9-nine-After短編『都、紙一重の恋 中』の続きとなっているので先にそちらをご覧になることをお勧めします。
今回の話は9-nine-シリーズをご存じない方でも楽しめる内容になっていると思いますが。
一応9-nine-のプレイを推奨します。
若干キャラ崩壊してるかもしれませんがご容赦ください。
〇
「それで、結局あなたのプレゼントは何だったのかしら」
「あ、気になっちゃいますか」
「はい、帰るギリギリになって渡したのも何か意味ありげで、気になってます」
「ふっふっふ、ズバリ、“ゴム”です」
「なるほど、ゴムね」
「ゴムですか~」
「……」
「……」
「ゴゴゴ、ゴムってのはもしかして……」
「……」
「だ、男女が汗だくになって絡み合うときに使うあの“ゴム”ですか~!」
「先輩、声でかい!声でけぇ!ここ住宅街っ!」
「す、すみません……」
「……ちなみに、理由を聞いても?」
「あ~、えっと、ここのところ、学校、勉強、アーティファクト、学校、勉強、アーティファクトの繰り返しだったじゃないですか」
「ええ」
「んで、明らかに二人の時間減ってるんですよ。で、さらに先日死にかけたじゃないですか。だからそろそろ爆発しそうかなって思って」
「ば、爆発というと、新海さんのせ、性欲がってことですか?」
「はい、みゃーこ先輩みたいなスーパー美人で肉感ボディの持ち主と付き合っている健康優良児で性欲の魔人であるうちのクソ兄貴が何もせずにたえられると思います?」
「これから、ヤ、ヤりまくりですか?」
「そうです、間違いなくヤりまくりますよ。で、まあそこは欲求を満たすわけですから仕方ない面もありますけど。私たち高校生ですので、節度を持たないと」
「要するに、間違いを起こさないようコントロールするために、あえて背中を押しに行ったということ?」
「そうです、そのためのゴムですよ、今日は誕生日を祝う日でシチュエーションとしては絶好の機会です。発散すべき時に発散しろよってことです。ついでに2人の精力剤も入れときました、完璧でしょ?」
「……納得はできました、けど、一つ問題があると思うんです……」
「問題?なんです?」
「天ちゃん、新海さんの……その、サイズを知ってるのかなって」
「サイズ?いや、通販するわけにもいかないから……店でパパっと……買って……」
「……」
「やっべえ、サイズ確認するの忘れてた」
「はぁ……もし使えなかったら……無駄に性欲を煽っただけになるわね」
「ど、どうしよ。今からにぃにの部屋に……」
「だ、ダメです……」
「香坂先輩?」
「二人の、その、まぐわいを邪魔するのは……いけないと思います……」
「ですよねぇ、あぁ……失敗したなぁ……」
「とりあえず、帰りましょう、私たちにできることは何もないわ」
「はぁ……にぃにのナニが小さいことを祈るしかありませんね」
〇
「……」
「……」
「天の野郎……」
俺は手の中になる天のプレゼントもといゴムの入った箱を握り締めながら憤っていた。
「SSサイズ……俺のはそんなに小さくねえよ……」
箱の表面に踊るサイズの表記が俺には使用不可であることを示していた。
「小さいよね、使えないよね……」
「ほんっとあいつ余計なことしかしねぇ……まさか」
嫌な予感を感じ取り、俺へのプレゼントを開ける。
「それは?」
「精力剤だ」
「精力剤?」
「あ~、下半身を元気にするお薬だ。しかも男女両方用意してやがる」
「ああ~、私の分と
「……」
どうすんだこの雰囲気。どうしてくれてんの?
キスで高まっていたムードが氷解していく気がする。
なんというか微妙に肩透かし感がぬぐえない。使えないゴムを握り締めているこの状況はなんとも間抜けだ。
だが、下半身は自然と反応してしまって体勢がやや前傾姿勢をとらざるを得なくなる。
「……どうしたの、
「い、いや!な、なんでもないですよ?」
「……」
やべえ、鎮まれ、もう一人の俺!
あの日から高まり続けたムラムラが今、俺に降りかかっていた。
「……こっちむいて」
「む、無理……」
「……」
途端に
「こっち……むいて!」
「み、
そして。
「……えい」
「え……」
ぽふっと音がなるかのように俺は抱きしめられた。
「
「キスはさっきできたけど、最近、こうして抱きしめてもらったことなかったよね……」
「そ、そうだな」
「やらなくちゃいけないこと、時間も迫って急がないといけないのは分かるけど、こうして
「……」
ここのところ、アーティファクトや将来を見据えた勉強会、みんなでやることも増えて、ヴァルハラ・ソサイエティとしての結束は以前よりもぐっと増したと言っていい。
だが、肝心の
そして久しぶりに訪れた時間。思う存分、
「……俺も、
「一緒だね……」
「ああ……」
「天ちゃんと、香坂先輩と、結城さんと、ヴァルハラ・ソサイエティのみんなとの時間も楽しいけど、やっぱり
「俺も
そして感じる、
あ、と
「……そして、こういうことも……」
「お、おい、
抱きしめていた
「み、みやこ、ちょっと」
「おっきくなってる」
「んっ……」
そしてやさしく撫で上げる。
「……」
ていうかバレたよ、この状況で興奮しているのがムラムラしていることが
なんかすげえ恥ずかしい。
「あぁ……」
ふと見ると
「もしかして、
「え、いや、そんなこと……は」
「……ううん、そんなことある……」
「興奮……してる」
あっさりと認めた。こういうエッチなことは
「はしたないけど、最近、全然できなくて、それで、
「さっきも言ったけどソフィさんに指摘されて、あらためて思い知らされたの、私が
「だからね、その、今はなにがなんでも、その事実を確かめたい。少なくとも、私が生きているこの枝でだけは、私は
「
「あっ……」
「二人で生きるんだ、どっちかのものってわけじゃない、分かったか?」
「……うん」
「実感なら与えるよ、溢れて制御できなくなるぐらい」
「かけるく……ん」
近くなった
「ん、……ふ、はぁ……ん」
「む……ん、は、ちゅ……ん」
「……」
「……」
「
「なんだ?」
「私と
「そうだな」
「どんなことがあっても、変わらないよね」
「ああ、別の枝では違うかもしれないけど、この枝では間違いない、真実だ」
「実感……できたよ」
「そうか」
「……でも、まだ足りないよね」
再び
今までのムラムラを解消するときが来たのだろうか。なら、俺の答えは。
「あ、ああ!足りないな……」
必死に言葉を紡ぐ。
「じゃあ……」
「ああ……」
「電話……してくるね」
「あぁ、いってらっしゃい」
「……」
「ん?電話?」
「うん、電話」
「誰に?」
「お爺様に」
「あ、そ、そうか、どうぞ」
「ちょっと待っててね」
そう言って
……。
………。
あれぇ?
今、思いっきりそのまま本番に移行する流れでしたよね。
なんかミスったかな……。
このままズボン越しに興奮する分身をいさめながら、悶々とした時間が続いた。
〇
「お……」
数分ののち、
「あの、
「は、はい」
「許可もらったから、今夜は泊まっていくね」
「あぁ……」
「……」
「ん?泊まる!?」
「あ、先に
「いやいやいや、いいけどさ、なんで?」
「だってもう時間だから、いったん始めちゃったら、今日は帰れないかなって……」
「あっ、あ~、そう、だな」
現在8時30分過ぎ、このまま、始めてしまうと帰れない。そうだった、配慮が足りなかった。
「いつでも泊まれるようにお泊りセットはこの部屋に置いてあるから大丈夫だと思ったんだけど、ごめんね、先走っちゃった」
「いやいや、俺の方こそ……その……」
いつでもヤれるのを準備万端にしとくのもキモいからよかっただろうかなどと考えつつも、次の言葉が出てこない。
「
つい、理由を
「
「
「
「水掛け論だな……これ」
「ふふふ、そうだね」
そういうと
「
「ん?」
「み、
腰かけている今、俺の目の前に
「ほら」
思いっきりスカートをたくし上げた。
「みや、こ……」
突然何をするかと思えば、その理由が分かった。
「濡れてる……な」
「うん、
「つまり」
「私も、したい」
「
「……!お終いにする!?」
「いやいや、ごめんごめん、悪かったって」
「悪かったって思ってるなら……して?」
「ああ……!そうだ、その前に」
机に置かれた例の薬を手に取る、用法容量を確認すると、薬を思い切って服用した。
「く……ぅ」
パワーが溢れる……のか?そもそも、そんな即効性があるのかどうか。
まあいい。
「これ、
「あ、精力剤」
「む、はぁ、
「
「かけるく、ん……!」
俺は
〇
「ん……かけるく……んむ」
始めて
口づけと同時に舌を絡め
変態みたいだな言ってることが……。
「ん、……むむ、あ、ちゅ、む……」
絡める。
「む……む~ちゅ……んむ……」
なおも絡める。
「ん、ん~、んむむ、ぷは!」
少し長く絡めすぎただろうか。酸素を求めるように
「かける!くんっ……はぁ、はぁ、キス、激し過ぎ、窒息するかと思った……はぁ」
「激しくしていいって言ってなかったっけ?」
「して、とは言ったけど、激しくしてとは言ってないよぉ」
「そっか、じゃあ、もうキスはやめとくか」
「しちゃ、ダメとも、言ってない……」
「じゃあ、もっとする」
「も、う。あ……む」
再び、
「ん……ん……む、ちゅ、……ん」
同時に今度は手を動かす。
「あ……っ、ん、
柔らかい、うん、柔らかい。
語彙が貧相になってしまったがそうなるのも仕方がない。服の上から揉んでも変幻自在に形を変えるこの胸をなんと表現すればいいだろう。
「
「おっぱいが嫌いな男はいないと思うがなぁ」
「自分だと、よく、わからない、から」
「持つものは持たざる者の気持ちがわからないからなぁ」
「それ、使い方、おかしい、と思う、ん……ん……はぁ」
口惜しいが唇を離す。
「あ、脱ぐよ……」
「脱がしたいんだけど」
「……恥ずかしいからダーメ」
「じゃあ、上半身だけ、半脱ぎで!」
「はいはい」
「なんで半脱ぎなの?」
「ん~、そっちの方がエロいから」
「もう、エッチ」
「男はみんなそうですよっと」
「あ……」
今度はブラの上からおっぱいを触る。下着の硬さを感じながらも先ほどまでよりさらに柔らかい。
「……ん、
「乳首はどこかなって」
「直接見ればいいのに」
「見えないからこそできることもある」
「もう……」
少し呆れたような顔をしながらも付き合ってくれる。両手を使ってここかなと思う位置に両手の人差し指をそれぞれ置く。
「右胸、少しずれてる」
「ん?どっち方向に?」
「私から見て、もう少し右下」
「ここか」
「ん、そこ、だよ、っはぁ」
「……」
自分でやり始めておいてなんだが何だこれは。
ずいぶんと実践的な乳首当てゲームになってしまった。
「……じゃあ、ブラも脱がせていいか」
「……いいよ」
「よっと……」
「うぅぅ……」
「おおお」
ブラが完全に外され
「……」
「
「あぁ、悪い、感動してしまって」
「もう何回も見てるのに」
「だとしても男なら何度見ても、興奮する」
乳首にはあえて触らないようにして円を描くように触ってみる。
「……ん、
「どうした~」
「触らないの?」
「いや、現在進行形で触ってるだろ」
「そう、じゃなくて、……首を」
「ん、なんだって?」
わざとらしく聞いてみる。
「……乳首を触らないのかなって」
「触ってほしいのか?」
「……そうじゃないけど」
「そっか、じゃあ触らない」
「あ……」
引き続き、乳首の周りを揉み続ける。
「う~……」
「何か不満か~?」
「別に……」
少し不満そうにぶー垂れる
「でもそうだな~、そろそろ趣向を変えるか」
「やっと、んんん!」
乳首ではなく、
「ぷは、最初に戻る」
「ま、まって、
「待たない」
「ん、む……、……ちゅ、ん」
「は、ん、ちゅ……ぅ、は」
「ん、あ、か、かけるくんっ」
「何だ」
「あそこも、触って」
「あそこじゃ分からん」
「もう、いじ、わる~……ん」
どこから湧き出た余裕だろうか。
「わかった、わかったから……ん」
「乳首、いじってください、好きにして、ください」
「了解」
「ん!……あぁっ」
手を
「あぁ、んん、
「……」
おっぱい吸うってなかなか奥が深いな。自分からいくとちょっと空回りする、自分からいくのではなくおっぱいからきてもらう、こうしてるとちょうどいいかもしれない。
そのままおっぱいを吸っていると感じていた、
「
「っは、おっぱいを吸っている時、男は赤ちゃんに帰るんだよ」
「そうだね、おっぱい吸いながら言ってると説得力も段違い。よしよし、おっきい赤ちゃんでちゅね~」
……何か恥ずかしくなってきた。このまま、
右の乳首を少し強めに弄る。そして。
「っもう、赤ちゃんはもう片方の乳首をいじったりしないっよ……ん、ああっ!
手で弄る乳首と吸う乳首のサイドチェンジだ。プラス……。
「か、
歯を唇で包みながら甘噛みする、さすがに嚙むわけにはいかんからな。
「あ、ん、ん、あ、ちょっと、
「へ~、
「好きっなのかなっ、ん、あう」
その後も刺激をリズムよく繰り返す、すると。
「ちょっと、そろそろ、やめて、かける、くん」
「ん~、なんで」
「い、イっちゃう、から」
「へぇ」
再びいたずら心が芽生える。人間て胸だけでイけるのだろうかと。
緩急をつけて乳首いじりを続行した。
「か、
「……ダメになっちゃえ」
「そ、そんな……だ、ダメ、んんん、ああああぁあぁあぁっ!」
「お~」
胸だけでイっちゃったの?マジ?……迷信だと思ってたんだが、あり得るんだな。
「
だからそんな言葉をポロっと口に出してしまった。
「はぁ、はぁ、はぁ、か~け~る~く~ん!」
しまった本気で怒らせてしまった。
「……!」
やべえ、マジで怒ってる。
「
そう言って、
「み、
「私がイッた姿見たんだから、今度は
そう言って。ズボンとパンツを完全に脱がせた。
自身の象徴であり欲望が屹立する。
「
「他人と比較することはないんだが……まぁ、SSサイズではないな」
天がプレゼントしてきたゴムはゴミ同然となったわけだ。
「
「手でしてあげる」
そう言って、
「み、
「待たない」
ぶった切られた。俺も同じことしてたから自業自得ではあるが。
「く、う」
「ほ~ら、
そう言って、竿の裏筋を丁寧になぞりだす。
長くはもたないぞこれ。
「……
「ダメ」
またぶった切られた。
「お口でしたら
「……」
よっぽど先ほど言われたことが腹に据えかねたようだ。
これからは気をつけよう。
そう思っていたら
「みや、こ、やばい、って」
「しってるよ、顔を見ればわかるもん」
「あっ、くううううぅぅ!」
もう我慢できない。
「み、
「出して!」
そうして射精は放物線を描き。
「はわっ……む」
「……言わんこっちゃない」
「……
「それでいいのか……」
「別に怒ってたわけじゃないよ、ただ、やられたらやり返さないとなって思っただけで」
「嘘つけ、絶対怒ってたぞ」
「かもしれないね、あと……」
まんざらでもないと言いたげに顔を少し伏せ。
「ママって呼ばれたのが少し、興奮したかも」
「……」
なんで我が彼女はそういうクルことを言うかね。
「あ、おちんちん、復活した」
「
「かけるく、ん」
「
「ああ、前戯は必要ないだろ」
「そういえば、
「あ~……やべぇ、忘れてた」
ゴムは
「えっと、ゴムはここの引き出しに……あれ」
「どうしたの
「ない……」
やべぇ、切らしてた。前回やったのがだいぶ前だから忘れてた。
「どうしよう、天がくれたやつは使えんし、このままやめるのも……」
「
そう迷っていると、
「今日はつけないで、しよ」
「つけないで?」
「うん、生で」
「いや、それはさすがに……あ、
「その手は、今日使わない」
「アーティファクトも使わないってことは……」
「……」
「え!」
「ゴム使わず、生でやろうと」
「うん」
「大丈夫かなそれ」
「今日は大丈夫な日だよ、それに……」
「それに?」
「今日は生でしたい、
「
「私のわがままだから、もし、
「……いや、やめない」
「ふぇ?」
「最後まで、抱かせてくれ、生で」
「……うん、よろしくお願いします」
無責任なことは分かってる。高校生の身でなんてことを、何かあったらどうする気だ。そんな内なる声を俺の悪魔がかき消し、前に進ませる。
それでも俺は、
俺と
だから、俺は今だけは内なる悪魔を信じてもいいとそう思ったんだ。
「びっちゃびちゃだ、シミになりそうなくらい」
「もう、そんなこと言わないで……」
「脱がすぞ」
「……うん」
その言葉を合図にパンツをずり降ろし艶やかな花弁とご対面する。ぶわっとした空気が俺の鼻腔を駆け巡る。
「……ん~、むぅ」
「どうした」
「
「アソコじゃないだろ」
「……」
「何してほしい?」
「
「よく言えました」
「あっ」
やべぇ、緊張してきた、手汗がにじみ出ている。
「
「あぁ」
「きて」
「!!」
もう止まれない。
自身の、いきり立った欲望を
そのまま、膣口へと持っていき沈ませる。
「ん」
「お、お」
そのまま押し進めると
「ん、ん、は、ぁ、ぁ、っ」
そして、その奥、子宮口まで到達すると。
「ん、んん、はぁぁ、ぁ、ぁ、っ!」
より大きな声で鳴いてくれた。
「
「ああ、入ったよ……」
「じゃあ、思いっきり、動いていいよ」
「そう、する」
そういって、前後運動を開始した。
「んんん、は……、あん……、あ、ぁ、ぁ、ぁっ……!」
引いて、入れて、引いて、入れる。
原始的な欲求だけを行動として分かりやすく示す、そんな運動。
時には上下に丸く動かしながらも動かし続ける。
「ん、ぁ……は、っ……う、ぁ……!」
「
「あんっ、か、かけるく、んぁ、ん……っ……なに……ん」
「気持ちいかっ?」
「うん、んっ……気持ちい、気持ちいよ……んっ」
「じゃあ、キス、していいか」
「うん、っ……きてっ……ん」
前後に激しく動きながら、
「ん、あ、ちゅ、……んむ、ちゅ、……あ、んむ、はぁっ」
喘ぎ声を口で塞ぐと必死に空気を求め始める。その余暇を適度に与えながら、前後運動を続行する。
「ん、は、ぁ……む、……ぁ、ん、はぁ、ちゅ、ん」
「ん、はぁ、少し別のところを擦るか」
「え、あ、ん、んんん、む、ぁ……んんん」
「お、お腹の、裏側?ん、に、んむ、ちゅ……気持ちい、よ」
「ぷっは、こういうのなんて言うんだったけな、まぁ、いいや、名前はどうでも」
唇を離し、そうやって、
「み、
「い、イクの?だったら、……ぁ、ちゃんと………ん、中に出してねっ」
「今更だけど本当に中、に出して大丈夫か?」
「いいの、あん、出して、出して、ん、溢れるぐらい、たくさん、出して!」
「か、
もう一回俺はおっぱいに戻ろう。
「子宮、突きながら、おっぱいもだなんて、
「でも、気持ちいだろ?」
「うん、気持ちい、よ」
そう言いながら、おっぱいに吸いついている俺の頭を
「不思議だね、まだおっぱいは出ないのに
「ママになりたい?」
つい反射的に聞いてしまった。直球すぎたか。
興奮で頭の中がぼぅとする。これも精力剤が効いてきたのだろうか。理性よりも興奮を優先した言動になりつつある。自覚があるのが曲者だなこりゃ。
「かけるくんと赤ちゃんつくって、ママになっちゃう」
「……!みや、こ」
……
天……。この薬ってやべぇ薬じゃないよな?
心の中でそうぼやきつつも、俺も本能に忠実になるのを抑えられなかった。
「どう、やったら、ママになれると思う?」
「えっと、かけるくんの精液、赤ちゃんの種をわたしの子宮に、赤ちゃんのお部屋にビューッビューッって出し続ければ、いつか、ママになれる、かな?」
普段の
もう、知らんぞ、そんなこと言ったら無茶苦茶にしちゃうぞ……!
「試してみる?」
「ためして、みたい、かけるく、んんん!」
言い終わる前に
「ん、……む、ちゅ、ん、……ぁ」
「ぷはっ、はぁ、はぁ、はぁ、かけるくんも、パパになりたいの?」
「そうだな、
「ふふ、わたしがママでかけるくんがパパかぁ、楽しい家庭になりそうだね」
既に俺たちの間に、自分たちがまだ高校生で、そういう結果が許されない身分であるという前提は吹き飛んでる。自覚しているのに、止められない。
今、自分の前にいるメスを。
孕ませたくて仕方ないのだ。
「
「あ、ん……っあ!、っ……ん、かけるくん、もっと、ついて!」
ピストンを加速させる。ペニスが
子宮口を何度も突き、破ってしまうのではないかという勢いで子宮を持ち上げる。
その内、子宮が子供を作る気だと認識したのか、下に降りてくる。
「はっ、あっ!、ん、んんん、はっ……ぁっ!」
「もう……、限界だ!」
「かけるくん、だして、だして、膣内に、子宮にいっぱい、精液だして」
「ああっ!」
「私を、ママに、して!」
「くぅっ……」
その言葉が合図になった。
「~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!」
ドピュドピュピュピュドビュビュビュ~~~~~~。
そんな音がした気がした。
「あ……、ん、出てる、中に出てる」
「くっ……ぁっ、く、ぅ……」
今までにない射精。見張られているという感覚からか、オナニーすらまともにできない環境だから。
すさまじい高揚感、幸福感、……気持ちよすぎる。
ペニスが、子宮口のあたりで破裂するように精液をぶちまけ、
出し終わったと思ってもなおピュッピュと出てくる。
「あ、ん、まだ……出てる、かけるくんは元気だね……」
「ぬ、抜くか?」
「……ダメ、まだしばらくこうしていたい」
「ああ……、分かった」
そうしてしばらく、繋がったまま、そうしていると、
「
「かけるくん、ここ」
そう言いながら、俺の手を自分の下腹部、子宮のあるであろう場所に持っていった。
「ど、どうした」
「ちょうど、この辺りに私の子宮があるの」
「あ、ああ、そうだな、保健体育で、知ってる」
何を言ってるのだろうか、自分の有り合わせの知識から、どう答えるべきか、探っていた。
「いま、私の子宮にはかけるくんの精液がパンパンに詰まってて、私の卵子がやってくるのを今か今かと待ってるの」
「う、うん」
ずいぶんと生々しいことを説明する
この下に
いかん、また興奮してきた、出したばっかりだってのに。
「今日は、一応安全日だから、受精する確率は低いとは思うんだけど、ね、一応私がママになる可能性もゼロじゃない、だから__」
……
俺の中の理性が戻ってくる。
『……だから、ここでやめよう』
膨らんでいた欲望が萎む気がした。
俺たちはまだ高校生で。
ママとパパになるのは早くて。
自分の立場をわきまえよう。
そう、俺の中の
そして、ペニスを抜こうとした。
だが、杞憂だった。
理性などあるわけなかったのだ。
「__だから、もっと中に欲しいの、かけるくんの精液、もっと、ちょうだい」
「……」
ん?
「え、
「……かけるくんはやめたいの?」
「いや、そうじゃないけど、え、
「うん」
もっとやっていい、その事実を認識した俺のペニスも復活していく。
「かけるくんの精液、もっと欲しい、矛盾してるかもしれないけど、今日は、ママになる確率、低いから、少しでも確率を上げたい。だから」
「赤ちゃん、つくろ?私をママにして?」
その言葉をうけて、頭に金ダライを受けたような強い衝撃を受けた気がした。
俺の中の理性が砕けた気がした。
「か、か、ける、くん、……ぁっ、ん、ちゅ」
唇を奪う。今までよりも強烈に
「あ、……ぁっん、ちゅ……うん、あ、あ、あ」
そしてピストンを再開する。
「みやこの、せいだからな、思ったんだ、みやこの奥の奥に射精して、みやこを、孕ませたい!」
「うん、うん、いいよ、して、もっとして!孕ませて!」
数分後。
「みやこ、みやこ!」
「かける、くん、かけるくん!」
今度は後ろから
「みやこ、出る、出る、ぞ」
「ん、か、けるくん、いいよ、だして、だして、んっ!」
「くぅっ!!」
「~~~~~~~~~~~~~~~~~っっっ!!!」
ドババ、ビュル、ビュルビュル、ブビュ。
そんな感じで、再び、
ビュ~ビュビュ、ピュッピュ。
永遠に思えるような長い射精。
どれだけ経ったか分からないが出し切った
「ぅ……ふぅ……はぁ」
「……いっぱい、出たね」
「ああ、出たな」
「ふふふ、しきゅう、たぽたぽだ。ほんとうにかけるくんとの赤ちゃん、できちゃうかな」
「どうだか、な、それは神様の導きのままに、かな」
そう言いながら、
「おなか、触っていい?」
ついそんな言葉が出ていた。
「うん、どうぞ」
許しを得て、
女の子って不思議だ、セックスして、お腹に子供を抱きながら、新たな家族を増やしてゆく。そういう人間の神秘が、子宮の中に詰まってるのだと。煮えすぎてとろけてしまった頭でも感じ取ることができた。
「この奥で、おれとみやこの赤ちゃんできるかもしれないんだよな」
「そうだね、どんな子かな?きっとかけるくんに似て、頼りがいのある男の子かな」
「いや、おれは、みやこに似て責任感の強い可愛い女の子が欲しいな」
「未来見すぎかな」
「そうだな」
笑う。普段の
「うん、ママもパパも待ってるからね~」
そう言いながら、子宮のあたりを優しくさする。
その姿は本当に妊娠したようで、たまらず俺を興奮させた。
「み、みやこ!」
「かけ、るく、ん」
何度目か分からない口づけ、それはまた新たな始まりの合図。
「今夜は、寝かせないからな」
「……きて、かけるくん」
そうして、理性のタガが外れた二匹の獣の交わりは夜が更けても続いた。
普段なら絶対にしないであろう、言動、行動、一つ一つがこの世界の真実を映し出していた。
他の枝では違っていてもこの世界では疑いのない真実。
その真実だけが俺たちを祝福していた。
〇
パシャ。
「ん?」
奇妙な音で目を覚ます。
「っおはよう、
「おはよう……
時間は……昼前か、結構寝ちゃったな。
「昨日はすごかったね」
「あぁ、やりまくったなぁ」
……。
…………。
「やべえ、ヤりすぎた」
性欲が爆発してしまった。恐れていた事態だ。溜まっていたうっぷんが、ムラムラが、精力剤で引き出されてしまったんだ。
「薬の効果は、切れたみたいだな」
「うん……」
「私あんな恥ずかしいこと言っちゃった、……孕ませてとか……赤ちゃんつくろとかぁ……ママになる……とか」
顔が沸騰して湯気がでそうだ。確かに、昨日の
「精力剤は当面、使用禁止だな」
「うん……」
興奮しすぎて、互いに我を忘れるとは……。天のやつ一体どんなもんを買ってきたんだ?
まあ、気持ちよかったけど。
「それはそれとしてだ、まずは……」
「マジで、妊娠して、ないよな?」
妙な不安感が残る。いくら、安全日とはいえ少しやりすぎたのでは?もしかしたらもしかするのでは?
「う~ん、そうだね、一応、大丈夫な日なんだけど……」
「……」
「不思議なんだけど、このままだと妊娠、しちゃうかもしれないって思っちゃってる……」
……後悔先に立たずだ。
「大丈夫だ、
「えっと、たぶん大丈夫だと思うけど……ふふ」
不意に
「どうした」
「ママになるのはまだはやいかな~って思ってたんだけど、今の
「いやいや、大丈夫じゃないぞ、人生設計はしっかりしないと、何か、手はないか」
「だったら、天ちゃんに相談してみる?」
「天に?……そういえばそんなこと言ってたような」
今は午前11時ちょうど昼前の絶妙な時間帯だ。
スマホを手に取り、連絡する。
「もしも~し、にぃに?」
「……天、頼みがある」
「はぁ、避妊薬を用意してくれと?」
「……なんで分かった」
「そりゃ分かりますよ、どうせ昨日あの後ずっこんばっこんやったんでしょ、それで、やべぇとなった」
「……おっしゃる通りで」
「一応、私は煽った側なので、もしもの時のアフターケアのことも考えてるのですよ」
「煽った自覚はあったのかよ、で、大丈夫なのか?」
「……ちょうどストックがあるな。この後持っていきますので待っててくださいます?」
「ストックってお前……まあいいや、この際、今はお前が頼りなんだ、頼む」
「そのかわり、食事をおごってもらえる権利を要求します」
「……分かった、背に腹は代えられん」
「OK、一週間分よろしくね」
「ん?一週間分?ずっとおごるの?」
「当たり前じゃないですか、何言ってんの。むしろそれだけに済ませているだけ大サービス、お礼言ってもいいぐらいですよ」
「……分かったよ」
「オッケー、あ、この後行くから、早速モック奢ってね、それと、私が来る前に、ちゃんと着替えて、掃除、それと換気を忘れないように」
「へいへい、分かりましたよ」
「そんじゃ、1時間後くらいに、じゃあね」
そう言って電話が切れた。
はぁ。
奢らないといけないのは憂鬱だが、これからも
「天ちゃんはなんて?」
「ストックがあるから1時間後に持ってくるだとさ」
「ストック……あるんだ、何でだろう。あ、天ちゃん来るならお掃除しないとね」
「まず、その前にシャワーだな、
「わ、分かった、使わせてもらいます」
そういって、
……。
「あぁ……」
伸びをする、長い間盛りあっていたせいか、体中がバキバキだ。
「まずは、ベッドからだな」
部屋の窓を開き、新鮮な空気を部屋に取り入れる、肌寒さで若干凍えるが、そうも言ってられない。
そうして、掃除を始めるのだった。
〇
「つぎ、
「おう」
俺も風呂場に向かう。
「あ、あの、
「ん、どうした、
「……」
「えっとね、……ママになりたいとか、は、孕ませてとか、色々、恥ずかしいこと言っちゃったけど……あれは、薬のせいで正常な判断ができなくなってただけだから……」
「お、おう……」
「まだ……早いのは分かってるから、けどいつか、
いつか。その日が来るまで。
「その時が来たら、……私を、ママにしてくれる?」
一緒に歩いて行こう。
「ああ、その時が来たらな、一緒に、家族になろう、家族を増やそう」
「うぅ……やっぱり恥ずかしい」
「はは、あまりにも気が早すぎるからな、でも、昨日の
「もう、……もう……!」
ポカポカと力なく俺を叩く。そのわずかな痛みが心地よくて、ずっとそうしていたくて、
気づけば
「いつか、家族になろう、約束だ、この枝では
他の枝がどうであろうとこの決意だけは絶対に譲らない。
少なくともこの枝でだけは、俺が。
「絶対だよ、絶対!」
「あぁ、絶対」
これからアーティファクトを集め終わっても
卒業しても
大学生になっても
その先も
俺は
二人でいこう。
この紙一重の世界で恋をしたから。
この想いが消えないように傍にいよう
俺は強くないけど、きっと大丈夫。
前だけを見つめていれば、きっと……。
書ききった……。
最初はR18を書くつもりはありませんでしたが、いつの間にか書いていました。
次回作でお会いしましょう。