教室へ戻ると既に遠坂さんのところへ行っていたのが広まっていたのか、俺を見ながら話をしている生徒が殆どで、静かに昼食を食べているのは2人だけだった。
俺は自身の席に座り、自分も少し遅れたお昼を食べ始める。何やら俺に話を聞こうとしているのか、数名の生徒は俺の表情を伺っている。
そんな中教室に入ってきた1人の生徒が俺に近づいてきた。
「あんた。凛とどう言う関係?」
明らかにこちらに向かって喋っているのでそちらへ視線を向ける。
そこにはあの銀髪さんがいた。声を聞く限り怒っている、というより純粋な興味の様な感じがする。
「……知り合い」
「知り合い…ね。放課後少し時間ある?」
「…多分」
「なら放課後。ちょっと面貸しな」
「分かった」
銀髪さんは伝えることは伝えたのか、自身の席に座り持っていた袋から冷やし中華を取り出し、食べ始めた。
その後、俺に声かける人はいなかったため何事もなくお昼休みは終了した。
だが放課後になると、緑髪さん達が俺のところへ詰めかけてきた。
「犬塚ちゃん。遠坂凛とどう言う関係?」
まず最初に口を開いたのは青髪さんだ。他の人も何か言いたそうにしているが、一番気になることを言ったからか、他の人は固唾を飲んで俺を見ている。
「知り合い」
「前誘った時遠坂と遊んでるって言って俺らの誘い断ったじゃん」
茶髪さんがそう言いながら一歩踏み出してくる。なんか凄く心配してるっぽいな。他の人もそんな感じだ。
「気づいたら捕まってたから」
そう言えば、皆んなが首を傾げた。説明不足なのは百も承知。でもこれで少しは困惑が生まれて心配一色というのはなくなるはず。
「この際それはいいとして、一つ聞きたいことがあるんだ」
今度は金髪さんが真顔で俺を見つめてくる。俺は「何?」とだけ口に出す。
「犬塚ちゃんは遠坂のこと好きなの?」
「いいえ」
その一言を聞き何故か男性陣は安堵し、女性陣はやっぱりねって顔をしている。この人たちは友達も多いはずだし、それなりに情報網はあるかもな。
「それと今朝の返答」
「今朝の返答?ああ、ボウリングね。それで?」
「ごめんなさい」
「そっか……。また、誘うからさ。空いてたらでいいんだ。俺たち犬塚ちゃんといるのが楽しいんだ。だからまた一緒に遊ぼうな」
茶髪さんはそう言って優しく微笑んでくれる。俺といるのが楽しい?君たち優しすぎるんじゃないか?
「あー。そろそろ話終わった?あたしも犬塚に用があるんだけど」
緑髪さんの後ろから声が聞こえ、緑髪さんたちが振り返る。そこには銀髪さんが立っている。俺は鞄を持って立ち上がると何故か皆んなが俺を守る様にして立っている。
「犬塚ちゃんに何の用」
低く、それでいて威嚇するように声を上げる緑髪さんに俺は少し驚く。
「あんたには関係ない。それにあたしは今日の昼に犬塚にちゃんと面貸せって言ってるし」
「そうなの、犬塚ちゃん」
青髪さんがそう言ったと同時に皆んなが一斉に俺を見た。俺が静かに頷くと、全員何か言いたそうにしながら道を開けてくれた。
俺はその道を通って銀髪さんの目の前まで進むと、そのまま抱き抱えられ、教室を出て移動を始めた。
ーーー
銀髪さんが連れてきたのは空き教室で、そこには既に先客がいた。
「ユウジィ〜♡そこ、そこぉぉ!」
「アイナッ!君の中に
えー…っとその…。どうやらカップルが愛を確かめ合っているようです。
扉を開けても気づかないので相当お熱なのだろうけど…。
「あんたらセックスするならラブホにでも行ってろ」
銀髪さんがそう言い放つと、カップルはようやく俺たちに気づき顔を真っ赤にしながら顔を隠していた。いや、顔を隠したくなる気持ちは分からんでもないが、それよりも合体したままなのはどうなんだ。
「邪魔だからさっさとその汚いもんしまって消えろ」
え、エグいよ銀髪さん…。もう少しオブラートに…。カップルは慌てて片付けを始めた。
ユウジと呼ばれていた男の子はアイナと呼ばれていた女の子に掃除と口にするとアイナさんがユウジさんの陰茎舐め始めた。
「なんだこいつら」
銀髪さんの言うことは最もなのだが、この空き教室じゃなくても話は出来るのだし、別のところへ行けばいいのではないのだろうか。
「別の場所に行きませんか?」
俺がそう言うと銀髪さんは俺の頭を撫でながらニッコリと微笑むとその場に俺を下ろした。
銀髪さんはカップルの目の前に移動すると、ユウジさんの金玉を握った。
その行動に俺も、カップルも目を見開いた。
「これ以上ここにいるのならあんたのこれ。握り潰す」
そう言えばユウジさんは顔面蒼白になりながら陰茎をアイナさんから離すと無理矢理しまい、アイナさんの手を引いて空き教室を出て行った。
俺はあのカップルが鞄を置いたまま出て行ったので慌ててその鞄を二つ持って空き教室を出たものの、既にカップルはどこかへ行った後だった。
「気にしなくていい。こんな所でセックスしてるあいつらが悪い」
そう言って銀髪さんは俺の頭を撫でてくれた。
銀髪さんが俺から鞄二つを奪うとそのまま空き教室にある机の上に放り投げた。鞄は綺麗に机の上に乗っていて、思わず拍手してしまった。
銀髪さんは再び俺を抱き抱え、真っ直ぐこちらを見つめてきた。
「本当は凛とどう言う関係なんだい?」
「………」
「一つ。あたしが知っているのは、あんたと凛の関係は知り合いじゃないってこと。これだけ言えば、あんたならある程度察しがつくんじゃない?」
「……どうして知ってるの」
「さぁ。どうしてだろうね」
どこで情報が漏れた。まさか盗聴?だとすればこの会話だって第三者に聞かれているかもしれない…。盗聴器は詳しくないので全くどこに設置するのが有効なのかすら知らない。いや、ハッタリの可能性だってないわけじゃない。なら下手なことを言ってはいけない、かな。
「要件はそれだけ?」
「それだけじゃない。あんた凛の過去について知りたくはない?」
「別に」
「興味なし…か。なるほどね…。もうあたしの要件は済んだから帰っていいよ」
俺は頷き、小さく頭を下げてから空き教室を出た。
ーーー
生徒玄関に行くと、遠坂さんが俺を待っていた。
「一歌。帰りましょう」
「……」
靴を履き替え、歩き始めるとそれにピッタリと遠坂さんが付いてくる。
「家に行きます。付いてきてください」
耳打ちされ俺は頷く。生徒たちは俺と遠坂さんを見てざわざわしている。
遠坂さんは何か思い付いたようで俺の背後に回ると、俺を抱き上げてそのまま移動を始める。
それを見た生徒たちのざわつきは更に大きくなる。
「下ろして」
「嫌です」
結局。そのまま遠坂さんの家に着くまで抱き抱えられたままだった。
遠坂さん家は大きく、洋風の家でお金持ちなのかなと思ってしまった。
小学生みたいな感想しか出てこない。
そんな家の大きさに驚いていると、遠坂さんはそのまま俺を抱き抱えたまま中へと入る。
玄関も広く、綺麗に掃除されている。遠坂さんは俺の靴を脱がせると床に置き、俺を下ろすと自身も靴を脱ぎ上がる。
「折角ですから私の家族にも挨拶しましょう」
「!?」
俺が驚いて固まっているうちに遠坂さんは俺を抱き抱えリビングへと向かい始める。俺は必死に暴れるも遠坂さんは笑ってそれをやり過ごすだけでとうとうリビングの扉が開かれ中へと入ってしまう。
中には85V型のテレビがあり、なんとも高そうなソファーが置いてある。
リビングだけで何畳あるのやら…。ソファーの後ろにはテーブルがあって、椅子があって…。キッチンも広い…。何ここ。
「お兄お帰り〜!」
俺が家の広さと豪華さに驚いていると、ソファーからひょこっと顔を出した女の子が凄い勢いで遠坂さんに抱きついた。
女の子は黒髪をおさげにしていて目はカラコンを入れているのか青い。
ていうかこの子も胸デカイ。脚ほっそ。なんでこう俺の周りにはスタイルのいい人しかいないんだ…。
「その子どうしたの?」
恐らく身長が160くらいある。制服も多分近くの中学のやつだ。くっ…。
「
どうやらこの女の子は鈴鹿と言うらしい。それにしても美少女だ。
「お兄が女の子連れてくるなんて初めてじゃん。それとも私のまんこ飽きちゃった?」
えっ???私の…まんこ…??飽き…え?
「鈴鹿。後で話があります」
「わーい。話と称したセックスだー」
え?え?え?
「もしかしてこの子と私って穴姉妹ってやつ?」
「はぁ…。私はこれから一歌とセックスするので邪魔しないで下さい」
「はーい」
そう言って鈴音ちゃんはソファーに寝っ転がりながらAVを見始め…た。
「では私の部屋に行きましょうか」
俺はまだ混乱したまま遠坂さんの部屋まで連れて行かれた。
遠坂さんの部屋は必要以上の物がなく、机、椅子、ベッド、本棚、ゴミ箱、クローゼットだけ。部屋自体も広いけど、もう突っ込む気もない。
「それじゃあ時間も勿体ないので始めましょうか」
「………」
ーーー
「もうムリだからっ!止まってっ!」
「まだまだこれからじゃないですかっ」
かれこれもう既に三時間が経過していた。俺は既に限界でなんとか意識を保っている状態で、帰りたい気持ちが強くなっていた。
遠坂さんは全く休まず俺を突き続けている。この人やっぱり性豪だ。
こんなの毎日続けるのか。こんなの俺の体が持つわけない。
「私の彼女になれば毎日してあげますよっ」
「イヤッ!からだこわれるっ!」
「こんなにも締め付けて欲しがっているのに?」
「ち、ちがいますっ!」
「なら素直になるまでヤるだけです」
何度も何度もピストンされて永遠と思えるほどされ続けて段々と頭が回らなくなる。
「早く素直に言った方が楽ですよ。一歌が素直になるまで帰しませんから」
「そ、そんなにょきいてないっ!ヤダ、ヤダァ…」
少しは耐性がついたと思っていたのに、全くもって抵抗できない。こんな爛れた生活してたら頭がおかしくなる…。
「なら素直になってみては?」
そう言いながら激しくピストンされどんどんバカになる。
「もうゆるして…♡ぁぁ…」
「仕方ないですね」
その後も性行為を続けられ、家に帰った時には既に深夜の2時だった。