?一週間は居るんでしょ?」
「うん、自転車で来たからこれしか乗らなくて。足りなくなったら家に取りに戻るから。じゃあ行こか。下の駐輪場で待ってるね」
「うん。分かった」
いつも詩乃と一緒に登校している。小学校の時からずっと・・・それが当たり前になっていた。
(しかし・・・・詩乃か)
放課後やり残した園芸部の仕事を終わらせる。今日の授業の内容は全然記憶に無い。朝から詩乃の事で頭がいっぱいだった。再度詩乃の事をよく考えて見る。御世辞抜きでかわいいしプロポーションは抜群。何より胸が大きい美人さん。ただ性格が・・・・ちょっとな~。一言で言えば小悪魔だ。クラスではいたって普通だが二人っきりになるとすぐに僕をからかって楽しんでる。普通のからかいだったらいい。脱いでくるから困ってる。あんな大きな胸やお尻を水着や下着や半脱ぎの姿なんか見せられてたら理性が持たない。幼なじみという関係だからそれでどうにかブレーキが利くがそうじゃなければそうじゃなければとっくに詩乃を・・・去年まではあんなんじゃ無かったのに
「はあ~」
「どうかしたのため息なんかついて」
声がして振り向くと詩乃が僕の後ろに立っていた。確認すると約束の時間まで後5分ほどだった。
「終わりそう?何か手伝ったほうがいい」
「だ、大丈夫。今終わったから。それじゃあ帰えろっか」
「うん♪」
笑顔で答える。考えて見るとこんな笑顔見せるのって僕だけだよな・・・
「ねえねえ。ちょっと寄り道してかない?」
自転車に乗ろうとしたら詩乃が唐突に言う。
「いいけど・・・どこに?」
「それは秘密♪じゃあ・・・着いてきて」
詩乃は自転車を漕いで行く。慌てて僕も詩乃の後ろをついていく。
「雨やんで良かったね」
空を見ながら詩乃が楽しそうに言う。
「そうだね。でも濡れてるから気を付けてよ」
「分かってるよ~もう~過保護だな~」
そんな会話をしながら詩乃の後ろを付いていく。付いて行くのはいいのだが・・
「今日も暑いね、汗かいちゃった」
僕の目の前には詩乃のスカート。詩乃は立ち漕ぎしているのでスカートが風を含んではたはたと鳴っている。スカートの中が見えそうで見えない・・・いや見ようとしている訳では無い。でも強風が吹いたりすると見えてしまう。幸い人通りが少ない道だからいいが。いや・・・もしかしたら人通りが少ない所を選んでいるのかもしれない。僕だけにしか見られないように。最近そんな風に思ってしまう。最近の詩乃はますます大胆になっている。
「とうちゃーく」
詩乃のスカートにドキドキしていたらいつのまにか目的地にたどり着く。着いたのは
「公園か・・・懐かしいね」
幼い頃一緒に遊んでいた公園だ。
「それで?どうしてここに来たの?」
「ん~時に理由は無いよ。ただ昔みたいに遊びたいな~って思っただけ」
そう言いながら詩乃は自転車と停めて滑り台の方へ歩き始める。僕も詩乃の後をついて行く。昔から僕の手を引いて色んな所に連れていった詩乃。懐かしみながら滑り台の階段の登る最中ふと詩乃の方を見る。
バーン
目の前には詩乃のお尻と薄青の布。慌てて顔を横にする。その後すぐに
ゴツン
鈍い音が聞こえ
「痛」
詩乃の声が聞こえた。
「詩の・・」
思わずまた顔を上げてしまう。当然目の前には先ほどの光景。そして
「ひゃ!」
詩乃が悲鳴をあげる。詩乃は止まってるのに僕の足を止めなかったのですぐ顔に柔らかなものが当たる。
(これは・・・)
僕はすぐに顔を後ろにずらす。そして再度確認する。見えていたのは当然詩乃のパンツ。つまり僕の顔に今触れたのも・・・・・・・・・・・・
僕は滑り台の階段からゆっくりとバックしそのまま近くのベンチに座わる。雨あがりでベンチは濡れてるが頭を冷やすのには丁度良い。それでも詩乃のお尻の感触が顔から消えずに悶々としている。
「大丈夫~?」
詩乃が滑り台の上から心配そうな声をしていた。そんな詩乃に僕は手で「ごめん」とジェスチャーで合図する。
「気にしなくていいよ。ちょっとビックリしただけだから」
詩乃の声から察するに本当に怒って無い。ちょっとじゃ済まさないだろう。事故でもいきなりお尻を触られてしかもそれが顔なんだか怒ってもいいだろう。
(それにしても詩乃いい匂いだったな)
自転車で走ってたし汗のにおいとかするかと思ったが全然そんなのはない。
(なんでいつの間にか僕は詩乃の匂いの評価してるんだよ)
「キャッ」
また、詩乃が悲鳴を上げる。慌てて詩乃の方を見ると
「え~ん。びしょびしょになっちゃった~」
スカートをびしょびしょに濡らした詩乃がこっちに来る。考えて見ると雨あがり。滑り台の下に水が溜まってて濡れていているに決まってる。
「まったく・・・はい」
少し呆れながら持っていたタオルを詩乃に渡す。
「ありがと」
タオルを受け取るとなぜかきょろきょろと周りを見渡し僕ら以外に人がいないのを確認するそして。
「よいしょっと」
いきなりストッキングを脱ぎ始める。
「ちょ!?なんで脱ぐのさ」
「だって濡れて気持ち悪いんだもん。ちょっと持ってて」
「ちょ、え?」
詩乃が脱いだストッキングをごく普通に僕に渡してくる。濡れてるとはいえほんのりと温かい。
(これが今まで詩乃が着ていた・・・)
嫌でも意識してしまう。
「結構溜まってたから」
脚だけでなくお尻も念入りに拭く。慌てて視線をそらす。
「ん~ちょっとパンツも脱いでっと❤」
何やらとんでもない発言と何かを脱ぐような布が擦れる音が聞こえたが聞こえないふりをする。何より詩乃の言い方が途中から小悪魔っぽくなっていた。
「よし・・・ありがとね」
「う、うん」
平常心を保ちながら振り向きストッキングを詩乃に渡す。
「タオルは洗って返すから」
「う、うん」
流石に詩乃はお尻を拭いたタオルを僕には渡さなかった。それにしてもあのタオルで一体どこまで拭いたのだろうか
「うう・・パンツまでびちゃびちゃ・・・」
「もう・・・風邪引いちゃうからすぐに家に行こ」
少し強引に詩乃の手を引っ張る。まだ詩乃のお尻に顔を当てたのが恥ずかしく詩乃の顔を直視できなかった。でも
「うん♪」
詩乃の声は心なしか嬉しそうな声は僕の耳にしっかりと聞こえた。
そのまますぐに詩乃と一緒に家に帰る。しかし様子がおかしい。
「ねえ?」
「うん・・・・」
「誰もいないよ?」
「そう・・・だね」
玄関を開けると中は真っ暗で人がいるような気配はない。
「とりあえず詩乃はスカートとか濡れたのを洗濯機に入れといて。シャワーでも浴びてて。一旦連絡するから」
「分かった。他に洗うものある~?」
「大丈夫。ここに荷物置いて置くね」
「ありがとね」
パタン
シャワーの音が聞こえたのを確認し母さんに電話をかける。数コールして
「もしもし」
「もしもし母さん。一体今どこに居るのさ?」
「いやね。あんたが登校して少しした後に叔母さんから連絡があってね。叔父さんが交通事故で危篤だってそれでお父さんとお母さん慌てておばさん達の所に行ったの」
「え?おじさんが!大丈夫なの?」
「それが危篤でもなんでも無いくておばさんの勘違いだったのよ。交通事故はほんとで車は大破したけど本人ピンピンしてて精密検査でも異常はなしだって」
「え~人騒がせもほどほどにしようよ~」
昔から叔父叔母はせっかちではあったがまさかこんな事になるなんて。
「そうよね。そういう訳でお詫びって事で集まった親戚一同で叔父さんのおごりで今日は宴会する事になったからよろしく。帰りは明日になると思うから」
今までとは打って変わり楽しそうに言う。
「なんでさ。詩乃がいるんだよ」
「大丈夫、大丈夫。あんたの事信用してるから~詩乃ちゃんの事を蔑ろにはしないでしょ?そんな訳だからよろしく。私も生もう一杯~」
ピッ
「飲兵衛どもが・・・」
頭を抱えながら切れたスマホを切る。
「ふ~」
「ひゃぁ」
顔を横にするとシャワーを浴び終わったであろう髪を少し濡らした詩乃が僕の耳元で息を吹きかけていた。
「ごめんごめん。あまりにも無防備だったんでつい。でも『ひゃぁ』って」
ケラケラと笑っている。
「いいよ、むしろこっちの方こそごめんね。うちの両親が」
「気にしないでそれに私は君と二人っきりになったから嬉しいよ」
ニコニコしている。まあ・・・詩乃がいいならいっか。僕がおもちゃにされるのは仕方ないともう諦めよう。
「って。なんでさ水着なのさ」
よく見ると詩乃はなぜか水着を着ていた。
「え~君が優しくしてくれたからサービスしてあげよっかな~って」
小悪魔っぽい顔で笑みを浮かべながら胸を強調したポーズをする
「だからって人の家で水着なんて」
「平気平気。だって君しかいないんでしょ。それともこっちの方が良かった」
詩乃の手にはあの時の白い透ける競泳水着だった。なんてものを持ってきてるんだ。
「・・・ノーコメントで」
もう答えを言っているようなものだがこう言うしかなかった。
「ふふふ♪」
楽しそうに笑ってる。
「そんな事より寒くはないの?」
濡れて風邪を引かない為だったのに水着を着るなんて矛盾している。
「そっちも大丈夫。ちゃんとストッキング履いてるから」
視線を下に向けると確かになぜか水着にストッキングを履いていた。
「そ・れ・に。好きでしょ?こういうの」
そういいながら今度は脚を強調するポーズをとる。
「じゃあ、いつも黒のストッキング履いてるのは僕の為なの?」
「それはどうだろうね~」
にやにや笑う詩乃。
「まあいいや。部屋案内するね」
これ以上聞いても埒が明かないのでとりあえず詩乃が使うであろう部屋に案内するため歩き出す。
「ここ部屋・・・あれ詩乃?」
詩乃に使ってもらう部屋に案内する途中振り返ると詩乃は後ろにはいない。居たのは僕の部屋の前。そしてごく自然に僕の部屋の扉を開けて
「ぴょ~ん」
詩乃がなんのためらいもなくベッドに飛び乗るのでびっくりする。
「いや。なんでさ」
「え?普通しない?旅行とかで部屋についたら真っ先にこうしない?」
「いや分かるけど・・・・」
「じゃ~いいじゃん。」
僕の枕に顔を埋めている。普段男性が使っているベッドで女の子がすることでは無いし当然水着でするものでは無い。おまけにお尻を上げて僕に見せつけるようになっている水着が食い込んでムチムチのお尻が一層えっちい。
「てか、ここじゃ無いからね。詩乃の寝る部屋」
「分かってるよ。でも君のベッドに寝るの初めてだもん」
今度はゴロゴロと僕のベッドで転がりまわる。当然だ。今の詩乃が僕のベッドに寝ころんだら僕が意識して眠れないに決まっている。
「堪能した?もうそろそろ終わってくれないかな?詩乃の部屋はこっちだよ」
「は~い」
やっと詩乃を部屋に案内し僕は今後の予定を詩乃と相談する。
「夕食だけどさ。ピザでも頼む?」
詩乃と二人っきりだしなかなか食べられないものでも食べようと思いスマホを取り出す。すると
「ちょっと待って!」
詩乃が大きな声を上げる。
「どうしたの?」
「今日私が夕ご飯を作ってあげる」
ドヤ顔で答える。
「詩乃・・・料理できるの」
「できるに決まってるよ」
頬を膨らませて怒る。
「だけど詩乃はお客さんなんだから作らせるのはちょっと・・・」
「そんなの気にしなくていいよ。幼馴染なんだからさ。それに冷蔵庫に食材があったら勿体ないでしょ」
「それは確かに」
そう思い冷蔵庫の中身を一緒に確認しに行く。
「やっぱり食材結構
詩乃が泊りにくるからか冷蔵庫はけっこう入っている。
「相変わらず野菜いっぱいあるね」
「家族みんな好きだからね」
その影響で園芸が僕の趣味になった。
「足りないものある。あればすぐに買ってくるよ」
「うーん。パスタ買ってきて欲しいの」
冷蔵庫の隣のパントリーを確認している。
「パスタ作るんだ」
「うん。野菜もこんなにあるし」
「分かった。じゃあすぐに買いに行ってくるね。他にいるものとか分からない事ある」
「大丈夫・・・あっ。せっかくだから平べったいパスタ買ってきて」
「分かった。じゃあ行ってくるね」
「気を付けてね~あ・な・た❤」
扉を締め切る寸前に詩乃がそんな事を僕に言う。
「あなたって・・・新婚さんみたいじゃんか」
顔を真っ赤にしながらパスタを買う為スーパーに足を運ぶのであった。
「さて・・・・」
僕は今自分の家の玄関に居る。無事にスーパーでパスタを買ってきたが入るの躊躇ている。自分の家なのに・・・理由はもちろん家を出る前の詩乃のあの言葉
(気を付けてね~あ・な・た❤)
間違いなく詩乃は二人っきりの状態だから小悪魔モード全開になっている。絶対に帰ったらえっち恰好をしてるに違いない。ある程度覚悟しておかないと・・・・でも心の奥では
(どんな格好をしてるんだろう詩乃)
期待している所もある。えっちい姿だとやっぱり下着姿?もしくは僕のワイシャツを着て裸ワイシャツ考えて見ると今料理しているから裸エプロン?・・・・見てみたい。よくよく考えて見ると詩乃クラスだとおっぱいエプロンに入るのかな?
(さて・・・いざ)
ドキドキワクワクしながら僕は扉を開ける。
「おかえり。有った?」
「あっ。うん。これ」
「ありがと。じゃあ早速作るね♪パスタだけだとなんだし他に何作ろっかな~」
「・・・・・」
期待とは裏腹に詩乃は普通に制服に着替えていた。
「・・・・・どうしたの、ぼーとして?」
「いや・・・詩乃の事だかららえっちぃ恰好にしてるんだろうなって思って・・・」
思わず馬鹿正直に本心を言ってしまった。途中で気づいて止めたがもう遅い。
「ふ~ん。そっかそっか。期待していたんだ~私のエッチな姿」
ニヤつく詩乃。完全に転がされている。いや墓穴を掘ったのは自分だが
「じゃあ。裸は無理だけどサービスして・・・・どう?」
パサリと詩乃が履いていたスカートが落ちる。
「ちょっ!?」
「大丈夫エプロンしてるから下から見ようとしなきゃパンツは見えないって。それとも見に来る❤」
Yシャツの端をちょこんとつまんで見えるか見えないかぎりぎりまであげる。分かっていても見てしまうのが男の性である。顔が熱すぎる。
「フフッかわいい~。よし、ご飯の準備始めちゃうね」
そんな僕を見て詩乃は上機嫌に笑うのであった。
「フンフフン♪フン♪フーン♪」
鼻唄を歌いながら詩乃が料理をしている。相変わらずスカートを身に着けずに。これもこれで良いものだがやはり裸エプロンでは無いのが少し悔やまれる。僕も手伝おうかと言ったが
「大丈夫。パスタだからそんなに手間取らないから」
と言われたので大人しくリビングでテレビを見ている。まあ・・・詩乃の料理している所をチラチラ見ながらなのでテレビを見るが内容が頭に入ってこない。まるで同棲しているみたいで落ち着かない。
「あれ~?」
「どうかしたの?」
「トングが無いんだけど。確かここにあったはずなんだけどな」
なんで僕の家の台所の場所を熟知してるのだろうか?
(そういえばこの前使って確か・・・・)
場所を思い出し僕もキッチンに移動する。
「ん~」
依然として詩乃が懸命に探していて僕には気づいていないようだ。しゃがんでるし第一スカートを履いて無いので当然パンツが見えている。ムチムチのふとももとお尻。それに張り付いて一層パンツが本当にえっちい。詩乃はおっぱいだけで無くてお尻も本当にいい形をして魅力的だ。
「もう・・・さっきからお尻見すぎだよ」
「!?」
後ろを向いてる詩乃に言われてドキッとする。
「珍しくガン見だから・・・君って視線反らしてチラチラ見るから」
完全にいつもの僕の視線がバレバレであった。
「ごめん」
「気にしないで。こんなの君だけにしか見せないから。料理中じゃなければもっと見せてあげるのにな~❤」
「はい。これ」
「ありがと❤」
トングを渡すとまたテレビの方へと向かう。確かにそうだ。クラスに馴染めていない訳では無いがつかみどろころが無い性格からか特に親しい友人は僕意外にいないようでいつも僕と一緒にいる。ましてや男子といる所なんて見た事も無い。クラスメイトもそんな事を言っていた。僕にだけはあんなにも距離感が近い。
(どうしてだろう?)
幼なじみだから?それとも別の事で。じゃあその別の意味ってなんだろう・・・やっぱりそれって。考えていると良い匂いが立ち込めてる。
「もうすぐ出来上がるからお皿用意して~」
「うん。わかった」
考えるのを止めて詩乃の言われた通り食器を出すためキッチンに行く。
「じゃーん。詩乃ちゃん特製のオルトナーラ」
完成したの色鮮やかなパスタとサラダチキンやチーズが入ったサラダ。匂いもそうだが見た目もとてもおいしそうだ。
「さあ、食べて食べて!」
詩乃は僕の感想を早く聞きたそうに目をキラキラさせてる。かわいい。
「ではいただきます」
早速一口食べる。
「どう?どう?」
「おいしい」
すぐに味の感想が口に出る。スパゲティの料理はあまり好きでは無いがこれはおいしいく食べたくなる味だ。何より詩乃が作ったというのが一層おいしさをより引き立たせている感じがした。
「ふふふ」
僕が食べてるのを見てニコニコしている。
「ん。どうかしたの?」
「だってあまりにもおいしそうに食べるんだもん」
「そう?」
「じゃあ、もっとおいしくしてあげる」
「ん?」
そういうと
「はい。あ~ん」
詩乃が僕に向けて自分のお皿のパスタをフォークに巻き僕の口に近づけてくる。
「あ、あ~んって・・・」
「あ~ん」
詩乃は有無を言わさずに僕の口に近づけてくる。てか今パスタを巻いてるの詩乃が使ってたフォーク。つまり間接キス・・・。いやこの歳で間接キスくらいで慌てる僕では無い。でもそれ以上に気になるものがある
「ん?どうしたの目が泳いでるよ」
「そりゃあ」
詩乃が前かがみになっていておっぱいが迫って来きているからだ。大体おっぱいが大きいのでボタンもどうにか留めてる形でブラウスの隙間からチラチラとブラと生乳が見える。そのため目の前のパスタよりもこっちの方を意識してしまう。食い気より色気に屈しかける。
「ねえ・・・早く食べなよ・・・冷めちゃうよ」
小悪魔っぽい顔で僕を誘惑するように見つめる。ただこのまま詩乃の言われるがままではこれからが色々とまずいと思い意を決してある提案をしてみる。
「いいけど条件がある」
「どんな?またお尻見たいの?」
「そ。そんなんじゃないよ」
「ホントに?一瞬考えた風に見えたけどそれで何?」
「僕がそれを食べたら今度は僕が詩乃にあ~んするから食べて」
・・・・
すると詩乃が目を丸くして黙る。そして
「ふぇ?」
詩乃が変な声を出す。正直ここまで驚くとは思って無かった。
「な、なんでそうなるの?」
「だってそっちがしたんだからこっちがするのは当然だろ」
「そ、そんな事・・・ない・・・いや・・・そうなるのかな?」
ちょっと目を回しながら混乱している。
「それでどうする。するしない?」
「う~じゃあいい。恥ずかしいよ~」
詩乃は座って悲しそうな顔をしながらパクっと巻いたパスタを食べる。
「ごめん」
まさかここまで悲しむとは思ってなかった。
「ううん。いいよ。私も二人っきりだからってはっちゃけて大胆な事言っちゃったから」
正直胸や下着を見せるには躊躇わないのにあ~んして食べるのは恥ずかしいと思うんだと思った。その後は詩乃が僕に何かをしてくるでも無く夕食は終わった。
「洗い終わったよ。これからなにする?」
おいしい夕食をごちそうになったし食べるだけダメだと思い片づけは僕がした。片づけ終わりリビングにこれから何をするか詩乃に聞く。
「じゃあゲームしよ。ゲーム」
手にゲーム機を持った詩乃が僕の方に来る。
「うん。いい・・・そういえば詩乃。先週出た数学の宿題どこまで終わってる?」
そう聞くと詩乃の動きが固まる。詩乃昔から数学苦手だったからな・・・
「8・・・7割くらい」
目が泳いでる。これは間違いなくやって無いやつだ。
「じゃあ大丈夫だね。あそぼっか」
ただここで追及すると余計に意地を張るのは長年幼なじみをしているので分かる。なので敢えてそのまま流す。どうせすぐに・・・
「嘘つきました。3割くらいです。教えてください」
予想通り僕にすがって来る。
「いいよ。そんな事だろうと思ったから」
「流石私の幼馴染。分かってる♪お礼におっぱいを揉ん・・・」
「教えるだけで自力で解くんだからね」
「え~」
「え~じゃありません。ちゃんと宿題は自分でしないと。赤点なんて取ったら僕嫌だよ」
「む~。君が嫌なら頑張らないといけないな~」
「じゃあ、僕の部屋で宿題終わらよ」
「は~い」
渋々ながらちゃんと宿題を取り組もうとする詩乃。本当に根は真面目でいい子なのは僕は知っている。
「ふい~ちゅかれた・・・」
最後の問題も終わり無事に正解し詩乃は机に突っ伏した。
「おしまい。頑張ればできるじゃないか」
詩乃の奮闘もあり1時間くらいで全部終わらせた。
「君が教えるのが上手だからだよ」
「ありがとね」
「なんでお礼を言うのさ・・・お礼を言うのは私の方だよ」
小悪魔っぽい顔で無い自然な笑みだった。いつもこうならいいのだが。詩乃に余裕を持たせるとエッチな事ばかりしてくる。今だって机におっぱいをのせて伸びてるがこれは本当に疲れてるからだろう。普段から胸が重い重いと愚痴ってたし。
「何か飲む?」
「うん。オレンジジュースをお願い」
「分かった。取りに行ってくるから待っててね」
冷蔵庫に取りに行く。しかしその帰りにある事に気づく詩乃を一人にしてしまった事だ。詩乃の事だから僕の部屋を物色するだろう。進学してからまだ一度も詩乃を僕の部屋に一人にした事が無いから興味深々に決まってる。まあ・・隠したいあれやこれやは全部PCの中である程度手順を踏まないと見つからないから大丈夫だろう。まあそういった画像も最近は見る事も無くなった。理由はもちろん詩乃のから送って来るえっちい自撮り画像だ。あんな画像とか見せられると他のものを見る気が無くなる。最近のお気に入りは詩乃がお風呂場撮ったと思われる写真の数々。競泳水着を着てローアングルからとった写真。お尻に食い込ませたスタンダード?な写真から濡れ濡れスケスケの上半身制服姿で下はパンツのみというマニアックな写真。すらっとした生脚とちらりと見えるおへそがとてもフェチズムがそそられる。しかも黒いストッキングは履いてるバージョンと履いて無いバージョンのサービスショット。そんな性癖ドストライクな画像を見てると他の女の子にはぜんぜん関心を持たなくない。本当に夏以降はもう詩乃の事ばっかり考えてしまう。そんな悶々としながら自分の部屋の扉を開ける。
「おまた・・・!?」
「へ~こういう本読むんだ~勉強熱心だね」
詩乃は無防備に横たわって本を読んでいた。その時にもパンツが見えたが今はそれどころじゃ無かった。詩乃が呼んでいるのはもちろん参考書では無い。エロ本よりもたちが悪い。その本の題名は
『距離感の近すぎる女子との接し方』
もろ詩乃の事である。
「いやちゃうねん」
「なんで関西弁?」
あまりの動揺で似非関西弁が出る。
「えーと何々ーボディータッチをしてくるのは」
詩乃はおもむろに音読しようとしている。
さ
詩乃にこれ以上読ませまいと慌てて詩乃の読もうとした本を奪う。
「えーまだ途中なのに」
詩乃は頬を膨らませて抗議する。
「ダーメ。てかどこでこれを?」
どうしてあんな短時間で一番分からないと思った隠し場所を?
「長年幼馴染なんだから隠しそうな場所は分かるよ。例えば昨日慌てて掃除したのもお見通しだよ」
さっき自分が詩乃に思った事は詩乃も同じようだった。
「大体どんな本を読んでても君の事を嫌いにならないよ」
「本当に」
「ホント、ホント。だいたいあれ全然呼んだ形跡ないじゃん」
「まあ・・だって・・・」
最初の頃詩乃のえっちないたずらに困って買ったが意味が無かった。だって僕と詩乃にとっては当たり前の事しか書いて無いくて全然意味が無かった。
「それより宿題終わったんだしゲームしないの?」
「う~ん。頭使ったからもいいよ。だから頼みたい事があるんだけどいい?」
「なに?変な事じゃなければいいよ」
「それはね・・・」
・・・・・・・
「やあん。くすぐったいよ」
・・・・・
「もっと激しくしていいよ」
・・・・・
「そこ~」
・・・・・
「ん~~~❤いい」
「ねえ・・・詩乃わざと言ってるでしょ?」
「そんな事無いよ~君のマッサージが気持ちからだよ」
詩乃のお願いとは僕に足をマッサージしてくれと頼んでこうなっている。男である僕に女の子の詩乃の脚を触るのは躊躇ったが
(いつも一人でしてるから一回他の人にしてもらってみたい)
との事で夕食のお礼も兼ねてしている。
「ふぃ~気持ち・・・」
「そ、そう」
詩乃のとろけた顔が見える。本当に気持ちいいようだ。自分も詩乃の脚を触った事が無いので今脚の柔らかさを堪能している所がある。
「ねえ・・・もうちょっとふとももの付け根の方も揉んで欲しいな」
「つ・・・付け根って・・・」
それはもうスカートに手を突っ込みお尻を触る事になる。それは流石に躊躇ってしまう。何より帰りのあの事故。あの時は一瞬だったが今度は違う。がっつりそして長い時間だ。
「君にならいいよ」
ぼそって詩乃が言う。
ゴクリ
生唾を飲み込んで僕は揉みながら手をだんだんと詩乃のお尻の方にまで近づける。そしてその手はお尻を触る。手が触れた箇所は一層柔らかくなる。
「じゃあ行くよ。詩乃」
「うん・・・来て・・・」
まるで初めてする時に言うような言葉を詩乃に言って僕は詩乃のお尻にマッサージを開始する。
10分くらいたっただろう僕は黙々と詩乃のお尻を揉んでいる。邪な気持ちを起こさないために詩乃のスマホに書いてある方法を読みながら。
(これはマッサージ。これはマッサージ。おいしい夕食を作ってくれた詩乃へのお礼・・・・柔らかいな~詩乃のお尻)
そう思った瞬間邪な考えしか浮かばなくなってしまう。お尻なんて見るだけで揉むなんて事は当然なかった。詩乃がくっついてきて胸の感触を知ってるがお尻の感触もそれに劣らず大変良いものだ。
(ダメだ。もう理性が・・・)
そろそろやめていいか詩乃に聞こうか思った時
(あれ?)
違和感を感じた。それは詩乃から反応は無い事だ。さっきまでのえっちぃ声も聞こえない。
「し」
詩乃の方をよく見て見ると
「すぴ~」
かわいい寝音をたてて寝落ちしていた。もしかして気持ちよすぎて寝ちゃったのかもしれない。
(もしかしてマッサージの才能が僕にあったなんて・・・)
まあ、冗談はさておきこんな所で眠っていてはいけないので可哀そうであるが起こす。
「詩乃・・・こんなとこで寝たら風邪引いちゃうよ。それにお風呂入って無いでしょ?」
少し強めに揺らすが起きる気配は無く幸せそうな顔で眠りこけている。
・・・・・
気づけば僕は詩乃を顔をじっと見つめていた。かなり顔を近づいても起きない詩乃。それこそ後数センチで唇と唇が重なるくらいに・・・
綺麗な黒い長い髪。かわいらしい顔。そして吸い寄せられそうなみずみずしい唇。
ゴクリ
生唾を飲み詩乃に僕は・・・
「ごめんね・・・詩乃。・・・・・よっと」
寝ている詩乃を起きないようにゆっくりと仰向けにして背中と太ももに手を回して力をいれて立ち上がる。クッションの上で眠っていて良かった。胸は大きいがそれでも女の子だからか軽い。詩乃が起きてたらお姫様だっこされてるってはしゃぐだろう。
「ふう・・・」
本当は詩乃が使う予定部屋に送りたかったがお姫様だっこしている自分が恥ずかしいのでもう一番近い自分のベッドに詩乃を寝かしつける。来た時シャワーを浴びてたし制服だが明日は休みだしいいだろうと自分を無理やり納得させる。そしてまた詩乃の寝顔を見る。相変わらず穏やかに笑っている。そんな詩乃の頬をそっと撫でる。
「おやすみ・・・詩乃」
なぜか若干の後ろめたさを感じながら僕は部屋からでる。
「はあ・・・お風呂入って寝よ」
緊張から解放されたからかどっと疲れがでる。寝る場所はこの際どこでもいいので早く横になりたかった。
パタン
「・・・・・えへへ」
扉が閉じた瞬間私は堪えていた笑い声を漏らす。
実は寝たふりで君がどんな反応をするか楽しみだった。もしかしたらむっつりさんだからキスしたり胸とか揉んできたりそれ以上の事をするかもと淡い期待をしていた。
「まさかお姫様抱っこもしてくれるなんて」
一瞬だっだがまさかの行動に胸がときめく。そんな優しい君が私は大好きだ。それに
「~~~~」
思い出して悶絶する。足をバタバタさせる。私の事を意識してくれたた。あんな本を買って私の事を想ってたなんて。あんなに知ろうとしてくれた私の事を。今までのエッチな行動が意味があったと実感した。君に私だけを見て欲しくて色々調べてこうしたら男はイチコロって女性誌に書いてあった事を君が好きそうな恰好で実践していた。
「だったら・・・」
私の事を意識してるならもう言えばいいのに好きだって。それなのにどうして言ってくれないの?ここまで来たらいっそ私から・・・そう思うがすぐに顔が熱くなる。
(う~無理無理。私から言うなんて・・・できないよ~)
あんなえっちぃ姿は君の為ならできるのになのに告白なんて・・・
(わ~ん。私の意気地なし~)
昔一度だけ考えた事がある。いつまで詩乃はこうして僕と一緒にいられるのだろうかと?どこかで今の関係が壊れてしまうのではと。詩乃はどんどんかわいくなって。なのに僕はあまり変わらず・・・
そう思ったのは春休み。今回みたいな事がありその際詩乃は旅行と思い付いて行った詩乃と全然会わない日々が続いた。同じ学園に行くのに。もしかしたらここで今までの幼馴染としての関係が終わっていくのだろうと思った。そして入学式。そんな不安を持ちながら行こうとした。そしたら
(どう見て見て。似合う?)
朝早くから僕に制服を見せにわざわざ家に来たくれた詩乃。
(似合ってるよ)
そう僕が言うと満面の笑みを浮かべそして昔のように僕の手を引いて入学式に言った。終始笑っている詩乃。そんな詩乃を見て僕も自然と笑みが溢れだす。変わらない詩乃に安心した。まあ・・・あの後あんなえっちぃ行動をとるようになるとは思っても無かった。
「でもそれも・・・」
詩乃が僕の為に無理してるのなら?そう初めて思ったのはあの夏の僕にエッチな自撮り写真を撮っていたあの後。あの時は告白してもきっとまともに聞いてくれないと思ってた。でもちゃんと考えてみるとあんなに大胆になっていたのに誰か来た途端慌てふためいていた詩乃。きっとあの詩乃が素なのだろう。そんな詩乃があんなえっちい姿を僕にだけにするその理由はからかうのでは無い。あれは詩乃なりのアプローチなんだろう。そんな事をしなくても好きなのに・・・でもそこまでするくらい詩乃を待たせてしまっていたんだと思うと胸が苦しい。
(だから言わなくちゃ)
すぐにでも告白したいでも・・・このままでは詩乃に身体目当てだと思われてしまう。例え詩乃がそう思ってなくても。僕が詩乃の全てが好きだって分かってもらうために。ちゃんとした告白をしなくてはいけない。そのためにあれを育てているんだから。園芸部で学校の花壇に頼まれた花以外にこっそりと育ててる花。もうそろそろ花が咲く。花が咲いたら僕は・・・
(だから・・・・ごめんね。もうちょっと待っててね詩乃)
色々とこじれてしまった二人の関係。でもその数日後二人の関係は変わっていく。幼馴染から念願の・・・・