日向家の跡取りになったので、ママハーレムを作ります。 作:オッパイは正義マン
俺は忍びの任務から終わった後、飲み屋街に来ており、フラッと立ち寄った居酒屋にて酒をしこたま飲んでいた。
たまの息抜きのつもりが小一時間程、飲酒してしまっていた。
「大将!もっと酒をくれっ!」
「オイオイ…兄ちゃん何杯目だ?そろそろ辞めた方が良いんじゃねぇか?」
呆れた様子で俺に飲みすぎている事を注意する。そう言われても、一度タガが外れてしまった俺はさらさらやめようとは思わなかった。
「たいしょー、ヒック!聞いてくれよ!俺にもついに美人な嫁さんが出来たんだよぉ!」
「そうかあ。そいつは目出度い話だなあ。(チッ、ノロケ話か?俺は生涯独り身だってぇの)」
大将はこれからノロケ話を聞かされるであろう事にうんざりしていた。
「俺の嫁さん達は昔からの幼なじみでなあ。ゥイッ。ガキン時から好きで好きで仕方なかったんだ。引っ込み思案だけど俺のことになると一生懸命で、もうひとりは年下だけど俺のことをなんでも世話を焼いてくれる世話焼き女房でなあ……、自慢な嫁なんだッ!世界一愛してる女房なんだよぉー。ヒック…。」
「オイオイ、その女房てのは長髪ですらっとしてて胸がデカい二人のことかあ?」
ん?やけに俺の嫁達の事に詳しいな。さては、大将ッ。密かに狙って…。
「ノロシくん!!やけに帰ってこないから心配になってハナビに探してもらったけど、まさかこんなところでお酒を飲んでるなんて。」
「姉さん。だから言ったでしょう。万が一の事もあるって。さ、兄さん帰るわよっ。」
「すいません。うちの旦那がご迷惑を掛けたみたいで。引き取ります。これお勘定です。」
チャリっと俺が飲んだ酒代をカウンターに置くヒナタ。ヒナタとハナビは酒に酔っ払った俺を二人で抱きかかえていた。
「ん……。ヒナタとハナビの匂い……。ヒナタあ、ハナビぃ、愛してるぞぉ…。俺が大事にするから…な…。」
「あぅっ❤❤❤❤ノロシくん反則だよぉ…❤❤❤❤人前でそんなこと言われたら…❤❤私も大好きだよぉ❤❤」
「兄さんったらしようのない人……❤❤❤❤後で責任取って貰うからね……❤❤❤」
顔を酔っ払った俺より真っ赤にしたヒナタとハナビは店を後にし、日向家の屋敷へと帰参するのであった。
「……裏山けしからん兄ちゃんめ…。せいぜい幸せになれよっ!!ああっ俺もあんな胸がデカくて一途な嫁さんが欲しいぜっ。ちくしょう。」
その場に取り残された大将は帰った青年達を羨むように眺めていた。この後、大将の一人酒が進んだことは言うまでもないだろう。