※この作品はR-18です。

ダージリンを好き過ぎる整備士は無自覚にダージリンを堕としていた。   作:オッパイは正義マン

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第1話

聖グロリアーナ女学院

 

 

 

 戦車道、古くから乙女の嗜みとしての武道であり、女子の間では戦車道をやるとモテるとの専らの人気の部活動だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺はここ、聖グロリアーナ女学院の整備士として派遣された神童巧(しんどうたくみ)今年で23歳になる。

 

 

 

 

 

 ここには見目麗しい淑女達が通っている。どの娘も品があり、挨拶は御機嫌ようと始まり正にお嬢様学校だ。

 

 

 

 

 

 

 ここに派遣されて一年の月日が経ち、ある程度彼女らと親しくなった…と思う。

 

 

 

 

 

 

 

「あら、御機嫌よう。神童さん。今日も精が出られておりますわね。」

 

 

 

 

 

 俺が今念入りに整備しているチャーチルはダージリンが戦車長として乗っている。

 

 

 

 

 

 

「ダージリンおはよう。今日は大洗との決戦が控えているからな。気合も入るさ。」

 

 

 

 

 

 

 

「ふふっ。あなたの整備は丁寧でいて正確ですわ。アッサムやオレンジペコ達が絶賛しています。」

 

 

 

 

 

 

 

 うん、そう言ってもらえると整備士冥利に尽きるな。うーん、ダージリンの凛とした姿…。

 

 

 

 

 

 

 

 

「今日も凄く綺麗だ。ダージリン。君に惚れ惚れする。」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ななな、何を言っていますのっ!女性をからかうのはよして下さいませっ…。もぅ……❤❤」

 

 

 

 

 

 

 しまった、つい本音が出てしまったようだ。だって仕方がないじゃないか。今日のダージリン凄くカワイイんだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ダージリン、君に渡したいものがあったんだ。これを受け取って欲しい。」

 

 

 

 

 

 

 

 俺がダージリンに渡したのは花屋で買った108本の赤いバラだった。

 

 

 

 

 

「えっ…とても綺麗なバラですわね……。これをわたくしに…?」

 

 

 

 

 

 

 

「ああ、昨日花屋で買ったやつでさ、女性にあげたい花を聞いたらそのバラの花束を渡されたんだ。108本入ってるって。」

 

 

 

 

 

 

 

「108本……バラ……(ボンッ)」

 

 

 

 

 

 

 

 そう呟いたダージリンは暫く考え込んだ後顔を薔薇よりも真っ赤にしていた。

 

 

 

 

 

 

 

「ああああああなた!?108本の薔薇の花言葉を知っていまして?!」

 

 

 

 

 

 

 

「花言葉……?いや、特に店員からは何も言われなかったな。」

 

 

 

 

 

 

 

「いや普通女性に花を贈る事自体親しい人にしかしませんのに……!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「え?ダージリンとは仲が良いと思っていたんだけど…。俺ダージリンの事大事だし、好きだよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もうっ!神童さんったらなんで恥ずかしい事をポンポンポンポンとっ!天然たらしっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 ポカポカとダージリンに軽く胸を叩かれていた。俺は彼女の細い腕を掴み、身体をギュッと抱きしめる。

 

 

 

 

「とにかく、今日は大洗戦、あの西住みほが相手だ。ダージリン、頑張ってきてほしい。俺はいつでもダージリンの味方だ。」

 

 

 

 

 

 

 

「あぅっ❤❤❤卑怯ですのよ……、あなたはいつもそうやって、、だからあなたの事を好きになりましたのに……ゴニョゴニョ…」

 

 

 

 

 

 最後の方は聞き取れなかったが、ダージリンは俺から離れると、

 

 

 

 

 

 

「こんな格言を知っていまして?恋する乙女は無敵……なのですよ!神童さん、わたくし神童さんの為に力を尽くしますわ!」

 

 

 

 

 チュッと俺の右頬にキスを落としたダージリンは意気揚々と宿敵大洗学園に挑むのであった。

 

 

 

 

 

 

 

「108本の薔薇の意味は結婚…プロポーズですのよ……。本当に無自覚キラー…ですから。」

 

 

 

 

 

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