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「んっ♡ ちゅっ♡ ちゅぱ♡ れろっ♡ んむぅ♡」
静かな図書館に淫靡な水音が響く。当人たちは聞こえてないと思っているのか、息を殺して隠れていると彼らはますます大胆に舌を絡め始める。
「んぅ……ちゅぱっ、あむ♡ ちゅぱっ♡ はぁっ♡ はぁっ♡ も、もう……興奮しすぎっ……はむ、ん……ちゅくっ……♡ ちゅ、ちゅ、ちゅぷ……はふっ♡ ふぅっ♡ ふみゅ……ちゅぱっ♡」
そっと書架の陰から顔だけ出してグレアは二人の様子を窺う。明るい色の髪を背中まで伸ばした華奢な少女が、銀髪の少年に抱きしめられ、その腕の中で腰を揺らしている。少年の片膝が少女の足の間に割って入り、秘められた乙女の部分をグニグニと揉みほぐす。時折好いところにあたるのか、少女はぴくんと身を震わせて「あっ、んっ、もっ、そこされたら」と媚びた声を出す。
「スイッチ入る?」と聞く少年は、少女が愛らしくて仕方ない笑みを浮かべ、膝頭の固く尖った部分を彼女の股間に突き刺す。
「ライの意地悪」
媚びを含んだ口調で少女が言った。
「意地悪にされるほうがアンは好きだよね」
ライの膝に押し上げられてアンのスカートが際どい位置まで捲れ上がる。彼女は恋人の身体に回した手に力を込め、キツく抱きつくことで快感に耐える。
女体が生み出す官能の荒波に揉まれながら悶え耐える少女の姿は、彼女をよく知るグレアも初めて見るもので、普段は周りをリードしてくれる快活な少女が放つ女の色香にあてられ、グレアも身体の中心が熱くなった。
アンの女の部分にグレアの秘めた女が共鳴する。
ライの手がショーツの裾からアンの下腹部に忍び込む。膝で刺激された陰部は既に濡れていて、静かな図書館にくちゅくちゅと蜜壺を掻き回す淫らがましい音がする。
「ああぁ! イイよぉ! もっと、もっと激しく激しくしてぇ、あぁっ、あぁん! あぁん! いいの! あっあっあっあっ! ひいぃぃっ! あぁ、もっとぉ!」
親友の蜜道を掻き回す指。その動きをトレースしてグレアは自分の性器を弄る。
「……ふっ、あっ♡️ あんっ♡️」
アンが褒めてくれたピアノを奏でる指で、アンに自分の影を重ねながら快感の真珠を転がし、肉襞をめくってズボズボ出し入れする。
「あぁぁ、いぃ……。もっと激しくかき回して、あぁぁん! もっと、もっと! あんっ、あぁんっ! もういくっ! イキそうなのっ! あ、あぁ! あぁんっ!」
「少し声を抑えようか。グレアに気づかれちゃうよ」
「だって♡️ だっ……あっ、あっ、あっ♡️ ライの手が気持ちいいんだもん。長い指でヒダヒダ掻き回されると……んんっ、んっ、声我慢できない♡️」
不意に自分の名前が出てきてグレアは身を固くする。自慰の手を止めて二人の会話に聞き入った。
「図書係を手伝ってくれた友だち放り出して、僕におまんこほじってもらいたがるなんて、アンはエッチな駄目王女様だね」
「そうなの♡️ 三人でいるときから、ライにオマンコしてもらいたくて疼いてた、駄目王女なの♡️ ちょうだい♡️ エッチなオマンコお仕置きして」
「こんなに悦んでおいてお仕置きもないよ」
そっとアンの手がライの股間に伸びる。ズボンを押し上げて自己主張していた分身に触れられ、ライの口から「むぐっ」と息がこぼれる。
「おちんちん硬くなってる♡️ 図書館でエッチしたくなってる♡️ 私のことエッチ大好きな淫乱王女に変えたおちんちん、すっごく元気だよ♡️ おっきぃ、おっきぃ、おちんちん、私の穴ズボズボ使って射精したいよって泣いちゃってる♡️ 使ってあげなきゃ可哀想♡️」
アンがズボンのファスナーを下げ、彼の性器を取り出す。先走りで濡れた亀頭を弄びながら、シテもいいんだよと囁く。
甘美な誘いにライもグラついたように見えたが、すぐに気を取り直して誘いを断った。
「そんな顔してもダメなものはダメ。クリも弄ってあげるから手で我慢しなさい」
「クリっ♡️ クリっ♡️ 指でコロコロされると腰ガクガクになる♡️
「アンのエッチなお汁がついた指でニュルニュル擦ったり、指で弾いたり、摘まんだり。どれが好き」
「ぜっ♡️ んっ♡️ ぶぅ♡️ 順位なんて決められないくらい、ぜんぶしゅきぃ♡️」
「じゃあ交換条件。おちんちん我慢できたら好きな方法でクリいじめてイカせてあげる。なんでもいいよ」
「なんでも? じゃ、じゃあ」
アンの手がスカートの中に入る。ショーツに指を引っかけてズリ下げた。
「吸って欲しい。クリトリス思いっきり吸って、ちゅーちゅーれろれろされながら、頭おかしくなるくらい気持ちよくしてイカせて欲しい」
「自分でスカート持ってたくし上げて。オマンコよく見せて」
ライの手が脱ぎかけだったアンのショーツを完全に下ろす。
アンは言われたとおりスカートを持ち上げ、ショーツから抜いた足を肩幅より少し広いくらいまで開いた。
彼女の足の間に跪いたライが股ぐらに顔を寄せた。陰唇を両手の親指で押し広げる。
幾重にも折りたたまれた肉襞を直視され、アンは羞恥で身を震わせながらも期待に眼が輝く。まだか、まだかとライの動きから目を逸らせない。
女性器を舐める、舐められる。
友人二人の生々しいセックスにグレアは生唾を飲み込む。止まっていた手をショーツの中に突っ込み、ゆるゆると自慰を再開した。
「あっ♡️ きた……んっ、唇がクリトリス触って……ふぅ、ふっ、ふっ♡️」
ライはアンのアンダーリップと何度もキスを繰り返す。目を閉じて快感に酔いしれる王女は、彼が与えてくれる肉の感触に意識を集中させた。
「んっ、んぅ♡ んっ、んっ、あっ……はぁ、ふぅ……♡ もっと……もっとして……ちゅぱっちゅぱして♡ あっ、あっ」
「ちゅっ、ちゅっ……はぁ♡ チュッ、チュッ♡ ンチュッ、れろ、れろ……はぁ♡ 気持ちいい?」
「はっあ、ああ……あぁ……っ! そこいい……あ、あ……っんん……っ」
「もっと強く吸ってあげるね」
「きて! あっあっあっああああ~~~♡️ クリ吸われるの好きっ♡️ ああ、ぃいっ♡️ いっ……イク、イク、イッちゃう」
昂ぶっていたアンの身体は敏感な肉豆をバキュームされて限界に近づく。
「お゛っ、お゛っ♡ イクッ♡ イクッ♡ いっっぐ、いぐぅうぅううぅうう♡♡」
一国の王女様が出してはいけない、はしたない声を張り上げながらアンは達してしまう。
絶頂の衝撃で足から力が抜けた彼女は、へなへなと図書館の床に座り込む。肩で息をしながら顔に浮かべる恍惚の表情は、口戯の余韻を噛み締め、楽しんでるようだった。
「今晩部屋に行くよ。待っててね」
「……うん♡️」
アンの回復を待ってるうちにグレアは二人から離れた。さっきからいましたけどという顔でカウンターに座り、彼女たちが来るのを待つ。
すごかった。あれが本物のセックス。子供を作るための行為。グレアは火照る頬に触れて熱を冷まそうとする。
お互いの性器を触ったり舐めたりして気持ちよくし合う行為の残像が目の前にチラつく。
あんなところに口をつけるなんて。味とかするのかな、においも嗅がれちゃうよね。
乙女のトップシークレットを曝け出してもいいくらい、二人の仲は深まってるということなのだろう。イク暇がないまま戻ってきたグレアの身体は、先ほど見た光景を反芻するうち熱がぶり返してくる。クロッチ部分が濡れた下着は吸水性の限界に達していて、新たな湧き出た淫水を吸収してはくれない。
濡れた下着が気持ち悪い。だけど脱ぐわけにいかないし。臭いで気づかれたりしないよね。
「おーい、グレア~~」
俯き加減で濡れた股ぐらを気にしていると、アンの声が聞こえてきた。顔を上げると彼女が大きく手を振りながら近づいてくるところだった。
ぱっちりした大きな目を爛々と輝かせ、親愛の情を全身で表現するアンは普段と変わりなく見えるが、よく目を凝らして観察すれば目は潤み、頬は紅潮し、しっとり汗をかいて額の生え際が湿っている。
控えめな――だからこそ生々しく淫靡な――性行為の痕跡にグレアの頬も熱を持つ。
アンの横には先ほど彼女と性行為に興じていた男子生徒がいる。銀髪の少年は他国からマナリア魔法学院に留学してきた生徒でライという名前だ。竜の国から留学に来ているグレアとは立場が似ている。ある時期まで人目を避けて過ごしていたが、アンと出会って交友関係が広がった点も一緒だ。
試験期間中のテスト勉強が忙しくアンと過ごす時間が減った間に、彼女とライは仲良くなったようだ。ずば抜けて成績がよい二人は試験勉強を必要としないが、グレアを初め他の生徒は朝から晩までテスト範囲の復讐に忙殺された。マナリア魔法学院が生徒に求める水準は高く、試験など普段の授業に出ていれば問題ないアンとライが異端なのだ。
テスト期間が明けてアンとライが急接近してることに全校生徒が驚いた。ライは誰とも必要以上に親しくしない孤高の存在と思われていたからだ。どうやって彼と仲良くなったのか知りたいとアンは女子に詰め寄られた。
二人で過ごすことが多かったアンとグレアの間にライが加わり、三人で過ごす時間が増えた。
「書庫の片づけ終わったよ。そっちは」
「ずっとカウンターにいたけど誰も来なかった。みんな今日は本の気分じゃないのかな」
ここから離れてない、と敢えて強調する言い方をした。私は何も見てない、何も知らない、心配しないで。
アンはあからさまに安堵した顔を見せる。考えていることが表情に表れてしまう素直さも彼女の魅力だ。
「どうなることかと思ったけど暗くなる前に終われてよかった」
「本当だね」
ライの何気ない言葉にも、何がそんなに嬉しいのかアンは表情をくるくる変えながら相槌を打つ。
今日は図書係の仕事でアンとグレアが呼び出されていた。どうせなら人手は多いほうがいいからとアンがライを助っ人に呼び寄せた。私と二人の時間より彼と過ごすほうを選んだの? 親友に恋人ができたことを祝福する気持ちはあるが、自分からアンが離れていく気がしてグレアの胸中は複雑だった。
ふとした瞬間にグレアは自分が二人の間を邪魔してるのではと感じる。
「その本はなに?」
アンが持っていた本にグレアは目を留める。
「これ? これは異性へのアピールの仕方マニュアル、惚れ薬のおまけ付き。図書係特権で書庫から持って来ちゃった」
「持ち出し禁止じゃないの」
「印はついてないからたぶん大丈夫」
「そう。でもアンには必要ないんじゃないかな」
ちらっとライに目を向ける。もう気になる男の子とは仲良くできてるじゃない、という意味を含んだ視線。何を言いたいか察したようでアンは顔を真っ赤にして俯く。表情がコロコロ変わるアンにライは優しい目を向けていた。マニュアルに頼らなくとも彼へのアピールが成功してることは一目瞭然だ。
「それじゃこれはグレアに貸してあげる」
「私?」
「将来的に何かの役に立つかもしれないし」
はい、とアンが差し出してくる本を、グレアは両手で慎重に受け取った。表紙に書かれたタイトルを指先でなぞり、中を確かめようと本を開く。おまけの惚れ薬は瓶詰の香水にも見えた。
「じゃあ読んでみるね」
約束の時間まで残り三分。お茶の準備を終えてグレアは自分の部屋で来客を待っていた。
本当に来てくれるだろうか。不安はあるが待ってる時間に気分が高揚する。
傍らに置いた異性へのアピールの仕方マニュアルに手を伸ばす。表紙を撫でるとパワーがもらえる気がした。
コンコンコン。
時間ぴったりにドアがノックされた。
「はい」
いそいそとグレアはキッチンを出て玄関に向かう。ドアを開けると見慣れた銀髪の少年が立っている。
「こんばんは」
ライは声を潜めて言った。
来た、来てしまった、本当に彼を部屋に呼んだのだ。自分から招いておいてグレアは動揺してしまう。本当に来てくれるとは。最初は断られたが、アンのことで大事な話がある、他の人には知られたくないからと食い下がった。完全に信じたわけではないだろう。にもかかわらず彼はアンのためにやって来た。
「来てくれてありがとう」
ライは素早くドアの隙間に身体を滑り込ませる。いつまでも廊下に立っていては他の生徒が通り掛かってしまうかもしれない。
彼の姿を見咎められるのはグレアにとってもまずい。
「そこの椅子に座って。まずはお茶を淹れるから」
頭の中で何度も繰り返したシミュレーションどおり動く。
グレアが動いてる間もライは無言だった。アンの部屋に忍び込むため何度も女子寮に潜入している彼でも、初めて来た場所は緊張するのかもしれない。キョロキョロ視線をさまよわせずグレアの手元に意識を向けている。
「どうぞ」
「いただきます」
彼がカップに手を伸ばして口をつける。
グレアはライの喉元が動くのを注視した。ゴクゴクと液体が胃の中へ滑り落ちていく。彼女もカップを持って口に運ぶ。
熱い液体を流し込んだ胃がポカポカする。お腹の中に生じた熱が全身に広がっていくようだ。
「それでアンの話っていうのは?」
ライは遠回りなしに話の核心を突いてくる。冷静に見えて緊張しているのか、短い間に二口、三口とお茶を飲む。
「この前の図書館でのこと」
それだけで彼には通じたようだ。
「見られてたのか」と視線を落とし、カップを少し手で弄んだあと、グイっと残りのお茶を流し込む。
「秘密にしてもらえるとありがたいな」
「誰にも言えない、あんなこと」
「そうだな。うん、そうだ」
「いつもしてるの」
「あんなところでシタのは初めてだよ」
「つまり他の場所では何度もしてるんだ」
グレアも残っていたお茶を一気に飲み干す。カップをテーブルに戻してライの様子を窺う。彼は話の行方を掴みかねてる様子で、なぜグレアが自分を部屋に呼んだか探ろうとする目つきだった。
「私にもして欲しい」
彼女は小細工せず正面から言った。呆気に取られたライの顔を見て、いまさらながら後悔するも発した言葉はなかったことにできない。
「アンにしてたようなこと、私にもして」
図書館で二人がしてる姿を見て羨ましかった。
初めはアンを気持ちよくして女の顔にしてしまうライに嫉妬した。私では彼女のそんな顔を引き出せない。私が見たことないアンの私的な顔を彼はたくさん知っている。
そのうち嫉妬の対象はライに可愛がられて甘い声を漏らすアンに向いた。私が知らない気持ちいいこと、女の子に生まれてきた意味や悦びをたくさん教えてもらって、好きな男の子に愛されてる親友を羨ましいと思った。
ライはアンの文字どおり誰にも見せたことがない部分を知っている。アンは私が知らない男の人に触れられる幸福を知っている。
三人の中で自分だけが爪弾きにされてる感覚。疎外感。この感情が育っていけば、いずれ自分と二人の間には深い溝ができる。その溝を埋めるために自分でも経験してみたかった。女が男の人に抱かれて何を感じるのか、どのような意味があるのか。
一回だけだ。一回だけ、知らなかったことを経験して、彼我の差を埋める。私から離れて行ってしまいそうな親友にこちらから近づく。
「今回のお茶、特別なブレンドをしてるんだ。身体がポカポカしてきたよね」
手のひらや腋に汗が滲んで湿り気を帯びる。心なしか体臭が濃くなった気がする。視界が明るくなり、目の前がチカチカし始めた。
「あの本についてた付録の惚れ薬だけど中身は媚薬だったみたい。それも強力な」
効果を確かめようと思い一人で飲んだところ、一晩中催して鎮めるのに苦労した。朝までオナニーに明け暮れたせいで翌日は寝不足だった。
「二人で飲んじゃったね」
「あっ♡ あっ♡ おまんこ……くぅん、あっ♡ 指でほじられるとキュゥって切なくなる♡ ふぁっ! やっ、ンんッ♡ 入り口のところ擦られると、おしっこの穴がムズムズしてくる♡」
全裸に剥かれたグレアはベッドの上で四つん這いになり、ヒップを高く突き上げて前後の穴を男に見せつける。こちらも全裸のライは彼女の後ろに回り、指を出し入れするたび物欲しそうにヒクつく後ろの窄まりを観察しながら、グレアのGスポットを撫でる。他と感触が違う、ざらつくスイートスポットを刺激しながら、反対の手は包皮を捲り上げて無防備になった剥きクリちゃんを指で転がす。
「はぁぅ、はぁ、はぁ……、んっ、んっ、あっ、あっ、あっ……はぁ! こ、このまま、このまま続けて……ン、ハァ、ハァ!」
クリトリス全体のうち目に見える形で体外に飛び出してるのは氷山の一角だ。快感の肉芽は女体に深く、広範囲に根を下ろしている。その一部がGスポットと称される性感帯として知られる。いまのグレアはクリトリスを内と外、両面から一気に攻略されてる状態だった。
「あっ、うぅっ! あんっ、んあっ♡ あっ、あぁぁっ、んああぁんっ♡ や、やだっ、イクっ、イッちゃうっ! イっちゃう! お、おっ、おぅっ! あんっ、あっ、あっ、ああぁっ♡ ん、ふあぁぁっ! あ、あはぁっ、は、あっ♡」
人体を機能で語るなら、クリトリスにはセックス中に弄られると気もちいい以外の存在意義はなく、触ってあげないクリトリスは宝の持ち腐れだ。今夜グレアは、生まれて初めて女体が進化の過程でも保持し続けてきた、陰核の正しい使い方を学んでいる。
「うぁっ♡ あぁぁ……あぁっ! だっ、だめぇ……これ、すご……くぅうっ♡ あっあっあっ♡ くぁっ! はぅ、んっ、んはあぁ! はあぁあぁあぁあぁ~~~っ!」
クリトリスとGスポットを同時に押し潰されてグレアが背中を仰け反らせる。喉が正面を向くまで反り返り、身を強張らせながら膣内は指を食い千切らんばかりに締め付ける。
「もっ……だめ……漏れる、漏れちゃう……お漏らし、いやぁ……やっ、あっあっあっ」
グレアの秘部から蛇口を開けたように潮が噴き出す。
「あっあっ、あっ、あっ、あっ……く、うぅ、だめ、イくのが……止まんな、止まら……んんっ、あっ♡ あっ♡ あっ♡ ああぁぁぁぁ! あぐぅ、あっ、あぅっ」
ピークを過ぎても膣の収縮に合わせ、しばらくぴゅっ、ぴゅっと透明な液体を噴き続けた。
「本当に初めてなの? 誰かにじっくり開発されたように敏感なオマンコだよ。指だけで三回イケるなんて」
「あうっ♡ あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡」
「指抜きたいのにグレアのがギチギチに締め付けてくる。ねえ、もう入れても大丈夫?」
「ふみゅっ♡ ふぅっ♡ う、うん……大丈夫だと思う……たぶん」
後ろでライがガサゴソ動く。指を引き抜かれた場所に指よりも太く、硬く、熱いものが当てられた。
これが男の人のおちんちん。背後の様子が見えなくても媚薬の影響で敏感になった触覚がイチモツの威容を伝えてくる。
私も女になっちゃうんだ。アンを女にしたのと同じおちんちんに、私も処女膜あげちゃうんだ。
親友とお揃いの男性器でロストバージンしてしまう黒い興奮がグレアを包む。身震いしてしまうくらい感情が昂る。一回だけだから。ごめんね、アン。今日だけ。おちんちん借りたら、すぐに返すから。
「力を抜いて。入れるよ」
彼が腰を突き出す。めりめり音を立てて閉じられていた肉が割れる。たっぷり前戯を施した膣内は濡れ解れていたが、それでも初物の硬さは如何ともしがたい。亀頭が隘路を押し広げながら進むと痛みがあった。それでも竜王の父と人間の母の間に生まれたグレアの肉体は、普通の人間よりも頑健にできている。程なく痛みにも慣れ、男の欲望を受け止められるようになった。
「あ……あふっ、うぅ……っ」
膣内の様子を探り、挨拶するように小刻みな前後運動は、徐々に大きく速くピストンする動きに変わる。律動がペースアップするに従ってグレアの嬌声も糖度を増す。
「あふんっ♡ はっ♡ ぃいっ♡ あっ♡ こ、これっ……お、奥ぅ♡ 奥までぇッ! あっ♡ あっ♡ あっ♡ んあぁ! きも、ち……いいっ!」
「グレアのぬるぬるたくさん出てきて僕のモノに絡んでる。分かるよね。ぐちょぐちょっていやらしい音させて悦んでるのが。滑りがよくなって簡単に奥まで入るよ。
「いやっ♡ 言わないで。オマンコの水音だめっ♡ 水漏れしてるところ聞かせないで。ひぎぃっ♡ うふん、あん、あん! お腹の中がおちんちんでいっぱいになってる。埋め尽くされて内側から押し広げられて……かはっ、がっ、あっ……息苦しいのに、キモチイイイイイ!」
彼の腰が打ち付けられるたび、オマンコ気持ちよすぎて下半身からそれ以外の感覚が消失してしまう。
「目の前で揺れる尻尾もセクシーだよ。竜族のお姫様の証。ぺろっ」
「はぁぁあああぁぁうううううう!」
「うおっ! オマンコすごい締め付け。尻尾が敏感なんだね」
「んひゃあああああああああああああああ♡♡♡ だめぇぇぇぇぇぇぇ♡♡♡ 尻尾はだめなのぉぉぉぉ~~~~♡♡♡」
竜族の尻尾は鋭い感覚を備えている。ハーフのグレアも例外ではない。バックで子宮を犯されながら尻尾まで舐められ、グレアの肉体は強すぎる刺激に涙を流す。意識が真っ白に染められる快感の奔流は彼女をどこかへ連れ去ろうとする。心細さを感じて後ろに手を伸ばした。
「手を、手を握って。どこにも行かないように捕まえてて。じゃないと私……あっ、あっ、あっ……あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!」
ライはグレアの両腕を取ると肘の辺りを掴み、グイっと彼女の上体を起こす。挿入の角度が変わってこれまでよりも深く突き刺さる。ストロークでも当たる場所が変わる。やっと慣れてきた刺激が新鮮な刺激に取って代わられ、経験値をリセットされたグレアは絶叫に近い声で喘いだ。
「おく、奥っ♡ ふかぃぃ♡ 深い場所まで届いて♡ 子宮まで来てる♡ 赤ちゃん作るところ直接ノックしてる♡ 開いちゃうっ♡ 私の子供部屋♡ 将来の旦那様のために取っておかないといけないお部屋が開いちゃうぅぅぅううう♡♡♡」
今日だけなのに。忘れなきゃいけないのに。お互い媚薬を言い訳にした一回だけの関係なのに。赤ちゃん欲しくなってしまう。
「無理♡ 無理♡ 無理♡ 無理♡ こんなに幸せなこと忘れるの無理♡ あなたの顔を見ただけでオマンコしてもらいたくなるっ♡ いつでもエッチしたい発情雌ドラゴン堕ちするっ♡」
ライの律動が速く、小刻みなものへ変わる。
射精したがっている。初めての体験でも
「……ライ……好き好き、すき……っ♡ 大好き♡ あっ……あんっ♡ あああぁっ♡ 言っちゃった♡ 絶対こんなこと言わないつもりだったのに♡ おちんちん気持ちよすぎて好きになっちゃった♡ オマンコおちんちんに負けちゃった♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ でも勝つ必要ないよね。こんなに幸せで気持ちいいんだから♡ 負けちゃったほうが勝ちだよね?」
「イクよ。グレアも一緒にイッて」
「イク! イク、イク、イク」
グレアの腕が解放され、彼女はベッドに突っ伏してピストン運動を受ける。
竜族の姫のくびれた腰を掴んだライが射精に向けた渾身の一撃を叩き込む。
目の奥でチカっと白い閃光が走ってグレアの体内で何かが弾けた。
「おごっ! ぉ、んほぉぉおおおっ! あ、あぁ、んはぁ! い、イッ、ぐぅ、ひっ、いっ、ひっ、ぃひぃぃいいぃぃぃぃっ!」
長い、長い射精をオマンコで感じながら、グレアは幸せに堕ちていった。